JPS58198432A - エチレングリコ−ルモノアリ−ルエ−テルの改良された製造方法 - Google Patents

エチレングリコ−ルモノアリ−ルエ−テルの改良された製造方法

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JPS58198432A
JPS58198432A JP5938983A JP5938983A JPS58198432A JP S58198432 A JPS58198432 A JP S58198432A JP 5938983 A JP5938983 A JP 5938983A JP 5938983 A JP5938983 A JP 5938983A JP S58198432 A JPS58198432 A JP S58198432A
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phenol
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    • C07C41/01Preparation of ethers
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    • C11B9/0061Essential oils; Perfumes compounds containing a six-membered aromatic ring not condensed with another ring

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、芳香品質のエチレングリコールモノアリール
エーテルM、fHJ、tばエチレングリコールモノフェ
ニルエーテル、金製造するためのフェノール類のモノエ
トキフル化の改良した方法に関する。
エチレングリコールモノアリールエーテル類は公知であ
る。
此等の化合物は通常はアルカリ触媒の存在でフェノール
全エチレンオキサイドと反応させて得ている。アンモニ
ア、尿素、アミド類、ナトリウム及びリチウムの水酸化
物及びフェネート、水酸化カリウム及び類似物の様な多
極多様な塩基触媒を用いるプロセスが米国特許第2.8
52,566号、3.354.227号、3,364,
267号、3.525,773号、3.642.911
号及び3.644,534号に記載されている。
かかるプロセスで得られた製品が工業生産の殆んどの用
途に相応しいものであるのに対して、気にされる刺戟性
の強い金属性の°臭いが存在する為に化粧品の調合及び
6科の用途に対しては十分なものとして受入れられる様
にケよなっていない。例えばかかるプロセスで得られた
エチレングリコールモノフェニルエーテルは、それに含
まれる好ましからざる金属性の特許がエチレングリコー
ルモノフェニルエーテルの及びそれと共に用いられる香
料成分の気持の良い杏りkaいかくしてしまうので、史
に精製を行わなければ、化粧品の調合に又は香料の溶剤
及び揮発保留剤として使用することは不11=J能であ
る。エトキシル化後、エチレングリコールモノフェニル
エーテルを注意深く精留し、触媒残渣、未反応フェノー
ル及びエチレンオキサイドの高度付加物を本質的に一切
含有しない高純度のウォーターホワイトの製品を得た時
でさえも、好ましからざる金属性の特許は未だ完全には
除かれていない。
西ドイツ公開特許第3,221,170号ではエチレン
グリコールモノフェニルエーテル葡水素化硼素ナトリウ
ムと接触させ、好ましカーらざる金!!4性の%Xt−
X線−、高い有用性を持つ香料分野向けの品質のエチレ
ングリコールモノフェニルエーテルを侍る後処理方法が
開示されている。水素化硼素ナトリウムでの処理は又、
一般的に製品の精留の必要注會無くしてくれる。。
色調の改良金目的とする水素化硼素ナトリウムによる(
3カ為ら80モルのエチレンオキサイドが縮合した)ポ
リエトキシル化製品の後処理が、ベントc1ノ  コー
ポレーション ケミカルズ ディビジョン(Vgntr
on Corporation Chgrnicα18
Division )の“ハイドライド ケミカルズ 
フォー プロセス ストリーム ビュアリフイケーショ
ン(Hydridm (hgmi−cals for 
Process Stream Purificati
on ) ”と題したバフフレットの技術文献中で報告
されている。そこでは又、ポリエトキシレートの他の処
理法として、反応中に通常は起る暗色化防止の為に縮合
触媒として使用する苛性化物に水素化ωy1素ナトリウ
ムを添加したらどうかが示唆されている。同様な方法が
エトキシル化脂肪アルコール界面活性剤の製造に関しテ
、フロセス ストリーム ビュアリフイケーション ニ
ュースレター(PROCESS STEAM PURI
FIC,47′ION N洲−8Lgn’ER) 19
79年12月第3号〔チオコール/ヘントロン ディビ
ジE17 (Tkiokol/ Vgntron Di
vision )刊〕で示唆されている。上記の方法の
総てはポリエトキシレートの処理又は製造に関するもの
であシ、類似した方法で香料分野の品質のエチレングリ
コールモノフェニルエーテル類が得られることは全く示
されていない。
われわれは今や図らずも、アルカリ金属の水酸化物及び
アルカリ金属の水素化硼素化物(即ち硼水素化物)の存
在下でフェノール全モノエトキシル化する改良法に依り
香料分野の品質のエチレングリコールモノフェニルエー
テル類が得られる事を発明したのであった0、全く鴬〈
べきことには、香料分野での利用に適した製品が得られ
且つ、かかる製品にこれまで特徴的に伴われていた好ま
しからざる金属性の物臭がその痕跡すらも一切消失して
しまっている以外に、さらに反応速度の増加が観測され
ており、ある場合にはモノエトキシレートの収率の増加
が認められているのであった。
本発明のプロセスは、0.01乃至1重量パーセントの
アルカリ金緘水叡化物及び0.01乃至1重量パーセン
トのアルカリ金輌水素化硼素化物?添加済の融点以上に
保持しであるフェノールと本質的に1モル当量のエチレ
ンオキサイドとを反応させることより成る。フェノール
類は次式に対重〇、したもの但し、R′及びR“は水素
又は1乃至8個の炭素原子金有するアルキル、アルケニ
ル又はアルコキシル基である3、本プロセスはフェノー
ル及び置換基が1乃至4個の炭素原子1するモノ置換フ
ェノール類に就ての場合に特に適している。最も普通に
は、0.05から0.5重量パーセントの水酸化リチウ
ム、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムtO,05か
ら0.5重量パーセントの水素化硼素ナトリウムと共に
使用する。好ましくけ110℃乃至130℃の温度及び
約1 psi乃至50 psiの圧力でエトキシル化全
実施する。本プロセスは化粧品及び香料分野での応用に
有用なエチレングリコールモノフェニルエーテルの製造
に特に適している。
本発明の格別に有用な態様中では、上記のプロセスで得
たエチレングリコールモノアリールエーテルにその約1
0重量パーセント迄の水を導入しエチレングリコールモ
ノアリールエーテル全スチーム散布する。水(スチーム
)は高温、減圧下に保ったエチレングリコールモノアリ
ールエーテルの表面下に導入し且つ分散させる。最も一
般的方法として、エチレングリコールモノアリールエー
テルを75℃から120℃の温度及び1001w1Ht
より低い圧力に保ち、その0.5から5重量パーセント
の水を用いて散布管行う。
他の態様中では、適当な無機又は有機酸の添加に依り、
エチレングリコールモノアリールエーテルのpHt通常
約pH6,5〜7.5迄下けている。その塩が製品のエ
チレングリコールモノアリールエーテルに不溶で濾過に
より容易に除去することが可能なジー及び高度のポリカ
ルボン峡及びヒドロキシ酸、特にクエン酸が此の目的に
特に有効である。中和したエチレングリコールモノアリ
ールエーテルは、−貫した匂いのプロフィル(prof
ilms )’を有し且つ一切の金属性臭気を有してい
ない高品質の香料分野向けの品質製品を倚るためにスチ
ーム散布をも実施してもよい。
エチレングリコールモノアリールエーテル製造のための
本発明の改良したプロセスは、アルカリ金属水酸化物及
びアルカリ金属水素化硼素化物をその融点以上に保持し
たフェノールと合体させ、且つついで100℃乃至1s
ocの温度及び常圧から1000paj迄の圧力で、本
質的に1モル当量のエチレンオキサイドと反応させるこ
とより成る。本発明の他の態様では、得られたエチレン
グリコールモノアリールエーテルをついで中和し、且つ
中和に使用した酸の性質によっては、生成する叡の塩除
去のために濾過を行ってもよい。さらに他の態様では、
プロセスがエチレングリコールモノアリールエーテルを
スチームで散布する付加的工程tも含んでいる。
フェノール及び種々の置換フェノール類が本発明の方法
でモノエトキシル化可能である。代表的なフェノール類
は次式但し、R′及びR“は水素又は1乃至8個の炭素
原子含有するアルキル、アルケニル又はアルコ午シル基
である。本プロセスが特vc有効なのはフェノール及び
置換基が1乃至4個の炭素原子を持つモノ置換フェノー
ル類である。環のオルト位置に置換基を持つフェノ−゛
ルIII#i他の位置の置換フェノールよりもゆっくり
と反応するととt銘記すべきである。本発明でモノエト
キシル化可能な代表的なフェノール類は、フェノール、
クレゾール、エチルフェノール、メトキシフェノール、
t−ブチルフェノール、ジメチルフェノール、カビコー
ル及び類似物である。
本プロセスでは、フェノールを基準とし70.01重量
パーセントから111パーセント迄のアルカリ金属水酸
化物及びフェノールを基準として0.01から1重量パ
ーセントのアルカリ金属水素化硼素化物をエチレンオキ
サイドの導入以前にフェノールと合体させる。好ましく
は水素化備素ナトリウムをアルカリ金属水素化硼素化物
として用いるが、然し、水素化硼素リチウム及び水素化
硼素カリウムの様な他のアルカリ金属水素化硼素化物も
又プロセスで利用可能である。最も一般的には、O,O
Sからへ、5重量パーセントのアルカリ金属水酸化物及
び0.05から0.5重量パーセントの水素化硼素ナト
リウムを使用する。適当なアルカリ金属水酸化物は、水
酸化リチウム、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウムで
ある。
アルカリ金属水酸化物及びアルカリ金属水素化硼素化物
の飽加kg易にするためにフェノールは溶融状態にして
おく、1フエノールの温度はその温度以上でエトキシル
化反応が実施−■能ならば如何なる温度にしてもよい。
通常の実行方法ではアルカリ金属水酸化物及び水素化硼
素ナトリウムを反応!illに迄昇温中のフェノールを
入れた反応器に送入する。アルカリ金属水酸化物及び水
素化硼素ナトリウムをどの順序ででも又は同時にでも添
〃口してもよい。その結果で得られる反応物質の本質的
性質は正確には知られていないが、然し、アルカリ金属
水酸化物及びアルカリ金輌水素化硼素化物とフェノール
との反応/相互作用から生成するアルカリ金属及び硼素
のフェルレートの混合物であると信じられてりる。
代表的にはエトキシル化反応を約100C乃至150C
,及び最も普通には110C乃至130C,の温駁で実
施する。また、反応は常圧又#11000 psi迄又
はそれ以上の加圧で実施可能であシ、最も普通に祉、約
1pバと約50 psiの間の圧力で実施aJ能である
エチレングリコールモノアリールエーテルを得るために
1モル当量のエチレンオキサイド全フェノールと反応さ
せる。
エチレンオキサイドは液体でも又は気体でもフェノール
に添加するととが可能であるが、しかしモノエトキシレ
ートの収率を最高にし且つ高ILfエトキシル化された
生成物の生成を最小とするために、密閉系管用いる場合
は、10パーセントモルより多い過剰量を送入すべきで
はない。好ましくは、5パ一セントモルより少し過剰の
エチレンオキサイドを存在させる様にする。反応混合物
に若干の水分が存在する可能性のある時は、その水の量
を可能な限り少く保つことが好ましい。。
反応で発生する熱が調節可能であり且つ反応期間中の如
何なる時に於ても反応器中に大過剰のエチレンオキサイ
ドが存在しない様な速度でエチレンオキサイドに&加す
る。反応温度を許容範囲に保持するためKは外部冷却源
が普通会費であろう。反応時間は何よりも使用する反応
温度及び用いる特定のフェノールに左右される。1モル
当量のエチレンオキサイドが必ず反応して終った時又は
すべてのフェノールがエトキシル化されて了った時に反
応を終る。この終了は、反応混合物排出することによっ
て簡単に出来る。
反応を実施する一般的方法は攪拌しつつ反応器にフェノ
ールを送入する事で始まる。取扱いの容易のためにフェ
ノールは通常は溶融状態で送入するがこれは必須のこと
ではない。
加熱を一始し、ついでアルカリ金属水酸化物及び水素化
硼素ナトリウムを送入したS混合物は通常、発生するガ
スの除去を容易にするために真空に引きつつ窒素をその
中に吹き込み攪拌する。ガスの発生が全く完了した時、
混合物を反応温度に昇温し且つエチレンオキサイドの送
入を始める。エチレンオキサイドの1モル当量がフェノ
ールと反応し終る迄、反応物全所望の111度に保つ。
パッチ反応ではプロセスは典型的に上記の方法で実施さ
れるが、適当な装置及び部分的修正を利用して、半連続
又は連続的手法でも又実行可能である。
上記の方法で得られたエチレングリコールモノアリール
エーテルは史に精製を行うことなく、そのままで且つあ
る榴の一般的利用目的に適し良ものとして利用可能であ
る。例えば、この製品はある種の防腐剤及び繊維分野で
の利用に適しておりまたエステル類の製造のために各種
のカルボン酸とさらに反応させるのに利用出来る。上記
のプロセスにより得られるエチレングリコールモノフェ
ニルエーテルは、類似した条件ではあるが、反応に水素
化硼素ナトリウムを添加しないで製造した製品と比較す
ると、際立って改善された匂いの特徴を持っている。両
製品の色が本質上同一であり得るという事実に立って見
るとこの匂いの相異は全く驚くべきことである。
本発明のプロセスで得られる生成物の大巾に改善された
匂いではあるが、化粧品及び香料分計での用途に向けら
れる製品は、製品に更に処理を加える方が有利である。
此の処理法で好ましからざる金属性の臭いの複跡をも持
っていない一貫しt匂いのプロフィルを有するエチレン
グリコールモノアリールエーテル、特にエチレングリコ
ールモノフェニルエーテルを得ることが可能である。本
発明の極めて利用度の高い態様では、この結果全達成す
るために、エトキシル化反応が完了した時点で生成物を
スチーム散布する。スチームによる生成物の散布は75
C乃至120Cの温度及び1001111 Hfよシ低
い圧力に保った生成物にその10wtパーセント迄の水
を流体内に導入してスチームの型にし且つ分散させるこ
とにより達成される。水は散布リング又は他の適当な装
置を通して生成物中に導入する。好ましくは0.5乃至
5重量パーセントの水を用い且つ散布操作′に90℃乃
至110℃の温度及び50 mdi?より低い圧力で実
施する。希望しt(だけの量の水の送入が終了した後に
1次に製品を所望の水分レベル−通常1パーセントより
少く、さら1C好ましぐはo、5パーセントより少いレ
ベル迄乾燥する。この乾燥操作は、水のfji))uが
終った後に系會^空に保ち加熱することにより容易に達
成される。乾燥操作中に窒素の株な不活性な乾燥気体を
製品中に通じて水分の除去を促進してもよい。
具体例として9又はそれ以上のT)Hk持つ本プロセス
で得られたエチレングリコールモノアリールエーテルの
T)Hk低下させることも又好ましいことであろう。多
くの用途で、殊に化粧品、防腐剤及び香料調合等の用途
に対しては、エチレングリコールモノアリールエーテル
社本質的に中性(7)H6,5〜7,5)でなければな
らず、従ってかかる場合は無機又は有模酸の添加により
製品を中性にする。硫鈑及び燐鈑の様な無機酸が使用可
能である。有効な有機酸類には、ギ酸、酢酸、プロピオ
ン酸、オクタン酸、ペラルゴン酸、ラウリン鈑、ステア
リン酸、イソステアリン酸、フェニルステアリン酸、安
息香酸、トルイル酸、シュウ酸、マロン酸、アジピン酸
、ア1111 ゼライン絃、ドデカンジオイルeM (dodaca%
#dioic acid )フタル叡、クエン酸、酒石
酸、グリコール酸、乳酸及び類似ルボン叡がある。
製品を中性化すべき時は、エチレングリコールモノアリ
ールエーテルに不溶の塩を形成し、従って濾過よシ容易
にその塩の除去が可能な有機酸を利用するのが特に有利
である。此の目的で役立つ肩機販はヒドロキシ酸類及び
ジー及び高度のポリ−カルボンm類である。通常約2か
ら16個の、さらに好ましくは4から12個の炭素原子
金持つ壱機嘔で且つ脂肋族有機歇である者が格別役に立
つ。特に役に立つ脂肪族ジカルボン酸にはアジピン酸、
アゼライ/酸、セパチン酸及びドデカンジオイル酸があ
る。格別役に立つヒドロキシ脂肪族散にはグリコール酸
、乳酸、酒石酸及びクエン酸があり、クエンr1kFi
此等の中性化に特別に役立つものである。エチレング1
1・。
リコールモノアリールエーテルへの酸の添)JIJ’を
容易にするためにmt−水溶液で添加してもよい。中性
にしたエチレングリコールモノアリールエーテルは、中
性化した製品の匂イF)品位管いやが上にも高めるため
に先述した方法でスチーム散布tも又実施してもよい。
本発明全以下の実施例によってさらに群細に例示する。
実施例 l。
窒素下でフェノール會60℃に加熱して標準的なエトキ
・/ル化釜に充填した。窒素でフェノールt−激しく分
散、散布した後、0.1重量パーセントの水酸化カリウ
ム及び0.1重量パーセントの水素化硼素ナトリウム金
フェノールに加えた。反応器を真空に引き30mHfの
真空度に保つことがoJ能となり死時に反応器全密閉し
、ll0Cに加熱してエチレンオキサイドを加え始めた
。エチレンオキサイドの添加連線は、冷却をきかせつつ
温度ヲ120℃から130℃に保ち25 paigの最
大圧力に抑えることが出来る様に調節した。反工6混合
物を連続的にサンプリングし、フェノール含量が500
ppmに達した時、エチレンオキサイドの添加1止め、
反応器1100℃以下に冷却して排気した。得られた生
成物は94%のモノエトキシレート(エチレングリコー
ルモノフェニルエーテル)全含有し、9B / 100
(440及び550 mpで測定した)く−セント透過
率)の色V@會持っていた。生成物は気持の良い温和な
ノ(う、の匂い會有していた。また従来の製品に伴われ
ていた金属性の臭いは認められなかった。
比較例 1゜ 本発明の改良したプロセスで得られた製品のすぐれた品
質と比較しその品質′5c誇示する目的で、水素化硼素
ナトリウムを用いずに実施例1のプロセス全反復実施し
た。水酸化カリウムtiO,2重量パーセントはどフェ
ノールに添加した。エトキシル化は困難無く、シかし、
若干ゆつくシした速度で光子した。最終製品は76/9
4 q)色、14(440及び550m/1で測定した
パーセント透過率)t−有しておりまた90−のモノエ
トキシレート(エチレングリコールモノフェニルエーテ
ル)V含Wしていた。然し、製品に伴われたいやな刺戟
的な金属性の臭いがエチレングリコールモノフェニルエ
ーテルのほのかなパラの特徴を児全に憬いかくしていた
実施例 2゜ 本発明のプロセスで得られた製品の好ましい香料として
の特徴を増す能力會示すために、実施例1の方法で得た
製品のエチレングリコールモノフェニルエーテル’i5
0%のクエン酸水溶液を加えてpH7にまで中和し、つ
いでスチーム散布全実施した。スチーム散布は反応器の
底にある散布リング會通して1.5重量パーセントの水
を添加する間は、生成物を115℃に加熱し、また水の
添加速度全調節して60mH9の真空度が保たれるよう
にして実施した。水の添加完了後、水分含有率が0.2
重置パーセントより低くなる迄、真空下でhl熱′kh
r、けた。生成物を冷却して、中和の結果生じた不溶性
の塩除去のためにFJtした。(沸点245℃の)エチ
レングリコールモノフェニルエーテルは94チのモノエ
トキシレート會含有し且つ測定にかかる程のフェノール
金倉んではいなかった。得られた製品はほのかな新鮮な
緑のニュアンスを持つ気持の良い温和なバラの匂いを持
ち極めて有用性に富みまた一色々の香料調合に於てフェ
ネチルアルコールのバラの句調の好ましい体質香料であ
った。例えば、フェネチルアルコール5部、d−7トロ
ネロ一ル2部、l−シトロネロール2部、ゲラニオール
5部及びエチレングリコールモノフェニルエーテル1.
5部の調合品はすぐれたパラの特徴を持った香料である
実施例 3゜ 本発明のプロセスの応用性の広さ及び置換基を有するフ
ェノール類から誘導されるモノエトキシル化生酸物金得
る能力を示すために次の反応を実施した。BL応器に3
00tのp−(を−ブチル)フェノール、0.56Fの
水酸化カリウム及び0.592の水素化硼素ナトリウム
を充填した。反応混合物t125℃に加熱し、窒素でか
きまぜ分散した。ガスの発生がもう全く認められなくな
った時に反応器を封じ、温度及び圧力t 130〜14
0℃及び30〜40ps旬にそれぞれ保つ様な速度をり
て989のエチレンオキサイド管加えた。反応をさらに
30分間続けた。得られたエチレングリコールモノ−p
−(t−ブチル)フェニルエーテル生成物中には如何な
る好ましからざる金属性の臭気の痕跡もなかった。
実施例 4゜ 実施例1の記載に類似した方法で96−のモノエトキシ
レート及ヒo、o 5 mのフェノールに含trエチレ
ングリコールモノブエニルエーテルを製造した11エト
キシル化後、生成物は11.8のpHであった。pH1
−下けるために生成物試料を下記の各種有機及び無機酸
で中和した。
敏         蝦終pH 鱗  酸          676 塩  rI7t6.83 ギ  #            6.68酢  # 
         7.10プロピオン酸      
 6.97 オクタン酸        7,16 ラウリン@         7.02ステアリン@ 
       6.00安息香緻        7.
05 実施例 5゜ 実施例4と同様な方法で、そのエチレングリコールモノ
フェニルエーテル試料全下記の各種7tii機ジカルボ
ン酸及び有機ヒドロキシ酸で中和した。
k             最終pHマロン@   
          6.68アジピンhj&7.17 アゼライン酸           7.06ドデカン
ジオイル酸        6.84ヘキサデカンジオ
イルH7,07 グリコール酸          7.05クエ:/酸
             6.41上記の叡ではすべ
て不溶性の塩が中和中に生成した。中和した生成物を次
に通常の方法によって約1.5重量ノ(−セントの水で
スチーム散布した。水分含有率i0.2%より低くする
まで乾燥後、不溶性の塩除去のために炉遇し、エチレン
グリコールモノフェニルエーテルを回収し友。すべての
場合、カ11 <シて得うれた製品エチレングリコールモノフェニルエ
ーテルの匂いは出発物置に比較して格段に改善されてい
た。
以下の比較実験は、本発明のプロセスで改善された反工
ら速度が得られるとと會示すのが目的である。この実施
例でtま300tのフェノールt−1571Pのエチレ
ンオキサイドと125〜135℃及び30〜40pai
gで反応させた2実験を行った。
(&%Aで示す)第一の実験では、0.9fの水酸化カ
リウム及び0.9fの水素化砿素ナトリウムを本発明の
方法によりエトキシル化実施に先立ってフェノールに添
加し、CRunfJで示す)第二の実験ではただ水酸化
カリウム(1,82f)だけをフェノールに添加した。
F?mAでは、エチレンオキサイドとの反応は45分間
に完了し且つ得られた生成物は如何なる金属性の臭いも
持っていなかった。RmHのエトキシル化の完了にFi
SO分t−要し且つ得られた生成物は猛烈な金属性の、
・11 臭いt有していた。両生酸物が本質的に同一の色である
という事実からみると、RwnAから得られたエチレン
グリコールモノフェニルエーテルの匂いの品質上の際立
った優位性risくべきことであった。
夾施917゜ 先に記述した方法により300fOp−メトキシフェノ
ール、0.67を水酸化カリウム及びO1?Ofの水素
化鋤素ナトリウムをオートクレーブに充填した。次に1
3ト140CL:I)偏度及び30〜40 pangの
範囲に圧力1持って2−強時間の間にわたってエチレン
オキサイドを添加した。生成物はクロマトグラフ法の分
析によ、995.2−のモノエトキシル化生酸物i含む
ことが確認された。得られた生成物中には好ましからざ
る全域性の臭いの痕跡もなかった。
特許出願人  ナショナルデイステイラーズ アンドケ
ミカル コーポレーション 同   弁理士   斉 藤 武 彦 ″。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、フェノールを基準として0.01から1.0重量パ
    ーセントのアルカリ金属水酸化物及びフェノール會基準
    として01)1から1重量パーセントのアルカリ金属水
    素化硼素化物を1その融点以上の温度に保持しである式
    IOラフエノール化合物〔但し、R′及びR“は水素又
    は1乃至8個の炭素原子を持つアルキル、アルケニル又
    はアルコキシル基〕と合体させ、且つ100℃乃至15
    0Cの温度反び常圧から1000paj迄の圧力で、本
    質的に1モル当量のエチレンオキサイドと反応させるこ
    とt%徴とするエチレングリコールモノアリールエーテ
    ル類の製造方法。 2、アルカリ金属水素化硼素化物が水素化硼素ナトリウ
    ムであ染且つアルカリ金属水酸化物と水素化硼素ナトリ
    ウムともフェノール基準で0.05乃至0.5重量パー
    セントの量を使用し、且つフェノール性化合物がフェノ
    ール又は置換基に1乃至4個の炭素原子管持つモノ置換
    フェノールであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    1j4記載の方法。 3、アルカリ金属水酸化物が水酸化カリウムであシ且つ
    、110℃乃至130℃の温度及び約11siと50 
    psi間の圧力に於てエトキシル化を実施することを特
    徴とする特許請求の範囲第2墳記載の方法。 4、更に無機又は有機酸の添加によりエチレングリコー
    ルモノアリールエーテルの’I)H’に減少する工程を
    も含む特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記
    載の方法。 5、エチレングリコールモノアリールエーテルを2乃至
    16個の炭素原子を持つ脂肪族ジー又は高度ポリ−カル
    ボン鼓父はヒドロキシ酸でp H6,5〜7.5にまで
    中和することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
    方法。 6、エチレングリコールモノアリールエーテル全クエン
    阪で中和することを特徴とする特許請求の範囲第5墳記
    載の方法。 7、I!に、75C乃至120Cの温度及び100wn
     Hfより低い圧力に於てその10重量パーセント以下
    の水を表面下に導入、分散することによりエチレングリ
    コールモノアリールエーテルを散布し、且つその水分含
    有率t1・く−セ/トより低くする迄乾燥する工程tも
    含む特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれかに記載
    の方法。 8、 0.5乃至5重量パーセントの水tgE用し、9
    0℃乃至、J′ 110Cの温度及び50■Htよシ低い圧力で散布工程
    を実施する%許請求の範囲第7塊記載の方法。 9、エチレングリコールモノアリールエーテルカエチレ
    ングリコールモノフェニルエーテルである特許請求の範
    囲第8項記載の方法。 10、  その中に存在する不溶性塩の除去のためエチ
    レングリコールモノフェニルエーテル′t−濾過する追
    加工程tも含む特許請求の範囲第9項記載の方法。
JP5938983A 1982-04-09 1983-04-06 エチレングリコ−ルモノアリ−ルエ−テルの改良された製造方法 Granted JPS58198432A (ja)

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