JPS58194836A - 5,6−メタノ−ロイコトリエンa4誘導体 - Google Patents

5,6−メタノ−ロイコトリエンa4誘導体

Info

Publication number
JPS58194836A
JPS58194836A JP7902082A JP7902082A JPS58194836A JP S58194836 A JPS58194836 A JP S58194836A JP 7902082 A JP7902082 A JP 7902082A JP 7902082 A JP7902082 A JP 7902082A JP S58194836 A JPS58194836 A JP S58194836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
group
reaction
general formula
alkyl group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7902082A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Miyazaki
秀樹 宮崎
Norio Nakamura
中村 紀雄
Kiyoshi Sakai
浄 酒井
Shigeru Ushiyama
茂 牛山
Mitsuo Yamazaki
光郎 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP7902082A priority Critical patent/JPS58194836A/ja
Publication of JPS58194836A publication Critical patent/JPS58194836A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規かつ喘息の予防薬または治療薬として有用
な5,6−メタノ−゛ロイコトリエンA4誘導体および
その桑埋上許容される塩並びにその製造法に関するもの
である。
更に詳しくは本発明は一般式 (式中、R142水素原子、低級アルキル基またはハロ
ゲン原子を示し、 R2は低級アルキル基、トリフルオ
ロメチル基またはハロゲン原子な示し、 R5k’L水
素原子、低級アルキル基、低MJIW肪族アシルオキシ
メチル基または1−低級アルコキシカルボニルオキシエ
チル基を示す。)を有する5、6−メタノ−ロイコトリ
エンA4 訪導体およびその薬埋上許荏される堪並びに
その製造法に関するものである。
前記一般式(I)において、好適にはR1が水素原子、
例えばメチル、エチル、Ω−プロピル、イソプロピル、
0−ブチル、イソブチルのような低級アルキル基または
例えば弗素、塩素、臭素、沃素のようなハロゲン原子で
あり、 R2が例えばメチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、D−ブチル、イソブチルのような低級ア
ルキル基、トリフルオロメチル基または例えば弗素、塩
素、臭素、沃素のようなハロゲン原子であり、 R3が
水素原子、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソ
プロピル、n−ブチル、イソブチルのような低級アルキ
ル基1例えばアセトキシメチル、プロピオニルオキシメ
チル、Ω−ブチリルオキシメチル、インブチリルオキシ
メチル、ピパロイルオキシメチルのような低級脂肪族ア
シルオキツメチル基または例えば1−メトキシカルボニ
ルオキシエチル、1−エトキシカルボニルオキシエチル
、1−Ω−プロポキシカルボニルオキシエチル、1−イ
ソプロポキシカルボニルオキシエチル、1−Ω−ブトキ
シカルボニルオキシエチル、1−インブトキシカルボニ
ルオキシエチルのよりなi−低級アルコキシカルボニル
オキシエチル基である化合物をあげろことができろ。
前記一般式(I)において、さらに好適にはR1がメチ
ル基または弗素、塩素のようなノ10ゲン原子であり、
R2がメチル基または弗素、塩素のようなハロゲン原子
であり、 R5が水素原子、メチル基、エチル基、ピバ
ロイルオキシメチル基または1−エトキシカルボニルオ
キシエチル基である化合物をあげることができる。
前記一般式(Ilにおいて、特に好適には R1および
 R2が同一まブこは異なって弗素、堪累のようなハロ
ゲン原子であり、 R3が水素原子である化合vlJを
あげることができる。
マタ、前記一般式CI)において、 RBが水素原子で
あるカルボン酸化合物は必豐に応じて薬理上許容される
塩の形にすることができる。そのような塩としては、リ
チウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシ
ウムのような無機金属の塩あるいはアンモニウム、シク
ロヘキシルアンモニウム、ジイソプロピルアンモニウム
、トリエチルアンモニウムのようなアンモニウム塩類を
あげることができるが、好適にtコナトリウム塩および
カリウム塩である。
さらに、前記一般式(Ilにおいて、不斉炭素に基づく
光学異性体が存在するが、好適には(5S。
O8)の絶対配位を有する異性体をあげることができる
ヒトの喘廁に於て重要な伝達物質とされるアナフィラキ
シ−の遅反応性v!J質(81ow Reactin身
5ubstance of Anaphylaxis 
、 5Rs−A )は3種の口イコトリエン(LT )
類の混合物であるとされているが、これらのLTはアラ
キドン酸の5−リポキシゲナーゼによる酸化によって始
まる一連の生合成反応によって生成する。従って、5−
リポキシゲナーゼの生合成阻害剤を見出すことができれ
ば、これは喘息の予防薬又1ま治療薬として極めて有用
である。
本発明省等はBt’ts−4の共通の生合成中間体であ
るLTA4の構造類似体にこのような阻害作用の可能性
を求めて鋭意研究の結果、前記一般式(I)を有する5
、6−メタノ−LTA 4蒋導体が5−リポキシゲナー
ゼによるアラキドン酸の酸化反応に対し強力且選択的な
阻害作用を有することを見出して本発明を完成した。
本発明による新規化合物(I)は以下に示す方法によっ
て製造することができる。
(11)             (I)1・0\ハ
q\ワ (Ia) (I) 上記式中、 R,、R2およびR3は前述したものと同
意義を示t7、R4また)jR5は同一または異なって
低級アルキル基な示し、 R6はn−ブチル、n−ヘキ
シルのようなアルキル基またはフェニル、トリルのよう
なアリール基な示し、Mはリチウム、ナトリウム、カリ
ウムのようなアルカリ金属な示す。
第1工程は一般式(flllY有するホルミルシクロプ
ロパン誘導体を製造する工程で、一般式CI[lを有す
るヒドロキシメチルシクロプロパンfLJlkを不活性
溶剤中、酸化剤と接触させることにより達成される。
本工程に使用される酸化剤としてはヒドロキシメチル基
をホルミル基に酸化させるものなら特に限定されないが
、好適[はり臼ム酸−ビリジン錯体(コリンズ試薬)、
クロム酸−ピリジン錯体の塩酸塩(pac )のような
りロム酸−有機塩基錯体または無水酢酸−ジメチルスル
ホキシドをあげることができる。
本工程に使用される不活性溶剤としては本反応に関与し
ないものなら特に限定されないが。
好適には酸化剤としてクロム酸−有機塩基錯体を使用す
る場合はメチレンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素
のようなハロゲン化炭化水素類またはエーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類なあげる
ことができ、酸化剤として無水酢酸−ジメチルスルホキ
シドケ使用する場合はジメチルスルホキシドをあげるこ
とができる。反応温度t’z通常、−30℃乃至50C
であり、好適には室温付近である。反応に要する時間は
酸化剤の種類、反応温度によって異なるが、通常10分
間乃至3時間である。
反応終了後、本工程の目的化合物(I[[1は常法に従
って反応混合物から採取される。例えば反応混合物に水
を加え、水不混和性溶剤で抽出し乾燥した後、抽出液よ
り溶剤を留去することにより得ることができる。
得られた目的化合物(mlは必要に応じて常法に従って
減圧蒸留法、カラムクロマトグラフィーなどの精製手段
を用いて更に精製することができる。
第2工程は一般式([V)を有するヒドロキシペンタジ
エニルシクロプロパン訪導体を製造する工程で、不活性
溶剤中、一般式 (式中、 R5は前述したものと同意義を示し、R7F
’S [1−ブチルのようなアルキル基を示す。)を有
する有機スズ化合物に一般式 %式%() (式中、Mは前述したものと同意義を示し、Raftメ
チル、エチル、n−ブチル、S−ブチルのような低級ア
ルキル基またはフェニルのような了り−ル基な示す。)
を有する有機金属化合物を作用させて、前記一般式CV
i)を有するブタンジェニルアルカリ金属化合物を反応
溶液中で製造し、次いでこの化合物情)に一般式(I[
[)を有する化合物を反応させることによって達成され
る。
本工程に使用される有機金属化合物(K)において、好
適にはメチルリチウム、Ω−ブチルリチウム、フェニル
リチウム、8−プチルカリウ(11) ムをあげることができるが、特に好適にはΩ−ブチルリ
チウムである。
本工程に使用される不活性浴剤としては、好適にはエー
テル、テトラヒドロフランのようなエーテル類、ヘキサ
メチルホスホリルトリアミドのようなアミド類またはそ
れらの混合浴剤をあげることができる。反応温度は前段
の化合物国)を製造する場合は通常−78C付近であり
、後段の化合物(Vl)と化合物(ffiを反応させる
場合は通常%−18℃乃至o’cである。
反応終了後、本工程の目的化合物αV)は常法に従って
反応混合物から採取される。例えば反応混合物に水を加
え、水不混和性溶剤で抽出し乾燥した後、抽出液より溶
剤を留去することにより得ることができる。
得られた目的化合物(■は必要に応じて常法に従って、
減圧蒸留法、カラムクロマトグラフィーなどの積装手段
を用いて更に精製することが+1 できる。
第3工程は一般式(v)を有するオキソベンタジ(12
) エニルシクロプロパン誘導体を製造する工程で、不活註
溶剤中、一般式[IV)を有する化合物を塩基の存在下
、一般式 %式%] (式中、 R9kX低級アルキル基またはアリール基な
示し、Xはハロゲン原子を示す。)?:有するスルホニ
ルハライドと反応させた後、水、好適には pH7付近
のリン酸緩術液と処理することによって達成される。
本工程に使用されるスルホニルノ・ライド(Xlにおい
て、好適にはメタンスルホニルクロリド、エタンスルホ
ニルクロリド、ベンゼンスルホニルクロリド、p−トル
エンスルホニルクロリドをあげろことができ、使用され
る塩基は好適にはトリエチルアミン、ピリジン、4−ジ
エチルアミノピリジン、ジメチル了ニリンのような有機
塩基なあげることができる。
本工程に使用される不活性溶剤としては本反応に関与し
なければ特に限定されないが、好適にはメチレンクロリ
ド、クロロホルムのようなハロゲン化炭化水素類、エー
テル、テトラヒドロフランのようなエーテル類なあげる
ことができる。反応温度は前段のスルホニルハライドと
の反応においては通常−60℃乃至−20℃であるが好
適にi’!−50℃乃至−40℃であり、後段の水との
反応は通常室温付近である。反応に要する時間は使用す
る塩基、溶剤、スルホニルハライドの種類または反応温
度によって異なるが前段の反応は通常30分間乃至3時
間であり、後段の反応は通常5分間乃至30分間である
反応終了後、本工程の目的化合物(v)は常法に従って
反応混合物から採取される。例えば反応混合vlJヲ水
不混和性溶剤で抽出し乾燥した後、抽出液より溶剤を留
去することにより得ることができる。
得られた目的化合物mは必要に応じて常法に従って減圧
蒸留法、カラムクロマトグラフィーなどの精製手段な用
いて更に精製することができる。
第4工程は本発明の目的化合物(I)において、R,が
低級アルキル基を示す場合の一般式(Ia) ’?:有
するロイコ) IJエン誘導体を製造する工程で、(式
中、 R6は前述したものと同意義を示し、Yはハロゲ
ン原子を示す。)を有するホスホニウムハライドを不活
性溶剤中、前記一般式(K)を有する有機金属化合物と
反応させて、前記一般式(至)を有するリン−イリド化
合物を反応溶液中に製造し、次いでこの化合物(至)に
一般式(v)を有する化合物を反応させることによって
達成される。
本工程に使用されろ有機金属化合物(いは前記第2工程
に使用されるものと同様である。
本工程に使用される化合物(XI)において、好適には
R6はフェニル基であり、Yは臭素、沃累のようなハロ
ゲン原子である。
本工程に使用される不活性溶剤としてをま本反応に関与
しないものなら特に限定されないが、好適にはエーテル
、テトラヒドロフランのよう(15) なエーテル類、ヘキサメチルホスホリルトリアミドのよ
うなアミド類またはそれらの流会溶剤をあげることがで
きる。反応温度は前段のリン−イリド化合物(別を製造
する場合は通常−18℃付近であり、後段の化合物(v
lOと化合物(■)との反応の場合は通常−18℃乃至
室温である。反応に要する時間は反応温度によって異な
るが通常前段の反応(ま5分間乃至30分間であり、後
段の反応は10分間乃至2時間である。
反応終了後、本工程の目的化合物(Ia)は常法に従っ
て反応混合物から採取される。例えば反応混合物に水、
好適にはpHT伺近のリン酸緩衝液を加え、水不混和性
溶剤で抽出し乾燥した後、抽出液より溶剤な留去するこ
とにより得ることができる。
得られた目的化合物(IaH’;C必要に応じて常法に
従って減圧蒸留法、カラムクロマトグラフィーなどの精
製手段を用いて更に精製することができる。
第5工程は本発明の目的化合物(I)を有する化(16
) 金物を製造する工程で、必要に応じて一般式(Ia))
k有する化合物のエステル部分な常法に従って塩基で加
水分解し、加水分解により得られたカルボン酸を常法に
従ってエステル化することによって達成することができ
る。
本加水分解工程に使用される塩基としては、加水分解に
用いられる通常の塩基、例えば水酸化リチウム、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウムのようなアルカリ金属水酸
化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムのようなアルカリ
金属炭酸塩をあげることができるが、好適にはアリカリ
金属水酸化物である。
本加水分解工程に使用される不活性溶剤としては、本反
応に関与しなげれば特に制限されないが、水または水と
メタノール、エタノール、n−プロパツール、n−ブタ
ノール、イソブタノールのようなアルコール類、エーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル
類若しくはアセトニトリルのようなニトリル類のような
有機浴剤との混合溶剤をあげることができる。反応温度
は通常0℃乃至50℃であり、好適には室温付近である
。反応に敦する時間は使用される原料化合物、塩基、浴
剤の種類または反応温度によって異なるが通常30分間
乃至24時間である。
次いで得られたカルボン酸誘導体をエステル化する工程
は相当するカルボン酸誘導体またはその反応性誘導体を
低級アルコール、一般式%式% 若しくは一般式 級アルキル基な示す。)またはそれらの反応性誘導体と
反応させることにより達成される。
本エステル化反応において、カルボン酸誘導体またはア
ルコール誘導体の両方若しくは一方を反応に有利な反応
性誘導体として使用できる。
カルボン酸部分の反応性誘導体としては例えばナトリウ
ム、カリウムのようなアルカリ金属との塩、トリエチル
アミンのような有機塩基との塩、酸クロライド、酸ブロ
マイドのような酸ハライド、酸無水物、炭酸エチル、炭
酸イソブチルのような炭酸エステルとの混合酸無水物を
あげることができろ。
アルコール部分の反応往訪導体としては例えばメタンス
ルホニルエステル、p−)ルエンスルホ二ルエステルの
ようなスルホニルエステルまたは水酸基を塩素、臭素、
沃素のようなハロゲン原子に置換した化合物をあげるこ
とができる。
本エステル化反応に使用される溶剤は例えばΩ−ヘキサ
ン、ベンゼン、トルエンのような炭化水素類、エーテル
、テトラヒドロフランのようなエーテル類、アセトニト
リルのようなニトリル類、ジメチルボルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ヘキサメチルドリアミドホスフェー
トのようなアミド類またはジメチルスルホキシドのよう
なスルホキシド類をあげることができ(19) ろ。
反応は通常室温乃至冷却下で行うのが好ましく、反応に
要する時間は通常数分乃至数時間である。
反応終了俊、本工程の目的化合物(1)は常法に従って
反応混合物から採取される。例えば反応混合物から溶剤
を減圧で留去し、希酸水浴液を加えるかまたは反応混合
物に水を加え、水不混和性浴剤で抽出し乾燥した後、抽
出液より溶剤を留去することにより得ることができる。
得られた目的化合物f11は必要に応じて常法に従って
減圧蒸留去、カラムクロマトグラフィーなどの精製手段
を用いて更え精製することができる。
本発明の原料化合物(Illは以下に示す2つの方法に
従って容易に製造することができる。
A)カルベンによりシクロプロパン環を製造する方法 B)公知のシクロプロパン化合物から化学変換によって
製造する方法 (20) (XI[)            第1工程上記式中
、 R4は前述したものと同意義を示し、R11は前記
R,Kおけ石基のうち水素原子またはハロゲン原子を示
し、I2は前記R2における基のうちトリフルオロメチ
ル基またはハロゲン原子を示し、RIOは水素原子また
は水酸基の保護基を示す。
第1工程は一般式(Xlff)を有する化合物を製造す
る工程で、不活性溶剤中、一般式(Xlr)を有するオ
レフィン化合物と一般式(XIV)を有するカルベン化
合物と接触させることによって達成される。本反応は化
合物(Xll)とカルベン発生源を共存させ、後述の適
切なカルベン発生処理を行うことにより行われる。
本工程のR+oが水素原子な示す原料化合物(Xlla
)は公知の方法K例えはテトラヘドロン・レターズ#2
1巻、 4243頁、(In2年) (Tetra−h
、edrop LetterS + H、4243(1
98G) ]により製造される。
また化合物(■)において、好適にはRlo は水酸基
の保護基を示し、その保護基としては通常用いられる水
酸基の保護基 、  − なら特圧 限定されないが、好適にはテトラヒドロピラニル基、ア
セチル、ベンゾイルのようなアシル基またはジメチルt
−ブチルシリルのようなトリアルキルシリル基をあげる
ことができる。
水酸基の保護は通常の方法によって行われる。
例えば保護基がテトラヒドロピラニル基の場合には相当
する化合物(XI[a)を塩酸のような酸を触媒として
、ジヒドロピランと反応させることによっであるいは保
護基がアシル基またはトリアルキルシリル基の場合には
相当する化合物(Xlla) k トリエチルアミン、
ピリジンのような脱酸剤の存在下、それぞれアシルハラ
イドまたはトリアルキルシリルハライドと反応させるこ
とによって保護することができる。
本工程に使用されるカルベン(XIV)は以下に示す公
知の方法〔例えば、ウオルフガング・キームス(Wol
fgangKirmse)著:カルベン ケミストリー
(Ourbens Chemistry) 、第2版、
第1頁乃至154μ、アカデミツク プレス(Acad
、emiCPress)、ニュヨーク(New Yor
k)、1971年〕に従って、発生させることができる
。すなわち、ジフルオロクロル酢酸ナトリウム、ジフル
オロクロロ酢酸カリウム、トリクロロ酢酸ナトリウム、
トリブロモ酢酸ナトリウムのようなトリハロ酢酸アルカ
リ金属塩若しくヲマフェニルークロロプロモメチル水銀
、フェニル−フルオロジクロロメチル水銀、フェニル−
トリブロモメチル水銀、フェニル−(2,2,2−)リ
フルオロ−1(23) 一クロロー1−ブロモエチル)水銀のようなアリール−
ポリハロゲノアルキル水銀を熱分解する方法またシマメ
チレンクロリド、メチレンプロミド、クロロホルム、ブ
ロモホルム、四塩化炭素、四臭化炭素のようなハロゲノ
メタンをメチルリチウム、エチルリチウム、n−ブチル
リチウムのようン“工低級アルキルリナウム化合物tし
くけナトリウムt−ブトキシド、カリウムt−ブトキシ
ド、ナトリウムt−ベントキシド、カリウムt−ベント
キシドのようなアルカリ金属t−アルコキシドと処理す
る方法をあげることができる。
本工程に使用される不活性溶剤としては、本反応に関与
しないものなら特に制限されないが、好適にはΩ−ヘキ
サン、n−へブタン、Ω−オクタン、シクロヘキサン、
テトラリンのような炭化水素類、エーテル、テトラヒド
ロフラン。
ジクライムのようなエーテル類をあげることが   シ
できる。反応温度は使用されるカルベン発生方法によっ
て著るしく異なるが、通常−100℃乃(24) 至200℃であり、反応に要する時間(Jカルベン発生
後通常10分間乃至1時間である。
反応終了後、本工程の目的化合物(Xll[)は常法に
従って反応混合物から採取される。例えは反応混合物に
水を加え、水不混和性溶剤で抽出し、乾燥した後、抽出
液より浴剤を留去することによって得ろことができる。
得られた目的化合物(■)は必要に応じて常法に従って
減圧蒸留法、カラムクロマトグラフィーなどの精製手段
を用いて更に精製することができる。
第2工程は一般式(Xll[)を有する化合物において
R+o が水酸基を保護基を示す場合にその保護基を除
去して化合物(Ila)を製造する工程であり、保護基
の種類によって、処理方法は異なる。
水酸基の保護基がテトラヒドロピラニル基の場合には相
当する化合物(Xm)をエーテル、テトラヒドロフラン
、ジオキサン、メチレンクロリド、クロロホルム、四塩
化炭素、ベンゼン、トルエンのような不活性溶剤中、硝
酸、塩酸、硫酸、p−トルエンスルホン酸のような酸と
室温付近で、30分間乃至3時間反応させることによっ
て保護基を除去することができる。
水酸基の保護基がアシル基の場合には相当する化合′!
!IJ(Xlll)をメタノール、エタノール、n−プ
ロパツールのような低級アルコール中で、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩またはナ
トリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナトリウ
ムn−クロボキシド、カリウムエトキシドのようなアル
カリ金属アルコキシドと室温付近で1時間乃至5時間反
応させることによって保護基な除去することができる。
なお本除去反応において、溶剤として使用する低級アル
コールの低級アルキル基とR4が異なる場合はR4は溶
剤の低級アルキル基に変換される。
水酸基の保護基がトリアルキルシリル基の場合には相当
する化合物(Xlll) Yエーテル、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサンのような不活性溶剤中、テトラ0−ブ
チルアンモニウムフルオライドのようなフルオライドイ
オンと室温付近で、5時間乃至24時間反応させること
によって保膿基を除去することができる。
反応終了後、本工程の目的化合物(Ila )は常法に
従って反応混合物から採取される。例えば反応混合物に
水を加え、水不混和性溶剤で抽出し、乾燥した後、抽出
液より浴剤を留去することによって得ることができる。
得られた目的化合物(Ila)は必要に応じて常法に従
って減圧蒸留法、カラムクロマトグラフィーなどの補装
手段を用いて史に精製することができる。
B法 (XV)           (′n1)0■)  
             (光)(刈0 (XX) (XXI)                 (ib
)(27) 上記式中、 R4は前述したものと同意義ヲ示し、w′
1は前記R+ICおけろ基のうちの水素原子または低級
アルキル基を示し、約は前記R2における基のうちの低
級アルキル基を示し、R11は水素原子または低級アル
キル基な示し、R12は水酸基の保護基を示し、RlM
は前記R6と同様なアル咋が基またはアリール基な示し
、ゾはアルnり金属原子を示す。
第1工程は一般式(罰)を有するヒドロキシメチルシク
ロプロパン化合物ヲ製造する工程で、一般式(XV) 
&有する化合物のカルボン酸若しくはエステル部分を還
元することにより達成される。
本工程はカルボン酸またはそのエステルをアルコールに
還元する通常の方法に従って行われる。例えばエーテル
、テトラヒドロフランのような不活性溶剤中、水素化リ
チウムアルミニウムのような還元剤と室温乃至浴剤の還
流温度で、30分間乃至3時間反応することによって化
合物(xVl)を得ることができる。
(28) なお、本工程の原料化合物は以下の文献で公知な化合物
でおる。
ジャーナル・オブ・ケミカルソサエティ・パーキン・l
 、 1913年、133頁(J、Ohem、Soc。
Perkln I 、 1973 133 )  およ
びアグリカルチャー・バイオロジー・ケミストリー、3
1巻。
1483頁(1975年) 〔Agr、 B111. 
Ohem、、 3g 。
14113 (1975) ) 第2工程は化合物(XVI)の水酸基を保護する工程で
前記入法第1工程と同様にして行われる。
第3工程は化合物(罵)の二重結合は酸化して。
ホルミル基を有する化合物(麗)を製造する工程で、通
常の二重結合を酸化開裂する方法に従って行われる。例
えばメチレンクロリドのような不活性浴剤中、オゾンと
処理した後、得られたオシナイドを亜鉛−酢酸、ジメチ
ルスルフィド、亜硫酸水素す) IJウムのような還元
剤で還元することによってまたはジオキサンのような不
活性済剤中、四酸化オスミニウムの触媒下、過ヨード酸
ナトリウムで酸化することによって、化合物(麗)を得
ろことができる。
第4工程は一般式(■)を有する化合物を製造する工程
で、一般式(Ml)を有するアルデヒドと一般式(XX
II)を有するウイチツヒ試薬ヲ反応させることによっ
て達成される。
本]二程は一般式 (式中、R13および11!′は前述したものと同t、
叡を示し、2はハロゲン原子を示す。)を有するホスホ
ニウムハライド、塩基としてナトリウム水素、カリウム
水床、n−ブチルリチウム、溶剤トしてジメチルスルホ
キシドな用いて、室温付近で前記化合物CI+の製造法
における第4工程と同様な反応操作に従って行われる。
第5工程は一般式(豆)を有するカルボン酸なエステル
化する工程で、通常のエステル化反応に従って行われる
。例えばエーテルのような不活性溶剤中、ジアゾメタン
、ジアゾエタンのようなジアゾアルカンを化合物(XX
)と室温付近で(31) 10分間乃至30分間反応させることにj;ってまたは
化合物(豆)をチオニルクロリド、オキザリルクロリド
のようなノ\ロゲン化剤と常法に従って処理して得られ
る化合物(版)の酸ノージイドをエーテル、テトラヒド
ロフラン、n−ヘキサン、ベンゼン、トルエンのような
不活性浴剤中、トリエチルアミン、ピリジンのような脱
酸剤の存在また(ま不存在下、メタノール、エタノール
、n−プロパツール、n−ブタノール、イソブタノール
のようなアルコールと室温付近で、30分間乃至5時間
反応させることによって化合物(XX)に導くことがで
きる。
第6エ程は一般式(XX)を有する化合物を製造する工
程で、一般式(XX) )k有する化合物の二重結合部
分を還元することによって達成される。
木工8klメタノール、エタノール、エーテル、テトラ
ヒドロフランのような不活性溶剤中、酸化白金、パラジ
ウムブラック、パラジウム−炭素、ラネーニッケルのよ
うな接触還元触媒、好適には酸化白金を用いて、常圧乃
至10気圧の水(32) 素圧のもとに、室温付近で30分間乃至5時間化合物(
XX)を還元することによって、化合物(XXI)を得
ることができる。
第1工程は一般式(XXI)に含まれる水酸基の保護基
を除去して、一般式(Ilb)を有する化合物に導く工
程で、前記A法第2工程と同様にして行われる。
反応終了後、各工程の目的化合物は常法に従って反応混
合物から採取される。例えは反応混合物に水を加え、水
不混和性溶剤で抽出し、乾燥した後、抽出液より醒剤を
留去することによって得ることができる。
得られた目的化合物は必要に応じて常法に従って減圧蒸
留法、カラムクロマトグラフィーなどの精製手段を用い
て更に精製することができろ。
本発明の前記一般式(1)を有する5、6−メタノ−ロ
イコトリエンに4誘導体は、モルモットの多核白血球の
酸累系に対する阻害作用を測定したところ、5−リポキ
シゲナーゼによろアラキドン酸の酸化反応に対し強力か
つ選択的な阻害作用な有する化合物であり、喘息の予防
薬または治療薬として有用である。その目的のための投
与形態としては、例えば餌剤、カプセル剤、軸粒剤、散
剤、シロップ剤などによる経口投与あるいはエアゾール
噴霧剤による投与をあげることができる。投与量i″i
i年令止、症状など並びに投与形態および投与回数によ
って異なるが1通常は成人に対して1日約1■乃至11
001Iケ1回または数回に分けて投与する。
次に実施例および参考例をあげて本発明なさらに具体的
に説明する。
実施例1 ルエステル n トランス−4−(2,2−ジメチル−3−ヒドロキシメ
チルシクロプロピル)酪ffメチルエステル(番考例4
の化合物: 1.IO2g)  ’にメチレンクロリド
(55m/り中でピリジニウムクロロクロメ−) (F
oe : 1.787 g>と混合する。室温で3時間
攪拌した後、反応液をエーテル(1001n1.)で稀
釈し、溶液をシリカゲルの短かいカラムに通じて不純物
を除く。カラムを50−のニー・チルで洗い、洗液を先
の通過液と合せて濃縮する。残置として粗製のトランス
−4−(2,2−ジメチル−3−ホルミルシクロプロパ
ン−1−イル)酪酸メチルエステル(o、88511 
)が得られる。
1−トリブチルスタニル−4−エトキシ−ブタ−1,3
−ジzン(Z、Flc7)混合物) (2,0BO1i
1)のテトラヒドロフラン(THF ) (50ml 
)溶液に−18“でロープチルリチウムのヘキサン溶液
(1,64M 、 3.64 rILt)を加え、1時
間攪拌する。
先に述べた粗アルデヒドi 、THFにmかして加え。
−78°で更に1時間攪拌する。反応液を飽和1炭(3
5) 酸ナトリウム水溶液中に注ぎエーテルで2回抽出する。
抽出液を水洗、乾燥濃縮し、中性アルミナaogv用い
たカラムクロマトグラフィーにかけて残tit k精製
する。酢酸エチル−ヘキサン(1:9〜1:1)で溶出
される分画?:集めると頭記の化合物(0,987g、
 75%)が油状物として得られる。
NMRスペクトル(oDczS、 ppm)0.2〜0
.7 (2H、m 、三員環プロトン)08〜2−8 
(6H+ m ) 1.04 、1.07 (各3 H* 8# /”(O
HA)2 )1.28 (3H、t 、 J = 7 
Hz 、 −00H,OH,)>68 (3Hls I
 −0020H5)3.87 (2H+ (L * J
= 7 Hz 、 −00H2−OHs )49〜61
1 (4H、m #オレフィンプロトン)実施例2 (36) 実施例1の化合物(0,9118Ii) ’にメチレン
クロリド(Sod)に溶かし、−50°〜−45′でト
リエチルアミン(0,65d )とメタンスルホニルク
ロリド(0,311nl)を加える。30分間その侭攪
拌した後、約50fntの燐酸緩衝液(pH6,88>
を加え、分液する。水層な再びメチレンクロリドで抽出
し、有機層を合せて乾燥、濃縮する。残流をシリカゲル
(20,9)を用いたフラッシュ・カラムクロマトグラ
フィーにかけて精製する。
酢酸エチル−ヘキサン(1:9)で溶出される分画より
頭記の化合物(0,549,9、66%)が油状物とし
て得られる。
マス・スペクトル(m//θ) + 250 (M )
NMRスペクトル(ODO45、ppm) :0.7 
〜1.9   (6H、m   )1.13  (8H
、s  、ン0(OH5)2  )2.33 (2H、
t 、 J = 7 H2、−O−OH2−0O2)(
3T) 3.66  (3H、a  、−0020Hs )6.
00 (I H、da 、’J = 15 、9 H,
、、OH’(3H−OH−OH−毀k ) 6.04  (I  H、dd+  J = 15  
、 8 Hz  、  0HO−憇一叩一 ) OH(3s。
6.41  (I  H、tid  、  J = 1
5  、 10  Hz  、     0H−OH−
ORはOR−) 7.09  (I  H、d+i  、  J = 1
5  、 10  Hz  、  0HO−OH−ヨー
 ) 9.55  (I  H、d  、  J = 8 1
(Z  、  −Ll)10  )実施例3 (2−ノナ−3−エン−1−イル)トリフエニルホスホ
ニウムアイオシド(6t way )のTHF(3,0
m1)溶液にn−ブチルリチウムのヘキサン溶g (o
、oa at 、 105■/−)を−78℃で滴下す
る。生じた黄色溶液なそのま〜15分間攪拌した後、H
MPA C0,25ml )と実施例2の化合物(29
Q )をTHFに溶かして加える。−78℃で10分間
攪拌した後、反応液を0〜5℃で更に30分攪拌する。
燐酸緩衝液(pH、s、aa )  を加え、エーテル
で3回抽出する。抽出液を水洗、乾燥、濃縮し、残渣ヲ
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ローバー・A・
カラム)で精製する。
ヘキサン−酢酸エチル(1oo : 1 )で溶出され
る分画まり、頭記の化合物(2(119、47% >が
油状物として得られろ。
マス・スペクトル(m/e) 二358 (”) 13
27 。
315  、 306 UVスペクトル(OH50H、nm ) ’λmax 
 286.6 (ε=49,000 )NMRスペクト
、yv (onoz、 m ppm ) ’0.4〜2
.5 (19H、m ) (39) 1.06  (6H*  8  + )(3(OHsh
  )2.91  (2H、broad、t、J=6H
2,−0H−DH−CH2−aH=aa−) 3.64  (3H、s  、−CO20J  )5.
2〜6.4 (8H、m 、オレフィンプロトン)実施
例4 実施例3で得られるエステル(145Q)をTHF(4
,0m)に溶かし、水冷下で1N水酸化リチウム溶液(
4,10m1)を滴下する。室温で1a時間攪拌後、反
応液に酢酸を加えて酸性とし、エーテルで3回抽出する
。抽出液を合わせ、水洗、乾燥、濃縮し、残渣をシリカ
ゲル(3g)を用いたカラムクロマトグラフィーにかげ
る。酢酸エチル−ヘキサンで溶出される分画より目的物
が油状(40) 物(133■、 98%)として得られる。
マススペクトル(m/θ) + 344 (M”)UV
スペクトル(OJOH、am ) ;λmax  28
6.7  (g=48,000  )NMRスペクトル
(ODOtg # ppm” ’0.4〜2.5  (
19H、m  )1.06 (6H、s磨>0(CH4
)2 )2.88  (2H、broad、 t  、
 J =−6H2、−0H−OH−OH2−OH=OH
−) 5.2〜8.4 (8H* m #オレフィンプロトン
)実施例5 参考例1によって得た化合物(121mg)を実施例1
の如く反応させると頭記化合物(130Qe14%)が
油状物として得られる。
NMRスペクトル(CD016m ppm ) :1.
1〜2.6 (8H、m ) 1.27 (3H# t* J ” 7 + −00H
20J )3.64 (3H、s 、 −0020J 
)3.2〜4.1 (3H、m 、 −00H20H5
トー晶−〇H4、B 〜6.8 (4H、m 、オレフ
ィンプロトン)実施例6 実施例5によって得たアルコール(1m1mg)を実施
例2のように反応させると頭記の化合物(68,511
9、62%)が油状物として得られる。
マス・スペクトル(m/θ) : 2S& (M”)N
MRスペクトル(ODOls 、 I)pm ) ’1
.25〜2.5  (8H、m  )3.66  (3
H、s  、  −0020HB  )5.84  (
I  H、cldt、  J = Is  、  9 
 、 2  H2。
6.04(IHsda、J=16.8’Hg、0HO−
OH,=、OH−) 6.44  (I  H、da  *  J =  1
5  、 10  Hz  、  0HO−OHツ0H
−OH−OH−) 7.04  (I  H、ad  、  、T = 1
5  、 10  H2、OHO−0H−OH−) 9.48  (I  Hs  ti  s  J−8H
2、−0HO)実施例1 8−テトラエン−1−イル)シクロプロピル)/41 実施例6によって得られるアルデヒド(65,5tny
 )を実施例3と同様のウィッティッヒ反応にかけると
頭記の化合物CB2mg、sr%)が油状物として得ら
れる。
マススペクトル(m/e) ; 366 (M”) 、
 346 、326NMRスヘク) A/ (ODO4
5、ppm ) :0.8〜2.5 (19H、m ) 2.92 (2H、broad t 、 J = 6 
H2,−0H−OH−OH2−OH−OH−) 3.86 (3H、s 、 −00□OR,)5.2〜
6.7 (8H、m 、オレフィンプロトン)実施例8 F 実施例Tによって得られるエステル(59lIg)を実
施例4のようにして加水分解すると頭記の目的化合物(
5211g、92%)が油状物として得られる。
マス・スペクトル(m/e) ’ 352 (M”) 
a 332UVスペクトル(OH50H、nm ) +
λnnaz  27Q (ε=47.000 )NMR
スペクトル(CDC’5 s l)pm ) :0.8
〜2.5 (19H、m ) 2.92 (2H、t)rOad t 、 J =’8
 H2,−0H()H−OH2−OH−OH−) 5.2〜6.7 (8H、m 、オレフィンプロトン)
参考例1 ルデヒド dt−)ランス−(2,2−ジメチル−3−(1(44
) 一イソプロペニル)シクロプロピル)メタノール(6,
70,9)とジヒドロビラン(5,48# )をメチレ
ンクロリド(100ml)vc溶かし、p−)ルエンス
ルホン酸ピリジン塩(0,55# )を加えて室温で4
時間攪拌する。大部分の溶媒を留去した後酢酸エチル(
100d)を加え、水洗、乾燥、濃縮する。残虐(10
,Og 、 97%)のうち9.809をメチレンクロ
リド(300tnl)に溶かし、−78°でオゾンガス
な通じる。45分後退剰のオゾンを窒素ガスを通じて除
き、酢f!12(BmA)と亜鉛末(e、 o y >
 f2r−加える。攪拌しながら反応液を室温に戻す(
45分を要する)。水冷下で亜鉛末(12,9)を徐々
に加える。飽和重炭酸ナトリウム水溶液(200m/)
Y加えてよく攪拌する。反応液をセライト層を通じて濾
過し、分液する。水層なメチレンクロリドで抽出する。
有機層を合わせ、乾燥、濃縮する。残清なシリカゲル(
100,9)を用いたカラムクロマトグラフィーにかけ
る。酢酸エチル−ヘキサン(2:100〜1:1)で溶
出される分画より、所望のアルデヒド(5,44,9,
62チ)が得られる。
IRスヘクトJl/ (OHOt5 、 cm−’ )
2750 (W) 、 1700 (s 、 −0HO
)NMRスペクトル(OD07a j ppm )1.
25 、1.311 (6H、2s j>0(CH墨)
2)1.20 〜2.20 (8H,m) 3.30〜4.25 (4H、m ) 4.59 (I H、m 、 −0−CH−0−)9.
36 (I H、d、 、 J = 5 H2,−0H
O)参考例2 水素化ナトリウム(4,30,9)Yジメチルスルホキ
シドCDMSO) (150ml )中65Cテ1時1
1Ji加熱し溶解させる。この溶液を24°0に冷却し
、(2−カルボキシエチル)トリフェニルホスホ(4T
) ニウムクロリド(37,97g )cr> DMSO(
150mt> m液ケ窒素気流中で30分間に滴下する
。固体が析出する場合はDMSO(100ml)を加え
て均一溶液とする。1.5時間攪拌後、反応液を3.e
の氷水中に注ぎ、エーテルで2回洗う。水層に冷10%
塩酸(10m6)を加え、更に酢酸を滴下してpH4と
する。酢[設工チルで2回抽出し、抽出液にジアゾメタ
ンのエーテル溶lfi、?x水冷下で加え、エステル化
を行う。硫酸す) IJウムで乾燥後溶媒な溜去し、残
虐をシリカゲル(250g)を用いたカラムクロマトグ
ラフィーにかける。
酢酸エチル−ヘキサン(2: 100〜1:10 ) 
 で溶出される分画より頭記のエステル(6,239。
86%)が無色の液体として得られる。
マス・スペクトル(m/e) : 282 (M”) 
、 251MMRスヘク) /l/ (ODO75、p
pm ) ;0.80〜2.00 (10H、m )1
.07 、1.14 (6H、2s 、 〉c(OH5
)2 )3.16 (2H、a 、 J = 6 H2
、−t)H2−002M、 )3.25〜4.20 (
4H、m ) (4a) 3.88  (3H、a  、  −0020H4)4
.5□ (I  H+  m  *−o−占ト0−)5
.10〜6.00 (2H、m 、オレフィンプロトン
)参考例3 参考例2によって得た化合物(6,23,9)を50係
酢酸(40mg)に溶かし、室温で20時間攪拌する。
反応液を水で稀釈し、酢酸エチルで抽出する。有機層を
重炭酸す) IJウム溶液及び水で洗い、乾燥後溶媒を
溜去する。残虐をシリカゲル(50,9)’&用いたカ
ラムクロマトグラフィーにかける。ヘキサン−酢酸エチ
ル(100:2〜10+1)で溶出される分画より頭記
のヒドロキシエステル(3,5? 、9 、82 % 
)が得られる。
マス・スペクトル(m/e) : 19B (M”) 
、 181 。
180  、 168 NMRスペクトル(ODO7B 、 pp(1)0.7
5〜1.50  (2H、m 、シクロプロパンプロト
ン)LO9g  1.16 (6Hg  2 S  、
 〉0(OH5)2  )2.03 (I H、s  
、  −0)1 )3.17  (2H、i 、 J 
= 6 H2,−(3H2002Mθ)3.50〜3−
85 (’ 2 H#’ m s −0H2−OH)3
.69  (3H、s  、−0020H5)5.0〜
6.0  (2H、m 、 −0H−OH−)膠考例4 チル 参考例3によって得られたエステル(2,47g)を酸
化白金(0,4511)の存在下メタノール(3〇−)
中で水素添加する。室温・常圧で30分間還元した後、
反応液を1過し、溶媒を宿去した後残流ヲシリカゲル(
100,9)カラムクロマトグラフィーにより精製する
。酢酸エチル−ヘキサン(1:5)で溶出される分画よ
り所望の飽和エステル(2,299,86%)が無色の
液体として得られる。
マス・スペクトル([11/θ) + 200 (M”
) 、 182NMRスペクトル(ODOt5 、 p
pcn ) ro、2〜0.7(2H,m、シクロプロ
パンプロトン)Q、!J 〜2.1  (4H、m )
1.0B  、  1.0 (6H、2s  、 Do
(OHsh )1.110  (I H、s  、  
−OH)2.35  (2H、t  #  J−γH2
、−O−OH2−0O2)16 G  (2H* AB
aq I J=10 # 8 Hg5− ”J−OH)
3.68  (3H、s  、  −0020Hg  
)参考例5 B−7−ベンゾイルオキシ−ヘプトー5−エン酸メチル
エステル (51) E−1−ヒドロキシ−ヘプト−5−エン酸メチルエステ
ル(1,629& )をピリジン(32mJ)に餅かし
、水冷下で塩化ベンゾイル(1,56ml )を滴下す
る。20分攪拌した後、反応液を水中に注ぐ。エーテル
で2回抽出し、抽出液をj−次10チ塩酸、飽和亜炭酸
す) IJウム水溶液及び水で洗い、乾燥する。溶媒を
溜去して得られる粗生成物(2,64o g 、 9B
係)はそのまメ次の工程に使用できる。
NMRスペクトル(ODO4s * ppm ) ’1
−5〜2.5 (6H+ m ) 3.64 (3He a m  0020J )4.7
2 (2Hs m 、 −00−0−OH2−)5.7
2 (2H、m 、−0H−OH−)7.3〜8.1 
(5H、m 、フェニルプロトン)参考例6 (52) チルエステル 参考例5で得た粗ベンゾニー) (0,845/ )を
ジグライム(17ml)に浴かし、ジフルオルクロル酢
酸ナトリウム(2,46& )を加えて加熱還流する。
分径反応液を冷却し、ジフルオルクロル酢酸ナトリウム
(2,461>’i加えて再び加熱還流する。この操作
を計9回繰返した後、反応液をr遇する。溶媒を減圧下
で溜去し、残清なシリカゲル(10,9)のカラムに通
じる。酢酸エチル−ヘキサン(1:4)で溶出される分
画な集め乾固後残潰を再びローバーカラムを用いて精製
する。酢酸エチル−ヘキサン(1+10)で溶出される
分画より頭記の化合物(0,634# 、 63%)が
油状物として得られる。
マス・スペクトル(m/e) : 312 (u+)N
MRスペクトル(ODO7A s ppm ) :1.
2〜2.5  (B  H、m  )3、aa  (3
H、s  s  −0020J  )4.36  (2
H,at 、 J =8 、2H2,phooo−OH
2−)7.3〜8.1  (5Hm  m  、  0
4H6−)参考例1 参考例6で得た化合物(840Q )の無水メタノール
(42m)溶液に炭酸カリウム(200■)を水冷下で
加え、室温で3時間攪拌する。反応液を氷水中に注ぎ、
酢酸エチルで5回抽出する。抽出液を合わせ、水洗、乾
燥後濃縮する。
残漬をシリカゲル(15g)を用いたカラムクロマトグ
ラフィーにかける。酢酸エチル−ヘキサン(1:4)で
浴出される分画より所望のヒドロキシエステル(521
Q、93%)が無色の液体として得られる。
NMRスペクト/l/ (Qn(3zs s ppm 
) ’1.2〜1.9 (6H、m ) L95 (I H* broad s 、 −OH)2
.38   (2H、t   、   J  =  7
  Hz  、  OHOH−0O2)3.69 (3
H、s 、 −ao2al(、)3.75 (2H1m
 s −0H20H)出願人 三共株式会社 代理人  弁理士樫山庄治 (55) 第1頁の続き 0発 明 者 牛山茂 東京部品用区広町1丁目2番58 号三共株式会社生物研究所内 0発 明 者 山崎光部 東京部品用区広町1丁目2番58 号三共株式会社生物研究所内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 (式中、R1は水素原子、低級アルキル基またはハロゲ
    ン原子を示し、 R2は低級アルキル基、トリフルオロ
    メチル基またはハロゲン原子を示し、 R3は水素原子
    、低級アルキル基、低級脂肪族アシルオキシメチル基ま
    たは1−低級アルコキシカルボニルオキシエチル基を示
    す。)を有する5、6−メタノ−ロイコトリエンA4 
    誘導体およびその薬理上許容される塩。 2一般式 (式中、 R1は水素原子、低級アルキル基またはハロ
    ゲン原子を示し、 R2は低級アルキル基、トリフルオ
    ロメチル基またはハロゲン原子を示し、 R4は低級ア
    ルキル基な示す。)を有する不飽和アルデヒド訪導体を
    一般式 %式%) (式中、 R6はアルキル基またはアリール基な示す。 )を有するリン−イリド化合物と反応(式中、 R,、
    R2およびR4は前述したものと同意義を示す。)を有
    する化合物を製造し、次いで得られた化合物を所望によ
    り加水分解し若しくは加水分解された化合物をエステル
    化することを特徴とする特許 R,R2’ (式中、R1およびR2k’L前述したものと同意義を
    示し、 Rsは水素原子、低級アルキル基、低級脂肪族
    アシルオキシメチル基または1−低級アルコキシ刀ルポ
    ニルオキシエチル基す示ス。)を有する5、6−メタノ
    −ロイコトリエンA4 m導体およびその薬理上許容さ
    れる塩の製造法。
JP7902082A 1982-05-11 1982-05-11 5,6−メタノ−ロイコトリエンa4誘導体 Pending JPS58194836A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7902082A JPS58194836A (ja) 1982-05-11 1982-05-11 5,6−メタノ−ロイコトリエンa4誘導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7902082A JPS58194836A (ja) 1982-05-11 1982-05-11 5,6−メタノ−ロイコトリエンa4誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58194836A true JPS58194836A (ja) 1983-11-12

Family

ID=13678252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7902082A Pending JPS58194836A (ja) 1982-05-11 1982-05-11 5,6−メタノ−ロイコトリエンa4誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58194836A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002050013A1 (en) * 2000-12-19 2002-06-27 Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. Carboxylic acid compound having cyclopropane ring

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002050013A1 (en) * 2000-12-19 2002-06-27 Fujisawa Pharmaceutical Co., Ltd. Carboxylic acid compound having cyclopropane ring
US7468389B2 (en) 2000-12-19 2008-12-23 Tox K.K. Carboxylic acid compound having cyclopropane ring

Similar Documents

Publication Publication Date Title
IL98191A (en) A process for the enantioselective preparation of phenylisosarine history
IE911737A1 (en) Process for the stereoselective preparation of phenylisoserine derivatives
JPS58194836A (ja) 5,6−メタノ−ロイコトリエンa4誘導体
JP2020045334A (ja) ルビプロストンの調製方法およびその中間体
JPH0739368B2 (ja) 20,20,20−トリフルオロアラキドン酸誘導体およびその製造法
JPS61275266A (ja) レチノイド誘導体
CN115286559B (zh) 抗新冠药物帕罗韦德关键中间体的制备方法
Wiesner et al. The construction of the substituted denudatine system by diene addition
JPS6345249A (ja) 活性型ビタミンd3のフッ素誘導体
JPH07188281A (ja) 20−エピステロイド誘導体およびその製造方法
Borges et al. SYNTHESIS OF (1 R, cis)-2-(3-AMINO-2, 2-DIMETHYLCYCLOBUTYL) ETHANOL, A PRECURSOR OF CYCLOBUTANE CARBOCYCLIC NUCLEOSIDES
JPH021471A (ja) 新規な方法及び中間体類
US4535179A (en) Synthesis of bicyclic and tricyclic 7-oxa prostaglandin endoperoxide analogs via oxypalladation of norbornadiene
JPS623840B2 (ja)
Park et al. A Novel Route to a Key Precursor in the Synthesis of (+)-Isocarbacyclin
JPS61145139A (ja) コレカルシフエロール誘導体
JPS61183277A (ja) (−)−エレノリン酸エステルの製造方法
JPH03176463A (ja) ピロリジノール誘導体およびその製法
JPH02200683A (ja) テトラブロモシクロペンタ[b]ベンゾフラン誘導体およびその製造法
WO2001074764A1 (fr) Intermediaires de vitamine d et procedes de fabrication de ceux-ci
JPS61180734A (ja) シクロペンタン誘導体
JPS6284077A (ja) ベンジルアルコ−ル化合物の製造法
JPS63303962A (ja) イソカルバサイクリン類の製造方法
JPS5930691B2 (ja) ハイドロキノン誘導体の製造法
JPS5913486B2 (ja) ハイドロキノンユウドウタイノセイゾウホウホウ