JPH02293402A - ボビンにフィラメントを巻き取る装置 - Google Patents

ボビンにフィラメントを巻き取る装置

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JPH02293402A
JPH02293402A JP10437989A JP10437989A JPH02293402A JP H02293402 A JPH02293402 A JP H02293402A JP 10437989 A JP10437989 A JP 10437989A JP 10437989 A JP10437989 A JP 10437989A JP H02293402 A JPH02293402 A JP H02293402A
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JP
Japan
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filament
lever
bobbin
skein
spindle
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JP10437989A
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English (en)
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Nikolaev Alekseev Jury
ユーリー ニコラエヴィッチ アレクセエフ
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ZAPOROZHSKAYA SHELKOMOTALNAYA FAB
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ZAPOROZHSKAYA SHELKOMOTALNAYA FAB
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は生糸の加工技術に関し、より詳しくは、天然の
繭フィラメント及び糸(ヤーン)を製造する場合に、自
動繭かせ機(automatic cocoon re
eiing machine)のボビンにフィラメント
を巻き取る装置に関する。
(従来の技術) 自動繭かせ機による一般的な作動方法によれば、数個の
繭からの最初のフィラメントを所与の番手(count
 number)の単フィラメントに形成し、この最終
フィラメントをかせ枠(reel)の回りにリーリング
すなわち巻き取ることにより繭が取り扱われている。こ
の所望のフィラメント番手を一定に維持するためには、
最終フィラメントの太さをモニタリングして、繭からの
切断したフィラメント又は出尽くしたフィラメントを新
しいフィラメントと交換することが重要である。繭は水
中で巻き解かれるが、かせ枠に巻き取られた湿った絹フ
ィラメントを乾燥するとフィラメントに収縮が生じ、こ
の収縮に伴う力により、フィラメントにマイクロクラッ
クの形成をもたらす残留変形が生じ、フィラメントのコ
ンシステンシー、強度及び荷重を作用したときの伸び等
についての製品の品質等級が損なわれ、従って、かよう
なフィラメント又は糸で織られた織物の品質に悪影響が
及ぼされる。
また、糸の切断割合が増加すると、織機の生産性を低下
させてしまう。
この一般的な方法では、生糸を、かせ枠から巻き解き、
湿らせ、ブレーク及びスブリットし、次いで巻き取り機
において加工する。
繊条材料及びリボン状材料を巻取る装置として広く知ら
れているものに、例えばソ連国発明者証第458460
号(SO. A. 458460)に開示されたものが
ある。この装置は、被駆動シャフトと、巻取りボビンを
取付けるスピンドルと、該スピンドルの回転速度を制御
する機構と、フィラメントコンペンセータとを有してお
り、前記回転速度制御機構は、2つのディスクを備えた
前面変速駆動機構(fro−ntal variabl
e−speed drive)で構成されており、一方
のディスクがスピンドルに、他方のディスクが摩擦クラ
ッチを介して被駆動シャフトに取り付けられている。し
かしながら、これらの公知の装置は複雑で嵩張った構造
を有しているため、自動繭かせ機を大幅に改造すること
なくしてこれらの公知の装置を自動繭かせ機に組み込む
ことは不可能であり、例え組み込んだとしても、生糸の
品質を低下させかつフィラメントの切断割合を著しく高
めてしまうことになる。
別の公知の装置として特開昭54−26607号に開示
されたものがあり、この装置は、かせ枠上で絹フィラメ
ントを乾燥してボビンに巻き取る作動を行うようになっ
ている。
この装置では、かせ枠及びボビンの両者が一定速度で回
転し、巻取り作動中のボビンが、該ボビンに巻き取られ
るフィラメントの層と係合するドラムにより回転される
ようになっている。
しかしながら、ボビン及びかせ枠を停止させるとき(ボ
ビン及びかせ枠は、巻き取られたフィラメント層と係合
する低摩擦係数のドラムにより、フィラメントが切断さ
れたときに停止される)、フィラメントを切断すること
なくして、ボビン及びかせ枠を同時に停止すなわち係合
解除することはできない。
(発明が解決しようとする課題) 従って本発明の目的は、自動繭かせ機のボビンにフィラ
メントを巻き取る装置であって、フィラメントの傷や欠
陥をモニタリングする装置からの信号により始動及び停
止されるときに、フィラメントを切断することなくして
、かつ付加的なフィラメント巻取り操作を要せずして、
生糸をかせ枠からボビンに巻き取ることができる構造を
有しており、従って自動繭かせ機の所要台数の減少、絹
の製造コストの低減及び絹の品質の向上を図ることがで
きるフィラメント巻取り装置を提供することによって、
上記問題点を解決することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題は、次のような構成の本発明のフィラメント巻
取り装置、すなわち、面を供給しかつフィラメントをモ
ニタリングする手段と、かせ枠を備えたかせユニットと
、被駆動シャフトと、ボビンを取り付けるスピンドルと
、スピンドルの回転速度を制御する機構と、フィラメン
トコンペンセー夕とを有しており、前記スピンドルの回
転速度制御機構が、2つのディスクを備えた前面変速駆
動機構を備えていて、一方のディスクがスピンドルに取
り付けられておりかつ他方のディスクが摩擦クラッチを
介して前記被駆動シャフトに取り付けられている、自動
繭かせ機のボビンにフィラメントを巻き取る装置におい
て、前記かせ枠が、前記被駆動シャフトに取り付けられ
た前記ディスクに、無端駆動部材を介して連結されてお
りかつフィラメントを繰り出す方向にテーパしており、
前記ディスクに隣接してブレーキ部材が取り付けられて
おり、該ブレーキ部材が、レバー機構を介して前記自動
繭かせ機のフィラメントモニタリング手段に作動連結さ
れていることを特徴とする自動繭かせ機のボビンにフィ
ラメントを巻き取る装置により達成される。
本発明の装置のこの構造により、巻取りボビンとテー・
パ状かせ枠とを確実に作動連結することができ、従って
、巻取りボビン又はかせ枠のいずれか一方が始動又は停
止する場合に、他方を同様に始動又は停止させることが
できる。また、かせ枠がテーパ状になっているため、繭
から巻き解かれた湿ったフィラメントを乾燥させかつ自
由に収縮させることができ、また、障害な《してフィラ
メントをかせ枠から繰り出すことが可能になる。従って
、フィラメントの品質が維持され、かつフィラメントを
直接ボビンに巻き取ることが可能になる。
フィラメントに欠陥があったり許容限度を超える太さの
変動がある場合に、モニタリング手段により警報信号が
送られると、レバー機構を介して作動されるブレーキ部
材が、前面変速駆動機構の被駆動ディスクの外周部に対
して駆動ディスクの面を押し付けることにより両ディス
クの回転が停止されるため、本発明のフィラメント巻取
り装置は、フィラメントを切断させることなくして停止
することができる。かせ枠は駆動ディスクに対して確実
に作動連結されているため、かせ枠及びボビンは、これ
らの間に減速度の不一致が生じることなく、同期して停
止されるため、巻回中のフィラメントが切断されること
はない。
本発明のフィラメント巻取り装置が始動するときにも、
同様な状況が生じる。すな・わち、ブレーキ部材が解放
されて駆動ディスクとの係合が解除されると、ボビンと
かせ枠とが同期して回転し始めるため、巻き取られるフ
ィラメントに余分な力が作用することを回避でき、これ
により、最終的には生産性を向上できると共にフィラメ
ントの無駄を排除することが可能になる。
本発明のフィラメント巻取り装置の前記レバー機構は次
のような構成、すなわち、レバー機構が、フィラメント
巻取り装置のフレームに枢着された、ばね付勢されたレ
バーを備えており、該レバーの一方のアームにはブレー
キ部材が取り付けられており、他方のアームにはディス
クとブレーキ部材との係合を解除させるためのハンドル
が支持されており、レバー機構が更に前記ハンドルの電
磁キャッチを備えていて、該電磁キャッチが前記フィラ
メントモニタリング手段に電気的に接続された構成にす
るのが好ましい。
更にレバー機構を次のような構成、すなわち、レバー機
構がバーを備えており、該バーの一端が、ばね付勢され
たレバーの一方のアームに枢着されており、繭供給手段
のロック部材として作動する前記バーの他端には、前記
ばね付勢されたレバーの枢動時に前記フィラメンl・コ
ンペンセータと協働する衝合片が設けられた構成にする
のが好ましい。かような構成にすることにより、繭の巻
き取り作業時において、モニタリング手段からの信号に
応答して、フィラメントを切断することなくかせ枠及び
ボビンを瞬間的に停止させることができる。これにより
、フィラメントの欠陥を除去した上でかせ枠及びボビン
を再始動することができるため、フィラメントの、好ま
しからざる太い部分又は細い部分がボビンに巻き取られ
て最終パッケージとして形成されることが防止される。
従って、引き続いて巻き戻し作業を行う必要が無く、全
体的な生産性を向上させることができる。
従って本発明によれば、引き続き行う巻き戻し作業を省
略できかつ絹糸の天然の特性を保つことが可能な、ボビ
ンに生糸を巻き取る装置が提供される。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。
ボビンにフィラメントを巻き取るための本発明の装置は
、一般に知られているユニット及び機構例えば、湿った
面を入れておくケンス(第1図)と、繭のフィラメント
8の端部を保持するピンローラ2と、ロッド4に設けら
れたフィーダ3と、該フィーダ3を収容している繭巻き
解き槽5と、ケンスlから繭巻き解き槽5へと移送され
る繭フィラメントのキャッチャ6と、最終フィラメント
アッセンブリ7と、フィラメント乾燥用かせ枠9と、フ
ィラメントモニタリング手段10とで構成された自動繭
かせ機に直接組み込むことができる。
本発明の巻取り装置は、自動繭かせ機の被駆動シャフト
11に作動連結されるようになっており、巻取りボビン
12を有している。この巻取りボビン12はスピンドル
13の一端に取り付けられており、スピンドル13の他
端には被駆動ディスク14が支持されている。被駆動デ
ィスク14の外周部は、被駆動シャフト11に取り付け
られた駆動ディスク15の面と係合していて、該駆動デ
ィスク15と共に、スピンドル13の速度制御機構の前
面変速駆動機構を構成している。駆動ディスク15は自
由に回転できるように被駆動シャフト11に取り付けら
れていて、互いに係合できる摩擦ディスク16、17(
第2図、第3図)からなる摩擦クラッチを介して被駆動
シャフト1lに作動連結されるようになっている。駆動
摩擦ディスク16は、自由に回転できるように被駆動シ
ャフト1lに取り付けられており、ロックカラー19に
より一端が被駆動シャフト11に固定されたコイルばね
18を介して、被駆動シャフト11に連結されている。
また、被駆動摩擦ディスク17も、自由回転できるよう
に被駆動シャフト11に取り付けられていると共に、駆
動ディスク15に固定されている。被駆動摩擦ディスク
17はプーリ20と一体になっており、該プーり20は
、無端駆動部材21 (第2図)を介して、フィラメン
ト乾燥用かせ枠9のブーり22に作動連結されている。
かせ枠9の周縁部は、アクチュエーク(図示せず)によ
り横方向に移動することができる無端ベルト23により
形成されている。かせ枠9の周縁部は、該かせ枠9の軸
線に対して傾斜していて、フィラメントの繰り出し方向
にかせ枠9のテーパ形状を形成している。これにより、
フィラメントをボビン12に連続的に巻き取ることが容
易になり、乾燥したフィラメントは、その収縮後に、何
ら妨げられることなくかせ枠9から繰り出される。
駆動ディスク15、従って該駆動ディスク15により駆
動されるボビン12及びかせ枠9を選択的に停止できる
ようにするため、本発明の巻取り装置は、2アームレバ
ー(ベルクランク)24を備えたレバー機構Aを有{て
いる。2アームレバー24は、ばね25により ボビン
12のスピンドル13を支持する、巻取り装置のフレー
ム26に向かつて付勢されている。レバー24の他方の
アームの自由端部には、駆動ディスク15と選択的に係
合することができるブレーキ部材27が支持されている
。このブレーキ部材27はブレーキシューの形態をなし
ており、ディスク14が前面係合する面とは反対側の面
で駆動ディスク15と係合できるようになっている。
ブレーキ部材27は、2アームレバー24を介して、フ
ィラメント張力付与機構として作動するフィラメントコ
ンペンセータ28に作動連結されている。
ばね付勢された2アームレバー24は、垂直方向に移動
可能なバー29の一端に枢着されており、バー29の他
端は、繭フィーダ3を駆動するロッド4のロック部材と
して作動する。バー29は、ウェイト3lを備えた枢動
アームと協働して、フィラメントコンペンセータ28の
ロッド32をその中間位置に保持する。ウェイト3lが
設けられている側から遠い側のロッド32の端部にはガ
イドローラ33が支持されており、該ガイドローラ33
は、かせ枠9から繰り出されるフィラメント8と係合す
るようになっている。
ブレーキ部材27により駆動ディスク15を停止できる
ようにするため、2アームレバー24にハンドル34が
設けてある。該ハンドル34は、閉鎖可能な電気接点3
7を介してフィラメントモニタリング手段lOに電気的
に接続される電磁キャッチ36のロッド35と協働する
ようになっている。
これらのばね付勢されたレバー24、ハンドル34、電
磁キャッチ36及びバー29は、レバー機構Aを構成し
、該レバー機構Aは、ブレーキ部材27と、自動繭かせ
機のフィラメントモニタリング手段lOとの間の作動連
結を確立している。
本発明の巻取り装置は、自動繭かせ機と組み合わされて
次のように作動する。
先ず作業者は、基本フィラメントの端部を、キャッチャ
6からフィラメントモニタリング手段10に通し、前述
のように構成したかせ枠9の周縁部の1つにフィラメン
ト8を案内する。次いでハンドル34を押し下げて、ブ
レーキ部材27を駆動ディスク15から解除する。これ
により、駆動ディスク15に固定されたプーり20によ
って、無端駆動部材2lを介してかせ枠9が回転される
フィラメント8の1つの層がかせ枠9に巻き取られたと
ころでハンドル34を解放すれば、かせ枠9が停止され
る。次にフィラメント8の自由端をかせ枠9から引き出
し、ガイドローラ33に通してボビン12に導く。その
後、ハンドル34がロッド35により保持されるまでハ
ンドル34を押し下げれば、本発明の巻取り装置は自動
モードで作動する。
駆動装置(図示せず)により駆動されるシャフト1lに
より、互いに係合した摩擦ディスクl6、17(これら
は摩擦クラッチを形成している)を介して、駆動ディス
ク15が回転される。被駆動ディスク14と係合してお
りかつプーり20に固定されている駆動ディスク15は
、スピンドル13に取り付けられたボビン12を回転す
ると共に、無端駆動部材21を介してかせ枠9を回転す
る。これにより、フィラメント8がかせ枠9上に単一巻
回層だけ巻き取られ、該かせ枠9からポビン12上に巻
き戻される。このようにして、かせ枠9の縁部の幅に亘
ってフィラメント8が数十回巻き取られることを考慮す
るとき、フィラメント8がかせ枠9の一方の縁部から他
方の縁部に至るまで、及び次にボビン12に至るまで、
各巻き部(turn)には空気流が吹き付けられる。こ
の時間は、この巻き部を乾燥させかつ充分に乾燥した状
態でボビン12に巻き取るのに充分な時間である。
かせ枠9の回転速度及びフィラメント8がボビン12に
巻き取られるときの線速度は一定に維持される。この間
、ポビン12の回転速度は、巻回直径が増加するにつれ
て自動的に減速される。この自動減速は、トラバースガ
イド38と駆動冫ヤフト11とが適当な公知の方法で作
動連結されていて、被駆動ディスク14が駆動ディスク
15の軸線に向かって変位できることにより達成される
(尚、トラバースガイド38と駆動シャフト1lとの間
の作動連結は、本発明の一部を構成するものではないの
で、図示は省略してある)。
フィラメント8か細くなっていく場合には、フィラメン
トモニタリング手段lOがフィーダ3に信号を送り、適
当な公知の方法で、繭巻き解き領域において別の繭が供
給されるようにする。
もしも、走行するフィラメント8が許容できない程に太
《なったり或いは塊りが存在する場合には、フィラメン
トモニタリング手段10がこの太くなった部分と係合し
て電気接点37を閉じる。
これにより、電気信号が電磁キャッチ36に送られて電
磁石が付勢され、該電磁石によりロッド35が吸引され
てハンドル34が解放される。このため、ばね25によ
り付勢されている2アームレバー24によって、ブレー
キ部材(ブレーキシュー)27が駆動ディスク15の隣
接面に押し付けられる。駆動ディスク15の回転に対す
る抵抗がコイルばねl8の抵抗よりも大きくなって、摩
擦ディスク16、l7からなる摩擦クラッチの接触面が
回転されると、該摩擦クラッチの係合が解除され、駆動
ディスク15が停止され、また該駆動ディスクにより回
転されるかせ枠9及びボビン12も停止される。このブ
レーキ作動によれば、停止速度が非常に迅速なため、信
号が送られた瞬間から、40〜50mm以上の長さのフ
ィラメント8がかせ枠9に巻き取られることはない。こ
のようにしてレバー機構Aが作動されると、バー29が
下方に移動され、ガイドローラ33をその中間位置に保
持しているウェイト31が解放され、かつフィーダ3の
ゲートがロックされる。これにより、新しい繭が巻き解
き領域に供給されることが防止される。フィラメントの
欠陥を除去した後、作業者によりハンドル34が再度押
し下げられると、キャッチ36の電磁石が除勢され、こ
れによりロッド35が伸長してハンドル34が保持され
ると、コイルばね18の捩れが戻され、摩擦ディスク1
6、l7からなる摩擦クラッチが係合する。
かくして駆動ディスク15が回転され、従って、かせ枠
9及びポビン12が駆動される。フィラメント8をかせ
枠9からボビン12に巻き戻す作業と同時に、槽5中で
面を巻き取る作業が続けられる。
(発明の効果) フィラメントをボビンに巻き取るための本発明の装置は
、天然絹糸の製造技術分野における自動繭かせ機に組み
込むことができるため、付加的なフィラメント巻き戻し
工程を省略でき、従って、必要な機械の台数を減少でき
かつフィラメントの切断割合を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動繭かせ機においてフィラメントをボビン
に巻き取るための、本発明を具現化した装置の全体的構
成を示す概略図である。 第2図は、テーパ状のかせ枠及びボビンと駆動ディスク
との作動連結部をより詳細に示す概略図である。 第3図は、第2図に示す構成エレメントの平面図である
。 ■・・・ケンス、     2・・・ピンローラ、3・
・・繭フィーダ、   4・・・枢動アーム(ロツド)
、5・・・槽、       6・・・キャッチ、7・
・・フィラメント形成アツセンブリ(最終フィラメント
アッセンブリ)、 8・・・フィラメント、  9・・・かせ枠、lO・・
・フィラメントモニタリング手段、11・・・被駆動シ
ャフト、 12・・・巻取りボビン、13・・・スピンドル、14
・・・被駆動ディスク、 15・・・駆動ディスク、 l6、17・・・摩擦ディスク、 l8・・・コイルばね、  l9・・・ロツクカラー2
0・・・ブーリ、    21・・・無端駆動部材、2
2・・・プーリ、    23・・・無端ベルト、24
・・・2アームレバー、 25・・・ばね、     26・・・フレーム、27
・・・ブレーキ部材、28・・・コンペンセータ、29
・・・バー、     30・・・衝合片、31・・・
ウェイト、   32・・・ロッド、33・・・ガイド
ローラ、34・・・ハンドル、5・・・保持ロッ ド、 6・・・電磁キャッチ、 7・・・電気接点、 8・・・ トラバースガイ ド、 A・・・レバー機構。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)面を供給しかつフィラメントをモニタリングする
    手段と、かせ枠(9)を備えたかせユニットと、被駆動
    シャフト(11)と、ボビン(12)を取り付けるスピ
    ンドル(13)と、スピンドル(13)の回転速度を制
    御する機構と、フィラメントコンペンセータ(28)と
    を有しており、前記スピンドルの回転速度制御機構が、
    2つのディスク(14、15)を備えた前面変速駆動機
    構を備えていて、一方のディスク(14)がスピンドル
    (13)に取り付けられておりかつ他方のディスク(1
    5)が摩擦クラッチを介して前記被駆動シャフト(11
    )に取り付けられている、自動繭かせ機のボビンにフィ
    ラメントを巻き取る装置において、前記かせ枠(9)が
    、前記被駆動シャフト(11)に取り付けられた前記デ
    ィスク(15)に、無端駆動部材(21)を介して連結
    されておりかつフィラメントを繰り出す方向にテーパし
    ており、前記ディスク(15)に隣接してブレーキ部材
    (27)が取り付けられており、該ブレーキ部材(27
    )が、レバー機構Aを介して前記自動繭かせ機のフィラ
    メントモニタリング手段(10)に作動連結されている
    ことを特徴とする自動繭かせ機のボビンにフィラメント
    を巻き取る装置。
  2. (2)前記レバー機構Aが、フィラメント巻取り装置の
    フレームに枢着された、ばね付勢されたレバー(24)
    を備えており、該レバー(24)の一方のアームには前
    記ブレーキ部材(27)が取り付けられており、他方の
    アームには前記ディスク(15)とブレーキ部材(27
    )との係合を解除させるためのハンドル(34)が支持
    されており、前記レバー機構Aが更に前記ハンドル(3
    4)の電磁キヤッチ(36)を備えていて、該電磁キヤ
    ッチ(36)が前記フィラメントモニタリング手段(1
    0)に電気的に接続されていることを特徴とする請求項
    1に記載の装置。
  3. (3)前記レバー機構Aがバー(29)を備えており、
    該バー(29)の一端が、前記ばね付勢されたレバー(
    24)の一方のアームに枢着されており、繭供給手段の
    ロック部材として作動する前記バー(29)の他端には
    、前記レバー(24)の枢動時に前記フィラメントコン
    ペンセータ(28)と協働する衝合片(30)が設けら
    れていることを特徴とする請求項2に記載の装置。
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