JPS58198933A - 秘話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は暗号によってオーディオ信号を秘匿する秘話
装置に関し、とくにオーディオ信号が秘匿されている信
号系列があたかも通常のオーディオ信号（もちろん＄１
されているオーディオ信号とは別の信号）として伝送さ
れるようにしたものである。

秘話装置には大別して時間−上で遊べ換え（スクランブ
ル）を行うものと、周波数軸で並べ換えを行うものとが
ある。鵬波数軸で並べ換えを行うものではたとえば信号
系りＵを複数の周波数スロットに分割し、このスロット
ととに異なる周波数変換を行うようにする。並べ戻しく
デスクランブル）時には上述の周波数変換と逆の周波数
変換を行って凡の周波数スロットの信号を得、これによ
って凡の信号系りυを得る。

時間軸上で１べ換えを行うものではたとえば信号糸りυ
を複数のフレームに分割し、このフレームを並べ換えた
り、またはそのフレーム中の複数のサンプリングデータ
なフレームの範囲内で並べ換えたりする。たとえば始め
の例では、第１図に示すようにして時間軸上の着ぺ換え
、並べ戻しを行う。

第１図において（１）は秘話を行う信号（秘話信号）を
入力する。ｉＩ＃ｈ信号入力端子を示し、この入力端子
（１）に入力された秘話信号がトラップ回路（２）及び
ｇ−ハス７（ルタ（３）な介しＰＣＭ（パルス符号変―
）エンコーダ（４）岐供給される。秘話信号はこのＰＣ
Ｍエンコーダ（４）でパルス符号変調されてデジタル化
され、そののちスクランブル回路（５）Ｋ供給され、こ
こで時間軸上の並べ換えが行われる。スクラ／プル化さ
れたデータ系列は合成回路（６）Ｋ供給され、ここで同
期信号入力端子（７）を介して供給されてくる同期信号
の加算が実行される。この同期信号はたとえば２ＫＨｚ
であり、前述のトラップ回路（２）の特性に符合するも
のである。すなわち秘結信号は予め同期信号に対応した
部分で抑圧されている。合成回Ｍ　１６）を経たデータ
系列はＰＣＭデコーダ（８）でアナログ信号とされ、ロ
ーパスフィルタ（９）を介して伝送路に供給される。こ
の伝送路は無線でもよいし有線でもよい。

なお、ローパスフィルタ（３１、（９）は雑音を除去す
るためのものであり、後述するローパスフィルタ（ＩＧ
。

０υも同様である。伝送路を介した信号は受信系におい
てローパスフィルタ四を介しトラップ（ロ）路働に供給
されるとともに、バンドパスフィルタ（ＩＩＫも供給さ
れる。このバンドパスフィルタαＪでは２Ｋ）（ｚの同
期信号が取り出され、この同期信号が自動ボリューム制
御回路ａ４に供給され、この制御（８号がＰＣＭエンコ
ーダｕ９に供給される。また、同期信号自体もＰＣＭエ
ンコーダαＳに供給される。

他方、トラップ＠ｗｌＩｃａを介したｍ号系列はＰＣＭ
エンコーター崗でＰＣＭ化され、そののちデスクランブ
ル回路α輪で時間軸上の並べ戻しを施される。

そしてこのようにして並べ戻されたデータ系列がＰＣＭ
デコーダ■でアナログ信号とされ、こののちローパスフ
ィルタａυを介して出力端子端から外部に出力される。

ところで、以上の秘話方式では、第１図ガの場合も含め
伝達される信号系列が秘話性の強弱にかかわらず、・い
かにも秘話化した信号であるという感じが残る。そのた
めＭＩＫ傍受者がそのキーを解読しようと動機づけられ
、この結果簡単なものでは１もに解明されてしまう。し
たがう【勢い４度の装置な必要とする秘話方式を用いる
こととなり、コストアップを招来する嫌いがあった。た
とえば信号系列をフレームごとにｌ”ＢＴ（Ａ速フーリ
エ変換器）を用いて７−リエ変換し、そのスペクトシム
を入れ換え、こののちＩＦＥＴ（高速道７−リエ変換器
）を用いて時間軸上のデータ系列を得、これを伝送し、
受信側ではこれと則−の装置により並べ戻しを行うので
ある。もちろんこのようにしても傍受者が暗号のキーを
解読しようとする限り、いずれはその秘話装置が無意味
となる。

また第２に、秘話信号を用いることが失礼になることが
ある。例えば受付は業務等で来客な前にして秘話信号を
用いて情報を交換する場合に、秘話信号を来客に傍受さ
れるといかＫもその情報交換が来客に秘匿された感じが
残ってしまうのである。

以上の不都合は特に民生品のインターフォーン等に適用
する場合には顕著なものとなる。

この発明はこのような事情を考慮し【なされたものであ
り、秘話信号でありながら、それを傍受する第３者には
あたかも通常の秘話以外の信号であるように聞こえる秘
話装置を提供することを目的としている。

この発明ではこのような′１的を達成するために、ダミ
ーをなす主信号が着しく破壊されない程度の区間に秘話
信号を挿入するようにしている。そして受信側では秘話
信号が挿入されている区間を弁別して簡Ｊ６に秘話信号
を抜き取るための同期信号が必費であり、主１１ｉ号及
び秘＃ｉ倍号の少くともいずれか一方にその同期信号を
混合するようにしている。

以下、この発明をインターホーンに適用した一実施例に
ついて第２図以降の図面を参照しながら説明しよう。

纂２図は本例インターホーンの送信機Ｑυ及び受（Ｉ慎
（２）を示すもので、この第２図において、送信慎Ｕｌ
ｌｌでは主信号入力端子＠にダミーをなす主信号ｆｄた
とえば音楽信号が供給されている。この信号はたとえば
１１４図Ｃ＆Ｃ示すものである。他方、秘結＊＊入力端
子（ハ）には秘話が行われるべき秘話信号ｆｃが供給さ
れている。この秘＃ｉ信号ｆｃはたとえば会話信号であ
る。主信号はアンプ−で増幅されたのちスイッチング回
路（ハ）および加算器（至）を介し−〔出力端子（ロ）
に送出される。スイッチング回。

ｌＮ１し０では主１ｈ号ｆｄに後述するように秘結信号
ｆ。

が介挿される。加鼻器（２）では同期信ｇｆＣＬ’の混
合が行われる。これら秘話信号ｆＣの介挿や同期信号ｆ
ＣＬ’の混合の制御は具体的にはマイクロコンビエータ
（至）により行われる。

マイクロコンピュータ（至）は周知のとおりＣＰＵ（中
央処理装置１ｔ）（ハ）、ＲＡＭ（ランダムアクセスメ
モリ）（７）およびＲＯＭ　（リードオンリーメ毫り）
６０等からなる。このマイクロコンビエータ（至）テハ
秘話信号入力端子（ハ）に供給された秘話信号ｆＣがＡ
／Ｄ変換器（２）を介してデジタル化されたのちＩ１０
ボート關を介してＣＰＵｇａに転送され、こののち）ｔ
ＡＭ（至）に書き込まれる。ここで秘話信号ｆＣは第３
図に散点で示すように３００ＨＸ〜３ＫＨＸの伝送スペ
クトラムを有し、このためＡ／Ｄ変換器（至）のす／プ
リング周波数はたとえば６ＫＨｚのものとする。

このサンプリング信号ｆ、はＣＰＵ＠からＩ１０ボート
（至）を介してＡ／Ｄ変換器（至）に供給される。秘話
信号ｆｃはたとえば１ｇｍ５ｃの７し一ムに順次分割さ
れ、このフレームごとのデータが一単位としてＲＡＭ［
に書き込まれていく。したがって一単位のデータはたと
えば６０をングリンダワードからなる。

）ＬＡＭ（７）に書き込まれているデータ＆ｉｌフレー
ムデータごとにＩ１０ボート關、Ｄ／Ａ変換器（至）を
介してスイッチング−路（ハ）に供給される。この転送
はたとえば６６ｍ５ａｏ間隔で行われる。そしてこの間
隔に同期したスイッチングノくルスｆｃＬ＃’ｃＰＵ（
２）力１らＩ１０ボー）Ｇｌを介し【スイッチング回路
（ハ）に供４図Ａ、ＢＫｉすよ５に一期したものとなっ
て（・る。

そしてスイッチングノくルスｆＣＬの反転）くルスｆＣ
Ｌがハイレベルのときには主信号ｆｄが第４図Ｅに小°
すようにスイッチング回路（ハ）を通過するようになつ
【いる。このためスイッチング回路（ハ）力箋ら番末第
４図Ｆにボすように主信号ｆｄに所定の庵期でくり返し
秘話信号ｆＣが仲人されることとなる。

また、マイクロコンビエータ（至）からσ）す／グリン
グパルスｆＣＬは同期発掘器（至）Ｋ供給され、す／ノ
°リングパルスｆＣＬと同期した同期信号（正弦波信号
）ｆＣＬ’が形成される。そしてこの同期信−号ｆＣＬ
’がスイッチング回路（ハ）からの送信信号に重畳され
て出力端子（ロ）Ｋ送出される。

なお、上述の場合では秘話信号の挿入区間をｌＱｍｌＥ
とし、他の区間’ｋ　５ＧｍｌｉａＯ（６Ｇ−１０）と
したが、音楽信号のように類似した信号が継続するよう
なものを秘匿する場合には秘話信号を挿入する区間をた
とえば５ｍ１ａｌｌｌＣと短くすることが好ましい。

また、本例ではアンプｃ２４）で増幅された主信号ｆｄ
をＡＱＣ・シュミット回路（至）に供給している。この
ＡＧＣ・シュミット回路−は増幅された主信号ｆｄのレ
ベルが所定のレベル（たとえばａｇｓ図ＤＫＶＳＨで示
す。）以下のときに検出信号を発生して、これをｌ／Ｑ
ポー）Ｕを介してＣＰＵ（２）に供給するものである。

このＡＱＣ・シュミット回路（至）ではＡＱＣ動作にハ
［定のリカバリータイムが付与される。ＡＧＣ・シュミ
ット回路（ト）から検出信号がＣＰＵ（ハ）側に１渚さ
れた場合には、ＣＰＵ（２）は主信号ｆｄに無音部分が
存在するようになったと判断し、この期間秘話１！号ｆ
ｃのフレームデータをスイッチング回路（至）に歓送し
ないようＫする。たとえば第５図人に示すように主信号
ｆｄのレベルが小さくなったときには、そのレベルの小
さい部分で第５図Ｂに示す秘＃１信号ｆｃを挿入すると
、第５図ＣＫＡで示すように秘話信号のみが浮きあがっ
て秘話情報が知られてしまうおそれがある。そこでこの
ような場合には、ＣＰＵ（２）が第５図ＣＫ人で示す秘
話信号の部分を仲人しないようにし、＃Ｉ５図Ｅに示す
ような伝送備考を得るようにしているのである。

このように形成された伝送（′ｌＩ号は一点鎖巌で示す
偏４ｉｊ＊な介して受傷ａＥの入力端子Ｕυに供給され
る。もちろん、信号線による伝送を行うのでな（ＦＭ’
ＰＡＭを行ったのち無線で伝送を行うようにしてもよい
。

受偏磯■における信号系列の並べ戻しの制御は、−ｑ４
クロコンピユータ（４４によって行われる。このマイク
ロコンピュータ（転）も上述した送信ａシυがわの一？
（クロコンピユータ（至）と１ｍ１ｉＫ、ＣＰＵ（４３
゜ＲＡＭ＠４）およびＲＯＭ（ハ）等から構成されるこ
とはもちろんである。

入力端子−りに供給されたｇｉ号系列はスイツチング回
路囮およびローパスフィルタ＠ηにそれぞれ供給される
。このローパスフィルタｒηハ第３図ｔｃａで示すよう
な特性な有するもので、このローパスフィルタ０ηによ
って上述２００　Ｈｌの同期信号が得られる。この同期
信号はＩ１０ボート−を介しＣＣＰＵ（４３に供給され
る。ＣＰ　Ｕ　４３ではこの同期信号に基づいてスイッ
チングパルスｆＣＬを彩成し、これをスイッチング回路
−に供給する。そしてこのスイッチングパルスｆｃＬが
尚レベルのタイミングで信号系列をＡ／Ｄ変侠器１４１
に供給する。他方、スイッチングパルスｆＣＬが低レベ
ルのタイミングで信号系列を主信号出力端子６１に供給
する。このため、主信号出力端子側には第４図Ｅに対応
する信号が供給されることとなる。Ａ／Ｄ変換器（４１
にはスイッチングパルスｆＣＬの位相の関係上、第４図
ＢＫ示す秘話信号ｆｃが供給され、これがデジタル信号
とされたのちｌ／Ｑポート−を介してｅＰＵ１４３に転
送される。この場合ｃ　Ｐ　［Ｊ　１３ＨｂＬらはＩ１
０ボート（碍ヲ介して＾／１）ｆ換器−にサンプリング
パルスｆ、が供給される。

Ａ／ｉ）変侠姦−罎からはスイッチングパルスｆＣＬの
周期でノー次フレームデータが送出され、この７レーム
データがＣＰ　０１４３　ｔｌ−介してｆ’ｔＡＭ（４
４１Ｋｌき込まれていく。そして、このＲＡＭ１４４１
ではフレームブールｙ拳次ストアし、一連のフレームデ
ータをつなぎ会わせた状馳でＩ／Ｑボート（ハ）を介し
てＤ／Ａ変換姦６υに供給し、ここでアナログ信号とし
たのち秘話信号出力端子−に供給する。この結末、秘結
１′ｔｉ号出力端子−には秘話信号が得られる。

このようなインターホーンでは、送信＊Ｃυの出力端子
（ロ）から第４図！に示すような信号系列が送出される
。この（１号はダミーをなす主信号が５ＱＨｚ分送出さ
れ、これに絖いてｌＱｍｌｌｃの秘話信号が送出される
ものである。したがってこの信号系列を僧堂した第３；
ｉは、信号系列のほとんどをなす主Ｉｎ　ｋｊを聞くこ
ととなり、主信号がｆ楽信号であればそれをｔｔ系とし
て受けとめ、会話信号であれば会話１ｄ号として受けと
め、その中に秘話信号が含　　　□まれていると気づく
ことがない。したがって、傍受省がその（１１号系夕Ｖ
の暗号を解読しようという動機を持つこともなく、また
、そのような信号系列を聞いた来客等が不愉快な思いを
することもな−・。

受付は業務においては、たとえば来客の種類や用件を表
わす音楽情報を複数種ＲＯＭに記憶させておき、ボタン
操作のみでそのうちの１つを秘話信号として自動的に受
信機がわに伝送し５るよ５にする等種々の態様を考え５
る。

また、本例では主信号ｆｄの無音部分およびその崗辺の
レベルの小さな部分を検出し、このときには秘話信号ｆ
ｃのフレームデータな送出しないようにしている。この
ため、主信号ｆｄのレベルが小となって、そのダミーと
しての効果がなくなったときにも、イ６ｊら不都合が生
じない。なお、受信機＠のＲＡＭ（４４）では秘話信号
ｆＣの７レームデータが新たに伝送されてくるまで書き
込みが停止される。そして、主信号ｆｄのレベルが大と
なって秘＃！ｉ信号ｆｃＯフレームデータが転送されて
きて始めて）ＬＡＭ（４４１のアドレスがインクリメン
トされる。したがって、データ・プール上何ら不都合は
ない。

なお、上述の例では、単に秘話信号をフレームととに区
切り、これを順次主信号中に挿入するようにしたが、秘
話信号の各７レームな時間軸上で並べ供えて秘話性を一
層強力にしてもよい。第４図Ｇはこのよ５Ｋした信号系
列を示し、第４図Ｅに不す秘ｌｉｉ！ｉ信号Ａ、Ｂ、Ｃ
を時間軸上でＢ、Ｃ，Ａに並べ侯えている。同様に時間
軸上の並べ換えの他の手法を採用してもよいし、周波数
軸の並べ換えを何５よ５Ｋしてもよい。

また、上述の例では秘話信号のフレームをそのｉまり形
で主信号に挿入するようにしていたため、秘話信号の伝
送に関してはその効率が小さいものとなってしまう、そ
こで送信機（２１１−では、秘話信号を時間軸圧縮した
のち並ぺ俣えを行ない、受信機＠−では、並べ戻しを打
なったのち時間軸伸長を何５ようにしてもよい。このよ
うにすればｌ対ｌの伝送効率を得ることができる。

以上述べたようＫこの発明によれば、ターン−をなす主
信号が看しく破壊されない根皮の区間に秘結＠Ｉ号を挿
入するようにしているので、伝送されている備考系夕Ｕ
を傍受した第３者がそれを秘話化された１６号系タυと
思うことがなく、このためそれを解絖したり、不愉快な
思いをしたりするとい５ことがなくなる。

また、本発明では主信号、または秘結信号に同Ｍ倍号を
１９にするようにしているため、受信機側で秘話４Ｍ号
の並べ戻しを行う際にきわめて簡単な構成で韮ぺ戻しを
行うことができる。

なお、この発明は上述実施例に制約されるものではなく
、その要旨を逸脱しない範囲で榴々変更をすることがｈ
Ｉ症である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の秘話装置の一例を示すブロック図、第２
図はこの発明をイゾターホーンに適用した一実施例を示
すブロック図、＃！３図は第２図例の主信号の周波数ス
ペクト２ムを示すための特性図、第４図および第５図は
それぞれ第２図例を説明するためのタイムチャートであ
る。 ＠は主信号入力端子、（至）は秘話信号入力端子、し四
はスイッチング回路、（至）は加算器、（ト）は同期発
振器である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ！、　主信号が著しく破壊されない程度の区間に秘話信
   号を挿入するようにしたことを特徴とする秘＃ｉ装置。 ２、主信号が着しく破壊されない程度の区間に秘話信号
   を挿入するとともに同期信号を上記主信号および秘話信
   号の少なくともいずれか一部に混合するようにした秘話
   装置。