JPS6017000B2 - 油脂の溶剤分別結晶法 - Google Patents
油脂の溶剤分別結晶法Info
- Publication number
- JPS6017000B2 JPS6017000B2 JP6911476A JP6911476A JPS6017000B2 JP S6017000 B2 JPS6017000 B2 JP S6017000B2 JP 6911476 A JP6911476 A JP 6911476A JP 6911476 A JP6911476 A JP 6911476A JP S6017000 B2 JPS6017000 B2 JP S6017000B2
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- Japan
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- fats
- oils
- solvent
- gum
- crystallization method
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- Fats And Perfumes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は油脂の溶剤分別結晶法に関するものであり、更
にシア脂等のガム物質を含有する油脂より溶剤分別結晶
法によりガム物質を除去すると同時にガム物質を含まな
い分別油脂を製造する方法に関するものである。
にシア脂等のガム物質を含有する油脂より溶剤分別結晶
法によりガム物質を除去すると同時にガム物質を含まな
い分別油脂を製造する方法に関するものである。
天然油脂例えばパーム油、シア脂、フルワラ脂等を溶剤
分別結晶法により分別した分別油脂を力カオバター代用
脂等に利用することは公知である。
分別結晶法により分別した分別油脂を力カオバター代用
脂等に利用することは公知である。
特にシア脂はその分別油脂がカカオバター代用脂として
陵れた特性をもっているため、我国では大量に利用され
ている。シア脂は公知の如く1〜10%の不鹸化物を天
然に含有し、特に不鹸化物中トリテルベン等のテリベノ
ィド系不鹸化物は油脂より除去することが困難で、この
ことがシア脂を用いた油脂製品の風味不良、品質劣化の
原因となっている。
陵れた特性をもっているため、我国では大量に利用され
ている。シア脂は公知の如く1〜10%の不鹸化物を天
然に含有し、特に不鹸化物中トリテルベン等のテリベノ
ィド系不鹸化物は油脂より除去することが困難で、この
ことがシア脂を用いた油脂製品の風味不良、品質劣化の
原因となっている。
シア脂のガム物質の除去法として従来行われている方法
はアセトン、メチルエチルケトン等の溶剤を用いた溶剤
分別結晶法による方法であってガム物質をシア脂の高融
点トリグリセラィド部と共に再結晶させて除去する。
はアセトン、メチルエチルケトン等の溶剤を用いた溶剤
分別結晶法による方法であってガム物質をシア脂の高融
点トリグリセラィド部と共に再結晶させて除去する。
しかしアセトン、メチルエチルケトン等を用いる従来法
ではガム物質が分画したトリグリセラィド部にガム物質
の融点の差によって各トリグリセラィド分画に配分され
て充分な除去が困難である。例えば特公昭46一435
49にはガム物質のトリグリセラィド部より除去するこ
との困難性について記載されている。本発明者はn−へ
キサンを用いた油脂の溶剤分別結晶法について研究の結
果、nーヘキサン単独では従来法以上にガム物質の除去
が困難であるが、炭素数1〜4の脂肪族1価アルコール
を併用することにより全くガム物質を含まないトリグリ
セラィド分画を得ることに成功し、又油脂の分別の選択
性も著しく向上してカカオバター代用脂等の分別油脂の
工業的製造に適していることを発見して本発明を完成し
た。本発明の方法を説明すると、炭素数1〜4の脂肪族
1価アルコールとしては、例えばメチルアルコール、エ
チルアルコ−ル、プロピルアルコール、ブチルアルコー
ル及びその異性体等をあげることができる。
ではガム物質が分画したトリグリセラィド部にガム物質
の融点の差によって各トリグリセラィド分画に配分され
て充分な除去が困難である。例えば特公昭46一435
49にはガム物質のトリグリセラィド部より除去するこ
との困難性について記載されている。本発明者はn−へ
キサンを用いた油脂の溶剤分別結晶法について研究の結
果、nーヘキサン単独では従来法以上にガム物質の除去
が困難であるが、炭素数1〜4の脂肪族1価アルコール
を併用することにより全くガム物質を含まないトリグリ
セラィド分画を得ることに成功し、又油脂の分別の選択
性も著しく向上してカカオバター代用脂等の分別油脂の
工業的製造に適していることを発見して本発明を完成し
た。本発明の方法を説明すると、炭素数1〜4の脂肪族
1価アルコールとしては、例えばメチルアルコール、エ
チルアルコ−ル、プロピルアルコール、ブチルアルコー
ル及びその異性体等をあげることができる。
炭素数1〜4の脂肪族1価アルコールを15〜8の重量
%含有するn−へキサンに油脂を混合し、この混合系を
40qo以上、好ましくは30℃以上の部分的加熱が生
起しない様に加熱して20〜3000に昇温し油脂を完
全に溶解する。油脂に対する溶剤の比率は1以上好まし
くは2〜4である。次に透明に熔解した溶液中に遊離し
たガム物質を除去して脱ガムを完了する。ガム物質は3
0ooをこえて昇塩すると溶剤中で融解を始めガム物質
結晶が互に融着結合し、40o○以上で溶剤中に透明に
熔解し炉別不能となり、改めて冷却再結晶が必要である
が、再度油脂の溶解温度20〜3000に昇温すると分
別可能となる。但し油脂の高融点結晶部と同時に分別す
る場合は冷却再結晶後の昇温は不要である。ガム物質の
再結晶温度は15〜20qoが好適である。各トリグリ
セラィド部の分画の具体は、原料油脂の種類、目的製品
の種類等により−義的には規定できないが、通常の方法
の範囲内で適宜選択すればよい。シア脂のガム質はnー
ヘキサンに可溶であり、アルコール15%未満の濃度で
はガム質の不熔溶媒とならないので脱ガム効果を得るこ
とができない。逆にへキサン20%未満のアルコールの
場合は析出温度ゾーンにおけるトリグリセリドの溶解度
が低く選択的な晶析分取ができない。本発明の方法は特
にガム物質の除去に優れた効果を発揮すると共にガム物
質を含まない油脂の分別にも優れた効果があり、このこ
とは後記実施例により明らかである。
%含有するn−へキサンに油脂を混合し、この混合系を
40qo以上、好ましくは30℃以上の部分的加熱が生
起しない様に加熱して20〜3000に昇温し油脂を完
全に溶解する。油脂に対する溶剤の比率は1以上好まし
くは2〜4である。次に透明に熔解した溶液中に遊離し
たガム物質を除去して脱ガムを完了する。ガム物質は3
0ooをこえて昇塩すると溶剤中で融解を始めガム物質
結晶が互に融着結合し、40o○以上で溶剤中に透明に
熔解し炉別不能となり、改めて冷却再結晶が必要である
が、再度油脂の溶解温度20〜3000に昇温すると分
別可能となる。但し油脂の高融点結晶部と同時に分別す
る場合は冷却再結晶後の昇温は不要である。ガム物質の
再結晶温度は15〜20qoが好適である。各トリグリ
セラィド部の分画の具体は、原料油脂の種類、目的製品
の種類等により−義的には規定できないが、通常の方法
の範囲内で適宜選択すればよい。シア脂のガム質はnー
ヘキサンに可溶であり、アルコール15%未満の濃度で
はガム質の不熔溶媒とならないので脱ガム効果を得るこ
とができない。逆にへキサン20%未満のアルコールの
場合は析出温度ゾーンにおけるトリグリセリドの溶解度
が低く選択的な晶析分取ができない。本発明の方法は特
にガム物質の除去に優れた効果を発揮すると共にガム物
質を含まない油脂の分別にも優れた効果があり、このこ
とは後記実施例により明らかである。
次に、実施例により本発明の方法を説明する。実施例
1シア脂100gをn−へキサン1008とエチルアル
コール10咳rの混合溶剤に混合し40℃の温水浴中で
損拝しながら加熱し25ooに昇温した。
1シア脂100gをn−へキサン1008とエチルアル
コール10咳rの混合溶剤に混合し40℃の温水浴中で
損拝しながら加熱し25ooに昇温した。
次に溶液中に遊離したガム物質を炉過し3.&×のガム
物質を除去し蝿拝−しながら毎分0.5ooの割合で冷
却して20午0とし3船ふ間保持して後、炉過して高融
点トリグリセラィド部0.5幻を得、更に炉液部を同様
に冷却して0℃とし3粉ふ間保持して後、晶出した結晶
部を炉別して中融点トリグリセライド部69群を得た。
実施例 2 精製パーム油100幻をnーヘキサン200釘とブタノ
ール50餌の混合溶剤に溶解し燭拝しながら毎分0.6
0の割合で徐冷して20q0迄冷却し、そのまま3■ふ
間保持して後炉過して高融点結晶部7.被rを得た。
物質を除去し蝿拝−しながら毎分0.5ooの割合で冷
却して20午0とし3船ふ間保持して後、炉過して高融
点トリグリセラィド部0.5幻を得、更に炉液部を同様
に冷却して0℃とし3粉ふ間保持して後、晶出した結晶
部を炉別して中融点トリグリセライド部69群を得た。
実施例 2 精製パーム油100幻をnーヘキサン200釘とブタノ
ール50餌の混合溶剤に溶解し燭拝しながら毎分0.6
0の割合で徐冷して20q0迄冷却し、そのまま3■ふ
間保持して後炉過して高融点結晶部7.被rを得た。
次に炉液部を同様に徐冷して0℃とし30分間保持して
後中融点結晶部を炉則して52.雄rのカカオバター代
用脂を得た。比較例 1 精製シア脂100餌と20qoのnーヘキサン200針
を混合すると精製シア脂はガム質共完全に溶解する。
後中融点結晶部を炉則して52.雄rのカカオバター代
用脂を得た。比較例 1 精製シア脂100餌と20qoのnーヘキサン200針
を混合すると精製シア脂はガム質共完全に溶解する。
次に蝿拝しながら毎分0.5ooの割合で15CO迄冷
却する。そのま)9び分間保持すると徐々に結晶が析出
するので析出した結晶を炉別して4.5grの結晶部を
得た。更に炉液部を同様に冷却して−7℃とし57群の
中融点トリグリセラィド部を得た。比較例1と実施例1
で得られた各々の高融点部、中融点部、液体油部のガム
物質含量を第1表に示す。第1表 比較例 2 精製パーム油100餌を2000のnーヘキサン250
gに混合溶解する。
却する。そのま)9び分間保持すると徐々に結晶が析出
するので析出した結晶を炉別して4.5grの結晶部を
得た。更に炉液部を同様に冷却して−7℃とし57群の
中融点トリグリセラィド部を得た。比較例1と実施例1
で得られた各々の高融点部、中融点部、液体油部のガム
物質含量を第1表に示す。第1表 比較例 2 精製パーム油100餌を2000のnーヘキサン250
gに混合溶解する。
次に実施例2と同機にして10午○で高融点結晶部私な
、一18℃で中融点結晶部51Qを得た。比較例2と実
施例2で得られた各々の中融点結晶部のカカオバター代
用脂としての特性を第2表に示す。
、一18℃で中融点結晶部51Qを得た。比較例2と実
施例2で得られた各々の中融点結晶部のカカオバター代
用脂としての特性を第2表に示す。
実施例2で得たカカオバター代用脂は比較例2のカカオ
バター代用脂より鋭敏な融解曲線を示し特性が著しく改
良されていることがわかる。
バター代用脂より鋭敏な融解曲線を示し特性が著しく改
良されていることがわかる。
第2表実施例 3
精製シア脂100餅をn−へキサン100群とメチルア
ルコール300餌の混合溶剤に混合し30℃の温水浴中
で加熱して2500とし遊離するガム物質4.3群を除
去した。
ルコール300餌の混合溶剤に混合し30℃の温水浴中
で加熱して2500とし遊離するガム物質4.3群を除
去した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 油脂を溶剤分別結晶法により分別するにあたり、溶
剤として炭素数1〜4の脂肪族1価アルコールを15〜
80重量%含有するn−ヘキサンを使用することを特徴
とする油脂の溶剤分別結晶法。 2 ガム物質含有の油脂と溶剤との混合系を20〜30
℃に加温し、系内に遊離するガム物質を除去する特許請
求の範囲第1項記載の油脂の溶剤分別結晶法。 3 ガム物質含有の油脂がシア脂である特許請求の範囲
第2項記載の油脂の溶剤分別結晶法。 4 油脂がパーム油である特許請求の範囲第1項記載の
油脂の溶剤分別結晶法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6911476A JPS6017000B2 (ja) | 1976-06-11 | 1976-06-11 | 油脂の溶剤分別結晶法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6911476A JPS6017000B2 (ja) | 1976-06-11 | 1976-06-11 | 油脂の溶剤分別結晶法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52151306A JPS52151306A (en) | 1977-12-15 |
JPS6017000B2 true JPS6017000B2 (ja) | 1985-04-30 |
Family
ID=13393277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6911476A Expired JPS6017000B2 (ja) | 1976-06-11 | 1976-06-11 | 油脂の溶剤分別結晶法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017000B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0385456U (ja) * | 1989-12-22 | 1991-08-29 | ||
JPH03125051U (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-18 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4601857A (en) * | 1983-07-26 | 1986-07-22 | Nestec S. A. | Process for fat fractionation with azeotropic solvents |
JPS6142595A (ja) * | 1984-08-02 | 1986-03-01 | 旭電化工業株式会社 | シア脂の脱ガム方法 |
JP4586220B2 (ja) * | 1999-09-30 | 2010-11-24 | 不二製油株式会社 | シア脂からの不鹸化物分離法 |
WO2011122278A1 (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-06 | 不二製油株式会社 | シア脂の抽出法 |
-
1976
- 1976-06-11 JP JP6911476A patent/JPS6017000B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0385456U (ja) * | 1989-12-22 | 1991-08-29 | ||
JPH03125051U (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52151306A (en) | 1977-12-15 |
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