JPS58181187A - 検銭装置のチエツク方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動券売機等に使用される検銭装置のコインの
正偽判定機能の正否を短時間で検査することを可能とす
る検銭装置のチェック方法に関するものである。

コインの検銭装置は第１図のごとく構成されており、す
なわち大略を説明すると、交流インピーダンスブリッジ
回路］とコンパレータ２とデジタル波形判別回路（ＬＳ
Ｉ）３とからなり、コイン４がコイン通路に沿って設置
されているコイル５を通過することによって生ずる交流
信号源６の交流波形に及ぼす影響の変動に基づいている
。交流インピーダンスブリッジ回路１のインピーダンス
を適切Ｏこ選択するとその出力でＶ字状の電圧曲線を描
くことができて、Ｖ字の谷底はブリッジ回路の同調点を
意味し位置的にコインがコイル軸の中心にいる時に対応
している。コインが偽貨の場合は上記Ｖ字は何らかの変
形をもたらし、例えばＷ字状の曲線になってしまう。コ
インの正偽の判別はこの様な電圧曲線の相違に加えてこ
れらとコイン位置を与えるゲート信号８に基づいて基準
電圧７と比較してなされるのである。検銭は以上のごと
き過程を経てなされそのコインの正偽の結論はデジタル
波形判別回路３から出力されるけれども、この正偽判定
は前記電圧波形基準電圧及びコイン位置によってなされ
る。コインの正偽判定は厳密にもまた厳密性を幾分か緩
和することも調整手段を介して自由に行うことができる
が、過度に厳密にするとコインの物理的性質又は電気的
性質にバラツキが存在するので、検銭装置のコインの受
付率は著しく減少する。したがって妥当なコインの受付
率を確保し、かつ正偽判定が正しいことが要請される。

したがってその調整とその維持は高度ζこ一定であるこ
とが必要であるが、実状は検銭装置の経時的な劣化現象
や可動部分又は調整手段の振動等による自然的な偏位又
は変化に起因してこの様な正しい状態を永久的に保持す
ることは必ずしも容易にはできない。

本発明の検銭装置のチェック方法は上記問題を解消する
べくなされたものであって、本発明方法によれば検銭装
置中の交流インピーダンス・ブリッジ１の出力のアナロ
グ電圧波形及び基準電圧波を操作者の時間を要さない動
作てプリンＩ・アラＩ・することができる。即ち、標準
のコインを検銭装置に投入してその電圧波形をプリント
させこの波形を予め用意された標準の電圧波形ゲージと
比較してそのずれがない場合又は極めて少ない場合には
そのままとし、プリントアウトした波形を標準ゲージの
波形と比較してずれが認められた時には前記ブリッジ回
路等を調整することによって前記検銭装置を正常の状態
にすることが短時間でできる。

以下に本発明に係る検銭装置のチェック方法をその一例
を以って図面に従って詳細に説明する。

第１図は本発明のチェック方法のチェックの対象となる
検銭装置の説明図であり、これは説明の都合−Ｆ示した
ものであって、本発明方法は第２図以下の図面で説明さ
れる。

第２図において、９は第１図のコインの検銭装置の交流
インピーダンス・ブリッジ回路１の出力線に着脱自在に
接続される接続手段であり、具体的に例えば電導部分に
くい付くことのできるクリップが用いられる。１０も同
様な接続手段であるが、この接続手段は基準電圧線７に
接続される。

１１は接続手段９を経る交流インピーダンスブリッジ回
路９からの信号と基準電圧線７から接続手段］０を経て
取り込まれる基準電圧信号との両者の内のいずれか一方
をある時点において通すためのスイッチで言えば単極双
投（ＳＩ）ＤＴ）形式の切換手段であり望ましくはデジ
タル回路で形成される。１２は前記のごとくして送られ
てくるアナログ信号をデジタル信号に変換するためのア
ナログ−テジタル変換器である。１３は前述の単極双投
型の切換手段１１及びアナログーテジタル（Ａ　５− −Ｄ　）変換器】２を制御するためのコントロール装置
である。】４は前記コンｉ・ロール装置１３及ヒ後述の
プリンターのコントロール装置に指令を出す中央処理装
置（ＣＩ）Ｕ）であり、必要に応じてメモリ１５が骨髄
している。１６は中央処理装置１４の指令を受けて制御
動作を実行するコン１へロール装置である。１７はドツ
トプリンター、更に具体的には例えばサーマルドツトプ
リンターであり、この場合は用紙として感熱紙が使用さ
れ、例えば用紙１８に第３図に示すように印刷がおこな
われてプリンＩ・アウトされる。

第３図に示すプリントアウト いて１９は基準電圧レベルを示し、２０は交流インピー
ダンス・ブリッジ回路からの出力を時間に対して書いた
曲線を示しており、この曲線は金種によって異っており
、これは−例として現行通貨の］００円硬貨のものであ
る。第４図において、２１は標準ゲージ板であり、この
表面には標準のコインの交流インピーダンスブリッジ回
路出力のアナログ電圧波形が書かれている。

　６　− 次に検銭装置のチェック操作について説明すると、まず
、チェックの対象の検銭装置のブリッジ回路出力及び基
準電圧出力に各接続手段を接続し、そして標準のコイン
を検銭装置投入口から投入する。この様にするとドツト
プリンタからグラフ図形がプリンＩ・アウトされる。こ
のグラフ図形を標準ゲージ板のグラフ図形と比較する。

以−ヒによってチェック対象の検銭装置の正常異常が短
時間にて決定できるのである。

本発明の検銭装置のチェック方法は以上のごとく構成さ
れるので、ある期間にわたって稼動された自動券売機等
であって、前述のごとき検銭装置を内蔵している自動販
売機の正常、異常を短時間でチェックすることができる
のでその意義は著しく太きいものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明においてチェックの対象となる検銭装置
を示す図、第２図は本発明の検銭装置のチェック方法を
実施する手段としての装置の一例を示す図、第３図は手
段としての装置から繰り出される、グラフの印刷された
紙片の一例を示す図、第４図は標準ゲージの一例を示す
図である。 図中、９．１０・・接続手段、　　】１・・切換手段、
１２・・・アナログ−デジタル変換器、　　１７・・・
ドツトプリンタ、　　１８・・・用紙、　　２１・・・
標準ゲージ。 特許出願人 株式会社高見沢サイバネテイツクス 第３図 第４図 １事件の表示 昭和５７年特許願第６３，３７０号 ２発明の名称 検銭装置のチェック方法 ３補正をする者 事件との関係　特許出願人 ４補正命令の日付 昭和５７年７月２７日（発送） ５、補正の対象 　１　− 法」と補正します。 （２）図面の浄書（内容に変更なし） 　２　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印加された交流波形が通過するコイン（硬貨）によって
   影響を受けるようＯこされている交流インピーダンス・
   ブリッジ回路と、この回路の出力と基準電圧とが入力さ
   れるコンパレータ（比較器）と、前記コンパレータの出
   力を受けるデジタル波形判別回路とからなるコイン検銭
   装置において、前記交流インピーダンス・ブリッジ回路
   の出力に接続することのできる着脱自在なブリッジ回路
   出力接続手段と、前記基準電圧出力に接続することので
   きる着脱自在な基準電圧出力接続手段と、前記両接続手
   段と接続されている切換手段と、前記切換手段と接続さ
   れているアナログ−デジタル変換器と、前記アナログ−
   デジタル変換器の出力を受けるドラ１〜プリンターとを
   含んでいる装置、この装置の各接続手段を前記交流イン
   ピーダンス・ブリッジ回路の出力及び基準電圧出力にそ
   れぞれ接続し、そして標準のコインを投入口から投入し
   て前記ドツトプリンタからプリントアウトグラフ図形を
   予め用意されているそのコインについての標準グラフ図
   形と比較して検銭装置の正常、異常を検査することを特
   徴とする検銭装置のチェック方法。