JPS5819473Y2 - 分光分析用試料の鋳造用金型 - Google Patents

分光分析用試料の鋳造用金型

Info

Publication number
JPS5819473Y2
JPS5819473Y2 JP17015778U JP17015778U JPS5819473Y2 JP S5819473 Y2 JPS5819473 Y2 JP S5819473Y2 JP 17015778 U JP17015778 U JP 17015778U JP 17015778 U JP17015778 U JP 17015778U JP S5819473 Y2 JPS5819473 Y2 JP S5819473Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
sprue
pool
trough
spectroscopic analysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17015778U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5586945U (ja
Inventor
文三 川崎
Original Assignee
マツダ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マツダ株式会社 filed Critical マツダ株式会社
Priority to JP17015778U priority Critical patent/JPS5819473Y2/ja
Publication of JPS5586945U publication Critical patent/JPS5586945U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5819473Y2 publication Critical patent/JPS5819473Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は分光分析用試料の鋳造用金型に関するもので
あり、特に溶湯凝固時の体積収縮を利用し、金型に設け
たエツジで試料部分と残余とを切断分離するようにした
金型の改良に係るものである。
従来この種金型としては第5図イ9口に示すような縦割
金型や水平割金型が多用されているが、これらの金型は
次に述べる問題点を持っているものであった。
すなわち前者のものにおいては金型の割り面にパリが発
生することに加え、溶湯の注入量が多くても少くても不
具合がでるため注湯作業に熟練を要すること、また後者
のものにおいては注湯凝固時に上型と下型の境界部がう
まく折損してくれず、試料および湯溜り部に凝固したも
のを金型から分離除去するのに手間を要することである
また前記不具合を解消する金型として、同図ハに示すよ
うに一体金型を用いてパリ発生をなくし、かつ湯溜り部
と湯口の接続部を湯溜り部の外端にすることによって、
湯溜り部の凝固金属と製品(試料)の分離を完全にした
ものが提案されている(実願昭52−86791号明細
書参照)。
しかしこの金型においてもさらにつぎのような不具合が
あることを多数の使用の結果知見した。
すなわちこの金型における湯溜り部の凝固金属と試料と
の分離は、溶湯の凝固冷却時の収縮作用と、金型におけ
る湯溜り部と湯口の境界を直角となしていることにより
、鉄部が収縮金属に対して刃物として機能することによ
り達成しているものであるが、長期使用時には前述の刃
物の作用をする金型のエツジが摩耗して刃物の作用を果
さなくなり、試料と湯溜り部金属との分離が不完全にな
ったり、分離位置が不適正な位置になるという欠陥に結
びつくものである。
本考案は以上に述べた従来技術の長所を損なうことなく
、種々の欠点をことごとく改善した金型を提供しようと
するものである。
本案金型の主たる特徴は、凝固金属に対し刃物の働きを
する金型のエツジを、従来案のように一個所に特定する
ことなく、使用の都度位置をずらして鋳造できるように
し、以って常に鋭いエツジを維持しながら凝固金属の切
断分離をすみやかに行なうことができるようにしたもの
である。
すなわち本考案は、金型本体の下面に定盤との間でキャ
ビティを形成する凹部を設け、この凹部へ金型上面中央
部から湯口を連通ずると共に、該金型上面に芯出し係合
手段を介して湯溜り形成金型を係合載置自在となし、該
湯溜り形成金型によって形成される湯溜り部形状を、そ
の内壁面に前記湯口の上面開口部が常に内接する形状と
なした分光分析用試料の鋳造用金型にある。
つぎに本案金型を一実施例によって説明する。
第1図は本案金型で鋳造される試料の形状を示すもので
ある。
第2図および第3図は本案金型を示すもので、図中1は
金型本体で、その下面には定盤2との間にキャビティC
を形成する凹部3が設けである。
4は金型本体上面5の中心部にその上端を開口している
湯口で、その下端を前記キャビティCに連通せしめてい
る。
この湯口4は円形の孔で、キャビティ側に向って幾分拡
大するテーパになっていることが望ましい。
6は本案に係る湯溜り形成金型で、その下面6aは金型
本体上面5に密接する平面となっており、かつ該両金型
の合せ面には両金型の芯合せができるように突起7等か
らなる芯出し係合手段が設けである。
この芯出し係合手段は金型本体1の全外周を包囲するリ
ング状であってもよいし、3点以上の突出端子がら構成
されていてもよく、要は金型本体1の中心に対し湯溜り
形成金型6の中心を常に一致させうる機能を持っておれ
ばよい。
8は湯溜り形成金型6を切抜いて形成した湯溜り部で、
鉄部に溶湯を注湯すれば溜った湯は自然に流動し湯口4
に流入し、キャビティCに鋳込まれるようになっている
この湯溜り部8の形状は図面からも明らかなように湯溜
り形成金型6の中心から大きく偏心しており、その偏心
量は第3図の平面図において湯口4の画く円が湯溜り部
8の画く円に内接する位置になる量である。
このように構成された本案金型においては、金型本体1
の中心に湯口4が開口しており、がっ金型本体1と湯溜
り形成金型6とは同一軸心上に芯出しされて係合される
ようになっているため、湯溜り形成金型6を金型本体に
対してその円周方向にどのように回転させて係合させて
も、常に湯口4の開口部は湯溜り部内壁面に内接するこ
ととなる。
この結果次に述べる効果をもたらすものである。
(イ)湯溜り部8の湯口4における溶湯の凝固冷却が同
時並行的に行なわれ、その収縮による内部応力が、湯口
4の上面開口部側端のエツジE部に集中し、鉄部で試料
と湯溜り部の凝固金属とを切断分離する。
(この機能は先願の実願昭52−86791号のものと
同一で゛ある。
)(ロ)金型本体1と湯溜り形成金型6とが使用の都度
相対変位(故意に同一点で係合させない限り)し、その
結果刃物作用をする金型のエツジEが使用のたびに新規
個所に変動し、特定の個所のみが摩耗されることがなく
、長期にわたり優れた刃物効果を維持することができる
(ハ)それでもなおかつ全体的に摩耗した場合には、金
型本体1の上面をわずか切削ないし研削することにより
容易に全く新しいエツジを作ることができ、金型の寿命
を著しく延長することができる。
尚、本考案実施例では湯溜り形成金型6が湯溜り部8の
全周を包囲した形状のものを示したが、必ずしも全周に
わたって設ける必要はなく、金属溶湯の粘性および注湯
杓の用い方によって第4図に示すような形状のものでも
十分実用に耐えるものである。
以上に詳述した如く、本考案に係る金型は簡単な構造で
あるにもかかわらず優れた諸特性を有する実用性大なる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は分光分析用試料を示すものであり、第2図は本
案金型の垂直切断正面図、第3図は同平面図、第4図は
変形例をそれぞれ示すものであり、第5図イ1口、ハは
従来の金型等を示すものである。 1・・・・・・金型本体、2・・・・・・定盤、3・・
・・・・凹部、4・・・・・・油口、5・・・・・・金
型上面、6・・・・・・湯溜り形成金型、7・・・・・
・突起、8・・・・・・湯溜り部、C・・・・・・キャ
ビティ、E・・・・・・エツジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金型本体の下面に定盤との間でキャビティを形成する凹
    部を設け、この凹部へ金型上面中央部から湯口を連通ず
    ると共に、該金型上面に芯出し係合手段を介して湯溜り
    形成金型を係合載置自在となし、該湯溜り形成金型によ
    って形成される湯溜り部形状を、その内壁面に前記湯口
    の上面開口部が常に内接する形状となしたことを特徴と
    する分光分析用試料の鋳造用金型。
JP17015778U 1978-12-08 1978-12-08 分光分析用試料の鋳造用金型 Expired JPS5819473Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17015778U JPS5819473Y2 (ja) 1978-12-08 1978-12-08 分光分析用試料の鋳造用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17015778U JPS5819473Y2 (ja) 1978-12-08 1978-12-08 分光分析用試料の鋳造用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5586945U JPS5586945U (ja) 1980-06-16
JPS5819473Y2 true JPS5819473Y2 (ja) 1983-04-21

Family

ID=29172881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17015778U Expired JPS5819473Y2 (ja) 1978-12-08 1978-12-08 分光分析用試料の鋳造用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5819473Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5586945U (ja) 1980-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09151786A (ja) 内燃機関用ピストンの製造方法
JPS5819473Y2 (ja) 分光分析用試料の鋳造用金型
US2093024A (en) Ingot mold stool
CN207806528U (zh) 槽帮单冒口立式浇注铸型及铸型系统
US1611020A (en) Ingot mold
JPH0415391Y2 (ja)
JPH049245A (ja) エンジンの鋳造方法
JPS6232666Y2 (ja)
JPS6043225B2 (ja) 竪型遠心鋳造用鋳型
JPS6345897B2 (ja)
US2751646A (en) Cutter head for metal-casting molds
SU63893A1 (ru) Форма дл центробежной заливки вкладышей подшипников
JPH0140709B2 (ja)
JPH0513745B2 (ja)
JPS5817245Y2 (ja) 鋳鉄製分光分析用試料の鋳造用金型
Josan et al. Critical analysis of the influence of the possibilities of establishing the moulding technology on obtaining the castings
US1710952A (en) Device for babbitting engine crank-shaft bearings
JPS5942306Y2 (ja) 自転車のギヤ取付ア−ム体素材
SU1097437A1 (ru) Затравка дл машины полунепрерывного лить
JPS598838Y2 (ja) 管継手の鋳造素材
JPH054913Y2 (ja)
JPH0248122Y2 (ja)
JPS6347397Y2 (ja)
JP2575334Y2 (ja) 鋳造用金型
JPH072128Y2 (ja) 鋳 型