JPS58189101A - 雄成虫害虫の交信撹乱材 - Google Patents

雄成虫害虫の交信撹乱材

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JPS58189101A
JPS58189101A JP5340283A JP5340283A JPS58189101A JP S58189101 A JPS58189101 A JP S58189101A JP 5340283 A JP5340283 A JP 5340283A JP 5340283 A JP5340283 A JP 5340283A JP S58189101 A JPS58189101 A JP S58189101A
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JP
Japan
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sex
string
attractant
ether
harmful insects
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Pending
Application number
JP5340283A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Negishi
務 根岸
Taketoshi Ishiwatari
石渡 武敏
Masashi Asano
浅野 昌司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は雄成虫害虫の交信攪乱材に関する。
近年害虫防除のために殺虫剤を多量にかつ広く散布する
ことは人畜並びに環境に種々の悪影響を及ぼすことから
重大な社会問題となっている。それ故殺虫剤を散布する
方法に代る害虫防除方法の開発が望まれている。
殺虫剤散布による害虫防除方法に代る新しい害虫防除手
段として雄成虫を性誘引物質を用いて集中的に集めなが
ら粘着捕獲するトラップを用いる方法や性誘引物質を散
布して雄成虫の定位行動を混乱させ雌成虫との交尾を阻
害する方法が提案されている。しかしながら前者のトラ
ップによる方法は、トラップの製造琳価が決して安価で
ないことyc加、え一度に多数個を用いないと防除効果
を期待できないため、単位面積当りの防除費が極めて高
価につく欠点があった。またトラップは一般に輸送、保
管の利便さのために組立て式になっているので、使用に
際し組立ての手数がかかるのみならず組立後に、トラッ
プ内の所定個所に性誘引物質を配オする手数を要し、更
に防除に適用するに際しては多数の個所にいちいち帛下
げるft要し、使用に人手がかかる欠点があった。この
ような理由でこの攬トラップは高付価々値の農作物の害
虫防除に琳に通用されているのみであり、一般には広く
普及していない。また後者の性誘引物質散布手段は、こ
れを液又は粉末の状態で散布すると、殺虫剤散布の場合
と同様に環境汚染を招く虞れがあるのみならず効果の持
続性に問題があるので、一般に粘着剤付のマイクロチュ
ーブ内に充填し、これを散布して農作物に耐層せしめて
いる。この後者の散布方式は、耐着ロス等がかなり起る
ことが予想されることもあって防除効果に不安があると
共に、収穫時には、員作物に耐着したマイクロチューブ
の除去作業を必要とする場合があり、この方法4bま九
実際には殆んど普及していない。
本発明は上記従来の問題を悉く除去することを目的とし
てなされたもので、以下に本発明を添附図面にもとづき
説明すると次の通りである。
図に於て、(1)は紐状物であり、該紐状物(1)とし
ては、例えば第1図及び第5図に示すようなテープ状、
@2図及び第3図に示すようなローブ状或は第4図に示
すような細紐状等、任意の断面形状のものを使用できる
。またその材質は特に限定されないが、保管、輸送及び
取扱いの利便さからいって、できるだけ巻取りできる楊
度の柔軟さを有していることに加え、多くの場合屋外で
張架されて使用されることに鑑み、防水性と適度の引張
り強度を有していることが有利である。このような紐状
物(1)として、例えば防水紙或くポリエチレ/、ポリ
プロピレン、ゴム等の軟質合成樹脂、綿、麻等の繊維製
のテープ、ローブ又は紐を例示でき、ローブ又は紐の場
合には単糸の複数本を撚り合せたものであってもよい。
(2)は上記紐状物(1)に担持された性誘引物質であ
り、該性誘引物質(2)は、紐状物(1)に長手方向に
沿って適当な間隔をもって断続的に担持される。
性誘引物質(2)としては、各種害虫の性フエロモン物
質は勿論性7工ロモン様化合物であってもよく、之等の
うちから用途目的等に応じて1種若しくは2種以上が適
宜選択的に用いられる。
該性誘引物質としては、例えばコカクモン・・マキ類の
性フエロモン物質、コナガの性フエロモン物質、ハスモ
ンヨトウの性フエロモン物質、ヨトウの性フエロモン物
質、ミカメチューの性フエロモン物質、ワタアカ≧虫の
性フェロモン物質、ワタミゾウムシの性フエロモン物質
、メイガ類の性フェロモン物質若しくはこれ等の性フエ
ロモン様物質等を挙げることができる。
担持手段としては例えば第3図及び第6図に示・すよう
に紐状物(1)に性誘引物質(2)を直接吸着又は含浸
してもよいし、或は第1図、第2図、第4図に示すよう
に、適当な担体(2a)に吸着含浸又は収容した状態で
担持するようにしてもよい。担体(2a)としては、性
誘引物質(2)を吸着含浸又は収容し得るものであれば
よく、例えばゴム又はプラスチック製のマイクロチュー
ブ、活性炭シリカゲル等の吸着性又は含浸性の粉末状若
しくは粒状担体あるいは紙質、ポリエチレ/、ポリプロ
ピレン、ゴム等の吸着性若しくは含浸性シートを適当な
形状に成形し九担体等を使用できる。紐状物(1)又は
担体(2a)に性誘引物質(2)を吸着若しくは含浸さ
せる方法は、例えば性誘引物質を直接あるいは適当な溶
媒例えばペンタン、ヘキサン、ジエチルエーテル、アセ
トン、塩化メチレノ等の揮発性溶媒1こ暦解し、該浴液
と紐状物(1)又は担体(2a)を例えば猷たす、露状
にふきつげる、塗布する等の接触+段によって適当な時
間接触させて性誘引物質をaN若しくは含浸させること
ができる。又担体(2a)を紐状物(i)に担持させる
方法は、通常の担持方法を採用でき例えば第3図に示す
ように接着剤で担持させる方法、又第1図及び8g2図
に示すように通気性を有する被膜(3)を介し、該被膜
と紐状w(1)を接着剤で若しくは融層により担持させ
る方法、あるいは第4図に示すように担体(2a)を防
水性の通気性#膜(3)で成形した袋の中に入れて吊り
下げる方法等の担持方法全例示できる。性誘引考1 (
2)を紐状物(1)に、断続的に担持させる場合には、
その間隔は、性誘引物質(2)から気散した有効成分の
雰囲気が実質的に長さの方向に連続するような間隔の1
11!囲であることが必要である。而してこのIil&
I14は性誘引物質の担持量、気散率その他下記の被膜
の通気率対象害虫の習性等により適宜決定されるが、一
般的にいって3〜5m程度の範囲が適当である。
性誘引物質(2)の担持蓋としては、攪乱材より揮散し
た有効成分の揮敗層雰囲気を形成させる程度であればよ
いが、担持蓋が多くてもさしつかえない。一方徂持童が
少ない場合には攪乱材を狭い間隔で、平行にあるい叡縦
横に配置させることにより使用できる。担持蓋としては
例えば前記の担持間隔の場合VCVi、1ケ所当り性誘
引物質を0、o1#程度以上通常は0.1〜10411
程度担持させればよい。上記の担持蓋は害虫の発生種度
、気象条件、気散率、被膜の通気率、対象害虫の習性、
担持間隔等により適宜増減してもよい。
本発明においては図に示すように通気性を有する防水性
被膜(3)で性誘引物質を担持させ九部分若しくは担体
を保護する。
図に於て(3)は上記性誘引物質(2)の担持部を被覆
する通気性を有する防水被膜であり、該被膜(3)は、
第1図、第2図及び第4図に示す実施例では性誘引物*
 (2)の担持手段を兼ねている。この被膜(3)はそ
の防水性により、雨水から性誘引物質(2)を保護し、
その有効成分が早期に消失することを防止しまた通気性
により性誘引物質(幻の有効成分が徐々に後期間例えば
1〜3ケ月に亘って揮散するを許す。コノヨうな被膜(
3)は、例えばポリ二f L/ y、ポリプロピレン等
のような合成樹脂又はゴムがら迩亘の手段を適用して形
成される。
本発明交信攪乱材は上述の如き構造を有し、例えばドラ
ム聾の保持具(巻取っ九状趨で出荷することが、輸送、
保管の利便さがら有利であり、この場合、性誘引物質の
揮散ロスをなくするために保持具に巻取った状態で密封
包装される。
本発明交信攪瓦材を使用して害虫の防除を実施する場合
には、上紀攪乱材が、防除を目的とする場所、例えば田
畑K、適当な張架手段を適用して張架される。この張架
は、攪乱材より揮散し走性誘引成分の運歓層雰囲気が、
防除を目的とする田畑の全面を実質的に覆うような関係
、換言すれば張架された攪乱材の相互間に、揮散有効成
分の行き渡らない部分が形成されないように1十分な本
数を張架することが必要である。例えば本発明交信攪乱
材が性鍔引成分を周囲に2清福度の巾に亘って有効に揮
赦し得る場合には、交信攪乱材を4m(2mx2)程度
の距離間隔をあけて平行して張架すればよい。
第6〜8図は、本発明攪乱材(A)を、茶畑の害虫防除
の九めに適用した場合の一例が示されている。
攪乱材(A)は各部(a)ごとに、(一端から他端に亘
って、茶の木(ト)の頂部に近接して張架される。第7
図に於て、(C)は攪乱材(A)を支える棒である。こ
の使用例に於て、例えば畝(a)の中心軸線の間隔が4
#1を有する場合には、攪乱材(4)としては、性誘引
成分の有効揮散距離が少なくと4211以上の4のが使
用される。
而して茶畑には、全体一様に、攪乱材(4)・・・から
揮散した性誘引成分の!′4散層雰囲気が形成され、そ
の結果雌成虫と雌成虫の交信は攪乱されて交尾が阻害さ
れ、害虫防除の目的を有効に達し得る。
この性誘引成分の雰囲気は、例えばチャノコ力クモ/ハ
マキを例にとると、雄成虫の交尾期間中維持することが
必要であり、このような場合には、有効成分を処理期間
中に亘って徐々に継続揮散し得る交信攪乱材が使用され
る。いうまでもなくこの有効成分の揮散持続性は、紐状
物に担持させる性誘引物質の曖これを担持させる担体の
吸着性及びこれを被覆する被膜の通気′4等を適宜選択
すること(より容易に調節できる。
本発明交信攪乱材は構造が極めて簡素であって、工業的
に大量生産でき、安価に提供でき、単位面積当りの防除
費を着るしく低減化でき、付価々値の高低を問わず広い
用途範囲に亘って適用できる。
また張架して使用する形式であるので、1個づつ吊下げ
て使用するトラップ形式や、収穫時に除去作業を必要と
する粘着耐着形式のものに比べ使用が着るしく簡便であ
り、作業性にも優れている。
更にま九張架形式であるので、散布形式にみられるよう
な使用ロスがなく、常に安定確実な撹乱効果を確保でき
、高度の防除効果のもと(害虫防除の目的を達し得る利
点がある。更に本発明において、適用できる性誘引物質
としては新たに開発された新規な11−メチル−シス−
9−12−トリデカジェニルアセテート(以下11−メ
チルTDA  と略す)を含有するチャノコカクモンハ
マキなどのコカクモンハマキ類の性フェロモン若しくは
性フエロモン様化合物を包含するものである(%願昭5
3−110052号、特願昭54−96440号) 更に詳しくは上記11−メチルTDAを含有する性フェ
ロモンは、シス−11−テトラデセニルアセテート(以
下11TDムと略す)、シス−9−トランス−12−テ
トラデカジェニルアセテート(以下TDDムと略す)及
び11−メチルTDAを活性成分として含有する性誘引
組成物、11−’I’D、ム、シス−9−テトラデセニ
ルアセテート(以下QTD人と略す)及び11−メチル
−TDAを活性成分として含有する性誘引組成物及びI
ITDA、9TDム、TDDム及び11−メチルTDA
を活性成分として含有する性誘引組成物である。
11’l’Dム、TDDム及び11−メチルTDAの配
合割合としては特に限定されず広い範囲内で適宜選択す
ればよいが、IITDA、TDDム及ヒ11−メチルT
DAの混合物中に11’FDムが通常3〜85重1%(
以下本に「%」と記す)、好ましくは5〜40チ、最ち
好ましくViIO〜25チ、’I’DDムが通常5〜9
0慢、好ましくは20〜85チ、最も好ましくは30〜
55慢、11−メチルTDAが通常2〜90チ、好まし
くは4〜8oチ、最も好壕しくは20〜50チ夫々含有
されるように適宜配合するのがよい(具体例11TDム
30重量部、TDDム70重電部及び11−メチN5ム
501量部から成る混合組成物)。
9TDA、IITDA及び11−メチルTDAの配合割
合としては特に限定されず広い範囲内で適宜選択すれば
よいが、これ等混合物中に、9四ムが5〜901好まし
くは30〜70襲、鍛も好tL<H2O〜65%、11
TDAが3〜85%好ましくは10〜40%、最も好ま
しくは20〜30%、11−メチル’rDAが1〜90
チ好ましくは3〜60慢最も好ましくは9〜25−の範
囲で適宜配合される(具体例、IITDム30重量部、
QTDム70重量部及び11−メチルTDA10i!を
部から成る混合組成物)。
QTD人、IITDA、TDD人及び11−メチルTD
Aは活性成分として含有する組成物は特に限定されず広
い範囲内で適宜選択できるがこれ等混合物中に4成分を
各々5〜90慢、3〜85%。
1〜85−11〜90チ、好ましくは30〜65−11
0〜25チ、10〜25チ及び2〜45優の範囲で、よ
り好ましくは44〜501,19〜21嘩、19−21
1/l)’7〜20S(D範囲で含有するものとするの
が適当である(具体例、9′IIDム70重量部、II
TDム30重量部、TDDム30重量部及び11−メチ
ルTI)ム10重量部からなる混合組成物)。
上記性フエロモン組成物は、公知のコカクモンハマキ類
の性フェロモン特にチャ及びり/ゴのコカクモンハマキ
の性フェロモンに比し、顕著な性騨引効釆を発揮するも
のである。
以下に本発明を説明する九め(,11−メチルTDAの
製造を参考例として又交信攪乱材の製造及び使用例を挙
げるが本発明はこれ等に限定するものではない。
参考例 (a)  クロチルアルコール10 f ’c乾tlk
エーテル601111に溶解する。これに乾燥ビリジy
 l pnlを加える。水冷攪拌下三臭化リン6.4m
1gを滴下し1時間攪拌する。反応液を飽和食塩水にあ
けてエーテルで抽出する。エーテル溶液は硫酸マグネシ
ウムで乾燥後エーテルを留去する。残渣を常圧蒸留する
。得られ丸ものはガスクロマトグラフィー分析よりクロ
チルブロマイド及び3−ブロム−1−ブテンの混合物で
ありその比率は前者:後者=9:1であると確認され丸
。沸点103〜106°C1収量8.52 (b)  マグネシウム720ynd、臭化エチル3,
32及び乾燥テトラヒドロフラン15W1gからエチル
マグネシウムブロマイドを調製する。これ後室素気流下
室温でかきまぜながら、、1−テトラヒドロピラニルオ
キシ−9−デシン6fの乾燥テトラヒビ0フランlQm
l溶液を滴下し、60°Cで1時間攪拌する。室温まで
冷却し塩化第−鋼170呵を加え1時間攪拌する。これ
に上記(a)で得られ九混合物4 ’lの乾燥テトラヒ
ドロフラン20mgft4液を加え、さらにクロチルブ
ロマイド4fの乾燥テトラヒドロフラン20m1溶液を
加え60°Cで1.5時間攪拌する。反応液を塩化アン
モニウム4gとシアン化ナトリウム1,5vとを溶解し
た水20肩lに、あけてエーテルで抽出する。
エーテル溶液は飽和食塩水で洗浄し、炭酸カリウムで乾
燥する。エーテルを留去し、残渣をp−トルエンスルホ
ン酸0,5ft−含tr)fi/−ルtoo*gに溶解
し、室温で一晩放置する。メタノールを留去し、残渣を
エーテルに溶解する。
飽和11水及び飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム
で乾燥する。エーテルを留去し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(ワコウゲル、2001%n−ヘ
キサン:エーテル=10:1で溶出)で精製する。目的
物のフラクションを集めて減圧蒸留する。得られたもの
は9−テトラデシン−トランス−12−二/−1−オー
ル及び11−メチル−9−トリプシン−12−エン−1
−オールの混合物である。沸点115〜140°C/1
肩Hf、収量3I(C)  上記(旬で得られた混合物
3gをメタノール50mJK溶解する。これに5sパラ
ジウム−硫酸バリウム0.3g及びキノリン3滴を加え
て振盪下室源・常圧で水素を吸収させる。触媒t−p去
し母液のメ査ノールを留去する。残atエーテルに溶解
し、希塩酸、飽和重曹水、飽和食塩水でI!1次洗浄す
る。硫酸マグネシウムで乾燥し、エーテルを留去する。
残渣を減圧蒸留する。得られた本のけシス−9−トラン
ス−12−テトラデカジエン−1−オール及び11−メ
チル−シス−9−12−)リゾカシエン−1−オールの
混合物である。沸点115〜120℃10,6広RHg
、収量2.81 (6)上記(句で得られた混合物1.6−を乾燥ピリジ
ン3m#に!解する。これに無水酢酸31111を加え
、室温で一晩放置する。氷水にあけてエーテルで抽出す
る。エーテル溶液を希塩酸、飽和重曹水及び飽和食塩水
で洗浄し硫酸マグネシウムで乾燥する。エーテルを゛留
去し、残渣をクロマトグラフィーにより分離する。即ち
1791 CW/W’)の硝酸銀を含浸させたシリカゲ
ル〔ワコウゲル0−100、和光純楽■製)5ONにセ
ライト545〔和光純興■製:]15ft−混合し、こ
れを内径1.5調、長さ50cF7!のガラスクロマト
管に充填し、各種溶出液(即ちn−ペンタン(100m
rt>、3%エーテル/n−ペンタン(150ml)、
5悌エーテル/n−ぺデシン(150ml、7%エーテ
ル/n−ペンタン(150ml)、30嘩エーテル/n
−ペンタン(xsoml)、エーテル(loml)及び
:r−−f#(150m#)f上記残漬を溶出すると3
01エーテル/n−ペンfi7c150mlり及びニー
 チル(10m(1)に活性画分が得られる。この活性
画分を集め、上記と同様の方法で再クロマトして30s
エーテル7 n−ヘ/p y (150m1l )及び
エーテル(10ml>の活性画分を得る。
得られ死活性画分につきプレパラティブ薄層クロマトグ
ラフィー(飽和硝酸銀水浴液を厚さ0.5mmのシリカ
ゲル薄層板〔キーゼルゲル60F、メルク社製〕に十分
にスプレーし風乾後110°Cで2時間活性化させて使
用、展開溶媒はエーテル:n−ヘキサ7(V/V)=1
:1を使用)展開を行い、0.051のジクロロフルオ
レセインをスプレーし、紫外線吸収部分をかき取す、エ
ーテルで抽出を行い、11−メチル−シス−9−12−
トリデカジェニルアセテート3mlを得る。。
製造例 シス−9−テトラデセニルアセテート(以下QTD&と
略す)70重量部、シス−11−テトラデセニルアセテ
ート(以下11TDAと略す)301m[1[i、シス
−9−トランス−12−テトラデカジェニルアセテート
(以下’I’DDムと略す)30重量部及び11−メチ
ル−シス−9−12−トリデカジェニルアセテート(以
下11−メチルTDλと略す)10重被部からなる茶の
コカクモノハマキの性フェロモンをアセトンに溶解し1
096溶′IfLをtI4製した。該溶液にボリエデレ
ン製デスペンサー(直径0.8cm) 1000個を加
えて24時間放置した。該デスペンサーを引き上げて室
温で1時間放置して溶媒を除去する。得られたデスペン
サーをポリエチレン製四角片シー)(約2cmx2cm
)を介し、合成樹脂製テープ(巾約2 am )に3.
5m間隔に四角シート片とテープを融着し、第1図に示
す交信攪′乱材を製造しドラム型−の保持具に巻取り密
封包装した。
上記で製造した交信撹乱材を茶畑(約20アール)の各
むねの茶の上にのせ両端を固定した(4月9日〜13日
間交信攪乱材を設置した。)。併行して茶畑の中央に処
女のチャノコカクモンノ1マキ雌成虫5匹を入れたカゴ
を周囲に粘着剤を塗布したトラップの中央部に4日間放
置した。雄成虫の捕獲数より本発明の交信撹乱材の効果
を検討する為、一方上記茶畑より離れて別の所にある茶
畑(約10アール)に本発明交信撹乱材を処理しない慣
行防除園に上記と同様に中央部に処女のチャノコカクモ
ンハマキ雌成虫6匹を入れ九トラップを4日間量いて雄
成虫の捕獲数を調査した結果を第1表に示した。
第 1 表
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図及び第6図は相異なる
本発明実施態様をそれぞれ示す一部切欠き側(2)図、
第6〜8図はその一使用例を示す概略説明図であり、第
6図は七の正面図、@7図はその側m1図、第8図は七
の子面図である。 図に於て、(1)は紐状物、(2)は性舖引物質、(2
a)はその担体、   (3)は防水被膜、(a)は畝
、  (b)は茶の木  (C)は棒、(Mは本発明交
信撹乱材である。 (以 上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ■ 紐状物に性誘引物質を担持せしめたことを特徴とす
    る雄成虫害虫の交信攪乱材。
JP5340283A 1983-03-28 1983-03-28 雄成虫害虫の交信撹乱材 Pending JPS58189101A (ja)

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