JPS5818414B2 - アルミナ含有率の高い鉱石の高配合を可能とした低スラグ焼結鉱の製造方法 - Google Patents

アルミナ含有率の高い鉱石の高配合を可能とした低スラグ焼結鉱の製造方法

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JPS5818414B2
JPS5818414B2 JP5070280A JP5070280A JPS5818414B2 JP S5818414 B2 JPS5818414 B2 JP S5818414B2 JP 5070280 A JP5070280 A JP 5070280A JP 5070280 A JP5070280 A JP 5070280A JP S5818414 B2 JPS5818414 B2 JP S5818414B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は焼結鉱製造方法に関するものであり、高Al2
O3含有鉱石を使用して焼結鉱の品質や生産性を低下さ
せることなく5i02含有量の少ない焼結鉱を製造する
ことを目的とするものである。
高炉操業において炉況を安定化させ、生産性を高めるた
めには、装入する原料の被還元性ができるだけ良く、し
かも炉内(こおける強度、通気性が十分維持できる性状
を持つものでなければならない。
高炉装入原料中鐵源としては、塊鐵鉱石、ペレット、焼
結鉱が主であるが、近年は焼結鉱の装入割合が80〜9
0%と非常に高くなっており、焼結鉱の品質が高炉操業
を左右するといっても過言ではない。
このため、被還元性が良く、炉内での強度が十分維持で
きる焼結鉱が望まれる。
しかし、焼結鉱は一般(こ高炉炉内において400〜6
00°Cのいわゆる低温還元領域において粉化する性質
(低温還元粉化性)を有し、゛高炉上部での通気を著し
く阻害する欠点がある。
低温還元粉化の主な原因は、焼結過程でAl2O3を溶
かし込んだ溶融部から晶出する多成分系へマタイトに起
因すると考えられる。
この多成分系へマタイトは晶出時にヘマタイト内部にA
l2O#を析出し、この部分にヘマタイトからマグネタ
イトに変わる際の結晶転移に伴う歪が集中しクラックを
発生する。
そして還元の進行と共をここの部分を起点として割れが
成長し粉化するので、これを防・止する手段としてはコ
ークスを増配合することにより焼結雰囲気の60分圧を
高め多成分マグネタイトの再酸化を抑制することが考え
られる。
しかしこの方法ではコークス原単位が悪化するので、現
在は多成分系へフタイト中に入るAl2O3量を抑える
、即ち配合原料中のAl2O3量を制限することが行わ
れている。
配合原料中に含まれるAl2O3の増加は焼結鉱の低温
還元粉化性を悪化するのみならず、溶融温度を高め、か
つ粘性を高め融体生成(以下ボンドと称す)量を減少さ
せる。
このため焼結鉱の強度維持に必要なボンドの量が減少し
焼結鉱の成品歩留を悪化させる。
この点からもAl2O3は有害成分であり、焼結鉱中の
k120.量は制限されるものである。
しかし、Al2O3は配合原料中に特に添加するのでは
なく鉱石中から脈石分として持込まれるもので高Al2
O3系鉱石が近年のように多量輸入され、これ等の鉱石
を多使用せざるを得ない状態では焼結鉱のAl2O3の
上昇は避けがたく、低温還元粉化性、成品歩留の悪化を
防止し、かつ高Al2O3鉱石の多量使用技術の開発が
望まれている。
一方、高炉で副生ずるスラグ量は通常300kg/ t
−p i g程度であるが、これは高炉操業にとって
必要最低限の量を大幅に上まわっている。
この過剰スラグ量の存在は、高炉装入物、とりわけその
主体をなす焼結鉱の持込5i02量が多いことに専ら原
因している。
それは焼結鉱のSiO□含有量を少なくすると、焼結鉱
の強度や成品歩留等が著しく悪化するため、止むをえず
、通常は焼結鉱中SiO□量を5.6〜6.0重量%程
度としているからである。
高炉スラグ量の増加は高炉燃料比の増大をもたらすこと
を考えると、省エネルギーが強く叫ばれている今日、ス
ラグ量の減少は重要な課題といわねばならない。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、配合
原料中に含まれる全5i02量が焼結鉱の5i02含有
量に換算した値として5.4重量%以下であり、かつ粒
径111tm未満の細粒部分を25重量%以上含有する
配合原料において、該配合原料中粒径0.251117
1!未満の微粉部分に含まれるSiO□量′を配合原料
を構成する成分全体の0.85重量%以上とすると共に
該微粉部分のAl2O3/SiO2重量比を0.25以
下に調整し、このように調整した配合原料を焼結するア
ルミナ含有率の高い鉱石の高配合を可能とした低スラグ
焼結鉱の製造方法である。
以下本発明の詳細な説明する。
一般擾こ自溶性焼結鉱は酸化鐵粒子を融体が結合するい
わゆる溶融結合により塊成化される。
焼結鉱品質、生産性などはこのボンドによって大きく左
右されるため、どのようにしてボンドを生成させるかが
極めて重要である。
しかるに、ドワイトロイド型焼結機(以下DL型焼結機
と称する)による焼結鉱製造方法に代表される充填層吸
気型式の現状焼結プロセスにおいては、高温での反応時
間が極めて短いから、必要な融液を短時間に迅速に生成
せしめることが必要となる。
本発明者等はこの点について種々検討を加えた結禾、配
合原料中0.25 mm未満の微粉部分のAl2O3及
びSiO□含有量が重要であり、これらの値をコントロ
ールすることにより迅速な融体生成を促進し、それがひ
いては焼結鉱中の5i02含有量を低減しかつ焼結鉱中
のAl2O3含有量を増加し得ることを見い出した。
一般に配合原料には6%程度の水分を含有させて疑似粒
化を促進することによって原料層の通気向上を図ってい
る。
この疑似粒子は、1〜5朋程度の粗粒原料を核とし、そ
のまわりに1朋未満の細粒が付着する形をとっている。
ところが、問題となる融液の生成は、この付着した細粒
のうち0.25mm未満の微粉部分を起点として始まる
ことが本発明者等の検討により明らかとなった。
この初期融液は、次第にまわりの粗粒を溶かし込みなが
らその量を増加していくが、焼結時の高温滞留時間は短
いので粗粒は完全に溶融せず、また融液も均一に混合す
ることなしに、初期融液の組成の影響を強く残したまま
凝固が完了し、ボンドが形成される。
したがって、融液の必要量を迅速に確保するためには0
.25mm未満の微粉部分中をこ低融点組成の起点を増
してやることが必要となる。
一方、焼結鉱中のAl2O3が増すと低温還元粉化指数
(以下RDIと称する)が悪化する傾向にあることはよ
く知られている。
ところが統計的な傾向としてはAl2O3の悪影響がい
われているがAl2O3含有量が増しても、RDIが必
ずしも悪化しない場合もみられ不明な点があった。
本発明者等は前述のとおりボンドを形成するのは配合原
料中粒径0.25mmの微粉部分であって粒径1朋以上
の粗粒の多くは溶解せず焼は残った鉱石(以下元鉱と称
する)として残存することから、Al2O3の影響を粗
粒を含めた平均組成ではなく、微粉部分のA 12Q3
fL kこ着目して種々実験を繰り返した。
その結果、配合原料中粒径0.25mm未満の微粉部分
のAl2O3含有量とFtDIとの間には正の相関があ
ることを見い出した。
そして前記平均Al2O3量とRDIとの一部矛盾した
関係は0.25mm未満の微粉部分のAl2O3含有量
で説明できることがわかった。
従って、配合原料中のAl2O3量は平均組成とともに
0.25 mm未満の微粉部分のAl2O3量も同時に
管理することが必要であり、鐵鉱石類を破砕して焼結原
料となす場合にはAl2O3含有量の高い鉱石の破砕を
避けることが焼結鉱のRDI維持にとって重要である。
以上の検討結果より、配合原料中の0.25 mm未満
の微粉部分の量と組成就中8 i 02 + A403
含有量が焼結鉱品質なこ重要な影響をおよぼすことが知
られた。
そして1間以上の粗粒部分のSiO2゜Al2O3の大
部分は未反応のまま残留するか、または反応しても一部
分しか反応に寄与せずいわゆるポンドとしての機能は果
さないことがわかった。
したがって、0.25 WLm未滴の微粉部分の5i0
2含有量を高めると共にAl2O3含有量を低減するよ
うにそれぞれの値を適正に保持してやれば、1rnm以
上の粗粒部分のSiO□量が減少したり、1朋以上の粗
粒部分のAl2O3量が増加しても焼結鉱の品質、生産
性を損うことなしに焼結鉱を製造できる。
つまり、配合原料中0.25mm未満の微粉部分の量と
組成(S io 2 r AA20s )の適正条件が
満足されれば、焼結鉱の品質、生産性にとっては必要十
分でありボンドに関与しない焼結原料の1rIL1rL
以上の粗粒部分の5i02量を削減して配合原料全体の
S i 02量を低減させるならば、これまで焼結鉱の
品質低下や、生産性悪化のため困難であった5I02
含有量が5.4重量%以下の低スラグ焼結鉱の製造が可
能となり、かつ該粗粒部分のAl2O3量を増加しても
焼結鉱の品質や生産性を損うことはない。
第1図は460 m”のDL型焼結機により焼結鉱。
を製造した実験結果であり配合原料中粒径0.251π
n未満の微粉部分に含まれるAl2O3と5i02量の
重量比(以下この値を−0,25mm中〔Al2O3/
SiO2〕と称する)が焼結鉱のRDIと成品歩留にど
のような影響を与えるかを示した図である。
。第1図に示すように−0,25rILrIL中〔A1
207Si02)とR,DI、成品歩留との相関は強く
、−0,25mm中(A40ニア9 t 02 〕の増
加につれてRDI及び成品歩留はそれぞれ悪化する。
とりわけ−0,25朋中〔Al2O,/5102〕が0
.25以下ではFtDI及び成品歩留の悪化傾向はゆる
やかであるが0.25を超えるとRDI、成品歩留共急
激に悪化することがわかる。
この現象は焼結時の初期融液となる粒径0.25mm未
満の微粉部分中にAl2O3が8 i 02の25%を
超えて多量に存在する場合にはAl2O3の悪影響が顕
著に表われることを示している。
一方、初期融液量lと大きく影響する0、 25 In
l1未)溝部分の5i02量と焼結鉱の品質との関係を
40ゆ試験鍋により調査を行い、第2図をこ示すような
結果を得た。
即ち、第2図は−0,25mm中(A403/5i02
]を0.20、コークス配合率を3.2重量%(こそれ
ぞれ固定して配合原料全体を構成する成分の合計(水分
を除く乾量)を100%とした値で表現して、粒径0.
25!nrIL未満部分に含まれるSiO2重量%(以
下この値を−0,25mm中5i02(%)と称する)
を種々変化させて一〇、25mm中5i02(%)が焼
結鉱のRDI及び成品歩留に与える影響を示したもので
ある。
第2図に示すように−0,25rnrrt中8102
(%)の増加lこ伴ってRDI及び成品歩留は共tこ改
善され、特に−0,25mm中8102 (%)が0.
85以上ではRDI及び成品歩留が著しく改善される。
以上第1図及び第2図に示したように焼結鉱のFtD
I 、成品歩留を良好に維持するためには配合原料0)
−0,25mm中〔Al2O3/5iO2〕をo、25
以下にすると共に、−0,25WL7IL中5i02(
%)を0.85以上にすることが重要であることがわか
る。
ところで、上記−0,25mm中〔Al2O3//5i
02〕を0.25以下とし、かつ−0,25rILm中
5i02(%)を0.85以上の条件を満足するために
は、他の条件である焼結鉱に換算したSiO2含有量が
5.4重量%以下となるように配合原料の銘柄や配合割
合を選定したうえでS i 02源となる原料例えば砂
石を微粉砕して添加する方法が有効である。
またAl2O3含有量の大きな鉱石の破砕は微粉部分の
Al2O遣を増加させるので遮けることが必要である。
配合原料全体の5i02含有量を焼結鉱に換算した値と
して設定するのは、配合原料をこは焼結過程でガス化し
除去される成分が含まれるため配合原料中のSiO2分
は焼結鉱となった際には濃縮され、この濃縮度合は通常
1.1倍程度の値である。
従つて焼結鉱の5102含有量を5.4重量%以下にす
るためには、前記濃縮度合を考慮して配合原料の5i0
2含有量を焼結鉱のSiO2含有量に換算して設定しな
ければならない。
なお、通常の配合原料は例えば第7表に示すような粒度
分布を有しており、このうち粒径]、 mm未満の細粒
部分の重量割合は通常25〜60%の範囲内にある。
この値が25%より少ない場合は焼結に際してポンドの
形成が不十分となり焼結鉱の強度を維持できなくなる。
また60%を超える場合は焼結時の通気性を悪化させる
という問題が生じるので造粒を強化するなどの対策が必
要となるが、本発明においては焼結時の通気性の観点か
ら粒径IWLm以上の粗粒部分を25%以上含む配合原
料を使用する。
実施例 鉄鉱石、石灰石、砂石、コークス及び返鉱を混合した配
合原料に水を加えて造粒し、それを40ゆ試験鍋にて負
圧1700rnmH20で焼結鉱を製造した。
配合原料となる鉱石、砂石、石灰石、シュナイト、返鉱
、コークスの組成を第1表〜第4表に示した。
配合割合は比較例を含めて第5表(こ示し、試験条件を
第6表に、配合原料の粒度分布を第7表に示した。
また、−0,25朋中〔Al2O3/SiO2〕及び−
0,25mrn中SiO□(%)を比較例を含めて第8
表に示した。
比較例1の配合原料は、第5表に示すようにAl2O3
含有率の小さい鉄鉱石CとAl2O3含有率の大きい鉄
鉱石りを主に使用し、かつ該鉄鉱石りは破砕したので−
0,25mm中〔A1207SiO2〕は0.40と高
く、砂石の配合率は2.5重量%で焼結鉱に換算した5
i02含有率は5.6重量%とした。
比較例2の配合原料は、鉱石の配合割合を比較例1と同
等としAl2O3含有率の大きい鉄鉱石A、鉄鉱石りの
一部を組粒で配合し、砂石配合率を2.2重量%tこ低
減したものであって、焼結鉱に換算したS i 02含
有率は5.4%と低いが、−0,25mttn中〔Al
2O3//SiO2〕は0.28と高い値tこなってい
る。
これをこ対し実施例1の配合原料はAl2O3含有率の
小さい鉄鉱石Cの配合割合を低減してAl2O3含有率
の大きい鉄鉱石りの配合割合を高め、かつ該鉄鉱石りを
粗粒で配合し、砂石の配合割合を2.0重量%に低減し
たもので焼結鉱に換算したAl2O3含有率は2.6重
量%と高く、焼結鉱に換算したSiO□含有率は5.4
重量%、−0,25mm中〔Al2O3//SiO2〕
は0.20といずれも低減されており、−0,25mm
中5i02c%)は0.85である。
実施例2の配合原料は、鉱石の配合割合を実施例1のも
のとほぼ同等とし、砂石と石灰石の配合割合を低減せし
め、かつ砂石、シュナイト、A 120sの低い鉄鉱石
Cの一部を0.25mm未満に微粉砕し、Al2O3の
比較的高い鉱石を粗粒で配合したもので、焼結鉱に換算
したAl2O3含有率は2.6重量%で実施例1と同等
であるが焼結鉱に換算したSiO2含有率は5,0重量
%ときわめて低い値となっており、−0,25朋中〔A
l2O3/′SiO2〕は0.14と低く−0,25m
m中8 i 02c%)は0.85に維持した。
このような配合原料を焼結した結果を第9表によとめで
示すと共(こグラフ化して第3図に示した。
第9表及び第3図に示すように、現在普通に用いられて
いる配合原料を焼結した比較例1に比べて、単に焼結鉱
中の5i02含有率を低減した比較例2では−0,25
朋中〔Al2O3/SiO2〕を0.25以下にするこ
とができず、RDI及び成品歩留は悪化傾向を示し、ま
た落下強度、コークス原単位も同様な傾向を示した。
これに対し−0,25朋中〔Al2O3/5i02〕を
0.20をこ抑えると共に−0,25朋中5iO2(%
)を0.85に維持した実施例1では焼結鉱の5i02
含有量を5.4重量%こ低減し、かつAl2O3含有量
を2.6重量%まで増加したにもかかわらすRDI及び
成品歩留が向上し、焼結時間の延長や生産率の低下を伴
わずにコークス原単位及び落下強度を改善できた。
また、−0,25mm中〔Al2O3/SiO2〕を0
.14とした実施例2では、焼結鉱(こ換算したSiO
□含有量を5.0重量%まで低減したにもかかわらすR
DI、成品歩留はもとより焼結時間、生産率、コークス
原単位を実施例1と同等の値とすることができ、落下強
度を更に改善することができた。
−以上述べたように本発明によれば生産性、コークス原
単位、落下強度などを従来と同等ないしはそれ以上のレ
ベルに保持しながら、低温還元粉化指数を悪化させるこ
となく焼結鉱の5i02を5.4重量%以下にすること
ができ、SiO□量、CaO量などの和である焼結鉱中
のスラグ量を低減させることができる。
また、従来約2.0%を上限としてAl2O3は管理さ
れてきたが、本発明法によればたとえ焼結鉱平)均値に
おいて高Al2O3だとしても微粉部分のAl2O3を
下げることによって焼結鉱品質の良い焼結鉱の製造が可
能であり、従来の品質維持を前提とするならば高Al2
O3鉱石の高配合が可能となって、配合の自由度が広が
り焼結操業上重要な利点テが得られる。
また、本発明(こより製造した焼結鉱を用いること(こ
よって高炉の過剰スラグ量を大幅に低減でき、高炉燃料
比の著しい低減が可能となるなど顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
? 第1図は460mjDL焼結機データから得た焼結
鉱配合原料の0.25mm未満微粉部分のAl2O3/
5i02重量比と焼結鉱の低温還元粉化指数、成品歩留
の関係を示す図、第2図は40kg試験鍋焼成データか
ら得た焼結鉱配合原料の0.2511!711未満微1
粉部分のS i 02重量%と焼結鉱の低温還元粉化指
数、成品歩留の関係を示す図、第3図は、本発明の実施
例について、平均SiO2量イ、平均Al2O3量C)
、0.25mm未満微粉部分のAl2O3/SiO2重
量比ハ、低温還元粉化指数二、成品歩留ホ、焼結1時間
へ、生産率ト、コークス原単位チ、落下強度りを表わす
各図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 配合原料中に含まれる全5i02量が焼結鉱のSi
    O2含有量に換算した値□として5.4重量%以下であ
    り、かつ粒径ITt7IL未満の細粒部分を25重量%
    以上含有する配合原料において、該配合原料中粒径0.
    25mm未満の微粉部分に含まれるSiO□量を配合原
    料を構成する成分全体の0.85重量%以上とすると共
    に該微粉部分あAl2O3/SiO2重量比を0.25
    以下に調整し、このように調整した配合原料を焼結する
    ことを特徴とするアルミナ含有率の高い鉱石の高配合を
    可能とした低スラグ焼結鉱の製造方法。
JP5070280A 1980-04-17 1980-04-17 アルミナ含有率の高い鉱石の高配合を可能とした低スラグ焼結鉱の製造方法 Expired JPS5818414B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5853512U (ja) * 1981-10-06 1983-04-12 多木農工具株式会社 液体播種機の繰出し装置
JPH038164B2 (ja) * 1985-01-31 1991-02-05 Chugoku Nogyo Shikenjocho

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5853512U (ja) * 1981-10-06 1983-04-12 多木農工具株式会社 液体播種機の繰出し装置
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