JPS58185776A - 方向性珪素鋼の絶縁被膜形成方法 - Google Patents
方向性珪素鋼の絶縁被膜形成方法Info
- Publication number
- JPS58185776A JPS58185776A JP6916582A JP6916582A JPS58185776A JP S58185776 A JPS58185776 A JP S58185776A JP 6916582 A JP6916582 A JP 6916582A JP 6916582 A JP6916582 A JP 6916582A JP S58185776 A JPS58185776 A JP S58185776A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon steel
- annealing
- forsterite
- forsterite film
- coating material
- Prior art date
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- Pending
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/12—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
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- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は方向性珪素鋼板の表面に均一で密着性に優れ、
鉄損劣化のないフォルステライト質のｌＡ鎌被属の形成
方法に閤するものである。
鉄損劣化のないフォルステライト質のｌＡ鎌被属の形成
方法に閤するものである。
方向性珪素鋼板に７オルステライト質被膜を形成させる
には、最終厚みに冷間圧延した珪素銅帯Ｉｌｌ澗水素雰
囲気中７００〜９００℃で連続脱炭焼鈍を施すと同時に
、銅板表面に主としてシリカから成る酸化膜を形成させ
た後、ｈｌｉＸＯを主成分とする焼鈍分離剤を塗布し、
コイル状に巻き敗り、最終箱焼鈍を施すという工程が通
常行われている０このように形成されたフォルステライ
ト買被膜には、被膜特性として外観が均一で密着性に優
れ、占積率が大きいことなどが請求され、最終製品の商
品価値に及ぼす影響が大きく、いままでに数多くの研究
が行われてきた・フォルステライト買被膜の特性に及ぼ
す製追工１上の因子として、連続脱炭焼鈍時に形成され
る酸化膜、焼鈍分離剤、最終箱焼鈍時のコイル闘の層関
雰圃気などが挙げられる◎このうちＭｇＯを主成分とす
る焼鈍分離剤に関する研究が最も数多くなされている・
焼鈍分離剤に真する研究は、主成分である油ρに関する
ものと、絢のく配合される添加物に関するものに大別さ
れる。後者に属するものとして、特公昭５１−１２４８
１号、特公昭５６−１５４＠６号＆ｃｌＩ示される絢−
中にチタニア（Ｔの、）を配合する方法が現在実用化さ
れている。この方法によって外観が均一で、密着性に優
れたフォルステライト質被膜を形成することができる０
しかし、絢θ中に添加されるＴＩＯ，はフォルステライ
ト質被膜の形成には良い影響を与えているが、磁気特性
上は悪影響を与える０すなわち、’ｒｔｏ、は最終仕上
焼鈍時の４中での純化過程着こおいて還元されて鋼中に
侵入し、鋼中Ｔｉ量を増加させる。鋼中Ｔ１量の増加は
、鋼中析出物としてＴｉＮを最終箱焼鈍の冷却過１１に
：おいて析出させ、鉄損劣化の原因となる。
には、最終厚みに冷間圧延した珪素銅帯Ｉｌｌ澗水素雰
囲気中７００〜９００℃で連続脱炭焼鈍を施すと同時に
、銅板表面に主としてシリカから成る酸化膜を形成させ
た後、ｈｌｉＸＯを主成分とする焼鈍分離剤を塗布し、
コイル状に巻き敗り、最終箱焼鈍を施すという工程が通
常行われている０このように形成されたフォルステライ
ト買被膜には、被膜特性として外観が均一で密着性に優
れ、占積率が大きいことなどが請求され、最終製品の商
品価値に及ぼす影響が大きく、いままでに数多くの研究
が行われてきた・フォルステライト買被膜の特性に及ぼ
す製追工１上の因子として、連続脱炭焼鈍時に形成され
る酸化膜、焼鈍分離剤、最終箱焼鈍時のコイル闘の層関
雰圃気などが挙げられる◎このうちＭｇＯを主成分とす
る焼鈍分離剤に関する研究が最も数多くなされている・
焼鈍分離剤に真する研究は、主成分である油ρに関する
ものと、絢のく配合される添加物に関するものに大別さ
れる。後者に属するものとして、特公昭５１−１２４８
１号、特公昭５６−１５４＠６号＆ｃｌＩ示される絢−
中にチタニア（Ｔの、）を配合する方法が現在実用化さ
れている。この方法によって外観が均一で、密着性に優
れたフォルステライト質被膜を形成することができる０
しかし、絢θ中に添加されるＴＩＯ，はフォルステライ
ト質被膜の形成には良い影響を与えているが、磁気特性
上は悪影響を与える０すなわち、’ｒｔｏ、は最終仕上
焼鈍時の４中での純化過程着こおいて還元されて鋼中に
侵入し、鋼中Ｔｉ量を増加させる。鋼中Ｔ１量の増加は
、鋼中析出物としてＴｉＮを最終箱焼鈍の冷却過１１に
：おいて析出させ、鉄損劣化の原因となる。
従って、本発明は鉄損劣化がなく、かつ、良質なフォル
ステライト貿被膜を形成する方法を提供することを目的
とするものである。
ステライト貿被膜を形成する方法を提供することを目的
とするものである。
本発明によれば、所望の最終厚みに圧建した方向性珪素
鋼素材を脱員焼鈍して表面に８１０．を含む酸化膜を形
成した後、ｊ顧を主成分とする焼鈍分離剤を塗布し、最
終箱焼鈍を施してフォルステライト質被膜を形成する方
向性珪素鋼の絶縁被膜の形成方法において、前記ＭｇＯ
を主成分とする焼鈍分離剤中にチタン酸カルシウム（Ｃ
ａＴｌｑ、 ） オよびまたはチタン酸ストロンチウム
（５ｒＴｉＯ，）を総量ｒα５〜２０重量Ｘ含有せしめ
ることにより、上記目的を達成することができる。
鋼素材を脱員焼鈍して表面に８１０．を含む酸化膜を形
成した後、ｊ顧を主成分とする焼鈍分離剤を塗布し、最
終箱焼鈍を施してフォルステライト質被膜を形成する方
向性珪素鋼の絶縁被膜の形成方法において、前記ＭｇＯ
を主成分とする焼鈍分離剤中にチタン酸カルシウム（Ｃ
ａＴｌｑ、 ） オよびまたはチタン酸ストロンチウム
（５ｒＴｉＯ，）を総量ｒα５〜２０重量Ｘ含有せしめ
ることにより、上記目的を達成することができる。
次に本発明を更に詳細にｌ！明する。
本発明者等は、主としてＭｇＯからなる焼鈍分離剤中＆
ｃＴＩＯ，を配合した時に起こる鉄損劣化を改善するた
めに、Ｔｉｅ、に代わる添加物としてＴｉを含む各種無
機化合物を鳩ρ中に配合し、鋼板にｍ有した後最終箱焼
鈍を施し、得られたフォルステライト質被膜つきの珪素
鋼板の磁気特性、鋼中Ｔｉ量、被Ｉ［特性を調べた＠そ
の結果、Ｃ１１％５ｒｓＢ１などのアルカリ土類金属の
チタン酸塩をぬρに配合した場合、鋼中Ｔ１量は増加し
ないことを見い出し、さらに良質なフォルステライト質
被膜も得られるチタン酸塩としてチタン獣カルシウム（
Ｃ’ａＴＩＯｓ）およｑｔチタン酸ストロンチウム ５
ｒＴＩＯ，）が最も優れていることを見い出し本発明を
完成した。
ｃＴＩＯ，を配合した時に起こる鉄損劣化を改善するた
めに、Ｔｉｅ、に代わる添加物としてＴｉを含む各種無
機化合物を鳩ρ中に配合し、鋼板にｍ有した後最終箱焼
鈍を施し、得られたフォルステライト質被膜つきの珪素
鋼板の磁気特性、鋼中Ｔｉ量、被Ｉ［特性を調べた＠そ
の結果、Ｃ１１％５ｒｓＢ１などのアルカリ土類金属の
チタン酸塩をぬρに配合した場合、鋼中Ｔ１量は増加し
ないことを見い出し、さらに良質なフォルステライト質
被膜も得られるチタン酸塩としてチタン獣カルシウム（
Ｃ’ａＴＩＯｓ）およｑｔチタン酸ストロンチウム ５
ｒＴＩＯ，）が最も優れていることを見い出し本発明を
完成した。
８１２．９８Ｘ、ｍＯ，０６ｅｌ Ｓ Ｏ，００４Ｎ
、ＳＩ＆０１７Ｎ’％ａｌｅα＠１９％を含むメ材を３
■厚に熱間圧延し、＊ＳＯ℃で５分間の焼鈍を施した後
、９００℃で３分間の中間焼鈍をはさんで２回の冷間圧
延を施し、８．３０厘の最終板厚とした。
、ＳＩ＆０１７Ｎ’％ａｌｅα＠１９％を含むメ材を３
■厚に熱間圧延し、＊ＳＯ℃で５分間の焼鈍を施した後
、９００℃で３分間の中間焼鈍をはさんで２回の冷間圧
延を施し、８．３０厘の最終板厚とした。
次いで、５ｚｏｃａ）ｓ潤水素雰囲気中で３分間脱脚焼
鈍を行った。この銅板にＴｉｅ、 ＣａＴｉ０．．８ｒ
Ｔｌへを配合したＭｇＯを塗布した後、１１８０℃で５
時間の最終箱焼鈍を施したＯ配合量はＴＩＯ□について
は、２．翫８重量Ｘとし、ＣａＴｉ０． 、５ｒＴｉＯ
。
鈍を行った。この銅板にＴｉｅ、 ＣａＴｉ０．．８ｒ
Ｔｌへを配合したＭｇＯを塗布した後、１１８０℃で５
時間の最終箱焼鈍を施したＯ配合量はＴＩＯ□について
は、２．翫８重量Ｘとし、ＣａＴｉ０． 、５ｒＴｉＯ
。
についてもＴｉへ換算で２．５．８重量％とした。最終
箱焼鈍後のフォルステライト買被腰つきの珪素鋼板の磁
気特性、鋼中Ｔｌ量、フォルステライト質被膜の外観、
密着性を調べ、その結果を第１表に示ＴＯ 纂１表から、ＣａＴｉｏｓ％８ｒＴＩＯ，を配合した場
合、Ｔｉｅ、を配合する従来の方法よりも鋼中Ｔｌは増
加せず、鉄損が低いことがわがるＯ被膜特性も外観、密
着性等はぼ岡等の結果が得られている。ＣａＴＬＯ，。
箱焼鈍後のフォルステライト買被腰つきの珪素鋼板の磁
気特性、鋼中Ｔｌ量、フォルステライト質被膜の外観、
密着性を調べ、その結果を第１表に示ＴＯ 纂１表から、ＣａＴｉｏｓ％８ｒＴＩＯ，を配合した場
合、Ｔｉｅ、を配合する従来の方法よりも鋼中Ｔｌは増
加せず、鉄損が低いことがわがるＯ被膜特性も外観、密
着性等はぼ岡等の結果が得られている。ＣａＴＬＯ，。
シｉへによる鋼中へのＴ１の拡散抑制効果についての詳
細な機構は不−であるが、ＴＩＯ！を配合した時に最終
箱焼鈍中！ｃｋＩｋｏと反応して形成されるＭｇＴｉ０
．と比べてＣａＴｌ０．、ｓｒ’ｒｔｏ、の方が水素雰
囲気中における安定性が大きいためと推測され６０本発
明によれば、主としてにθからなる焼鈍分離剤中にＣａ
Ｔｉ０．怠よびまたは５ｒＴｉＯｓを総計で０．５〜２
０重量Ｘ、好適には１〜１０重量に配合することにより
、鉄損劣化がなく、外観および密着性も優れたフォルス
テライト貿被膜が得られる。
細な機構は不−であるが、ＴＩＯ！を配合した時に最終
箱焼鈍中！ｃｋＩｋｏと反応して形成されるＭｇＴｉ０
．と比べてＣａＴｌ０．、ｓｒ’ｒｔｏ、の方が水素雰
囲気中における安定性が大きいためと推測され６０本発
明によれば、主としてにθからなる焼鈍分離剤中にＣａ
Ｔｉ０．怠よびまたは５ｒＴｉＯｓを総計で０．５〜２
０重量Ｘ、好適には１〜１０重量に配合することにより
、鉄損劣化がなく、外観および密着性も優れたフォルス
テライト貿被膜が得られる。
上記化合物の配合量を０．５〜２０重量Ｘに限定する理
由は、０．ｓ重量％より少ないと良質なフォルステライ
ト質被膜を得るのが困難であり、２０重五量を超えると
鋼中Ｔ１量が増加し、鉄損を劣化させるので、配合量は
０．５〜２０重量Ｘの範囲内に無限定する必畳がある◎ 本発−において使用可能な焼鈍分離剤は楠−を主体とす
るものであるが、本発明の目的を阻害しない範囲内にお
いて本発明の研究過程で見い出されたｃａ’ｒｔｏい５
ｒＴＩＯ，以外にも他の化合物を副成分として含有させ
ることができる・ 次に本発明を実施ｆｉＪｃつ會具体的に説明する０〔実
ＪｌｉＮ１ ） ８１２．９８Ｘ％１ｉ１ａ０．０５５Ｘ、Ｓｏ、０２０
Ｘ。
由は、０．ｓ重量％より少ないと良質なフォルステライ
ト質被膜を得るのが困難であり、２０重五量を超えると
鋼中Ｔ１量が増加し、鉄損を劣化させるので、配合量は
０．５〜２０重量Ｘの範囲内に無限定する必畳がある◎ 本発−において使用可能な焼鈍分離剤は楠−を主体とす
るものであるが、本発明の目的を阻害しない範囲内にお
いて本発明の研究過程で見い出されたｃａ’ｒｔｏい５
ｒＴＩＯ，以外にも他の化合物を副成分として含有させ
ることができる・ 次に本発明を実施ｆｉＪｃつ會具体的に説明する０〔実
ＪｌｉＮ１ ） ８１２．９８Ｘ％１ｉ１ａ０．０５５Ｘ、Ｓｏ、０２０
Ｘ。
Ｃαｅａｓｔを含有する珪素鋼素材を３回厚に熱闘圧延
し、中間焼鈍をはさんで２回の冷間圧延を施して０．３
０ｍｍの最終板厚とし、湿潤水素雰囲気中で脱炭焼鈍を
行った後、第２表に示す配合量の添加物をにρ中に含有
させた焼鈍分離剤を―布し、コイル状に巻き堆って１１
８０℃で５時間最終箱焼鈍を行った◎得られたフォルス
テライト買被膜つきの珪素鋼板の磁気特性、鋼中Ｔ１量
、フォルステライト買被膜の外観および密着性を調べ、
その結果を第２表に示した。
し、中間焼鈍をはさんで２回の冷間圧延を施して０．３
０ｍｍの最終板厚とし、湿潤水素雰囲気中で脱炭焼鈍を
行った後、第２表に示す配合量の添加物をにρ中に含有
させた焼鈍分離剤を―布し、コイル状に巻き堆って１１
８０℃で５時間最終箱焼鈍を行った◎得られたフォルス
テライト買被膜つきの珪素鋼板の磁気特性、鋼中Ｔ１量
、フォルステライト買被膜の外観および密着性を調べ、
その結果を第２表に示した。
〔夾−例２〕
Ｓｉ３．２５Ｘ、励α０６０％、ｓｏ、ｏｏｓ％、Ｓｅ
２．０１８Ｘ％Ｓｂ０．０１９Ｘ％Ｃ０，０４５Ｘを含
有する珪素鋼素材を３ｍ１ｌｉｌこ熱闘圧延し、中間焼
鈍をはさんで２回の冷間圧延を施して０．３０ Ｍの最
終板厚とし、湿潤水素雰囲気中で脱炭焼鈍を行った後、
第３１１に示す配合量の添加物をにρ中に含有させた焼
鈍分離剤を塗布し、コイル状に巻き取って１１８０Ｃで
５時間量ｊＩ輪焼鈍を行った０得られたフォルステライ
ト買被膜つきの珪素鋼板の磁気特性、鋼中Ｔｌ量、フォ
ルステライト買被膜の外観および密着性を調べ、その結
果を謳３表に示した◎
２．０１８Ｘ％Ｓｂ０．０１９Ｘ％Ｃ０，０４５Ｘを含
有する珪素鋼素材を３ｍ１ｌｉｌこ熱闘圧延し、中間焼
鈍をはさんで２回の冷間圧延を施して０．３０ Ｍの最
終板厚とし、湿潤水素雰囲気中で脱炭焼鈍を行った後、
第３１１に示す配合量の添加物をにρ中に含有させた焼
鈍分離剤を塗布し、コイル状に巻き取って１１８０Ｃで
５時間量ｊＩ輪焼鈍を行った０得られたフォルステライ
ト買被膜つきの珪素鋼板の磁気特性、鋼中Ｔｌ量、フォ
ルステライト買被膜の外観および密着性を調べ、その結
果を謳３表に示した◎
Claims (1)
- 所望の最終厚みに圧延した方向性珪素鋼素材を脱炭焼鈍
して表１ｉ＆ｃ８１へを含む酸化膜を形成した後、誦Ｏ
を主成分とする焼鈍分離剤を塗布し、最終箱焼鈍を施し
てフォルステライト買被膜を形成する方向性珪素鋼の絶
縁被膜の形成方法において、前記ぬθを主成分とする焼
鈍分離剤中にチタン酸カルシウム（ＣａＴｉ０． ）お
よびまたはチタン酸ストロンチウム（８ｒＴｉＯ，）を
総量で０．５〜２０重量Ｘ含有せしめることを轡黴とす
る方向性珪素鋼の絶縁被膜形成方法０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6916582A JPS58185776A (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | 方向性珪素鋼の絶縁被膜形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6916582A JPS58185776A (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | 方向性珪素鋼の絶縁被膜形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58185776A true JPS58185776A (ja) | 1983-10-29 |
Family
ID=13394819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6916582A Pending JPS58185776A (ja) | 1982-04-24 | 1982-04-24 | 方向性珪素鋼の絶縁被膜形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58185776A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993001329A1 (en) * | 1991-07-10 | 1993-01-21 | Nippon Steel Corporation | Unidirectional silicon steel sheet having excellent film properties |
-
1982
- 1982-04-24 JP JP6916582A patent/JPS58185776A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993001329A1 (en) * | 1991-07-10 | 1993-01-21 | Nippon Steel Corporation | Unidirectional silicon steel sheet having excellent film properties |
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