JPS5819562Y2 - 電子写真複写機の液体現像装置 - Google Patents
電子写真複写機の液体現像装置Info
- Publication number
- JPS5819562Y2 JPS5819562Y2 JP14437276U JP14437276U JPS5819562Y2 JP S5819562 Y2 JPS5819562 Y2 JP S5819562Y2 JP 14437276 U JP14437276 U JP 14437276U JP 14437276 U JP14437276 U JP 14437276U JP S5819562 Y2 JPS5819562 Y2 JP S5819562Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- developing device
- copying machine
- developer tank
- electrophotographic copying
- liquid developing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Wet Developing In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子写真複写機の液体現像装置、詳しくはバイ
アス電圧に印加する液体現像装置に関するものである。
アス電圧に印加する液体現像装置に関するものである。
従来の現像装置では現像される複写紙のかぶりや裏汚れ
を防止したり、複写紙上の潜像電荷のない部分にトナー
を付着させるいわゆる反転現像を行ったりするために現
像液槽に設けた導電性材料からなるローラ一対などにバ
イアス電圧を印加することが広く行われていた。
を防止したり、複写紙上の潜像電荷のない部分にトナー
を付着させるいわゆる反転現像を行ったりするために現
像液槽に設けた導電性材料からなるローラ一対などにバ
イアス電圧を印加することが広く行われていた。
このバイアス電圧を印加するとき、ローラ一対の一方の
ローラーは他の接地された部材、例えば現像液槽から電
気的に絶縁する必要があるために絶縁性軸受を介して、
現像液槽に設けられていた。
ローラーは他の接地された部材、例えば現像液槽から電
気的に絶縁する必要があるために絶縁性軸受を介して、
現像液槽に設けられていた。
この現像装置を使用開始すると、開始後しばらくは前記
軸受によってローラーが絶縁されているために２つのロ
ーラー間でバイアス電圧が有効に作用しているが、長時
間使用していると、絶縁性の有機溶液中に分散された導
電性のトナーがトナーの帯電極性と逆の電圧を有するロ
ーラーや現像液槽に付着し、更に絶縁性軸受にも付着す
る。
軸受によってローラーが絶縁されているために２つのロ
ーラー間でバイアス電圧が有効に作用しているが、長時
間使用していると、絶縁性の有機溶液中に分散された導
電性のトナーがトナーの帯電極性と逆の電圧を有するロ
ーラーや現像液槽に付着し、更に絶縁性軸受にも付着す
る。
このように絶縁性軸受にもトナーが付着すると、前記ロ
ーラーの絶縁状態が悪く、付着したトナーを介して前記
ローラーと現像液槽とが導通状態となり２つのローラー
間にバイアス電圧が有効に働かなくなる。
ーラーの絶縁状態が悪く、付着したトナーを介して前記
ローラーと現像液槽とが導通状態となり２つのローラー
間にバイアス電圧が有効に働かなくなる。
そのため複写紙のかぶり、裏汚れ、反転現像では現像不
足などが生じ、現像特性が安定しない欠点があった。
足などが生じ、現像特性が安定しない欠点があった。
このような欠点は静電潜像転写型の電子写真複写機のよ
うなトナー濃度が高い現像液を使用する装置では顕著に
あられれ、２ないし３週間で現像装置の現像バイアス印
加の効果が消滅してしまいそのたびに現像装置を清掃し
なければならないものである。
うなトナー濃度が高い現像液を使用する装置では顕著に
あられれ、２ないし３週間で現像装置の現像バイアス印
加の効果が消滅してしまいそのたびに現像装置を清掃し
なければならないものである。
本考案の目的は前記欠点を解決したもので、バイアス電
圧が長期間安定して且つ有効に働く現像装置を提供する
ことにある。
圧が長期間安定して且つ有効に働く現像装置を提供する
ことにある。
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
１は本考案に係る現像装置であり、受皿２と、この受皿
２の内部に設けられた現像液槽３とからなり、この現像
液槽３は前後の側板３ａ 、３ｂが左右の側板３ｃ、３
ｄより低く形成されている。
２の内部に設けられた現像液槽３とからなり、この現像
液槽３は前後の側板３ａ 、３ｂが左右の側板３ｃ、３
ｄより低く形成されている。
給液パイプ４は一端が現像液槽３の底部に、他端が受皿
２の底部に配置されたポンプ５に接続されている。
２の底部に配置されたポンプ５に接続されている。
絶縁性の有機溶液と導電性のトナーとからなる現像液６
は受皿２に収納されポンプ５によって給液パイプ４を通
って現像液槽３に供給され、更に現像液槽３の前後の側
板３ａ 、３ｂを乗りこえて受皿２にもどる循環路を循
環すべくなされている。
は受皿２に収納されポンプ５によって給液パイプ４を通
って現像液槽３に供給され、更に現像液槽３の前後の側
板３ａ 、３ｂを乗りこえて受皿２にもどる循環路を循
環すべくなされている。
この現像液槽３には３対の電極ローラー７・８．９・１
０，１１・１２が設けられ、上ローラ−？、９，１１は
夫々軸１３・１４・１５により支持され、絶縁性材料か
らなる軸受１６によって現像液槽３の左右側板３ｃ・３
ｄを貫いて回転自在に設けられる。
０，１１・１２が設けられ、上ローラ−？、９，１１は
夫々軸１３・１４・１５により支持され、絶縁性材料か
らなる軸受１６によって現像液槽３の左右側板３ｃ・３
ｄを貫いて回転自在に設けられる。
また下ローラー８，１０，１２は夫々軸１７，１８，１
９により支持され導電性軸受２０によって現像液槽３の
左右側板３ｃ・３ｄを貫いて回転自在に設けられる。
９により支持され導電性軸受２０によって現像液槽３の
左右側板３ｃ・３ｄを貫いて回転自在に設けられる。
この３対の電極ローラー７・８，９・１０，１１・１２
の軸１３・１７，１４・１Ｂ、１５・１９０両端には夫
々絶縁性材料からなる歯車２１・２２が噛み合って設け
られ、図示しない駆動源に連結されている。
の軸１３・１７，１４・１Ｂ、１５・１９０両端には夫
々絶縁性材料からなる歯車２１・２２が噛み合って設け
られ、図示しない駆動源に連結されている。
この上ローラ−？、９，１１の軸１３，１４１５には絶
縁性のナイロン系のプラスチック等からなるブラシ２３
とこのブラシ２３を支持する同じく絶縁性ブラシ保持部
材２４とからなる環状の清掃部材２５を、ブラシ２３が
現像液槽３の内側の絶縁性軸受１６と側板３ｃあるいは
３ｄに接触すべく固設されている。
縁性のナイロン系のプラスチック等からなるブラシ２３
とこのブラシ２３を支持する同じく絶縁性ブラシ保持部
材２４とからなる環状の清掃部材２５を、ブラシ２３が
現像液槽３の内側の絶縁性軸受１６と側板３ｃあるいは
３ｄに接触すべく固設されている。
接触子２６は上ローラ−７・９・１１０表面に接触して
設けられ、保護抵抗２７を介してバイアス電源２８に接
続されている。
設けられ、保護抵抗２７を介してバイアス電源２８に接
続されている。
一方下ローラー８，１０，１２は軸１７，１８゜１９、
導電性軸受２０から現像液槽３を介してバイアス電源２
８に接続され、上ローラ−７・９・１１と逆極性の電圧
が印加される。
導電性軸受２０から現像液槽３を介してバイアス電源２
８に接続され、上ローラ−７・９・１１と逆極性の電圧
が印加される。
２９，３０，３１゜３２は複写紙Ｐの搬送ガイド板で、
金属材からなり、現像液槽３に固設されている。
金属材からなり、現像液槽３に固設されている。
３３．３４は絞りローラーで、３３は金属材からなり、
３４はウレタンゴムからなるとともに、このローラー鯛
には清掃用スポンジローラー３５が従動回転すべく接触
して設けられている。
３４はウレタンゴムからなるとともに、このローラー鯛
には清掃用スポンジローラー３５が従動回転すべく接触
して設けられている。
次に本考案実施例の動作を説明するに、先ず図示しない
電源スィッチを入れると、図示しない駆動源が動作し、
歯車２１，２２を介して電極ローラー７・８，９・１０
，１１ ・１２と絞りローラー３３・３４を第１図矢印
方向に回動する。
電源スィッチを入れると、図示しない駆動源が動作し、
歯車２１，２２を介して電極ローラー７・８，９・１０
，１１ ・１２と絞りローラー３３・３４を第１図矢印
方向に回動する。
そしてポンプ５により現像液６は受皿２から給液パイプ
４を通り現像液槽３に至り、更に現像液槽３０前後の側
板３ａ・３ｂから受皿２に落下する。
４を通り現像液槽３に至り、更に現像液槽３０前後の側
板３ａ・３ｂから受皿２に落下する。
表面に静電潜像を有した複写紙Ｐがガイド板２９に沿っ
て現像装置１に入ると、複写紙Ｐは３対の電極ローラー
７・８，９・１０，１１・１２及びそれらの間に位置す
るガイド板３０，３１により第１図左右に移動する。
て現像装置１に入ると、複写紙Ｐは３対の電極ローラー
７・８，９・１０，１１・１２及びそれらの間に位置す
るガイド板３０，３１により第１図左右に移動する。
この間に複写紙Ｐ上の静電潜像にはこの潜像の電荷と逆
極性の電荷を有する現像液６のトナーが吸着され、静電
潜像は可視像化される。
極性の電荷を有する現像液６のトナーが吸着され、静電
潜像は可視像化される。
この電極ローラー７・８，９・１０゜１１・１２のうち
上ローラ−７・９・１１は電源２８から複写紙Ｐ上の静
電潜像と同極の電圧が印加され、下ローラー８，１０，
１２には前記静電潜像と逆極の電圧が印加されているの
で、複写紙Ｐ上の静電潜像の現像は抑制される。
上ローラ−７・９・１１は電源２８から複写紙Ｐ上の静
電潜像と同極の電圧が印加され、下ローラー８，１０，
１２には前記静電潜像と逆極の電圧が印加されているの
で、複写紙Ｐ上の静電潜像の現像は抑制される。
この現像の抑制により複写紙Ｐのかぶりを防止する。
現像された複写紙Ｐはガイド板３２に沿って絞りローラ
ー３３・３４で不要な現像液６が絞りとられ、図示しな
い乾燥装置に搬送される。
ー３３・３４で不要な現像液６が絞りとられ、図示しな
い乾燥装置に搬送される。
この電極ローラー７・８，９・１０，１１・１２間は複
写紙Ｐが通過時に複写紙Ｐの抵抗と保護抵抗２Ｔとの比
率によって分圧された電源２８のバイアス電圧が印加さ
れ、複写紙Ｐが通過しないとき両ローラー間の抵抗は接
触によりゼロになり保護抵抗２７に電源２８の電圧が全
て印加される。
写紙Ｐが通過時に複写紙Ｐの抵抗と保護抵抗２Ｔとの比
率によって分圧された電源２８のバイアス電圧が印加さ
れ、複写紙Ｐが通過しないとき両ローラー間の抵抗は接
触によりゼロになり保護抵抗２７に電源２８の電圧が全
て印加される。
上記複写紙Ｐ通過時に、上ローラ−７，９，１１には静
電潜像と同極性、即ち現像液６のトナーと逆極性の電位
が印加されるのでトナーが付着し、更に絶縁性軸受１６
にもトナーが付着する。
電潜像と同極性、即ち現像液６のトナーと逆極性の電位
が印加されるのでトナーが付着し、更に絶縁性軸受１６
にもトナーが付着する。
しかし、この軸受１６に付着したトナーはローラー軸１
３・１４・１５に設げた清掃部材２５０ブラシ２３がロ
ーラー軸１３・１４・１５０回転とともに回転すること
によってかきとられる。
３・１４・１５に設げた清掃部材２５０ブラシ２３がロ
ーラー軸１３・１４・１５０回転とともに回転すること
によってかきとられる。
これにより現像装置１を長期間使用しても、絶縁性軸受
１６に導電性トナーが付着することなく、電極ローラー
と側板との導通いわゆるバイアス漏れを防止できる。
１６に導電性トナーが付着することなく、電極ローラー
と側板との導通いわゆるバイアス漏れを防止できる。
なお、前記清掃部材２５のブラシ２３及びブラシ保持部
材２４と、歯車２１・２２とはトナーと同極性の帯電系
列の材料を選ぶ必要がある。
材２４と、歯車２１・２２とはトナーと同極性の帯電系
列の材料を選ぶ必要がある。
上述の如く現像液槽と電気的に接続した導電性ローラー
と、該現像液槽に絶縁性軸受を介し電気的に絶縁した導
電性ローラーとにバイアス電圧を印加する液体現像装置
において、少なくとも前記軸受の現像液槽内側を清掃す
る絶縁性清掃部材を前記絶縁した導電性ローラーの回転
軸に設けたことを特徴とする電子写真複写機の液体現像
装置であるから、導電性トナーの付着によるバイアス漏
れがなく、長期間安定して動作させることができ、かつ
簡単な構成になり保守が容易にできる効果がある。
と、該現像液槽に絶縁性軸受を介し電気的に絶縁した導
電性ローラーとにバイアス電圧を印加する液体現像装置
において、少なくとも前記軸受の現像液槽内側を清掃す
る絶縁性清掃部材を前記絶縁した導電性ローラーの回転
軸に設けたことを特徴とする電子写真複写機の液体現像
装置であるから、導電性トナーの付着によるバイアス漏
れがなく、長期間安定して動作させることができ、かつ
簡単な構成になり保守が容易にできる効果がある。
また前記清掃部材が前記軸受全周を覆うべく設けられた
から、効率よくトナーを清掃できる。
から、効率よくトナーを清掃できる。
第１図は本考案実施例の縦断面図、第２図は第１図実施
例の複写紙通過時の横断面図を示す。 １・・・・・・現像装置、２・・・・・・受皿、３・・
・・・・現像液槽、３ａ 、３ｂ 、３ｃ 、３ｄ・・
・・・・現像液槽３の側板、６・・・・・・現像液、７
，９，１１・・・・・・上ローラ−，８゜１０．１２・
・・・・・下ローラ−，１３，１４，１５゜１７．１８
，１９・・・・・・軸、１６・・・・・・絶縁性軸受、
２０・・・・・・軸受、２３・・・・・・絶縁性ブラシ
、２４・・・・・・ブラシ保持部材、２５・・・・・・
清掃部材、２６・・・・・・接触子、２７・・・・・・
保護抵抗、２８・・・・・・バイアス電源。
例の複写紙通過時の横断面図を示す。 １・・・・・・現像装置、２・・・・・・受皿、３・・
・・・・現像液槽、３ａ 、３ｂ 、３ｃ 、３ｄ・・
・・・・現像液槽３の側板、６・・・・・・現像液、７
，９，１１・・・・・・上ローラ−，８゜１０．１２・
・・・・・下ローラ−，１３，１４，１５゜１７．１８
，１９・・・・・・軸、１６・・・・・・絶縁性軸受、
２０・・・・・・軸受、２３・・・・・・絶縁性ブラシ
、２４・・・・・・ブラシ保持部材、２５・・・・・・
清掃部材、２６・・・・・・接触子、２７・・・・・・
保護抵抗、２８・・・・・・バイアス電源。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 現像液槽と電気的に接続した導電性ローラーと、該
現像液槽に絶縁性軸受を介し電気的に絶縁した導電性ロ
ーラーとにバイアス電圧を印加する液体現像装置におい
て、少なくとも前記軸受の現像液槽内側を清掃する絶縁
性清掃部材を前記絶縁した導電性ローラーの回転軸に設
けたことを特徴とする電子写真複写機の液体現像装置。 ２ 前記絶縁した導電性ローラーが前記現像液槽の現像
液中に設けられたことを特徴とする実用新案登録請求の
範囲第１項記載の電子写真複写機の液体現像装置。 ３ 前記清掃部材が前記軸受全周を覆うべく設けられた
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１項又は第
２項記載の電子写真複写機の液体現像装置。 ４ 前記清掃部材が絶縁性ブラシからなることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第１項乃至第３項のいずれ
かに記載の電子写真複写機の液体現像装置。 ５ 前記絶縁性ブラシがプラスチックからなることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第４項記載の電子写真
複写機の液体現像装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14437276U JPS5819562Y2 (ja) | 1976-10-26 | 1976-10-26 | 電子写真複写機の液体現像装置 |
| DE19772745512 DE2745512A1 (de) | 1976-10-18 | 1977-10-10 | Entwicklervorrichtung mit einem fluessigentwickler, bestehend aus toner und einer organischen loesung |
| US05/842,799 US4136944A (en) | 1976-10-18 | 1977-10-17 | Liquid type developing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14437276U JPS5819562Y2 (ja) | 1976-10-26 | 1976-10-26 | 電子写真複写機の液体現像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5363841U JPS5363841U (ja) | 1978-05-30 |
| JPS5819562Y2 true JPS5819562Y2 (ja) | 1983-04-22 |
Family
ID=28753003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14437276U Expired JPS5819562Y2 (ja) | 1976-10-18 | 1976-10-26 | 電子写真複写機の液体現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819562Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-10-26 JP JP14437276U patent/JPS5819562Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5363841U (ja) | 1978-05-30 |
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