JPS5818574Y2 - 温水暖房給湯装置 - Google Patents
温水暖房給湯装置Info
- Publication number
- JPS5818574Y2 JPS5818574Y2 JP7586278U JP7586278U JPS5818574Y2 JP S5818574 Y2 JPS5818574 Y2 JP S5818574Y2 JP 7586278 U JP7586278 U JP 7586278U JP 7586278 U JP7586278 U JP 7586278U JP S5818574 Y2 JPS5818574 Y2 JP S5818574Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- hot water
- heat exchanger
- heating
- hot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は温水暖房と給湯とを同時に行なうことのできる
温水暖房給湯装置に関するもので、大容量の給湯が可能
であると共に待ち時間が少なく、熱ロスの少ないことが
特徴である。
温水暖房給湯装置に関するもので、大容量の給湯が可能
であると共に待ち時間が少なく、熱ロスの少ないことが
特徴である。
従来の温水暖房給湯装置は、第1図に示すように停止状
態において給湯栓7を開放すると、給水管8から瞬間式
水−水熱交換器14内の加熱コイル16に水が供給され
、この給水があると水の流れを検知器13が検出して三
方弁12を切換えると共に熱源機1内のバーナ4及び暖
房側の循環ポンプ3が運転を開始し、この運転が開始す
ると、熱源機1内の熱交換器2によって暖房回路内の循
環水が加熱され、加熱された循環水は水−水熱交換器1
4に至り、ここで給水管8から給水された水と熱交換し
、給湯栓7から温水が得られると云う構成である。
態において給湯栓7を開放すると、給水管8から瞬間式
水−水熱交換器14内の加熱コイル16に水が供給され
、この給水があると水の流れを検知器13が検出して三
方弁12を切換えると共に熱源機1内のバーナ4及び暖
房側の循環ポンプ3が運転を開始し、この運転が開始す
ると、熱源機1内の熱交換器2によって暖房回路内の循
環水が加熱され、加熱された循環水は水−水熱交換器1
4に至り、ここで給水管8から給水された水と熱交換し
、給湯栓7から温水が得られると云う構成である。
この従来の装置は、水−水熱交換器14を小型に構成で
きると共に運転開始直接から湯が得られるので待ち時間
が少なくて済む利点がある。
きると共に運転開始直接から湯が得られるので待ち時間
が少なくて済む利点がある。
一方、給水管8からの給水温度が低下する冬期間にあっ
ては、給湯能力が夏期に比較して大きく低下する欠点が
ある。
ては、給湯能力が夏期に比較して大きく低下する欠点が
ある。
第2図はこれも従来の温水暖房給湯装置である。
この装置は暖房回路内において放熱器9と並列に貯湯槽
5の加熱用コイル6を接続し、貯湯槽5内の水温が設定
値よりも低いときには検出器10からの信号でバルブ1
1を駆動して暖房用の温水を加熱コイル6に送り、これ
により貯湯槽5内の水を給湯温度(約60℃)まで加熱
しておき、必要なときに給湯栓7から湯が得られると云
う構成である。
5の加熱用コイル6を接続し、貯湯槽5内の水温が設定
値よりも低いときには検出器10からの信号でバルブ1
1を駆動して暖房用の温水を加熱コイル6に送り、これ
により貯湯槽5内の水を給湯温度(約60℃)まで加熱
しておき、必要なときに給湯栓7から湯が得られると云
う構成である。
この装置は貯湯槽5内に貯えられた湯を給湯に使用でき
るため、大量の湯が短時間に給湯できる利点があるが、
貯湯槽5内の水が加熱されるまでの待ち時間が長く、ま
た高温で貯湯するため貯湯槽5からの放熱ロスも大きい
欠点がある。
るため、大量の湯が短時間に給湯できる利点があるが、
貯湯槽5内の水が加熱されるまでの待ち時間が長く、ま
た高温で貯湯するため貯湯槽5からの放熱ロスも大きい
欠点がある。
本考案は極めて簡単な構成と低経費により、上記二つの
装置の欠点を解消するもので、その構成は熱源機1内の
熱交換器2及び放熱器9を介する暖房回路aと、前記暖
房回路aに対してバルブ11を介して放熱器9と並列に
なるように接続された給水加熱コイル6と、前記給水加
熱コイル6を槽内に浸漬し、給水管8から給水されるよ
うにした貯湯槽5と、前記貯湯槽5内の水温を検知し、
設定水温のときに前記バルブ11に対して開又は閉信号
を送る検知器10と、前記暖房回路aに対して三方弁1
2を介して接続された水−水熱交換器14と、前記水−
水熱交換器14内に浸漬され、貯湯槽5内と給水路すに
介して接続されると共に他端が給湯栓7に接続された加
熱コイル16と、前記給水路す内の温水の流れを検知し
て前記三方弁12を水−水熱交換器14側に開放し、暖
房回路a内の循環水が水−水熱交換器14を介して循環
するように制御するために、給水路すに取り付けられ、
制御信号を三方弁12に送る流れ検知器13と、から戒
り、第3図にその一実施例を示した。
装置の欠点を解消するもので、その構成は熱源機1内の
熱交換器2及び放熱器9を介する暖房回路aと、前記暖
房回路aに対してバルブ11を介して放熱器9と並列に
なるように接続された給水加熱コイル6と、前記給水加
熱コイル6を槽内に浸漬し、給水管8から給水されるよ
うにした貯湯槽5と、前記貯湯槽5内の水温を検知し、
設定水温のときに前記バルブ11に対して開又は閉信号
を送る検知器10と、前記暖房回路aに対して三方弁1
2を介して接続された水−水熱交換器14と、前記水−
水熱交換器14内に浸漬され、貯湯槽5内と給水路すに
介して接続されると共に他端が給湯栓7に接続された加
熱コイル16と、前記給水路す内の温水の流れを検知し
て前記三方弁12を水−水熱交換器14側に開放し、暖
房回路a内の循環水が水−水熱交換器14を介して循環
するように制御するために、給水路すに取り付けられ、
制御信号を三方弁12に送る流れ検知器13と、から戒
り、第3図にその一実施例を示した。
第3図において、1は熱源機にして、2はこの熱源機1
内の熱交換器、3は循環ポンプ、4はバーナ、5は貯湯
槽にして、この貯湯槽5に対しては給水管8より給水さ
れる。
内の熱交換器、3は循環ポンプ、4はバーナ、5は貯湯
槽にして、この貯湯槽5に対しては給水管8より給水さ
れる。
6は貯湯槽5内に装入した給水加熱コイルにして、この
給水加熱コイル6は暖房回路a内において放熱器9と並
列に接続されている。
給水加熱コイル6は暖房回路a内において放熱器9と並
列に接続されている。
10は貯湯槽5内の水温を検知するための検知器にして
、この設定信号により暖房回路aと加熱コイル6間に挿
入したバルブ11を開、閉するものである。
、この設定信号により暖房回路aと加熱コイル6間に挿
入したバルブ11を開、閉するものである。
7は暖房回路aに対して放熱器9と並列に接続した瞬間
式の水−水熱交換器14内の加熱コイル16に接続され
た給湯栓にして、貯湯槽5内の水は水路すを介して加熱
コイル16を通り、この給湯栓7に至るものである。
式の水−水熱交換器14内の加熱コイル16に接続され
た給湯栓にして、貯湯槽5内の水は水路すを介して加熱
コイル16を通り、この給湯栓7に至るものである。
12は暖房回路a内の温水を水−水熱交換器14側に切
換えるための三方弁、13は給水路す内の水の流れを検
知して三方弁12を水−水熱交換器14側に切換えるた
めの流れ検知器である。
換えるための三方弁、13は給水路す内の水の流れを検
知して三方弁12を水−水熱交換器14側に切換えるた
めの流れ検知器である。
図中15はジスターンを示す。
本考案は以上の如き構成から威り、貯湯槽5内の水は暖
房回路a内の循環水により実施例では常時20〜40℃
に加熱貯湯されている。
房回路a内の循環水により実施例では常時20〜40℃
に加熱貯湯されている。
そして、この加熱された温水は給湯栓7が開放されると
給水路すを介して水−水熱交換器14内の加熱コイル1
6に至る。
給水路すを介して水−水熱交換器14内の加熱コイル1
6に至る。
給水路す内に流れが生じると、この流れを流れ検知器1
3が検知して、三方弁12を切換え、暖房回路aの循環
水を水−水熱交換器14を介して循環させる。
3が検知して、三方弁12を切換え、暖房回路aの循環
水を水−水熱交換器14を介して循環させる。
この結果、加熱コイル16を介して給湯栓7に至る温水
は暖房用の高温水により再度加熱されるので、給湯栓7
からは高温水が得られる。
は暖房用の高温水により再度加熱されるので、給湯栓7
からは高温水が得られる。
よって本考案によれば、貯湯槽5内において、大量の水
を一担20〜40℃程度に予備加熱しておき、この水を
水−水熱交換器14内の加熱コイル16に導くので、加
熱コイル16に流入する水温は仮に冬期であっても可成
り高い温度に維持され、冬期間において給湯能力の低下
をきたす心配がない。
を一担20〜40℃程度に予備加熱しておき、この水を
水−水熱交換器14内の加熱コイル16に導くので、加
熱コイル16に流入する水温は仮に冬期であっても可成
り高い温度に維持され、冬期間において給湯能力の低下
をきたす心配がない。
また、貯湯槽5の加熱が仮に不十分な時でも貯湯した水
を水−水熱交換器14に導き、瞬間式熱交換を行なって
給湯栓7から給湯するため、運転直後から温水が得られ
る。
を水−水熱交換器14に導き、瞬間式熱交換を行なって
給湯栓7から給湯するため、運転直後から温水が得られ
る。
次に本考案は貯湯槽5内に貯湯する水温を比較的低温の
20〜40℃程度に設定することで、貯湯槽5からの自
然放熱ロスを少なくすることができる。
20〜40℃程度に設定することで、貯湯槽5からの自
然放熱ロスを少なくすることができる。
すなわち、貯湯槽5の設置場所の雰囲気温度をTA、貯
湯槽5内の水温をT、熱貫流率をU、放熱面積をAとす
ると、放熱量Qは下記式であられされる。
湯槽5内の水温をT、熱貫流率をU、放熱面積をAとす
ると、放熱量Qは下記式であられされる。
Q=UA(T−TA)
そこで、T A = 15℃ 丁=60℃のときとTA
=15℃T−30℃のときを比較すると、その放熱量(
ロス)は上式から求めて後者の場合はキである。
=15℃T−30℃のときを比較すると、その放熱量(
ロス)は上式から求めて後者の場合はキである。
第1図及び第2図は従来の温水暖房給湯装置の説明図、
第3図は本考案温水暖房給湯装置の説明図である。 1・・・・・・熱源機、5・・・・・・貯湯槽、9・・
・・・・放熱器、14・・・・・・水−水熱交換器。
第3図は本考案温水暖房給湯装置の説明図である。 1・・・・・・熱源機、5・・・・・・貯湯槽、9・・
・・・・放熱器、14・・・・・・水−水熱交換器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 熱源機1内の熱交換器2及び放熱器9を介する暖房回路
aと、 前記暖房回路aに対してバルブ11を介して放熱器9と
並列になるように接続された給水加熱コイルと、 前記給水加熱コイル6を槽内に浸漬し、給水管8から給
水されるようにした貯湯槽5と、前記貯湯槽5内の水温
を検知し、設定水温のときに前記バルブ11に対して開
又は閉信号を送る検知器10と、 前記暖房回路aに対して三方弁12を介して接続された
水−水熱交換器14と、 前記水−水熱交換器14内に浸漬され、貯湯槽5内と給
水路すを介して接続されると共に他端が給湯栓7に接続
された加熱コイル16と、 前記給水路す内の温水の流れを検知して前記三方弁12
を水−水熱交換器14側に開放し、暖房回路a内の循環
水が水−水熱交換器14を介して循環するように制御す
るために、給水路すに取り付けられ、制御信号を三方弁
12に送る流れ検知器13と、 から戒る温水暖房給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7586278U JPS5818574Y2 (ja) | 1978-06-02 | 1978-06-02 | 温水暖房給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7586278U JPS5818574Y2 (ja) | 1978-06-02 | 1978-06-02 | 温水暖房給湯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54177158U JPS54177158U (ja) | 1979-12-14 |
JPS5818574Y2 true JPS5818574Y2 (ja) | 1983-04-15 |
Family
ID=28990638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7586278U Expired JPS5818574Y2 (ja) | 1978-06-02 | 1978-06-02 | 温水暖房給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5818574Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014206343A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 東邦瓦斯株式会社 | 即時給湯システム |
-
1978
- 1978-06-02 JP JP7586278U patent/JPS5818574Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014206343A (ja) * | 2013-04-15 | 2014-10-30 | 東邦瓦斯株式会社 | 即時給湯システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54177158U (ja) | 1979-12-14 |
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