JPS58187461A - ビデオ・デイスク用カ−ボン・ブラツク - Google Patents
ビデオ・デイスク用カ−ボン・ブラツクInfo
- Publication number
- JPS58187461A JPS58187461A JP6962382A JP6962382A JPS58187461A JP S58187461 A JPS58187461 A JP S58187461A JP 6962382 A JP6962382 A JP 6962382A JP 6962382 A JP6962382 A JP 6962382A JP S58187461 A JPS58187461 A JP S58187461A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon black
- aqueous solution
- alcohol
- video disk
- video
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は静電容を変換型ビデオ・ディスク用拐料であ
るカーボン・ブラックに関するものである。
るカーボン・ブラックに関するものである。
従来、静電容置変換型ビデオ・ディスタ材としてディス
クに導電性を付与する目的から、カーボン・ブラックを
混入使用することが行われている。
クに導電性を付与する目的から、カーボン・ブラックを
混入使用することが行われている。
しかしながらカーボン・ブラックは含有異瞼量が多く、
その丸めビデオディスクを圧縮成形する際にスタンバ−
１−傷が発生し、それとと４にビデオ・ディスク表面の
配録情報が欠落して信号ドロップ・アウトの原因となっ
てい丸。またビデオ・ディスク中のカーボン・ブラック
は大気中の水分を吸収し、その結果、表面形状１：変形
を生じ電気特性が劣化するといった問題点があった。そ
のため含有異物の少なく、大気中の水分の影響の小さい
ビデオ・ディスク用カーボン・ブラックが強く望まれて
いる。
その丸めビデオディスクを圧縮成形する際にスタンバ−
１−傷が発生し、それとと４にビデオ・ディスク表面の
配録情報が欠落して信号ドロップ・アウトの原因となっ
てい丸。またビデオ・ディスク中のカーボン・ブラック
は大気中の水分を吸収し、その結果、表面形状１：変形
を生じ電気特性が劣化するといった問題点があった。そ
のため含有異物の少なく、大気中の水分の影響の小さい
ビデオ・ディスク用カーボン・ブラックが強く望まれて
いる。
［発明の目的〕
この発明は上記欠点を解決するため６二威されたもので
、導電性付与効果を損なうことなく、かつ含有異物の少
ない、さらＣ二大気中の水分の影響の小さいビデオ・デ
ィスク用カーボン・プラッタを提供することを目的とす
る。
、導電性付与効果を損なうことなく、かつ含有異物の少
ない、さらＣ二大気中の水分の影響の小さいビデオ・デ
ィスク用カーボン・プラッタを提供することを目的とす
る。
この発明はカーボン・ブラックをアル＝ｔ −ル水溶液
、例えば５０ｗ１−エタノール水溶液で洗浄を行い、こ
れをビデオディスク用カーボン・ブラックとしたもので
ある。
、例えば５０ｗ１−エタノール水溶液で洗浄を行い、こ
れをビデオディスク用カーボン・ブラックとしたもので
ある。
〈実施例〉
無処理のビデオ・ディスク用カーボン・ブラック（ＤＢ
Ｐ給油量３２０ ｃ ｃ／ｇ 、Ｎ、 ＢＩＴ法による
比表面積１３００ｎＩ／ｇ、平均粒径１００Ａ ）を体
積比５０倍ノアルコール水溶液、例えば５０ｗｔ慢エタ
ノール櫂：浸漬し、ｌＯ分間攪拌稜ガラス・フィルター
で一過し、再度上記と同様のアルコール水溶液で洗浄し
た。
Ｐ給油量３２０ ｃ ｃ／ｇ 、Ｎ、 ＢＩＴ法による
比表面積１３００ｎＩ／ｇ、平均粒径１００Ａ ）を体
積比５０倍ノアルコール水溶液、例えば５０ｗｔ慢エタ
ノール櫂：浸漬し、ｌＯ分間攪拌稜ガラス・フィルター
で一過し、再度上記と同様のアルコール水溶液で洗浄し
た。
その後１５０℃で１２時間乾燥し、処ｍ済ビデオ・ディ
スク用カーボン・ブラックを得え。
スク用カーボン・ブラックを得え。
く比較例１および２〉
水溶液を用いて実施例１と同様６二比較例１として無処
理のカーボン・ブラックま九比較例２として純水を用い
て実施例と同様に洗浄処理し友カーボン・ブラックを準
備した。
理のカーボン・ブラックま九比較例２として純水を用い
て実施例と同様に洗浄処理し友カーボン・ブラックを準
備した。
これら実施例及び比較例のビデオ・ディスク用カーボン
・ブラックの含有異物の灰分を測定稜、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体（信越化学社製８０４００Ｇ） １０
０重量部、安定剤（三井有機合成社製スタンＢＬ）４９
重量部、滑剤（三片石油化学社製４０５ＭＰ）ｌ ＩＬ
１部、濁渭剤（東芝シリコーン社製Ｔ８８４３３）
１ ＠ ｌ ｌ：前記カーボン１８重量部加え、攪拌機
（三片石油化学社製ヘンシェル・ミキサー２０Ｚタイプ
）で２０分間混合後、押出機（ブス社製ＰＲ４６）で溶
融混練して静電容量変換型ビデオ・ディスク用樹脂組成
物を作製した。上記樹脂組成物を、ガラス盤にフォト・
レジストをスピンコートシ、オーディオ・ビデオ信号を
レーザービーム記録した盤上に作製したスタンパ−で圧
縮成形を行い静電容量変換型ビデオ・ディスクを得九。
・ブラックの含有異物の灰分を測定稜、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体（信越化学社製８０４００Ｇ） １０
０重量部、安定剤（三井有機合成社製スタンＢＬ）４９
重量部、滑剤（三片石油化学社製４０５ＭＰ）ｌ ＩＬ
１部、濁渭剤（東芝シリコーン社製Ｔ８８４３３）
１ ＠ ｌ ｌ：前記カーボン１８重量部加え、攪拌機
（三片石油化学社製ヘンシェル・ミキサー２０Ｚタイプ
）で２０分間混合後、押出機（ブス社製ＰＲ４６）で溶
融混練して静電容量変換型ビデオ・ディスク用樹脂組成
物を作製した。上記樹脂組成物を、ガラス盤にフォト・
レジストをスピンコートシ、オーディオ・ビデオ信号を
レーザービーム記録した盤上に作製したスタンパ−で圧
縮成形を行い静電容量変換型ビデオ・ディスクを得九。
そのときのスタンパ−・ライフ（キズ等により使用不可
になるまでの同数を最高２００回まで測定）及びこうし
て得た静電容量変換型ビデオ・ディスクの水平同期信号
のＣＮＲ、プリアンプでのＰＭＭＢ２ドロップ・アウト
・トータル・タイムを擲ｊ定した。又、湿度ｌＯＯチ雰
囲気中で４日間放置稜のディスクの水平同期信号のＣＮ
Ｒ、プリアンプＦＭ出力、ドロ、ツブ・アウト・トータ
ル・タイムの値も同様１″−して測定した。ト記結果を
第１表および第２Ｉ！に示す。
になるまでの同数を最高２００回まで測定）及びこうし
て得た静電容量変換型ビデオ・ディスクの水平同期信号
のＣＮＲ、プリアンプでのＰＭＭＢ２ドロップ・アウト
・トータル・タイムを擲ｊ定した。又、湿度ｌＯＯチ雰
囲気中で４日間放置稜のディスクの水平同期信号のＣＮ
Ｒ、プリアンプＦＭ出力、ドロ、ツブ・アウト・トータ
ル・タイムの値も同様１″−して測定した。ト記結果を
第１表および第２Ｉ！に示す。
真単位はｐｐｍ
↓久下余白
第 ２ 表
し賦
第１表よりカーボン・ブラック中の金属異物は水或いは
アルコール水溶液処理によって減少させうる。その効果
は本発明のようにアルコール水溶液を用いた場合の方が
顕著である。この処理効果は、本発明者が考えるにカー
ボン・ブラックの表向官訃基や、その一部として存在す
る金属成分と水或いはアルコールが反応する作用と、カ
ーボンから遊離した形で存在するアルカリ金属或いはア
ルカリ土類金属を溶解除去する作用のためと思われる。
アルコール水溶液処理によって減少させうる。その効果
は本発明のようにアルコール水溶液を用いた場合の方が
顕著である。この処理効果は、本発明者が考えるにカー
ボン・ブラックの表向官訃基や、その一部として存在す
る金属成分と水或いはアルコールが反応する作用と、カ
ーボンから遊離した形で存在するアルカリ金属或いはア
ルカリ土類金属を溶解除去する作用のためと思われる。
アルコール水溶液を用いた結果、純水に比してカーボン
・ブラックの細孔への浸透効果が増し、異物除去効果の
強化となつ九とも思われる。
・ブラックの細孔への浸透効果が増し、異物除去効果の
強化となつ九とも思われる。
第２表よりメタ／パー・ライフはアルコール水溶液処理
によって無処理の場合に比較して２倍以上にのびる。こ
れは第１表の結果から推察される機に材料中の金属異物
が減少し九ためと考える。さらに水域いはアルコール水
溶液処理の結果、ビデオ・ディスク電気特性は良質なも
のとなり、その後の耐湿検査では電気特性の劣化抑制Ｃ
二大齢な効果をもっていることが判明したが、そのメカ
ニズムについては今尚不明な点が多い。その効果の程度
は異物除去効果と同様に純水による洗浄処理よりもアル
コール水溶液による洗浄処理の方が効果が大きい。又、
アルコール水溶液を用いた結果、乾燥工程が非常に短縮
でき九。
によって無処理の場合に比較して２倍以上にのびる。こ
れは第１表の結果から推察される機に材料中の金属異物
が減少し九ためと考える。さらに水域いはアルコール水
溶液処理の結果、ビデオ・ディスク電気特性は良質なも
のとなり、その後の耐湿検査では電気特性の劣化抑制Ｃ
二大齢な効果をもっていることが判明したが、そのメカ
ニズムについては今尚不明な点が多い。その効果の程度
は異物除去効果と同様に純水による洗浄処理よりもアル
コール水溶液による洗浄処理の方が効果が大きい。又、
アルコール水溶液を用いた結果、乾燥工程が非常に短縮
でき九。
なおアルコール水溶液としては３０〜７０ ｗｔ％ 、
好ましくは５Ｑｗｔ％のものが有効に使用できる。
好ましくは５Ｑｗｔ％のものが有効に使用できる。
し発明の効果〕
以上説明した如くアルコール水溶液で洗浄処理した本発
明のビデオディスク用カーボン・ブランクによると、ス
タンパ−・ライフ及びディスクの一気特性とその耐湿に
よる劣化防止１：おいて多大な効果が得られ、工業上有
用である。
明のビデオディスク用カーボン・ブランクによると、ス
タンパ−・ライフ及びディスクの一気特性とその耐湿に
よる劣化防止１：おいて多大な効果が得られ、工業上有
用である。
（７３１７） 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 （
ほか１名）３５
ほか１名）３５
Claims (3)
- （１） アルコール水溶液に浸漬・洗浄処理したこと
を特徴とするビデオ・ディスク用カーボン・ブラック。 - （２）アルコール水溶液は、３０〜７Ｑｗｔ−のアルコ
ール水溶液であることを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載のビデオ・ディスク用カーボン・ブラック。 - （３）フルロール水溶液は、５Ｑｗｔ−のアルコール水
溶液であることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
のビデオ・ディスク用カーボン−ブラック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6962382A JPS58187461A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | ビデオ・デイスク用カ−ボン・ブラツク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6962382A JPS58187461A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | ビデオ・デイスク用カ−ボン・ブラツク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58187461A true JPS58187461A (ja) | 1983-11-01 |
Family
ID=13408176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6962382A Pending JPS58187461A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | ビデオ・デイスク用カ−ボン・ブラツク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58187461A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4526881A (en) * | 1983-10-24 | 1985-07-02 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Method of pretreating carbon black powder to improve cathode performance and lithium sulfuryl chloride cell including the pretreated carbon black powder |
| US6082772A (en) * | 1998-01-31 | 2000-07-04 | Matsumoto; Shinsuke | Automatic insertion bookmark |
| JP2005113091A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-28 | Chubu Kiresuto Kk | 高純度カーボンブラックの製法 |
| JP2005220320A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Fuji Xerox Co Ltd | カーボンブラック、及びカーボンブラックの精製方法、並びにカーボンブラックを含有する半導電性部材 |
| JP2010509466A (ja) * | 2006-11-07 | 2010-03-25 | キャボット コーポレイション | 低ｐａｈ量を有するカーボンブラックおよび製造方法 |
-
1982
- 1982-04-27 JP JP6962382A patent/JPS58187461A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4526881A (en) * | 1983-10-24 | 1985-07-02 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Method of pretreating carbon black powder to improve cathode performance and lithium sulfuryl chloride cell including the pretreated carbon black powder |
| US6082772A (en) * | 1998-01-31 | 2000-07-04 | Matsumoto; Shinsuke | Automatic insertion bookmark |
| JP2005113091A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-04-28 | Chubu Kiresuto Kk | 高純度カーボンブラックの製法 |
| JP4502618B2 (ja) * | 2003-10-10 | 2010-07-14 | 中部キレスト株式会社 | 高純度カーボンブラックの製法 |
| JP2005220320A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Fuji Xerox Co Ltd | カーボンブラック、及びカーボンブラックの精製方法、並びにカーボンブラックを含有する半導電性部材 |
| JP2010509466A (ja) * | 2006-11-07 | 2010-03-25 | キャボット コーポレイション | 低ｐａｈ量を有するカーボンブラックおよび製造方法 |
| JP2015092001A (ja) * | 2006-11-07 | 2015-05-14 | キャボット コーポレイションＣａｂｏｔ Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ | 低ｐａｈ量を有するカーボンブラックおよび製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| DE649233C (de) | Verfahren zur Gewinnung von Halogenen aus ihren Loesungen | |
| EP0043759B1 (en) | Hydrophilic substrate for sorbing heavy metals and method for making such substrate | |
| JPS58187461A (ja) | ビデオ・デイスク用カ−ボン・ブラツク | |
| DE3202899A1 (de) | Aufzeichnungstraeger mit hoher informationsdichte | |
| US4234528A (en) | Asymmetrical ultrafiltration membrane based on cellulose hydrate | |
| US4275100A (en) | Video disc processing | |
| US4376087A (en) | Processing of video discs | |
| JPS5918763A (ja) | ビデオ・デイスク用カ−ボン・ブラツク | |
| JPS5993757A (ja) | 情報記録デイスク用カ−ボンブラツクの処理方法 | |
| BE897399A (fr) | Produit d'epuration de l'air impregne et destine a etre utilise dans des filtres | |
| JPS5589375A (en) | Antistatic agent for reproducing and recording material | |
| JP2621871B2 (ja) | 光ディスク用ポリカーボネート成形材料 | |
| FR2504298A1 (fr) | Methode de fabrication de disques video | |
| JPS5880140A (ja) | 記録媒体の製造法 | |
| US4646284A (en) | High density information record medium using carbon black particles surface-treated with silicone oil | |
| JPS59215041A (ja) | 情報信号記録媒体 | |
| JPH0127495B2 (ja) | ||
| US4425409A (en) | Method of preparing a magnetic pigment of γ-Fe2 O3 particles and recording element | |
| JPS6024937A (ja) | デイスク状記録媒体の製造方法 | |
| JPH024063B2 (ja) | ||
| CN116688943A (zh) | 用于对水体系统中重金属处理的复合碳质吸附剂、制备方法和及其应用 | |
| DE2946645A1 (de) | Verfahren zur herstellung von kohlenstoffsorptionsmittel | |
| US4548739A (en) | High density information records made of conductive resin compositions comprising a specifically-treated vinyl chloride-base resin | |
| JPS59132417A (ja) | 磁気記録媒体 | |
| JPS58161130A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 |