JP2690988B2 - レスキュー装置 - Google Patents

レスキュー装置

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JP2690988B2
JP2690988B2 JP63506043A JP50604388A JP2690988B2 JP 2690988 B2 JP2690988 B2 JP 2690988B2 JP 63506043 A JP63506043 A JP 63506043A JP 50604388 A JP50604388 A JP 50604388A JP 2690988 B2 JP2690988 B2 JP 2690988B2
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rescue
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スミス,フリント・ケイ
カニンガム,ロバート・ティー
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スミス,フリント・ケイ
カニンガム,ロバート・ティー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61BRAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B61B12/00Component parts, details or accessories not provided for in groups B61B7/00 - B61B11/00
    • B61B12/005Rescue devices for passengers

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  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Lasers (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Gas Burners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、原付駆動・支持機構の如き、ワイヤロープ
又はケーブルを用いる空中輸送システムを避難させるの
に用いるための装置に向けられている。更に詳細にのべ
ると、本発明は、ケーブルによって支持されたチェアー
(椅子)から人を避難させるためにレスキュー作業にお
いて、レスキュー隊員(救助者)をケーブルの長さ方向
に沿って縦走させる装置に関するものである。
背景技術 原付駆動・支持機構の如き、ワイヤケーブルを含む型
式の空中輸送システムは、スキーリフト,オイルデリッ
ク避難機構,ポータブル避難システム,ゴンドラ,空中
トロッコとして及び採鉱システム等に用いられている。
人を共通して担持するのに用いるこのような空中輸送シ
ステムは、ケーブル駆動が妨げられたり空中輸送システ
ムが不作動になった場合、チェアー,ケーブルカー又は
ゴンドラによって担持されている人の地上に降ろすこと
ができるような待機避難装置を必要とする。例えば、コ
ロラド索道局による規定では4人乗りスキーリフトから
2時間以内に全員を避難させることができる避難器具を
必要としている。
幾つかの従来のスキーリフト避難システムにおいて、
救出者が地面に立ってケーブルの上にロープを掛けるよ
うにしている。次いで、避難者がT棒装置,つり索やハ
ーネス(帯)に支持されて地面に降ろされる。他の従来
の装置では、救出者がケーブルを降下し得る装置に支持
されるようにしている。地面にいる他の救出者がこの装
置に接続されたロープを操作し、ケーブルに支持された
救出者が避難者を伴ってケーブルの長さ方向に沿って移
動する。地面にいる救出者がケーブルに支持された救出
者を補助して降下速度を制御し、又、チェアー又はカー
から地面に降りる者を補助する。
発明の概要 本発明は救出者をケーブルに沿って移動するように支
持するのに用いる改良された装置を提供する。すなわ
ち、本発明は、ケーブルの長手方向に沿って移動するレ
スキュー隊員を支持するためのレスキュー装置であっ
て、上記ケーブル上に支持され該ケーブルの長手方向に
沿って転動する少なくとも一のホイールと、フレームで
あって、ウェブ並びに該ウェブによって連結され上記ホ
イールの側面に配置されたがいに離隔して該ウェブから
垂下するとともに上記ホイールを間に挟んで回転可能に
支持している第1及び第2のほぼ平行なプレートを備え
てなる上記フレームと、上記第1のプレートの下方端は
上記ホイールの周縁部の領域にあり上記第2のプレート
は上記第1のプレートより下方まで下向きに延在せし
め、これによって、上記フレーム及びホイールが上記ケ
ーブルに沿って可動ならしめるとともに上記第1のプレ
ートが上記ケーブルに延設された側方付属具の上をこれ
と干渉し合うことなく通過し、またさらに、上記レスキ
ュー装置を上記ケーブルに対し事実上開放構成になさし
めケーブル上を上記レスキュー装置がケーブルに沿って
障害なしに自在に昇降運動可能でかつケーブルから容易
に取外し得るようにしてなることと、対向両端を備えた
レバーアームであり、上記ホイールの下方で上記第2の
プレートに枢動可動に連結され、上記対向両端の中間の
枢軸のまわりに回動自在になされたレバーアームと、上
記レバーアームの一方の端部部分に連結され、人を支持
する吊下手段と、上記ケーブルの長手方向に沿って移動
するレスキュー装置を制動するために上記ケーブルに切
換的に係合されるブレーキ手段であって、上記吊下手段
から上記枢軸の対向側に上記レバーアームによって支持
されており、上記レバーアームから上記ホイールに向か
って上向きに設けられ上記レバーアームによりケーブル
係合位置とブレーキ解放位置との間を動作するように支
持されたブレーキ手段と、上記レバーアームの他方の端
部部分に連結され、上記吊下手段のレスキュー隊員に近
接してなりレスキュー隊員が移動させてブレーキがケー
ブルに係合し制動する位置とブレーキ解放位置との間を
可能ならしめたブレーキ制御レバーであって、上記吊下
手段のレスキュー隊員の体重で上記ブレーキ手段を上記
ケーブルに係合させるとともに、上記レバーに力を加え
ることでケーブルからブレーキ手段を離隔させる上記ブ
レーキ制御レバーと、上記レバーアームの長さに沿って
離間した複数の位置のうち一の位置を選択してレバーア
ームを上記フレームに対し着脱可能に連結する手段と、
上記フレーム上の上下に離間した複数の位置のうち一の
位置を選択してフレームに上記レバーアームを着脱可能
に連結する手段と、によって構成されたことを特色とす
る。
また、本発明はケーブルの長手方向に沿って移動する
レスキュー隊員を支持するためのレスキュー装置であっ
て、上記ケーブルの長手方向にたがいに離間した該ケー
ブルに支持されケーブルの長手方向に転動するようにし
た第1及び第2のホイールと、上記ケーブル上に支持さ
れ該ケーブルの長手方向に沿って転動する少なくとも一
のホイールと、フレームであって、ウェブ並びに該ウェ
ブによって連結され上記ホイールの側面に配置されたが
いに離隔して該ウェブから垂下するとともに上記ホイー
ルを間に挟んで回転可能に支持している第1及び第2の
ほぼ平行なプレートを備えてなる上記フレームと、上記
第1のプレートの下方端は上記ホイールの周縁部の領域
にあり上記第2のプレートは上記第1のプレートより下
方まで下向きに延在せしめ、これによって、上記フレー
ム及びホイールが上記ケーブルに沿って可動ならしめる
とともに上記第1のプレートが上記ケーブルに延設され
た側方付属具の上をこれと干渉し合うことなく通過し、
またさらに、上記レスキュー装置を上記ケーブルに対し
事実上開放構成になさしめケーブル上を上記レスキュー
装置がケーブルに沿って障害なしに自在に昇降運動可能
でかつケーブルから容易に取外し得るようにしてなるこ
とと、対向両端を備え、上記ホイールの下方で上記第2
のプレートに枢動可能に連結され、上記対向両端の中間
の枢軸のまわりに回動自在になされたレバーアームと、
上記レバーアームの一方の端部部分に連結され、人を支
持する吊下手段と、上記ケーブルの長手方向に沿って移
動するレスキュー装置を制動するために上記ケーブルに
切換的に係合されるブレーキ手段であって、上記吊下手
段から上記枢軸の対向側に上記レバーアームによって支
持されており、上記レバーアームから上記ホイールに向
かって上向きに設けられ上記レバーアームによりケーブ
ル係合位置とブレーキ解放位置との間を動作するように
支持されたブレーキ手段と、上記レバーアームの他方の
端部部分に連結され、上記吊下手段のレスキュー隊員に
近接してなりレスキュー隊員が移動させてブレーキがケ
ーブルに係合し制動する位置とブレーキ解放位置との間
を可能ならしめたブレーキ制御レバーであって、上記吊
下手段のレスキュー隊員の体重で上記ブレーキ手段を上
記ケーブルに係合させるとともに、上記レバーに力を加
えることでケーブルからブレーキ手段を離隔させる上記
ブレーキ制御レバーと、上記レバーアームの複数の孔及
び、上記フレームに連結され上記孔の一に係合して上記
フレームに対するレバーアームの枢軸点を規定する着脱
自在の手段を備えた手段であって、上記複数の孔は上記
レバーアームの対向両端にわたりたがいに離間してお
り、これによって上記フレームに対する上記レバーアー
ムの枢支点を上記レバーアームの長手方向に可変ならし
めてなる上記手段と、上記着脱自在の手段を取外し自在
に受容する上記フレーム上の手段であって、上記着脱自
在の手段を受容する複数の上下方向に離間した孔からな
り、これによって上記フレーム上のレバーアームの上下
位置を可変ならしめる上記フレーム上の手段と、によっ
て構成されたことを特徴とするものである。
本発明を具体化する装置は、地面にいる救出者から独
立してまたはこの者の補助を要することなく救出者をケ
ーブルに沿って移動せしめることができる。この装置
は、又、ケーブルに沿って救出者を円滑且つ確実に移動
するが、制動するための手段も提供する。この救出者を
支持する装置は、又、ケーブルに容易に取付けることが
でき且つ比較的簡易な構造を有し、又、最小の部品数で
済む。
更に詳細に述べると、本発明を具体化するレスキュー
装置はケーブルに沿って移動する一対のホイールによっ
て担持されたフレームを備える。このフレームはケーブ
ルの下方に延びる部分と両端を有するレバーアームとを
有する。このレバーアームはその両端の中間部がフレー
ムの下方向に延びる部分に回動可能に接続されている。
ハーネス(帯)の如き支持装置がレバーアームの一端に
取付けられて救出者を支持するようにされている。ブレ
ーキパッド又はシューがレバーアームの対向端に取付け
られてケーブルの下方に位置決めされる。ハーネスにか
かる救出者の重さはブレーキパッドをケーブルに係合せ
しめるように働く。ブレーキ制御レバーがブレーキパッ
ドを支持するレバーアームの端部から突出し且つ救出者
によって下方向に引張られてケーブルに対するブレーキ
パッドの押付力を制御する。
本発明のレスキュー装置の一つの利点は、一人の救出
者が地面にいる他の救出者の助けを借りることなく作動
することができることである。この装置は容易に作動で
き且つ一つのゴンドラ又はチェアーから他のゴンドラ等
にケーブルの長さ方向に沿って迅速に移動でき、これに
よって空中リフトシステムからの人の救出を迅速且つ容
易に行うことができる。
本発明の他の利点は、本装置によって担持された人の
体重がケーブルに対して積極的なブレーキ力を付与する
ように働き、これによってケーブルに沿う移動において
本装置を制動する手段を提供することができることであ
る。
本発明の他の利点は、体重が異なる人に使用できるよ
うに部品の位置調整を容易にする手段が設けられている
ことである。
本発明の他の特徴及び利点は以下の好ましい実施例の
記載から明らかである。
図面の簡単な説明 第1図はケーブルに支持され、救出者を担持するよう
にした本発明の装置の立面図、第2図は第1図に示され
た装置の拡大部分図、第3図は第2図の3−3線から見
た端面図、第4図は第2図の4−4線横断面である。
好ましい実施例の説明 第1図は、スキーリフトのゴンドラ又はチェアー12を
支持し且つケーブルの掛けられてこのケーブルの長さ方
向に沿って移動するようにした救出者14を支持するレス
キュー装置10を示す。チェアー12はロッド15によってケ
ーブル11から吊下げられている。通常の方法でロッド15
はプラケット17に枢着されている。ブラケット17はケー
ブル11に接着されるか埋込まれている。この態様ではチ
ェアーはケーブルからしっかり支持されているがブラケ
ットとロッドの枢着接続によって垂直平面に揺動するの
に自由である。
このレスキュー装置10はフレーム16を備え、このフレ
ームは一対のホイール18によって支持されている。これ
らホイールは、ケーブル11に載置するようにされ且つケ
ーブルの長さ方向に沿って移動するようにフレーム16を
支持している。このフレーム16は略垂直平面を形成する
略垂直な後方プレート部分20を有する。このプレート部
分20の下方部22はケーブル11の下方で下向きに延びてい
る。このフレーム16は、又、前方プレート部分24を有す
る。これら前方及び後方プレート部分20,24は、それら
の上部縁においてフレームのウェブ部26によって互いに
固定されている。ホイール18は前方および後方プレート
部分20,24間でフレーム16内に収容されている。これら
ホイール18は一対の軸28に支持され且つケーブルの長手
方向軸線の方向に互いに間隔をあけて配置されている。
これらホイールは自由に回転できるように軸28に取付け
られている。図示の実施例では、各ホイールはケーブル
11の形状に相応する溝30を有する。
レバーアーム34がケーブルの下方の下方部22に枢着さ
れ、このレバーアームはホイールの回転軸線に対して平
行な軸線の周りに回転するようにされている。このレバ
ーアーム34は後方プレート部分20の下方部22に種々の方
法で接続され得るが、図示の実施例ではボルト36がレバ
ーアーム34の中央部及び後方プレート部分に設けられた
孔を通して延びている。図示の実施例において、下方部
22はこの下方部の前面40から突出する略T形のガセツト
38によって補強されている。複数の垂直方向に間隔をあ
けた孔42がボルト36を挿入するようにガセツト及び後方
プレート部分20を貫通して設けてある。このボルト36は
孔42の一つに選択的に挿入されナット37によって所定位
置に固定される。
救出者をケーブル11に沿って移動するように支持する
手段が設けられている。この手段は救出者を担持するつ
り索即ちハーネス(帯)アセンブリ46を有する。このつ
り索アセンブリはレバーアーム34の一端48に接続されて
いる。図示の実施例ではレバーアーム34の一端48に複数
の孔50が設けられ、これら孔はレバーアーム34の枢軸か
ら離れる方向に間隔をあけて配置されている。つり索ア
センブリ46はリンク即ちフック52に着脱自在に取付けら
れ、このフックはレバーアーム34の孔50の一つに選択的
に挿入される。図示のように、従来の構造を持つフック
52はばね負荷部分を内側に押圧することによってレバー
アームから外され得る。本発明の好ましい態様におい
て、つり索アセンブリ46は救出者のシートを形成するよ
うに構成された革のハーネスから成る。
レスキュー装置10がケーブル11の長手方向に沿って移
動する際、このレスキュー装置の速度を選択的に制御且
つ所望の位置で停止させるようにケーブルに係合するブ
レーキ手段が設けられている。このブレーキ手段はつり
索アセンブリを支持するレバーアーム34の端部48に対向
するレバーアームの端部62の上部により固定支持された
ブレーキシュー即ちパッド60を有する。
図示の実施例ではレバーアームの上縁はブラケット66
を支持し、このブラケットはブレーキシュー60を固定
し、このブレーキシューは、レバーアーム34の枢動に応
答してケーブル11に接触したりケーブルから離れたりす
るように支持される。この場合にレバーアームの端部48
の下方向移動はブレーキシュー60をケーブル11と接触す
るように上方に位置させる。
レバーアーム34は、ブレーキ制御レバーとして働くハ
ンドル又は突出端部70を備え、この突出端部はハンドル
として働き且つ救出者がブレーキシュー60をケーブル11
に押し付ける圧力を制御するように働く。第1図に示す
ように、ハンドル70は前後方向に延び且つ救出者がハン
ドル70を下方向に引張る時ブレーキシュー60がケーブル
から離れて引張られるように位置決めされている。
上記レスキュー装置の作用において、レバーアーム34
の端部にかかる救出者の体重はレバーアームを第1図で
見て時計方向に回転させブレーキシュー60をケーブルと
接触するように上方に移動する傾向があり、これによっ
てレスキュー装置の移動を制止する。もし救出者がハン
ドル70の端部を下方向に引張ると、ブレーキシュー60は
ケーブルから離れてレスキュー装置はケーブル11の長手
方向に沿って自由に移動可能である。この場合に、ハン
ドルに作用する下向き力を加減すると、レスキュー装置
の速度を制御することができる。
図示の実施例において、後方プレート部分20の下方部
22には避難者をチェアーから地面に降ろすように用いら
れたロープ78を取付けるための一対の孔76が設けられて
いる。このロープは、フック52と同様の構造のフック80
によって下方部22に接続されている。
本発明の構造においては、救出者は、ケーブルの傾き
の如何に拘らず制御された速度でケーブルに沿って安全
に移動することができる。
スキーリフトに適用した場合には救出者は取付けられ
たチェアーに降りることができる。この際、救出者はハ
ンドル70を解放することができ、救出者の体重は、チェ
アーを地面に降ろすにつれてブレーキ手段を保持する。
チェアーが空になった後、救出者はブレーキを解放し
て次のチェアーに移動する。チェアーの支持は第3図に
破線で示してある。この第3図にはケーブルとチェアー
支持との関係が示してある。
上記レスキュー装置が開放構造のためにケーブルの上
に容易に掛けられ且つチェアーの接続部を通過すること
ができる。ホイールの周囲はブラケット17を通過するこ
とができるが、もし干渉するのであれば、ケーブルの上
面に当接するロール又は任意の他のケーブルクランプが
用いられる。又、救出者はチェアーを揺動させることが
できる。好ましい実施例において、本発明の装置の開放
構造は、後方プレート部分20と前方プレート部分24とこ
れらを接続するウェブ部26とから成る略U字状の形状と
このU字状の開放端にホイール18が支持されている形態
によって与えられる。この開放構造は、ホイールをチェ
アーリフト支持タワーにおいてケーブル支持プーリ上を
容易に転動させることができる。ゴンドラ設置の場合に
用いたときホイールは支持タワーのケーブル支持プーリ
上を転動することができる。このゴンドラでは救出者は
レスキュー装置をケーブルから外し、ゴンドラを避難さ
せ、次いでゴンドラを回避してレスキュー装置をケーブ
ルに取付け、次のゴンドラに進む。任意の支持タワーに
おいて、ホイールがケーブルプーリ上を転動しない場
合、ホイールをケーブルから外し、救出者がタワーを通
過してからホイールを再びケーブルに掛ける。そしてケ
ーブル上を降下して行く。このレスキュー装置の開放構
造はケーブルに容易に取付けることができ、又ケーブル
から容易に取外すことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カニンガム,ロバート・ティー アメリカ合衆国コロラド州81611,アス ペン,マウント・ローレル・ドライブ 0473 (56)参考文献 特公 昭58−42059(JP,B2) 米国特許1935711(US,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブルの長手方向に沿って移動するレス
    キュー隊員を支持するためのレスキュー装置であって、
    次の構成要素からなることを特徴とするレスキュー装
    置: 上記ケーブル上に支持され該ケーブルの長手方向に沿っ
    て転動する少なくとも一のホイールと、 フレームであって、ウェブ並びに該ウェブによって連結
    され上記ホイールの側面に配置されたがいに離隔して該
    ウェブから垂下するとともに上記ホイールを間に挟んで
    回転可能に支持している第1及び第2のほぼ平行なプレ
    ートを備えてなる上記フレームと、 上記第1のプレートの下方端は上記ホイールの周縁部の
    領域にあり上記第2のプレートは上記第1のプレートよ
    り下方まで下向きに延在せしめ、これによって、上記フ
    レーム及びホイールが上記ケーブルに沿って可動ならし
    めるとともに上記第1のプレートが上記ケーブルに延設
    された側方付属具の上をこれと干渉し合うことなく通過
    し、またさらに、上記レスキュー装置を上記ケーブルに
    対し事実上開放構成になさしめケーブル上を上記レスキ
    ュー装置がケーブルに沿って障害なしに自在に昇降運動
    可能でかつケーブルから容易に取外し得るようにしてな
    ることと、 対向両端を備え、上記ホイールの下方で上記第2のプレ
    ートに枢動可動に連結され、上記対向両端の中間の枢軸
    のまわりに回動自在になされたレバーアームと、 上記レバーアームの一方の端部部分に連結され、人を支
    持する吊下手段と、 上記ケーブルの長手方向に沿って移動するレスキュー装
    置を制動するために上記ケーブルに切換的に係合される
    ブレーキ手段であって、上記吊下手段から上記枢軸の対
    向側に上記レバーアームによって支持されており、上記
    レバーアームから上記ホイールに向かって上向きに設け
    られ上記レバーアームによりケーブル係合位置とブレー
    キ解放位置との間を動作するように支持されたブレーキ
    手段と、 上記レバーアームの他方の端部部分に連結され、上記吊
    下手段のレスキュー隊員に近接してなりレスキュー隊員
    が移動させてブレーキがケーブルに係合し制動する位置
    とブレーキ解放位置との間を可能ならしめたブレーキ制
    御レバーであって、上記吊下手段のレスキュー隊員の体
    重で上記ブレーキ手段を上記ケーブルに係合させるとと
    もに、上記レバーに力を加えることでケーブルからブレ
    ーキ手段を離隔させる上記ブレーキ制御レバーと、 上記レバーアームの長さに沿って離間した複数の位置の
    うち一の位置を選択してレバーアームを上記フレームに
    対し着脱可能に連結する手段と、 上記フレーム上の上下に離間した複数の位置のうち一の
    位置を選択してフレームに上記レバーアームを着脱可能
    に連結する手段。
  2. 【請求項2】上記吊下手段が救出者を支持するハーネス
    及び該ハーネスをレバーアームの一端に取付ける手段を
    有することを特徴とする請求項1記載のレスキュー装
    置。
  3. 【請求項3】上記レバーアームの枢着点から選択された
    位置において上記吊下手段をレバーアームに選択的に取
    付ける手段を含むことを特徴とする請求項1記載のレス
    キュー装置。
  4. 【請求項4】上記レバーアームの枢軸が上記ホイールの
    回転軸線に対して平行であることを特徴とする請求項1
    記載のレスキュー装置。
  5. 【請求項5】上記ブレーキ制御レバーはレスキュー装置
    のケーブルに沿う移動方向から下向き方向に延びるとと
    もに、レスキュー隊員によって把持し得るハンドルから
    なることを特徴とする請求項1記載のレスキュー装置。
  6. 【請求項6】上記ホイールと同様に上記フレームに支持
    された第2のホイールを備え、これらのホイールは上記
    ケーブルの長手方向にたがいに離間して上記ケーブルに
    支持されるとともに、上記第1及び第2のプレート間に
    連結された軸のまわりを回転可能にしてなり、また上記
    レバーアームの上記枢軸は上記両ホイールの下方かつ両
    ホイールの中間に設けてなることを特徴とする請求項1
    記載のレスキュー装置。
  7. 【請求項7】上記ホイールと同様に上記フレームに支持
    され、上記ケーブルの長手方向に上記ホイールから離間
    して設けられた第2のホイールを備え、上記フレームは
    上記第2のプレートに連結され上記レバーアームに向い
    てU字状の開口端で終端しているほぼ垂直な平面壁から
    なり、上記両ホイールは上記U字状開口端に支持され、
    上記レバーアームは上記両ホイールの下方で上記平面壁
    に支持され、さらに、上記ブレーキ手段は上記両ホイー
    ルのうちの一と上記ケーブルとを制動係合せしめること
    を特徴とする請求項1記載のレスキュー装置。
  8. 【請求項8】下記の構成要素からなることを特徴とする
    ケーブルの長手方向に沿って移動するレスキュー隊員を
    支持するためのレスキュー装置: 上記ケーブルの長手方向にたがいに離間した該ケーブル
    に支持されケーブルの長手方向に転動するようにした第
    1及び第2のホイールと、 上記ケーブル上に支持され該ケーブルの長手方向に沿っ
    て転動する少なくとも一のホイールと、 フレームであって、ウェブ並びに該ウェブによって連結
    され上記ホイールの側面に配置されたがいに離隔して該
    ウェブから垂下するとともに上記ホイールを間に挟んで
    回転可能に支持している第1及び第2のほぼ平行なプレ
    ートを備えてなる上記フレームと、 上記第1のプレートの下方端は上記ホイールの周縁部の
    領域にあり上記第2のプレートは上記第1のプレートよ
    り下方まで下向きに延在せしめ、これによって、上記フ
    レーム及びホイールが上記ケーブルに沿って可動ならし
    めるとともに上記第1のプレートが上記ケーブルに延設
    された側方付属具の上をこれと干渉し合うことなく通過
    し、またさらに、上記レスキュー装置を上記ケーブルに
    対し事実上開放構成になさしめケーブル上を上記レスキ
    ュー装置がケーブルに沿って障害なしに自在に昇降運動
    可能でかつケーブルから容易に取外し得るようにしてな
    ることと、 対向両端を備えたレバーアームであり、上記ホイールの
    下方で上記第2のプレートに枢動可能に連結され、上記
    対向両端の中間の枢軸のまわりに回動自在になされたレ
    バーアームと、 上記レバーアームの一方の端部部分に連結され、人を支
    持する吊下手段と、 上記ケーブルの長手方向に沿って移動するレスキュー装
    置を制動するために上記ケーブルに切換的に係合される
    ブレーキ手段であって、上記吊下手段から上記枢軸の対
    向側に上記レバーアームによって支持されており、上記
    レバーアームから上記ホイールに向かって上向きに設け
    られ上記レバーアームによりケーブル係合位置とブレー
    キ解放位置との間を動作するように支持されたブレーキ
    手段と、 上記レバーアームの他方の端部部分に連結され、上記吊
    下手段のレスキュー隊員に近接してなりレスキュー隊員
    が移動させてブレーキがケーブルに係合し制動する位置
    とブレーキ解放位置との間を可能ならしめたブレーキ制
    御レバーであって、上記吊下手段のレスキュー隊員の体
    重で上記ブレーキ手段を上記ケーブルに係合させるとと
    もに、上記レバーに力を加えることでケーブルからブレ
    ーキ手段を離隔させる上記ブレーキ制御レバーと、 上記レバーアームの複数の孔及び、上記フレームに連結
    され上記孔の一に係合して上記フレームに対するレバー
    アームの枢軸点を規定する着脱自在の手段を備えた手段
    であって、上記複数の孔は上記レバーアームの対向両端
    にわたりたがいに離間しており、これによって上記フレ
    ームに対する上記レバーアームの枢支点を上記レバーア
    ームの長手方向に可変ならしめる上記手段と、 上記着脱自在の手段を取外し自在に受容する上記フレー
    ム上の手段であって、上記着脱自在の手段を受容する複
    数の上下方向に離間した孔からなり、これによって上記
    フレーム上のレバーアームの上下位置を可変ならしめる
    上記フレーム上の手段。
  9. 【請求項9】上記第2のプレートに連結されてその下方
    端の延長部を形成するほぼ垂直な平面壁を備え、また上
    記フレームの上記上下方向の孔が上記平面壁に設けられ
    てなることを特徴とする請求項8記載のレスキュー装
    置。
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EP0324830B1 (en) 1992-08-26
CA1317904C (en) 1993-05-18
ATE79808T1 (de) 1992-09-15
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