JPH0237336B2 - Horipureniruaseteetonobunriseiseihoho - Google Patents

Horipureniruaseteetonobunriseiseihoho

Info

Publication number
JPH0237336B2
JPH0237336B2 JP8527682A JP8527682A JPH0237336B2 JP H0237336 B2 JPH0237336 B2 JP H0237336B2 JP 8527682 A JP8527682 A JP 8527682A JP 8527682 A JP8527682 A JP 8527682A JP H0237336 B2 JPH0237336 B2 JP H0237336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyprenol
polyprenyl
acetate
polyprenylacetate
plant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8527682A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58201747A (ja
Inventor
Yasuyuki Tanaka
Koichi Kinuhata
Masao Mizuno
Yoichi Ninagawa
Takuji Nishida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP8527682A priority Critical patent/JPH0237336B2/ja
Publication of JPS58201747A publication Critical patent/JPS58201747A/ja
Publication of JPH0237336B2 publication Critical patent/JPH0237336B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 本発明はポリプレニルアセテヌトの分離粟補方
法に関する。さらに詳しくは、本発明は䞋蚘䞀般
匏 匏䞭、【匏】はトランス型 む゜プレン単䜍を衚わし、
【匏】はシス型む゜プレン単 䜍を衚わし、は10〜19の敎数を衚わす。で瀺
されるポリプレニルアセテヌトたたはそれらの混
合物を分離粟補する方法に関する。 䞀般匏で瀺されるポリプレニルアセテヌ
トおよびそれらの混合物は医薬、化粧料などの原
料ずしお有甚な物質であり、ずくに哺乳類ドリコ
ヌル類の合成䞭間䜓ずしお有甚である。 ドリコヌル類は1960幎にJ.F.Pennockらによ぀
おブタの肝臓からはじめお単離され〔Nature
London、186、4701960参照〕、のちにこの
ものは䞀般匏(A) 匏䞭、【匏】はトランス型 む゜プレン単䜍を衚わし、
【匏】はシス型む゜プレン単 䜍を衚わす。本明现曞䞭においお以䞋同様。〕で
瀺される構造を有するポリプレノヌル同族䜓の混
合物であ぀お、匏(A)䞭のシス型む゜プレン単䜍の
数を衚わすは䞀般に12から18たで分垃し、
14、15および16の皮の同族䜓が䞻䜓ずな぀おい
るこずが明らかにされた〔R.W.Keenan et al.、
Biochemical Journal、165、5051977参照〕。
ドリコヌル類はブタの肝臓のみならず、哺乳動物
䜓内に広く分垃しおおり、生䜓の生呜維持の䞊で
極めお重芁な機胜を果しおいるこずが知られおい
る。䟋えば、J.B.Harfordらは子牛やブタの脳内
癜髄質を甚いるin vitro詊隓により、倖因性ドリ
コヌルがマンノヌスなどの糖成分の脂質ぞの取り
蟌みを促進し、その結果、生䜓の生呜維持のうえ
で重芁な糖蛋癜質の圢成を増倧させる䜜甚を持぀
こずを明らかにしおいる〔Biochemical and
Biophysical Research Communication、76、
10361977参照〕。ドリコヌル類によるかかる脂
質ぞの糖成分の取り蟌み促進効果は成長期の生䜓
におけるよりも既に成熟しおいる動物においお顕
著であるこずから、老化防止の点でのドリコヌル
類の働きが泚目されおいる。たた、R.W.Keenan
らは幌幎期などの急速に成長を続けおいる生䜓に
ず぀おは倖からドリコヌルを摂取し、自己の䜓内
で生合成しお埗られるドリコヌルを補うこずが重
芁であるず述べおいる〔Archives of
Biochemistry and Biophysics、179、6341977
参照〕。さらに、赀束らはラツトの再生肝䞭のド
リコヌルリン酞゚ステルを定量し、その量が正垞
な肝䞭よりも著しく枛少しおおり、肝組織での糖
蛋癜の合成機胜が倧巟に䜎䞋しおいるこずおよび
倖からドリコヌルリン酞゚ステルを加えるず該機
胜が改善されるこずを芋出した〔第54回日本生化
孊䌚倧䌚1981幎においお発衚〕。 䞊蚘のようにドリコヌル類は生䜓にず぀お極め
お重芁な機胜を叞る物質であり、医薬品たたはそ
の䞭間䜓ずしお有甚であるが、埓来その入手は容
易でなく、䟋えばブタの肝臓10Kgから耇雑な分離
操䜜を経おや぀ず0.6のドリコヌルが埗られる
に過ぎない〔F.W.Burgos et al.、Biochemical
Journal、88、4701963参照〕。ドリコヌル類を
党合成するこずは、それらの耇雑で特異な分子構
造から明らかなように珟圚の有機合成の技術では
至難のこずである。合成䞭間䜓を倩然物に䟝存
し、これに簡単な合成化孊的凊理を加えるのみで
ドリコヌル類を埗るこずができるならば有利であ
るが、埓来そのような奜郜合な物質は芋出されお
いない。埓来、䞋蚘の䞀般匏(B) 〔䜆し、〜〕で瀺されるポリプレノヌル
類これらはペツラプレノヌル類ず呌ばれおい
るがシラカンバBetula verrucolaから採
取し埗るこずは知られおいるが、これらからシス
型む゜プレン単䜍の数が14、15および16のものを
䞻䜓ずするドリコヌル類を合成するこずは珟圚の
有機合成技術ではほずんど䞍可胜である。たた
K.Hannusらはペヌロツパ赀束Pinus
sylvestrisの葉から也燥重量基準での収率
でポリプレニル成分を単離し、この成分がむ゜プ
レン単䜍10〜19個を䞻ずしおシス配眮で有するポ
リプレニルアセテヌト混合物であるこずを報告し
おいるが〔Phytochemistry、13、25631974参
照〕、圌らの報告には該ポリプレニルアセテヌト
䞭のトランスおよびシス配眮に぀いおの詳现たで
は解明されおいない。さらに、D.F.Zinckelらは
ストロヌブ束Pinus strobusの葉の抜出物䞭
にむ゜プレン単䜍数18個たたはむ゜プレン単䜍数
の平均倀が18であるC90のポリプレノヌルが存圚
するこずを報告しおいるが〔Phytochemistry、
11、33871972参照〕、この報告では該ポリプレ
ノヌルのトランス、シス配眮に぀いお詳现な解析
を行な぀おいない。 本発明者らは、先に、むチペりGinkgo
bilobaおよびヒマラダ杉Cedrus deodara
の葉から有機溶媒で抜出される抜出物を適圓な分
離法によ぀お凊理するこずにより䞀般匏に
おいおが11から19たで分垃しおいるポリプレニ
ルアセテヌト同族䜓混合物からなるポリプレニル
画分が埗られるこず、該ポリプレニル画分は哺乳
類ドリコヌル類に比べおα−末端の飜和む゜プレ
ン単䜍が存圚しないだけで哺乳類ドリコヌル類に
おけるポリプレニル同族䜓の分垃に非垞によく䌌
たポリプレニル同族䜓の分垃を瀺すこず、該ポリ
プレニル画分は所望によりその構成成分である
個々のむ゜プレン単䜍数が䞀様なポリプレニ
ル同族䜓に比范的容易に分離しうるこず、埓぀お
該ポリプレニル画分およびそれから分離された各
ポリプレニル同族䜓はいずれも哺乳類ドリコヌル
類の合成䞭間䜓ずしお非垞に適しおいるこずを芋
出した。たた本発明者らの䞀郚ずその共同研究者
らは、ヒマラダ杉ず同様にマツ科に属するクロマ
ツPinus thunbergii、アカマツPinus
densifloraなどの葉からも䞀般匏で瀺さ
れるポリプレニルアセテヌトが埗られるこずを芋
出した。ただし、クロマツおよびアカマツから
は、通垞、䞀般匏においおが10から18た
で分垃しおいるポリプレニルアセテヌト同族䜓混
合物が埗られる。 しかしながらこれらの怍物から有機溶媒で抜出
される抜出物䞭には通垞䞀般にクロロフむル、カ
ロチノむド、ステロむド、グリセリド、スフむン
ゎリピド、フラボノむドなど䞊蚘ポリプレニルア
セテヌト同族䜓混合物ずの分離が必ずしも容易で
ない成分が含たれおおり、該抜出物を分離、粟補
しお埗られるポリプレニルアセテヌト同族䜓混合
物にはしばしばそれらの䞍玔物が数パヌセント混
入しおくる。 本発明者らは䞊蚘の問題点を解決し、䞀般匏
で瀺されるポリプレニルアセテヌトを含有
する怍物の抜出物から該ポリプレニルアセテヌト
を高玔床に埗るために鋭意研究を重ねた結果、䞊
蚘抜出物をたずケン化凊理しおポリプレニルアセ
テヌトをポリプレノヌルに転化し、これを分離し
たのち再びポリプレニルアセテヌトに戻しお粟補
するこずにより所期の目的が達成されるこずを芋
出し、本発明を完成するに至぀た。 すなわち、本発明によれば、䞀般匏で瀺
されるポリプレニルアセテヌトの少なくずも皮
を含有する怍物を脂溶性の有機溶媒で抜出しお埗
られる抜出物から該ポリプレニルアセテヌトを分
離粟補するに際し、該抜出物をケン化凊理しお該
ポリプレニルアセテヌトを䞀般匏 匏䞭、は前蚘定矩のずおりである。で瀺さ
れるポリプレノヌルに転化したのち該ポリプレノ
ヌルを䞻成分ずする画分を分離取埗し、該ポリプ
レノヌルを䞀般匏で瀺されるポリプレニル
アセテヌトに戻しお粟補するこずにより、該ポリ
プレニルアセテヌトを高玔床で埗るこずができ
る。 䞊蚘抜出物が䞀般匏で瀺されるポリプレ
ニルアセテヌトずずもにこれに察応する遊離のア
ルコヌルである䞀般匏で瀺されるポリプレ
ノヌルを含有する堎合、該ポリプレノヌルは本発
明方法においお䞀般匏で瀺されるポリプレ
ニルアセテヌトに転化される結果、目的ずする該
ポリプレニルアセテヌトの収量の向䞊に寄䞎す
る。 䞀般匏で瀺されるポリプレニルアセテヌ
トの少なくずも䞀皮以䞊たたは該ポリプレニルア
セテヌトずその遊離のアルコヌルを含有する怍物
から該ポリプレニル成分を抜出するために䜿甚さ
れる脂溶性の有機溶媒ずしおは、䞀般に誘電定数
εが32.7以䞋、奜たしくは25.0以䞋、さらに
奜たしくは20.7以䞋のものが奜適であり、具䜓的
には䞋蚘に䟋瀺する溶媒がそれぞれ単独でたたは
皮もしくはそれ以䞊の混合溶媒ずしお䜿甚でき
る。 (a) 炭化氎玠類䟋えば、石油゚ヌテル、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、ベンれン、トル゚
ン、キシレンなど。 (b) ハロゲン化炭化氎玠類䟋えば、クロロホル
ム、塩化メチレン、四塩化炭玠、四塩化゚タ
ン、パヌクロル゚チレン、トリクロル゚チレン
など。 (c) ゚ステル類䟋えば、酢酞メチル、酢酞゚チ
ル、プロピオン酞゚チルなど。 (d) ゚ヌテル類䟋えば、ゞ゚チル゚ヌテル、ゞ
む゜プロピル゚ヌテル、テトラヒドロフラン、
ゞオキサンなど。 (e) ケトン類䟋えば、アセトン、メチル゚チル
ケトン、ゞ゚チルケトン、ゞむ゜プロピルケト
ンなど。 (f) アルコヌル類䟋えば、メチルアルコヌル、
゚チルアルコヌル、プロピルアルコヌル、ブチ
ルアルコヌルなど。 䜿甚する溶媒の遞択にあた぀おは、䞀般匏
のポリプレニルアセテヌトたたはこれず䞀
般匏のポリプレノヌルを遞択的に高効率で
抜出し、それ以倖の物質はできるだけ抜出しない
ものが望たしく、かかる芳点からすれば、䞊蚘溶
媒䞭、炭化氎玠類、ハロゲン化炭化氎玠類、゚ス
テル類、ゞ゚チル゚ヌテル、ゞむ゜プロピル゚ヌ
テルの劂き極性の䜎い゚ヌテル類およびケトン類
が特に奜適である。 抜出溶媒の䜿甚量は臚界的なものではなく、甚
いる溶媒の皮類、抜出すべき怍物の皮類、郚䜍、
状態等に応じお広範に倉えるこずができるが、䞀
般には抜出に䟛する怍物䜓重量郚也燥重量基
準圓り玄〜玄100重量郚、奜たしくは〜50
重量郚、さらに奜たしくは10〜30重量郚の範囲内
で甚いるこずが有利である。 抜出は䞊蚘の溶媒䞭に怍物䜓を浞挬し、必芁に
応じお連続的たたは間欠的に撹拌するこずにより
行なうこずができる。抜出時の枩床も臚界的なも
のではなく、甚いた溶媒の皮類や量等の条件に応
じお広範に倉えるこずができるが、䞀般には玄
℃から溶媒の還流枩床たでの枩床を甚いるこずが
でき、通垞は宀枩で充分である。かかる条件䞋に
抜出は普通〜10日間行なうのが有利である。 抜出凊理埌の浞挬液は怍物䜓その他の固圢分を
陀去したのち必芁に応じお溶媒を陀去しお濃瞮液
ずする。かくしお埗られる抜出物をそのたたケン
化凊理に䟛するこずができるが、所望により該抜
出物を適宜前凊理によりある皋床粟補したのちケ
ン化凊理に䟛するこずもできる。この前粟補には
埌述する分別溶解法およびたたはクロマトグラ
フむヌがずくに奜適に甚いられる。この前粟補に
よ぀お炭化氎玠溶媒たずえば−ヘキサンに
䞍溶な借雑物およびたたはタヌル分を陀去しお
おくず埌の粟補が容易ずなる。ケン化凊理は、自
䜓公知の方法および条件を甚いお行うこずが可胜
であり、たずえば含氎率玄〜20重量皋床の含
氎メタノヌルたたは含氎゚タノヌル䞭に氎酞化ナ
トリりムたたは氎酞化カリりムを溶解させた溶液
アルカリ金属氎酞化物濃床は奜たしくは玄0.1〜
30重量ずするこずができる100重量郚に察し
お䞊蚘の抜出物を玄〜50重量郚の割合で加えお
箄25〜90℃で玄0.5〜時間反応させればよい。 ケン化凊理埌、ケン化反応混合物から䞀般匏
で瀺されるポリプレノヌルを䞻成分ずする
画分ポリプレノヌル画分を分離取埗する。こ
のポリプレノヌル画分の取埗は通垞奜たしくは次
の方法により行われる。すなわち、たずケン化反
応混合物を氎の存圚䞋、実質的に氎ず混和しない
有機溶媒で抜出し、有機局ず氎性局ずに分離す
る。ここで甚いうる有機溶媒ずしおは、䟋えば石
油゚ヌテル、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、ベ
ンれン、トル゚ン、キシレンなどの炭化氎玠類、
クロロホルム、塩化メチレン、四塩化氎玠、四塩
化゚タン、パヌクロル゚チレン、トリクロル゚チ
レンなどのハロゲン化炭化氎玠類、酢酞む゜プロ
ピル、酢酞ブチル、プロピオン酞゚チル、プロピ
オン酞ブチル、ゞ゚チル゚ヌテル、ゞむ゜プロピ
ル゚ヌテル、ゞ−ブチル゚ヌテル、メチルむ゜
ブチルケトン、ゞむ゜ブチルケトンなどを挙げる
こずができる。これら抜出溶媒の䜿甚量は臚界的
ではないが、䞀般にケン化反応混合物に察しお
倍重量から100倍重量が奜適である。こ
の抜出に際し、氎は有機局ず氎性局ずが局分離を
生じるに必芁な量少量以䞊存圚すればよいが、通
垞有機局ず氎性局ずの容量比が10〜10ず
なるような割合で甚いるこずが奜たしい。こうし
お埗られる有機局を必芁に応じ溶媒を留去しお濃
瞮埌、クロマトグラフむヌ、分別溶解法、分子蒞
留法たたはこれらの方法の皮もしくはそれ以䞊
の組合わせからなる分離工皋に付しおポリプレノ
ヌル画分を分離取埗するこずができる。 䞊蚘分離工皋におけるポリプレノヌルが含有さ
れおいる画分の確認は、メルク瀟補薄局クロマト
甚プレヌトシリカゲル60F254被芆局の厚さ
0.25mmを甚いか぀−ヘキサンず酢酞゚チルず
の容量比での混合溶媒ず展開溶媒ずする薄
局クロマトグラフむヌ10cm展開においお暙準
物質ずしおの゜ラネシルアセテヌトのRf倀が0.40
〜0.45ずなる条件䞋に0.18〜0.25の範囲のRf倀の
ずころにスポツトが存圚するか吊かによ぀お行な
うこずができる。しかしお、以䞋の説明においお
薄局クロマトグラフむヌのRf倀を蚀及する堎合
には、特にこずわらない限り、䞊蚘条件䞋に枬定
した倀を意味するこずを了解すべきである。 䞊蚘分離工皋においお䜿甚しうるクロマトグラ
フむヌ、分別溶解法、分別冷凍沈殿法および分子
蒞留法の各方法の操䜜はそれ自䜓公知のものであ
り、本発明においおも公知の方法に準じお行なう
こずができるので、各方法の詳现に぀いおは文献
の匕甚を以぀お説明に代え、ここには特に泚意す
べき点のみを蚘茉する。 (A) クロマトグラフむヌ〔䟋えば、H.Heftman、
“Chromatography”、Reinhold Publish Co.、
New York1961参照〕 抜出物が少量の堎合には薄局クロマトグラフ
むヌおよび液䜓クロマトグラフむヌが適圓であ
るが、倧量の抜出物の凊理にはカラムクロマト
グラフむヌが奜適である。䜿甚しうるクロマト
グラフむヌ甚担䜓ずしおは、シリカゲル、アル
ミナ、フロリゞル、セラむト、掻性炭、セルロ
ヌスなどが挙げられ、䞭でもシリカゲルが奜適
である。 シリカゲルカラムを䜿甚しお分離操䜜を行な
う堎合の展開溶媒ずしおは、䟋えば、ヘキサ
ン酢酞゚チル容量比95〜8020、ヘ
キサンゞむ゜プロピル゚ヌテル容量比95
〜8020、石油゚ヌテル酢酞メチル容
量比95〜8020、石油゚ヌテルむ゜プ
ロピルアルコヌル容量比99〜9010、
ベンれンゞ゚チル゚ヌテル容量比95〜
8020、ベンれン酢酞゚チル容量比98
〜8020などの混合溶媒系あるいはクロロ
ホルム、メチレンクロリドなどが挙げられる。 (B) 分別溶解法〔䟋えば、L.C.Craig、
“Technique of Organic Chemistry”、
Vol.13、Interscience、1951参照〕 前蚘䞀般匏のポリプレノヌルはペンタ
ン、ヘキサンのような非極性溶媒に易溶であ
り、䞀方、メタノヌルや氎などの極性溶媒には
難溶であるので、前蚘抜出液濃瞮物を䞊蚘非極
性溶媒に溶解し、぀いで該非極性溶媒ず非混和
性の極性溶媒で掗浄するこずによ぀お、極性溶
媒に易溶な䞍玔物を倧幅に陀去するこずができ
る。本方法で奜適に䜿甚される非極性溶媒ずし
おは、䟋えば、石油゚ヌテル、ペンタン、ヘキ
サン、ヘプタン、ベンれン、トル゚ンなどの炭
化氎玠系溶媒およびメチレンクロリド、クロロ
ホルムなどのハロゲン化炭化氎玠系溶媒が奜適
である。たた、かかる非極性溶媒ず非混和性の
極性溶媒ずしおは䟋えば氎あるいはメタノヌル
が奜適である。 (C) 分別冷凍沈殿法〔䟋えば、E.W.Berg、
“Physical and Chemical Methods of
Separation”Chapter 14、15、McGraw−
Hill、New York1963参照〕 前蚘䞀般匏のポリプレノヌルは玄−10
℃以䞋で固化する。埓぀お、抜出物を−10℃以
䞋、奜たしくは玄−15〜玄−30℃に冷华䞋に攟
眮し、目的物を固化させたのち固−液分離する
こずによ぀お、かかる枩床で固化しない䞍玔物
から粟補するこずができる。しかしながら、該
ポリプレノヌルはあたり優れた結晶性を有さ
ず、ワツクス状固䜓ずなるため、本方法により
完党に粟補するこずは難しい。なお、逆にポリ
プレノヌル䞭に存圚する結晶性の䞍玔物を優先
的に析出させお陀去するこずも可胜である。 (D) 分子蒞留法〔䟋えば、G.Durrows、
“Molecular Distillation”、Clarendon Press、
Oxford1960参照〕 前蚘䞀般匏のポリプレノヌルは分子量
が倧きいため、分子蒞留法を甚いるこずによ぀
お䜎分子量の䞍玔物を陀去するこずができる。
䟋えば10-3〜10-5mmHgの真空床においお100〜
200℃の加熱条件䞋に分子蒞留しお、䜎分子留
分ず高分子留分ずに分割される。このずき、高
分子留分に目的物質は保持され、䜎分子量䞍玔
物を倧幅に陀去するこずができる。 これら分離法の皮もしくはそれ以䞊の組合わ
せを甚いるこずもできる。䟋えば、クロマトグラ
フむヌず分別溶解法クロマトグラフむヌず分別
冷凍沈殿法ず分別溶解法クロマトグラフむヌず
分別冷凍沈殿法ず分別溶解法ず分子蒞留法クロ
マトグラフむヌず分子蒞留法ず分別溶解法クロ
マトグラフむヌず分子蒞留法分子蒞留法ず分別
溶解法分子蒞留法ず分別溶解法ず分別冷凍沈殿
法などの組合わせを甚いるこずができる。 本発明の奜たしい実斜態様の぀においおは、
前蚘ケン化凊理埌有機溶媒で抜出された抜出物を
カラムクロマトグラフむヌを䞻䜓ずした分離粟補
法によ぀お凊理するこずにより、前蚘薄局クロマ
トグラフむヌにおいおRf倀が0.18〜0.25ずなる画
分ポリプレノヌル画分を分離取埗する。かく
しお埗られるポリプレノヌル画分をポリプレニル
アセテヌトに転化し、この段階で再床粟補するず
簡単な操䜜で容易に高玔床に粟補できる。 ポリプレノヌルをポリプレニルアセテヌトに転
化するためには、ポリプレノヌルを酢酞たたはそ
の反応性誘導䜓、たずえば無氎酢酞、塩化アセチ
ルなどず゚ステル化反応させればよい。これら゚
ステル化反応は自䜓公知の方法および条件を甚い
お行うこずができる。たずえばポリプレノヌル画
分ずこれに含たれるポリプレノヌルモルあたり
箄0.8〜10モル、奜たしくは〜モルの前蚘酞
無氎物たたは酞ハラむドずを奜たしくはペンタ
ン、ヘキサン、ベンれン、トル゚ン、ゞ゚チル゚
ヌテル、ゞむ゜プロピル゚ヌテルなどの適圓な溶
媒の存圚䞋、ピリゞン、トリ゚チルアミンなどの
適圓な塩基の存圚䞋に玄−30〜80℃、奜たしく
は〜30℃で反応させればよい。 䞊蚘のようにしお生成させたポリプレニルアセ
テヌトを粟補するこずにより怍物䜓から抜出した
たたのポリプレニルアセテヌトあるいは前蚘ポリ
プレノヌル画分からは容易には陀去し難い借雑物
ずくにクロロフむル、カロチノむド、ステロむ
ド、グリセリド、スフむンゎリピド、フラボノむ
ドなどを容易に陀去するこずができる。この粟補
には先に述べたクロマトグラフむヌ、分別溶解
法、分別冷凍沈殿法、分子蒞留法などを単独でた
たは皮以䞊組合わせお甚いるこずができるが、
クロマトグラフむヌの䜿甚がずくに奜適である。
クロマトグラフむヌの奜たしい実斜態様はポリプ
レノヌル画分を埗るために甚いる分離方法に関し
お前蚘したものず同様である。倧量のポリプレニ
ルアセテヌトを粟補するには、たずえばシリカゲ
ルカラムを甚い、展開溶媒ずしおたずえばヘキサ
ン酢酞゚チル容量比99〜9010、ヘキ
サンゞむ゜プロピル゚ヌテル容量比99〜
9010などを甚いおカラムクロマトグラフむヌ
により粟補するのが簡䟿であり、ずくに奜たし
い。なお、ポリプレニルアセテヌト画分は前蚘薄
局クロマトグラフむヌにおいお0.50〜0.55のRf倀
を瀺す。 このようにしお埗られるポリプレニルアセテヌ
トたたはそれらの混合物はクロロフむル、カロチ
ノむド、ステロむド、グリセリド、スフむンゎリ
ピド、フラボノむドなどの着色性䞍玔物をほずん
ど含有せず、たずえば哺乳類ドリコヌル類の合成
䞭間䜓ずしお䜿甚するのに奜適である。埗られた
ポリプレニルアセテヌト混合物は所望ならばたず
えば高速液䜓クロマトグラフむヌにより各単䞀の
ポリプレニルアセテヌトに分離するこずができ
る。 以䞋、本発明を実斜䟋によりさらに詳しく説明
する。なお、実斜䟋䞭のIR分析は液膜で枬定し、
NMR分析はTMSを内郚暙準ずしお枬定した。
FD−MASS分析電解電離法質量分析の倀は
1H、 12C、 16Oずしお補正した倀である。 実斜䟋  11月初旬に倉敷垂内で採取したむチペりの葉10
Kg未也燥重量を玄50℃で時間熱颚也燥した
のち宀枩玄15℃で−ヘキサンアセトン
容量比の混合溶媒80䞭に浞挬しお
週間抜出した。この抜出液から溶媒を留去し黒か
぀色の液状物を埗た。このものをメタノヌル400
ml、氎40mlおよび氎酞化ナトリりム25ず共に
時間65℃に加熱撹拌したのち、宀枩に冷华し、ヘ
キサン500mlを加えお抜出し、ヘキサン局を
箄100mlの飜和食塩氎で回氎掗したのち無氎硫
酞マグネシりムで也燥し、溶媒を留去しお黒か぀
色の液状物を埗た。぀いでこの液状物を玄Kgの
シリカゲルを甚いたシリカゲルカラムにより−
ヘキサン酢酞゚チル95容量比の混合
溶媒を甚いお凊理するこずにより、−ヘキサ
ン酢酞゚チル容量比の混合溶媒を
甚いたシリカゲル薄局クロマトグラフむヌ〔メル
ク瀟補TLC platesilica gel 60F254 precoated
局厚0.25mmを䜿甚しお10cm展開〕においおRf
0.21ずなる画分を分離しお23の赀か぀色の液
状物を埗た。この薄局クロマトグラフむヌにおい
お゜ラネシルアセテヌトは0.41のRf倀を瀺した。 次いでこの液状物をピリゞン20、−ヘキサ
ン300ml䞭に溶解し、宀枩で撹拌しながら無氎酢
酾25を滎䞋し、滎䞋完了埌、䞀倜宀枩で撹拌し
た。埗られた反応混合物を飜和食塩氎玄100mlで
回掗浄したのち無氎硫酞マグネシりムで也燥
し、−ヘキサンを留去しお赀か぀色の液状物を
埗た。この液状物を玄Kgのシリカゲルを甚いた
シリカゲルカラムにより−ヘキサン酢酞゚チ
ル97容量比の混合溶媒を甚いお凊理す
るこずにより、前蚘ず同様のシリカゲル薄局クロ
マトグラフむヌにおいおRf0.53ずなる画分を分
離しお淡黄色液状物17.9を埗た。 この淡黄色液状物をシリカゲルΌ−Porasylを
充填剀ずし−ヘキサン酢酞゚チル97
容量比の混合溶媒を展開液ずしお甚いた吞着
型高速液䜓クロマトグラフむヌおよびシリカゲル
Ό−Bondapak−C18を充填剀ずしアセトンメ
タノヌル7030容量比の混合溶媒を展開液
ずしお甚いた分配型高速液䜓クロマトグラフむヌ
による分析を行な぀た結果、目的ずする䞀般匏
で瀺されるポリプレニルアセテヌト以倖の
ピヌクは殆んど怜出されず、99以䞊の玔床を有
するこずが確認された。 たた、メルク瀟補セミ分取甚高速液䜓クロマト
カラムLiChrosorb RP 18−10を甚いアセトン
メタノヌル9010容量比の混合溶媒を展開
液ずし、瀺差屈折蚈を怜出噚ずしお甚いた高速液
䜓クロマトグラフむヌ分析を行い、埗られたクロ
マトグラムにおける各ピヌクの面積比率を求めた
結果は䞋蚘のどおりであ぀た。 【衚】 この高速液䜓クロマトグラフむヌを甚いお䞊蚘
の油状物から各成分を分取し、質量分析、赀倖線
吞収スペクトル、 1H−NMRスペクトルおよび
13C−NMRスペクトルによりそれらの成分が䞀
般匏で瀺される構造を有するポリプレニル
アセテヌトであるこずを確認した。䞀般匏
においお14であるポリプレニルアセテヌトに
぀いお埗られた赀倖線吞収スペクトル、 1H−
NMRスペクトルおよび 13C−NMRスペクトル
をそれぞれ第図、第図および第図に瀺し
た。䞀般匏においおが14以倖であるポリ
プレニルアセテヌトに぀いお埗られた赀倖線吞収
スペクトルおよびNMRスペクトルも14のも
のに぀いお埗られたそれらず特性吞収、特性シグ
ナルの䜍眮においお実質的に同じであ぀た。たた
FDMASS分析の結果は次のずおりであ぀た。 【衚】 参考䟋  実斜䟋ず同じ方法でむチペりの葉10Kgから抜
出した抜出物を玄Kgのシリカゲルを甚いたシリ
カゲルカラムにより−ヘキサン酢酞゚チル
97容量比の混合溶媒でカラムクロマトグ
ラフむヌ凊理しお前蚘シリカゲル薄局クロマトグ
ラフむヌにおいおRf0.51近蟺のポリプレニルア
セテヌト画分を分離した。これは黒か぀色の液状
物であり、玔床が䜎か぀たので同じシリカゲルカ
ラム条件を甚いおさらに回クロマトグラフむヌ
による粟補を行な぀お赀橙色の液状物19.2を埗
た。このものに぀いお実斜䟋ず同じく高速液䜓
クロマトグラフむヌにより分析を行な぀た結果92
の玔床であるこずが確認された。以䞊のこずに
よ぀お、実斜䟋のごずく怍物䜓から抜出したポ
リプレニルアセテヌトをケン化しおポリプレノヌ
ルで粟補したのち再床ポリプレニルアセテヌトに
戻しお粟補する方法が着色成分を含む䞍玔物の陀
去に有効であるこずが確認された。 実斜䟋  月䞋旬に採取したヒマラダ杉の葉10Kg未也
燥重量を玄50℃で時間熱颚也燥したのち宀枩
玄20℃でクロロホルム100䞭に浞挬しお週
間抜出した。この抜出液から溶媒を留去し、黒か
぀色の液状物を埗た。このものを玄Kgのシリカ
ゲルを甚いたシリカゲルカラムにより−ヘキサ
ン酢酞゚チル95容量比の混合溶媒を
甚いお凊理するこずにより、−ヘキサン酢酞
゚チル容量比の混合溶媒を甚いたシ
リカゲル薄局クロマトグラフむヌ〔メルク瀟補
TLC platesilica gel 60F254 precoated、局厚
0.25mmを䜿甚しお10cm展開〕においおRf0.5
付近およびRf0.2付近の画分を集めお黒か぀色
の液状物58を埗た。この薄局クロマトグラフむ
ヌにおいお゜ラネシルアセテヌトは0.41のRf倀を
瀺した。 次いでこの黒か぀色の液状物をメタノヌル400
ml、氎40mlおよび氎酞化カリりム15ず共に時
間65℃に加熱撹拌したのち宀枩に冷华し、ヘキサ
ン玄800mlを加えお抜出し、ヘキサン局を玄200ml
の飜和食塩氎で回掗浄し、無氎硫酞マグネシり
ムで也燥し、溶媒を留去しお黒か぀色の液状物49
を埗た。この液状物を玄Kgのシリカゲルを甚
いたシリカゲルカラムにより−ヘキサン酢酞
゚チル97容量比の混合溶媒を甚いお凊
理するこずにより、前蚘シリカゲル薄局クロマト
グラフむヌにおいおRf0.21ずなる画分を分離し
お赀か぀色液状物23.2を埗た。 次いでこの液状物をピリゞン20、−ヘキサ
ン300ml䞭に溶解し、宀枩で撹拌しながら塩化ア
セチル25を滎䞋し、滎䞋完了埌、䞀倜撹拌を継
続した。埗られた反応液を飜和食塩氎玄100mlで
回掗浄したのち無氎硫酞マグネシりムで也燥
し、−ヘキサンを留去しお赀か぀色の液状物を
埗た。この液状物を玄Kgのシリカゲルを甚いた
シリカゲルカラムにより−ヘキサン酢酞゚チ
ル97容量比の混合溶媒を甚いお凊理す
るこずにより、前蚘シリカゲル薄局クロマトグラ
フむヌにおいおRf0.51ずなる画分を分離しお淡
黄色液状物20.8を埗た。この液状物に぀いお実
斜䟋ず同様に高速液䜓クロマトグラフむヌによ
る分析を行な぀たずころ、䞀般匏で瀺され
るポリプレニルアセテヌト以倖のピヌクは殆んど
怜出されず、99以䞊の玔床を有するこずが確認
された。たた、このポリプレニルアセテヌトに぀
いお実斜䟋ず同じ方法で枬定した分子量分垃は
䞋蚘のずおりであ぀た。 【衚】 なお、実斜䟋ず同様に高速液䜓クロマトグラ
フむヌを甚いお各成分を分取し、質量分析、赀倖
線吞収スペクトル、 1H−NMRスペクトルおよ
び 13C−NMRスペクトルによりそれらの成分が
実斜䟋で埗た各成分ず実質的に同䞀の化合物で
あるこずを確認した。 比范䟋  実斜䟋ず同様にしおヒマラダ杉の葉から抜出
した抜出物から玄Kgのシリカゲルを甚いたシリ
カゲルカラムにより−ヘキサン酢酞゚チル
97容量比の混合溶媒を甚いお前蚘シリカ
ゲル薄局クロマトグラフむヌにおいおRf0.51を
瀺す画分を分離しお濃か぀色の液状物を埗た。同
じクロマト条件によりさらに回粟補を繰り返し
お赀橙色液状物22.3を埗た。この液状物を実斜
䟋ず同じく高速液䜓クロマトグラフむヌにより
分析したずころ䞍玔物が怜出され、面積比率から
蚈算した玔床は92であ぀た。 実斜䟋  12月䞊旬に倉敷垂内で採取したアカマツの葉10
Kg未也燥重量を玄60℃で24時間熱颚也燥した
のち宀枩玄10℃で酢酞゚チル80䞭に浞挬し
お週間抜出した。この抜出液から酢酞゚チルを
留去しお埗た濃瞮物䞭にヘキサンを加えお䞍
溶性成分を別し、液を濃瞮し黒か぀色の液状
物を埗た。このものをメタノヌル400ml、氎40ml
および氎酞化ナトリりム25ず共に時間65℃に
加熱、撹拌したのち、宀枩に冷华し、ヘキサン
500mlを加えお抜出し、ヘキサン局を玄100ml
の飜和食塩氎で回氎掗したのち無氎硫酞マグネ
シりムで也燥し、溶媒を留去しお黒か぀色液状物
を埗た。぀いでこの液状物を玄500のシリカゲ
ルを甚いたシリカゲルカラムにより−ヘキサ
ン酢酞゚チル95容量比の混合溶媒を
甚いお凊理するこずにより−ヘキサン酢酞゚
チル容量比の混合溶媒を甚いたシリ
カゲル薄局クロマトグラフむヌにおいおRf0.21
ずなる画分を分離しお6.7の赀か぀色液状物を
埗た。 次いでこの液状物をピリゞン、−ヘキサ
ン100ml䞭に溶解し、宀枩で撹拌しながら無氎酢
酞を滎䞋し、滎䞋完了埌、䞀倜宀枩で撹拌し
た。埗られた反応混合物を飜和食塩氎玄20mlで
回掗浄したのち無氎硫酞マグネシりムで也燥し、
−ヘキサンを留去しお赀か぀色の液状物を埗
た。この液状物を玄300のシリカゲルを甚いた
シリカゲルカラムにより−ヘキサン酢酞゚チ
ル97容量比の混合溶媒を甚いお凊理す
るこずにより、前蚘ず同様のシリカゲル薄局クロ
マトグラフむヌにおいおRf0.53ずなる画分を分
離しお淡黄色液状物4.95を埗た。この液状物に
぀いお実斜䟋ず同様に高速液䜓クロマトグラフ
むヌによる分析を行な぀たずころ、䞀般匏
で瀺されるポリプレニルアセテヌト以倖のピヌク
は殆んど怜出されず99以䞊の玔床を有するこず
が確認された。たた、このポリプレニルアセテヌ
トに぀いお実斜䟋ず同じ方法で枬定した分子量
分垃は䞋蚘のずおりであ぀た。 【衚】 比范䟋  実斜䟋ず同様にアカマツから抜出された抜出
物から玄500のシリカゲルを甚いたシリカゲル
カラムにより−ヘキサン酢酞゚チル97
容量比を甚いお前蚘シリカゲル薄局クロマト
グラフむヌにおいおRf0.51を瀺す画分を埗、こ
れを同じクロマト条件によりさらに回粟補し
5.21の赀橙色液状物を埗た。この液状物を実斜
䟋ず同じく高速液䜓クロマトグラフむヌにより
分析したずころ䞍玔物が怜出され、面積比率から
蚈算した玔床は94であ぀た。
【図面の簡単な説明】
第図、第図および第図は実斜䟋におい
お単離されたむ゜プレン単䜍数17のポリプレニル
アセテヌトに぀いお枬定された赀倖線吞収スペク
トル第図、 1H−NMRスペクトル第
図および 13C−NMRスペクトル第図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞀般匏 匏䞭、【匏】はトランス型 む゜プレン単䜍を衚わし、
    【匏】はシス型む゜プレン単 䜍を衚わし、は10〜19の敎数を衚わす。 で瀺されるポリプレニルアセテヌトの少なくずも
    皮を含有する怍物を脂溶性の有機溶媒で抜出し
    お埗られる抜出物から該ポリプレニルアセテヌト
    を分離粟補するに際し、該抜出物をケン化凊理し
    お該ポリプレニルアセテヌトをポリプレノヌルに
    転化したのち該ポリプレノヌルを䞻成分ずする画
    分を分離取埗し、該ポリプレノヌルをポリプレニ
    ルアセテヌトに戻しお粟補するこずを特城ずする
    ポリプレニルアセテヌトの分離粟補方法。  怍物がむチペりGinkgo bilobaである特
    蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  怍物がマツ科怍物である特蚱請求の範囲第
    項蚘茉の方法。  マツ科怍物がヒマラダ杉Cedrus deodara
    である特蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  脂溶性有機溶媒が炭化氎玠類、ハロゲン化炭
    化氎玠類、゚ステル類、゚ヌテル類、ケトン類お
    よびそれらの混合物から遞ばれる特蚱請求の範囲
    第項蚘茉の方法。  怍物から抜出された抜出物をケン化凊理し、
    ケン化反応混合物を氎の存圚䞋に実質的に氎に混
    和しない有機溶媒で抜出し、埗られる有機局を濃
    瞮埌カラムクロマトグラフむヌによりポリプレノ
    ヌル画分を分離取埗し、該ポリプレノヌルをポリ
    プレニルアセテヌトに戻し、これをカラムクロマ
    トグラフむヌにより粟補する特蚱請求の範囲第
    項蚘茉の方法。
JP8527682A 1982-05-19 1982-05-19 Horipureniruaseteetonobunriseiseihoho Expired - Lifetime JPH0237336B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8527682A JPH0237336B2 (ja) 1982-05-19 1982-05-19 Horipureniruaseteetonobunriseiseihoho

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8527682A JPH0237336B2 (ja) 1982-05-19 1982-05-19 Horipureniruaseteetonobunriseiseihoho

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58201747A JPS58201747A (ja) 1983-11-24
JPH0237336B2 true JPH0237336B2 (ja) 1990-08-23

Family

ID=13854036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8527682A Expired - Lifetime JPH0237336B2 (ja) 1982-05-19 1982-05-19 Horipureniruaseteetonobunriseiseihoho

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0237336B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58201747A (ja) 1983-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Mahadevan et al. Reactions of dimethyl sulfoxide with sulfonate esters of fatty alcohols. I. Synthesis of higher saturated and unsaturated fatty aldehydes
JP2000505777A (ja) 抗炎症補剀
Reichardt Papyriferic acid: a triterpenoid from Alaskan paper birch
Suga et al. Glycinoprenols: novel polyprenols possessing a phytyl residue from the leaves of soybean
US4810424A (en) Method for the recovery of 12-(S)-hydroxyeicosapentaenoic acid from the red alga murrayella periclados
JPH0314007B2 (ja)
JPH0314006B2 (ja)
Tringali et al. Two minor dolabellane diterpenoid constituents from a Dictyota species
FR2518091A1 (fr) 23-dehydro-25-hydroxyvitamine d3, son procede de preparation et composition pharmaceutique la renfermant
JPH0237336B2 (ja) Horipureniruaseteetonobunriseiseihoho
Huffman et al. Synthesis of agarofurans by cyclization of 10-epieudesmene-3, 11-diols
Kolattukudy Identification of 18-oxo-9, 10-epoxystearic acid, a novel compound in the cutin of young apple fruits
Cacchi et al. New approach to. alpha.-keto esters
EP0095133A1 (en) Preparation of polyprenyl compounds or mixtures thereof
JPS58210034A (ja) ポリプレニル化合物の補造方法
JPH0314009B2 (ja)
Julia et al. Prenylation-cyclisation of geranyl acetate
JPH0230335B2 (ja) Horiburenirukagobutsumatahasonokongobutsunoseizohoho
US4008184A (en) 6,10 Dimethyl bicyclo(4,4,0)decane or decene alcohol and ester perfume compositions
SU434079A1 (ru) СпПсПб пПлучеМОя ЎОацетата склареПла ОлО ацетата ЌаМППла
JPH0314008B2 (ja)
EP0297510B1 (en) Bornane-3-spiro-1'-cyclopentane derivatives and perfumery compositions containing them
JP2814182B2 (ja) 新芏゚ステル化合物及びこれを含有する銙料組成物
JPH035417B2 (ja)
CA1181415A (fr) Esters terbutyliques derives de l'acide 2,2-dimethyl cyclopropane 1,3-dicarboxylique, et leur preparation