JPS5918763A - ビデオ・デイスク用カ−ボン・ブラツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は静電容量変換型ビデオ・ｆイスク用材料でち
るカーボン・ブラックに関するものである。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来、静電容敗変換型ビデオ・ｆイスク材として、ディ
スクに導電性を付与する目的から、カーボン・ブラック
を混入使用することが行すれている。しかしながら、カ
ーボン・ブラックは含有顕物吐が多く、そのためビデオ
・ディスクをＩＥ縮成形する際にスタンバ−に傷が発生
し、それとともにビデオ・ディスク表面の記録情報が欠
落して信号ドロップ・アウトの原因となっていた。また
ビデオψ１４スク中のカーボン会ブラックは大気中の水
分を吸収し、その結果、長面形状に麦形金生じ電気特性
が劣化するとｌハった問題屯が５つだ。

そのためな有）°４物の少なく、大気中の水分の影響の
小さいビデオ・ディスク用カーボン・ブラックが強く望
まれている。

〔光切々目的〕

この発明は上記欠点を解決するために成されたもので、
導１［性付与効采全損なうことなく、かつ含有異物の少
ない、さらに大気中の水分の影傅の小さいビデオ・ディ
スク用カーボン拳ブラックを提供することを目的とする
。

〔発明の概要〕

この発明は、カーボン・ブラックを１竣性水溶液、例え
ば１チ１話酸水餠液で洗浄を行い、これをビデオ・ディ
スク用カーボン・ブラックとしたものである。

実施例 力（（処理のビデオ争ディスク用カーボン・ブラック（
ＤＩ３Ｐ給油１仕３２０　ｃｃ／ｇ、　Ｎ２１：１ｌＣ
Ｔ法による比表面積１３００＋に／　ｒＺ＋平均粒径１
００Ｋ）を１（：積比５０倍の酸性水溶液例えばｐＨ＋
ｉｉ　５の塩酸水溶液に浸漬し、１０分間攪拌後ガラス
・フィルターで一過し、再度上Ｒｅと同様の塩酸水溶液
で洗浄した。そのｉｉ＆１５０°０で１２時間乾燥し、
処１里済ビデオ轡ディスク用カーボン・ブラックを１１
ｔた。

〔比較例１および２〕 比較例１として無処理のカーボン・ブラック、また比ｖ
例２として純水を用いて尖Ｉ血例と同様に洗浄処即した
カーボン・ブラックを弗備した。

これら実施例及び比較例のビデオ・ガイスフ用カーボン
・ブラックの含有異物の灰分を測定後、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体（信越化学社製５Ｃ４００Ｇ）　１０
０重；１部、安定剤（三共有機合成社製スタン１３Ｌ）
４０７１ｊ吐部、滑剤（三共石油化学社製４０５ＭＰ）
　１　ｊｌｔ破部、４’・’ｊ　ｆａｔ削（東芝シリコ
ーン社製１’５ｓ４３３）　ｌ　ｊ（ｊ　ｉ且に前Ｂ’
ｊｆ２　’ブーボッ１８重線部加え、（県拌機（三片石
油化学社製ヘンシェル・ミギナー２０ｅタイプ）で２０
分間混合後、押出１幾（ブス社製円も４６）で溶融混練
して静〔ｕ８…Ｓ変換型ビデオ・ｆイスク用樹脂徂我物
を作製した。上記樹脂組成物を、ガラ：Ｘ、盤にフォト
・レジストをスピンコートシ、オーディオ・ビデオ信号
をレーザービーム記録した盤より作製したスタンパ−で
ｊ−Ｅ線成形を行い静電容縫変換型ビデオ・ディスクを
得た。

そのトキのスタンベーライフ（ギズ′；子に、しり使用
不Ｂｆになるまでの回数を最高２００回凍で測定）及び
こうして得た静電ｄ吐変換型ビデオ・ディスクの水平同
期信号のＣＮ几、プリアンプでの［−１４出力、ドロッ
プ・アウト・トータル・タイムを測定した。

父、湿度１００　ｑ６雰囲気中で４日間放置鏝のガイス
フの水平同期信号のＣＮ几、プリアンプ１部・１出ツバ
　ドロップ・アウト・トータル・タイムの値も同イ羨に
して測定した。上記結果を第１表および第２表に示す。

　　ｙ人千佑知 第１表よりカーボン・ブランク中の命属％物は水或いは
酸性水溶液処理によって減少させうろ。

その効果は本発明のように酸性溶液を用いた場合の方が
顕著である。この処理ｙｊＪ果は、本発明者が考えるに
カーボン・ブラックの表面官能塙や、その一部として存
在する金属成分と水或いは酸が反応する作用と、カーボ
ンから遊離した形で存在するアルカリ金属或いはアルカ
リ土類金属を溶解除去する作用のためと思われ乙。淑性
Ｉｋ、溶液を用いた結果、カーボン・ブラック表面のｐ
［■コントロールが行なわれ、異物除去効果の強化とな
ったとも思われる。第２表よりスタンパ−・ライフは酸
性水溶液処理によって無処理の局舎に比較して２倍以上
にのびる。これは第１表の酌果から推察される様に材料
中の金属＋Ｔ（物が減少したためと考えろ。

さらに水或いは酸性水溶液処理の結果、ビデオ・ガイス
フ電気特性は良質なものとなり、その陵の耐湿検査では
電気特性の劣化抑ｔｌｔｌｌに大きな効果をもっている
ことが判明したが、そのメカニズムについては今尚不明
な点が多いつその効果の僅度は異物除去効果と同様に純
水による洗浄処理よりも本発明の酸性水溶液による洗浄
処理の〕ｊが効果が大きい。

なひ、酸性水溶液はＰｌ−１１直が３７’７至７、好ま
しくば５であることが望ましい。

〔発明の効果〕

以上説明した如く、酸性水溶液で洗浄処理した本発明の
ビデオ・ディスク用カーボン・ブラックによると、スタ
ンパ−・ライフ及びディスクの電気特性とその耐湿によ
る劣化防止にしいて多大な幼果が得られ、工業上有用で
ある。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）酸性水溶液に浸漬・洗浄処理したことを特徴とす
   るビデオΦディスク用カーボン争ブラック。
2. （２）酸性水溶液は、ｐ［（値３〜７の酸性水溶液であ
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のビデオ
   ・ディスク用カーボン書ブラック。
3. （３）酸性水溶液は、Ｉ）Ｈ値５の酸性水溶液であるこ
   とを特徴とする特許８青求の範囲第１項記載のビデオ・
   ディスク用カーボン拳ブラック。