JPS58198423A - 油脂の分別法 - Google Patents
油脂の分別法Info
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- JPS58198423A JPS58198423A JP7834082A JP7834082A JPS58198423A JP S58198423 A JPS58198423 A JP S58198423A JP 7834082 A JP7834082 A JP 7834082A JP 7834082 A JP7834082 A JP 7834082A JP S58198423 A JPS58198423 A JP S58198423A
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- liquid
- fatty acid
- surfactant
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は油脂を液体成分(低融点成分)と固体成分(高
融点成分)に工業上分離する油脂の分別法に関する。
融点成分)に工業上分離する油脂の分別法に関する。
油脂を融点の異なる二成分またはそれ以りの成分に分別
する方法は、(1)ウインクリゼーション、(2)溶剤
分別、(3)界面活性剤分別の3方法に大別される。
する方法は、(1)ウインクリゼーション、(2)溶剤
分別、(3)界面活性剤分別の3方法に大別される。
(11ウインタリゼーションは泊り旨を加熱溶解し、冷
却、熟成により結晶を析出させ、フィルタープレスや吸
引濾過で液体成分と固体成分に分別する方法である。こ
の方法は結晶に対しかなりの液体成分が混入した状態で
しか分別されず、分別効率が憇い。
却、熟成により結晶を析出させ、フィルタープレスや吸
引濾過で液体成分と固体成分に分別する方法である。こ
の方法は結晶に対しかなりの液体成分が混入した状態で
しか分別されず、分別効率が憇い。
(2)溶剤分別は溶媒としてヘキサン、アセトン、メチ
ルエチルケトン、イングロビルアルコール等を使用し、
油脂を溶剤に溶解して冷却し、結晶を析出させ、つぎに
これを固液に分けてその際に固体成分を洗浄し、最後に
それぞれ溶剤を除去して分別する方法である。この方法
は分別される生産物に対して少なくとも数倍の溶剤を分
別装置内で加熱、冷却し、循環するためにエネルギーコ
ストが高くなり、省エネルギーの見地から望−ましい方
法ではない。
ルエチルケトン、イングロビルアルコール等を使用し、
油脂を溶剤に溶解して冷却し、結晶を析出させ、つぎに
これを固液に分けてその際に固体成分を洗浄し、最後に
それぞれ溶剤を除去して分別する方法である。この方法
は分別される生産物に対して少なくとも数倍の溶剤を分
別装置内で加熱、冷却し、循環するためにエネルギーコ
ストが高くなり、省エネルギーの見地から望−ましい方
法ではない。
また危険な溶剤を取り扱わなければならない短所がある
。
。
前二者にくらべ
(3) 界面活性剤分別は有機溶剤を使用しないため
安全で設置佑費が比較的安いため広く使用されている。
安全で設置佑費が比較的安いため広く使用されている。
界面活性剤分別はウインタリゼージョンと同じく油口旨
を加熱溶解し、冷却して結晶を析出させ、ついでその結
晶゛ン含む油11旨にアルキルベンゼンスルホン酸塩、
アルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン噛鳴、石ケ
ン等の界面活性剤と電解質とを含む混合水溶液に分散さ
せ、さらにその分散液を遠心分離機にかけ、液体成分の
油層と結晶を含んだ水層に分離し、かつ水層はこれを加
熱して固体成分を分離する方法が採られている。
を加熱溶解し、冷却して結晶を析出させ、ついでその結
晶゛ン含む油11旨にアルキルベンゼンスルホン酸塩、
アルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン噛鳴、石ケ
ン等の界面活性剤と電解質とを含む混合水溶液に分散さ
せ、さらにその分散液を遠心分離機にかけ、液体成分の
油層と結晶を含んだ水層に分離し、かつ水層はこれを加
熱して固体成分を分離する方法が採られている。
このさい、使用する界面活性剤は分別した油脂が食用に
用いられる場合には食品衛生上安全なものでなくてはな
らない。このために従来中として石ケンが用いられてい
た。
用いられる場合には食品衛生上安全なものでなくてはな
らない。このために従来中として石ケンが用いられてい
た。
しかし、石ケンを使用した界面活性剤分別は液体成分が
固体成分へ混入するため満足な分別効果が得られない。
固体成分へ混入するため満足な分別効果が得られない。
また、固体成分は前記分散液を加熱して分離回収される
が、石ケンは乳化・分散能が強いため固体成分を含む分
散液から固体成分を分離するのは非常に困彊である。特
に油脂原油のような遊離脂肪酸が多く含まれている油脂
に応用する場合には石ケンの分別機能が著しく減退する
。
が、石ケンは乳化・分散能が強いため固体成分を含む分
散液から固体成分を分離するのは非常に困彊である。特
に油脂原油のような遊離脂肪酸が多く含まれている油脂
に応用する場合には石ケンの分別機能が著しく減退する
。
本発明者らは前記石ケンを界面活性剤として油l旨を分
別する方法の欠点を排除し、かつ、分別要易が食品衛生
上無害である曲り旨の分別法を提供するよう研究した結
果、炭素数8−12の脂肪酸のショva#I肪酸エステ
ルにより、分別後の油16分が食品衛生−ヒ安全で、効
率の良い分61Jが可能であることを見い出l−1また
これ1だ炭素数8−22の脂肪醜行ケンを組み合わせる
とさらに効率の良い分別が可能であることを見い出し、
本発明を完成した。
別する方法の欠点を排除し、かつ、分別要易が食品衛生
上無害である曲り旨の分別法を提供するよう研究した結
果、炭素数8−12の脂肪酸のショva#I肪酸エステ
ルにより、分別後の油16分が食品衛生−ヒ安全で、効
率の良い分61Jが可能であることを見い出l−1また
これ1だ炭素数8−22の脂肪醜行ケンを組み合わせる
とさらに効率の良い分別が可能であることを見い出し、
本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は界面活性剤及び電解質を含む
混合水溶液をmIfIl液として用い、油1旨を液体成
分と固体成分とに分別する方法において、界面活性剤と
して炭素数8−12Ω脂肪酸のショ糖脂肪酸エステル、
又はこれと炭素数8−22の脂肪酸石ケンを使用して油
脂を分別するものである。
混合水溶液をmIfIl液として用い、油1旨を液体成
分と固体成分とに分別する方法において、界面活性剤と
して炭素数8−12Ω脂肪酸のショ糖脂肪酸エステル、
又はこれと炭素数8−22の脂肪酸石ケンを使用して油
脂を分別するものである。
本発明において使用する油脂は天然に産出する油脂のほ
かそれらを水添またはエステル交換等の加工処理をした
油脂を含むものである。
かそれらを水添またはエステル交換等の加工処理をした
油脂を含むものである。
炭素数8−12の脂肪酸のショ糖脂肪酸エステルは、シ
ョ糖とカプリル酸、カプリン酸またはラウリン酷とのエ
ステルが例示される。
ョ糖とカプリル酸、カプリン酸またはラウリン酷とのエ
ステルが例示される。
脂訪醸石ケンは炭素数8−22の脂肪階塩であり、好ま
しくはオレイン酸、リノール階またはリルン酸のナトリ
ウム、カリウム、アンモニウム石ケン等が示される。油
脂原油の場合には遊M脂肪酸を含有するから、これに適
当量のアルカリ物質を添加して生成させた脂Uj醜行ケ
ンでも良い。
しくはオレイン酸、リノール階またはリルン酸のナトリ
ウム、カリウム、アンモニウム石ケン等が示される。油
脂原油の場合には遊M脂肪酸を含有するから、これに適
当量のアルカリ物質を添加して生成させた脂Uj醜行ケ
ンでも良い。
炭素数8−12の脂肪嬢のショ糖指!117i酸エステ
ルと炭素数8−22の脂肪醜行ケンを使用する場合には
その使用比率は限定されないが前者:後者の比が°5:
95−95:5、好ましくは25ニア5−75:25で
ある。
ルと炭素数8−22の脂肪醜行ケンを使用する場合には
その使用比率は限定されないが前者:後者の比が°5:
95−95:5、好ましくは25ニア5−75:25で
ある。
本発明における前記界面活性剤または前記界面活性剤の
組み合わせた使用連間は湿rll液に対し0.1−8.
0重量%が適当である。もしこの社が下限未満の場合に
は乳化プハ分赦力の不足により液体成分と固体成分の分
別が困難となり、上限をこえる場合には乳化力が強すぎ
て固体成分と湿11111!!との分離が困難となる0
電解質(たとえば硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、
硫涜アルミニウム、塩化ナトリウム等)は界面活性剤に
対するビルダーとしであるいは壇析剤として添加される
が、この電解質の適当な量は湿潤液に対し0.1−5.
0重量%であり、上限をこえる場合には塩析作用が強す
ぎて分別不可能となる。
組み合わせた使用連間は湿rll液に対し0.1−8.
0重量%が適当である。もしこの社が下限未満の場合に
は乳化プハ分赦力の不足により液体成分と固体成分の分
別が困難となり、上限をこえる場合には乳化力が強すぎ
て固体成分と湿11111!!との分離が困難となる0
電解質(たとえば硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、
硫涜アルミニウム、塩化ナトリウム等)は界面活性剤に
対するビルダーとしであるいは壇析剤として添加される
が、この電解質の適当な量は湿潤液に対し0.1−5.
0重量%であり、上限をこえる場合には塩析作用が強す
ぎて分別不可能となる。
本発明により油脂を分別するには、溶融した油脂を攪拌
しながら分離温度まで徐々に冷却して結晶化させ、つい
で同温度の湿W4液を加え、攪拌を続けると油脂と湿1
IIl液との分散液が得られる。湿潤液の使用量は、油
(資)100重′l1i1部に対して、30−200重
量部が好ましく、とくに60−100重it部が好まし
い。湿側唆が油脂に対し余りに多い場合には処理効率が
低下し、少ない場合には粘度が高くなり、流動性が低下
する0上記の分散液を遠心分離すると固体成分の油脂の
分散液と液体成分の油脂が得られる。
しながら分離温度まで徐々に冷却して結晶化させ、つい
で同温度の湿W4液を加え、攪拌を続けると油脂と湿1
IIl液との分散液が得られる。湿潤液の使用量は、油
(資)100重′l1i1部に対して、30−200重
量部が好ましく、とくに60−100重it部が好まし
い。湿側唆が油脂に対し余りに多い場合には処理効率が
低下し、少ない場合には粘度が高くなり、流動性が低下
する0上記の分散液を遠心分離すると固体成分の油脂の
分散液と液体成分の油脂が得られる。
固体成分は固体成分の分散液を融点以上、通常60−1
30℃に加熱し、遠心分離により回収される。なお本発
明の方法において、油l旨の結晶化時に湿潤液の一部を
あらかじめ添加して処理することもできる。
30℃に加熱し、遠心分離により回収される。なお本発
明の方法において、油l旨の結晶化時に湿潤液の一部を
あらかじめ添加して処理することもできる。
本発明の方法によれば今までの方法にくらべ同等の品質
の液体成分が収率よ〈得られ、より低いヨウ素価の固体
成分が得られる。とくに生理的にも安全なものとして現
在使用されている石ケンを用いた場合よりも・著しく液
体成分の収率が優れている。さらにドデシル硫酸ナトリ
ウムを用いた場合よりも液体成分の収率が擾れている。
の液体成分が収率よ〈得られ、より低いヨウ素価の固体
成分が得られる。とくに生理的にも安全なものとして現
在使用されている石ケンを用いた場合よりも・著しく液
体成分の収率が優れている。さらにドデシル硫酸ナトリ
ウムを用いた場合よりも液体成分の収率が擾れている。
本発明の方法は、特定の脂肪酸のショ糖桶肪酸エステル
またはこれと特定の石ケンを組み合わせた界面活性剤を
用いるので、得られる分別品は生理的に安全なものであ
り、かつ、効率良く分別し得る。
またはこれと特定の石ケンを組み合わせた界面活性剤を
用いるので、得られる分別品は生理的に安全なものであ
り、かつ、効率良く分別し得る。
つぎに本発明を実施例により説明する。本文中の部およ
び%はそれぞれ重駄部及び重量%を示す。
び%はそれぞれ重駄部及び重量%を示す。
実施例1−6及び比較例1−5
パーム原油(酸価92、ヨウ素価532、融点32.0
℃)100部を70℃に加熱して溶融させたのち、結晶
化槽内で20時間かけて20℃に冷却して同温すで結晶
化し優る油脂成分身結晶化させたO ついで得られた結晶油脂を含むノく一ム原油に、硫酸ナ
トリウムを3.0%及び第1表に示される界面活性剤を
同表に示す濃度で含有する混合水i@液を湿amとして
、それぞれ100部加えてよく混合して前記パーム原油
を分散させた。さらにそれぞれの得られた分数液を遠心
分離して固体成分の分散液と液体成分を得た。ついで捷
だそれぞれの固体成分の分散液を80℃に加熱し、さら
に遠心分1を行なって固体成分を得るとともに湿潤液を
回収した。
℃)100部を70℃に加熱して溶融させたのち、結晶
化槽内で20時間かけて20℃に冷却して同温すで結晶
化し優る油脂成分身結晶化させたO ついで得られた結晶油脂を含むノく一ム原油に、硫酸ナ
トリウムを3.0%及び第1表に示される界面活性剤を
同表に示す濃度で含有する混合水i@液を湿amとして
、それぞれ100部加えてよく混合して前記パーム原油
を分散させた。さらにそれぞれの得られた分数液を遠心
分離して固体成分の分散液と液体成分を得た。ついで捷
だそれぞれの固体成分の分散液を80℃に加熱し、さら
に遠心分1を行なって固体成分を得るとともに湿潤液を
回収した。
得られたそれぞれの液体成分及び固体成分の販社からそ
れぞれの収率と油1m(パーム原油)の回収率を、また
それぞれのヨウ素価を求め、得た結果を第1表に示す0 この結果から、本発明が特定する界面活性剤、または特
定の喫数個の界面活性剤を含めた湿潤剤を用いた方法は
、従来方法に比較してほぼ同じヨウ素価をもつ液体成分
を収率よ〈得ることができ、固体成分もヨウ素価の低い
も7)を得ることができ、優れた分別効果を有すること
が明らかに認められた。さらに油脂の回収率も良好f
、iz7’c・ 7.・7・″ 実施例7 実篭例1に用いたと同じパーム原油100部を60℃に
加熱して溶融してから30℃に冷却し7、ついで湿14
IIIO部を加え、さらに7時間かけて20℃に冷却し
て結晶化させた。湿潤液は0.12%の水酸化ナトリウ
ム、1.5%のシヨ砧ラウレート及び80%の硫酸マグ
ネシウムを含むものを用いた。
れぞれの収率と油1m(パーム原油)の回収率を、また
それぞれのヨウ素価を求め、得た結果を第1表に示す0 この結果から、本発明が特定する界面活性剤、または特
定の喫数個の界面活性剤を含めた湿潤剤を用いた方法は
、従来方法に比較してほぼ同じヨウ素価をもつ液体成分
を収率よ〈得ることができ、固体成分もヨウ素価の低い
も7)を得ることができ、優れた分別効果を有すること
が明らかに認められた。さらに油脂の回収率も良好f
、iz7’c・ 7.・7・″ 実施例7 実篭例1に用いたと同じパーム原油100部を60℃に
加熱して溶融してから30℃に冷却し7、ついで湿14
IIIO部を加え、さらに7時間かけて20℃に冷却し
て結晶化させた。湿潤液は0.12%の水酸化ナトリウ
ム、1.5%のシヨ砧ラウレート及び80%の硫酸マグ
ネシウムを含むものを用いた。
このI!1111液so部をさらに前記20℃で結晶析
出工程を行なったパーム原油に加え、よく混合してパー
ム原油の分散液を得た。この場合パーム原油中の遊1l
J1脂訪慣が水酸化ナトリウムにより中和されて石ケン
になった。この分散液を実施例1に準じて処理して液体
成分と固体成分を得、キ墾、それについて収率、ヨウ素
価おtび融点を求め、f@た結果を第2表に示す。
出工程を行なったパーム原油に加え、よく混合してパー
ム原油の分散液を得た。この場合パーム原油中の遊1l
J1脂訪慣が水酸化ナトリウムにより中和されて石ケン
になった。この分散液を実施例1に準じて処理して液体
成分と固体成分を得、キ墾、それについて収率、ヨウ素
価おtび融点を求め、f@た結果を第2表に示す。
以上の結果から実権例7の界面活性剤の組み合わせは、
油脂に対して優れた分別効果を示すことが認められた。
油脂に対して優れた分別効果を示すことが認められた。
実施例8及び比較例6
牛脂原油(酸価65、ヨウ素価496、融点40.9℃
)100部を70℃に加熱したのち、結晶化槽内で7時
間かけて25℃に冷却して結晶化させた。これに0.5
%の7ヨ糖カブリレートと2.0%の硫酸ナトリウムを
含む湿潤液80部を加え、混合して牛脂原油の分散液を
tp+た。
)100部を70℃に加熱したのち、結晶化槽内で7時
間かけて25℃に冷却して結晶化させた。これに0.5
%の7ヨ糖カブリレートと2.0%の硫酸ナトリウムを
含む湿潤液80部を加え、混合して牛脂原油の分散液を
tp+た。
この分散液を遠心分離により液体成分と固体成分の分散
、夜とに分離したのち、固体成分の分散液は75℃に加
熱してから遠心分離を行い、固体成分を得るとともに湿
潤液を回収した。得られたそれぞれの液体成分及び固体
成分の収率及びヨウ素価を第3表に示す。また比較例6
として上記の牛脂原油100部に、0,5%のオレイン
酸ナトリウムと2.0%の硫酸ナトリウムを含むiW4
液を80部添加し、混合して得られた分散液を前記方法
に準じて処理して液体成分と固体成分を得た。得られた
液体成分及び固体成分の収率及びヨウ素価を第3表に示
す。
、夜とに分離したのち、固体成分の分散液は75℃に加
熱してから遠心分離を行い、固体成分を得るとともに湿
潤液を回収した。得られたそれぞれの液体成分及び固体
成分の収率及びヨウ素価を第3表に示す。また比較例6
として上記の牛脂原油100部に、0,5%のオレイン
酸ナトリウムと2.0%の硫酸ナトリウムを含むiW4
液を80部添加し、混合して得られた分散液を前記方法
に準じて処理して液体成分と固体成分を得た。得られた
液体成分及び固体成分の収率及びヨウ素価を第3表に示
す。
これらの結束から実施例8に示す界面活性剤(11、油
脂に対して優れた分別効果を示すことが認められた。
脂に対して優れた分別効果を示すことが認められた。
実施例9及び比較例7.8
実施例9として部分水添した米ぬか硬化油(酸価0,7
5、ヨウ素価745、融点31.5℃、トランス酸57
.1%)100部を50℃に加熱したのら、結晶化槽内
で24時間かけて22℃に冷却して結晶化させた。
5、ヨウ素価745、融点31.5℃、トランス酸57
.1%)100部を50℃に加熱したのら、結晶化槽内
で24時間かけて22℃に冷却して結晶化させた。
これに2.0%のショ糖ラウレート、0.5%のカプリ
ル酸ナトリウムと2.0%のメタリン醸ナトリウムを含
むmlR液l o o部を加えて実施例1に準じて処理
して液体成分と固体成分を得た。
ル酸ナトリウムと2.0%のメタリン醸ナトリウムを含
むmlR液l o o部を加えて実施例1に準じて処理
して液体成分と固体成分を得た。
得られた液体成分及び固体成分の収率及びヨウ素価を第
4表に示す。
4表に示す。
また、比較例7.8として上記硬化油100部に20%
のオレイン酸ナトリウムと2.0%のメタリン酸ナトリ
ウムを含む湿潤液100部ならびに0.5Xのカプリル
階ナトリウムと20%のメタリン酸ナトリウムを含む湿
潤液100部をそれぞれ添加し、実施例9の方法に準じ
て処理して液体成分と固体成分を得た。得られたそれぞ
れの液体成分及び固体成分の収率及びヨウ素価を第4表
に示す。
のオレイン酸ナトリウムと2.0%のメタリン酸ナトリ
ウムを含む湿潤液100部ならびに0.5Xのカプリル
階ナトリウムと20%のメタリン酸ナトリウムを含む湿
潤液100部をそれぞれ添加し、実施例9の方法に準じ
て処理して液体成分と固体成分を得た。得られたそれぞ
れの液体成分及び固体成分の収率及びヨウ素価を第4表
に示す。
これらの結果から実施例9に示す界面活性剤の組み合わ
せは油脂に対して優れた分別効果を示すことが認められ
た。
せは油脂に対して優れた分別効果を示すことが認められ
た。
特許出願人 日本油脂株式会社
代理人弁理士 漫 野 豐 inJ
手続補正書(方式)
昭和57年 9116日
特許庁り名 若杉和夫 殿
l 事件の表示
昭和57年 特訂願第 7)+340号3 補正を
する者 事件との関係 特許出願人 1M″% 東京都千代田区有楽町1丁口10番1号氏
名(名称ン 日本油脂株式会社 4、代理人 6 補正により増力]ける発明の数 07 補正の対象
1 (+1明細書 の発明の詳細な説明りず関8 補正の内
容 一部にI−ル111き記載がしである明細書10][,
11真%141及び16真のそれぞれを別紙★−ボン紙
書−零のものと筆し譬える。
する者 事件との関係 特許出願人 1M″% 東京都千代田区有楽町1丁口10番1号氏
名(名称ン 日本油脂株式会社 4、代理人 6 補正により増力]ける発明の数 07 補正の対象
1 (+1明細書 の発明の詳細な説明りず関8 補正の内
容 一部にI−ル111き記載がしである明細書10][,
11真%141及び16真のそれぞれを別紙★−ボン紙
書−零のものと筆し譬える。
実−[7
実mfiIK用1.’%;&ト1kijシバームIIL
油100m5を60℃に加熱してm−してから30CK
冷却し、ついで湿fill鍛lO部を加え、さらに7時
間かけて20CK冷却して結晶化させ友。−調液はα1
2%の水酸化ナトリウム、15Nのショ輔うウV−F及
び8.0 %の鎗啼マグネシウムを含む−Of:用い九
〇 こむ舖@液秘0部をざらに曲記20℃で結晶析出1梶を
行なったパー五*蘭に加え、よく諷合してパー五原油の
分散[を慢た◎ζO場合パーム庫噛中のam*u酸が水
酸化ナトリウムによ抄中和されて石り/になった。この
分散液を爽mN I K拳じて処理して液体成分と固体
成分kl!1、′糧ぞれについて収率、冒り嵩愉および
一点を求め、f+#た&!l果を第2表に示す。
油100m5を60℃に加熱してm−してから30CK
冷却し、ついで湿fill鍛lO部を加え、さらに7時
間かけて20CK冷却して結晶化させ友。−調液はα1
2%の水酸化ナトリウム、15Nのショ輔うウV−F及
び8.0 %の鎗啼マグネシウムを含む−Of:用い九
〇 こむ舖@液秘0部をざらに曲記20℃で結晶析出1梶を
行なったパー五*蘭に加え、よく諷合してパー五原油の
分散[を慢た◎ζO場合パーム庫噛中のam*u酸が水
酸化ナトリウムによ抄中和されて石り/になった。この
分散液を爽mN I K拳じて処理して液体成分と固体
成分kl!1、′糧ぞれについて収率、冒り嵩愉および
一点を求め、f+#た&!l果を第2表に示す。
Claims (1)
- 界面活性剤及び電解質を含む混合水溶液を湿114液と
して用い、油脂を液体成分と固体成分とに分別する方法
において、界面活性剤として炭素数8−12の脂肪酸の
ショ糖脂肪酸エステル、又はこれと炭素数8−22の脂
訪憧石ケンを使用することを特徴とする油脂の分別法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7834082A JPS58198423A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 油脂の分別法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7834082A JPS58198423A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 油脂の分別法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58198423A true JPS58198423A (ja) | 1983-11-18 |
Family
ID=13659247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7834082A Pending JPS58198423A (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 油脂の分別法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58198423A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63193991A (ja) * | 1987-02-06 | 1988-08-11 | 花王株式会社 | 油性物質を種々の融点の成分に分離する方法 |
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