JPS58183632A - ポリプレニル化合物 - Google Patents

ポリプレニル化合物

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JPS58183632A
JPS58183632A JP6762882A JP6762882A JPS58183632A JP S58183632 A JPS58183632 A JP S58183632A JP 6762882 A JP6762882 A JP 6762882A JP 6762882 A JP6762882 A JP 6762882A JP S58183632 A JPS58183632 A JP S58183632A
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JP
Japan
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polyprenyl
formula
reaction
compound
dolichols
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Pending
Application number
JP6762882A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Takigawa
滝川 哲夫
Koichi Kinuhata
衣幡 晃一
Masafumi Okada
雅文 岡田
Masao Mizuno
雅夫 水野
Takuji Nishida
西田 卓司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリプレニル化合物に関する。さら1− に詳しくは、本発明は一般式 ン単位を表わし、 −CHjJ!:=5a−CH2−は
シー型イソプレン単位を表わし、Rは水素原子またはヒ
ドロキシメチル基を表わし、nは11〜19の整数を表
わす。) で示される新規なポリプレーニル化合物に関する。
本発明により提供される一般式(1)で示されるポリプ
レニル化合物は医薬、化粧料などの原料として有用な物
質であり、とくに哺乳類ドリコール類の合成中間体とし
て有用である。
ト+) :7−ルMは1960年にJ 、F 、 Pe
nnockらによってブタの肝臓からはじめて単離され
CNature2− (London ) 、 186 、470 (196
0)参照〕、のちにこのものは一般式(A) −CH2JH−CH2−CH2−OH(A)74ヤヤカ
ゎい−CH2−品−CHz−はシス型イソプレン単位を
表わす。本明細省中において以下同様。〕 で示される構造を有するポリプレノール同族体の混合物
であって、式(A)中のシス型インプレン単位の数を表
わすjは一般に12から18まで分布し、j=14,1
5および16の3褌の同族体が主体となっていることが
明らかにされた[RoW。
Keenan et al、 、 Biochemic
al Journal、 165 、505(1977
)参照〕0ドリコール類はブタの肝臓のみ3− ならず、哺乳動物体内に広く分布しておp1生体の生命
維持の上で極めて重要な機能を果していることが知られ
ている。例えば、J 、B 、 Harfortlらは
子牛やブタの脳内白誼質を用いるin vitro  
試験によシ、外因性ドリコールがマンノースなどの糖成
分の脂質への取り込みを促進し、その結果、生体の生命
維持のうえで重量な糖蛋白質の形成ケ増大させる作用を
持つことを明らかにしている[Biochemical
 and Biopbysical Research
Communication 、76、1036(19
77)参照〕。
ドリコール類によるかかる脂質への糖成分の取り込み促
進効果は成長期の生体におけるよりも既に成熟している
動物において顕著であることから、老化防止の点でのド
リコール類の働きが注目されている。また、R、W 、
 Keenanらは幼年期などの急速に成長を続けてい
る生体にとっては外からドリコールを摂取し、自己の体
内で生合成して得られるドリコールを補うことが重要で
あると述べている[ Arcbives of Bio
chemistry and Biophysics。
月1.634(1977)参照]。さらに、赤松らは4
− ラットの再生肝中のドリコールリン酸エステルを定電し
、その儀か正常な肝中よりも著しく減少しておシ、肝組
織での糖蛋白の合成機能が大巾に低下していることおよ
び外からドリコールリン酸エステルを加えると該機能が
改善されることを見出した〔第54[1121日本生化
学公人会(1981年)において発表〕0 上記のようにドリコール類は生体にとって極めてN賛な
機能を司る物質であり、医薬品またはその中間体として
有用であるが、従来その入手は容易でなく、例えばブタ
の肝臓10kfから複雑な分離操作を経てやっと0.6
fのドリコールが得られるに過ぎなイ(F 、 W 、
 Burgos et a 1. 、Biochemi
calJournal、88,470(1963)参照
〕。ドリコール類を全合成することは、それらの複雑で
特異な分子#I造から明らかなように現在の有機合成の
技術では至難のことである。合成中間体を天然物に依存
し、これに簡単な合成化学的処理を加えるのみでドリコ
ール類を得ることができるならば有利であるが、従来そ
のような好都合な物質は見出さ5− れていない。従来、下記の一般式(13)〔但し、k−
4〜6〕で示されるポリプレノール類(これらはベック
プレノール類と呼ばれている)がシラカンパ(Betu
la verrucola )から採取シ得ることは知
られているが、これらからシス型イソプレン単位の数が
14.15および16のものを主体とするドリコール類
を合成することは現在の有機合成技術ではほとA、ど不
可能である。またK。
Hannusらはヨーロッパ赤松(Pinus s 1
vestris )の葉から乾燥重量基準で1%の収率
でポリプレニル成分を単離し、この成分がイソプレン単
位10〜19個を主としてシス配置で有するポリプレニ
ルアセテート混合物であることを報告しているが(Ph
ytochemistry、 l 3 、2563 (
1974)参照〕、彼らの報告には該ポリプレニルアセ
テート中のト6− ランスおよびシス配置についての詳細までは解明されて
いない。さらに、 D 、F 、Zinckel  ら
はストローブ松(Pinus 5trobus )の葉
の抽出物中にイソプレン単位数18個またはイソプレン
単位数の平均値が18であるCooのポリプレノールが
存在することを報告しているが[Phytochemt
stry l 11 +3387(1972)参照〕、
この報告では該ポリプレノールのトランス、シス配置に
ついて詳細な解析を行なっていない。
本発明者らの一部とその共同研究者らは、先に、イチョ
ウおよびヒマラヤ杉から有機溶媒によって抽出される抽
出物を、必要によシ加水分解したのち、りpマドグラフ
ィー、分別溶解法その他の適当な分離法によって処理す
ることによシ、14〜22個のイソプレン単位を哺乳類
ドリコール類とまったく同じトランス、シス配置で有す
るポリプレノールおよび/またはその酢酸エステル同族
体混合物からなるポリプレニル画分が得られること、該
ポリプレニル画分は哺乳類ドリコール類に比べてα−末
端の飽和イソプレン単位が存在しないだ7− けで哺乳類ドリコール類におけるポリプレニル同族体の
分布に非常によく似たポリプレニル同族体の分布を示す
こと、該ポリプレニル画分は所望によシその構成成分で
ある個々の(イソプレン単位数が一様な)ポリプレニル
同族体に比較的容易に分離しうること、従って該ポリプ
レニル画分およびそれから分離された各ポリプレニル同
族体はいずれも哺乳類ドリコール類の合成中間体として
非常に適していることを見出した。
本発明者らは、上記のごときポリプレニル化合物を用い
て哺乳類ドリコール類を動車的に製造するため該ポリプ
レニル化合物のポリプレニル鎖のα−末端に飽和イソプ
レン単位を導入する方法を鋭意検討した結果、かかる方
法における中間体として有用な前記一般式(1)で示さ
れるポリプレニル化合物を創製し、本発明を完成するに
至った。
一般式(1)においてRが水素原子であるポリプレニル
化合物すなわち次式 %式% (式中、nは前記定義のとおりである。)で示される化
合物〔以下、ポリプレニル化合物(1−1)と記す。〕
は、一般式 (式中、Xlは・・ロゲン原子を表わし、nは前記定義
のとおりである。) で示されるポリプレニルハライド〔以下、ポリプレニル
ハライド(It)と記す。〕を一般式%式%() (式中、 X2は・・ロゲン原4を表わす。)で示され
るプロパルギルグリニヤール試薬〔以下、プロパルギル
グリニヤール試薬(I[l)と記す。〕と反応させるこ
とにより製造することができる。
9− また、一般式(1)においてRがヒドロキシメチル基(
−CH20H基)であるポリフレニル化合物すなわち次
式 %式% (式中、nは前記定義のとおりである。)で示されるポ
リプレニル化合物〔以下、ポリプレニル化合物(1−2
)と記す。〕は、ポポリプレニル化合物 1−1 )を
塩基性化合物の使用のもとにホルムアルデヒドと反応さ
せることによって製造することができる。
ポリプレニルハライド(It)は前述のようにイテヨク
あるいはヒマラヤ杉の抽出物から直接または加水分解を
経て得ることができる一般式(式中11は前記定義のと
おりである。)で示されるポリプレノールまたはその混
合物をノ・ロゲン化剤たとえばP(iis 、PBra
のごとき三)・ロゲン化リン、5OC12,5OBr2
のごときチオニルノ・ライドなどでハロゲン化すること
により容易に得られる。このハロゲン化反応は、通常、
たとえばヘキサン、ジエチルエーテルなどの適白な溶媒
中に上言己ボリグレノールを俗解し、これにトリエチル
アミン、ピリジンなどで代表括れる塩基の存在またC−
不存在下に約−20℃〜+50℃の温度において・・ロ
ケン化剤を加えることによシ行われる。
ポリプレニルハライド(n)とプロパルギルグリニヤー
ル試薬(lfl)との反応は溶媒中で行うことが望まし
い。好適に使用されうる溶媒としてはジエチルエーテル
、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエタン
などのエーテル系溶媒が挙げられる。溶媒の使用量は、
臨界的ではないが、ポリプレニル・・ライド(n)に対
して2〜100倍(重量)、好ましくは5〜80倍(i
f )、さらに好ましくは10〜50倍(重量)である
。充分に乾燥された溶媒を用いることか目的とする反応
を円滑に進イテさせるうえで好捷しい。
プロパルギルグリニヤール試薬(III )としてバ一
般式(lll)に2いてX2が臭素(Br)tたUヨウ
累(I)である化合物か好適である。
プロパルギルグリニヤール試薬(lll)は前記溶媒中
にグリニヤール反応用マグネシウムを加え、少量の塩化
第二承知の共存下攪拌しつつプロパルキルプロミドのご
ときプロパルギルノ・ライドを繊下後反応を完結させる
ことによって、1lAIHされる。この反応は、窒素ガ
ス、アルゴンなどの不活性ガス雰囲気下−30°C〜+
100’C,好ましくは一り0℃〜+80゛Cの温度範
囲で行うことが望ましく、これに要する時間は用いる反
応温度によっても異るが通常約10分間〜5時間権度で
ある。このようにして調製されたプロパルギルグリニヤ
ール試薬(Il)の溶液中にポリプレニル−・ライド(
Il)を添加して反応させる。用いる反応条件によって
は、ポリプレニルハライド(Il)を金蓋一時に添加す
るよpは少量うつ何度かに分けであるいは滴下方式で加
えることによって反応を円滑に進行させうる場合がある
。プロパルギルグリニヤール試*(■)とポリプレニル
ハライド(n)との使用割合は、臨界的ではないが、プ
ロパルギルグリニーw −ルK 薬(III) /ポリ
プレニルハライド(II)のモル比にして1/2〜10
/1、好ましくは415〜5/1、さらに好ましくは1
/1〜3/1である。
前記プロパルギルグリニヤール試薬(■)の溶液中にC
uα、CuBr%CuI、Cu0COCHsなどの一価
鋼化合物をプロパルギルグリニヤール試薬(III)に
対して0.001〜1.0モル当量、好ましくは0.0
1〜01モル当餡加えたのちにポリプレニルハライド(
II)を添加する方が反応が好適に進行するので望まし
い。
ポリプレニルハライド(n)の添加時およびその後反応
を完結させるまでの間の反応系内の温度は、臨界的では
ないが、−10℃から使用する溶媒の沸点までの範囲内
であることが望ましい。反応温度か低すき゛ると反応の
進行が遅く、反応完結に要する時間がかかり過ぎる。一
方、反応温度が高すぎると望ましくない副反応が進行す
る。この観点13− から0℃〜80℃の範囲内の反応温度を採用することが
好ましい。ポリプレニルハライド(n)を添加したのち
反応を完結させるためには上記反応温度において反応混
合物の攪拌を継続することが必要であり、これに要する
時間は用いる反応温度によって変化するが通常約30分
1IJ1〜24時間程度でおる。反応の進行を確認する
ためには薄層クロマトグラフィーにより原料ポリプレニ
ルハライド(II)の減少を追跡するのが便利であシ、
好ましい。
反応後、反応混合物〃・らのポリプレニル化合物(il
 )の単離は従来公知の合成反応に用いられている単離
方法を応用することにより容易に達成される。とくにク
ロマトグラフィーが便オリに用いられる。クロマトグラ
フィーに使用しうる吸着体としてはシリカゲル、アルミ
ナ、活性炭、セルロースなどがある。なかでもシリカゲ
ルがとくに好適に使用される。展開溶媒としてはヘキサ
ン、ペンタン、石油エーテル、ベンゼンなどの炭化水素
系溶媒が好適である。
ポリプレニル化合物(1−1>とホルムアルデヒ14− ドとの反応はこの反応に対して不活性な溶媒中で行なわ
れる。好適に使用される溶媒としてはジエチルエーテル
、テトラヒドロフラン、1.2−ジメトキンエタンなど
が例示される。溶媒の使用量は臨界的でないか、ポリプ
レニル化合Ql(1−1)に対して5〜200倍(重量
)、好ましくは10〜50倍(M蓋)でるる。充分に乾
燥された密謀を用いることが目的とする反応を円滑に進
行させるうえで好廿しい。
この反応を進行せしめるうえで塩基性化合物を存在させ
ることが必要である0好適に使用される塩基性化合物と
してn−ブチルリチウム、メチルリチウム等のアルキル
リチウム、ナトリウムアミド、リチウムアミド、カリウ
ムアミド等のアルカリ金楓アミドが例示される。なかで
もn−ブチルリチウムがとくに好適に使用される。塩基
性化合q’1ノの使用量は、ポリプレニル化合物(1−
1)に対して0.5〜10.0モル当量、好ましくは0
.8〜20モル当量の範囲がよい。
上記溶媒と塩基性化合物との混合物にポリプレニル化合
物(1−1)を加えたのち、あるいは上記溶媒とポリプ
レニル化合物(1−1)との混合物に塩基性化合物を加
えたのち、これにバラホルムアルデヒドの熱分解により
得られるガス状のホルムアルデヒドを窒素気流を用いて
吹き込むことにより反応を進行せしめることができる。
この際、ホルムアルデヒドを発生させるために用いるバ
ラホルムアルデヒドの量は、ポリプレニル化合’II(
1−1)に対して05〜30,0モル当量、好捷しくけ
1.0〜10.0モル当量である。ホルムアルデヒドを
加えるとき及びホルムアルデヒド添加後反応を完結きせ
るためには一30℃〜+50℃、好ましくは一10℃〜
+20℃の温度条件を採用することが好適である。通常
、ホルムアルデヒド添加後上記温度条件下で約0.5時
間〜5時間攪拌することによって目的とする反応を完結
することができる。
以上のようにして合成されたポリプレニル化合物(1−
2)を精製するためにはクロマトグラフィーが好適に採
用される0クロマトグラフイーに使用される吸着体とし
てはシリカゲル、アルミナ、活性炭、セルロースなどが
あるが、シリカゲルがとくに好適である。展開溶媒とし
てにヘキサン、ペンタン、石7+41エーテル、ベンセ
ン、トルエンなどの炭化水素系溶媒にジエチルエーテル
、ジイノプロビルエーテル、クロロホルム、酢酸エチル
、酢酸メチルなどの極性溶媒を少量混合したものが好適
である。
本発明のポリプレニル化合物(1−1)および(1−2
)は例えば下記に示す合成経路により咄乳類ドリコール
類に導くことができる。
PPA2H2−C−〇)1 <l−1) −)PP−CH2−CミCイf■20H(1−2) I43 一但→PP−’CH2昂司)f(EH20H(V) Hs ■      1 −〉PP−CH2−C=CI(−CO2H(Vl) 17− CH3 −”e PP−CH2−さH−CH2−CH20H(■
) ただし上記式において理は式 ■ (式中nは前記定義のとおりである。)で示される基を
表わす。
反応(υけポリプレニル化合物(1−2)をジシクロペ
ンタジエニルジクロロナタン(触媒として1史用)の存
在下にイソブチルマグネシウムクロリドと反応させてヒ
ドロマグネシウム化した後ヨウ化メチルでアルキル化し
くZ)−三置換アリルアルコール(V)を与えるもので
ある。反応■けアリルアルコール(Vl)を酸化して不
飽第1」カルボンIff (Vl)を□与えるものであ
り、この酸化は通常二段階に分け18− て行なわれる。すなわち、まず活件二酸化マンガンを用
いアリルアルコール(V)をα、β−不飽和アルデヒド
に酸化仮、酸化銀のような緩和な酸化剤を用いて酸化す
ることによシα、β−不飽オr」カルボン酸(Vl)を
得る。反応■はポリプレニルカルボン酸(Vl)の−〇
02H基を有するインプレン単位部分の選択的水素添加
反応であシ、この反応はたとえばパラジウム系、ニッケ
ル系、ロジウム系などの水素添加触媒の存住下に行なわ
れる。上記反応で得られるα−末端飽和のポリプレニル
カルボン酸(■)のカルボキシル基を水XG化化層ルミ
ニウムリチウムどで還元する(反応■)ことにより哺乳
類ドリコール類(■)を合成することができる。
以下、本発明を実施例および参考例によシさらに具体的
に説明する。なお、笑施例および参考例中のI it分
析は液膜で測定し、NMR分析はTMSを内部標準とし
て測定した。Fl)−MAS S分析値はIH,12(
、160,79Brとして補正した値である。
参考例1 ポリプレノールの分 10月末に倉敷市内で採取したイチョウの乗1 okf
(未乾燥重量)を約40℃で24時間熱風乾燥したのち
室温(約15℃)でクロロホルム80を中に7日間浸漬
しで抽出した。この抽出液からクロロホルムを留去して
得た製動物中に石油エーテル5tを加えて不溶性成分を
f別し、沢液を濃縮後クロロホルムを展開溶剤として用
いてシリカゲルカラムによ部分離し約37Fの油状物を
得た。この油状物にア七トン約4001を加えてアセト
ン可溶成分を溶解し、得られた混合物を沢過し、P液を
濃縮し、得られた油状物をメタノール400Kl、水4
0m1および水酸化ナトリウム20fと共に2時間65
℃に加熱したのちメタノールを留去し、残留物にジエチ
ルエーテル(500i1+)を加えて抽出し、エーテル
層を約100罰の水で5回水洗したあと無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、溶剤を留去して24.2Fの油状物を得
た。
次いでこの油状物を約1kfのシリカゲルを用いn−ヘ
キサン/イノプロビルエーテル= 90/10(容量比
)の混合液で分離して21.8Fの油状物を得た。この
油状物は95%以上の純度を有するポリプレノールであ
り、このものについてメルク社製セミ分取用高速液体ク
ロマトカラムLiChrosorbRPI 8−10 
(etaタイプ)を用いアセトン/メタノール=907
10(容量比)の混合溶剤を溶離液とし、示差屈折uト
を検出器として用いた高速液体クロマトグラフィー分析
を行い、得られたクロマトグラムにおける各ピークの面
積比率を求めた結果は下記のとおシであった。
ビーク査号 シス型イソプレン単位数(n)  面積比
率(チ)1           11       
      0.32          12   
         1.13          13
            5.94         
 14           25.65      
    15           39.46   
      16         19.27   
      17          5.98   
      18          1.89   
       19            0.8こ
の商運液体クロマトグラフィーを用いて上記の油状物か
ら各成分を分取し、質量分析、赤外線21− 吸収スペクトル、H−NIVIRスペクトルおよび13
C−NMRスペクトルによシそれらの成分か一般式(I
V)で示される構造を有するポリプレノールであること
を確認した○ 各成分についての電界電離法質量分析(FD−MASS
)の結果ならびに”H−NMRのδ値を表1にs ”C
−NMRのδ値を表2にまとめて示した。
22− 診考例2 ポリプレニルプロミドの合成n=15である
一般式(IV)のポリプレノール124ノおよびピリジ
ン] rneを200層eのn−ヘキサン中に加え、得
られた溶液に室温(約20℃)で窒素ガス雰囲気下に2
09の三臭化リンを滴下し、滴下完了恢室温、窒素ガス
界囲気下に一夜攪拌した。ついでとのn−ヘキサン溶液
を分液ロートに入れ、約50m1の水で3回洗浄したの
ち無水硫酸マグネシウムで乾燥し、n−ヘキサンを留去
することによp微黄色の液状物12. Ofを得た。
こDものについてNMR分析を行なったところ、原料ポ
リプレノールの−CfhOH基に帰属されるシグナル(
d、δ=4.08)が消失し新らたに−C旦2Brに帰
属されるシグナル(d、δ−3,91)が現われた。
またこの液状物をFD−MASSにより分析したところ
rn/e=1304であった0これらの分析結果により
、−F記の生成物は一般式(n)においてn−15、X
I = Brであるポリプレニルプロミドであることが
確認された1、 同様の操作Vこよりnが15以外のポリプレニルプロミ
ドも合成された。
実施例1 100meの三つロフラスコにマグネシウム730チル
に溶かした溶液を約1.5 m6滴下し反応の開始浴液
(30ml)を室温で滴下し、2時間攪拌後場化第−銅
30”Qを加えさらに2時間攪拌したのち1時間加熱還
流した。氷水で冷却し攪拌しつつ氷チルで31P1抽出
した佼、エーテル層を合し、水、重1水、飽和食塩水で
順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、回転蒸発
器でエーテルを留去して黄色液状物を得た。このもの全
ンリカグ7Lカラムクロマトグラフィー(ペンタンを展
開液として使用)により精製して無色粘稠液状物10.
21’を得た。このものは下記分析結果により式(1−
1)においてn−15であるポリプレニル化合物である
ことが確認された。
IR分析; 3300.2100(weak)、166
0,1440゜1375.830鋼−1 pm ’H−NMR分析; δ   1.53(8,9H) 
、1.62(S、481()。
Cα4 1.7〜2.5(Ill、73H) 、5.05(br
、 181()FD−MASS分析:m/e−1264
実施例2〜9 実施例1と同様の操作によシ一般式(n)においテX’
=Brでnが11112.13,14.16,17.1
8および19である各ポリプレニルプロミドカラ対応す
る式(1−1)においてnが11.12,13,14゜
IL17,1sおよび19である各ポリプレニル化合物
を合成した。それらの収率は実施例1において式(1−
1)中のnが15であるポリプレニル化27− 合物を合成した場合のそれと略同じであった。壕だ、そ
れらの赤外吸収スペクl−ルの特性吸収および’H−N
MRスペクトルの特性シグナルはその位置において式(
1−1)中のnが15であるポリプレニル化合物のそれ
らと実質的に一致した。またF’s)−Miss分析の
結果は次のとおりであった02     11    
     9923     12        1
0604     13        11285 
    14        11966     1
6        13327171400 8     18        14689    
 19        1536笑施例10 チル5Q+++#にとか己窒素雰囲気下0℃でn−ブチ
28− ルリチウムのヘキサン溶液(1,6M ) 5. ] 
mz(<a射器を用い徐々に加えたのも1時間攪拌を続
けて藺製したアニオン溶液に、別の反応容器でバラホル
ムアルデヒド0.61を150〜170℃に加熱分解し
て生ずるホルムアルデヒドを窒素気流とともに吹き込み
つつ敏しく攪拌した。30分攪拌を続けた。エーテル層
を合し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥し、回転蒸発器を用いてエーテルを笛去し黄色液状
物を得た。このものをシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー〔ヘキサン/酢酸エチル−9872(答1・比)を
展開液として使用〕により精製して無色粘稠な液体95
6Vを得た。このものは下記分析結果により式(1−2
)においてn=15であるポリプレニル化合物であるこ
とが確認された。
IR分析1〜3300,1660,1440,1375
.〜1020゜830crn” ”H−NMR分析: 1.53(s、9H)、1.62
(S、48H)。
1.7〜2.5(m、72H)、3.37(S、1)i
、−0R)。
4.14(s、2H)、5.05(br、18H)FL
)−MASS分析:m/e=1294実施例11〜18 実施例2〜9で合成した式(1−1)においてnが11
.12,13,14,16,17.18および19であ
る各ポリプレニル化合物から実施例10と同様の操作に
よp対応する式(1−2)においてnが11.12,1
3,14,16.17.18および19であるポリプレ
ニル化合物を合成した。それらの収率は実施例10にお
いて式(1−2)中のnが15であるポリプレニル化合
物を合成した場合のそれと略同じであった。またそれら
の赤外吸収スペクトルの特性吸収および1H−NMRス
ペクトルの特性シグナルはその位置において式(1−2
)中のnが15であるポリプレニル化合物のそれらと実
質的に一致した。またF”D−MASS分析の結果は次
のとおりであった。
11       11             1
02212       12           
 1090] 3       13        
    115814       14      
      122615       16    
        136216       17  
           143017       1
8            149818      
 19            1566特許出願人 
 株式会社 り ラ し 代理人 弁理士本多 堅 31−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 単位を表わし、−CH・−a−、U−CH2−はシー型
    イソプレン単位を表わし、Rは水素原子またはヒドロキ
    シメチル基を表わし、nは11〜19の整数を表わす。 ) で示されるポリプレニル化合物。
JP6762882A 1982-04-21 1982-04-21 ポリプレニル化合物 Pending JPS58183632A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006005530A1 (de) * 2004-07-14 2006-01-19 Zymes, Llc Verfahren zur herstellung von solanesylalkin

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