JPS5818794B2 - 配線パタ−ンの切断方法 - Google Patents

配線パタ−ンの切断方法

Info

Publication number
JPS5818794B2
JPS5818794B2 JP15119180A JP15119180A JPS5818794B2 JP S5818794 B2 JPS5818794 B2 JP S5818794B2 JP 15119180 A JP15119180 A JP 15119180A JP 15119180 A JP15119180 A JP 15119180A JP S5818794 B2 JPS5818794 B2 JP S5818794B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring pattern
cutting
laser beam
cut
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15119180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5775487A (en
Inventor
佐々木敏夫
三好徹夫
石田正勝
渡辺裕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP15119180A priority Critical patent/JPS5818794B2/ja
Publication of JPS5775487A publication Critical patent/JPS5775487A/ja
Publication of JPS5818794B2 publication Critical patent/JPS5818794B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセラミック配線基板上の配線パターンの切断方
法に関し、より詳細には多層セラミック配線基板におい
て、表面の導体配線パターンのみを切断し、内層導体配
線パターンを損傷しないようにした配線パターンの切断
方法に関する。
第1図に、表面に導体配線パターン1を形成したセラミ
ック配線基板2を示す。
このような配線基板において、回路の設計変更あるいは
製作上のミスの修正等のために、既に形成された導体配
線パターン10両端の端子パッド3,4間の導通を遮断
する必要がある場合には、レーザ光により導体配線パタ
ーン1の中間部を加熱蒸発させて切断する方法が知られ
ている。
従来のこの種の方法について詳細に説明すると、第2図
に示す投影法と呼ばれる方法では、レーザ光ビームを投
影する領域5に対応した形状の透過孔6を有するマスク
7を用いて、レーザ光ビーム8を選択的にセラミック配
線基板2の上の導体配線パターン1に投影することによ
り、前記領域5内の斜線で示す導体配線パターン9を蒸
発させ導通を遮断していた。
実際には、第3図に示す如きパルス発振型レーザ光ビー
ムが用いられることが多いが、この場合には、1つのパ
ルスから次のパルスまでの間におけるスポット10の移
動距離を、スポット径の一程度にしておけば略一様な切
断溝が形成され0 て、導体配線パターンの好ましい遮断が達成される。
従来のこの種の切断方法においては、1回のレーザ光照
射により、第4図に示す如き切断溝12を形成するよう
にしているので、導体配線パターン1が表面にのみ存在
する場合には問題ないが、表面の導体配線パターンの直
下に絶縁体層2−1で絶縁された第2の導体配線パター
ン13(点線で示しである。
)が存在するような、いわゆる多層セラミック配線基板
においては、前記切断溝12が第1の導体配線パターン
1のみでなく、第2の導体配線パターン13をも切断し
てしまうという重大な問題があった。
この問題を解決しようとして、切断溝12の底面14が
中間の絶縁層2−1の中に来るように切断溝12の深さ
を制御する努力もなされてはいるが、導体の材質と縁縁
層の材質との組合せが異な。
ると、レーザ光の効果が大きく異なって来るので、前記
深さの制御は容易には行なうことができないのが現状で
ある。
本発明は、従来の導体配線パターンの切断方法の上述の
如き問題を解消し、多層セラミック配線基板においても
、内層の導体配線パターンを損傷することな(、表面の
導体配線パターンのみを切断することが可能な導体配線
パターンの切断方法を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、多層セラミック配線基板の表面の
導体配線パターンをレーザ光で蒸発させ切断する方法に
お℃・て、該レーザ光のパワーを複数回の照射によって
前記導体配線パターンの切断が完了するように調節し、
1回のレーザ光照射を行うごとに前記導体配線パターン
両端の端子間の導通を測定するようにして、この間の導
通がな(なるまでレーザ光照射を繰り返すことによって
切断溝の深さを制御するようにした導体配線パターンの
切断方法によって達成される。
以下、本発明の実施例を、図面に基いて詳細に説明する
第5図は本発明の一実施例を示す多層セラミック配線基
板の切断状況を示す斜視図である。
多層セラミック配線基板20表面に設けられた導体配線
パターン1の両端の端子パッド3,4には、各各導通測
定用グローブ15,16が押しあてられている。
グローブ15,16は配線17,1Bによって抵抗値測
定器19に接続されている。
また、抵抗値測定器19は、前記プローブ15,16間
の導通がなくなった場合にレーザ発振を停止させるよう
配線20によりレーザ発振器21と接続されてい金。
本実施例に用いた多層セラミック配線基板は、表面に厚
さ約20μのタングステン材から成る第1の導体配線パ
ターンを有しており、その内層約40μの位置に同じく
タングステン材から成る第2の導体配線パターン(厚さ
約20μ)を有しているものである。
レーザ光源としては、YAG レーザ光源を、パルス発
振方式により、ビームスポット径約50μで用いている
このレーザ光の出力は、1回の照射(スキャンニング方
式による)切断される程度に調節されている。
このように設定された切断装置による切断の過程を第6
図〜第8図に示した。
第6図は1回目のレーザ光照射が終了した時点を示して
おり、切断溝12−1の深さは第1の導体層1の厚さ全
体には達していない。
このため、抵抗値測定器19には、導通があることが測
定されるので、レーザ発振器21は発振を続行する。
第7図は2回目のレーザ光照射が終了した時点を示して
おり、切断溝12−2は第6図の場合Q約2倍の深さに
はなっているが、まだ第1の導体層1の厚さ全体には達
していない。
このためレーザ発振器21は更に発振を続行する。
第8図は3回目のレーザ光照射が終了した時点を示して
おり、切断溝12−3は第1の導体層1の厚さよりも深
(なり、両端の端子間の導通が失われるので、抵抗測定
器19より発振を停止するよう、レーザ発振器21に指
令が送られる。
このようにして、第1の導体層1の厚さよりも深く、し
かも第2の導体層13を摺動しない深さの切断溝12−
3を確実に形成させることができる。
上記実施例においては、レーザ光の出力を、lない。
また、レーザ光源の種類もYAGレーザ元源に限るもの
ではなく、蒸発切断される導体層の材質との関係で有効
な他のレーザ光源を自由に用いることができる。
更に、レーザの発振はパルス発振に限らず、連続発振さ
せるものであっても良い。
本発明を適用し得る導体層の材質は、タングステン材以
外に、モリブデン、ニッケル、銅、クロムあるいはこれ
らの合金等を挙げることができる。
以上述べた如く、本発明によれば、多層セラミック配線
基板の表面の導体配線パターンのみを、内層の導体配線
パターンを損傷することなく、確実に切断でき、きわめ
て大きな実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はセラミック配線基板の斜視図、第2図、第3図
は従来の切断方法を示す斜視図、第4図は従来の切断方
法で切断したセラミック配線基板の断面図、第5図は本
発明の一実施例を示す斜視図、第6図〜第8図は本発明
の切断方法で切断した多層セラミック配線基板の断面図
である。 1:導体配線パターン、2:セラミック配線基板、2−
1:絶縁体層、12,12−1,12−2 、11−3
:切断溝、13:内層導体配線パターン、19:抵抗
値測定器、21:レーザ発振器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多層セラミック配線基板の表面の導体配線パ、′タ
    ーンをレーザ光で切断する方法において、該レーザ光の
    パワーを、複数回の照射によって前記導体配線パターン
    の切断が完了するように調節し、1回のレーザ光照射と
    行なうごとに前記導体配線パターン両端の端子間の導通
    を測定するようにして、この間の導通がなくなるまでレ
    ーザ光照射を繰り返すことにより切断溝の深さを制御す
    るようにしたことを特徴とする導体配線パターンの切断
    方法。
JP15119180A 1980-10-28 1980-10-28 配線パタ−ンの切断方法 Expired JPS5818794B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15119180A JPS5818794B2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28 配線パタ−ンの切断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15119180A JPS5818794B2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28 配線パタ−ンの切断方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5775487A JPS5775487A (en) 1982-05-12
JPS5818794B2 true JPS5818794B2 (ja) 1983-04-14

Family

ID=15513253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15119180A Expired JPS5818794B2 (ja) 1980-10-28 1980-10-28 配線パタ−ンの切断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5818794B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4894689A (en) * 1984-12-28 1990-01-16 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Transferred electron device

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5775487A (en) 1982-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4880959A (en) Process for interconnecting thin-film electrical circuits
US3657508A (en) Method of and radiant energy transmissive member for reflow soldering
JPS5818794B2 (ja) 配線パタ−ンの切断方法
JPS61119096A (ja) 多層配線基板の製造方法
JPS58196002A (ja) レ−ザトリミング方法
JP4074790B2 (ja) 抵抗器
JPS63207104A (ja) 厚膜抵抗体の抵抗値調整方法
JP2764973B2 (ja) ヒューズ付き固体電解コンデンサ
JPS60241202A (ja) 膜抵抗体の製造方法
JPH0649237B2 (ja) 接点材料の溶接方法
JPS60128694A (ja) 導体粉末溶解配線板
JPH0694079B2 (ja) 接点材料の溶接方法
JPH02122687A (ja) 印刷配線基板
JPH01189192A (ja) 多層回路基板の製造方法
JPS63283104A (ja) AlN基板上への抵抗体の形成方法
JP2000004111A (ja) マイクロストリップラインの形成方法
JPS62120096A (ja) 回路基板
JPH05167216A (ja) 印刷抵抗
JPH05235499A (ja) 回路基板およびその製造方法
JPH0115156B2 (ja)
JPS63207105A (ja) 厚膜抵抗体の抵抗値調整方法
JPS62259800A (ja) 酸化アルミニウム板状物体の切断方法
JPH01152685A (ja) 回路基板の製造方法
JPH01228101A (ja) 厚膜印刷抵抗
JPS6255832A (ja) 小型ヒユ−ズ抵抗器