JPS5818084Y2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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Publication number
JPS5818084Y2
JPS5818084Y2 JP10647677U JP10647677U JPS5818084Y2 JP S5818084 Y2 JPS5818084 Y2 JP S5818084Y2 JP 10647677 U JP10647677 U JP 10647677U JP 10647677 U JP10647677 U JP 10647677U JP S5818084 Y2 JPS5818084 Y2 JP S5818084Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
cooking
microwave oven
display
switching
Prior art date
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Expired
Application number
JP10647677U
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English (en)
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JPS5432844U (ja
Inventor
潔 工藤
善雄 勝崎
Original Assignee
ブラザー工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP10647677U priority Critical patent/JPS5818084Y2/ja
Publication of JPS5432844U publication Critical patent/JPS5432844U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は加熱調理品目名及びその所要時間等を記載した
表示装置の表示内容を、高周波出力の切換装置の切換動
作に連動して切換えるようにした電子レンジの改良に関
するものである。
一般に電子レンジは、高速で被加熱物の加熱調理が行な
える点で重宝なものと考えられている反面、加熱源とし
て不可視の高周波を用いていて、被加熱物が内部から加
熱調理されるため、被加熱物の加熱経過を視覚的に観察
することが困難である欠点を有していた。
そのため、従来各調理品目に応じた所要加熱時間が一読
出来るような各種早見表なるものが考案され、電子レン
ジ本体に装着されていて操作者がその記載内容に基いて
加熱時間の設定を行なえるようになっていた。
そして一方、加熱源としての高周波出力を、電熱、ガス
等の一般加熱源の場合と同様に調理品目に応じて高、低
2種若しくは多段に設定可能とした方が種々の面から有
利であることが判明している。
従って、最近の電子レンジでは、このような各加熱調理
品目に応じた高周波出力並びにその出力による加熱時間
を速やかに設定できるように、出力切換装置の切換動作
に連動してその出力に応じた調理品目名の記載されてい
る部分が表示される表示装置を設け、その表示装置の表
示部に記載された品目名群の中から所望の品目名を捜し
出す操作により出力を設定し、それに関連して記載され
た所要加熱時間をタイマーにより設定することにより所
望の加熱調理を行えるようにしたものが考案されている
ところが、最近は更に電子レンジを使用して極めて多く
の調理品目を加熱調理する傾向にあるため、例えば煮込
み料理等の場合のように一個の調理品目であっても高出
力とそれに後続する低出力の2種の高周波出力が要求さ
れるようなものも出現しており、そのようなもののため
に、−見して所要の出力及び所要加熱時間に加えて出力
の切換順序をも表示することが要求されてくる。
本考案はこのような点を考慮して、出力切換装置の切換
動作に連動する表示装置の表示内容に工夫を凝らし、必
要なものに対しては出力の切換順序をも指示し、従来の
もの以上に使用し易い電子レンジを提供しようとするも
のである。
以下、図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案に係る電子レンジの斜視図を示すもので
あり、同図にて1は電子レンジ本体、2はその前面左辺
に設けられた扉、21はその把手、3は本体1の前面右
辺に設けられた操作パネル部で、電源スイッチ31.タ
ックスイッチ32、タイマー33、調理品目名並びにそ
の所要加熱時間が多数記載された表示装置34及び高、
低2種の出力を切換設定するための切換スイッチ35が
配置されている。
以上のような構成よりなる電子レンジの電気回路を簡略
して示したのが第2図である。
同図にて4は商用電源で、この商用電源4とトランス5
の一次側巻線との間にはタイマー33、タックスイッチ
32及び扉2の開閉に連動するドアスイッチ6が夫々直
列に接続されている。
トランス5の二次側巻線にはコンデンサ7とダイオード
8が直列に接続され、このコンデンサ7と並列にコンデ
ンサ9と切換スイッチ35の直列回路が接続され、ダイ
オード8と並列にマグネトロン10が接続されている。
このような回路の動作を略述すると、扉2の閉成状態で
はドアスイッチ6が閉成されているため、タイマー33
を設定することによりその接点が閉成され、次いでタッ
クスイッチ32を一旦押圧操作するとその接点が電磁リ
レーとなっていて自己保持され、この結果トランス5の
一次側が閉成状態を保持される。
そして、このような状態でトランス5の二次側において
、切換スイッチ35を開放しておくとマグネトロン10
はコンデンサ7の容量により決定される低出力、例えば
200 W程度の出力を発し、切換スイッチ35を閉成
するとマグネトロン10はコンデンサ7.9の並列容量
により決定される高出力、例えば600 W程度の出力
を発するようになる。
従って、操作者はこの切換スイッチ35を切換操作する
ことにより、所望の高出力若しくは低出力に設定できる
第3図は第1図の操作パネル部3の縦断面図でこのよう
な切換スイッチ35と表示装置34との連動状態を詳細
に示すものであり、第4図はその横断面図である。
図中、35aは切換スイッチ35のレバーで、枢軸35
bに枢支され、その切換操作部の反対側自由端には開
閉器35 Cを押圧するための作用部35a1と扇形の
ギア35a2が設けられており、この扇形ギア35a2
は枢軸11に枢支されたギア12の上部に係合され、ギ
ア12の下部は表示装置34の表示ドラム34 aの上
端に設けられたギア34a1に係合している。
尚、表示ドラム34 aは第4図より明らかなように操
作パネル部3の前板36に形成された透孔36 aに対
向し得る二個の平面部34 a 2,34 a 3を有
する筒状体であり、操作パネル部3の前板36に突出形
成された支持腕36 b 、36 Cにより上下から挾
持されており、更にこの支持腕36 Cと表示ドラム3
4 aの下部との間にはクリックストップ機構(図示せ
ず)が設けられていて、後述する表示ドラム34 aの
回動動作にクリックアクションをもたらすようになって
いる。
このような構成よりなる切換スイッチ35と表示装置と
の連動関係を説明すると、先ず第4図実線部分で示すも
のが低出力の状態で、開閉器35 Cは押圧されておら
ず、また表示ドラム34 aの平面部34a2が透孔3
6 aに対向し、外部より見ることのできる状態になっ
ている。
この状態で切換スイッチ35のレバー35 aを第4図
中反時計方向に回動せしめると、その作用部35a1が
開閉器35Cを押圧して第2図に示した回路を高出力状
態に設定する一方、扇形ギア35 a 2.ギア12及
びギア34a1の係合関係に従い、表示ドラム34 a
が第4図中反時計方向に回動せしめられて平面部34
a3が透孔、36aより露見する状態となる。
尚、このような回動動作に伴い上記クリックストップ機
構が作用し、表示ドラム34 aの回動が途中で休止、
即ち、平面部34 a 2,34 a 3の各一部が透
孔36 aより露見したままの状態で休止せしめられる
ことのないように、出力の切換動作並びに表示装置の切
換動作がともに円滑に行なわれる。
このような表示ドラム34 aの平面部34a2には低
出力の加熱調理に適した品目名及びその所要加熱時間が
、平面部34a3には高出力に適した品目名及びその所
要加熱時間が夫々記載されているが、その具体的な一例
を示すと第5図の通りである。
同図にて、平面部34 a 2,34 a 3の各上段
部分には、解凍、再加熱に対応する調理品目名及びその
所要加熱時間が、そして中段部分には生から加熱調理す
るものが夫々記載されており、これらの調理品目はいず
れも高出力若しくは低出力のいずれか一方のみによる加
熱調理を要するものであり、操作者は切換スイッチ35
を切換えて表示ドラム34 a内から所望の調理品目名
を捜し出すことにより所望の出力を設定出来、次いでそ
の記載内容に基く時間のタイマー設定を行えば所望の加
熱調理が実施できる。
ところで、この第5図に示した表示ドラム34 aの平
面部34 a 2,34 a 3の各下段部分を参照す
ると、双方ともに同を品目名で時間長の異なる内容の表
示がなされている。
これらの品目は、いずれも一旦高出力で加熱調理した後
、低出力で長時間加熱調理することを必要とされるもの
であり、その順序を指示するための指環として平面部3
4a3側には平面部34a2側に向う矢印13が、平面
部34a2側には平面部34a3側から向けられた矢印
14か゛夫々記載されている。
これらの矢印13.14は本考案により最も工夫された
ものであり、操作者は例えば低出力用の表示欄である平
面部34 aにおいて「→おでん 60分」なる表示を
捜し出した時、その矢印14の向きによりおでんは先ず
高出力により加熱調理する必要があることを知り、高出
力側の表示内容「おでん 15分→」を見つけ出した時
は矢印13の向きにより高出力による加熱調理の後で低
出力による加熱調理が必要であることを知ることが出来
、このような品目名及び゛時間に加えて矢印による加熱
順序を表示していることにより、操作者はとまどうこと
なく所望の加熱調理を実施出来るようになる。
以上のように本考案に係る電子レンジは、出力切換装置
の切換動作に連動する表示装置の表示内容に工夫を凝ら
し、必要なものに対しては出力の切換順序を指示する指
標を記したものであり、従来のものより一層使用し易い
ものであり、本考案の奏する実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電子レンジの外観を示す斜視図、
第2図はその電気的結線図、第3図はその操作パネル部
の縦断面図、第4図はその横断面図、第5図はその表示
ドラムの斜視図である。 図中、1は電子レンジ本体、13.14は指標である矢
印、34は表示装置、35は出力切換スイッチである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 加熱室内へ供給する高周波出力を高、低2種に切換える
    ための出力切換操作に連動して表示内容が変更せしめら
    れる表示装置を有する電子レンジにおいて、 その表示装置の表示内容が、高、低2種の各切換出力に
    対応した調理品目名及びその調理所要時間を記載するも
    のであるとともに、所定の順序で高、低2種の出力によ
    る加熱調理を要する調理品目名に対しては、出力切換が
    必要であること及びその順序を指示するための指標をも
    併せて記載したものであることを特徴とする電子レンジ
JP10647677U 1977-08-09 1977-08-09 電子レンジ Expired JPS5818084Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10647677U JPS5818084Y2 (ja) 1977-08-09 1977-08-09 電子レンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10647677U JPS5818084Y2 (ja) 1977-08-09 1977-08-09 電子レンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5432844U JPS5432844U (ja) 1979-03-03
JPS5818084Y2 true JPS5818084Y2 (ja) 1983-04-12

Family

ID=29049686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10647677U Expired JPS5818084Y2 (ja) 1977-08-09 1977-08-09 電子レンジ

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JPS5432844U (ja) 1979-03-03

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