JPS58192657A - 塗型の塗布方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 塗型の塗布方法に関するものである。

鋳物を製造する工程において、平滑な鋳肌を得るためと
、肌砂の焼着を防止する目的で、溶湯と接触する鋳型の
表面に塗型を塗布することが行なわれる。その方法とし
ては、例えば黒鉛等を水あるいは有機済剤で練って、こ
れを鋳型表面に刷毛又はスプレーガンにて塗布している
。

しかし、この方法では塗型の乾燥に長時間を妾する不便
があるのみならず、乾燥によっても除去できなかった水
分や有機浴剤が浴湯の高熱で熱分解して発生するガスの
ため、鋳肌にガスホールや湯じわなどの表面欠陥が発生
していた。

本発明はこれら従来の塗型の塗布における欠点を解消し
、水や有機溶剤を含まない塗型の塗布方法会提供するも
のである。

すなわち、本発明は浴剤を含捷ない塗型粉末に陽電荷を
帯電させる一方、砂鉄より成る表面層を有した鋳型に陰
電荷を与え、静電気的にυｊ撃衣表面溶剤を含まない塗
型粉末と吸引吸着させることを特徴する、塗型の釜布方
法に関するものである。

本発明方法について第１図、第２図を用いて具体的に説
明する。

第１図において、塗型粉末１を入れた塗装機の容器２に
絶縁された把手３を設け、絶縁性の弁４を介して、塗型
粉末１が供給管５に導かれる。供給管５には絶縁された
帯電板６を設け、これには高電用の直流ミラ発生器７の
陽極から導かれたリード線８を連結し、鋳型９及び電気
発生器７の陰極はそれぞれリード線１４を連結して接地
１０する。

また、鋳型９は第２図に示すごとく砂鉄によリ＋４９成
される表面層１１とバックアツプ材となる通常の砂型１
２とから構成されており、さらにその外側は鋳枠１３に
よって固定されている１゜また陰極のリード線１４は砂
鉄により構成される表面層１１に連結されている。

まず、塗型機の容器２に塗型粉末１を充填し、供給管５
と鋳型９に通電する。次に把手３を握って、塗型機を鋳
型９の所定箇所に対向させ、弁４を押して、塗型粉末１
を供給管５上に設けられた帯電板乙に落下させる。ここ
で塗型粉末１は■に帯電され、陰電気を帯電された鋳型
９の砂鉄表面層１１に吸引されて電気的に吸着されるこ
とに瀝る。この操作を鋳型面全体に行えば、鋳型の内面
はすべて塗型で完全に被覆される。

本発明方法において用いられる塗型粉末としては黒鉛、
けい砂、ジルコン砂、アルミナ、マグネンア等が例とし
で挙けられ、電圧は２５〜７５　Ｋ、　Ｖの軸間でかけ
られ、塗型厚としては１咽以下、中でも０２〜０．５　
ｗｎが一般的である。

実際に油流電圧（ｉ７３０ＫＶかけ、塗型粉末とＬ７て
は黒鉛を用いて、鋳型内面に１咽のし膜を形成した鋳型
に普通鋳鋼ｆｆ：釣込んだ結果、表面欠陥の極めて少な
い鋳鋼品ｋ　ＴＯることかできた。

以上のごとく、本発明方法では水や有機浴剤などの希釈
液を全く用いないので、塗型を乾繰させる作業が不要と
なるたけでなく、水や溶剤に起因する表面欠陥も大幅に
減少するため、極めて軽済的な塗型の塗布方法である。

本発明方法は朽鉄、釣＾、銅合金、Ａｔ合金等、油物鋳
造用賄型一般に適用できる。

【図面の簡単な説明】

、３％　１図は本発明方法の一実施態様を示す図であり
、第２図は８＋、１図の門型部分の拡大詳細図である。 作代理人　　内　Ｈ」　　　明 後代理人　　萩　原　介　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 陽電荷を帯電された塗型材粉末を、陰電荷を有した砂鉄
   層からなる鋳型表面に吸引吸着させることからなる、塗
   型の塗布方法。