JPS5819272A - 高所避難用スライダ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 近来高層建築物での火災事故が多発して多くの人命が失
われ、或いは損われているが、これは避難用具の不備と
救助活動の貧困さに起因するものである。火災の避難訓
練に於ける救助活動で公開される限りでは、専門的技術
を習得した練達の救助隊員が現場に到着し、救助用具を
安全な場所に設置し一人を下降させ終わシ、次の人の救
助に取りかかる迄時間がかかり過ぎるので、実際の火災
の時救助を待つ人にとっては気の遠くなる思いであろう
。亦ロープウェイの故障でゴンドラが数ｌＯ米の一出４
Ｋに宙づりにされ、故障回復まで数時間も恐怖に慄ゑて
いる様な悲惨事を惹き起こしている。

此の様に高所で発生する事故の救助作業に苦慮している
のは全世界を通じ各界共通の悩みでＩｈｂ、救助方法の
開発を深く渇望している次第である。

本発明は上記の渇望を満たす為に案出したもので、高所
で火災等災害が発生した場合常備しである避難用ロープ
を地上に垂らし、スライダーをこれに装着下降避難する
。ロープの強度の範囲内で常備されであるスライダーの
数の有る限り、瞬時に多勢の人を救出する用具に係るも
ので、其の構成は其の１本体上側部に設けである開扉用
レバーを横に移動させて開扉し、両側部に設置された取
手をそれぞれ両手に持ち、開扉部の誘導片を軌道に押し
当てると軌道はスライダーにキャッチされる。

而して左右の取手につシ下がると圧着及び制動を自主的
に調節し乍ら静かに下降することが出来、身体障害者や
老人子供等は命綱を身に附け、つシ環に掛けてつり下が
シ圧着レバーは下に降ろしたまま制動レバーを開放する
と体重に応じた制動効果が自動的に生じ、安全に下降す
る。

其のλ上部支点を上にし両方のステーの下部に設置され
た取手を持ち、横に開き軌道に押し当て閉じ、クシ下が
シ下降する。ロープはよれた溝数が多く凹凸面を形成し
ているので、ゴム質の物を強く圧着すると吸着状態とな
るので、スライダーは急滑降や滑落することはない。

次に此の発明になるスライダーの実施例を図面に就いて
股間すると、第１図〜第１８図中第１図１はスライダ一
本体、２は開扉用レバーで外側に向って押すと扉状スプ
リングの作用で開く、３はブレーキレバー、４はブレー
キを固定するラチエットの爪を起こす為の環で、環と爪
はケーブルで連結され、ブレーキレバーを握った手の内
の１本の指先で引き、ブレーキ９強弱を任意に操作する
ことが出来る、５は無限軌道輪圧着レバー、６は４と同
様に圧着レバーを握シ指先で引き、爪を起こし圧着の強
弱を加減する、７は軌道第２図、８は扉、９は扉に固定
されたガードプレートで、軌道をスライダーの中心に安
定させる為の本のである、１［１１１本体に固定された
ガードプレートで９と同様の働きをする、１１．１２は
左右の無限軌道輪、１３はガイドプレートで扉の上端下
端に２個を約直角に固定されて一体をなし、スライダー
を軌道に押し当てるとガイドプレートは軌道に押され乍
゛ら扉を締める、！４は１５の窓より掛金を押し戻し乍
ら入り、完全に入シきると押し戻された掛金はスプリン
グの作用で１６の穴にはまり、軌道を完全にキャッチす
る。第３図はスライダーが軌道を完全にキャッチした状
態でζ３，５のレバーを握シ４，６を指先で引き、制動
及び圧着を任意の強さに加減し下降速度を自分のベース
に合せて下降する。１’７１ｑ身体障害者や老人子供等
を命綱、或いは身に附いている紐帯類を使い、この環に
掛け３の制動レバーを開放状態にして下降させる、制動
レバーを全開してもつり・環１７は重責に応じた制動効
果を自動的に発揮し、安全に下降することが出来る。第
４図は第３図を上から見た図で、扉が締まり無限軌道輪
が軌道を圧着すると、！３のガイドプレートは此の位置
にある。第５図はスライダーの開扉した状。

態を示す、１８は無限軌道輪、１９は無限軌道輪の誘導
車に固定され一体となって回転する制動輪、２０は制動
用のブレーキバンド。第６図２１は蝶番の上下両端に設
置されている開扉用押出しスプリング、開扉レバー２を
横に押すと２２の掛金が１６の穴よシ外れ押出しスプリ
ングの働きで、ガイドプレート１８・押出すので、ガイ
ドプレートと固定されてい４扉が開く、２３は掛金を元
に戻すスプリング、２４は本体が扉を保持する蝶番で上
下両端に扉と直角の位置にガイドプレートは固定され一
体となっている。第８図はスライダーの主体をなすもの
で、２５は無限軌道輪１８を誘導回転させる誘導車、２
６は無限軌道輪の伸縮を調節する調整車、２７は無限軌
道輪を絶ゑず緊張させている調節スプリング、２８は上
下誘導車の間に在り、無限軌道輪が軌道に平衡を保って
圧着され、力が均等に働く様装置された平衡保持用遊動
輪で、第８図中圧図も右図と同等に設計配置し、軌道を
両側から抑ゑる様向い合せに構成されている。第９図２
９はスライダーの主体を内蔵する組枠、３０は組枠を押
出す圧着カム、３１ハローラービンでローラーは此のビ
ンで保持され、カムと接しカムが作動するとローラーに
よって組枠２９を押出す、３２はカムと固定されたカム
作動用アームで、４個のカムはそれぞれのアームに固定
され、上下のアームは３３の接続棒で連結され、左右の
組枠のそれぞれのアームは３４０ケーブルで連結され、
３２イの起動で連動する。３５はケーブル保持車、３６
は誘導輪と制動輪′＃固固定鉢体表す為のユニットカラ
ー、３７は固定用ボルト、３８は制動装置を固定するパ
ネルを２９と組み合せ固定させるボルト、３９は左右の
組枠の間隔を保持するスプリングで、組枠と外装箱に装
着されである。第１０図４０は制動作動用こうがん、４
１は先端こうかんで、４０を引くと先端こうがんは中心
を支点に作動し、ブレーキバンドを締める、４２はブレ
ーキバンド固定ブラケット。４３　、４４は手動ブレー
キケーブルで、第１図３の操作で左右のブレーキは、ロ
ーラー付カムの作用で均等に作動する。４５　、４６は
自動制動ケーブルで１．避難者が命綱を使い、つシ環第
３図Ｉ７に掛ゆて下降する場合、手動レバーを開放すれ
ば避難者の体重に応じた制動効果を発揮する。４フイ９
口、ハ、二、の４個゛のカム軸の内イのみはカムがカム
軸に固定され、他３個のカムは軸に固定しない。第１１
図４８はローラー付カムで手動制動レバーに固定され、
手動操作でカムが回ればカム先端に装着された４９０−
ラーが回転し乍ら移動し、４３゜４４のケーブル先端に
均等の力作作用するので左右のブレーキは同時に作動す
る。５０はつり環と連結された浮動台、５１は浮動台上
部に設置された溝車で、１７のつり環に負荷を与ゑると
、手動ブレーキレバーを開放しても浮動台が５２の調節
スプリングを圧縮し、軽重の差の圧縮分がケーブルを引
いてそれぞれの効果をする。５３は浮動台を支ゑる支柱
。

５４はブレーキバンド保持支柱、５５はブレーキ装置保
持パネル。第１２図はスライダーを開扉し上部より見た
図で、扉とガイドプレートが蝶番で直角に固定され、開
扉するとガイドプレートは開口部の内側で阻止されて止
まる。第１３図はスライダーの内部を上方よυ見た図で
、５６０−ラ什ｌηによ）保持され３０の圧着カムに接
しておシ、カムが作動するとｎ−ラーを押すので２９の
本体組枠が前方に押出される。５７はラチェットの爪を
装着した回転盤で第１図３に固定されである。５８は外
装箱内側に設置された固定ラチェット。５９は同じく第
１図３との回転盤に装着された制動用爪、６０け外装箱
内側に設置された制動用固定ラチェット。第１４図は制
動レバー及び圧着レバーの設置状態を示すものである、
６１は圧着レバーの停止装置用の爪戻しスプリング、６
２は制動レバーの爪戻しスプリング、６３は爪と圧着レ
バーの環を連結しているケーブル、６４は制動レバーの
環と爪とを連結しているケーブル。以上は出願其のｔで
ある。

其の２．第１５図は出願其の２の正面図で、ｌは支点２
は前面フレーム３はガードピースで、前面フレームの上
下端に設置され左右段違いである。下降時、スライダー
が正しく軌道上に有って中心を維持し、脱線予防用のも
のである。４は外縁を柔軟なゴム質輪で、左右のフレー
ムに心違いに設置され、向い合せに構成し５．６の握把
を左右の手に持ち、中心に向って軌道を圧縮し乍らっυ
下がると、左右それぞれの輪は互に反対側の輪と輪の間
の軌道を弾力的に圧縮するので、握把を持った左右の手
で故意に外方に向って開放状態にしない限り、スライダ
ーは静かで滑らかに下降する。７は車軸で太軸を使用し
たのは、車輪の回転で摩察抵抗を多くし制動効果を高め
る為である。第１６図は第１５図を裏面より見た図で、
８は開放間隔制限ステーで、ｌの上部支点と共に軌道の
後方ガードを兼ねている。第！７図線スライダーを上部
よシ見た図で、前面のガードピースと後方のステーによ
って軌道を中心に維持している。第１８図は開放した状
態で５．６の握把を持ち、左右に拡げると正面のガード
ピースの間隔が広く開くので、軌道を楽にキャッチする
ことが出来る。要するに本発明は上述した様に構成した
ことによって上述した作用をなすものであり、中高層建
造物で火災其の他の大惨事が尭生じた場合の避難用具と
してスライダーを常備してあれば時を待たず、ｐ−プを
地上に垂らし之にスライダーを装着し、敏速確実に而も
安全で短時間に多勢の人命を救う事が出来るので、高層
建造物で行動する人々にとって精心的、安定化に顕著な
効果があシ、消火活動をする人々の行動範囲を広め救助
活動をする人々の負担を軽減するので、関係当事者ばか
９でなく一般社会人にとっても大いに安心感を与ゑるも
のである。

【図面の簡単な説明】

図面は此の発明になるスライダーのｌ実施例を示すもの
で、第１図はスライダーと軌道、第２図は上部よシ見た
図、第３図はスライダーが軌道に装着された図、第４図
は上部より見た図、第５図はスライダー正面開扉の状態
を示す、第６図は開扉装置、第７図は開扉レバーを横に
移動し止め金を外した図、第８図はスライダー主体の機
構図、第９図は軌道に主体を圧着させる機構、第１０図
は誘導輪の制動装置、第１１図は第１０図を裏面よシ見
た図、第ｉ２図はスライダーを開扉し上部よシ見た図、
第１３図はスライダー内部を上部よシ見た図、第１４図
はスライダー主体の圧着レバーと誘導輪制動レバーと定
着装置との関係図、第１５図は其の２．の正面図、第１
６図は裏面図、第１７図は上方よシ見た図、第１１１ａ
は開放した状態を示す。而して図中同ｌ符号は向１部分
を示すものである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ・其のｔロープ亦はワイヤロープを軌道とし、ゴム質の
   無限軌道輪２個を向い合せに構成し、両側より軌道に強
   く圧着する機構。 其のλロープ亦はワイヤロープを軌道とし、ゴム質軸太
   輪数個を２本のパーに心違いに固定し、向い合せに構成
   し両側よシ軌道に強く圧着する機構。