JPS5818782A - 自動改札機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回数券等を取扱う自動改札機の改良に関する。

自動改札機を通過することのできる回数券は第１図にそ
の一例を示すようにタイミングトラックｌとデータトラ
ック２から成るデータが券面に記録されている。データ
トラック２はその回数券の有効期限を示す期日データ２
ａ、乗車した駅を示す乗車駅コード２ｂ、乗車可能区間
を示す区間データ２Ｃ１及び回数券であることを示す回
数券ビット等から成立っている◎回数券は使用できる区
間は定められているが、その範囲内で有効期限であれば
いつでも、どこでも使用することができる。そのため乗
車する際自動改札機を通過する時に、期日データ２ａが
チェックされて期限内の使用であれば期泊データ２ｔｉ
は使用日の日付に書き換えられ、且その駅固有の符号（
例えば線区と駅順とから構成される）が乗車駅コード２
ｂに書き込まれる。

ところで、自動改札機にどい°Ｃ日付を設定する部分や
読取回路が故障して回数券に必要なデータを書込めない
ことがあり、又一方で通常の切符等の発券機が故障し、
切符に瞥き込まれるべき日付や発駅データが正確でなく
なる場合がある。このような場合には自動改札機が有効
期限や有効区間の判断をしないように、自動改札機の判
定回路を不動作にするように設定がなされている。この
設定がなされると、回数券には必要なデータを書き込む
ことはできないので、回数券の通過を無効にする等の異
常処理が行なわれる。

しかしながら自動改札機自体に故障がある場合には回数
券に正しいデータを誉き込むことはできないが、自動改
札機以外に故障がある場合には回数券にデータを書き込
むことが可能である。従来の自動改札機ではこれらの故
障の区別をせずに異常処理が行なわれていた。

本発明はこのような従来の欠点を解消することを目的と
するものであって、これらの故障を区別し、可能な場合
には回数券にデータを書き込むことのできる自動改札機
を提供することを目的とする・ 以下本発明の構成を実施例につき図面を参照しつつ説明
する＠第２図は本発明の一実施例を示す自動改札機の主
要部分のブロック図である０本図１こおいて、自動改札
機に挿入される切符、回数券、定期にｌき込まれている
データを読取るための読取用磁気ヘッド８の出力は増幅
器４に与えられて増幅され、インターフェイス６に伝え
られる。スイッチＳＷＩは自動改札機以外に異常がある
場合に閉成されるスイッチ、スイッチＳＷ２は特定の判
定機能、例えば有効期限の判定を停止させる必要がある
場合に閉成されるスイッチであり、夫々の出力端はイン
ターフェイス６に接続される。インターフェイス６はデ
ータバス６を介して、中央演算装置（以下ＣＰＵという
）τ及びメモリ８を有する制御回路９に接続される。　
ＣＰＵ７はメモリ８に記憶されている処理手順に従って
、自動改札機を制御するものであり、その出力はインタ
ーフェイスｌＯを介して駆動回路１１及びゲート開閉手
段１８に与えられる。駆動回路１１は書込用磁気ヘッド
１２を駆動するものであって、ＣＰＵτの制御に基づい
て必要データを投入される回数券に書き・込むものであ
る。

又ゲート開閉手段１８はＣＰＵ７の制御に基づいて自動
改札機のゲートを開閉するものである。第８図はメモリ
８の記憶領域を示す概念図である。領域Ａは投入された
切符や回数券から読取られたデータを記憶する領域であ
り、ＡＩ、Ａ２．Ａ８は夫々便用終Ｉ月日、区数、回数
券ビットを示す。領域Ｂは自動改札機内に設定されてい
るデータの記憶領域であり、Ｂｌ、Ｂ２は夫々乗車月日
、乗車駅コードを示す。又領域Ｃは回数券に書き込むた
めのデータを一旦保持する領域であってＣｌ−Ｃ４は夫
々乗車月日、乗車駅コード、区数及び回数券ビットを示
す。

次に本実施例の自動改札機の改札側の動作について第４
図のフローチャートを参照しつつ説明する。フローチャ
ートにおい”Ｃ引出線を用いて示す番号は制御回路９に
よって実行される各ステップを示すものである。本図に
おいて切符や回数券が自動改札機に投入されると、ステ
ップ２１において券面情報が読取用磁気ヘッド８によっ
て読取られ、メモリ８の領域Ａに記憶される。続いてス
テップ２２において領域Ａの中でＡ８の回数券ビットの
有無が判断される。こξに回数券ビットがある場合は投
入された券が回数券であると判断してステップ２８に進
む。ステップ２Ｂ、２４でスイッチＳＷＩ　、ＳＷ２の
状態が判定され、スイッチＳＷＩがＯＮのときはスイッ
チＳＷ２の状態を判断することなくステップ２６に飛ぶ
。これは自動改札機以外の異常であるので、判定機能を
停止させるスイッチＳＷ２の状態にかかわらず、ステッ
プ２５以下で通常の判定書込み処理をさせるためである
。ステップ２５では回数券より得られる使用終了月日の
データＡＩと乗車月日の設稟データＢ１から有効期間内
の乗車かどうか判定され、期間内であればデータＢｌ、
Ｂ２．Ａ２．Ａ８が夫々データ領域ＣＩ、Ｃ２，Ｃ８，
Ｃ４に転送される（ステップ２６）。そして書込用ヘッ
ド１２を通じてこれらのデータを回数券に書き込んで処
理は終了する。もし有効期間を経過しＣいる場合にはゲ
ート開閉手段１８によって自動改札機のゲートを閉じ、
その券での乗車を禁止する（ステップ２８）。スイッチ
ＳＷＩがオフでスイッチＳＷ２がオンの場合には自動改
札機の期間判定に異常があるため、ステップ２９におい
て回数券の自動改札機の通過を無効とする。

従ってこの場合は駅員のいる改札口で改札を受けること
が必要になる。又ステップ２２におい°Ｃ記憶領域Ａ８
のデータが無の場合にはスイッチＳＷ２の状態がチェッ
クされる（ステップ８０）。オフの場合は正常であるの
で乗車区間（発行駅か否か）、乗車月日がステップ８１
で判定され通常の処理がなさレル。スイッチＳＷ２がオ
ンの場合、期間判定が故障しているので乗車区間のみの
判定処理を行なうことは従来の自動改札機と同様である
。

以上詳細に説明したように、本発明におにいては従来の
判定回路を不動作にするスイッチに加えて自動改札機以
外の故障を入力するスイッチを設け、このスイッチを判
定回路の不動作スイッチに優先させて動作するようにし
たものである。そのため可能な場合には回数券にデータ
を書き込むことができ、自動改札機の利用効率が高まり
、回数券の利用が容易になる効果が得られる。

尚本実施例においＣはスイッチＳＷ２を期日判定全停止
させるスイッチとしたが、区間判定を停止させるスイッ
チとしても同様の効果が得られることはいうまでもない
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明波に用いる回数券のデータ記録状態を示
す模式図、第２図は本発明の自動改札機の一実施例を示
すブロック図、第８図は本願のメモリの記憶領域を示す
概念図、第４図は本実施例の自動改札機の改札側の動作
を示すフローチャートである。 ＳＷＩ　、　ＳＷ２・・・スイッチ、８・・・読取用磁
気・＼ラド。 ７・・・ＣＰＵ、８・・メモリ、９・・・制御回路、１
２・・・書込用磁気ヘッド 代理人弁理士　　岡　本　宜　喜（ほか１名）第１図 ４５７ 第３　’１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）投入された券に書き込まれているデータを読取る
   読取手段と、前記投入された券が回数券であるとき必要
   事項を書き込む書き込み手段と、ゲート開閉手段と、前
   記読取手段より与えられるデータを判別処理して前記書
   き込み手段及び前記ゲート開閉手段を制御する制御回路
   と、所定データの判定を停止させる第１のスイッチ手段
   とを有する自動改札機において、 自動改札機以外の故障時に閉成される第２のスイッチ手
   段を設け、該第２のスイッチ手段が閉成しているとき、
   前記第１のスイッチ手段の状態にかかわらず回数券の券
   面情報の判定処理をするようにしたことを特徴とする自
   動改札機。