JPS58190834A - ガラス繊維ストランドの切断装置におけるストランドの糸掛け方法及び装置 - Google Patents

ガラス繊維ストランドの切断装置におけるストランドの糸掛け方法及び装置

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JPS58190834A
JPS58190834A JP5422482A JP5422482A JPS58190834A JP S58190834 A JPS58190834 A JP S58190834A JP 5422482 A JP5422482 A JP 5422482A JP 5422482 A JP5422482 A JP 5422482A JP S58190834 A JPS58190834 A JP S58190834A
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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B37/10Non-chemical treatment
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
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    • C03B37/02Manufacture of glass fibres or filaments by drawing or extruding, e.g. direct drawing of molten glass from nozzles; Cooling fins therefor
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  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は紡糸したガラス繊維ストランドを直接、チョツ
プドストランげに切断する方法及び装置に関し、特に、
切断装置にストランPを巻き掛ける、即ち糸掛けする方
法及び装置に関する。
従来より、紡糸炉から引き出されたガラス繊維ストラン
ドTh[接切断する方法及び装置が知られており・特公
昭50−27089号公報に開示されている。この公報
に開示されている装置においては、紡糸炉底部のノズル
から紡出された多数のガラスフィラメントが被覆剤を塗
布された後、集束されてストランドを形成し、該ストラ
ンドが1個のフィードローラ周面に所定角度にわたって
巻き掛けられ、フィードローラとストランドとの間の摩
擦粘着力によってストランドに所定の引取速度が与えら
れて所望の延伸繊維化が行われ、同時に、前記フィード
ローラ周回に圧接するカッターローラによシ前記ストラ
ン−が一定長のチョツプドストランドに切断されている
。一般に、定常運転状態においては、フィー−ロー2周
速は800〜3000 m7分である。
ところで、切断操作を開始するに当って、紡糸炉からの
ガラスストランドを上記の如き高速回転中のフィードロ
ーラに掛ける作業は極めて危険で、高度な熟練を要し、
事実上殆ど不可能である。そこで、従来は、フィードロ
ーラの速度を低下させておき、紡糸炉のノズルから流出
した太いフィラメント(未繊維化フィラメントという)
からなるストランドをフィードローラの先端部に巻き付
け、フィードローラ先端部に巻き取pながらフィードロ
ーラを加速し、所定の繊度とストランドを得るに必要な
所定の速度(以下繊維化速度という)に達したあと、ス
トランrをフィードローラの切断部に移行せしめて切断
作業を開始している。かかる方法では、切断作業開始前
にフィードローラの先端部に巻付けられた未繊維化フィ
ラメントが切断作業中もそのま\残っているため、次第
にほぐれてケバ状に飛散落下しチョツプドストランv中
に混入するため製品の品質を損ねるという欠点がある。
また未繊維化フィラメントは和尚に太く剛性をもってい
るためフィードローラの局面に完全に巻付かず端部がフ
ィードローラの周面から離れて大きな円弧を描いて振9
回されるため非常に危険である。これを避ける一方法は
ストランPt−フィー−ローラに巻掛けた後フィードロ
ーラの速度を急速に高めフィードローラ局面に巻付き残
存する未繊維化フィラメントの長さを出来るだけ短かく
することであるが、この方法はストランドが急激に張力
を受けるため破断し易くまたフイードロ−ラが摩耗し易
い欠点がある。更にこれに代る方法として未繊維化フィ
ラメントを始めからフィードローラの切断部周面に巻掛
はカッターローラで切断しながらフィードローラの周速
を徐々に繊維化速度に高め完全に繊維化した後に切断さ
れたチョツプドストランドのみを製品として取出す方法
が実施されている。この方法は正常なフィラメントに比
較して相当に太く剛性の大きな未繊維化フィラメントを
切断するためにカッターローラのフィードローラに対す
る押圧力を相当に高める必要があり、これが原因となっ
てカッターブレード間に刃ずまシを起して正常なフィラ
メントの切断作業に支障をきたし、またカッターグレー
ドおよびフィードローラの損傷を非常に早める。更に弾
性材で形成されるフィードローラ切断部表面に太い未繊
維化フィラメントを大きな張力で掛は渡す結果フィード
ローラ表面に大きな凹みが生じ正常切断作業に入ってか
らのミスカットの原因となる。
特にこのような作業を未熟練作業者が行う場合屡屡未冷
却ガラスの混入したフィラメント全フィードローラに送
り込む誤まシラ侵すことがありその結釆フイ′−トロー
ラの焼損、カッターブレードの折損等をまねくことがあ
る。特に後者の場合折損したブレードがカッターローラ
の高速回転に伴ない飛散して危険である。
最近、上記した直接紡糸切断方式によるチョツプドスト
ランドの生産性を高めるために複数個の紡糸炉を並列せ
しめ各紡糸炉から流出するガラスフィラメントからそれ
ぞれ集束形成された複数本のストランドを並列状態で1
個のフィードローラに巻付は切断する方法が提案された
。しかしながらこの多炉多条システムによるテヨツゾド
ストランドの製造方法は、上記した切断開始時の問題点
の他に、各紡糸炉からフィードローラに至る間の複数本
のストランドのうちの1本が何らかの原因で破断した場
合に、これをフィードローラに再巻付けする作業が極め
て面倒であるという問題点も有している。即ち、前記し
た如くフィードローラは約800〜3000 m1分も
の高速で回転しているため、一旦破断したストランドを
、他のストランドの延伸繊維化及び切断を止めることな
く、フィードローラに再巻き掛けすることは事実上殆ど
不可能であシ、そのため破断したストラン−の再巻付け
のため、フィードローラの速度を安全な程度に低下させ
るか或は全面的に停止させている。
このため生産能率が犠牲になっている。
以上に説明した従来技術の欠点全解消した方法及び装置
が特開昭54−38926号公報に開示されている。こ
の公開公報に開示のものは、フィードローラの一端に隣
接してフィーげローラと別個に駆動される補助フィード
ローラを同軸線上に並設すると共に該補助フィードロー
ラの周面に圧接回転する補助カッターローラを設け、チ
ョップげストランrの製造作業中フィー10−ラに供給
される多条ストランドのうちの1本が何等かの原因で破
断した場合フィードローラを高速回転に維持したまま他
のストランrの切断作業を続け、補助フィードローラを
殆ど静止状態または30〜50m/分の低速回転にして
扁未繊維化状態にあるストランドの端部を補助フィード
ローラに巻掛は次いで補助フィードローラの速度を徐々
に主フイードローラの回転速度800〜6000m/分
に近づけ破断ストランドの完全な繊維化状態が得られて
から主フイードローラに移行させるものである。しかし
ながら、この方法では補助フィードローラから主フイー
ドローラにストランドを移行させるさい、極めてまれで
はあるが、主フィー−ローラに巻付かないことがある、
ストランrがフィードローラ間の軸に巻付くことがある
、或はフィードローラのカッター刃に接触しない部分を
通過するため長いストランドが生じてチョツプドストラ
ンドに混入し、後で選別を必要とする等の欠点があ如、
必ずしも満足すべきものではなかった。
従って、本発明の目的は上記の如き従来技術の欠点を是
正せんとするもので、ガラス繊維ストランドのフィード
ローラへの新規な巻付は方法及び装置を提供するにある
本願第1の発明によれば紡糸炉底部から紡出された多数
のガラスフィラメントを集束して形成したストランPを
、フィードローラ周面に、摩擦粘着力によって所定の引
取速度を前記ストランげに与えるに十分な角度に亘って
接触せしめ、次いで前記フィードローラに圧接して回転
するカッターローラによって前記ストランPをチョツプ
ドストランドに切断する方法において、前記フィードロ
ーラ周面に接触させるべきストランドを、まずフィード
ローラ近傍に設けられた回転コレットに巻付け、核コレ
ットに巻き取シながら該コレットの回転させながら前記
コレットを移動させてコレットに向って走行しているス
トランドを前記フィードローラに接触させ、ストランド
を前記フィードローラに巻き付けて切断を開始すること
を特徴とするガラス繊維ストランPの切断方法が提供さ
れる。
本願第2の発明によれば紡糸炉底部から紡出された多数
のガラスフィラメントを集Aシシて形成したストランド
を、所定の引取速度にて引き取るべく所定の角度範囲に
わたって周回に接触させるように配置されたフィードロ
ーラと、該フィードローラに圧接して回転するカッター
ローラとを有する切断装置において、 前記フィードローラの側方に配置されフィードローラに
巻き付けられるストランPの巻き付は位置を規制する主
がイrローラと、該主ガイドローラに近接して配置され
、主ガイドローラとは独立して回転しうる補助ガイドロ
ーラと、前記主ガイドローラ及び補助がイーローラを通
ったストランドを巻き取るコレットと、該コレットを回
転駆動する可変速駆動装置と、前記コレット及び可変速
駆動装置を担持した支持装置とを具備し、前記支持装置
は前記コレットを、該コレットと前記主ガイドローラ間
のストランドが前記フィードローラに接触しない第1位
置と前記フィードローラの周回に所定の角度に亘って接
触する第2位置との間に移動可能に保持していることを
特徴とするガラス繊維ストランドの切断装置が提供され
る。
更に、本願第6の発明は、上記の切断装置において、前
記第2位置に位置するコレットと前記フィードローラと
の間のストランドに係合し該ストランドのフィードロー
ラへの巻付は角を増加させる移動ガイドと、該移動ガイ
げと前記コレット間のストラン−を切断するはさみを有
する導糸機構を設けたことを特徴とする。
以下、添付図面に示す実施例によって本発明の詳細な説
明する。
第1図を参照するに、紡糸炉底部のブッシング1は多数
(例えば400〜2000個)のノズル孔を有し、多数
のガラスフィラメント2を吐出している。フィラメント
2は塗布装置3で潤滑剤などを含む被覆剤が塗布され更
に集束ローラ4で1本のストランド5aに集束されてい
る。同様にして、別の紡糸炉(図示せず)によってスト
ランP5b 、5cが形成されている。これらのストラ
ンド5a、5b、5cは各ストランPに対応した溝を有
するガイドシュー6を経て切断装置Iに供給される。切
断装置7はガイドローラ組立体8、フィードローラ9、
カッタローラ10を有している。
ストランドはフィーPI:I−ラ9の円周面上に接触し
、所定角度θ回転してからカッタローラ10で切断され
、一定長のチョツプドストランl’11となってコンベ
ヤ12の上に落下し製品として運び出される。ストラン
ド5a 、5b 、5ce構成するガラスフィラメント
はストランPのフィー−ローラ9の周面への所定角度θ
に亘る接触による摩擦粘着力のみにより引張られ延伸繊
維化される。
次に切断装置7を第2図、第6図によシ詳細に説明する
。フィードローラ9は局面をポリウレタンデム等のガラ
ス繊維に対して原振係数の大きい材料でライニングされ
たローラで、軸21に固定されている。軸21は回転ノ
・ウジング23に軸受25を介して回転自在に保持され
てお如、一方回転ハウジング23は一対の支持部材27
に回転自在に支持されている。支持部材27はノ・ウジ
ング支持台29にボルト31で固定されている。ノ・ウ
ゾング支持台29は、架台33に支持体35を介して保
持されているロッド37に摺動可能に保持゛されておシ
、ロッド37はフィードローラ9の軸21の軸線を含む
平面に対して直角方向に延在している。かくして、フィ
ー−ローラ9はハウジング支持台29とともに第2図に
おいて水平方向に移動可能でおシ、カッタローラ10に
対して接触或は離れることができる。架台33上には更
に、接圧調整用シリンダ39が取付けられておシ、その
ピストンロツF39aはハウジング支持台29に連結さ
れている。シリンダ39はカッタローラ10に対するフ
ィードローラ9の接圧を調整する。
カッタローラ10は架台33上の固定位置に回転するよ
うに支持されておシ、その周面に軸線方向に対し5〜2
5°の傾斜角で多数のブレードが等間隔に植設されてい
る。カッタローラ10にはプーリ41が連結されてお9
、カッタローラ駆動用モータ43にベルト45を介して
連結されている。かくして、モータ43によυカッタロ
ーラ10が駆動され、カッタローラ10はフィードロー
ラ9を回転駆動する。カッタローラ10をモータで駆動
するかわシに、フィードローラ9を駆動するようにして
もよい。また、フィードローラ9全水平方向に移動可能
とするかわりにカッタローラ10を移動可能としてもよ
い。
ガイ−ローラ組立体8は各ストランドに対応した溝を有
する主ガイドローラ47と、その近傍に配置され単一の
溝を有する補助ガイドローラ49とから構成されている
。主がイドローラ47は可動スリーブ51に回転自在に
支持されておシ、補助ガイドローラ49は主がイドロー
ラ47の一部にかぶさり、かつ固定軸53に回転自在に
支持されている。かくして、ガイ−ローラ47.49は
それぞれ独立して回転自在である。固定軸53Fi、ハ
ウジング支持台29に固定されたブラケット55に固定
されてお9、一方可動スリーブ51は固定軸53上に摺
動可能に保持されてbる。更に、可動スリーブ51には
主ガイ−ローラ位置調整用シリンダ57のピストンロッ
ド57aが連結され、主ガイドローラ47の溝によって
案内されフィードローラ9上に巻き付くストランドのフ
ィーrローラ周面上の位置を変化させるようになってい
る。
ガイ−ローラ組立体8の近傍にはガイドピン59”if
’   K :    ””  ツf(7ツク59 a
(第4図参照)を有している。ガイドビン59は主ガイ
ドローラ47の溝に掛けられているストランド5の下方
で、かつ補助ガイドローラ49に掛けられたストランド
5′の上方に位置するよう配置され、更に第4図の二点
鎖線で示す位置に回転したとき、フック59aがストラ
ンド5′に係合しうるよう配置されている。ガイドビン
59の末端は揺動シリンダ61に連結されておシ、該揺
動シリンダ61は支持板63に保持されている。支持板
63は、ブラケット55に設けられている支持スリーブ
65に摺動可能に保持されたがイドパー67に支持され
、更に、ガイドピン移動用シリンダ69のピストンロッ
ド69aに連結されている。かくして、ガイドビン59
は第4図に示す揺動とガイ−ローラの軸線方向の移動が
可能である。
ガイドビン59は補助ガイドローラ49に掛けられたス
トランド5′を引っかけて、移動し、ストランドを補助
ガイドローラから主ガイドローラ上に移す作用をする。
詳細は後述する。
フィードローラ9の軸21ft保持した回転ハウジング
23にはフレーム71が一体に回転するように保持され
ている。フレーム71の端部には可変速モータ73が取
付けられ、モータ730回転軸73aにはコレット75
が保持されている。本実施例では可変速モータ73とし
て、高低二連に切シ替えうる2段変速モータが用いられ
ている。
コレット75はフィードローラ9にストランドを巻き掛
けるに際して、一時的にストランドを巻取るだめのもの
で、第2図に二点鎖線で示す第1位置から笑線で示す第
2位置に、フレーム71の回転によって移動させられる
ことができる。フレーム71を回転させるために、ハウ
ジング23の端iKピ=オンギヤ77が取付けられハウ
ジング支持台29にはピニオンギヤ77とがみ合うラッ
クイヤ(図示せず)とそれを往復動させるフレーム揺動
用シリンダ79が設けられている。
フレーム71には更に導糸機構81が取付けられている
。、導糸機[81はカーボンブツシュからなる回転自在
な移動ガイド83とはさみ85を有している。移動ガイ
ド83とはさみ85はシリンダ87によって第2図の矢
印へ方向に移動させられるようになっておシ、かつシリ
ンダ87は第5図に明瞭に示す如くロツP89に保持さ
れている。
ロッド89はフレーム71に固定されたスリーブ91に
摺動可能に保持され、かつシリンダ93のピストンロッ
ド93aに連結されている。かくして、ロッド89は第
6図の矢印B方向に移動可能である。はさみ85にはは
さみ開閉シリンダ95が連結されている。
以上に説明した各シリンダ及びモータは図示しない制御
装置に連結され、以下に説明する糸掛は動作を行うよう
、シーケンス制御されるよう構成されている。制御装置
の詳細構造は本発明に直接関係がないので省略し、以下
にシーケンス動作のみを説明する。
まず全紡糸装置を停止した状態から、紡糸及び切断を開
始する時の糸掛は動作を説明する。なお、以下の説明に
おいて正常な紡糸速度(フィードローラ速度)は100
0rIL/分と仮定する。紡糸開始時にはコレラ)75
ij:第2図の二点鎖線で示す第1位置(待機位置)に
あシ、ガイドピン59は第6図に示す如く前方に伸び出
した位置でかつ第4図に実線で示す回転位置にある。
まず、カッタローラの駆動が開始されカッタローラ及び
フィードローラが定常速度(1000m/分)にされる
。次いで、第1番目のストラン−5′を引き揃え、補助
ガイPローラ49の溝を通して、待機位置のコレット7
5に巻き付け、同時にコレットの駆動を開始させる。コ
レット75は徐々に加速され、数秒後に高速(正常な紡
糸速度よシわずかに高く、例えば1050m/分に設定
されている)に達する。なお、ストランド5′をコレッ
トに掛ける前に、コレラトラ低速(例えば200m/分
)或は高速であらかじめ回転させておき、回転中のコレ
ットにストランドを巻き付けてもよい。次にガイドビン
59が下向きに90度回転され、ストランv 5 /を
フックする。0.5秒後、ガイドビン59が後退を開始
し、補助ガイドローラ49の溝にかかつていたストラン
ド5′を主ガイドローラ上の糸入れ位置E(第6図参照
)に移動させる。この動作と並行して、各紡糸装置にス
トランドに対応して設けられている断糸検出器(図示せ
ず)が、ストランドの有無を判定する。最初のストラン
ドの糸掛は時には、当然他のストランドはないため、こ
のことが検出され、コレット速度が低速(200m/分
)に減速される。これは、もしコレット速度を落さずに
ストランドを無回転の主がイ10−ラ47上に移動させ
るとストランドが断糸するので、これを防止するために
行われるものである。もし、他のストランrが主ガイド
ローラを介してフィードローラに巻き掛けられている場
合には、主ガイドローラは既に高速で回転しているため
、コレット速度の減速は行われない。
ストランドが主ガイドローラ上に移されると、コレット
は再び高速(1050m/分)に戻され、同時にコレッ
ト75を保持したフレーム71が回動されて、コレット
は第2図に実線で示す第2位置即ち導糸位置に移動され
る。従って、コレットに巻き取られているストランドは
フィードローラ9に所定の接触角αlに亘って接触する
。この後、コレラトラ停止させるとストランPはフィー
ドローラに対する粘着接触によって自然にチョッピング
位置(フィードローラとカッタローラの接触位置)に侵
入し、切断が開始され、導糸が完了する。
この場合、単にコレット75を導糸位置に移動させ、コ
レットの回転を停止させるのみで、自然にストラン−が
チョッピング位置まで侵入するがフィードローラ表面が
荒れていたり、摩耗していると、ストランげに対する粘
着力が低下し、ストランドのチョッピング位置への侵入
が生じないことがある。このような恐れのある場合には
、導糸機構81のシリンダ93を作動させて、移動ガイ
ド83とはさみ85を糸入れ位置Eに移動させ、次にシ
リンダ87を作動させて、移動ガイド83でストランド
を下方に所定の接触角α2が得られる位置まで押し下げ
、その位置に来たとき、はさみを作動させてストランP
を切断する。切断と同時にストランドは自然にフィード
ローラに対する粘着接触によってチョッピング位置に供
給され、導糸が完了する。続いて、ストランPをE位置
に拘束していたガイドピン59がさらに後退され、スト
ランドを主ガイドローラ47の所定の溝に導ひく。その
後ガイドピン59は第4図の実線位置にまで回転され、
かつ更に後退してストランド5′から外れ、ストランド
は実線で示す正常走行位置となる。以上で、第1番目の
ストランPのフィードローラへの糸掛は操作が終了し、
その後第1番目のストランドの正常速度での紡糸及び切
断が行われる。
次いで、第2番目以降の各ストランドの糸掛けが、第1
番目のストランドの正常速度での紡糸及び切断を妨げる
ことなく、第1番目のストランドの糸掛けと同様な手順
で行われる。但し、2番目以下のストランドの糸掛は操
作においては、ストランドを補助ガイ−ローラから主ガ
イドローラに移すさいに、主ガイドローラはすでに第1
番目のストランドによって高速で回転しているため、コ
レット75によって巻取中の第2番目のストランドの速
度を減速させる必要はない。
運転中に断糸したストランPの再導糸の操作も上記の第
2番目以降のストランドと同様に行われる。なお、主ガ
イドローラのどの溝にストランrを導くかは、ガイ−ビ
ン59の停止位置を定めるリミットスイッチを、各スト
ランげに対応して設けられている切断検知器と連動させ
、切断検知によってリミットスイッチを作動させるよう
にすることによって自動的に決めることができる。
上記の方法を実施するに当って、コレット75に巻かれ
ているストランドがフィードローラ9周面に粘着し、チ
ョッピング位置まで侵入するには、フィードローラに対
する接触角α1.α2及びフィーCローラに対する相対
速度が重要である。本発明者等は種々な条件での糸入れ
を行った結果、次の結論を得た。
(イ) 糸入れに必要な接触角α1.α2は160度±
60度である。
(ロ) コレット速度は、フィードローラ速度に等しい
かそれよ多大きいことが必要であシ、好適には コレット速度=フィーPローラ速度×1.1である。な
おコレット速度の上限は、フィーPt:l−2速度の1
.5倍であった。
上記実施例は、ストランドをコレットに巻付けた後は自
動的に糸入れ操作が行われるものである。
しかし、本発明はこれに限定されず、適宜、手動操作に
置きかえてもよい。例えば、補助ガイ−ローラの溝から
、主ガイドローラの糸入れ位置Eにストランドを移動さ
せ、次に主ガイドローラの溝内にストランドを移動させ
るために、ガイドビン59及びその駆動装置を設けてい
るが、これを省略し、適宜な手保持ガイげにより、手で
ストランドの移動をさせるようにしてもよい。また、コ
レット75の保持機構として、フィードローラ9と同心
状に揺動するフレームを用い、コレラ)k円弧状に移動
させているが、この代9にコレットを直線状に移動させ
るようにしてもよい。
以上説明したように、本発明では、フィードローラ及び
カッタローラは正常に回転させた状態で、先ず、コレッ
トに糸掛けすべきストランドを巻付け、コレットを高速
にしてストランドの延伸繊維化を開始した後、コレット
を移動させてストランドをフィードローラに接触させ、
フィーCローラに糸掛けするものであるので、従来の如
く、フィー−ローラの先端に未繊維化の太いストランr
を巻付ける必要がなく、また太いストランドをカッタロ
ーラで切断する必要がない。このため、従来、太いスト
ランrをフィーCローラに巻付けることによって生じた
種々の欠点を解消しうるとともに、カッターグレードの
損傷も少くなシ長期間の安定な運転が可能となる。更に
、複数のストランドを紡糸、切断する場合において、そ
のうちの1本のストランドが破断しても、他のストラン
ドの紡糸切断操作を停止することなく、再び破断したス
トランPを容易にフィーCローラに糸掛けすることがで
きるので、装置全体としての生産効率を大巾に向上する
ことができる。
ストランドの製造設備の概略図。
第2図は本発明の一実施例である切断装置の正面図。
第6図は第2図の切断装置の側面図で、コレットをフィ
ー−ローラの上方に位置させた状態で示している。
第4図はガイドピン59の拡大正面図、第5図は導糸機
構を、第3図の矢印V−■方向に見た側面図である。
1・・・紡糸炉 5.5’ 、5a、5b、5a−ストランケア・・・切
断装置 8・・・ガイドローラ組立体 9・・・フィードローラ 10・・・カッタローラ 11・・・チョツプドストランド 47・・・主ガイドローラ 49・・・補助ガイドローラ 11・・・フレーム 73・・・可変速モータ 75・・・コレット 81・・・導糸機構 代理人 浅  村   皓 外4名

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紡糸炉底部から紡出された多数のガラスフィラメ
    ントを集束して形成したストランPを、フィードローラ
    周面に、摩擦粘着力によって所定の引取速度を前記スト
    ランげに与えるに十分な角度に亘って接触せしめ、次い
    で前記フィードローラに圧接して回転するカッターロー
    ラによって前記ストランドをチョップPストランド゛に
    切断する方法において、 前記フィードローラ周面に接触させるべきストランrを
    、まずフィードローラ近傍に設けられた回転コレットに
    巻付け、該コレットに巻き取シな−ラを定常速度で回転
    させながら前記コレットを移動させてコレットに向って
    走行しているストランドを前記フィードローラに接触さ
    せ、ストランドを前記フィードローラに巻き付けて切断
    を開始することを特徴とするガラス繊維ストラン1の切
    断方法。
  2. (2)紡糸炉底部から紡出された多数のガラスフィラメ
    ントを集速して形成したストランドを、所定の引取速度
    にて引き取るべく所定の角度範囲にわたって周面に接触
    させるように配置されたフィードローラと、該フィード
    ローラに圧接して回転するカッターローラとを有する切
    断装置において、前記フィードローラの側方に配置され
    フィードローラに巻き付けられるストランドの巻き付は
    位置を規制する主ガイ−ローラと、咳主ガイドローラに
    近接して配置され、主ガイドローラとは独立して回転し
    うる補助ガイドローラと、前記主がイドローラ及び補助
    がイドローラを通ったストランドを巻き取るコレットと
    、該コレットを回転駆動する可変速駆動装置と、前記コ
    レット及び可変速駆動装置を担持した支持装置とを具備
    し、前記支持装置は前記コレットを、該コレットと前記
    主ガイドローラ間のストランPが前記フイードローラに
    接触しない第1位置と前記フィードローラの周面に所定
    の角度に亘って接触する第2位置との間に移動可能に保
    持していることを特徴とするガラス繊維ストランrの切
    断装置。
  3. (3)紡糸炉底部から紡出された多数のガラスフィラメ
    ントを集速して形成したストランドを、所定の引取速度
    にて引き取るべく所定の角度範囲にわたって周面に接触
    させるように配置されたフィードローラと、該フィー−
    ローラに圧接して回転するカッターローラとを有する切
    断装置において、前記フィードローラの側方に配置され
    フィードローラに巻き付けられるストランVの巻き付は
    位置を規制する主ガイ10−ラと、咳主ガイPローラに
    近接して配置され、主ガイドローラとは独立して回転し
    うる補助ガイドローラと、前記主ガイドローラ及び補助
    ガイドローラを通ったストランドを巻き取るコレットと
    、該コレットを回転駆動する可変速駆動装置と、前記コ
    レット及び可変速駆動装置を担持した支持装置とを具備
    し、前記支持装置は前記コレットを、該コレットと前記
    主ガイドローラ間のストランドが前記フィー−ローラに
    接触しない第1位置と前記フィードローラの周面に所定
    の角度に亘って接触する第2位置との間に移動可能に保
    持しておシ、 更に前記第2位置に位置するコレットと前記フィードロ
    ーラとの間のストランドに係合し、該ストランドのフィ
    ードローラへの巻付は角を増加させる移動ガイPと、該
    移動ガイげと前記コレット間のストランPを切断するは
    さみを有する導糸機構を有することを特徴とするガラス
    繊維ストランドの切断装置。
JP5422482A 1982-04-01 1982-04-01 ガラス繊維ストランドの切断装置におけるストランドの糸掛け方法及び装置 Expired JPS6025373B2 (ja)

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