JP2004502053A - 熱可塑性繊維で形成されたストランドの切断方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、熱可塑性繊維で形成されたストランドを切断するための装置に関し、二つの平行軸(x1、x2)の周りを反対方向に回転する刃付ホイール(1)及びアンヴィル−ホイール(2)を有し、該両ホイールを作動する少なくとも1つの手段(B)と、ストランドをアンヴィル−ホイール(2)と接触させる手段(6)を有する。本発明は、さらに以下のものを有することを特徴とする:軸(x3)が該両ホイールの軸と平行で、該両ホイール(1、2)を支持する往復運動装置(3)、及び、連動して作動させる手段(A);該両ホイールを接触状態に置くための手段(C);ストランドを特に掴むための手段(10)、及び、該両ホイールが接触状態にない場合に、刃付ホイール(1)とアンヴィル−ホイール(2)の間にストランドを通すために連動して作動させる手段。本発明は、さらにその方法に関する。
【選択図】図4
【選択図】図4
Description
【0001】
本発明は、切断された熱可塑性繊維、特にガラス繊維のストランドの製造方法に関するもので、さらに切断方法及びその工業的な装置に関する。
【0002】
すでに知られているように、ストランド(しばしば、糸条として知られている)の切断は、アンヴィルと云われるホイールと、周囲に均一に突起した刃が設置されている切断ホイールと云われるホイールとの間に繊維材料を通過させることによって行われ、その2つのホイールは互いに反対方向に回転している。アンヴィル−ホイールは、一般にポリウレタン系の弾性体で作られており、切断ホイールから突起した刃の先端部と圧着するように設置されており、切断領域を画定している。
【0003】
そのような装置を有益性において最適レベルで維持するためには、停止を可能な限り最小にして連続的に切断を行うことが必要であることは言うまでもない。停止は、本質的には供給糸条の糸切れにより引き起こされる。糸切れの後、切断装置は「再スタート」されることが必要であり、糸条は、切断領域に戻し置かれなければならず、それが非常にうまくいったり、それほどでもなかったりする。
【0004】
このような問題の解決方法がいくつか知られている:
文献FR2162068には、圧着シリンダーが円錐台部分の傍に延設されている切断装置が記載されている。この装置は、開口部を有する保護ケースに収納されており、該開口部から圧着シリンダーの円錐台部分が突出しており、その前面は、該ケースに固定された保護板によって覆い隠されている。板とケースの間には側口があり、そこからガラス繊維で形成されたストランドが、圧着シリンダーの円錐台部分と手動で接触状態に導かれる。ストランドは、円錐表面に沿って巻き上げられ、次いでカッターとアンヴィルの間に捕捉される。
【0005】
このような装置は、運転を再開する場合、約1〜2m/秒の速度でストランドの後戻りを伴う。単一ダイからのストランドが装置に供給される場合は、このような現象は許容できるが、複数ダイからの複数ストランドを同時に切断する場合には許容できない。複数ストランドの一つが何か偶発的に切れると、全てのダイでの繊維製造が停止することになり、製造工程が混乱し、機械の消耗が加速され、設備の生産性がかなり低下する。
【0006】
従来の装置の別の形式が、フランス公報FR2204715に記載されている。これによると、切断装置は、頂点が小直径である円錐台の傍に延設された圧着シリンダーを有する。スタートアップロールは、一連のディスクからなり、円錐台の直線母線上を押圧している。カッター/アンヴィル部は、普通の速度で一定に回転する。
【0007】
再スタート操作の間、切断領域と連携するガイドホイールを経て通っているストランドは、円錐台の頂点に接触して、低速で巻いている。ストランドは、直線経路をとる傾向があるので、直ぐにスタートアップロールと円錐台の表面の間に詰まるようになり、延伸速度が上昇して、遂にアンヴィルとカッターの間に捕捉されると、次第に円錐台の上に堆積する。
【0008】
したがって、この装置は、切断機の回転速度を変えずにストランドを送ることができる。しかし、この装置には欠点がないわけではない。
【0009】
実際、早期のストランド切れを避けるためには、延伸速度を徐々に増加させることが必要であり、そのため、非常に長く張り出して設置された円錐台を、アンヴィルに取り付けることが必要である。この状態は、スタートアップロールを形成する一連のディスクによって円錐台に及ぼされる圧力により悪化する。このような装置は、30〜50m/秒の延伸速度を維持する場合には、特に非常に早く消耗する。
【0010】
もう一つのタイプの装置は、文献FR2397370に記載されており、ストランドを側面より切断機に導入するものである。
【0011】
この装置は、主圧着シリンダーの一方の端部に隣接して設置され、主圧着シリンダーの軸に連携した補助的な圧着シリンダーを有し、また、補助的な圧着シリンダーと協働するように配置された補助的な刃付シリンダーを有する。
【0012】
偶発的なストランド切れの場合、ストランドは、停止することなく切断機に再導入される。即ち、下記の通りである。
【0013】
手動で引き取った後、ストランドは、低速で補助シリンダーの間に導入され、溝付プーリによりその位置に保持される。
【0014】
切断機のように作動する二つの補助シリンダーの速度は徐々に増加して、ストランドは通常の延伸速度に達する。溝付プーリの作動により、ストランドは主切断領域に送られる。
【0015】
この装置は、糸状ストランドを高速で回転する切断機に導入することに伴う困難性に対する興味ある解決法を有している。しかし、主切断機を交換する必要が生じる度毎に、補助シリンダーを外したり取り付けたりしなければならず、停止時間を最小にすることが要求される連続運転においては不利益をもたらす。
【0016】
このような問題の一つの解決が文献FR2490251に記載されており、その手段は、アンヴィルシリンダーと協働する刃付シリンダーの両側面の間を通って平面の間に存在する領域にストランドを引き入れることからなり、該シリンダーの回転斧がほぼ水平面を通過し、次いで、延伸されたストランドを、アンヴィルシリンダーと刃付シリンダーの間に接する領域で区画された切断領域へ偏向させて、上流に設置され切断領域にほぼ隣接しているシリンダー表面の少なくとも一部の上に押圧することからなる。
【0017】
しかし、この手段は、水平面にあるストランドをスタートアップ領域まで最初に引き取るためには、少なくとも1人の人手を要する。この段階では、多くの糸切れがあるために多くの時間が浪費される。一般的には、複数のダイからの複数のストランドが一緒に作業員によって始動機に運ばれるという理由から、このことは特に正しい。
【0018】
従来、1日・1ダイ当たり20台の糸切れという糸切れ率を数えることはありうることだった。
【0019】
もう一つの解決手段は、特許US5935289に記載されているような切断法を包含することからなり、ストランドは、各ダイの下で把持され自動的に再スタート系へ運ばれる。
【0020】
しかし、このシステムは極めて複雑である。特に、かなり複雑な再スタート機構、導糸部、保護部及び把持の制御部からなり、それらは全て複雑そのものである。
【0021】
本発明は、再スタートホイールも小ガイドローラも不要で、簡単にストランドを直線部へ移すことにより自動的に再スタートを達成することができるので、従来のシステムよりもはるかに簡単であることが判明し、100%近い再スタート成功率が可能であり、いかなる場合でも98%以上が可能である。
【0022】
さらに、特許FR2490251に例示されている切断装置と比較して、本発明は、ストランドに人手の介在が不要であるから、完全に自動的である。
【0023】
またさらに、本発明は、切断領域にストランドを運ぶためのアームも、再スタートホイールも有していない。これらの要素は、従来の装置には必須であるが、運転状態に置かれる時にストランドに力がかかるため、再スタート失敗率を無視できないほど上昇させる。
【0024】
これは、従来技術の大きな不利益であるが、本発明では克服されている。
【0025】
要するに、本発明の目的は、人手を介在させずに再スタートしうる(即ち、ストランドを掴み上げて切断を開始しうる)切断装置を提供することである。
【0026】
さらに、本発明は簡単な解決法を目的とするもので、要素の数が少ないので、優れた信頼性を有し、効率的である。
【0027】
本発明の主題は、熱可塑性繊維で形成されたストランドを切断するための装置であり、二つの平行な軸の周りを反対方向に回転する刃付ホイール及びアンヴィル−ホイールを有し、その二つのホイールを駆動する少なくとも一つの手段及びストランドをアンヴィル−ホイールと接触状態にする手段を有する。
【0028】
本発明においては、切断装置はさらに下記のものを有する。
【0029】
それらのホイールを支え、軸がそれらのホイール軸と平行な往復運動手段、及び連動して作動させる手段;
それらのホイールを接触状態に置くための手段;
ストランドを特に掴むための手段、及び、それらのホイールが接触状態にない場合に、ストランドを、刃付ホイールとアンヴィル−ホイールの間に通すために連動して作動させる手段。
【0030】
一つの態様として、切断装置はさらに、アンヴィル−ホイール上のストランドの位置を変えて、接触が該ホイールの幅方向を横断して前後に動くことを確実にするための手段を有する。
【0031】
これにより、アンヴィル−ホイールが幅全体にわたって使用されるという利点がある。
【0032】
さらに詳しくは、そのような位置変えの手段は、1組の連結棒により作動する少なくとも一つのローラを有し、カムと連動している。
【0033】
特別な方法では、本発明の切断装置はさらに、両端部の位置の間で往復運動する支持体の回転を規制する手段を有する。
【0034】
本発明の範囲を逸脱しないかぎり、切断装置はさらに、アンヴィル−ホイールの表面周囲を磨く手段を有する。
【0035】
さらに、切断装置は、カッター及びストランドをアンヴィル−ホイールに接触させる手段の上流部に設置された分離小ホイールを有する。
【0036】
また、本発明は、熱可塑性の糸条物を切断する方法を目的とする。この方法は、少なくとも一つのストランドをアンヴィル−ホイールの周りに一定の巻き円弧で巻いて配列し、二つの平行な軸を有し互いに反対方向に回転する刃付ホイールとアンヴィル−ホイールとを接触させることにより、ストランドを切断するものである。
【0037】
本発明の切断方法は、さらに、それぞれの軸(x1、x2)の周りを回転するホイールと連動した該ホイール軸の特定かつ同時の回転によって、切断を自動的に再スタートするものである。
【0038】
特に、再スタートは、ホイールの上流にあるストランドを掴み、それを、静止して離れた状態にある両ホイールの間に、直線経路で通し、ホイールを動かして接近させ、両ホイールの回転を始動させ、切断に先立って、ストランドが、アンヴィル−ホイール上で最適な巻き円弧となるように且つ切断糸条の放出が所定の方向になるように、両ホイールを方向付ける。
【0039】
その態様の一つは、さらに、アンヴィル−ホイールの幅方向を横断してストランドの位置を変えることからなる切断方法である。
【0040】
この切断方法は、アンヴィル−ホイールの幅方向を横断して前後にストランドを動かしてもよい。
【0041】
さらに、この切断方法は、切断中以外の時に、アンヴィル−ホイールを磨いてもよい。
【0042】
さらにまた、この方法は、ストランドを掴んだ後に、切断してもよい。
【0043】
本発明の方法は、さらに、ストランドの未切断部分を、掴み部が元の位置に戻る間に、切断糸条が落下する区域から移動させてもよい。
【0044】
さらに、本発明の特徴、利益及び詳細は、以下のような記述を読めばいっそう明らかであろう。添付された図面を参照して例を示すが、これに限定されるものではない。
【0045】
図1は、停止位置にある、本発明の切断装置の概略図である。
【0046】
図2は、本発明の全体的な一覧図である。
【0047】
図3は、ストランドを掴む直前における、本発明の本質的な要素を示す概略図である。
【0048】
図4は、ストランドを掴んでいる状態の、本発明の概略図である。
【0049】
図5及び6は、二つの切断位置における、本発明のカッターの概略図である。
【0050】
図7は、アンヴィル−ホイールを研磨中の、カッターの概略図である。
【0051】
図1は、本発明の主要素を概略的に描いたものである。
【0052】
既に知られているように、カッターは、刃付ホイール1を有し、ホイールの半径に沿って突出している切断刃を備えている。切断刃は図示されていない。また、カッターは、「アンヴィル」として知られているホイール2を有し、その軸(x2)は、刃付ホイール1の軸(x1)と平行である。これら二つのホイールが一緒に接近して、それらの直線母線が接触し、互いに反対方向に回転すると、切断領域が創られる。
【0053】
もちろん、ホイール1、2それぞれの接線速度は等しくなければならず、ホイール1と2の間の掴みトルクは、ストランドを形成する繊維の直径、ストランドの性質、切断速度等のような種々の切断パラメータに適合するように調整することができる。
【0054】
さらに、必要な及び/又は可能なときにホイールの外表面を磨くために、アンヴィル−ホイール2の近くに、研磨ホイール4として知られているホイールが設置されていてもよい。
【0055】
本発明において、刃付ホイール1とアンヴィル−ホイール2は、ホイール1及び2それぞれの軸x1及びx2と平行な軸x3の周りを往復運動するバレル3のような回転手段の上に設置されている。
【0056】
運転停止状態の図1において、ホイール1及び2は間隔Hが空いており、その間隔は、アンヴィル−ホイール2に対する磨耗の程度に応じて変えることができる。
【0057】
さらに、本発明の切断装置は、いくつかの要素を所定の位置に動かすための連結棒5を複数有している。
【0058】
アンヴィル−ホイール2の上流にあるストランドを導くための入口小ホイール6、これについては後で詳しく説明する。
【0059】
ストランドを形成する種々の繊維を分離しておくことを可能にするための分離小ホイール7。しかし、この要素は、本発明の運転には必須ではない。
【0060】
制御ローラー8の機能については後述する。
【0061】
図2は、カッター自身(図1のように)だけでなく、偏向ホイールとして知られている小ホイール9を示す。運転中、この小ホイールは、ダイから産出されるストランドを垂直方向から水平方向に偏向させるためのものである。後者の向きは、ストランドがカッターに到達する向きである。
【0062】
また図2は、掴み部10が、三つの異なった位置(a)、(b)及び(c)にある状態を概略的に示す:(a)は、掴み部が少なくとも一つのストランドを掴む端部の位置であり、(b)は、ストランドが掴まれて、掴み部により運搬されている中間状態の位置であり、(c)は、ストランドが掴み部に解放されるもう一方の端部の位置である。この操作は、後でさらに詳細に説明する。掴み部の動きは直線的であることが、有利である。
【0063】
図3は、図1に続く第2の位置を図示したものであり、バレル3は、第1モータAの作動の下に、第1角度α1が約105°にて逆回り方向に回転したものである。バレルの表面に固定して設置されているカム12は、ローラ8と接触して、結果的に、連結棒5の領域内にあるアンヴィル−ホイール2に近接する小ホイール6を動かす。
【0064】
この作動順序の終わり、即ち、バレル3が角度α2>α1まで回転した時、第2モータCは、互いに締付けられていたホイール1及び2を駆動し、一方、第3モータBは切断ホイール1を駆動する。
【0065】
図2と3の間の位置、即ち、ホイールが一緒に締付けられる状態の前、掴み部は、離れているホイール1と2の間にストランドを滑り込ませ、次いで、ホイール1及び2が互いに締付けられてダイの吐出速度と一致した速度で回転すると、ストランドを解放する。
【0066】
図4は、角度α2が約125°である位置を図示したものである。入口の小ホイール6は、アンヴィル−ホイール2に可能な限り近接している。
【0067】
図5は、バレル3が、図4における位置よりも少し進んだ位置にあることを示す図であり、バレルの往復回転運動の始動時に対応するものである。この運動は、カム12上のローラ8の位置によって開始され、ストランドが、アンヴィル−ホイール2の幅方向を横断して前後運動することを引き起こす。この利点は、該ホイール2上の磨耗を均一に分散させて、結果として減少させるという効果をもたらす。
【0068】
工程のこの段階で、アンヴィル−ホイール2の周りのストランドの巻き角度は、およそ250°である。
【0069】
図6にて、ホイール2の周りの黒線は、巻き付いているストランドである。なお、この黒線は、ストランドが、分離小ホイール7を越えて入口小ホイール6の下を、引き続いてホイール2の上流へ通過して行くことを示している。
【0070】
図5と比較すると、バレル3は、前後運動の一方の端部位置までさらに数度回転した状態であり、所定の角度で第2の端部位置まで反対方向に(反時計回り方向に)往復運動を始めようとする状態を表している。示されている図より、バレルは、軸x3の周りを約5°で往復運動することができる。
【0071】
なお、本発明の範囲を逸脱しない限り、アンヴィル−ホイール2の外表面を磨くことができる。これは例えば、糸条切れ又は計画的な停止の際に行われる。
【0072】
図7は、この操作時におけるバレル3の位置を示すものである。
【0073】
研磨ホイール4は、連結棒5のほぼ正反対の位置に設置されるが、これは特別な装置であり、必須ではない。この装置は、本来、場所的な理由から選定されるものである。
【0074】
研磨されるアンヴィル−ホイール2は、二つのホイール(2と4)が接線で接触するようにバレル3を適切に回転させることにより、研磨ホイール4に近接した状態となる。好みにより、1つ又は同一モータ、この例ではホイール1のモータBで二つのホイールを駆動し、それらを逆方向に回転させる。この操作のために(図7にて)、バレル3は、停止位置に対して反時計回りに約45°で回転した状態である。
【0075】
概略的に述べると、本発明の切断装置の作動は次の通りである:
再スタートの開始前には、引き取り装置11に掴まれて、いわゆる垂直方向に張力を受けるストランド以外は、装置は図2に示すような状態にある。掴み具10は(a)の位置にある。
【0076】
掴み具10は、モータ(図示されていない)で駆動され、ストランドに触れると、それに接近する。掴み具の速度は、ストランドに無理な引っ張りを生じないように、引き取り装置の速度に適合させることが必要である。
【0077】
独立した手段により、掴み具10と引き取り装置11の間での糸条の部分は切断される。
【0078】
掴み具10は、図2の点線で示す線状の動作経路を継続してストランドを引き取って、特に、互いに離れて静止している二つのホイール1及び2の間に通す。
【0079】
そして(c)の位置に到達すると、掴み具10は停止する。この時点に先立って、ホイール1及び2は互いに締付けられて、図4に示す位置に回転した状態にある。その結果、ストランドは、それらホイールにより掴まれ、締付力は、当初はやや弱いが、次第に増加して、実際の切断の開始を示すようになる。
【0080】
さらに、位置(c)で停止していた掴み具10は、往きの経路に平行で、動作中のホイールの傍を通過するように、元の直線経路で位置(a)に戻る。初期の位置(a)に戻る経路の間に、掴み具は、ストランドの未切断部分を掴み、それを切断糸条が落下する区域から遠ざける。
【0081】
次いで、バレル3の往復運動は、ストランドが、アンヴィル−ホイール2の幅方向を横断して前後運動するように連動して行われる。
【0082】
実際の切断は、糸条切れ又はホイール2の交換あるいは研磨のための計画的な停止に至るまで、このようにして行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】停止位置にある、本発明の切断装置の概略図である。
【図2】本発明の全体的な一覧図である。
【図3】ストランドを掴む直前における、本発明の本質的な要素を示す概略図である。
【図4】ストランドを掴んでいる状態の、本発明の概略図である。
【図5】二つの切断位置における、本発明のカッターの概略図である。
【図6】二つの切断位置における、本発明のカッターの概略図である。
【図7】アンヴィル−ホイールを研磨中の、カッターの概略図である。
本発明は、切断された熱可塑性繊維、特にガラス繊維のストランドの製造方法に関するもので、さらに切断方法及びその工業的な装置に関する。
【0002】
すでに知られているように、ストランド(しばしば、糸条として知られている)の切断は、アンヴィルと云われるホイールと、周囲に均一に突起した刃が設置されている切断ホイールと云われるホイールとの間に繊維材料を通過させることによって行われ、その2つのホイールは互いに反対方向に回転している。アンヴィル−ホイールは、一般にポリウレタン系の弾性体で作られており、切断ホイールから突起した刃の先端部と圧着するように設置されており、切断領域を画定している。
【0003】
そのような装置を有益性において最適レベルで維持するためには、停止を可能な限り最小にして連続的に切断を行うことが必要であることは言うまでもない。停止は、本質的には供給糸条の糸切れにより引き起こされる。糸切れの後、切断装置は「再スタート」されることが必要であり、糸条は、切断領域に戻し置かれなければならず、それが非常にうまくいったり、それほどでもなかったりする。
【0004】
このような問題の解決方法がいくつか知られている:
文献FR2162068には、圧着シリンダーが円錐台部分の傍に延設されている切断装置が記載されている。この装置は、開口部を有する保護ケースに収納されており、該開口部から圧着シリンダーの円錐台部分が突出しており、その前面は、該ケースに固定された保護板によって覆い隠されている。板とケースの間には側口があり、そこからガラス繊維で形成されたストランドが、圧着シリンダーの円錐台部分と手動で接触状態に導かれる。ストランドは、円錐表面に沿って巻き上げられ、次いでカッターとアンヴィルの間に捕捉される。
【0005】
このような装置は、運転を再開する場合、約1〜2m/秒の速度でストランドの後戻りを伴う。単一ダイからのストランドが装置に供給される場合は、このような現象は許容できるが、複数ダイからの複数ストランドを同時に切断する場合には許容できない。複数ストランドの一つが何か偶発的に切れると、全てのダイでの繊維製造が停止することになり、製造工程が混乱し、機械の消耗が加速され、設備の生産性がかなり低下する。
【0006】
従来の装置の別の形式が、フランス公報FR2204715に記載されている。これによると、切断装置は、頂点が小直径である円錐台の傍に延設された圧着シリンダーを有する。スタートアップロールは、一連のディスクからなり、円錐台の直線母線上を押圧している。カッター/アンヴィル部は、普通の速度で一定に回転する。
【0007】
再スタート操作の間、切断領域と連携するガイドホイールを経て通っているストランドは、円錐台の頂点に接触して、低速で巻いている。ストランドは、直線経路をとる傾向があるので、直ぐにスタートアップロールと円錐台の表面の間に詰まるようになり、延伸速度が上昇して、遂にアンヴィルとカッターの間に捕捉されると、次第に円錐台の上に堆積する。
【0008】
したがって、この装置は、切断機の回転速度を変えずにストランドを送ることができる。しかし、この装置には欠点がないわけではない。
【0009】
実際、早期のストランド切れを避けるためには、延伸速度を徐々に増加させることが必要であり、そのため、非常に長く張り出して設置された円錐台を、アンヴィルに取り付けることが必要である。この状態は、スタートアップロールを形成する一連のディスクによって円錐台に及ぼされる圧力により悪化する。このような装置は、30〜50m/秒の延伸速度を維持する場合には、特に非常に早く消耗する。
【0010】
もう一つのタイプの装置は、文献FR2397370に記載されており、ストランドを側面より切断機に導入するものである。
【0011】
この装置は、主圧着シリンダーの一方の端部に隣接して設置され、主圧着シリンダーの軸に連携した補助的な圧着シリンダーを有し、また、補助的な圧着シリンダーと協働するように配置された補助的な刃付シリンダーを有する。
【0012】
偶発的なストランド切れの場合、ストランドは、停止することなく切断機に再導入される。即ち、下記の通りである。
【0013】
手動で引き取った後、ストランドは、低速で補助シリンダーの間に導入され、溝付プーリによりその位置に保持される。
【0014】
切断機のように作動する二つの補助シリンダーの速度は徐々に増加して、ストランドは通常の延伸速度に達する。溝付プーリの作動により、ストランドは主切断領域に送られる。
【0015】
この装置は、糸状ストランドを高速で回転する切断機に導入することに伴う困難性に対する興味ある解決法を有している。しかし、主切断機を交換する必要が生じる度毎に、補助シリンダーを外したり取り付けたりしなければならず、停止時間を最小にすることが要求される連続運転においては不利益をもたらす。
【0016】
このような問題の一つの解決が文献FR2490251に記載されており、その手段は、アンヴィルシリンダーと協働する刃付シリンダーの両側面の間を通って平面の間に存在する領域にストランドを引き入れることからなり、該シリンダーの回転斧がほぼ水平面を通過し、次いで、延伸されたストランドを、アンヴィルシリンダーと刃付シリンダーの間に接する領域で区画された切断領域へ偏向させて、上流に設置され切断領域にほぼ隣接しているシリンダー表面の少なくとも一部の上に押圧することからなる。
【0017】
しかし、この手段は、水平面にあるストランドをスタートアップ領域まで最初に引き取るためには、少なくとも1人の人手を要する。この段階では、多くの糸切れがあるために多くの時間が浪費される。一般的には、複数のダイからの複数のストランドが一緒に作業員によって始動機に運ばれるという理由から、このことは特に正しい。
【0018】
従来、1日・1ダイ当たり20台の糸切れという糸切れ率を数えることはありうることだった。
【0019】
もう一つの解決手段は、特許US5935289に記載されているような切断法を包含することからなり、ストランドは、各ダイの下で把持され自動的に再スタート系へ運ばれる。
【0020】
しかし、このシステムは極めて複雑である。特に、かなり複雑な再スタート機構、導糸部、保護部及び把持の制御部からなり、それらは全て複雑そのものである。
【0021】
本発明は、再スタートホイールも小ガイドローラも不要で、簡単にストランドを直線部へ移すことにより自動的に再スタートを達成することができるので、従来のシステムよりもはるかに簡単であることが判明し、100%近い再スタート成功率が可能であり、いかなる場合でも98%以上が可能である。
【0022】
さらに、特許FR2490251に例示されている切断装置と比較して、本発明は、ストランドに人手の介在が不要であるから、完全に自動的である。
【0023】
またさらに、本発明は、切断領域にストランドを運ぶためのアームも、再スタートホイールも有していない。これらの要素は、従来の装置には必須であるが、運転状態に置かれる時にストランドに力がかかるため、再スタート失敗率を無視できないほど上昇させる。
【0024】
これは、従来技術の大きな不利益であるが、本発明では克服されている。
【0025】
要するに、本発明の目的は、人手を介在させずに再スタートしうる(即ち、ストランドを掴み上げて切断を開始しうる)切断装置を提供することである。
【0026】
さらに、本発明は簡単な解決法を目的とするもので、要素の数が少ないので、優れた信頼性を有し、効率的である。
【0027】
本発明の主題は、熱可塑性繊維で形成されたストランドを切断するための装置であり、二つの平行な軸の周りを反対方向に回転する刃付ホイール及びアンヴィル−ホイールを有し、その二つのホイールを駆動する少なくとも一つの手段及びストランドをアンヴィル−ホイールと接触状態にする手段を有する。
【0028】
本発明においては、切断装置はさらに下記のものを有する。
【0029】
それらのホイールを支え、軸がそれらのホイール軸と平行な往復運動手段、及び連動して作動させる手段;
それらのホイールを接触状態に置くための手段;
ストランドを特に掴むための手段、及び、それらのホイールが接触状態にない場合に、ストランドを、刃付ホイールとアンヴィル−ホイールの間に通すために連動して作動させる手段。
【0030】
一つの態様として、切断装置はさらに、アンヴィル−ホイール上のストランドの位置を変えて、接触が該ホイールの幅方向を横断して前後に動くことを確実にするための手段を有する。
【0031】
これにより、アンヴィル−ホイールが幅全体にわたって使用されるという利点がある。
【0032】
さらに詳しくは、そのような位置変えの手段は、1組の連結棒により作動する少なくとも一つのローラを有し、カムと連動している。
【0033】
特別な方法では、本発明の切断装置はさらに、両端部の位置の間で往復運動する支持体の回転を規制する手段を有する。
【0034】
本発明の範囲を逸脱しないかぎり、切断装置はさらに、アンヴィル−ホイールの表面周囲を磨く手段を有する。
【0035】
さらに、切断装置は、カッター及びストランドをアンヴィル−ホイールに接触させる手段の上流部に設置された分離小ホイールを有する。
【0036】
また、本発明は、熱可塑性の糸条物を切断する方法を目的とする。この方法は、少なくとも一つのストランドをアンヴィル−ホイールの周りに一定の巻き円弧で巻いて配列し、二つの平行な軸を有し互いに反対方向に回転する刃付ホイールとアンヴィル−ホイールとを接触させることにより、ストランドを切断するものである。
【0037】
本発明の切断方法は、さらに、それぞれの軸(x1、x2)の周りを回転するホイールと連動した該ホイール軸の特定かつ同時の回転によって、切断を自動的に再スタートするものである。
【0038】
特に、再スタートは、ホイールの上流にあるストランドを掴み、それを、静止して離れた状態にある両ホイールの間に、直線経路で通し、ホイールを動かして接近させ、両ホイールの回転を始動させ、切断に先立って、ストランドが、アンヴィル−ホイール上で最適な巻き円弧となるように且つ切断糸条の放出が所定の方向になるように、両ホイールを方向付ける。
【0039】
その態様の一つは、さらに、アンヴィル−ホイールの幅方向を横断してストランドの位置を変えることからなる切断方法である。
【0040】
この切断方法は、アンヴィル−ホイールの幅方向を横断して前後にストランドを動かしてもよい。
【0041】
さらに、この切断方法は、切断中以外の時に、アンヴィル−ホイールを磨いてもよい。
【0042】
さらにまた、この方法は、ストランドを掴んだ後に、切断してもよい。
【0043】
本発明の方法は、さらに、ストランドの未切断部分を、掴み部が元の位置に戻る間に、切断糸条が落下する区域から移動させてもよい。
【0044】
さらに、本発明の特徴、利益及び詳細は、以下のような記述を読めばいっそう明らかであろう。添付された図面を参照して例を示すが、これに限定されるものではない。
【0045】
図1は、停止位置にある、本発明の切断装置の概略図である。
【0046】
図2は、本発明の全体的な一覧図である。
【0047】
図3は、ストランドを掴む直前における、本発明の本質的な要素を示す概略図である。
【0048】
図4は、ストランドを掴んでいる状態の、本発明の概略図である。
【0049】
図5及び6は、二つの切断位置における、本発明のカッターの概略図である。
【0050】
図7は、アンヴィル−ホイールを研磨中の、カッターの概略図である。
【0051】
図1は、本発明の主要素を概略的に描いたものである。
【0052】
既に知られているように、カッターは、刃付ホイール1を有し、ホイールの半径に沿って突出している切断刃を備えている。切断刃は図示されていない。また、カッターは、「アンヴィル」として知られているホイール2を有し、その軸(x2)は、刃付ホイール1の軸(x1)と平行である。これら二つのホイールが一緒に接近して、それらの直線母線が接触し、互いに反対方向に回転すると、切断領域が創られる。
【0053】
もちろん、ホイール1、2それぞれの接線速度は等しくなければならず、ホイール1と2の間の掴みトルクは、ストランドを形成する繊維の直径、ストランドの性質、切断速度等のような種々の切断パラメータに適合するように調整することができる。
【0054】
さらに、必要な及び/又は可能なときにホイールの外表面を磨くために、アンヴィル−ホイール2の近くに、研磨ホイール4として知られているホイールが設置されていてもよい。
【0055】
本発明において、刃付ホイール1とアンヴィル−ホイール2は、ホイール1及び2それぞれの軸x1及びx2と平行な軸x3の周りを往復運動するバレル3のような回転手段の上に設置されている。
【0056】
運転停止状態の図1において、ホイール1及び2は間隔Hが空いており、その間隔は、アンヴィル−ホイール2に対する磨耗の程度に応じて変えることができる。
【0057】
さらに、本発明の切断装置は、いくつかの要素を所定の位置に動かすための連結棒5を複数有している。
【0058】
アンヴィル−ホイール2の上流にあるストランドを導くための入口小ホイール6、これについては後で詳しく説明する。
【0059】
ストランドを形成する種々の繊維を分離しておくことを可能にするための分離小ホイール7。しかし、この要素は、本発明の運転には必須ではない。
【0060】
制御ローラー8の機能については後述する。
【0061】
図2は、カッター自身(図1のように)だけでなく、偏向ホイールとして知られている小ホイール9を示す。運転中、この小ホイールは、ダイから産出されるストランドを垂直方向から水平方向に偏向させるためのものである。後者の向きは、ストランドがカッターに到達する向きである。
【0062】
また図2は、掴み部10が、三つの異なった位置(a)、(b)及び(c)にある状態を概略的に示す:(a)は、掴み部が少なくとも一つのストランドを掴む端部の位置であり、(b)は、ストランドが掴まれて、掴み部により運搬されている中間状態の位置であり、(c)は、ストランドが掴み部に解放されるもう一方の端部の位置である。この操作は、後でさらに詳細に説明する。掴み部の動きは直線的であることが、有利である。
【0063】
図3は、図1に続く第2の位置を図示したものであり、バレル3は、第1モータAの作動の下に、第1角度α1が約105°にて逆回り方向に回転したものである。バレルの表面に固定して設置されているカム12は、ローラ8と接触して、結果的に、連結棒5の領域内にあるアンヴィル−ホイール2に近接する小ホイール6を動かす。
【0064】
この作動順序の終わり、即ち、バレル3が角度α2>α1まで回転した時、第2モータCは、互いに締付けられていたホイール1及び2を駆動し、一方、第3モータBは切断ホイール1を駆動する。
【0065】
図2と3の間の位置、即ち、ホイールが一緒に締付けられる状態の前、掴み部は、離れているホイール1と2の間にストランドを滑り込ませ、次いで、ホイール1及び2が互いに締付けられてダイの吐出速度と一致した速度で回転すると、ストランドを解放する。
【0066】
図4は、角度α2が約125°である位置を図示したものである。入口の小ホイール6は、アンヴィル−ホイール2に可能な限り近接している。
【0067】
図5は、バレル3が、図4における位置よりも少し進んだ位置にあることを示す図であり、バレルの往復回転運動の始動時に対応するものである。この運動は、カム12上のローラ8の位置によって開始され、ストランドが、アンヴィル−ホイール2の幅方向を横断して前後運動することを引き起こす。この利点は、該ホイール2上の磨耗を均一に分散させて、結果として減少させるという効果をもたらす。
【0068】
工程のこの段階で、アンヴィル−ホイール2の周りのストランドの巻き角度は、およそ250°である。
【0069】
図6にて、ホイール2の周りの黒線は、巻き付いているストランドである。なお、この黒線は、ストランドが、分離小ホイール7を越えて入口小ホイール6の下を、引き続いてホイール2の上流へ通過して行くことを示している。
【0070】
図5と比較すると、バレル3は、前後運動の一方の端部位置までさらに数度回転した状態であり、所定の角度で第2の端部位置まで反対方向に(反時計回り方向に)往復運動を始めようとする状態を表している。示されている図より、バレルは、軸x3の周りを約5°で往復運動することができる。
【0071】
なお、本発明の範囲を逸脱しない限り、アンヴィル−ホイール2の外表面を磨くことができる。これは例えば、糸条切れ又は計画的な停止の際に行われる。
【0072】
図7は、この操作時におけるバレル3の位置を示すものである。
【0073】
研磨ホイール4は、連結棒5のほぼ正反対の位置に設置されるが、これは特別な装置であり、必須ではない。この装置は、本来、場所的な理由から選定されるものである。
【0074】
研磨されるアンヴィル−ホイール2は、二つのホイール(2と4)が接線で接触するようにバレル3を適切に回転させることにより、研磨ホイール4に近接した状態となる。好みにより、1つ又は同一モータ、この例ではホイール1のモータBで二つのホイールを駆動し、それらを逆方向に回転させる。この操作のために(図7にて)、バレル3は、停止位置に対して反時計回りに約45°で回転した状態である。
【0075】
概略的に述べると、本発明の切断装置の作動は次の通りである:
再スタートの開始前には、引き取り装置11に掴まれて、いわゆる垂直方向に張力を受けるストランド以外は、装置は図2に示すような状態にある。掴み具10は(a)の位置にある。
【0076】
掴み具10は、モータ(図示されていない)で駆動され、ストランドに触れると、それに接近する。掴み具の速度は、ストランドに無理な引っ張りを生じないように、引き取り装置の速度に適合させることが必要である。
【0077】
独立した手段により、掴み具10と引き取り装置11の間での糸条の部分は切断される。
【0078】
掴み具10は、図2の点線で示す線状の動作経路を継続してストランドを引き取って、特に、互いに離れて静止している二つのホイール1及び2の間に通す。
【0079】
そして(c)の位置に到達すると、掴み具10は停止する。この時点に先立って、ホイール1及び2は互いに締付けられて、図4に示す位置に回転した状態にある。その結果、ストランドは、それらホイールにより掴まれ、締付力は、当初はやや弱いが、次第に増加して、実際の切断の開始を示すようになる。
【0080】
さらに、位置(c)で停止していた掴み具10は、往きの経路に平行で、動作中のホイールの傍を通過するように、元の直線経路で位置(a)に戻る。初期の位置(a)に戻る経路の間に、掴み具は、ストランドの未切断部分を掴み、それを切断糸条が落下する区域から遠ざける。
【0081】
次いで、バレル3の往復運動は、ストランドが、アンヴィル−ホイール2の幅方向を横断して前後運動するように連動して行われる。
【0082】
実際の切断は、糸条切れ又はホイール2の交換あるいは研磨のための計画的な停止に至るまで、このようにして行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】停止位置にある、本発明の切断装置の概略図である。
【図2】本発明の全体的な一覧図である。
【図3】ストランドを掴む直前における、本発明の本質的な要素を示す概略図である。
【図4】ストランドを掴んでいる状態の、本発明の概略図である。
【図5】二つの切断位置における、本発明のカッターの概略図である。
【図6】二つの切断位置における、本発明のカッターの概略図である。
【図7】アンヴィル−ホイールを研磨中の、カッターの概略図である。
Claims (13)
- 二つの平行軸(x1、x2)の周りを反対方向に回転する刃付ホイール(1)及びアンヴィル−ホイール(2)を有し、該両ホイールを作動する少なくとも1つの手段(B)と、ストランドをアンヴィル−ホイール(2)と接触させる手段(6)を有する、熱可塑性繊維で形成されたストランドを切断するための装置であって、さらに下記(イ)、(ロ)、(ハ)を有することを特徴とする装置。
(イ)軸(x3)が該両ホイールの軸と平行で、該両ホイール(1、2)を支持する往復運動手段(3)、及び、連動して作動させる手段(A);
(ロ)該両ホイールを接触状態に置くための手段(C);
(ハ)ストランドを特に掴むための手段(10)、及び、該両ホイールが接触状態にない場合に、刃付ホイール(1)とアンヴィル−ホイール(2)との間にストランドを通すために連動して作動させる手段。 - さらに、接触が、該ホイール(2)の幅方向を横切って前後へ動くことを確実にするように、アンヴィル−ホイール(2)上のストランドの位置を変えるための手段(8、9)を有することを特徴とする請求項1に記載の切断装置。
- 位置変えの手段が、連結棒(5)の設置によって作動する少なくとも1つのローラー(8)を有し、カム(12)と連動することを特徴とする請求項2に記載の切断装置。
- さらに、支持体(3)の回転を両末端位置の間で規制する手段を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の切断装置。
- さらに、アンヴィル−ホイール(2)の表面周囲を磨く手段(4)を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の切断装置。
- さらに、カッターの上流で、且つストランドをアンヴィル−ホイール(2)と接触状態に置くための手段(6)の上流に設置された分離小ホイール(7)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の切断装置。
- アンヴィル−ホイール(2)の周りに一定の円弧で糸条を巻き付け、二つの平行軸(x1、x2)を有するアンヴィル−ホイール(2)及び該アンヴィル−ホイール(2)とは逆方向に回転する刃付ホイール(1)との接触によってストランドを切断することからなる熱可塑性繊維で形成されたストランドを切断する方法であって、さらに該ホイール(1、2)の軸の回転が、それらの各軸(x1、x2)の周りの各ホイールの回転と連動して特定かつ同時に回転することにより自動的に再スタートしうることを特徴とする方法。
- 再スタートが、前記両ホイールの上流にあるストランドを掴み、静止して互いに離れた状態にある該両ホイールの間に、それを直線経路で通し、両ホイールを動かして接近させ、両ホイールの回転を開始し、切断に先立って、ストランドがアンヴィル−ホイール上で最適の巻き円弧となるように且つ切断糸条の放出が所定の方向になるように、両ホイールを方向付けることからなることを特徴とする請求項7に記載の方法。
- さらに、アンヴィル−ホイール(2)の幅方向を横切ってストランドの位置を変えることからなることを特徴とする請求項8に記載の方法。
- アンヴィル−ホイール(2)の幅方向を横切ってストランドを前後に動かすことからなることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 切断している以外の時に、アンヴィル−ホイール(2)を磨くことを特徴とする請求項7〜10のいずれかに記載の方法。
- さらに、ストランドを掴んだ後に切断することからなることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の方法。
- さらに、掴み具が、元の位置に戻りつつ、ストランドの未切断部分を切断糸条が落下する区域から戻すことからなることを特徴とする請求項12に記載の方法。
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