JPS5819526Y2 - 望遠鏡 - Google Patents

望遠鏡

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Publication number
JPS5819526Y2
JPS5819526Y2 JP8616678U JP8616678U JPS5819526Y2 JP S5819526 Y2 JPS5819526 Y2 JP S5819526Y2 JP 8616678 U JP8616678 U JP 8616678U JP 8616678 U JP8616678 U JP 8616678U JP S5819526 Y2 JPS5819526 Y2 JP S5819526Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
guide
fixed
sliding tube
stopper ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP8616678U
Other languages
English (en)
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JPS554451U (ja
Inventor
岡三雄
Original Assignee
株式会社大山光学
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社大山光学 filed Critical 株式会社大山光学
Priority to JP8616678U priority Critical patent/JPS5819526Y2/ja
Publication of JPS554451U publication Critical patent/JPS554451U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は望遠鏡に係り、特に、筒体を伸縮自在に結合さ
せ、使用時には筒体を引出して長い焦点に合わせること
ができるように構成した望遠鏡に関するものである。
従来より、500%、あるいは1000%といった長い
焦点距離の望遠レンズにおいては、筒体を2つに分割し
、両者を摺動自在に嵌合させたいわゆるテレスコピック
な構造のものが広く採用されている。
この種の望遠鏡においては、引出される側の小口径の筒
体がその最大引出時において、正しい焦点に正確に位置
するようなストッパ機構が設けられている。
しかし、従来のこの種の望遠鏡においては、引出した状
態において、筒体同志が強固に結合されるような構造が
採用されていなかったため、光軸がずれ、像が歪んでし
まう等の欠点があった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去したものであり
、筒体を引き伸ばした状態で筒体同志を強固に固定する
ことができるように構成した望遠鏡を提供するものであ
る。
以下、図面に示す実施例と共に本考案の詳細を説明する
図において、全体を符号1で示す望遠鏡は本体筒2と摺
動筒3とを備えている。
本体筒2は第2図および第4図から明らかなように、合
成樹脂等から成形された外筒4と、その内側に位置され
た内筒5とを備え、この内筒5の前方には、外側案内筒
6と内側案内筒7を備えた案内筒8が螺着されている。
そして、内側案内筒1の先端には対物レンズ9が固着さ
れている。
また、内側案内筒1の外側にはフード10が摺動自在に
嵌合されており、このフード10は外側案内筒6と内側
案内筒7との間に形成された円筒状の空間内に進退自在
に嵌入できる構成とされている。
更に、案内筒8と内筒5の内周面には同一軸線上に、か
つ、直径方向に対向した位置において案内突条11が固
定されている。
一方、前記摺動筒3は、本体筒2より小口径に形成され
、本体筒2の後端部の内側において内筒5に固定された
案内筒12に摺動自在に嵌合されている。
摺動筒3の先端には第10図および第11図に示すよう
な係止板13が固定されている。
この係止板13は第10図に示すように等角度間隔で等
配された突片14を有し、各突片間の外周面には切欠部
15がそれぞれ形成されている。
更に、この環状の係止板13の外側において、第10図
に符号16をもって示す案内7ランジが固定されている
この案内7ランジ16は図かラモ明らかなように、その
外周面の対向する位置には前記案内突条11に嵌合する
切欠部1γが形成され、一方の切欠部17の近傍から所
定の角度にわたって長い切欠部18が形成されている。
案内7ランジ16の一方の側面には、段部19が形成さ
れ、この段部19には前記係止板13の中心孔13aK
@合する円筒部20が形成されている。
上記の案内フランジ16は係止板13を同筒部20の外
周に嵌合させた状態で摺動筒3の先端に円筒部20を介
して嵌合され、ねじ等によって摺動筒3に固定される。
ところで、本体筒2の後端に取付けられた案内筒12よ
り内側において、案内筒12に近接してストッパリング
21が固定されている。
このストッパリング21の側縁と前記案内突条11の側
端との間には案内7ランジ16が位置できる充分な距離
が保たれている。
ストッパリング21は第10図からも明らかなように、
短円筒状の筒体として形成され、その案内突条11と対
向される側の側面には等配された状態で3個の係止片2
2が突設されている。
各係止片22間の間隔は前記係止板13の突片14が自
由に嵌合できる間隔を備えている。
係止片22の内側面にはねじ23によって板ばね24の
一端が固定されている。
板ばね24の自由端には係止片22との間に一定の間隔
を備え、その間に前記係止板13の突片14が嵌入され
る。
他方、前記摺動筒3の後端には微調整ノブ25が設けら
れ、焦点距離を微調整できる構成とされている。
符号26で示すものはプリズム装置で、周知のように2
個のプリズムを貼り合わせ、光線を複雑に屈折させるこ
とによって、長い光路をかせごうとするものである。
また、符号27で示すものは接眼レンズである。
次に、板上のように構成された本考案になる望遠鏡の操
作方法につき説明する。
まず、非使用時においては第1図および第2図に示すよ
うに、フード10、摺動筒3は本体筒3内に収容されて
おり、摺動筒3とフード10はその摺動抵抗によって、
収容された状態を保たれている。
使用時においては、摺動筒3の後端に設、けられた微調
整ノブ25を掴んで摺動筒3を引出せば摺動筒3の先端
に固定された案内フランジ16の局面に形成された切欠
部11が案内突条11と嵌合しているため、摺動筒3は
自由に引き出すことができ、しかも、回転しない。
摺動筒3が完全に引き出されると、第4図に示すように
案内7ランジ16は案内突条11から脱する。
この時、係止片13の突片14は第8図に示すようにス
トッパリング21の係止片22間にあり、この状態では
第6図に明らかなように案内7ランジ16は、その周面
の切欠部18の一端が本体筒2側に固定されたストッパ
Sに接している。
この状態で摺動筒3を係止板13の突片14がストッパ
リング21の板ばね24上に乗り上げる方向に回転させ
れば、突片14は板ばね24をたわませつつ第9図に示
すように完全に乗り上げ、摺動筒3を本体筒2にしっか
りと固定することになる。
摺動筒3を収容したい場合には上記と逆の方向に摺動筒
を回転させれば良い。
この時の摺動筒の回転角度は案内フランジ16の円面に
形成された切欠部18の角度によって決定され、ストッ
パSがその回転を規制するわけである。
なお、本体筒2の後端部の側面に突設された符号28で
示す突出部は三脚等に望遠鏡を固定するためのものであ
り、固定用のねじ孔29.30が形成されている。
以上の説明から明らかなように本考案によれば、望遠鏡
側に固定されたストッパリングに設けられた板ばね上に
摺動筒側に設げられた係止板の突片を乗り上げる構成と
されているため、摺動筒を回すだげで摺動筒と本体筒と
の間を固定、あるいは、解放することができる構成とさ
れているため、従来のように摺動筒引き出し時において
、ぶれが生じ、光軸がずれる等の欠点は完全に解消され
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を説明するもので、第1図および
第2図は収容状態の側面図および拡大断面図、第3図お
よび第4図は延ばした状態の側面図および拡大断面図、
第5図は第3図のA −A線断面図、第6図および第7
図は動作を説明する第4図のB−B線断面図、第8図お
よび第9図は動作を説明する第4図のC−C線断面図、
第10図は本考案の要部を説明する分解斜視図、第11
図はストッパリングに係止板が嵌合された状態の斜視図
である。 1・・・望遠鏡、2・・・本体筒、3・・・摺動筒、4
・・・外筒、5・・・内筒、8,12・・・案内筒、9
・・・対物レンズ、11・・・案内突条、13・・・係
止板、14・・・突片、16・・・案内フランジ、17
,18・・・切欠部、20・・・円筒部、21・・・ス
トッパリング、22・・・係止片、24・・・板ばね、
25・・・微調整ノブ、2γ・・・対物レンズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対物レンズを収容した本体筒2と、これに摺動自在に嵌
    合され、接眼レンズ27を収容した摺動筒3とを備えた
    望遠鏡において、前記摺動筒3の先端に固定され、本体
    筒2の内側に設げられた案内突条11に嵌合する切欠部
    1γを有する案内フランジ16と、この案内フランジ1
    6より軸方向内側において、摺動筒3に固定され、複数
    個の突片14を等配された状態で形成された係止板13
    と、本体筒2の後端部において、前記案内突条11の後
    端から所定距離能れて固定されたストッパリング21と
    、このストッパリング21の前記案内突条11と対向す
    る側において、径方向内側に向って、かつ、円弧状に等
    配されて突設された係止片22の内側に固定された板ば
    ね24とを備え、前記案内7ランジ16の外径とストッ
    パリング21の外径とははマ等しく、ストッパリングの
    係止片22間の距離は係止板13の突片14の距離より
    犬に形威し、前記案内フランジ16の局面には所定角度
    範囲にわたって本体筒内側で、かつ、前記ストッパリン
    グ21の近傍に固定されたストッパSが嵌入する切欠部
    18を形成したことを特徴とする望遠鏡。
JP8616678U 1978-06-23 1978-06-23 望遠鏡 Expired JPS5819526Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8616678U JPS5819526Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23 望遠鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8616678U JPS5819526Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23 望遠鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS554451U JPS554451U (ja) 1980-01-12
JPS5819526Y2 true JPS5819526Y2 (ja) 1983-04-22

Family

ID=29010493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8616678U Expired JPS5819526Y2 (ja) 1978-06-23 1978-06-23 望遠鏡

Country Status (1)

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JP (1) JPS5819526Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59192573U (ja) * 1983-06-07 1984-12-20 中野 直義 角窓構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS554451U (ja) 1980-01-12

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