JPH02235257A

JPH02235257A - 磁気カードリーダ

Info

Publication number: JPH02235257A
Application number: JP1053637A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Negishi; 弘行根岸
Original assignee: Sanden Corp
Current assignee: Sanden Corp
Priority date: 1989-03-08
Filing date: 1989-03-08
Publication date: 1990-09-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、磁気カードリーダに関する。

〔従来の技術〕

一般に、磁気カードは、周知のように、次に述べるよう
な２種類に分類される。その１つは、銀行などの金厳機
関のキャッシュカードを代表とするもので、磁気カード
の磁気記録媒体に、当該磁気カードを使用する使用者本
人を特定するための情報（以下、個人識別情報と呼ぶ。

）を予め磁気記録しておき、使用時に、個人識別情報を
磁気カードリーダにより読み出して、この読み出された
個人識別情報とキー人力された暗証番号とを照合するこ
とにより、本人であるか否かを識別するために使用され
る。他の１つは、ブリベイドカードを代表とするもので
、残高データ部を含む金額情報を照合データとともに磁
気カードの磁気記録媒体に磁気記録し、物品の購入など
使用の内容に応じて、磁気カードリーダライタにより、
残高データ部の記録内容を更新するために使用される。

従って、磁気カード用の処理機器としては、前者には磁
気カードリーダが、後者には磁気カードリーダライタが
それぞれ用いられる。

一般に、後者のタイプの磁気カードは、複数回使用され
、使用の度に、磁気カードの磁気記録媒体に磁気記録さ
れたデータの読み出し、照合、販売、及び残高データの
書き込みの動作が行われ、残高データが０円となった場
合に、磁気カードが処理機器に対して無効となる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、ブリペイドカードを、一回の使用目的で、使
い捨て磁気カードとして使用することが考えられる。こ
の場合、従来では、磁気カードリーダライタを用いて、
一回の使用で、残高データを０円にするように、データ
を書き込む方式をとっている。

しかしながら、使い捨て磁気カードを処理するために、
磁気カードリーダライタを用いていたのでは、磁気カー
ドリーダライタは磁気カードリーグに比べて、カード移
動の位置を検出するための位置センサや、エンコーダ、
及び書き込みヘッド等の部品が必要となり、コスト高に
なるという欠点がある。

従って、本発明の目的は、使い捨て磁気カードを処理す
ることができる構成が簡単で、安価な磁気カードリーダ
を提供することにある。

〔課遅を解決するための手段〕

本発明によれば、磁気カードの磁気記録媒体に記録され
ている磁気記録内容を検出し、該検出された信号を出力
する検出手段と、前記検出された信号を復調し、復調さ
れた信号を出力する復調手段と、前記復調された信号を
解読し、解読されたデータを出力する解読手段と、予め
定められた照合データを記憶し、記憶された照合データ
を出力する記憶手段と、前記解読されたデータと前記記
憶された照合データとを比較し、前記解読されたデータ
と前記記憶された照合データとが一致しているときに、
一致信号を出力する比較手段と、前記一致信号に応答し
て、前記磁気記録内容を消去する消去手段とを有するこ
とを特徴とする磁気カードリーグが得られる。

〔作　用〕

使い捨て磁気カードを、本磁気カードリーダに挿入する
と、検出手段により磁気カードの磁気記録媒体に記録さ
れている磁気記録内容が検出され、復調手段により復調
され、解読手段により解読される。この解読されたデー
タと記憶手段に記憶された照合データとが一致している
場合、消去手段により磁気記録内容を消去する。これに
より、磁気カードの再使用を不可能にする。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第２図（ａ）及び（ｂ）を参照すると、本発明の一実施
例による磁気カードリーダは、カードリーダ本体１の溝
に沿って、読み取りヘッド２と消去ヘッド３とが所定間
隔空けられて設けられている。磁気カード４は、使用時
、図示の矢印の如く、カードリーダ本体１の溝にそって
移動される。このとき、磁気カード４の磁気記録媒体で
ある磁気ストライプ４ａが、読み取りヘッド２と消去ヘ
ッド３を通過する。磁気ストライプ４ａには、周知のよ
うに、挿入方向から順に、読み捨てデータ部４１、スタ
ートコード部４２、データ部４３、及びサムチェック部
４４からなるデータが磁気記録されている。

第１図を参照すると、読み取りヘッド２で読み取られ（
検出され）た磁気カード４の磁気ストライプ４ａに記録
されているデータは、検出された信号Ｄとして復調器５
に送られる。復調器５は、検出された信号Ｄを復調し、
カード走行信号Ｒ、データ信号Ｓ１及びクロック信号Ｃ
からなる復調された信号を演算処理部６に送出する。演
算処理部６は、これらカード走行信号Ｒ１データ信号Ｓ
，及びクロブク信号Ｃをリアルタイムで解読し、この解
読されたデータと予め照合データ記憶部７に記憶されて
いる照合データＧとを比較し、挿入された磁気カードが
適正なカードであるか否かを判定する。解読されたデー
タと照合データＧとが一致した場合、演算処理部６は、
適合カード通過信号Ａと消去指示信号Ｅを出力する。消
去指示信号Ｅは消去電源部８に送られ、消去電源部８は
消去指示信号Ｅを受信している間、消去電流Ｆを消去ヘ
ッド３に流す。これにより、消去ヘッド３は、磁気カー
ド４の磁気ストライプ４ａに記録されているデータの全
部もしくは一部を消去する。

尚、適合カード通過信号Ａは、目的に応じて種々に利用
される。例えば、本磁気カードリーダを自動販売機に設
置した場合、適合カード通過信号Ａを自動販売機の制御
部の内部定数を設定するために利用できる。

以下、第３図（ａ），（ｂ）．（Ｃ）及び第４図を参照
して、本実施例の動作について詳細に説明する。

磁気カード４がカードリーダ本体１の溝に沿って移動す
ると、先ず、読み取りヘッド２に磁気ストライプ４ａの
読み捨てデータ部４１が接触し（第３図（ａ）参照）、
更に、磁気カード４の移動に応じて、読み取りへッド２
に磁気ストライプ４ａのスタートコード部４２、データ
部４３が接触し（第３図（ｂ）参照）、そして、磁気ス
トライプ４ａのサムチェック部４４が接触する（第３図
（ｃ）参照）。

このとき、読み取りヘッド２は、検出された信号Ｄを復
調器５に送出する。復調器５は、検出された信号Ｄを復
調して、カード走行信号Ｒ１データ信号Ｓ１及びクロッ
ク信号Ｃを演算処理部６に送出する。

演算処理部６は、カード走行信号Ｒ１データ信号Ｓ、及
びクロック信号Ｃをリアルタイムに解読する。

ここで、磁気カード４の移動が進行し、磁気カ一ド４が
第３図（ｃ）に示す位置にあるとしよう。

このとき、読み取りへッド２は、磁気カード４の磁気ス
＋ライブ４ａのサムチェック部４４を読み取り終えた位
置にある。サムチェック部４４は、周知のように、読み
取られたデータの誤りをチェツクするためのものである
。この状態では、消去ヘッド３は、第３図（Ｃ）に示さ
れるように、磁気カード４の磁気ストライプ４ａのデー
タ部４３の記録開始位置にある。

この時、演算処理部６は、サムチェックデータの適合処
理と、解読された．データと照合データ記憶部７に予め
記憶されている照合データとの比較処理を行う。これに
より、演算処理部６は、現在移動中の磁気カード４が適
正カードであるか否かを判定する。適正カードと判定さ
れた場合に、演算処理部６は、第４図に示されるように
、適合カード通過信号Ａと消去指示信号Ｅを一定時間Ｔ
ｃ出力する。この消去指示信号Ｅにより、前述したよう
に、消去ヘッド３によって、磁気カード４の磁気ストラ
イプ４ａに記録されているデータの全部もしくは一部が
消去される。

ところで、実際には、第３図（Ｃ）に示す位置の時点よ
り、データ照合処理時間Ｔｐ遅れた時点から消去ヘッド
３に消去電流が流れる。しかし、データ照合処理時間Ｔ
ｐは、５００マイクロ秒程度であり、その間の磁気カー
ド４の移動距離はほどんど無視できる程短い。従って、
実質上、第３図（Ｃ）に示すような、消去ヘッド３が接
触している磁気カード４の磁気ストライプ４ａ上の位置
以後に記録されているデータが消去されることになる。

また、第３図（ｃ）に示す位置のときに、磁気カード４
が不適合カードであったり、取扱い者の磁気カード４の
移動むらなどにより、演算処理部６が磁気カード４を適
正でないと判断することがある。このとき、適合カード
通過信号Ａ及び消去指示信号Ｅは出力されず、磁気カー
ド４は、単にカードリーダ本体１の溝を通過するだけで
、その磁気ストライブ４ａに記録されているデータは変
更されない。また、この場合、適合カード通過信号Ａは
出力されないので、本磁気カードリーダに接続された機
器．も動作しない。このような場合、磁気カード４を、
再度、本磁気カードリーダに挿入して、磁気ストライプ
４ａに記録されているデータを正しく読み取らせれば良
い。

ここで、消去ヘッド３は読み取りヘッド２と同一の構造
のものを使用できる。また、消去ヘッド３の代わりに、
電磁石を使用しても良い。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明による磁気カードリーダは
、通常の磁気カードリーダに消去手段を取り付けるだけ
の簡単で安価な構造で、使い捨て磁気カードを取扱うこ
とができる。

エツク部を読み取っている状態を説明するための図、第
４図は本実施例の動作を説明するためのタイムチャート
である。

１・・・カードリーダ本体、２・・・読み取りヘッド、
３・・・消去ヘッド、４・・・磁気カード、５・・・復
調器、６・・・演算処理部、７・・・照合データ記憶部
、８・・・消去電源部。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による磁気カードリーダの構
成を示すブロック図、第２図（ａ）は第１図に示す磁気
カードリーダのカードリーダ本体に磁気カードを挿入し
た状態を示す正面図、第２図（ｂ）は第２図（ａ）の左
側面図、第３図（ａ）は本実施例の磁気カードリーダの
読み取りヘッドが磁気カードの読み捨てデータ部を読み
取っている状態を説明するための図、第３図（ｂ）は磁
気カードのデータ部を読み取っている状態を説明するた
めの図、第３図（ｅ）は磁気カードのサムチ第１　図畿２図（ｂ）（α）３ｆ４犬ヘッド

Claims

【特許請求の範囲】１、磁気カードの磁気記録媒体に記録されている磁気記
録内容を検出し、該検出された信号を出力する検出手段
と、前記検出された信号を復調し、復調された信号を出力す
る復調手段と、前記復調された信号を解読し、解読されたデータを出力
する解読手段と、予め定められた照合データを記憶し、記憶された照合デ
ータを出力する記憶手段と、前記解読されたデータと前記記憶された照合データとを
比較し、前記解読されたデータと前記記憶された照合デ
ータとが一致しているときに、一致信号を出力する比較
手段と、前記一致信号に応答して、前記磁気記録内容を消去する
消去手段とを有することを特徴とする磁気カードリーダ。