JPS58193786A - ホウ素含有廃水の処理方法 - Google Patents

ホウ素含有廃水の処理方法

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JPS58193786A
JPS58193786A JP7455082A JP7455082A JPS58193786A JP S58193786 A JPS58193786 A JP S58193786A JP 7455082 A JP7455082 A JP 7455082A JP 7455082 A JP7455082 A JP 7455082A JP S58193786 A JPS58193786 A JP S58193786A
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JP
Japan
Prior art keywords
boron
resin
water
ion exchange
waste water
Prior art date
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Pending
Application number
JP7455082A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Arao
荒尾 信一
Toshio Funakoshi
船越 俊夫
Akira Kakimoto
朗 柿本
Akio Takano
高野 章男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
  • Removal Of Specific Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は石炭焚ボイラの排脱廃水等、ホウ素含有廃水
中のホウ素処理方法に関する。
排水中のホウ素濃度1■/を以下(京都府条例)あるい
は2mf/を以下(大阪府、滋賀県条例)という極めて
厳しい許容値を確実に満足する方法として、従来、第1
図に示すホウ素選択吸着イオン交換樹脂(以下単に樹脂
)法がある。
第1図について簡単に説明すると、ホウ素含有原水1を
、あらかじめ硫酸25と力性ソーダ水溶液26で再生し
た樹脂を充填した交換塔13に通水するとホウ素は樹脂
に選択的に吸着され極めて低濃度(ホウ素1 mg /
 L以下)の処理水2が得られる。交換塔13内の樹脂
の交換能が失なわれホウ素を吸着しなくなれば、硫酸・
25と力性ソーダ水溶液26で再生し、生成する再生廃
液33はホウ素が高濃度のフラクションのみを固化装置
15に送9固化工程を経て固形物6として取シ出す。一
方再生廃液33のホウ素の濃度が低濃度のフラクション
は原水1と合併させ再び吸着処理する。この場合交換塔
16はメリーゴーラウンド方式(複数基のイオン交換塔
を順次切換えて通水と再生を繰返す方式)がよいが、何
れにしても樹脂の交換容量はあまり大きくなく、成る一
定値を示す。したがって、一般のイオン交換法と同じく
、原水1中のホウ素の濃度が高い場合は多量の樹脂を必
要とし、樹脂量一定の場合は再生頻度が高くなシ経済性
が失なわれてくる欠点がある。
本発明は上記の欠点を補うために、ホウ素を樹脂で吸着
する前に伺らかの処理をして少しでも樹脂にか\る負荷
を軽減できる方法を提供するものである。
そこで、石炭焚ボイラの排脱廃水中のホウ素処理につき
種々実験検討したところ条件さえ整えば従来不可能とさ
れていたホウ素の沈降分離ができることを見出した。す
なわち石炭焚ボイラ排脱廃水のようにホウ素、アルミニ
ウム、硫酸根およびフッ素等を含む廃水に消石灰を添加
してpHを10以上とすることによって、ホウ素を沈降
分離し得ることが判明した。
本発明は上記の、ホウ素を含有する液に硫酸塩およびア
ルミニウム塩の存在下、消石灰を加えてpH10以上と
し、液中のホウ素の沈降分離を行なう工程と、該工程の
上澄水を中和後、ホウ素選択吸着イオン交換樹脂によシ
吸着処理を行なう工程とを組合せて、ホウ素1mf/を
以下の処理水を得ることを特徴とするものである。
本発明で用いられるホウ素選択吸着イオン交換樹脂とし
てはアノパーライトI 1’(A−473(ローム&ハ
ース社製品、商品名)やダイヤイオンEχB01(三菱
化成株式会社製品、商品名)のような弱塩基性のものが
好ましく用いられる。
本発明では廃水中のホウ素の沈降分離を可能とし、この
沈降分離を樹脂による吸着工程の前処理工程として組み
込むことによって樹脂にかかる負荷を軽減し、処理費用
の低減を図る。
石炭焚ボイラの排脱廃水は特にホウ素の沈降分離に必要
な条件としての硫酸塩(SOxの酸化による)とアルミ
ニウム(フライアッシュの溶解による)を含有するので
、本発明方法での処理に好都合である。
第2図を用いて本発明の詳細な説明する。
第2に示すように、ホウ素を含有する石炭焚ボイラの排
脱廃水1を沈降分離工程11に導き消石灰21を添加し
pHを10以上(好ましくは11〜12)に調整し、必
要に応じ生成する沈殿物の沈降を促進するためにポリア
クリルアミド等の凝集助剤22を添加する。排脱廃水中
のアルεニウムとホウ素の重量比(At/B)が25以
下のような場合はアルミニウム塩23を市1−:比が2
5以上となるように添加するのが好−ましい。アルミニ
ウム塩としては硫酸アルミニ・’/ l、がよいが、塩
化アルミニウム、アルミン酸?−トリウl、その他の水
溶性塩を使用できる。
沈降分離工程11で生成する沈殿物を沈降分離した上澄
水は中和槽12に送り酸(塩酸が好ましい)24を添加
し、pHを7〜9に調整し、あらかじめ硫酸25と力性
ソーブ26で再生した樹脂を充填した交換塔15に導き
ホウ素を選択的に吸着させ、ホウ素濃度111v/を以
下の処理水2として放流する。
沈降分離工程で生成した沈殿物はスラリー31として抜
き出し脱水工程14で脱水しケーキ4として搬出する。
なお脱水工程14で生成する脱離水32は沈降分離工程
11に返送する。
交換塔13内の樹脂の吸着能が失なわれた場合は硫酸2
5と力性ソーダ2イで再生し、生成する再生廃液33は
ホウ素が高濃度のフラクションのみを固化工程15に導
き固化処理を経て固形物ろとして搬出し、ホウ素が低濃
度のフラクションは沈降分離工程11に返送する。
沈降分離工程11でのホウ素の除去状況の具体的例を以
下に示す。
(1)排脱廃水を模擬したホウ素110W/l、フッ素
950■/lおよび硫酸0〜0,67係を含有する40
℃の原水に硫酸アルEニウl、の適量を添加し消石灰で
pHを105〜11に調整し60分間攪拌し沈殿物を1
過したΔ−j液中のホウ素を測定した。結果を原水のア
ルミニウムとホウ素の重量比とホウ素の除去率で表わす
と次の通シである。
アルミニウム/ホウ素(重量比) ホウ素除去率(4)
0 25               455     
            7610         
        9320             
    97+2)才つ素121Tng/11フッ素3
60mf/11硫酸根5430W/11カルンウA 4
97m9/l。
マグ不ノウム95■/lおよびアルミニウム487■/
を等を含むpH1,6の石炭焚ボイうの排脱廃水に硫酸
アルミニウムを添加することなく(])と同様に処理し
た結果ホウ素の除去率は約71%であった。
C(>  (2)に示した排脱廃水を消石灰でpHを変
化させた時のホウ素の除去率は次の通りである。
pHホウ素除去率(1) 9            34 10            56 11             71 12      86 以」二の3つの例から明らかなように、廃水中の、1つ
素は、硫酸根、アルミニウムおよびカル2つl、の共存
下でpHを10以上とすれば、第2図の沈降分離工程で
かなシ除去することができ、後続の交換塔13に充填き
れる樹脂の負荷を督減することができる。
交換塔13でのホウ素の吸着量は一定であるので交換塔
13の入口水中のホウ素濃度は樹脂量と、また樹脂量一
定の場合は再生頻度と反比例する。したがって、交換塔
15の前に沈降分離工程11を設けることによってホウ
素除去の経済性を高めることができる。
なお、沈降分離工程11でホウ素が除去されるのはアル
ミニウム、カルシウム、硫e根と複塩を生成するか、あ
るいは単なるアルミニウム、カルシウム、硫酸根の複塩
(例えば3Ca O・At203 *3CaSO,e3
1H20) ヘの吸着によるものかと考えられ、アルミ
ニウム、硫酸根は少なくともこれらに見合う分だけの量
が必要といえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はイオン交換樹脂を用いるホウ素選択吸着除去法
の概略を示す図であシ、第2図は本発明方法の概略を示
すフローシートである。 復代理人  内 1)  明 復代理人  萩 原 亮 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ホウ素含有液に硫酸塩およびアルミニウム塩の存在F、
    消石灰を加えてpH10以上とし、液中のホウ素の沈降
    分離を行なった後、該上澄水を中和し、次いでホウ素選
    択吸着イオン交換樹脂により吸着させ、ホウ素1■/を
    以下の処理水を得ることを特徴とするホウ素含有廃水の
    処理方法。
JP7455082A 1982-05-06 1982-05-06 ホウ素含有廃水の処理方法 Pending JPS58193786A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001232372A (ja) * 2000-02-21 2001-08-28 Kurita Water Ind Ltd ホウ素含有水の処理方法
JP2010172853A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Kurita Water Ind Ltd ホウ素含有水の処理方法
CN102923833A (zh) * 2012-10-10 2013-02-13 临安天川环保科技有限公司 除磷混合物及应用

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