JPS58201747A - ポリプレニルアセテ−トの分離精製方法 - Google Patents

ポリプレニルアセテ−トの分離精製方法

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JPS58201747A
JPS58201747A JP8527682A JP8527682A JPS58201747A JP S58201747 A JPS58201747 A JP S58201747A JP 8527682 A JP8527682 A JP 8527682A JP 8527682 A JP8527682 A JP 8527682A JP S58201747 A JPS58201747 A JP S58201747A
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polyprenol
polyprenyl
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリプレニルアセテートの分離精製方法に関す
る。さらに詳しくは7本発明は下記一般式(1) %式% (11 ン単位を表わし、nはlO〜19の整数を表わt→で示
されるポリプレニルアセテートまたはそれらの混合物を
分離精製する方法に関する。
一般式(1)で示されるポリプレニルアセテートおよび
それらの混合物は医薬、化粧料などの原料3− ゛として有用な物質でおり、とくに哺乳類ドリコール類
の合成中間体として有用である。
ドリコール類t’11960年にj F、 Penno
ckらによってブタの肝臓からはじめて単離され[Na
ture(London)、186.470(1960
)参照〕、のちにこのものは一般式(A) CHz 〔式中、 −CHz−C=C−CH2−はトラレス型イ
ソプレン青 出CH ン単位を表わす。本明細書中において以下同様。〕で示
される構造を有するポリプレノール同族体の混合物でら
って、式(A)中のシス型イソプレン単位の数を表わす
jは一般に12から18まで分布し5j=14s15お
よび16の3種の同族体が主体となっていることが明ら
かにされた[ RoW。
4− Keanan et al、、 Biochamica
l Journal、  165+ 505(1977
)参照〕。ドリコール類はブタの肝臓のみならず、哺乳
動物体内に広く分布しており、生体の生命維持の上で極
めて重要な機能を果していることが知られている。例え
ば、J、B、Harford らは子牛やブタの脳内白
髄質を用いるin vitro試験により、外因性ドリ
コールがマンノースなどの糖成分の脂質への取り込みを
促進し、その結果、生体の生命維持のうえで重要な糖蛋
白質の形成を増大させる作用を持つことを明らかにして
いる[ Biochemical and Bioph
ysiaaI Re5earchみ促進効果は成長期の
生体におけるよりも既に成熟している動物において顕著
であることから、老化防止の点でのドリコール輝の働き
が注目されている。また、 RoW、Keenanらは
幼年期などの急速に成長を続けている生体にとっては外
からドリコールを摂取し、自己の体内で生合成して得ら
れるドリコールを補うことが重要であると述べている5
− [Archives  of Biochemistr
y and Biophysics、  179゜63
4(1977)参照〕。さらに、赤松らはラットの再生
肝中のドリコールリン酸エステルを定量し。
その量が正常な肝中よりも著しく減少しており、肝組織
での糖蛋白の合成機能が大巾に低下していることおよび
外からドリコールリン酸エステルを加えると該機能が改
善されることを見出した〔第54同日本生化学会大会(
1981年)において発表〕。
上記のようにドリコール類は生体にとって極めて重要な
機能を司る物質であり、医薬品またはその中間体として
有用であるが、従来その入手は容易でなく1例えばブタ
の肝蔵10kfから複雑な分離操作を経てやっと0.6
tのドリコールが得られるに過ぎない(F、W、Bur
gos at al、、 BiochemicalJo
urnal、 88.470(1963)参照〕。ドリ
コール類を全合成することは、それらの複雑で特異な分
子構造から明らかなように現在の有機合成の技術では至
難のことである。合成中間体を天然物に依存し、これに
簡単な合成化学的処理を加えるのみ6一 でドリコール類を得ることができるならば有利であるが
、従来そのような好都合な物質は見出されていない。従
来、下記の一般式(B) CHa          CHs aCH 〔但し、k=4〜6〕で示されるポリプレノール類(こ
れらはベツラプレノール類と呼ばれている)がシラカン
パ(Betula verrucola )から採取し
得ることは知られているが、これらからシス型イソプレ
ン単位の数が14.15および16のものを主体とする
ドリコール類を合成することは現在の有機合成技術では
ほとんど不苛能である。またに、Hannusらはヨー
ロッパ赤松(Pinus 5ylvestris )の
葉から乾燥重量基準で1%の収率でポリプレニル成分を
単離し、この成分がイソプレン単位lO〜19個を主と
してシス配置で有するポリプレニルアセテート混合物で
あることを報告しているが7− [Phytochemistry、 13.2563 
(1974)参照〕、彼らの報告には該ポリプレニルア
セテート中のトランスおよびシス配置についての詳細ま
では解明されていない。さらに、 D、 F、 Zin
ckelらはストロ−7’松(Pinua atrob
u’a )の葉の抽出物中にイソプレン単位数18個ま
たはイソプレン単位数の平均値が18であるCsoのポ
リプレノールが存在するこトラ報告シティる7!>E 
(Phytochemistry、 11.3387(
1972)参照〕、この報告では該ポリプレノールのト
ランス、シス配置について詳細な解析を行なっていない
本発明者らは、先に、イチョウ(Ginkgo bil
oba)オヨヒヒマラヤ杉(Cedrus deoda
ra )の葉から有機溶媒で抽出される抽出物を適当ガ
分離汰によって処理することにより一般式(1)におい
てnが11か6191で分布しているポリプレニルアセ
テート同族体混合物からなるポリプレニル画分が得られ
ること、該ポリプレニル画分は哺乳□類ドリコール類に
比べてα−末端の飽和イソプレン単位が存在しないだけ
で哺乳類ドリコール類におけるポリ8− プレニル同族体の分布に非常によく似たポリプレニル同
族体の分布を示すこと、該ポリプレニル画分は所望によ
りその構成成分である個々の(イソプレン単位数が一様
な)ポリプレニル同族体に比較的容易に分離しうろこと
、従って該ポリプレニル画分およびそれから分離された
各ポリプレニル同族体はいずれも哺乳類ドリコール類の
合成中間体として非常に適していることを見出した。ま
た本発明者らの一部とその共同研究者らは、ヒマラヤ杉
と同様にマツ科に属するクロマツ(Pinusthun
bergii )、プカ−v ツ(Pinua den
aiflora )などの葉からも一般式(1)で示さ
れるポリプレニルアセテートが得られることを見出した
。ただし、クロマツおよびアカマツからは、通常、一般
式(1)においてnが10から18まで分布しているポ
リプレニルアセテート同族体混合物が得られる。
゛しかしながらこれらの植物から有機溶媒で抽出される
抽出物中には通常一般にクロロフィル、カロチノイド、
ステロイド、グリセリド、スフィンゴリピド、フラボノ
イドなど上記ポリプレニルア9− セテート同族体混合物との分離が必ずしも容易でない成
分が含まれておシ、咳抽出物を分離、精製して得られる
ポリプレニルアセテート同族体混合物にはしばしばそれ
らの不純物が数パーセント混入してくる。
本発明者らは上記の問題点を解決し、一般式(1)で示
されるポリプレニルアセテートを含有す石棺物の抽出物
から該ポリプレニルアセテートを高純度に得るために鋭
意研究を重ねた結果、上記抽出物をますケン化処理して
ポリプレニルアセテートをポリプレノールに転化し、こ
れを分離したのち再びポリプレニルアセテートに戻して
精製することにより所期の目的が達成されることを見出
し、本発明を完成するに至った。
すなわち1本発明によれば、一般式(1)で示されるポ
リプレニルアセテートの少なくとも1種を含有する植物
を脂溶性の有機溶媒で抽出して得られる抽出物から該ポ
リプレニルアセテートを分離精製するに際し、該抽出物
をケン化処理しそ該ポリプレニルアセテートを一般式(
■) 10− CHs          CHa (式中、nは前記定義のとおシである。)で示されるポ
リプレノールに転化したのち該ポリプレノールを主成分
とする画分を分離取得し、該ポリプレノールを一般式(
I)で示されるポリプレニルアセテートに戻して精製す
ることにより、該ポリプレニルアセテートを高純度で得
ることができる。
上記抽出物が一般式(1)で示されるポリプレニルアセ
テートとともにこれに対応する遊離のアルコールである
一般式(II)で示されるポリプレノールを含有する場
合、該ポリプレノールは本発明方法において一般式(1
)で示されるポリプレニルアセテートに転化される結果
、目的とする該ポリプレニルアセテートの収量の向上に
寄与する。
一般式(1)で示されるポリプレニルアセテートの少な
くとも1種以上または該ポリプレニルアセテートとその
遊離のアルコールを含有する植物から核ポリプレニル成
分を抽出するために使用される脂溶性の有機溶媒として
は、一般に誘電定数(ε)が32.7以下、好ましくは
25.0以下、さらに好ましくは20.7以下のものが
好適であり、具体的には下記に例示する溶媒がそれぞれ
単独でまたは2種もしくはそれ以上の混合溶媒として使
用できる0 (a)  炭化水素類:例えば、石油エーテル、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、トルエン、キシレ
ンなど。
(b)  ハロゲン化炭化水素類:例えば、クロロホル
ム、塩化メチレン、四塩化炭素、四塩化エタン。
パークロルエチレンs  ト’)クロルエチレンなど。
(e)  エステル類;例えば、酢酸メチル、酢酸エチ
ル、プロピオン酸エチルなど。
(d)  エーテル類:例えば、ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
など。□ (e)  ケトン類:例えば、アセトン、メチルエチル
ケトン、ジエチルケトン、ジイソプロピルケトンなど。
(f)  アルコール類: 例エバ、メチルアルコール
、エチルアルコール、プロピルアルコール、メチルアル
コールなど。
使用する溶媒の選択にあたっては、一般式(1)のポリ
プレニルアセテートまた。はこれと一般式(II)のポ
リプレノールを選択的に高効率で抽出し、それ以外の物
質はできるだけ抽出しないものが望ましく、かかる観点
からすれば1、上記溶媒中、炭化水素類、ハロゲン化炭
化水素類、エステル類、ジエチルエーテル、ジイソプロ
ピルエーテルの如き極性の低いエーテル類およびケトン
類が特に好適である。
抽出溶媒の使用量は臨界的なものではなく、用いる溶媒
の種類、抽出すべき植物の種類、部位、状態等に応じて
広範に変えることができるが、一般には抽出に供する植
物体1重量部(乾燥重量基準)当り約1〜約100重量
部、好ましくは5〜50重量部、さらに好ましくは10
〜30重量部の範囲内で用いることが有利である。
=13− 抽出は上記の溶媒中に植物体を浸漬し、必要に応じて連
続的または間欠的に攪拌することにより行なうことがで
きる。抽出時の温度も臨界的なものではなく、用いた溶
媒の種類や量等の条件に応じて広範に変えることができ
るが、一般には約O℃から溶媒の還流温度までの温度を
用いることができ、通常は室温で充分である。かかる条
件下に抽出は普通1〜10日間行なうのが有利である。
抽出処理後の浸漬液は植物体その他の固形分を除去した
のち必要に応じて溶媒を除去して濃縮液とする。かくし
て得られる抽出物をそのitケン化処理に供することが
できるが、所望により咳抽出物を適宜前処理によりある
程度精製したのちケン化、処理に供することもできる。
この前精製には後述する分別溶解法および/またはクロ
マトグラフィーがとくに好適に用いられる。この前精製
によって炭化水素溶媒(たとえばn−ヘキサン)に不溶
な夾雑物および/lたはタール分を除去しておくと後の
精製が容易となる。ケン化処理は、自体公知の方法およ
び条件を用いて行うことが可能14− であり、たとえば含水率約1〜20重量−程度の含水メ
タノールまたは含水エタノール中に水酸化ナトリウムま
たは水酸化カリウムを溶解させた溶液(アルカリ金属水
酸化物濃度は好ましくは約o、i〜30重量優とするこ
とができる)100重量部に対して上記の抽出物を約5
〜50重量部の割合で加えて約25〜90℃で約0.5
〜5時間反応させればよい。
ケン化処理後、ケン化反応混合物から一般式(II)で
示されるポリプレノールを主成分とする両分(ポリプレ
ノール画分)を分離取得する。このポリプレノール画分
の取得は通常好ましくは次の方法により行われる。すな
わち、ますケン化反応混合物を水の存在下、実質的に水
と混和しない有機溶媒で抽出し、有機層と水性層とに分
離する。ここで用いうる有機溶媒としては、例えば石油
エーテル、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン、
トルエン、キシレンなどの炭化水素類、クロロホルム、
塩化メチレン、四塩化炭素、四塩化エタン、パークロル
エチレン、トリクロルエチレンナトノハロゲン化炭化水
素類、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、プロピオン酸エ
チル、プロピオン酸ブチル、ジエチルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、ジn−ブチルエーテル、メチルイソ
ブチルケトン、ジイソブチルケトンなどを挙げることが
できる。
これら抽出溶媒の使用量は臨界的ではないが、一般にケ
ン化反応混合物に対して5倍(重量)から100倍(重
量)が好適であるdこの抽出に際し、水は有機層と水性
層とが層分離を生じるに必要な最少量以上存在すればよ
いが、通常有機層と水性層との容量比が1!10〜10
:1となるような割合で用いることが好ましい。こうし
て得られる有機層を必要に応じ溶媒を留去して濃縮後、
クロマトグラフィー、分別溶解法、分子蒸留法またはこ
れらの方法の2種もしくはそれ以上の組合わせからなる
分離工程に付してポリプレノール画分を分離取得するこ
とができる。
上記分離工程におけるポリプレノールが含有されている
画分の確認は、メルク社製薄層クロマト用プレート(シ
リカゲル59 F2114被覆;層の厚さ0.25日)
を用いかつn−ヘキサンと酢酸エチルとの容量比で9=
1の混合溶媒を展開溶媒とする薄層クロマドグ、ラフイ
ー(10y++展開)において標準物質としてのソラネ
シルアセテートのRf値が0.40〜0.45となる条
件下に0.18〜0.25の範囲内のRf値のところに
スポットが存在するか否かにより行なうことができる。
しかして、以下の説明において薄層クロマトグラフィー
のRf値を言及する場合には、特にことわらない限り、
上記条件下に測定した値を意味することを了解すべきで
ある。
上記分離工程において使用しうるクロマトグラフィー、
分別溶解法、分別冷凍沈殿法および分子蒸留法の各方法
の操作はそれ自体公知のものであり、本発明においても
公知の方法に準じて行なうことができるので、各方法の
詳細については文献の引用を以って説明に代え、ここに
は特に注意すべき点のみを記載する。
(6)クロマトグラフィー〔例えば、 HoHeftm
an。
”Chromatography”、 Re1nhol
d Publish Co、、  New17− York (1961)参照〕 抽出物が少量の場合には薄層クロマトグラフィーおよび
液体クロマトグラフィーが適当であるが、大量の抽出物
の処理にはカラムクロマトグラフィーが好適である。使
用しうるクロマトグラフィー用担体としては、シリカゲ
ル、アルミナ、フロリジル、セライト、活性炭、セルロ
ースなどが挙げられ、中でもシリカゲルが好適である。
シリカゲルカラムを使用して分離操作を行なう場合の展
開溶媒としては、例えば、ヘキサン/酢酸エチル(容量
比95:5〜8120)、ヘキサン/ジイソプロピルエ
ーテル(容量比95:5〜80:20)、石油エーテル
/酢酸メチル(容量比95:5〜80 : 20 )、
石油エーテル/イソプロピルアルコール(容量比911
〜90;10)、ベンゼン/ジエチルエーテル(容量比
95:5〜80:20)、ベンゼン/酢酸エチル(容量
比98:2〜80:20)などの混合溶媒系あるいはク
ロロホルム、メチレンクロリドなトカ挙げられる。
18− 0)分別溶解法〔例えば、L、 C,Craig、 ”
 Techniqueof Organic  Che
miatry’、−Vow、13.  Intersc
ience。
(1951)参照〕 前記一般式(If)のポリプレノールはペンタン、ヘキ
サンのような非極性溶媒に易溶であり、一方、メタノー
ルや水などの極性溶媒には難溶であるので、前記抽出液
濃縮物を上記非極性溶媒に溶解し、ついで該非極性溶媒
と非混和性の極性溶媒で洗浄することによって、極性溶
媒に易溶な不純物を大幅に除去することができる。本方
法で好適に使用される非極性溶媒としては、例えば、石
油エーテル、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、ベンゼン
、トルエンなどの炭化水素系溶媒およびメチレンクロリ
ド、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素系溶媒が好
適である。また、かかる非極性溶媒と非混和性の極性溶
媒としては例えば水あるいはメタノールが好適であるO C)分別冷凍沈殿法〔例えば、E、W、 Berg、 
□ “Ptyajcaland Chemical M
ethods of 5eparation ” Ch
apter14、15. McGraw−1(ill、
 New Yotk(1963)参照〕前記一般式(I
I)のポリプレノールは約−10℃以下で固化する。従
って、抽出物を一10℃以下、好ましくは約−15〜約
−30℃に冷却下に放置し、目的物を固化させたのち同
一液分離することによって、かかる温度で固化しない不
純物から精製することができる。しかしながら、該ポリ
プレノールはあまり優れた結晶性を有さす、ワックス状
固体となるため、本方法により完全に精製することは難
しい。なお、逆にポリプレノール中に存在する結晶性の
不純物を優先的に析出させて除去することも可能である
0分子蒸留法〔例えば%G、Durrows、 ・Mo
1ecular1)iatillation −、C1
arendon Presa、 0xford (19
5Q )参照〕 前記一般式(II)のポリプレノールは分子量が大きい
ため、分子蒸留法を用いることによって低分子量の不純
物を除去することができる。例えば10−3〜10 ’
 mHrの゛真空度において100〜200℃の加熱条
件下に分子蒸留して、低分子留分と高分子留分とに分割
される。このとき、高分子留分に目的物質は保持され、
低分子量不純物を大幅に除去することができる。
これら分離法の2種もしくはそれ以上の組合わせを用い
ることもできる。例えば、クロマトグラフィーと分別溶
解法;クロマトグラフィーと分別冷凍沈殿法と分別溶解
法;クロマトグラフィーと分別冷凍沈殿法と分別溶解法
と分子蒸留法;クロマトグラフィーと分子蒸留法と分別
溶解法;クロマトグラフィーと分子蒸留法;分子蒸留法
と分別溶解法;分子蒸留法と分別溶解法と分別冷凍沈殿
法などの組合わせを用いることができる。
本発明の好ましい実施態様の1つにおいては、前記ケン
化処理後有機溶媒で抽出された抽出物をカラムクロマト
グラフィーを主体とした分離精製法によって処理するこ
とにより、前記薄層クロマトグラフィーにおいてRf値
が0.18〜0.25となる両分(ポリプレノール画分
)を分離取得する。
かくして得られるポリプレノール画分をポリプレニルア
セテートに転化し、この段階で再度精製すると簡単な操
作で容易に高純度に精製できる。
21− ポリプレノールをポリプレニルアセテートに転化するた
めには、ポリプレノールを酢酸またはその反応性誘導体
、たとえば無水酢酸、塩化アセチルなどとエステル化反
応させればよい。これらエステル化反応は自体公知の方
法および条件を用いて行うことができる。たとえばポリ
プレノール両分とこれに含まれるポリプレノール1モル
あたり約0.8〜10モル、好ましくは1〜5モルの前
記酸無水物または酸ハライドとを好ましくはペンタン、
ヘキサン、ベンゼン、トルエン、ジエチルエーテル、ジ
イソプロピルエーテルなどの適当な溶媒の存在下、ピリ
ジン、トリエチルアミンなどの適当な塩基の存在下に約
−30〜+80℃、好ましくは0〜30℃で反応させれ
ばよい。
上記のようにして生成させたポリプレニルアセテートを
精製することにより植物体から抽出したままのポリプレ
ニルアセテートあるいは前記ポリプレノール画分からは
容易には除去し難い夾雑物とくにクロロフィル、カロチ
ノイド、ステロイド、グリセリド、スフィンゴリピド、
フラボノイドな22− どを容易に除去することができる。この精製には先に述
べたクロマトグラフィー、分別溶解法、分別冷凍沈殿法
、分子蒸留法などを単独でまたは2棟以上組合わせて用
いることができるが、クロマトグラフィーの使用がとく
に好適である。クロマトグラフィーの好ましい実施態様
はポリプレノール両分を得るために用いる分離方法に関
して前記したものと同様である。大量のポリプレニルア
セテートを精製するには、たとえばシリカゲルカラムを
用い、展開溶媒としてたとえばヘキサン/酢酸エチル(
容量比99:1〜90710)、ヘキサン/ジイソプロ
ピルエーテル(容量比99:1〜c+o:to)などを
用いてカラムクロマトグラフィーにより精製するのが簡
便であり、とくに好ましい。なお、ポリプレニルア垂テ
ート両分ハ前記薄層クロマトグラフィーにおいて0.5
0−0.55のRf値を示す。
このようにして得られるポリプレニルアセテートまたは
それらの混合物はクロロフィル、カロチノイド、ステロ
イド、グリセリド、スフィンゴリ93− ビド、フラボノイドなどの着色性不純物を#1とんど含
有せず、たとえば哺乳類ドリコール類の合成中間体とし
て使用するのに好適である。得られたポリプレニルアセ
テート混合物は所望ならばたとえば高速液体クロマトグ
ラフィーにより各年−のポリプレニルアセテートに分離
することができる。
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。な
お、実施例中のIR分析は液膜で測定し、NMR分析は
TMSを内部標準として測蝋した。
FD−MASS分析(電界電離性質量分析)の値はrH
11mC1160’として補正した値である。
実施例1 11月初旬に倉敷市内で採取したイチョウの葉10kf
(未乾燥重量)を約50℃で5時間熱風乾燥したのち室
温(約15’C,)でn−ヘキサン/アセトン=471
(容量比)の混合溶媒SO4中に浸漬して1週間抽出し
たのこの抽出液から溶媒を留去し黒かつ色の液状物を得
た。とのものをメタノール400d、水40*lおよび
水酸化ナトリウム2゛5fと共に2時間65℃に加熱攪
拌したのち、室温に冷却し、ヘキサン(500wLl)
を加えて抽出し、ヘキサン層を約1jomrの飽和食塩
水で5回水洗したのち無水硫酸マグネシウムで乾−し、
溶媒を留去して黒かつ・色の液状物を得た。ついでこの
液状−を約1陽のシリカゲルを用い□たシリカゲルカラ
ムによりn−ヘキサン/酢酸エチル=9515 (容量
比)の混合溶媒を用いて処理することにより、n−へキ
サン/酢酸エチル= 9/1 (容量比)の混合溶媒を
用いたシ゛リカゲル薄層クロマドグ2フィー〔メルク社
製’I’LCplate (’5ilica ge16
0 F254 precoated層厚0.25 m 
)を使用して1゜25− 副展開〕においてRf=0.21となる画分を分離して
232の赤かつ色の液状物を得元。この薄層クロマトグ
ラフィー−おいてレラネシルアセテートFi0.41の
Rf値を示した詐 ゛    ′次□いでこの液状物を
ピリジン20f% n−ヘキサン300 me中に溶解
し、室温で攪拌しながら無水酢酸25th′を滴下し、
滴下完了後、−一夜室温で攪拌した。得られた反応混合
物を飽和食塩水約100dで3回洗浄したのち無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、n゛−ヘキサンを留去して赤か
っ色の液状物を得晃。この液状物を約1峙めシリカゲル
を用いたシリカゲルカラムによりn−Wキサン/酢酸エ
チル= 9’7/3 (容量比)の温容溶媒を用いて処
理することにより、前記と同様のシリカゲル薄層クロマ
トグラフィーにおいてnf’=’ o、 s aとなる
画分を分離−して淡黄色液状物17.9Fを得た。
この淡黄色液状物をシリカゲルμmForaayl  
を充填剤としn−ヘキサン/酢酸工゛チル= 97/3
(容量比)の混合溶媒を展開液として廟いた吸着゛型高
速液体クロマトグラフィー−よびシリカゲル26− μ−Bondapak −C1sを充填剤としアセトン
/メタノール=70/30(容量比)の混合溶媒を展開
液として用いた分配型高速液体り〒マドグラフィーによ
る分析を行なった結果、目的とする一般式(I)で示さ
れるポリプレニルアセテート以外のピークは殆んど検出
されず、99チ以上の純度を有することが確認された。
また、メルク社製セミ分取用高速液体クロマトカラムL
iChrosorb RP、 19−10を用いアセト
ン/メタノール=90/10(容量比)の混合溶媒を展
開液とし、示差屈折計を検出器として用いた高速液体ク
ロマトグラフィー分析を行い、得られたクロマトグラム
における各ピークの面積比率を求めたピーク番号  シ
ス型インブレy単位数(n)   面積比率(%’11
            11           
  0.52         12        
.1.23         13         
 6.34            14      
     26.45         15    
     34.96         16    
     20.17         17    
      7.38         18    
      2.49         19    
      0.9この高速液体クロマトグラフィーを
用いて上記の油状物から各成分を分取し、質量分析、赤
外線吸収スペクトル、IH−NMRスペクトルおよび1
8C−NMRスペクトルによりそれらの成分が一般式(
1)で示される構造を有するポリプレニルアセテートで
あることを確認した。一般式(1)においてn=14で
あるポリプレニルアセテートについて得られた赤外線吸
収スペクトル、”H−NMRスペクトルおよび13C−
NMRスペクトルをそれぞれ第1図、第2図および第3
図に示した。一般式(1)瞥おいてnが14以外である
ポリプレニルアセテートについて得られた赤外線吸収ス
ペクトルおよびNMRスペクトルもn=14のものにつ
いて得られたそれらと特性吸収、特性シグナルの移置に
おいて実質的に同じであった。またFD−MASS分析
の結果は次のとおりであった。
□ 11     、   1012  。
1 .2                1 080
13                11481 4
                121615   
    、  1284 16         1352 1 7                142018
         1488 19         1556 参考例1 実施例1と同じ方法でイチョウの葉10kfから抽出し
た抽出物を約1kfのシリカゲルを用いたシリカゲルカ
ラムによりn−ヘキサン/酢酸エチル29− =97/3(容量比)の混合溶媒でカラムクロマトグラ
フィー処理して前記シリカゲル薄層クロマトグラフィー
においてRf=0.51近辺のポリプレニルアセテート
画分を分離した。これは黒かつ色の液状物であシ、純度
が低かったので同じシリカゲルカラム条件を用いてさら
に2回クロマトグラフィーによる精製を行なって赤橙色
の液状物19.22を得た。このものについて実施例1
と同じく高速液体クロマトグラフィーにより分析を行な
った結果92%の純度であることが確認された。以上の
ことによって、実施例1のごとく植物体から抽出したポ
リプレニルアセテートをケン化してポリプレノールで精
製したのち再度ポリプレニルアセテートに戻して精製す
る方法が着色成分を含む不純物の除去に有効であること
が確認された。
実施例2 5月下旬に採取したヒマラヤ杉の葉10kf(未乾燥重
量)を約50℃で8時間熱風乾燥したのち室温(約20
℃)でクロロホルム100j中に浸漬して1週間抽出し
た。この抽出液から溶媒を留−3〇− 去し、黒かつ色の液状物を得た。このものを約1階のシ
リカゲルを用いたシリカゲルカラムによりn−ヘキサン
/酢酸エチル=9515(容量比)の混合溶媒を用いて
処理することにより、n−ヘキサン/酢酸エチル=9/
1(容量比)の混合溶媒を用いたシリカゲル薄層クロマ
トグラフィー〔メルク社製TLCplate (ail
icagel  6 Q F254 precoate
d。
層厚0,25■)を使用して10cIn展開〕において
Rf=Q、5付近およびRf=Q、2付近の両分を集め
て黒かつ色の液状物58fを得た。この薄層クロマトグ
ラフィーにおいてソラネシルアセテートは0.41のR
f値を示した。
次いでこの黒かつ色の液状物をメタノール400d1水
40m1および水酸化カリウム15Fと共に4時間65
℃に加熱攪拌したのち室温に冷却し、ヘキサン約800
−を加えて抽出し、ヘキサン層を約200 tugの飽
和食塩水で5回洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
1.溶媒を留去して黒かつ色の液状物49fを得た。こ
の液状物を約11cpのシリカゲルを用いたシリカゲル
カラムによりn−ヘキサン/酢酸エチル=97/3(容
量比)の混合溶媒を用いて処理することにより、前記シ
リカゲル薄層クロマトグラフィーにおいてRf=0.2
1となる画分を分離して赤かつ免液状物23.2tを得
た。
次いでこの液状物をピリジン20f、n−ヘキサン30
〇−中に溶解し、室温で攪拌しながら塩化アセチル25
fを滴下し、滴下完了後、−夜攪拌を継続した。得られ
た反応液を■I■■■■■飽和食塩水約10〇− で・回洗浄したのち無水硫酸マグネシウムで乾燥し、n
−ヘキサンを留去して赤かつ色の液状物を得た。この液
状物を約1kfのシリカゲルを用いたシリカゲルカラム
によりn−ヘキサン/酢酸エチル=9773(容量比)
の混合溶媒を用いて処理することによし、前記シリカゲ
ル薄層クロマドグ2フイーにおいてRf=0.51とな
る画分を分離して淡黄色液状物20.89を得た。この
液状物について実施例1と同様に高速液体クロマトグラ
フィーによる分析を行なったところ、一般式(1)で示
されるポリプレニルアセテート以外のピークは殆んど流
側1と同じ方法で測定した分子量分布は下記のとおりで
あった 1        11       0.762  
             2.063       
13       7.004           
   24.324 5       15      39.546   
   15     19.227         
    5.19′7 8       18       1.39g   
             0.549 なお、実施例1と同様に高速液体クロマトグラフィーを
用いて各成分を分取し、質量分析、赤外線吸収スペクト
ル、”H−NMRスペクトルおよび”C−NMRスペク
トルによりそれらの成分が実施例1で得た各成分と実質
曽に同一の化合物であることを確認した。
33− 比較例2 実施例2と同様にしてヒマラヤ杉の葉から抽出した抽出
物から約1神のシリカゲルを用いたシリカゲルカラムに
よりn−ヘキサン/酢酸エテル=97/3(容量比)の
混合溶媒を用いて前記シリカゲル薄層クロマトグラフィ
ーにおいてRf=0.51管示す両分を分離して濃かつ
色の液状物を得た。
同じクロマト条件によりさらに3回精製を繰り返して赤
橙色液状物22.3fを得た。この液状物を実施例1と
同じく高速液体クロマトグラフィーにより分析したとこ
ろ不純物が検出され1面積比率から計算した純度11t
92チであった。
実施例3 12月上旬に倉敷市内で採取したアカマツの葉10 k
g(未乾燥重量)を約60℃で24時間熱風乾燥したの
ち室温(約lθ℃)で酢酸エテル8051を加えて不溶
性成分をν別し、F液を濃縮し黒かつ色の液状物を得た
。このもの管メタノール34− 400d、水4Qmlおよび水酸化ナトリウム25Vと
共に2時間65℃に加熱、攪拌したのち、室温に冷却し
、ヘキサン(500d)i加えて抽出し、ヘキサン層を
約100mj!の飽和食塩水で5回水洗したのち無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して黒かつ色液状
物を得た。ついでこの液状物を約500tのシリカゲル
管用いたシリカゲルカラムによりn−ヘキサン/酢酸エ
チル=95.15・(、容量比)の混合溶媒を用いて処
理することによりn−へ午サン15酢酸エテS−%’M
1(・・容、量比)の混合溶媒を用い六シリカゲル薄層
クロマドグ2フィーにおいてRf=0.21となる両分
を分離して6,7fの赤かつ色液状物を得た。
次いでこの液状物をピリジン52.n−ヘキサン100
jI/中に溶解し、室温で攪拌しながら無水酢酸5tを
滴下し、滴下完了後、−夜室温で攪拌した。得られた反
応混合物を飽和食塩水約20−で4回洗浄したのち無水
硫酸マグネシウムで乾燥し、n−ヘキサンを留去して赤
かつ色の液状物を得た。この液状物を約30ofのシリ
カゲルを用いたシリカゲルカラムによりn−ヘキサン/
酢酸エチル=、97/3(容量比)の混合溶媒を用いて
処理することにより、前記と同様のシリカゲル薄層クロ
マトグラフィーにおいてRf=0.53となる両分を分
離して淡黄色液状物4.95fを得た。この液状物につ
いて実施例1と同様に高速液体クロマトグラフィーによ
る分析を行なったところ、一般式(1)で示されるポリ
プレニルアセテート以外のピークは殆んど検出されず9
9チ以上の純度を有することが確認された。また、この
ポリプレニルアセテートについて実施例1と同じ方法で
測定した分子量分布は下記のとおりであった。
1       1(12,4 21’l        3.0 3       12       9.94    
   13      32.25       14
      34.36       15     
 11.57       16       2.5
8       17       2.29    
   18       1.6比較例3 実施例3と同様にアカマツから抽出された抽出物から約
5009のシリカゲルを用いたシリカゲルカラムにより
n−ヘキサン/酢酸エチル=97/3(容量比)を用い
て前記シリカゲル薄層クロマトグラフィーにおいてRf
=0.51を示す両分を得、これを同じクロマト条件に
よりさらに3回精製し5.21fの赤橙色液状物を得た
。この液状物を実施例1と同じく高速液体クロマトグラ
フィーにより分析したところ不純物が検出され5面積比
率から計算した純度は94’jiであった。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は実施例1において単離さ
れたイソプレン単位数17のポリプレニルアセテートに
ついて測定されに赤外線吸収スペクトル(第1図)、I
H−NMRスペクトル(第2図)、およびIaC−1N
MRスペクトル(・第3図)である。 特峠出願人株式会社゛し”□ラ し 代理人°弁理士本多 堅 37− ダ掘屑

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(1)     ’    、:(式中、−
    CH2−C=C−CH2−Fi ) 、y ンス型イン
    7’ L/プレン単位を表わし、nは10−19の整数
    を表わす。) で示されるポリプレニルアセテートの少なくとも1種を
    含有する植物を脂溶性の有機溶媒で抽出して得られる抽
    出物から該ポリプレニルアセテートを分離精製するに際
    し、該抽出物をケン化処理して核ポリプレニルアセテ−
    )’tボ!J7”i− レノ〜ルに転化したのち該ポリプレノールを主成分とす
    る両分を分離取得し、該ポリプレノールをポリプレニル
    アセテートに戻して精製することを特徴とするポリプレ
    ニルアセテートの分離精製方法。 2、植物がイfヨウ(Ginkgo biloba )
    である特許請求の範囲第1項記載の方法。□ 3、植物がマツ科植物である特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 4、マツ科植物がヒマラヤ杉(Cedrua  deo
    dara )である特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、脂溶性有機溶媒が炭化水素類、ハロゲン化炭化水素
    類、エステル類、エーテル類、ケトン類およびそれらの
    混合物から選にれる特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、植物から抽出された抽出物をケン化処理し。 ケン化反応混合物を水の存在下に実質的に水に混和しな
    い有機溶媒で抽出し、得られる有機層を漉網後カラムク
    ロマトグラフィーによりポリプレノール両分を分離取得
    し、該ポリプレノー2− ルをポリプレニルアセテートに戻し、これを力 、ラム
    クロマトグラフィーにより精製する!許請求の範囲第1
    項記載の方法。
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