JPS5818030Y2 - 燃焼器の排気装置 - Google Patents

燃焼器の排気装置

Info

Publication number
JPS5818030Y2
JPS5818030Y2 JP1978083422U JP8342278U JPS5818030Y2 JP S5818030 Y2 JPS5818030 Y2 JP S5818030Y2 JP 1978083422 U JP1978083422 U JP 1978083422U JP 8342278 U JP8342278 U JP 8342278U JP S5818030 Y2 JPS5818030 Y2 JP S5818030Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
guide plate
combustion
headwind
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978083422U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54182438U (ja
Inventor
博利 勝原
Original Assignee
三洋電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三洋電機株式会社 filed Critical 三洋電機株式会社
Priority to JP1978083422U priority Critical patent/JPS5818030Y2/ja
Publication of JPS54182438U publication Critical patent/JPS54182438U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5818030Y2 publication Critical patent/JPS5818030Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス湯沸器等の燃焼器の排気装置に関する。
この種排気装置において例えば実開昭5076429号
公報または実開昭50−132742号公報に示される
如く(第5図参照)、通常の燃焼排気を円滑に排出する
と共に逆風の燃焼筒2′内への侵入を防ぐべく、排気筒
5′の排気孔11′への対向上方位置に排気筒5′の上
部間ロア′内に誘導板13′を水平方向に張出している
斯る従来構造に依れば誘導板13′が水平方向に張出し
ているので、ガイド板12′の先端の間隔が広くなって
おり通常時の燃焼排気は良好に行われるが、逆風が排気
筒5′から入った時誘導板13′の先端部が斜に屈曲し
ているものの大部分が水平方向ち延びている為に逆風を
排気孔11′方向へスムーズに案内できず逆風の流れに
よる排気の誘引効果において十分でなく排気が効果的に
行えないと共に、誘導板13′先端とガイド板12′先
端との間隔が広い為にこの間隔から燃焼筒2′内へ逆風
が侵入し易いという問題がある。
これ等の問題に対処すべく第5図破線図示の如く誘導板
13′全体を斜下方に傾斜させることも考えられるが、
ガイド板12′と誘導板13′との間隔が狭い為に通常
の燃焼排気を円滑に排出できないという問題を生ずる。
本考案は上述の問題に鑑みなされたもので、通常の燃焼
排気を阻害することなく逆風時燃焼筒内への送風の侵入
を防止すると共に燃焼排気の排出を円滑に行うことを目
的とする。
本考案の構成は燃焼排気が上昇する燃焼筒の上部開口に
排気筒を接続し、この排気筒の一側面に逆風を逃がすた
めの排気孔を設けたものに於いて、上記燃焼筒の上部開
口の上方に上記排気孔との間をしゃ断するガイド板を斜
め上方に延設し、上記排気筒の排気孔への対向上方位置
には排気筒の上部開口内に張出し且つ所定圧の逆風によ
って斜め下方に回動して逆風を排気孔に誘導する誘導板
を取付けたことを特徴とするものである。
斯る構成により、通常はガイド板と誘導板との間隔が広
いので燃焼排気を円滑に排出できると共に、逆風時は誘
導板が斜め下方に回動するのでガイド板との間隔が狭く
なり逆風の燃焼筒内への侵入を防止でき、かつ誘導板の
斜め下方傾斜により逆風が排気孔へスムーズに流れ、こ
の流れによって上記間隔における燃焼排気の誘引効果が
良好となり逆風にも拘らず燃焼排気を円滑に排出でき十
分な燃焼用空気を吸引できるものであり、燃焼部に於け
る燃焼状態を逆風の有無に拘らず常時良好と威すことが
できる等多大なる効果を発揮する。
以下に、本考案の一実施例を図について説明すると、1
はガス瞬間湯沸器で、その器体は燃焼部に連り本考案の
燃焼筒となる四角筒状の熱交換器2等を取付けた背壁3
とこの背壁3に着脱自在に取付けられて熱交換器2等を
隠す前カバー4とから構成している。
5は熱交換器2の上部開口6に接続された同型の排気筒
で、小径の丸筒状に絞った上端を器体上方から突出させ
てその突出量ロアには適宜外部排気筒8が接続される。
9.10は前カバー4の上部に二段に亙って横長に形成
された二次排気孔、11はその二次排気孔9゜10に対
向する排気筒5の筒面に形成された一次排気孔である。
12は一次排気孔11の下縁部から排気筒5内に斜め上
方に延設されたガイド板で、その両側で排気筒5に固着
されており、上部開口6を一次排気孔11からしゃ断す
ると共にその延長端を上記突出量ロアの背壁寄り端部の
下方に位置させている。
13は排気筒5の一次排気孔11の対向上方、即ち排気
筒5の背部上方に位置し、突出量ロア内に水平方向に張
出した誘導板で、その基端両側に取付片14.14を立
設すると共に張出端には舌片15を設けている。
16は取付片14.14を回転自在に貫挿した取付軸で
、排気筒5に固着された取付枠17に取付けである。
18は舌片15と排気筒5の突出壁の切起片19との間
に設けられたコイルスプリングで、誘導板13を弾力的
に常時上方に引張っている。
尚、誘導板13は基端を取付軸16で軸支すると共に中
央部分を排気筒5の上端部分に当接することにより水平
方向に保持されている。
20は一次排気孔11の上部を閉成する如く自重で垂下
した調整板で、外向きに小角度で折曲されており、その
基端両側に取付片21.21を立設している。
22は取付片21.21を回転自在に貫挿した取付軸で
、排気筒5の上部両側に止着しである。
そして、調整板20はその垂下端が前カバー4の上部二
次排気孔9の上縁に近接する位置まで回転できるように
なっている。
かくして、熱交換器2の上部開口6から上昇する燃焼排
気は、ガイド板12の下面に沿って斜め上方に流れ、ガ
イド板12の延長端と排気筒5の背部間を通って上昇し
、誘導板13の下面を介して突出量ロア内に入いつ、外
部排筒8に至る。
この通常の排気が行なわれている時に外部排気筒8から
少々の逆風が侵入すると、その逆風は排気のドラフト以
上の風圧が無い限り排気と共に押出される。
一方、逆風が強風の場合には、誘導板13はその風圧を
受けてスプリング18の弾力に抗して斜め下方に回転し
、突出量ロアの開口度を大きくすると共に、調整板20
も強風圧を受けて回転し、−次排気孔11の上部と上部
二次排気孔との全域を開口する(第2図工点鎖線参照)
従って、逆風は誘導板13によって偏向されつつ該誘導
板と調整板20とによる通路及び該調整板とガイド板1
2とによる通路を通って下降し、−次、二次排気孔11
,9.10を経て出て行く。
この逆風の流れによってガイド板12の延長端付近には
誘引力が発生し、上昇した燃焼排気は順次誘引されて逆
風に合流し、出て行く。
従って、逆風が強風の場合でも熱交換器2の下方の燃焼
部(図示せず)には燃焼用空気の吸引力が働いている。
又、この時、誘導板13の下方への回転により突出量ロ
アの背部寄り端部まで延びているガイド板12との間隔
が急激に狭くなるので、逆風が上部開口6へ侵入するこ
とはなく、逆に逆風の流れによる誘引効果が増大する。
又、ガイド板12の上端部を更に上方に新曲することに
よって上昇排気の流速が増すのでその誘引効果との相乗
幼果が期待できる。
又、調整板20は通常の排気時に一次排気孔11に排気
が流れないように該孔上部を閉成しているものであり、
その閉成範囲は燃焼容量やガイド板12の大きさに合せ
て調節される。
尚、本実施例では誘導板13をスプリング18によって
弾力的に水平保持したが、この水平保持構造は調整板2
0と同様の自重構造や重錘構造等に代えても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の燃焼器の外観斜視図、第2図は側断面
図、第3図は一部切欠の要部上面図、第4図イ9口は要
素の斜視図、第5図は従来例の側断面図である。 2・・・・・・熱交換器、5・・・・・・排気筒、6・
・・・・・熱交換器の上部開口、7・・・・・・排気筒
の突出開口、1・・・・・・−次排気孔、12・・・・
・・ガイド板、13・・・・・・誘導板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼排気が上昇する燃焼筒の上部開口に排気筒を接続し
    、この排気筒の一側面に逆風を逃がすための排気孔を設
    けたものに於いて、上記燃焼筒の上部開口の上方に上記
    排気孔との間をしゃ断するガイド板を斜め上方に延設し
    、上記排気筒の排気孔への対向上方位置には排気筒の上
    部開口内に張出し且つ所定圧の逆風によって斜め下方に
    回動して逆風を排気孔に誘導する誘導板を取付けたこと
    を特徴とする燃焼器の排気装置。
JP1978083422U 1978-06-14 1978-06-14 燃焼器の排気装置 Expired JPS5818030Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978083422U JPS5818030Y2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14 燃焼器の排気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978083422U JPS5818030Y2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14 燃焼器の排気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54182438U JPS54182438U (ja) 1979-12-24
JPS5818030Y2 true JPS5818030Y2 (ja) 1983-04-12

Family

ID=29005197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978083422U Expired JPS5818030Y2 (ja) 1978-06-14 1978-06-14 燃焼器の排気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5818030Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH029257Y2 (ja) * 1984-09-03 1990-03-07

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646102Y2 (ja) * 1973-10-17 1981-10-28
JPS50132742U (ja) * 1974-04-16 1975-10-31

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54182438U (ja) 1979-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5818030Y2 (ja) 燃焼器の排気装置
AU747420B2 (en) Combustion air intake apparatus for fuel-fired, direct vent heating appliance
JPH0311655Y2 (ja)
JPH06221633A (ja) 換気口のカバー装置
US3269296A (en) Ventilating device
EP0844439A2 (en) Wind-protection air intake vent
US6012448A (en) Fireplace draft regulator
JPH0419315Y2 (ja)
JPH0138427Y2 (ja)
US2966153A (en) Damper frame and damper combination
JP3474296B2 (ja) 屋外設置型燃焼装置の排気ユニット
JPS605231Y2 (ja) 燃焼器具のビルトイン型バフラ−
JPS6244271Y2 (ja)
JPS589063Y2 (ja) 屋外設置用燃焼器の給排気筒
JPS605233Y2 (ja) 密閉式燃焼器具の給排気タ−ミナル
JPS602431Y2 (ja) 屋外設置形ボイラ−
JP3929771B2 (ja) レンジフードとその取付方法
JPS6314274Y2 (ja)
JP3633041B2 (ja) 排気口のウェザーカバー
JPS632744Y2 (ja)
JPS59191824A (ja) 空気調和機
JPH029260Y2 (ja)
JPS605234Y2 (ja) 屋外設置型燃焼器具における給排気装置
JPH0781699B2 (ja) 燃焼器の排気装置
JPS5818033Y2 (ja) 屋外設置用燃焼器の給排気筒