JPS5818890A - 架橋ポリオレフイン絶縁ケ−ブル接続部の製造法

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】本発明は架橋ポリオレフィン絶縁ケーブル接続部の製造
法に関する。

架橋ポリオレフィン絶縁ケーブルは油入ケーブルに比較
して保守、点検が容易であることから、しだいに高電圧
用に使用されるようになってきている。

これに伴って接続部も従来のテープ巻回方式から変わっ
て、モールド方式が検討されるようになってきた。

しかし、モールド方式においては大サイズの接続部を均
一に成形することが難しく、ともすると圧力に偏シが生
じ、窪みができることがあった。

本発明は斯かる状況に鑑み、大サイズの接続部を均一に
成形することのできる製造法を提供することを目的とす
る。

すなわち本発明の要旨は、金型の内面に通気性膜と耐熱
性膜とを設けたことにある。

以下、本発明の構成を一実施例を示す図面を参照して具
体的に説明する。

第１図に示すように、架橋ポリオレフィン絶縁ケーブル
５の導体同志を接続４とし、内部半導電層１２を施す。

これらを囲繞して膜１ｏ及び金型６を被せ、注入口３か
らポリオレフィン絶縁体２を注入する。

金型６に設けたヒータ１１により加熱するとともに、加
圧口９から加圧装置８により加圧する。

金型６の内面には縦横に溝７が設けられており、膜１０
は第２図に示すように、内側が耐熱性気密性の膜１５で
あり、外耐が通気性の膜１４＋ある　゛２層構造となっ
ている。

耐熱性気密性膜１５は通常のダイヤフラムと同様のもの
が使用でき、例えばフッ素樹脂フィルムなどである。通
気性膜１４は多孔質のものであればよく、例えばクラフ
ト紙などが使用できる。

この耐熱性気密性の膜１５と通気性膜１４とは予め密着
一体化されていてもよいが、全く別体のものを、単に重
ねて使用することもできる。

１は割型カラーであり、加圧媒体を膜１４と金型６との
間に注入し、一様に加圧する。

以上説明したような本発明の製造方法であれば次のよう
な顕著な効果を奏する。

（１）金型と接して通気性膜を用いているので、金型の
内面全体に加圧媒体が行きわたり、均一な接続部を形成
することができる。

（２）金型と接するのは通気性膜であるため、耐熱性気
密性膜はほとんど劣化することがなく、通気性膜のみ必
要に応じて交換すれば、耐熱性気密性膜は何度でも使用
可能である。

ｊ３）作業性も良好である。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例を示す説明図であ
る。１：割型カー５−％２：ボリオレフイン絶縁体、３：注
入口、４：導体接続部、５：架橋ポリオレフィン絶縁ケーブル、６：金型、７：
溝、８：加圧装置、９：加圧口、１０：膜、１１：ヒー
タ、１２：内部半導電層、１４：通気性膜、１５；耐熱
性気密性膜。

【特許請求の範囲】