JPS58198317A - 鍋の柄に関する構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 鍋の柄に関する構造 本発明は鍋を使用する時、鍋の柄が加熱され、鍋の柄の
把手を直接握り難くなる程高温になるのを防止する防熱
板に関するものであり、更に詳しくは、鍋を加熱する時
、即ち鍋の底部を可燃ガス、電熱器等で加熱すると、高
温の燃焼気体が、鍋の底部から側壁に沿って上昇し、鍋
の柄及び把手を加熱し、高温となるため直接把手を素手
で握る事が出来ない。

本発明は、これを改善する方法として、鍋の柄の把手部
を高温の気体から保護する方法とじて鍋の側壁の外周部
に、鍋の柄の取付部に、或は鍋の柄の中間部に、把手を
高温気体から保護するに充分な広さを持つ防熱板を取付
ける構造を発明した。

本発明を図面に示した実施例について説明するａは鍋の
本体、ｂは鍋の柄の把手、Ｃは鍋の柄ｄは防熱板を示し
ている。

第１図は防熱板ｄが鍋の本体ａの側面に取付けられ、そ
の上部に鍋の柄Ｃが防熱板ｄと一体となり取付けられた
実施例である。

第２図は防熱板が鍋の本体の側面に取付けられ鍋の柄は
防熱板より離れて上部に取付けられた実施例である。

第３図は防熱板が鍋の柄の中間部に取付けられた実施例
である。

第４図は、フライ鍋等の片手持ち鍋の場合に把手すの前
方に防熱板ｄを取付けた実施例である。

第５図は鍋本体ａの側面最上部に鍋の柄Ｃと防熱板ｄ゛
とを一体として取付けた場合の実施例である。

第６図は鍋の柄Ｃの片方が直接鍋の本体ａに取付けられ
他の片方が防熱板ｄ上に取付けられた実施例である。

貢上第１図から第６図は鍋の柄Ｃの取付は状態に対して
の防熱板ｄの取付位置を示したもので防熱板は平面状（
第４図のフライ鍋の場合は円錐形状である）で示してい
る。防熱板の大きさは、鍋の使用時に加熱された高温燃
焼気体が、直接把手に当らない程度の大きさでよい。

形状は短形型でも楕円形型でも任意の形状で差支へない
。図面では防熱板を平面状で示していない。材質は鍋本
体と同質のアルミ合金、銅合金、ステンレス合金等でよ
く、又異種合金でも差支へない。

第７図は防熱板ｄの三方の遊送を少し下方方向に折り曲
げた場合の実施例である。

子板の場合に比較して防熱板の大きさを少し小さくして
もよい。

第８図は防熱板ｄの全体を下方方向に少し曲げた場合の
実施例である。第７図の防熱板に比し加工度は高くなる
が、煮こぼれは全部直に下方に落下する利点がある。

第９図は防熱板ｄの鍋の本体ａとの取付部の原対側の遊
送を大きく下方に曲げた場合の実施例である。この防熱
板では高温の上昇燃焼気体は鍋の縁周の切線方向に逃げ
、把手を握るため手を鍋の中心部に向って、左右から鍋
め柄に近づける時、燃焼気体が全然手に触れなくなる。

第１Ｏ図は第９図の防熱板ｄを更に鍋の縁周の切線方向
に対して上方に曲げ加工を加へた防熱板の実施例である
。第９図の防熱板に比較して更に高温燃焼ガスの逃げが
早くなり防熱効果は大きい。

第１１図は防熱板ｄを鍋の底面と側面との交る湾曲部に
袴の様に取付けた実施例である。

鍋の柄の下に当る部分には上昇燃焼ガスが通り抜ける孔
はなく、その他の部分には図に示す様に適当なスリット
状の孔を開けた防熱板である。

この場合、防熱効果をあげようとすれば孔が小さく、少
くなり、鍋の中では温度差が出来易くなり不都合が起り
易い。鍋の中で小量のものを加熱する場合には特に有効
である。

第７図から、第１１図の場合の防熱板も材質はアルミ合
金、銅合金、ステンレス合金等でよく鍋の本体或は柄と
同質でも差支へない。

大きさも鍋の使用時に、高温燃焼気体が直接把手に当ら
ない程度の大きさで差、支へない。

以上の防熱板を鍋に取付けることにより、今まで直接手
で握ることが出来なかった鍋の把手も容易に握ることが
出来るようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図から第１１図はこの発明の鍋の柄の防熱板の実施
例を示すもので各図中（Ｎ′は平面図　（Ｂ）は側面図
　（ＱはＢ図のＸ−Ｘ断面の断面図を示す。 ａ：鍋の側壁　ｂ：鍋の柄の把手　Ｃ：鍋の柄ｄ：防熱
板　　ｅ：燃焼ガスの排出口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 鍋の柄の把手の下部に（フライ鍋等片手持ちの鍋につい
   ては把手の前方に）防熱板を鍋の柄の中間部、鍋の柄の
   取付部、或は鍋の本体に取付けた構造である。