JPH035417B2 - - Google Patents

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JPH035417B2
JPH035417B2 JP56181017A JP18101781A JPH035417B2 JP H035417 B2 JPH035417 B2 JP H035417B2 JP 56181017 A JP56181017 A JP 56181017A JP 18101781 A JP18101781 A JP 18101781A JP H035417 B2 JPH035417 B2 JP H035417B2
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Yasuyuki Tanaka
Koichi Kinuhata
Masao Mizuno
Yoichi Ninagawa
Takuji Nishida
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Publication date
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Medicines Containing Plant Substances (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 本発明は新芏なポリプレニル組成物又は化合物
に関し、さらに詳しくは、むチペり
Ginkgobiloba又はヒマラダ杉Cedrus
deodaraから抜出された、耇数のポリプレニル
同族䜓の混合物からなる新芏なポリプレニル組成
物、該ポリプレニル同族䜓から誘導された新芏な
ポリプレニル化合物、これらポリプレニル組成物
又は化合物の補造方法、䞊びに哺乳動物ドリコヌ
ルdoli−chol類の合成におけるかかる組成物
又は化合物の䜿甚に関する。 ドリコヌル類は1960幎にJ.F.Pennockらによ぀
おブタンの肝臓などからはじめお単離され
〔NatufeLondon 1864701960参照〕、の
ちに圌等によ぀お該ドリコヌル類は䞋蚘䞀般匏 匏䞭、【匏】はトランス型む ゜プレン単䜍を衚わし、【匏】− はシス型む゜プレン単䜍を衚わす、本明现曞にお
いお以䞋同様。 で瀺される構造をも぀ポリプレノヌル同族䜓の混
合物であ぀お、䞊蚘匏䞭のシス型む゜プレン単䜍
の数は䞀般に12から18たで分垃し、1415
及び16の皮の同族䜓が䞻䜓ずな぀おいるこずが
明らかにされた〔R.W.Keenanetal
Biochemical Journal1654051977参照〕。
たた、ドリコヌル類はブタの肝臓のみならず、哺
乳動物䜓内に広く分垃しおおり、生䜓の生呜維持
の䞊で極めお重芁な機胜を果しおいるこずが知ら
れおいる。䟋えば、J.B.Harford et al.はりシや
ブタの脳癜髄質を甚いる詊隓管内のテストによ
り、倖因性ドリコヌルがマンノヌスなどの糖成分
の脂質ぞの取り蟌みを促進し、その結果、生䜓の
生呜維持の䞊で重芁な糖蛋癜質の圢成を増倧させ
る䜜甚をも぀こずを明らかにしおいる
〔Biochemical and Biophysical Research
Communication7610361977参照〕。ドリコ
ヌル類によるかかる脂質ぞの糖成分の取り蟌み促
進効果は成長期の生䜓におけるよりも既に成熟し
おいる動物においお顕著であるこずから、老化防
止の点でのドリコヌルの動きが泚目されおいる。
たた、R.W.Keenanらは幌幎期などの急速に成長
を続けおいる生䜓にず぀おは倖からドリコヌルを
摂取し、自己の䜓内で生合成しお埗られるドリコ
ヌルを捕うこずが重芁であるず述べおいる
〔Archi−ves of Biochemistry and
BioPhysics1796341977参照〕。 赀束らはマりスの再生肝䞭のドリコヌルを定量
し、その量が通垞の肝䞭よりも著しく枛少しおお
り、肝組織での糖蛋癜の合成機胜が倧巟に䜎䞋し
おいるこず、及び倖因性ドリコヌル類を加えるず
該機胜が改善されるこずを芋い出した日本生化
孊䌚1981幎孊䌚にお発衚。 このようにドリコヌル類は生䜓にず぀お極めお
重芁な物質であり、医薬品又はその合成䞭間䜓、
化粧品、等における甚途開発が匷く望たれおい
る。 しかしながら、埓来ドリコヌル類は入手が困難
であるため、充分に研究を行なうこずができない
ずいうのが実情である。たずえば豚の肝臓10Kgか
ら耇雑な分離操䜜を経おや぀ず玄0.6のドリコ
ヌルが埗られるに過ぎない〔J.Burgos et al..
Biochemical Journal884701963参照〕。 䞀方、ドリコヌル類を党合成するこずは、それ
らの耇雑で特異な分子構造に城しお明らかなよう
に、珟圚の有機合成化孊の技術では至難のこずで
ある。そこで、合成䞭間䜓を倩然物に䟝存し、こ
れに簡単な合成化孊的凊理を加えるのみでドリコ
ヌル類を埗るこずができるならば有利であるが、
埓来そのような奜郜合な物質は芋出されおいな
い。埓来、皮々の怍物からポリプレノヌル化合物
を採取しうるこずが知られおおり、䞋蚘のポリプ
レノヌル類が採取されおいる。 ベツラプレノヌル類はドリコヌル類ず同様にω
−未端む゜プレン単䜍に個のトランス型む゜プ
レン単䜍が連なり぀いでこれにシス型む゜プレン
単䜍が連な぀た構造を有するが、これたでに知ら
れおいるベツラプレノヌル類は䞊蚘のようにシス
型む゜プレン単䜍の数が最倧でも個しかなく、
これらからシス型む゜プレン単䜍の数が1415及
び16のものを䞻䜓ずするドリコヌル類を合成する
ためには、個以䞊ものむ゜プレン単䜍をシス型
に芏制しお延長するこずが必芁であるが、それは
珟圚の有機合成技術ではほずんど䞍可胜である。 たた、最近にな぀お、K.Hannusらはペヌロツ
パ赀束Pinus sylvestrisの葉から玄の也
燥重量でポリむ゜プレニル・フラクシペンを単離
し、該フラクシペンが䞻ずしおシス型の10〜19個
のむ゜プレン単䜍をも぀ポリむ゜プレニルアセテ
ヌトからなるこずを報告しおいる。しかし、該ピ
ノプレノヌル・フラクシペンは15及び16個のむ゜
プレン単䜍をも぀同族䜓が䞻成分で、哺乳動物ド
リコヌル類が䞻成分ずしおいる1718及び、19個
のむ゜プレン単䜍をも぀同族䜓は痕跡量でしか含
たれおいない〔Phytochemistry132563
1974参照〕。K.Hannusらの文献には䞊蚘ピノ
プレノヌル同族䜓䞭のトランス及びシス配眮に぀
いお詳现たで解明されおいないが、もし、該ピノ
プレノヌル・フラクシペンが哺乳動物ドリコヌル
類ず同様のトランス及びシス配眮をも぀おいたず
しおも、それから哺乳動物ドリコヌルに誘導する
ためには少なくずも個のむ゜プレン単䜍をシス
型に芏制しお延長した䞊でさらにα−未端に飜和
む゜プレン単䜍を結合しなければならず、合成䞊
倚倧の困難を䌎うこずは明らかである。 さらに、D.F.Zinkelらはストロヌブ束Pinus
strobusの葉の抜出物䞭に18個のむ゜プレン単
䜍又は平均しお18個の単䜍をも぀䞀連のポリプレ
ノヌル同族䜓を含有するC90ポリプレノヌルが存
圚するず報告しおいる〔Phyto−chemistry11
33871972参照〕。しかし、圌等が行な぀おいる
分析はNMRに基く極めお粗雑なものであり、本
発明者らが远詊した結果によればストロヌブ束の
葉から抜出されたポリプレノヌル・フラクシペン
は17個のむ゜プレン単䜍をも぀同族䜓が䞻成分で
あるこずが刀明した。しかしお、このストロヌブ
束の葉から単離されたポリプレニル・フラクシペ
ンから哺乳動物ドリコヌル類を合成するために
は、もし、該ポリプレニルフラクシペンが哺乳動
物ドリコヌル類ず同様のトランス及びシス配眮を
も぀おいたずしおも、やはり少なくずも぀のむ
゜プレン単䜍をシス型に芏制しながら導入するこ
ずが必芁であり、合成䞊䟝然ずしお倧きな困難を
䌎う。 そこで、本発明者らは哺乳動物ドリコヌル類ず
同じ数䞊びにトランス及びシス配眮のむ゜プレン
単䜍をもち、埓぀お、む゜プレン単䜍をシス型に
芏制したたたで導入するずいう有機合成的に困難
な操䜜を必芁ずしないポリプレニル化合物を怍物
源に求めお各皮の怍物から抜出物を分析した結
果、今回、驚くべきこずに、むチペり及びヒマラ
ダ杉から抜出したポリプレニル・フラクシペン
又は組成物が哺乳動物ドリコヌル類に比べお
α−末端の飜和む゜プレン単䜍が存圚しないだけ
で哺乳動物ドリコヌル類におけるポリプレニル同
族䜓の分垃ず非垞によく䌌たポリプレニル同族䜓
の分垃を瀺すこず、埓぀お、哺乳動物ドリコヌル
類の合成䞭間䜓ずしお非垞に適しおいるこずを芋
い出した。 しかしお、本発明の䞀぀の局面によれば、䞀般
匏 匏䞭、A1はヒドロキシル基又はアセチルオキ
シ基を衚わし【匏】はトラン ス型む゜プレン単䜍を衚わし
【匏】はシス型む゜プレン単䜍 を衚わしは11〜19の敎数である、 で瀺されるポリプレニル化合物の耇数皮の混合物
から本質的に成り、そしおが14である匏
の化合物、が15である匏の化合物及び
が16である匏の化合物の少なくずも皮を
必須成分ずしおそれぞれ実質的量で含有し䞔぀こ
れら皮の化合物の合蚈の含量が該混合物の重量
を基準にしお少なくずも70重量であるこずを特
城ずする新芏なポリプレニル組成物フラクシペ
ンが提䟛される。 䞊蚘新芏なポリプレニル組成物又はフラクシ
ペンは、本発明のもう䞀぀の局面によれば、む
チペりGinkgo biloba又はヒマラダ杉
Cadrus deodaraの葉を油溶性を有する有機溶
剀で抜出し、埗られる抜出物を、必芁により加氎
分解した埌、クロマトグラフむヌ法、分別溶解
法、分別冷凍沈殿法、分子蒞留法又はそれらの方
法の皮もしくはそれ以䞊の組合わせからなる分
離法に付しお、メルク瀟補TLC Plate silicagel
60F254pre−coated、局厚0.25mmを甚い䞔぀−
ヘキサンず酢酞゚チルずの䜓積比での混合
溶媒を展開溶媒ずする薄局クロマトグラフむヌ
10cm展開においお暙準物質ずしおの゜ラネシ
ルアセテヌトのRf倀が0.40〜0.45ずなる条件䞋に
0.18〜0.25及び又は0.50〜0.55の範囲内のRf倀
を瀺すフラクシペンを単離回収するこずを特城ず
する方法によ぀お補造するこずができる。 以䞊、本発明のポリプレニル組成物及びその補
造方法に぀きさらに詳しく説明する。 本発明のポリプレニル組成物の抜出に際しお原
料ずしお甚いられるむチペりは䞻ずしお東アゞ
ア、殊に日本、䞭囜及び朝鮮に分垃する皮子怍物
門裞子怍物亜門むチペり綱むチペり目に属する怍
物であり、たた、ヒマラダ杉は枩垯及び寒垯地方
に広く分垃する皮子怍物門裞子怍物亜門球果怍物
綱球果怍物目に属する怍物であり、本発明におい
おはこれら怍物の葉を原料ずしお䜿甚する。 原料ずしお䜿甚しうるむチペり又はヒマラダ杉
の葉ずしおは、緑色の若葉から完党に黄葉した葉
たで、或いは萜葉埌のいずれの段階の葉であ぀お
もよく、これらの葉は也燥埌に本発明に埓う凊理
に付しおもよく、又は未也燥のたた甚いるこずも
できる。しかしながら、䞀般には也燥した葉の方
が奜たしく、その際の也燥の皋床は也燥葉の重量
基準で含氎率が䞀般に玄30以䞋、奜たしくは10
以䞋ずするこずが有利である。さらに、葉は砎
砕した埌に抜出するこずが奜たしく、それによ
り、抜出溶媒ずの接觊面積が増倧し抜出効率を䞊
げるこずができる。 前蚘で瀺されるポリプレニル同族䜓は、
むチペり又はヒマラダ杉の葉の䞭では䞀般に遊離
アルコヌルの圢及び又は酢酞゚ステルの圢でか
なり高濃床で含たれおおり、該葉から該ポリプレ
ニル同族䜓を効果的に抜出するためには、該ポリ
プレニル同族䜓をよく溶解する油溶性の有機溶媒
が奜適に䜿甚される。 かかる油溶性の有機溶媒ずしおは、䞀般に誘電
定数ωが32.7以䞋、奜たしくは25.0以䞋、さ
らに奜たしくは20.7以䞋のものが奜適であり、具
䜓的には䞋蚘に䟋瀺する溶媒がそれぞれ単独で又
は皮もしくはそれ以䞊の混合溶媒ずしお䜿甚で
きる (a) 炭化氎玠類䟋えば、石油゚ヌテル、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、ベンれン、トル゚
ン、キシレンなど。 (b) ハロゲン化炭化氎玠類䟋えば、クロロホル
ム、塩化メチレン、四塩化炭玠、四塩化゚タ
ン、パヌクロル゚チレン、トリクロル゚チレン
など。 (c) ゚ステル類䟋えば、酢酞メチル、酢酞゚チ
ル、プロピオン酞゚チルなど。 (d) ゚ヌテル類䟋えば、ゞ゚チル゚ヌテル、ゞ
む゜プロピル゚ヌテル、テトラヒドロフラン、
ゞオキサンなど。 (e) ケトン類䟋えば、アセトン、メチル゚チル
ケトン、ゞ゚チルケトン、ゞむ゜プロピルケト
ンなど。 (f) アルコヌル類䟋えば、メチルアルコヌル、
゚チルアルコヌル、プロピルアルコヌル、ブチ
ルアルコヌルなど。 䜿甚する溶媒の遞択にあた぀おは、目的ずする
前蚘匏のポリプレニル化合物を遞択的に高
効率で抜出し、それ以倖の物質はできるだけ抜出
しないものが望たしく、かかる芳点からすれば、
䞊蚘溶媒䞭、炭化氎玠類、ハロゲン化炭化氎玠
類、゚ステル類、ゞ゚チル゚ヌテル、ゞむ゜プロ
ピル゚ヌテルの劂き極性の䜎い゚ヌテル類及びケ
トン類が特に奜適である。 抜出溶媒の䜿甚量は臚界的なものではなく、甚
いる溶媒の皮類、抜出すべき葉の皮類や状態等に
応じお広範に倉えるこずができるが、䞀般にはむ
チペり又はヒマラダ杉の葉重量郚也燥重量基
準圓り玄〜玄100重量郚、奜たしくは〜50
重量郚、さらに奜たしくは10〜30重量郚の範囲内
で甚いるこずが有利である。 抜出は䞊蚘の溶媒䞭に葉を浞挬し、必芁に応じ
お連続的又は間欠的に撹拌するこずにより行なう
こずができる。抜出時の枩床も臚界的なものでは
なく、甚いた溶媒の皮類や量等の条件に応じお広
範に倉えるこずができるが、䞀般には玄℃から
溶媒の還流枩床たでの枩床を甚いるこずができ、
通垞は宀枩で充分である。かかる条件䞋に抜出は
普通〜10日間行なうのが有利である。 抜出凊理埌の浞挬液は葉その他の固䜓分を陀去
した埌必芁に応じお溶媒を陀去しお濃瞮液ずす
る。かくしお埗られる抜出物は次いで、クロマト
グラフむヌ法、分別溶解法、分別冷凍沈殿法、分
子蒞留法又はこれらの方法のいずれか皮もしく
はそれ以䞊の組合わせからなる分離工皋に付し
お、目的ずするポリプレニル・フラクシペンを回
収するこずができる。 䞊蚘分離工皋におけるポリプレニル化合物が含
有されおいるフラクシペンの確認は、メルク瀟補
TLC plate silicagel 60F254precoated、局厚0.25
mmを甚い䞔぀−ヘキサンず酢酞゚チルずの䜓積
比での混合溶媒を展開溶媒ずする薄局クロ
マトグラフむヌ10cm展開においお暙準物質ず
しおの゜ラネシルセテヌトのRf倀が0.40〜0.45ず
なる条件䞋に、0.18〜0.25前蚘匏におい
おA1がヒドロキシル基を衚わす堎合及び又
は0.50〜0.55前蚘匏においおA1がアセチ
ルオキシ基を衚わす堎合の範囲内のRf倀のず
ころにスポツトが存圚するか吊かにより行なうこ
ずができる。しかしお、以䞋の説明においお薄局
クロマトグラフむヌのRf倀を蚀及する堎合には、
特にこずわらない限り、䞊蚘条件䞋に枬定した倀
を意味するこずを了解すべきである。 䞊蚘抜出物の分離工皋においお䜿甚しうるクロ
マトグラフむヌ法、分別溶解法、分別冷凍沈殿法
及び分子蒞留法の各方法の操䜜はそれ自䜓公知の
ものであり、本発明においおも公知の方法に準じ
お行なうこずができるので、各方法の詳现に぀い
おは文献の匕甚を以぀お説明に代え、ここには特
に泚意すべき点のみを蚘茉する。 (A) クロマトグラフむヌ法〔H.Heftman
“Chromatography”Reinhold Publish Co.
New York1961参照〕 抜出物が少量の堎合には薄局クロマトグラフむ
ヌ法及び液䜓クロマトグラフむヌ法が適圓である
が、倧量の抜出物の凊理の堎合にはカラムクロマ
トグラフむヌ法が奜適である。 䜿甚しうるクロマトグラフむヌ甚担䜓ずしお
は、シリカゲル、アルミナ、フロリゞル、セラむ
ト、掻性炭、セルロヌス等が挙げられるが、䞭で
もシリカゲルが奜適である。 シリカゲルカラムを䜿甚しお分離操䜜を行なう
堎合の展開溶媒ずしおは、䟋えば、ヘキサン酢
酞゚チル容積比95〜80〜20、ヘキサン
む゜プロピル゚ヌテル容積比95〜8020、
石油゚ヌテル酢酞メチル容積比95〜80
20、石油゚ヌテルむ゜プロピルアルコヌル
容皮比99〜9010、ベンれン゚チル゚ヌ
テル容積比95〜8020、ベンれン酢酞
゚チル容積比98〜8020などの混合溶剀系
あるいはクロロホルムなどが挙げられる。 (B) 分別溶解法〔L.C.Craig“Technique of
Organic Chemistry”Vol.3Interscience
1951参照〕 前蚘匏のポリプレニル化合物はペンタ
ン、ヘキサンのような非極性溶媒に易溶であり、
䞀方、メタノヌルや氎などの極性溶媒には難溶で
あるので、この溶解性の差を利甚しお分別溶解法
により粟補でき、たずえば抜出液濃瞮物のような
粗粟補物を䞊蚘非極性溶媒に溶解し、次いで該非
極性溶媒ず非混和性の極性溶媒で掗浄するこずに
よ぀お、極性溶媒に易溶な䞍玔物を倧幅に陀去す
るこずができる。本方法で奜適に䜿甚される非極
性溶剀ずしおは、䟋えば石油゚ヌテル、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、石油ベンゞン、ベンれ
ン、トル゚ンなどの炭化氎玠系溶媒や、メチレン
クロリド、クロロホルムなどのハロゲン化炭化氎
玠系溶媒が奜適である。たたかかる非極性溶媒ず
非混和性の極性溶媒ずしおは䟋えば氎あるいはメ
タノヌルが奜適である。 (C) 分別冷凍沈殿法〔E.W.Berg“Physical and
Chemical Methods of Separation”Chapter
1415McGraw−HillY.1963参照〕 前蚘匏のポリプレニル化合物は玄−10℃
以䞋で固化する。埓぀お、抜出物を−10゜以䞋、
奜たしくは玄−15〜玄−30℃に冷华䞋に攟眮し、
目的物を固化させた埌、固液分離するこずによ぀
おかかる枩床で固化しない䞍玔物を粟補するこず
ができる。しかしながら、該ポリプレニル化合物
はあたり優れた結晶性を有さず、ワツクス状固䜓
ずなるため、本方法により完党に粟補するこずは
難しいので、他の粟補方法ず組合せお実斜するこ
ずが奜たしい。 (D) 分子蒞留法〔G.Durrows“Molecular
Distillation”Clarendon PressOxford
1960参照〕 前蚘匏の化合物は分子量が倧きいため、
分子蒞留法を甚いるこずによ぀お䜎分子量の䞍玔
物を陀去するこずができる。たずえば、10-3〜
10-5mmHgの真空床においお100〜250℃の加熱条
件䞋に分子蒞留しお、䜎分子留分ず高分子留分ず
に分割される。このずき高分子留分に目的物質は
保持され、䜎分子量䞍玔物を倧幅に陀去するこず
ができる。 䞊蚘の各分離法によ぀お充分に玔粋なポリプレ
ニルフラクシペンが埗られない堎合には、これら
分離法の皮もしくはそれ以䞊の組合わせを甚い
るこずもできる。 䟋えば、クロマトグラフむヌ法ず分別溶解法 クロマトグラフむヌ法ず分別冷凍沈殿法ず分別
溶解法 クロマトグラフむヌ法ず分別冷凍沈殿法ず分別
溶解法ず分子蒞留法 クロマトグラフむヌ法ず分子蒞留法ず分別溶解
法 クロマトグラフむヌ法ず分子蒞留法 分子蒞留法ず分別溶解法 分子蒞留法ず分別溶解法ず分別冷凍沈殿法 などの組合せを甚いるこずができる。 かくしお、薄局クロマトグラフむヌにおける
Rf倀が0.18〜0.25及び又は0.50〜0.55のフラク
シペンが単離回収される。Rf倀が0.18〜0.25のフ
ラクシペンは、前蚘匏におけるA1がヒド
ロキシル基を衚わす堎合の同族䜓の混合物から実
質的に成り、他方、Rf倀が0.50〜0.55のフラクシ
ペンは前蚘匏におけるA1がアセチルオキ
シ基を衚わす堎合の同族䜓の混合物から実質的に
成る。かくしお埗られるフラクシペンはさらに䟋
えば分配型高速液䜓クロマトグラフむヌに付する
こずによ぀お、個々の同族䜓成分を単離するこず
もできる。 なお、䞊蚘分離工皋においお、抜出物を䞊蚘の
分離操䜜に䟛する前に、該抜出物を加氎分解し
お、そこに含たれうる前蚘匏におけるA1
がアセチルオキシ基を衚わす堎合の同族䜓を察応
するA1がヒドロキシル基を衚わす堎合の同族䜓
に予め転化するこずが可胜である。かくするこず
により次いで行なう分離操䜜が簡単になるこずが
ある。しかし、かかる加氎分解は勿論分離操䜜が
終぀た埌のRf倀が0.50〜0.55の成分を含むフラク
シペンに察しお行なうこずもできる。この加氎分
解は公知の脂肪酞゚ステル類を加氎分解するため
に知られおいる通垞の任意の方法を甚いお行うこ
ずが可胜であり、たずえば含氎メタノヌルたたは
゚タノヌル䞭に氎酞化ナトリりムたたは氎酞化カ
リりムを溶解させた溶液アルカリ金属氎酞化物
濃床は奜たしくは玄0.1〜30重量ずするこずが
できる100重量郚に察しお䞊蚘の抜出物又はフ
ラクシペンを玄〜50重量郚の割合で加えお玄25
〜90℃で玄0.5〜時間反応させればよい。 以䞊述べた方法によ぀お単離回収されるポリプ
レニル・フラクシペンにおいおRf倀が0.18〜0.25
のフラクシペンは前蚘匏におけるA1がヒ
ドロキシル基を衚わす堎合の耇数のポリプレノヌ
ル同族䜓の混合物から実質的になり、たた、Rf
倀が0.50〜0.55のフラクシペンは前蚘匏に
おけるA1がアセチルオキシ基を衚わす堎合の耇
数のポリプレニルアセテヌト同族䜓の混合物から
実質的になるものである。抜出物䞭における前者
ず埌者の存圚比率は倧䜓20乃至の範囲
内にあり、たた、各フラクシペン䞭のポリプレノ
ヌル又はポリプレニルアセテヌト同族䜓の分垃状
態パタヌンは倧䜓同じであり、その分垃状態
パタヌンは原料ずしお甚いた怍物の皮類む
チペり又はヒマラダ杉、葉の若さや採取時期及
び地域等の芁因に関係なくほが䞀定である。 しかしお、該フラクシペンは䞀般に、が14で
ある匏の化合物以䞋ポリプレン−14ずい
う、が15である匏の化合物以䞋ポリ
プレン−15ずいう及びが16である匏の
化合物以䞋ポリプレン−16ずいうの少なくず
も皮を必須成分ずしおそれぞれ実質的量で含有
し、䞔぀これら皮の化合物の合蚈含量は該フラ
クシペンの重量を基準にしお少なくずも70重量
、奜たしくは少なくずも75重量である。 䞀般に、該フラクシペンはポリプレン−15を最
高含量で含有しおおり、その含量は該フラクシペ
ンの重量を基準にしお、通垞30〜50重量、より
兞型的には32〜47重量の範囲内にある。 たた、該フラクシペンは䞀般にポリプレン−
14、ポリプレン−15及びポリプレン−16を特異な
量的関係で含有しおおり、それぞれの含量を
及び重量ずした堎合、その量的関係は
ずなるのが普通である。 さらに、該フラクシペンはポリプレン−14を䞀
般に20〜35重量、より兞型的には23〜32重量
、そしおポリプレン−16を䞀般に10〜25重量
、より兞型的には11〜20重量の含量該フラ
クシペンの重量基準で含有しおいる。 前述したように、本発明により提䟛されるポリ
プレニル組成物又はフラクシペンは、哺乳動
物ドリコヌル類ず、ポリプレノヌル同族䜓の分垃
パタヌン、すなわち前蚘匏における及び
前蚘匏(A)におけるの分垃パタヌンが極めお近䌌
しおいる点で特城的であり、その分垃状態をブ
タ・ドリコヌルの分垃状態ヒト・ドリコヌルも
ブタ・ドリコヌルずほが同じ分垃状態を瀺すず
察比しお瀺せば次のずおりである。なおカツコ内
の数倀はより兞型的な範囲を瀺す。 【衚】 本発明により提䟛されるポリプレニル組成物は
䞊蚘衚に瀺す匏のポリプレニル同族䜓以
倖の成分は実質に含有しおおらず、該組成物䞭に
おけるの平均倀は通垞14.25〜15.25の範囲内に
ある。 䞊蚘衚に瀺すポリプレニル同族䜓の分垃状態
䞊びに前蚘匏ず匏(A)ずの察比から明らかな
ように、本発明により提䟛されるポリプレニル組
成物は、該組成物䞭の各ポリプレニル化合物のα
−末端に飜和む゜プレン単䜍を個結合させるこ
ずにより、哺乳動物ドリコヌルに誘導するこずが
できる。殊に、結合せしめるべき飜和む゜プレン
単䜍はシス及びトランスの立䜓配眮の問題がな
く、該飜和む゜プレン単䜍の結合にあた぀おは反
応操䜜䞊党く困難性はない。しかしお、本発明に
より提䟛されるポリプレニル組成物は哺乳動物ド
リコヌルの合成䞭間䜓ずしお極めお重芁な物質で
あるずいえる。 本発明に埓うポリプレニル組成物を哺乳動物ド
リコヌル誘導するに際しお、該組成物はそのたた
甚いおもよく、或いは必芁に応じお、該組成物を
構成する各ポリプレニル化合物を単離した埌反応
させるこずもできる。しかしお、以䞋の蚘述にお
いおは、前蚘匏のポリプレニル化合物に察
する反応ずしお説明するが、勿論、該ポリプレニ
ル化合物は前述した分垃パタヌンをも぀ポリプレ
ニル組成物にそのたた眮き換えるこずが可胜であ
るこずを了解すべきである。 匏のポリプレニル化合物を匏(A)のドリコ
ヌルに誘導するに際しお、匏の化合物はそ
のたた或いは匏におけるA1を他の反応性
に富む離脱性原子又は基ず眮換した埌、飜和む゜
プレン単䜍導入詊薬ず反応させるこずができる。 しかしお、本発明のさらにもう぀の局面によ
れば、䞀般匏 で瀺されるポリプレニル化合物を䞀般匏 で瀺される化合物ず反応させお䞋蚘匏 䞊蚘匏〜においお、は離脱性原
子又は基を衚わしはMgHal又はリチりム原
子を衚わし、ここでHalはハロゲン原子であり
は匏−CH2OHの基又はその機胜的前駆基を衚
わし 【匏】はトランス型む゜プレン 単䜍を衚わし【匏】はシス型 む゜プレン単䜍を衚わしは11〜19の敎数を衚
わす、 で瀺される化合物を生成せしめ、が該機胜的前
駆基を衚わす堎合には次いで必芁に応じお該基を
−CH2OHに倉えるこずを特城ずする䞊蚘匏
の哺乳類ドリコヌル類又はその前駆䜓の補
造方法が提䟛される。 䞊蚘匏においお、離脱性原子又は基ず
しおは、ヒドロキシル基及びアセチルオキシ基の
ほか、䞊蚘匏におけるで衚わされる
MgHal又はリチりム原子ず反応しお離脱するこ
ずによりが結合しおいた炭玠䞊でが結合しお
いた炭玠ず眮換反応を生ずるような性質をも぀任
意の原子又は原子団が挙げられ、奜適には䞋蚘の
矀、すなわち、ハロゲン原子、䞊びに匏 −OCOR1−QR2−OPOOR32−SOR3−
SO2R3−OCOOR3【匏】 【匏】及び【匏】の基か ら遞ばれ、ここでR1は氎玠原子、〜個のフ
ツ玠もしくは塩玠原子で眮換されたメチル基、炭
玠原子数〜18個のアルキルもしくはアルケニル
基、炭玠原子数〜10個のアリヌル基又は炭玠原
子数〜11個のアラルキル基を衚わし、R2は䜎
玚アルキル基、䜎玚アルケニル基、炭玠原子数
〜10個のアリヌル基、ピリゞル基、チアゟリル
基、チアゟリニル基又はオキサゟリル基を衚わ
し、R3は䜎玚アルキル基、炭玠原子数〜10個
のアリヌル基又は炭玠原子数〜11個のアラルキ
ル基を衚わし、は酞玠又はむオり原子を衚わ
し、Halはハロゲン原子である。 なお、本明现曞においお、「䜎玚」なる語は、
この語が付された基又は化合物の炭玠原子数が最
高個たで、奜たしくは個たでを含有するこず
を意味する。 䞊蚘定矩においお、「〜個のフツ玠もしく
は塩玠原子で眮換されたメチル基」ずしおは−
CH2F−CHF2−CF3−CH2Cl−CHCl2及び−
CCl3が包含され、䞭でも−CH2F−CF3および−
CH2Clが奜たしい。 たた、アルキル基及びアルケニル基は盎鎖状、
分岐鎖状たたは環状のいずれのタむプのものであ
぀おもよく、アルキル基ずしおは䟋えばメチル、
゚チル、−プロピル、む゜プロピル、−ブチ
ル、sec−ブチル、む゜ブチル、tert−ブチル、
−ペンチル、む゜アミル、−ヘキシル、−
オクチル、−デシル、−ドデシル、−りン
デシル、ステアリル、シクロペンチル、シクロヘ
キシル、シクロヘプチル等が挙げられ、たたアル
ケニル基ずしおは䟋えば−ブテニル、−ペン
テニル、−ペンテニル、ゲラニル、フアルネシ
ル、オレむル等が包含される。しかしお、R1に
よ぀お衚わされる「炭玠原子数〜18個のアルキ
ルもしくはアルケニル基」䞭特に奜適なものは炭
玠原子数〜個のアルキル基及び炭玠原子数
〜個のアルケニル基であり、たた、R2及びR3
によ぀お衚わされる「䜎玚アルキル基」及び「䜎
玚アルケニル基」ずしおはそれぞれメチル、゚チ
ル、−プロピル、−プロピルブチル及びビニ
ル、−ブテニルが特に奜適である。 䞀方、「炭玠原子数〜10個のアリヌル基」ず
しおはプニル基及びベンれン栞が〜個の䜎
玚アルキル基で眮換されたプニル基、䟋えばト
ルむル、キシリル基など、䞊びにナフチル基が包
含され、「炭玠原子数〜11個のアラルキル基」
ずしおは殊に眮換もしくは未眮換のプニル基で
眮換された䜎玚アルキル基、䟋えばベンゞル、フ
゚ネチル、メチルベンゞル、ゞメチルベンゞル、
α−又はβ−ナフチルメチル等が挙げられる。 しかしお、前蚘匏においおで衚わされ
る離脱性原子又は基の奜適具䜓䟋ずしおは、ヒド
ロキシル基及びアセチルオキシ基以倖に以䞋のも
のを挙げるこずができる。 (a) ハロゲン原子、䟋えば塩玠、臭玠又はペり玠
原子など。 (b) 匏−OCOR1の基、䟋えばホルミル基、モノ
フルオロアセチルオキシ基、トリフルオロアセ
チルオキシ基、モノクロロアセチルオキシ基、
プロピオニルオキシ基、ブチリルオキシ基、ス
テアロむルオキシ基、ベンゟむルオキシ基、
−ゞメチルベンゟむルオキシ基、−゚
チルベンゟむルオキシ基など。 (c) 匏−QR2の基、䟋えばメトキシ基、゚トキシ
基、プノキシ基、−ピリゞルオキシ基、
−ベンゟチアゟリルオキシ基、−ベンゟオキ
サゟリルオキシ基、トリメチルシリルオキシ
基、ゞメチル−−ブチルシリルオキシ基、メ
チルチオ基、゚チルチオ基、プニルチオ基、
トリルチオ基、−チアゟリニルチオ基、−
ベンゟチアゟリルチオ基、−ベンゟオキサゟ
リルチオ基、−ピリゞルチオ基など。 (d) 匏−OPOOR32の基、䟋えばゞメチルホス
ホノオキシ基、ゞ゚チルホスホノオキシ基、ゞ
プニルスホスホノオキシ基など。 (e) 匏−SOR3基、䟋えばメチルスルフむニル
基、゚チルスルフむニル基、プロピルスルフむ
ニル基、プニルスルフむニル基、−トリル
スルフむニル基など。 (f) 匏−SO2R3基、䟋えばメチルスルホニル基、
゚チルスルホニル基、プロピルスルホニル基、
プニルスルホニル基、−トリルスルホニル
基など。 (g) 匏−OCO2R3基、䟋えばメトキシカルボニル
オキシ基、゚トキシカルボニルオキシ基、プロ
ポキシカルボニルオキシ基、プノキシカルボ
ニルオキシ基、−トリロキシカルボニルオキ
シ基など。 (h) 匏【匏】基、䟋えば−ゞメチ ルカルバモむルオキシ基、−ゞ゚チルカ
ルバモむルオキシ基、−ゞプロピルカル
バモむルオキシ基、−ゞプニルカルバ
モむルオキシ基、−プニル−−゚チルカ
ルバモむルオキシ基など。 (i) 匏【匏】基、䟋えばトリメチルア ンモニりムブロミド基、トリ゚チルアンモニり
ムアむオダむド基、ゞプニル゚チルアンモニ
りムブロミド基など。 (j) 匏【匏】基、たずえばゞメチルス ルホニりムブロミド基、ゞ゚チルスルホニりム
アむオダむト基、ゞプロピルスルホニりムブロ
ミド基、プニル゚チルスルホニりムブロミド
基など。 䞊蚘匏の化合物を単離された圢で甚いる
堎合には特にが15のものが奜適である。 䞀方、匏の化合物ず反応せしめられる前
蚘匏の化合物においお、は匏−CH2OH
の基又はその機胜的前駆基を衚わし、ここで機胜
的前駆基には、加氎分解又は氎玠添加分解等の凊
理により容易に離脱しうる保護基で保護されたヒ
ドロキシメチル及びアルデヒド基が包含され、埌
者のアルデヒド基は脱保護の埌、枩和な還元条
件、䟋えば錯金属氎玠化物還元剀、䟋えば氎玠化
ホり玠ナトリりム、氎玠化ホり玠リチりム、氎玠
化アルミニりムリチりム、氎玠化アルミニりムナ
トリりム等による還元によ぀おヒドロキシメチル
基に倉えるこずができる。 しかしお、かかる機胜的前駆基の具䜓䟋ずしお
は以䞋のものを挙げるこずができる。 (1) 匏−CH2O−R4の基 匏䞭、R4は䜎玚アルキル基、炭玠原子数〜
11個のアラルキル基、炭玠原子数〜個の脂肪
族もしくは脂環匏゚ヌテル残基又は匏
【匏】のシリル基を衚わし、ここでR51 R52及びR53はそれぞれ䜎玚アルキル基又はプ
ニル、トルむル又はキシリル基を衚わす。 䟋ずしお、−CH2OCH3、−CH2OC2H5、−
CH2OC3H7、−CH2OC4H9、−CH2OC5H11、−
CH2OCH2OCH3、−CH2OCH2OC2H5、−
CH2OC2H4OCH3、−CH2OC2H4OC2H5、−
CH2OC3H6OCH3、−CH2OC3H6OC2H5、−
CH2OC2H4OC2H4OCH3、−
CH2OCH2OC2H4OCH3、【匏】 【匏】【匏】 【匏】 【匏】 【匏】 −CH2OSiCH33、 −CH2OSiCH3C2H5C3H7、 −CH2OSiCH32C4H9−、 −CH2OSi−C4H9C6H52、 −CH2OSiC6H53 等が挙げられる。 (2) 匏【匏】の基 匏䞭、Q1及びQ2はそれぞれ酞玠又はむオり原
子を衚わしR61及びR62はそれぞれ䜎玚アルキ
ル基を衚わすか、或いは䞀緒にな぀お䜎玚アルキ
レンを衚わす。 䟋ずしお【匏】【匏】 【匏】【匏】 【匏】【匏】 【匏】【匏】 【匏】【匏】 【匏】【匏】 【匏】【匏】 【匏】【匏】 【匏】【匏】等が挙げ られる。 匏の化合物は倧郚分が公知のものであ
り、新芏なものは公知の化合物に準じお容易に補
造するこずができる。 前蚘匏の化合物ず匏の化合物の反
応はそれ自䜓公知の方法によ぀お行なうこずがで
き、䟋えば、該反応は䞀般に䞍掻性有機溶媒䞭に
おいお行なうこずが望たしい。甚いる溶媒ずしお
はたずえばゞ゚チル゚ヌテル、ゞむ゜プロピル゚
ヌテル、ゞオキサン、テトルヒドロフラン、ゞメ
トキシ゚タン、ゞ゚チレングリコヌルゞメチル゚
ヌテルなどで代衚される゚ヌテル系溶媒が䞻ずし
お䜿甚される。この䞭にヘキサン、ベンれンなど
の炭化氎玠類、ヘキサメチルホスホロアミドなど
を䞀郚配合しお混合溶媒ずしお䜿甚するこずも可
胜である。これらのうち特に奜適な溶媒はテトラ
ヒドロフランである。 たた、匏の化合物に察する匏の化
合物の䜿甚割合は臚界的ではなく、甚いる匏
及び又は匏の化合物の皮類等に応
じお広範に倉えるこずができるが、䞀般には、匏
の化合物モル圓り匏の化合物を0.5
〜10モル、奜たしくは〜モル、さらに奜たし
くは1.5〜モルの範囲内で䜿甚するのが望たし
い。 該反応は觊媒の䞍圚䞋又は存圚䞋に実斜するこ
ずができる。 觊媒を甚いない堎合には、該反応は䞀般に玄
℃乃至反応混合物の還流枩床間、奜たしくは玄
℃〜玄80℃間の枩床で実斜するのが有利であり、
たた、匏の原料化合物ずしおは、殊にが
ハロゲン原子、−OPOOR32、オキサゟリルオキ
シ基又はピリゞルオキシ基を衚わし、ここでR3
は前蚘定矩のずおりである匏の化合物を甚
いるのが有利である。 他方、觊媒の存圚䞋で該反応を実斜する堎合、
甚いうる觊媒ずしおは、銅、ニツケル及びパラゞ
りム觊媒が挙げられ、銅觊媒ずしおは具䜓的には
CuCl、CuBr、CuI、CuOAcなどの銅化合
物Li2CuCl4、CuCl2、CuBr2、CuI2、Cu
OAc2CuCH3COCHCOCH32などの銅
化合物等が挙げられ、ニツケル觊媒ずしおは䟋え
ばニツケル錯䜓NiCl2、NiBr2、NiI2、Ni
NO32、NiCH3COCHCOCH32などのニツケ
ル化合物等を甚いるこずができ、たた、パ
ラゞりム觊媒ずしおは䟋えばパラゞりム錯䜓
PdCl2、PdOAc2、PdNO32、Pd
CH3COCHCOCH32などのパラゞりム化
合物等が包含される。 これら觊媒のうち、出発原料ずしおが
MgHalを衚わす匏の化合物を甚いる堎合
には、銅又は觊媒が奜適であり、他
方、がリチりムを衚わす匏の化合物を甚
いる堎合には、銅觊媒が奜適である。かか
る銅觊媒の䜿甚量は、前者の堎合は匏の化
合物モル圓り䞀般に0.001〜1.0圓量、奜たしく
は0.001〜0.1圓量の割合であり、たた、埌者の堎
合は匏の化合物モル圓り〜圓量、奜
たしくは1.2〜圓量の割合ずするこずができる。 䞊蚘觊媒の存圚䞋で匏の化合物ず匏
の化合物を反応させる堎合の反応枩床は䞀
般に−30℃〜30℃の範囲、奜たしくは−20℃〜
20℃の範囲が適圓であり、たた、甚いる匏
の原料化合物におけるの奜たしい矀ずし
おは、アセチルオキシ基、−OCOR1、−OCOOR3、
【匏】【匏】オキサゟ リルオキシ基及びピリゞルオキシ基が挙げられ、
ここでR1、R3及びHalは前蚘定矩のずおりであ
る。 なお、觊媒をあたり倚量に䜿甚したり及び又
はあたり高い枩床で反応させる堎合には、䞋蚘匏 匏䞭、及びは前蚘定矩のずおりである、で
瀺される䞋蚘匏の化合物の異性䜓が副生す
るこずもあるので、かかる異性䜓の生成ができる
だけ少ない条件を遞ぶこずが倧切である。 かくしお、䞋蚘匏 匏䞭、及びは前蚘定矩のずおりである、で
瀺される化合物が奜収率で埗られる。本化合物の
反応混合物からの分離粟補はそれ自䜓公知の方
法、䟋えばシリカゲルやアルミナなどを甚いるク
ロマトグラフむヌ法、分別溶解法、分子蒞留法等
の方法を甚いお行なうこずができる。 匏の化合物からの保護基の離脱はそれ自
䜓公知の方法に埓い、該化合物を加氎分解又は氎
玠添加分解に付するこずにより行なうこずができ
る。 䟋えば、が前蚘匏−CH2−−R4の基を衚
わし䞔぀R4が䜎玚アルキル基を衚わす堎合には、
匏の化合物をテトラヒドロフラン、、クロ
ロホルム、メチレンクロリド等の溶媒䞭で宀枩に
おいお沃化トリメチルシランで凊理するこずによ
り脱保護するこずができ、たた、䞊蚘匏の基にお
けるR4がアラルキル基を衚わす堎合には、゚チ
ルアミンにリチりムを溶解した溶液䞭に匏
の化合物のテトラヒドロフラン溶液を滎䞋し、反
応終了埌過剰のリチりムを䟋えば飜和塩化アンモ
ニりム氎溶液で分解するこずにより脱保護するこ
ずができ、䞊蚘匏の基におけるR4が゚ヌテル残
基を衚わす堎合には、匏の化合物を䟋えば
ヘキサン゚タノヌル〔玄容量比〕の混
合溶媒䞭に溶解した埌、該溶液にパラトル゚ンス
ルホン酞ピリゞン奜たしくは玄0.1〜0.2圓量
を加えお玄50〜60℃の枩床で数時間反応させ、反
応終了埌炭酞ナトリりム等で反応混合物を䞭和す
るこずにより脱保護するこずができ、さらに、䞊
蚘匏の基におけるR4がシリル基を衚わす堎合に
は、匏の化合物のテトラヒドロフラン溶液
にテトル−−ブチルアンモニりムフルオリド
奜たしくは玄圓量を加え宀枩で䞀倜撹拌す
るこずにより脱保護を達成するこずができる。 他方、が前蚘匏【匏】の基を衚わ し䞔぀Q1及びQ2が同時にむオり原子を衚わさな
い堎合には、匏の化合物をテトラヒドロフ
ラン、む゜プロパノヌル等の溶媒䞭で、䟋えば垌
塩酞奜たしくは濃床が玄10のもので凊理す
るこずによりをアルデヒド基−CHOに倉
えるこずができ、たた、䞊蚘匏の基におけるQ1
及びQ2が同時にむオり原子を衚わす堎合には匏
の化合物のアセトン溶液に圓量以䞊の
HgCl2及びCdCO3ず少量の氎を加え宀枩で数時間
反応させるこずにより該基をアルデヒド基に倉え
るこずができる。 このようにしお転化されたアルデヒド基は枩和
な還元条件䞋に還元するこずにより、䟋えば、氎
玠化ホり玠ナトリりム、氎玠化ホり玠リチりム、
氎玠化アルミニりムリチりム、氎玠化アルミニり
ムナトリりム等の錯金属氎玠化物を甚いお還元す
るこずによりヒドロキシメチル基−CH2OH
に倉えるこずができる。該還元はそれ自䜓公知の
方法に埓぀お行なうこずができ、䟋えば、氎玠化
ホり玠ナトリりムを甚いる堎合にはアルコヌル、
テトラヒドロフラン、゚ヌテルなどの溶媒䞭で玄
℃乃至宀枩で還元反応を行なうこずが望たし
く、たた、氎玠化ホり玠ナトリりム、氎玠化アル
ミニりムリチりム又は氎玠化アルミニりムナトリ
りムを甚いる堎合には、無氎゚ヌテル、無氎テト
ラヒドロフランなどの無氎溶媒䞭で玄−30℃乃至
宀枩で還元反応を行なうのが有利である。 還元反応終了埌、反応混合物を氎、アルコヌ
ル、酢酞゚チルなどで凊理しお過剰の還元剀を分
解した埌、垞法に埓぀お分離粟補を行なうこずに
より目的ずするアルコヌル〔前蚘匏におけ
るがヒドロキシメチル基を衚わす化合物〕を高
収率で埗るこずができる。 以䞊の劂くしお合成される哺乳動物ドリコヌル
は前述したように、医薬品や化粧品等の分野にお
ける䟡倀ある生理掻性化合物ずしお有甚である。 なお、前蚘匏の化合物においお、がヒ
ドロキシル基及びアセチルオキシ基以倖の離脱性
原子又は基を衚わす堎合の化合物、すなわち䞋蚘
匏 匏䞭、A2はハロゲン原子、或いは匏 −OCOR1、−QR2、−OPOOR32、−SOR3、−
SO2R3、−OCOOR3、【匏】 【匏】又は【匏】の基を 衚わし、ここでR1は氎玠原子、〜個のフツ
玠もしくは塩玠原子で眮換されたメチル基、炭玠
原子数〜18個のアルキルもしくはアルケニル
基、炭玠原子数〜10個のアリヌル基又は炭玠原
子数〜11個のアラルキル基を衚わし、R2は䜎
玚アルキル基、䜎玚アルケニル基、炭玠原子数
〜10個のアリヌル基、ピリゞル基、チアゟリル
基、チアゟリニル基又はオキサゟリル基を衚わ
し、R3は䜎玚アルキル基、炭玠原子数〜10個
のアリヌル基又は炭玠原子数〜11のアラルキル
基を衚わし、は酞玠又はむオり原子を衚わし、
Halはハロゲン原子であり
【匏】はトランス型む゜プレン 単䜍を衚わし【匏】はシス型 む゜プレン単䜍を衚わしは11〜19の敎数であ
る、 で瀺されるポリプレニル化合物は埓来の文献に未
茉の新芏な化合物である。前蚘匏の化合物
から䞊蚘匏の化合物ぞの転換、すなわち匏
䞭のA1をA2に倉える方法はそれ自䜓公知で
あり、䟋えば次のようにしお行なうこずができ
る。 (1) A2がハロゲン原子を衚わす堎合の匏
の化合物 A1がヒドロキシル基を衚わす堎合の匏
の化合物をハロゲン化剀䟋えば䞉ハロゲン化リ
ン、チオニルハラむドなどでハロゲン化するこず
により埗るこずができる。該ハロゲン化は䟋え
ば、ヘキサン、ゞ゚チル゚ヌテル等の溶媒䞭で、
ピリゞン、トリ゚チルアミンなどの塩基の存圚䞋
又は䞍圚䞋に、玄−20℃〜50℃皋床の枩床にお
いお䞊蚘のハロゲン化剀を滎䞋するこずにより行
なうこずができる。 (2) A2が−OCOR1を衚わす堎合の匏の化
合物 A1がヒドロキシル基を衚わす堎合の匏
の化合物の゚ステル化又ぱステル亀換反応によ
぀お補造するこずができる。䟋えば、゚ステル化
は該匏の化合物を玄〜10圓量のピリゞン
の存圚䞋に所望の酞無氎物又は酞ハラむド奜た
しくは玄〜圓量ず玄−30℃〜50℃の枩床
で反応させるこずにより行なうこずができる。 (3) A2が−QR2を衚わす堎合の匏の化合
物 前(1)項に述べた劂くしお補造されるA2がハロ
ゲン原子を衚わす堎合の匏の化合物に、塩
基の存圚䞋に、匏R2QHで瀺されるアルコヌル又
はチオヌルを䜜甚させるこずにより埗るこずがで
きる。たた、が酞玠原子を衚わす堎合の化合物
はA1がヒドロキシル基を衚わす堎合の匏
の化合物に匏R2HalのハラむドここでHalはハ
ロゲン原子を衚わすを䜜甚させるこずによ぀お
も合成するこずができる。 䞊蚘反応は䞀般に、原料化合物をゞメチルホル
ムアミド、テトラヒドロフランなどの溶媒䞭で氎
玠化ナトリりム、−ブチルリチりムのような塩
基の存圚䞋に宀枩又は冷华䞋にお䞊蚘のアルコヌ
ル又はチオヌル或いはハラむドで凊理するこずに
より行なうこずができる。 (4) A2が−POPOR32を衚わす堎合の匏
の化合物 本化合物はA1がヒドロキシル基を衚わす堎合
の匏の化合物を、クロロホルム、メチレン
クロリドなどの溶媒䞭で、ほが圓量又はそれ以䞊
のピリゞンの存圚䞋に、通垞は玄℃乃至宀枩に
おいお、匏ClOPOOR32で瀺されるホスホロク
ロリデヌトず反応させるこずにより埗るこずがで
きる。 (5) −SOR3を衚わす堎合の匏の化合物 本化合物は前(3)項に述べた劂くしお補造される
A2が−SR2を衚わす堎合の匏の化合物を小
過剰量の酞化剀、䟋えば過ペり玠酞ナトリりム、
過酞化氎玠氎で酞化するこずにより補造するこず
ができる。該酞化は含氎メタノヌル、含氎アセト
ンなどの䞭で通垞宀枩においお行なうこずができ
る。 (6) A2が−SO2R3を衚わす堎合の匏の化
合物 本化合物は、前(1)項に述べた劂くしお補造され
るA2がハロゲン原子を衚わす堎合の匏の
化合物を、ゞメチルホルムアミド、テトラヒドロ
フランなどの溶媒䞭で宀枩乃至玄70℃の枩床にお
いお、匏R3SO2Naず反応させるこずにより埗る
こずができる。 (7) A2が−OCO2R3で衚わされる堎合の匏
の化合物 本化合物は、A1がヒドロキシルオキシ基を衚
わす堎合の匏の化合物を塩基䟋えばピリゞ
ンの存圚䞋にHalCO2R3で瀺されるハロ炭酞゚ス
テルず反応させるこずにより埗るこずができる。 (8) A2が【匏】を衚わす堎合の匏 の化合物 本化合物はA1がヒドロキシル基を衚わす堎合
の匏の化合物を適圓な溶媒䞭でブチルリチ
りムのような塩基の存圚䞋に玄℃乃至宀枩にお
いお匏【匏】のカルバモむルハラむド ず反応させるこずによ぀お補造するこずができ
る。 (9) A2が【匏】を衚わす堎合の匏 の化合物 本化合物は前(1)項に述べた劂くしお補造される
A2がハロゲン原子Halを衚わす堎合の匏の
化合物を䞀般に宀枩においお倧過剰のアミン
【匏】ず反応させるこずにより埗るこずが できる。 (10) A2が【匏】を衚わす堎合の匏 の化合物 本化合物は前(3)項に述べた劂くしお補造される
A2が−SR3を衚わす堎合の匏の化合物に匏
R3Halのアルキルハラむドを䜜甚させるか、或い
は前(1)項に述べた劂くしお補造されるA2がハロ
ゲン原子を衚わす堎合の匏の化合物に匏
R3−−R3のスルフむドを䜜甚させるこずによ
り補造するこずができる。 次に実斜䟋により本発明をさらに具䜓的に説明
する。 実斜䟋䞭のIR分析は油状物に぀いおは液膜、
固䜓に぀いおはKBr錠剀で枬定し、NMR分析は
TMSを内郚暙準ずしお枬定した。FD−MASS分
析は1H、12C、14N、16O、19F、28Si、31P、32S、35Cl、
79Brずしお補正した倀である。 実斜䟋  晩秋から初冬にかけお東京郜内で採集した黄葉
したむチペりの葉Kg未也燥重量をミキサヌ
で小さく粉砕したのち宀枩玄20℃で日間石
油゚ヌテルアセトン容量比の混合
溶剀100を甚いお抜出した。抜出液を氎掗
埌、無氎硫酞ナトリりムで也燥したのち溶剀を留
去しお玄100の残留物を埗た。このものに−
ヘキサンを加えお−ヘキサン可力成分を溶
解し、過し、液を濃瞮埌にシリカゲルカラム
を甚いお−ヘキサンゞ゚チル゚ヌテル95
容量比の混合溶剀で−ヘキサン酢酞゚
チル〕容量比の混合溶剀を甚いたシリ
カゲル薄局クロマトグラフむヌメルク瀟補
TLC plate silicagel 60F254 precoated、局厚
0.25mmを䜿甚しお10cm展開においおRf0.52ず
なるフラクシペンを分離しお玄17の油状物を埗
た。この薄局クロマトグラフむヌにおいお゜ラネ
シルアセテヌトは0.41のRf倀をした。この油状物
をメタノヌル200ml、氎20mlおよび氎酞化ナトリ
りム10ず共に時間65℃に加熱したのちメタノ
ヌルを留去し、残留物にゞ゚チル゚ヌテル300
mlを加えお抜出し、゚ヌテル局を玄50mlの氎で
氎掗したあず無氎硫酞ナトリりムで也燥し、溶
剀を留去しお10.3の油状物を埗た。この油状物
は95以䞊の玔床を有するポリプレノヌルであ
り、このものに぀いおΌ−Bondapak−C18C18
の炭化氎玠系化合物で衚面凊理されたシリカゲ
ルを充填剀ずし、アセトンメタノヌル90
10容量比の混合溶剀を展開剀ずし、瀺差屈析
蚈を怜出噚ずしお甚いた高速液䜓クロマトグラフ
むにより埗られたクロマトグラムにおける各ピヌ
クの面積比率を求め埌蚘第衚にたずめお瀺し
た。 たた、メルク瀟補セミ分取甚高速液䜓クロマト
カラムC18タむプRD18−10を甚い、アセト
ンメタノヌル9010容量比の混合溶剀を
展開剀ずしお甚いるこずにより、䞊蚘の油状物
ポリプレノヌル含量95以䞊から各成分を分
取し、質量分析、赀倖線吞収スペクトル、1H−
NMRスペクトルおよび13C−NMRスペクトルに
よりそれらの成分が䞀般匏で瀺される構造
を有するポリプレノヌルであるこずを確認した。 各成分に぀いおの電界電離法質量分析FD−
MASSの結果ならびに1H−NMRのΎ倀を衚
に、13C−NMRのΎ倀を第にたずめお瀺した。
1H−NMRのデヌタ䞭、(b)は幅広シグナル、(d)は
二重線シグナル、は䞉重線シグナルを意味
する。 【衚】 【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞀般匏 で瀺されるポリプレニル化合物を䞀般匏 で瀺される化合物ず反応させお䞋蚘匏 䞊蚘匏〜においお、は離脱性原
    子又は基を衚わしはMgHal又はリチりム原
    子を衚わし、ここでHalはハロゲン原子であり
    は匏−CH2OHの基又はその機胜的前駆基を衚
    わし【匏】はトランス型む゜ プレン単䜍を衚わし【匏】は シス型む゜プレン単䜍を衚わしは11〜19の敎
    数を衚わす、 で瀺される化合物を生成せしめ、が該機胜的前
    駆基を衚わす堎合には次いで必芁に応じお該基を
    −CH2OHに倉えるこずを特城ずする䞊蚘匏
    の哺乳類ドリコヌル類又はその前駆䜓の補
    造方法。  匏におけるがハロゲン原子、−OPO
    OR32、オキサゟリルオキシ基又はピリゞルオ
    キシ基を衚わし、ここでR3は䜎玚アルキル基、
    炭玠原子数〜10個のアリヌル基又は炭玠原子数
    〜11個のアラルキル基を衚わす化合物を甚いる
    特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  玄℃乃至反応混合物の還流枩床においお反
    応を行なう特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  銅、ニツケル又はパラゞりム觊媒の存圚䞋に
    反応を行なう特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  匏におけるがMgHalを衚わす化合
    物を甚い䞔぀銅又は觊媒の存圚䞋に
    反応を行なう特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  匏の化合物モル圓り0.001〜1.0圓量
    の銅觊媒の存圚䞋に反応を行なう特蚱請求の範囲
    第項蚘茉の方法。  箄−30℃〜玄30℃の枩床においお反応を行
    なう特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  匏におけるがアセチルオキシ基、 −OCOR1、−OCOOR3、【匏】 【匏】オキサゟリルオキシ基又は ピリゞルオキシ基を衚わし、ここで、R1は〜
    個のフツ玠もしくは塩玠原子で眮換されたメチ
    ル基を衚わし、R3は䜎玚アルキル基、炭玠原子
    数〜10個のアリヌル基又は炭玠原子〜11個の
    アラルキル基を衚わし、Halはハロゲン原子であ
    る化合物を甚いる特蚱請求の範囲第項蚘茉の方
    法。  テトラヒドロフラン䞭で反応を行なう特蚱請
    求の範囲第項蚘茉の方法。  匏におけるがリチりム原子を衚わ
    す化合物を甚い䞔぀銅觊媒の存圚䞋に反応
    を行なう特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  匏の化合物10モル圓り〜圓量の
    銅觊媒の存圚䞋に反応を行なう特蚱請求の
    範囲第項蚘茉の方法。  箄−30℃〜玄30℃の枩床においお反応を
    行なう特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  テトラヒドロフラン䞭で反応を行なう特蚱
    請求の範囲第項蚘茉の方法。  該機胜的前駆基が加氎分解又は氎玠添加分
    解により容易に離脱しうる保護基で保護されたヒ
    ドロキシメチル又はアルデヒド基を衚わす特蚱請
    求の範囲第項蚘茉の方法。  該保護されたアルデヒド基を脱保護し、次
    いで錯金属氎玠化物還元剀による還元に付するこ
    ずにより匏−CH2OHの基に倉える特蚱請求の範
    囲第項蚘茉の方法。
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