JPH0222741Y2 - - Google Patents

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JPH0222741Y2
JPH0222741Y2 JP1987134789U JP13478987U JPH0222741Y2 JP H0222741 Y2 JPH0222741 Y2 JP H0222741Y2 JP 1987134789 U JP1987134789 U JP 1987134789U JP 13478987 U JP13478987 U JP 13478987U JP H0222741 Y2 JPH0222741 Y2 JP H0222741Y2
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signal
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signals
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はバーコード読取装置に関し、特にバー
コードの読取りに際し発生するノイズを除去する
ためのノイズ除去手段を有するバーコード読取装
置に関する。
〔従来の技術〕
販売商品にバーコードを付与しておき、商品が
販売される毎に端末装置においてこのバーコード
を読取り、販売金額をレジスタから印字出力した
り、あるいは販売データをセンターのプロセツサ
に送信して商品管理を行うようなことが最近大型
小売業界で行われている。
この場合、商品のマークされたバーコードを読
取るためにバーコード・ペンのようなバーコー
ド・ハンドスキヤナが使用されているが、第1図
イに示すように、バーコード・シート1上に、バ
ーコード3を読取るためにバーコード・ペン2を
置くとき、第1図ロの時間T0に示すように、こ
れにより反射率が変化する等によりパルスを発生
し、ノイズとなる。従つて、このノイズと、第1
図ロの時間T1においてバーコード3の読取の結
果発生されるバーコード信号とを区別する必要が
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そのため、従来では、バーコードにその初めと
終わりを示す例えば第2図に示すスタート・マー
クの如きバーコードを設けておき、読取手段から
伝達された信号のすべてをバーコード判定手段に
より識別することにより必要とするバーコード信
号を認識していた。そのためにバーコード・ペン
2から入力された全てのバーコード信号の初めと
終わりを示すスタート・マークやストツプ・マー
クを識別するため、複雑なハードが必要となり、
バーコード読取に長時間必要とするという問題が
あつた。
〔問題点を解決するための手段〕
従つて本考案はこのような問題点を改善して、
バーコード読取り手段から入力された信号がノイ
ズであるか否かを簡単に識別するための識別手段
を有するバーコード読取方式を提供することを目
的とする。そしてこのために本考案のバーコード
読取装置では、少なくともバーコードを読取る読
取手段と、前記読取手段から伝達される信号の0
部分の時間がバーコードの終わりタイミングより
長いことを測定することにより前記信号の読取終
了を検出する読取終了検出手段と、前記読取手段
から伝達される信号の読取開始から前記読取終了
検出手段が検出した終了時点までの信号数を計数
する信号計数手段と、前記読取手段から伝達され
た信号を格納するバーコード格納手段と、正規の
バーコード信号を構成する信号数と少なくとも同
一の基準値を出力する基準値発生手段と、該基準
値発生手段より出力された基準値信号数と前記信
号数計数手段の計数値とを比較し、その比較結
果、前記信号数計数手段の計数値が前記基準値発
生手段から出力された基準信号数以上か否かを出
力する比較手段と、前記比較手段の比較結果、前
記信号数計数手段の計数値が前記基準値発生手段
から出力された基準値信号数未満である場合、前
記比較手段より出力される不一致信号により前記
バーコード格納手段に格納した信号を無効化する
手段と、それ以外の場合、前記格納した信号を読
出してバーコード信号を判別するバーコード判別
手段に転送する読出手段と、を設けたことを特徴
とする。
〔実施例〕
本考案の一実施例を詳述するに先立ち、本考案
の原理を第2図に基づき簡単に説明する。
バーコード・ペンをバーコード・シート上に置
いたとき、第2図ロの期間T0に示す如く、ノイ
ズ信号が発生する。このノイズ信号数は通常は
「1」部分が4〜5個程度の信号であり、通常の
バーコード信号では最低21個程度の信号数に比較
してかなり小さい。従つてバーコードを読みとつ
たときその終わりに自領域をある程度走査するこ
とにより生ずるバーコード終わりタイミングTE
が発生するまでに伝達された信号数を計数してお
き、これが21個よりも少ない場合にはノイズとみ
なし、21個以上であればその中にバーコード信号
が存在するものとしてこれをバーコード判定回路
に送出すれば、明らかにノイズとわかるものまで
バーコード判定を行う必要はない。
以下本考案の一実施例を第3図に基づき、第2
図を参照しつつ説明する。
図中、他と同符号部は同一部分を示し、4は波
形整形回路、5は読取終了検出回路、6は時間幅
測定回路、7は格納回路、8はメモリ、9はレジ
スタ、10は読出回路、11は格納数カウンタ、
12は比較回路、13は基準値発生回路である。
波形整形回路4はバーコード・ペン2から出力
されたアナログ信号を、第2図ロに示す如く、矩
形波に整形するものである。
読取終了検出回路5はバーコード信号の読取終
了時点を検出するものであつて、波形整形回路4
から伝達された信号の「0」部分の時間を測定
し、それが前記バーコード終わりタイミングTE
を越えたときに出力を発生し、読取終了を検出す
る。
時間幅測定回路6はバーコード信号の「1」部
分の時間及び「0」部分の時間を測定するもので
あつて、第3図におけるt1′〜t7′…を測定するも
のである。
格納回路7は前記時間幅測定回路6から出力さ
れた前記t1′〜t7′…をメモリ8に格納する制御を
行つてこの測定値のデータをデータメモリ8に格
納するものである。
メモリ8は、前記時間幅測定回路6にて測定さ
れた、前記バーコード信号の「1」及び「0」の
時間の測定値t1′〜t7′…が格納されるメモリであ
る。
レジスタ9はメモリ8から読出されたデータが
一時セツトされる出力レジスタである。
読取回路10は、メモリ8に格納されているデ
ータを読取すための各種制御を行う、データ読取
回路である。
格納数カウンタ11は、メモリ8に格納されて
いるデータの数、即ち前記t1′〜t7′…の数を計数
するカウンタである。
比較回路12は、格納数カウンタ11の計数し
たメモリ8に格納されたデータ数と、基準値発生
回路13から出力されるバーコード信号数を示す
基準値とを比較する比較回路であつて、格納数カ
ウンタ11の計数値が小さければメモリ8に格納
されたデータはノイズに関するものであつてバー
コード信号が完全に格納されているとは見做さ
ず、このメモリ8に格納されたデータを読出すこ
とはしない。
しかしながら前記格納数カウンタ11の計数値
が基準値と同一かあるいは大であれば、メモリ8
にはバーコード信号が含まれているものと見做し
てその読出し制御を行う。
基準値発生回路13は、比較回路12における
比較基準値を発生するものであつて、その出力す
る基準値は、バーコード信号を構成する信号数と
少なくとも同一の数である。それ故、メモリ8内
にセツトされたバーコード信号数がこの基準値よ
りも小さい場合には、メモリ8内にバーコード信
号が完全な形で存在しないノイズを含むものであ
り、これをバーコード判定回路で判定しても無意
味であることを示す。
次に第3図の動作について説明する。
バーコード・ペン2をバーコード・シート上に
置きバーコード上にこのバーコード・ペン2をス
キヤンしたとき、これに応じてバーコード・ペン
2から出力が生じ、この出力が波形整形回路4で
矩形波に波形整形され、この矩形波が読取終了検
出回路5、時間幅測定回路6に伝達される。そし
て読取終了検出回路5においてその「0」期間の
時間長が測定され、また時間幅測定回路6にてそ
の「1」期間の時間長、「0」期間の時間長が測
定される。このようにして、第3図における最初
の「1」である期間t1′,「0」である期間t2′…が
順次測定され、その測定値T1′〜t2′…が格納回路
7によりメモリ8に順次格納される。そして最後
の「1」である期間t7′が伝達されたあとで「0」
期間が連続することになる。そしてこの「0」期
間がTEを越えたとき、読取終了検出回路5はそ
の検出信号を格納数カウンタ11に出力し、その
ときまでにメモリ8に格納した信号数を比較回路
12に送出する。このとき比較回路12には前記
基準値発生回路13から出力された基準値が伝達
されている。そしてこの比較の結果メモリ8に格
納した信号数が基準値よりも小さい場合には、比
較回路12は不一致信号NGを出力し、格納回路
7によりメモリ8の格納内容を無効化するととも
に格納数カウンタ11をクリアする。即ちこの不
一致信号が出力される場合には、メモリ8にはバ
ーコード信号が完全に格納されていないので、ノ
イズとみなし、メモリ8からその内容を読出すこ
とは行わない。
ところが、第2図ロの期間T2に示す如く、バ
ーコード信号が完全に読取られたときには、メモ
リ8に格納される信号数は基準値と一致するか、
またはノイズを含んでいる場合には基準値よりも
大となる。従つて、読取終了検出回路5からの出
力に基づき比較回路12で格納数カウンタ11の
計数値と基準値との比較の結果、この計数値と一
致、あるいは計数値の方が大きいとき比較回路1
2は一致信号OKを出力し、読取回路10を制御
してメモリ8に格納されている測定値t1,t2…を
順次レジスタ9に出力し、このレジスタ9から図
示省略したバーコード判定回路にこの測定値t1
t2…を送出し、バーコードを判別する。また、前
記一致信号OKは格納数カウンタ11に伝達され
てこれをクリアする。
〔考案の効果〕
以上説明の如く、本考案によればその伝達され
た信号数をブロツク毎に検出して基準値と比較
し、バーコードとノイズを区別することにより、
バーコード判定を行う必要があるか否かが直ちに
判別される。従つてバーコード・ペンをバーコー
ド・シートに載置したときに発生するノイズ等ま
でバーコード判定回路に伝達してその判定を行う
ことはなく、バーコードのみバーコード判定回路
に伝達するため、データ処理速度を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はバーコード読取法及び従来の問題点の
説明図、第2図はバーコードの説明及び本考案の
動作原理説明図、第3図は本考案の一実施例構成
図である。 図中、1はバーコード・シート、2はバーコー
ド・ペン、3はバーコード、4は波形整形回路、
5は読取終了検出回路、6は時間幅測定回路、7
は格納回路、8はメモリ、9はレジスタ、10は
読出回路、11は格納数カウンタ、12は比較回
路、13は基準値発生回路をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくともバーコードを読取る読取手段と、前
    記読取手段から伝達される信号の0部分の時間が
    バーコードの終わりタイミングより長いことを測
    定することにより前記信号の読取終了を検出する
    読取終了検出手段と、 前記読取手段から伝達される信号の読取開始か
    ら前記読取終了検出手段が検出した終了時点まで
    の信号数を計数する信号数計数手段と、 前記読取手段から伝達された信号を格納するバ
    ーコード格納手段と、 正規のバーコード信号を構成する信号数と少な
    くとも同一の基準値を出力する基準値発生手段
    と、 該基準値発生手段より出力された基準値信号数
    と前記信号数計数手段の計数値とを比較し、その
    比較結果、前記信号数計数手段の計数値が前記基
    準値発生手段から出力された基準信号数以上か否
    かを出力する比較手段と、 前記比較手段の比較結果、前記信号数計数手段
    の計数値が前記基準値発生手段から出力された基
    準値信号数未満である場合、前記比較手段より出
    力される不一致信号により前記バーコード格納手
    段に格納した信号を無効化する手段と、 それ以外の場合、前記格納した信号を読出して
    バーコード信号を判別するバーコード判別手段に
    転送する読出手段と、 を設けたことを特徴とするバーコード読取装置。
JP1987134789U 1987-09-03 1987-09-03 Expired JPH0222741Y2 (ja)

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JPS6353165U JPS6353165U (ja) 1988-04-09
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53147437A (en) * 1977-05-30 1978-12-22 Hitachi Ltd Control system for mark read-in
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