JPH0739116Y2 - 磁気記録媒体のデ−タ読取装置 - Google Patents
磁気記録媒体のデ−タ読取装置Info
- Publication number
- JPH0739116Y2 JPH0739116Y2 JP1987111077U JP11107787U JPH0739116Y2 JP H0739116 Y2 JPH0739116 Y2 JP H0739116Y2 JP 1987111077 U JP1987111077 U JP 1987111077U JP 11107787 U JP11107787 U JP 11107787U JP H0739116 Y2 JPH0739116 Y2 JP H0739116Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- block
- reading
- recording medium
- magnetic recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、磁気券などの搬送される磁気記録媒体に、
その搬送方向に整列した複数のブロックに分けて記録さ
れたデータを読取るための磁気記録媒体のデータ読取装
置に関する。
その搬送方向に整列した複数のブロックに分けて記録さ
れたデータを読取るための磁気記録媒体のデータ読取装
置に関する。
解決しようとする技術課題 磁気記録媒体に複数のブロックに分けて記録されたデー
タを読取って、その読取ったデータの中から所要のブロ
ックのデータのみを用いるには、所要のデータが記録媒
体のどのブロックに記録されているかを知る必要があ
る。このような要求に応えるため、従来、特開昭53−75
909号公報や特開昭51−56210号公報に示されるように、
記録媒体の各ブロックのデータフォーマット中にブロッ
ク位置を表すコードを含ませており、媒体から読取って
バッファに格納したデータの中から所要のデータが記録
されているブロックコードを捜し出して、そのブロック
の所定番地から所要のデータを読み出している。
タを読取って、その読取ったデータの中から所要のブロ
ックのデータのみを用いるには、所要のデータが記録媒
体のどのブロックに記録されているかを知る必要があ
る。このような要求に応えるため、従来、特開昭53−75
909号公報や特開昭51−56210号公報に示されるように、
記録媒体の各ブロックのデータフォーマット中にブロッ
ク位置を表すコードを含ませており、媒体から読取って
バッファに格納したデータの中から所要のデータが記録
されているブロックコードを捜し出して、そのブロック
の所定番地から所要のデータを読み出している。
しかしながら、各ブロックのデータ中にブロックコード
を含ませて記録しない磁気記録媒体の場合は、あるブロ
ックのデータが外部磁界の影響又は記録媒体の屈曲など
により破壊消滅したときは、他のブロックのデータが正
常に読取られても、そのブロックが何番目のブロックで
あるか認識できないため、所要のデータを取り出すこと
ができず、結局、記録媒体のデータの全部が利用させず
に廃棄されざるを得ない。従って、磁気記録媒体又はこ
れを用いるシステムの効率が低下するという問題があ
る。
を含ませて記録しない磁気記録媒体の場合は、あるブロ
ックのデータが外部磁界の影響又は記録媒体の屈曲など
により破壊消滅したときは、他のブロックのデータが正
常に読取られても、そのブロックが何番目のブロックで
あるか認識できないため、所要のデータを取り出すこと
ができず、結局、記録媒体のデータの全部が利用させず
に廃棄されざるを得ない。従って、磁気記録媒体又はこ
れを用いるシステムの効率が低下するという問題があ
る。
この考案は、上記の点に鑑み、データフォーマットにブ
ロックコードが含まれていない磁気記録媒体からデータ
を読取る場合に、あるブロックのデータが消滅しても、
読取られたブロックデータが何番目のブロックのデータ
であるかを確実に認識できるようにした磁気記録媒体の
データ読取装置を提供しようとするものである。
ロックコードが含まれていない磁気記録媒体からデータ
を読取る場合に、あるブロックのデータが消滅しても、
読取られたブロックデータが何番目のブロックのデータ
であるかを確実に認識できるようにした磁気記録媒体の
データ読取装置を提供しようとするものである。
課題解決手段 この考案は、上記課題を解決するため、第1図に示すよ
うに、 搬送される磁気記録媒体の読取ヘッドに対する位置を検
出する媒体位置検出手段イと、 前記磁気記録媒体にブロック毎に記録されているデータ
を読取る読取手段ロと、 前記読取手段が前記ブロック内のデータの読取りを終了
する毎に、前記媒体位置検出手段の検出したデータと対
応させた識別データを生成する生成手段ハと、 前記生成手段の生成した識別データと予め記憶されてい
るブロック順番データとを比較して、その識別データに
係るブロックの順番を判定する判定手段ニと、 を有することを特徴としている。
うに、 搬送される磁気記録媒体の読取ヘッドに対する位置を検
出する媒体位置検出手段イと、 前記磁気記録媒体にブロック毎に記録されているデータ
を読取る読取手段ロと、 前記読取手段が前記ブロック内のデータの読取りを終了
する毎に、前記媒体位置検出手段の検出したデータと対
応させた識別データを生成する生成手段ハと、 前記生成手段の生成した識別データと予め記憶されてい
るブロック順番データとを比較して、その識別データに
係るブロックの順番を判定する判定手段ニと、 を有することを特徴としている。
作用 上記構成において、判定手段ニは、読取手段がブロック
内のデータの読取りを終了する毎に、媒体位置検出手段
イの検出したデータと対応させて生成した生成手段ハか
らの識別データと、予め記憶しているブロック順番デー
タとを比較して、その識別データに係るブロックの順番
を判定する。
内のデータの読取りを終了する毎に、媒体位置検出手段
イの検出したデータと対応させて生成した生成手段ハか
らの識別データと、予め記憶しているブロック順番デー
タとを比較して、その識別データに係るブロックの順番
を判定する。
この考案の実施例 次に、この考案の実施例を、第2図及び第3図の図面に
基いて説明する。
基いて説明する。
第2図に示すように、データが磁気的に記録された本考
案の磁気記録媒体に当る磁気券MTが、読取部1の図示し
ない券搬送機構により搬送されて、読取部1の磁気読取
ヘッド1aによる読取可能な所定位置に到達すると、券検
知器2にこれを検知し、磁気券MTを検知している間検知
出力を発振器3に与える。
案の磁気記録媒体に当る磁気券MTが、読取部1の図示し
ない券搬送機構により搬送されて、読取部1の磁気読取
ヘッド1aによる読取可能な所定位置に到達すると、券検
知器2にこれを検知し、磁気券MTを検知している間検知
出力を発振器3に与える。
発振器3は検知出力を受けている間発振し、発振パルス
をカウンタ4に与えてこれを歩進させる。カウンタ4
は、そのカウント値を磁気券MTのデータを読取っている
位置を表す位置情報aとしてラッチ回路5に与える。な
お、このカウンタ4の位置情報(a)は、この読取ヘッ
ド1aとその読取ヘッド1aからの電気出力を増幅・復調す
る読取回路1bからの信号を利用してデータの読取開始を
制御しても良い。
をカウンタ4に与えてこれを歩進させる。カウンタ4
は、そのカウント値を磁気券MTのデータを読取っている
位置を表す位置情報aとしてラッチ回路5に与える。な
お、このカウンタ4の位置情報(a)は、この読取ヘッ
ド1aとその読取ヘッド1aからの電気出力を増幅・復調す
る読取回路1bからの信号を利用してデータの読取開始を
制御しても良い。
読取部1により読取られるデータは、従来と同様にメモ
リ6の中のバッファレジスタ6aに格納される。また、読
取部1の読取回路1bの出力は、この出力の有無に基い
て、磁気券MTから一連のデータ、すなわち、データブロ
ックの読取を開始したこと又は終了したことを検出する
ブロックデータ検出部7に与えられる。
リ6の中のバッファレジスタ6aに格納される。また、読
取部1の読取回路1bの出力は、この出力の有無に基い
て、磁気券MTから一連のデータ、すなわち、データブロ
ックの読取を開始したこと又は終了したことを検出する
ブロックデータ検出部7に与えられる。
ブロックデータ検出部7は、読取回路1bからの入力によ
り動作出力する時素回路で構成され、読取回路1bからの
前後の入力が一定時間以内にあるときはそのデータが連
続するものと判定し、一定時間以上隔たっているときは
データがとぎれたものと判定してデータ読取検出情報
(b)の出力を止める。
り動作出力する時素回路で構成され、読取回路1bからの
前後の入力が一定時間以内にあるときはそのデータが連
続するものと判定し、一定時間以上隔たっているときは
データがとぎれたものと判定してデータ読取検出情報
(b)の出力を止める。
ブロックデータ検出部7はデータ読取開始時又は読取終
了時にデータ読取検出情報(b)をラッチ回路5に与え
るため、タッチ回路5はカウンタ4の出力するカウント
値をラッチし、これを比較器8に与える。
了時にデータ読取検出情報(b)をラッチ回路5に与え
るため、タッチ回路5はカウンタ4の出力するカウント
値をラッチし、これを比較器8に与える。
上記のメモリ6には、磁気券MTのブロックデータの記録
開始位置又は記録終了位置を表すデータを磁気券の各ブ
ロックB1,B2,B3ごとに設定記憶したテーブル6bが記憶
されている。このブロックデータの記録開始位置又は記
録終了位置は、前記カウンタ4の出力の信号形態と同一
の信号形態で表現されている。
開始位置又は記録終了位置を表すデータを磁気券の各ブ
ロックB1,B2,B3ごとに設定記憶したテーブル6bが記憶
されている。このブロックデータの記録開始位置又は記
録終了位置は、前記カウンタ4の出力の信号形態と同一
の信号形態で表現されている。
そして、ブロックデータ検出部2からのデータ読取検出
情報(b)が比較器8に入力すると、前記テーブル6bか
らブロックデータの記録開始位置又は記録終了位置のデ
ータ(第3図において15,65、115又は50,100,150)が読
出されて比較器8に与えられ、先にラッチ回路5より与
えられた位置情報と比較して、磁気券からデータが読取
られた位置がテーブルに記憶されてデータ記憶位置のい
ずれに対応するかが判断される。
情報(b)が比較器8に入力すると、前記テーブル6bか
らブロックデータの記録開始位置又は記録終了位置のデ
ータ(第3図において15,65、115又は50,100,150)が読
出されて比較器8に与えられ、先にラッチ回路5より与
えられた位置情報と比較して、磁気券からデータが読取
られた位置がテーブルに記憶されてデータ記憶位置のい
ずれに対応するかが判断される。
すなわち、比較器8は、磁気券MTからのデータ読取開始
又は読取終了時のブロックが何番目のブロックであるか
を判断し、そのブロック番号を出力する。その比較器8
の出力するブロック番号は、メモリ4のもう一つのバッ
ファレジスタ6cに登録される。
又は読取終了時のブロックが何番目のブロックであるか
を判断し、そのブロック番号を出力する。その比較器8
の出力するブロック番号は、メモリ4のもう一つのバッ
ファレジスタ6cに登録される。
こうして、磁気券MTに例えば3ブロック(B1,B2,B3)
においてデータが正常に記録されている場合は、バッフ
ァレジスタ6cには、三つのブロック番号が登録されるこ
ととなり、また、いずれかのブロックのデータが強磁界
により消去されるなどした場合は、そのブロックについ
てはブロック番号が登録されず、データが正常に記録さ
れているブロックについてのみ登録される。
においてデータが正常に記録されている場合は、バッフ
ァレジスタ6cには、三つのブロック番号が登録されるこ
ととなり、また、いずれかのブロックのデータが強磁界
により消去されるなどした場合は、そのブロックについ
てはブロック番号が登録されず、データが正常に記録さ
れているブロックについてのみ登録される。
バッファレジスタ6cに登録されたブロック番号は、デー
タ処理部9が、磁気券MTより読み取られてバッファレジ
スタ6aに記憶されているデータのうち、所定のデータを
使用する際に、そのデータの記憶位置を認識するために
使用する。
タ処理部9が、磁気券MTより読み取られてバッファレジ
スタ6aに記憶されているデータのうち、所定のデータを
使用する際に、そのデータの記憶位置を認識するために
使用する。
この考案の効果 以上のように、この考案によれば、データフォーマット
にブロックコードが含まれていない媒体からデータを読
取る場合に、あるブロックのデータが消滅しても、読取
られたブロックデータが何番目のブロックのデータであ
るかを確実に認識することができるから、磁気記録媒体
の一部のデータが消滅していても他の正常に記録されて
いるデータを有効に利用して、データの無駄な廃棄を防
止し、システムの合理的な運用ができる。
にブロックコードが含まれていない媒体からデータを読
取る場合に、あるブロックのデータが消滅しても、読取
られたブロックデータが何番目のブロックのデータであ
るかを確実に認識することができるから、磁気記録媒体
の一部のデータが消滅していても他の正常に記録されて
いるデータを有効に利用して、データの無駄な廃棄を防
止し、システムの合理的な運用ができる。
第1図は、この考案を構成する機能要素を示したブロッ
ク図、第2図はこの考案の実施例を示すブロック図、第
3図は各信号の関係を説明するタイミングチャートであ
る。 1……読取部、2……券検知器、3……発振器、4……
カウンタ、5……ラッチ回路、6……メモリ。7……ブ
ロックデータ検出部、8……比較器、9……データ処理
部
ク図、第2図はこの考案の実施例を示すブロック図、第
3図は各信号の関係を説明するタイミングチャートであ
る。 1……読取部、2……券検知器、3……発振器、4……
カウンタ、5……ラッチ回路、6……メモリ。7……ブ
ロックデータ検出部、8……比較器、9……データ処理
部
Claims (1)
- 【請求項1】搬送される磁気記録媒体の読取ヘッドに対
する位置を検出する媒体位置検出手段と、 前記磁気記録媒体にブロック毎に記録されているデータ
を読取る読取手段と、 前記読取手段が前記ブロック内のデータの読取りを終了
する毎に、前記媒体位置検出手段の検出したデータと対
応させた識別データを生成する生成手段と、 前記生成手段の生成した識別データと予め記憶されてい
るブロック順番データとを比較して、その識別データに
係るブロックの順番を判定する判定手段と、 を有することを特徴とする磁気記録媒体のデータ読取装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987111077U JPH0739116Y2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 磁気記録媒体のデ−タ読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987111077U JPH0739116Y2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 磁気記録媒体のデ−タ読取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6418492U JPS6418492U (ja) | 1989-01-30 |
JPH0739116Y2 true JPH0739116Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31348816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987111077U Expired - Lifetime JPH0739116Y2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 磁気記録媒体のデ−タ読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739116Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5156210A (ja) * | 1974-11-11 | 1976-05-17 | Omron Tateisi Electronics Co | Jikikirokujohokensakuhoshiki |
JPS5375909A (en) * | 1976-12-15 | 1978-07-05 | Sharp Corp | Magnetic card reader |
-
1987
- 1987-07-20 JP JP1987111077U patent/JPH0739116Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5156210A (ja) * | 1974-11-11 | 1976-05-17 | Omron Tateisi Electronics Co | Jikikirokujohokensakuhoshiki |
JPS5375909A (en) * | 1976-12-15 | 1978-07-05 | Sharp Corp | Magnetic card reader |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6418492U (ja) | 1989-01-30 |
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