JPH0342414Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0342414Y2
JPH0342414Y2 JP9560785U JP9560785U JPH0342414Y2 JP H0342414 Y2 JPH0342414 Y2 JP H0342414Y2 JP 9560785 U JP9560785 U JP 9560785U JP 9560785 U JP9560785 U JP 9560785U JP H0342414 Y2 JPH0342414 Y2 JP H0342414Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
locking member
locking
operating ring
focusing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9560785U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS624714U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9560785U priority Critical patent/JPH0342414Y2/ja
Publication of JPS624714U publication Critical patent/JPS624714U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0342414Y2 publication Critical patent/JPH0342414Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、マクロ機構を有するズームレンズ鏡
筒、詳しくは、マクロ撮影のための機構を備えた
ズームレンズ鏡筒に関する。
〔従来の技術〕
ズームレンズ鏡筒で、ある焦点距離の状態で操
作環を至近撮影位置を越えてさらに回転させるこ
とによりマクロ撮影領域に入るマクロ機構は、こ
れまで種々提案されている(例えば、特開昭60−
66216号公報参照)。このような従来のマクロ機構
を有するズームレンズ鏡筒の一例を第7〜10図
に示す。
第7,8図において、マウント31に固定した
固定枠32には群レンズ34を有する群レン
ズ枠33が固定されている。またその前方には
群レンズ36を有する群レンズ枠35が図示し
ない移動機構により移動自在に嵌合している。固
定枠32の外周にはストツパー37が固設されて
いる。また固定枠32の外周には移動枠38が嵌
合し、同移動枠38に設けられた直進溝38aに
上記ストツパー37が嵌入しているので、移動枠
38は固定枠32上を光軸に沿つて直進自在にな
つている。移動枠38の前部外周にはヘリコイド
ねじ38cが形成され、同ヘリコイドねじ38c
はフオーカシング枠40のヘリコイドねじ40a
に螺合している。
移動枠38の外周には操作環39が回転自在に
嵌合しているとともに、移動枠38に設けられた
案内ピン38dが操作環39に設けられた円周方
向の案内溝39aに嵌合している。また、操作環
39には、第9,10図に示すようなマクロガイ
ド溝39cを有するストツパー用切欠部39bが
設けられていて、同切欠部39bには上記ストツ
パー37が位置している。操作環39の前部内周
には直進溝39dが形成され、同直進溝39dに
フオーカシング枠40の後端部外周に設けられた
突起40bが係合している。フオーカシング枠4
0の前端にはフオーカシングレンズ41が固定さ
れている。
このように構成されたズームレンズ鏡筒におい
て、第7図は広角状態で無限遠撮影状態を示して
いる。この状態で操作環39を前方から見て(第
7図の左側から見て)反時計方向に回転させる
と、第9図に示すようにストツパー37がストツ
パー用切欠部39bの前端側に位置しているの
で、位置37Aに至り、マクロガイド溝39cに
は入らず、通常の至近距離範囲で停止する。とこ
ろが、操作環39を前方に直進させて、第8図に
示すように望遠状態にすると、上記広角状態にお
ける回転位置よりもさらに操作環39を回転させ
ることができ、第10図に示すようにストツパー
37がマクロガイド溝39cに入り、その端部に
当接するまで回転させることができる。かくし
て、至近撮影位置を越えてマクロ撮影領域の状態
を得ることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記のような構成のズームレンズ鏡筒
は、フオーカシング時、操作環39が回転するの
みで光軸方向に移動せず、この回転する操作環3
9に対してフオーカシング枠40が繰り出される
ようになつているので、このフオーカシング枠4
0がフオーカシングによつて繰り出される長さ分
だけ操作環39とフオーカシング枠40とをオー
バーラツプさせなければならないため、操作環3
9を長くする必要があり、このオーバーラツプし
た部分で外径が大きくなるものであつた。また、
操作環39が長くなるとズームレンズ鏡筒の外観
も損われてしまうとともに重量も増大する等の不
具合がある。さらに、操作環39の回転位置に対
してフオーカシング枠40の繰り出し位置が一義
的に定まつているので、このままでは、フオーカ
シング枠40を最も繰り込んだ無限遠撮影状態で
操作環39上の指標をフオーカシング枠40上の
距離表示目盛「∞」の位置に合致させるピント調
整を行なうことができない。このため、フオーカ
シング枠40に対しフオーカシングレンズ41の
位置を光軸方向に調整することのできるピント調
整手段を特別に設ける必要があつた。
一方、フオーカシング枠に連結して固定された
操作環を回転させることによりフオーカシング枠
を移動枠に対して回転して繰り出され距離調節の
行なわれるようにしたズームレンズ鏡筒が知られ
ている。しかし、このようなズームレンズ鏡筒に
おいては、操作環は回転しながら前後移動するよ
うになつているので、操作環と固定枠との間で上
述したようなマクロ機構を設けることが難しかつ
た。
本考案は、このような問題点に着目してなされ
たもので、操作環がフオーカシング枠に固定して
いることによつて操作環とフオーカシング枠との
間のオーバーラツプする長さを短かくして小型に
構成するとともにピント調整機能をも有している
ズームレンズ鏡筒でマクロ撮影を行なうことので
きるようにすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本考案は、ズーミングにより固定枠上を直進す
る移動枠に対して操作環に固定されたフオーカシ
ング枠が回転繰り出し自在に設けられ、移動枠に
設けた径方向の貫通孔内に移動自在な係止部材が
配設されている。所定の焦点距離以外の状態では
係止部材の内側端部が固定枠の外周に摺接するこ
とにより、外側端部が操作環の切欠部に嵌入して
至近位置のとき同切欠部の端面で係止されるが、
所定の焦点距離状態では係止部材の内側端部が固
定枠の係止溝に嵌入することにより、外側端部が
操作環の切欠部より退出して操作環の至近位置を
越える回転を許容し操作環の内周面に摺接してフ
オーカシング枠はマクロ領域まで繰り出される。
〔実施例〕 本考案のマクロ機構を有するズームレンズ鏡筒
の一実施例を第1〜4図に示す。第1〜4図にお
いて、カメラ本体に着脱自在なマウント1に固定
した固定枠2の内周には群レンズ4を有する
群レンズ枠3が固定されている。また、その前方
には、群レンズ6を有する群レンズ枠5が摺
動自在に嵌合している。この群レンズ枠5には
群カムフオロワー7が植設され、同カムフオロ
ワー7は、固定枠2のカム溝2aと、固定枠2の
外周に嵌合した移動枠8のカム溝8aに嵌入して
いる。また、移動枠8には固定枠2に植設された
ストツパ9が嵌入する直進溝8bが形成され、固
定枠2に対し光軸に沿つて移動するようになつて
いる。移動枠8は、広角状態では移動枠8の段部
8eと固定枠2の段部2bが衝合する位置にあり
(第1図参照)望遠状態では、直進溝8bに沿つ
て前方へ摺動させられる状態となる。移動枠8の
後部において固定枠2と摺接する内周には弾性リ
ング20が設けられ固定枠2との嵌合摺接のガタ
を防止している。
移動枠8には、同移動枠8の肉厚を径方向に貫
通する切欠孔8fが設けられていて、同切欠孔8
f内に係止部材15が配設されている。この係止
部材15は支持ピン14により回動自在に設けら
れたものであつて、第3,4図に示すようにその
一端は移動枠8の厚み方向(径方向)に上記貫通
切欠孔8fの深さ寸法よりも長く形成されその上
下先端の上係止部15a或いは下係止部15bが
貫通切欠孔8f外に突出するようになつている。
係止部材15の他端の押圧部15cには移動枠8
にビス17で固定された板ばね16が押圧されて
いて係止部材15を第3,4図中時計方向に回動
させて上係止部15aを貫通切欠孔8fより突出
させる方向に付勢している。
固定枠2には移動枠8を望遠状態の位置にした
とき上記係止部材15の下係止部15bが対応し
て嵌入することのできる(第2,4図参照)係止
溝2cが穿設されている。
移動枠8の前部外周にはヘリコイドねじ8dが
設けられ、フオーカシングレンズ11を有したフ
オーカシング枠10のヘリコイドねじ10aと螺
合している。フオーカシング枠10の後部外周に
は円周溝10bが設けられている。フオーカシン
グ枠10の後部外周に操作環12が嵌合してい
て、同操作環12とフオーカシング枠10とは、
上記円周溝10bの溝幅よりも若干太径のピント
調整用固定ビス19を用いて位置決め固定されて
いる。このようにビス19により操作環12とフ
オーカシング枠10とが固定されているので、両
者のオーバーラツプする部分が極力短かくなつて
おり、操作環12の長さが極力短いものとなつて
いる。また、組付時に、上記ビス19を緩めて、
フオーカシング枠10を例えば最も繰り込んだ無
限遠撮影状態で操作環12に対してフオーカシン
グ枠10を回転させ指標を無限遠距離表示目盛
「∞」に合致させるようピント調整を行なつたの
ち固定できるようになつている。操作環12には
上記ヘリコイドねじ8d,10aと同ピツチの螺
旋溝12bが形成されており、同螺旋溝12bに
上記係止部材15の上係止部15aが嵌入できる
ようになつている。移動枠8には操作環12を望
遠状態でマクロ領域まで回転させたときに上記螺
旋溝12bの終端面12cに当接して操作環12
の回転を規制するためのストツパーピン18が植
設されている。操作環12の外周には操作しやす
いようにゴム環21が被覆されている。
次に、上記のように構成されたズームレンズ鏡
筒の動作を説明する。
第1図は操作環12を光軸に沿つて後方に引き
込んで移動枠8の段部8eを固定枠2の段部2b
に衝合させた広角状態にあつて、操作環12をズ
ームレンズ鏡筒の前方から見て(第1図中左方か
ら見て)時計方向に回動させてフオーカシング枠
10を移動枠8に対して最も繰り込んだ無限遠状
態である。このとき、係止部材15は係止溝2c
の位置から離れた位置にある。そして、係止部材
15は板ばね17によつて支持ピン14を中心に
時計方向の回動力を与えられているとともに、下
係止部15bが固定枠2の外周面に当接している
ので、上係止部15aは操作環12の螺旋溝12
b内に突出している。このため、至近状態にする
ために操作環12を反時計方向に回転させてフオ
ーカシング枠10の繰り出しを行なうとき上記係
止部材15aは螺旋溝12bを案内されることに
より、至近状態で、第3図に示すように螺旋溝1
2bの終端面12cが上係止部15aに衝合す
る。操作環12をそれ以上に反時計方向に回転さ
せようとしても、係止部材15は下係止部15b
が固定枠2上の外周面に当接していて板ばね16
の付勢力に抗した回動を行なうことができず上係
止部15aは上記終端面12cに衝合して操作環
12は至近状態の位置に規制される。
上記広角状態から操作環12を前方に直進させ
てズーミングを行なうと、操作環12、フオーカ
スレンズ枠10および移動枠8が一体になつて固
定枠2上を前方に移動していく。このとき、群
レンズ枠5はカム溝2aと8aに嵌入しているカ
ムフオロワー7の動きに従つた所定の移動を行な
う。そして、移動枠8が固定枠2に対して最も前
方へ移動した望遠状態になると、係止部材15は
係止溝2cに対向する状態となる。係止部材15
は上記板ばね16により常時時計方向の回動力を
与えられているため、望遠状態から至近状態に至
るまでは係止部材15の上係止部15aは螺旋溝
12b内に嵌入しており、このため下係止部15
bは係止溝2cに対向する位置にあつても同係止
溝2cには嵌入しない。操作環12を至近状態の
位置に回動ししたとき上記螺旋溝12bの終端面
12cに上係止部15aが衝合するが、さらに至
近状態位置を越えて操作環12を反時計方向に回
転させると、係止部材15は上係止部15aを上
記終端面12cによつて押されて支持ピン14の
廻りに板ばね16の回動摺性に抗して反時計方向
に回動する。このため下係止部15bが係止溝2
cに嵌入し、上係止部15aが上記終端面12c
との係合を解除して螺旋溝2cから退避し、操作
環12は上記至近状態位置を越えたマクロ領域に
反時計方向に回転することができる。操作環12
が上記至近位置を越えて回転するとき係止部材1
5の上係止部15aは第2,4図に示すように操
作環12の内周面に摺接する。そして、所定のマ
クロ状態が得られる状態に至ると、その位置で上
記終端面12cがストツパーピン18に衝合し、
同回転位置で操作環12が停止する。かくして、
通常は係止部材15によつて停止されるフオーカ
シングレンズ11を、通常の至近位置を越えてマ
クロ領域まで繰り出すことができる。
次に、本考案の他の実施例を第5,6図によつ
て説明する。この第5,6図に示すズームレンズ
鏡筒は係止部材25を除く他の構成が前記実施例
のズームレンズ鏡筒と同様である。すなわち、こ
のズームレンズ鏡筒においては、移動枠8に設け
られた貫通孔8g内に円柱形状の係止部材25が
摺動自在に嵌合している。この係止部材25の上
端近傍にはつば部25cが形成され、つば部25
cより上の上係止部25aの先端は丸く形成され
ている。この上係止部25aは操作環12の螺旋
溝12bに嵌入できるようになつている。係止部
材25の外周で、そのつば部25cと移動枠8と
の間にはコイルばね26が配設されていて、係止
部材25は常時外周方向に突出するよう付勢され
ている。
このズームレンズ鏡筒は第5図に示す状態が広
角状態の至近位置状態であり、前記実施例の第3
図に対応している。このとき、係止部材25の上
係止部25aが螺旋溝12bに嵌入しており、こ
の状態で係止部材25の下端の下係止部25bは
固定枠2の外周に摺接している。従つて、この広
角状態で操作環12をさらに至近位置を越えて反
時計方向に回転させようとしても螺旋溝12bの
終端面12cが上係止部25aに衝合して回転さ
せることができない。この広角状態からズーミン
グを行なつて望遠状態にすると、係止部材25の
下係止部25bが固定枠2上の係止溝2cに対向
する位置に至るので、この望遠状態において、操
作環12を至近位置を越えてさらに反時計方向に
回転させると、係止部材25は上係止部25aを
螺旋溝12bの終端面12cによつてコイルばね
26の力に抗して押し下げられ下係止部25bが
係止溝2c内に嵌入する。従つて、この状態では
操作環12を至近位置を越えてマクロ領域まで回
転させることができ、操作環12はストツパーピ
ン18に螺旋溝12bの終端面12cが衝合する
位置で停止する。
なお、上記各実施例において、係止部材15,
25はそれぞれ板ばね16、コイルばね26によ
つて上係止部15a,25aが移動枠8の外周面
より突出するように付勢されているが、このよう
な付勢手段を必ずしも用いる必要はない。すなわ
ち、板ばね16、コイルばね26などを設けなく
とも、係止溝2cの光軸に沿つた前後方向の端部
形状を斜面等のなだらかな形状とし、係止部材1
5,25の下係止部15b,25bの先端も丸味
を有する形状とすれば、操作環12を上記マクロ
状態から他のズーミング位置に操作するとき係止
部材15,25の下係止部15b,25bは係止
溝2cから容易に脱出して固定枠2の外周に摺接
させることができる。
また、係止部材15,25の上係止部15a,
25aで嵌入するための溝としては必ずしも螺旋
溝12bである必要はなく、ストツパーピン18
と溝の終端面12cとが所定位置で衝合するもの
であれば溝それ自体は単なる切欠溝であつてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、フオーカシ
ング枠と操作環を固定する方式のズームレンズ鏡
筒においてマクロ機構を設けているので、従来の
マクロ機能を有するズームレンズ鏡筒の欠点であ
つた操作環とフオーカシング枠とのオーバーラツ
プを不要として操作環を極力短かくできて小型軽
量化を図ることができるとともに美観上も優れた
ものとなる。また、操作環とフオーカシング枠と
の間でピント調整機能を簡単に付加させることが
できる等の優れた効果のあるマクロ機構を有する
ズームレンズ鏡筒を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示すマクロ機構
を有するズームレンズ鏡筒の広角状態で無限遠状
態の縦断側端面図、第2図は、上記ズームレンズ
鏡筒の望遠状態でマクロ状態の縦断側端面図、第
3図は、上記ズームレンズ鏡筒の広角状状態で至
近状態の上半部の縦断正端面図、第4図は、上記
第2図に示す状態のズームレンズ鏡筒の上半部の
縦断正端面図、第5図は、本考案の他の実施例を
示すマクロ機構を有するズームレンズ鏡筒の広角
状態で至近状態の上半部の縦断正端面図、第6図
は、上記第5図に示すズームレンズ鏡筒の望遠状
態でマクロ状態の上半部の縦断正端面図、第7図
は、従来のマクロ機構を有するズームレンズ鏡筒
の一例の広角状態で至近状態の上半部の縦断側端
面図、第8図は、上記第7図に示すズームレンズ
鏡筒の望遠状態でマクロ状態の上半部の縦断側端
面図、第9,10図は、上記第7,8図に示す状
態のズームレンズ鏡筒においてストツパー用切欠
部に対するストツパーの位置を示した展開図であ
る。 2……固定枠、2c……係止溝、8……移動
枠、8d……ヘリコイドねじ(回転繰り出し手
段)、8f……貫通切欠孔(貫通孔)、8g……貫
通孔、10……フオーカシング枠、10a……ヘ
リコイドねじ(回転繰り出し手段)、10b……
円周溝、12……操作環、12b……螺旋溝(切
欠部)、12c……終端面(切欠部の端面)、1
5,25……係止部材、15a,25a……上係
止部(外側端部)、15b,25b……下係止部
(内側端部)、19……ピント調整用固定ビス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ズーミングにより固定枠上を光軸方向に直進す
    る移動枠と、 この移動枠に対し同移動枠との間に設けられた
    回転繰り出し手段により回転しながら光軸に沿つ
    て移動するフオーカシング枠と、 上記移動枠の一部を径方向に貫通する孔内にあ
    つて同貫通孔より内側端部或いは外側端部のいず
    れかが突出するように移動自在に配設されている
    係止部材と、 上記フオーカシング枠に固定されていて、所定
    の焦点距離状態以外の操作位置で上記係止部材の
    内側端部が上記固定枠上に摺接するとき上記貫通
    孔より突出する係止部材の外側端部を嵌入させる
    切欠部を有し、至近位置に回転操作することによ
    り上記切欠部の端面で上記係止部材に係合する操
    作環と、 この操作環の所定の焦点距離状態の操作位置で
    上記係止部材の内側端部が嵌入する上記固定枠に
    設けられた係止溝と、 を具備し、上記係止部材の内側端部が上記係止溝
    に嵌入するとき上記係止部材の外側端部が上記切
    欠部より退出して上記端面との係合を解除し、至
    近位置を越えてさらにマクロ領域へ回転するよう
    に構成されてなるマクロ機構を有するズームレン
    ズ鏡筒。
JP9560785U 1985-06-24 1985-06-24 Expired JPH0342414Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9560785U JPH0342414Y2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9560785U JPH0342414Y2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS624714U JPS624714U (ja) 1987-01-12
JPH0342414Y2 true JPH0342414Y2 (ja) 1991-09-05

Family

ID=30960339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9560785U Expired JPH0342414Y2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0342414Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6314318B2 (ja) * 2013-10-15 2018-04-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 レンズ鏡筒

Also Published As

Publication number Publication date
JPS624714U (ja) 1987-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5037187A (en) Zoom lens mount assembly
US5268794A (en) Zoom lens assembly
JPH0646255B2 (ja) 副絞りを有したレンズ鏡筒
US7088524B2 (en) Lens barrel having a lens barrier mechanism
JP3586315B2 (ja) レンズ鏡筒
JPS631284Y2 (ja)
JPH0814679B2 (ja) 沈胴式ズームレンズ付カメラ
JPH0342414Y2 (ja)
JPS5841483B2 (ja) マクロサツエイキコウツキズ−ムレンズキヨウドウ
JP2863605B2 (ja) ズームレンズ鏡筒
JPH0532806Y2 (ja)
JPH0289012A (ja) ズームレンズ鏡筒
JP2004258646A (ja) ズームレンズの鏡筒構造
JP2816242B2 (ja) レンズ鏡筒
JPH0219768Y2 (ja)
JPS5819526Y2 (ja) 望遠鏡
JP3836232B2 (ja) レンズ駆動機構
JP3435203B2 (ja) レンズ鏡筒のフォーカスレンズ繰出し機構
JP4256689B2 (ja) レンズ鏡筒の切替移動構造
JPS6120565Y2 (ja)
JPH0753056Y2 (ja) ズームレンズ鏡筒
JP2007206710A (ja) レンズ鏡筒
JPS5926707A (ja) マクロ撮影可能なズ−ムレンズ鏡筒
JP2536271Y2 (ja) フード付きカメラレンズ
JP3128129B2 (ja) レンズ鏡筒の位置決め機構および位置決め方法