JPS5818020Y2 - ユニバ−サル耐酸欠バ−ナ - Google Patents

ユニバ−サル耐酸欠バ−ナ

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Publication number
JPS5818020Y2
JPS5818020Y2 JP1977178750U JP17875077U JPS5818020Y2 JP S5818020 Y2 JPS5818020 Y2 JP S5818020Y2 JP 1977178750 U JP1977178750 U JP 1977178750U JP 17875077 U JP17875077 U JP 17875077U JP S5818020 Y2 JPS5818020 Y2 JP S5818020Y2
Authority
JP
Japan
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flame
burner
oxygen deficiency
slit
holes
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977178750U
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English (en)
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JPS54100232U (ja
Inventor
善弘 石川
Original Assignee
パロマ工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は耐酸欠バーナに関し、特に連続する極細バー
ナスリットをスリット炎孔と保炎炎孔をもつ複数個のブ
ロックに分割し、各ブロックにはエツジ板を設けて二次
空気の対流を効果的に行って保炎を安定させ、特に酸欠
時の主炎の酸欠による耐リフト性を向上させ且つバック
性ガスに対する耐バック性、高発熱量ガスに対する不完
全燃焼、赤火発生等の弊害を刈除し安全性の向上を図っ
たユニバーサル耐酸欠バーナを提供するものである。
一般にスリット形式のバーナは耐酸欠性に弱い(例えば
02が19%まで下がるとリフト性ガス(メタン系ガス
等)ではリフト又はブローオフする)。
そこで、耐酸欠性をもたせるために単位炎孔面積を大き
くとり炎孔負荷を下げガスの炎孔よりの噴出速度を下げ
て耐リフト性、耐酸欠性を強くするのであるがこのとき
は単位炎孔面積が増すことによりバツクファイヤーが起
きやすく。
そのためあらゆるガス種に対して完全なユニバーサル性
をもった耐酸欠性バーナーの製作はむづがしがった。
この考案は上記のような欠点を解消したもので以下その
一実施例を図面にもとづき説明すると、図面において1
は個々のスリット幅を極細にし、ピッチの小さい連続し
たスリット炎孔であって、数個のスリット炎孔に1個の
保炎炎孔2を組としたものを適宜組合せてバーナスリッ
トを両端に保炎炎孔を有する複数個のブロックに分割せ
しめ、各ブロックの両側下端にはエツジ板3を設けた構
成としたものである。
実施例の保炎炎孔2はスリット炎孔1と連通して設けら
れ、3つのスリット炎孔1と1つの保炎炎孔2を組とす
るもの2つに更に保炎孔2を加えたものを1つのブロッ
クとなして1つのブロックに7個のスリット炎孔と3つ
の保炎炎孔2を設け、該保炎炎孔2の二つは該ブロック
の両端に、1つは中央に配設し、かつ各ブロックの両側
の、バーナ本体4の側壁板を各ブロックの全長にわたっ
である幅略直角に折曲げて形成したエツジ板3を設けて
いる。
なお、実施例では各ブロック間にもスリット炎孔を設け
ているが、必ずしも設ける必要はない。
図中5,5′はバーナ本体に形式した混合管、6,6′
はガスノズルである。
この考案は上記のように構成したので、各ブロックにお
ける保炎aはエツジ板3により二次空気流が巻き込み(
第3図矢印S1.S2、第4図矢印S1参照)渦流効果
を高めるので安定した保炎を形成し、スリット炎孔1か
らの主炎すの酸欠によるリフトを防ぐものである。
即ち、各ブロックごとにエツジ板も分割して設けられ、
その両端に近い位置に保炎炎孔2を有するので、極端な
酸欠(02が18%以下)のときでも二次空気の2方向
(第3図矢印S1.S2参照)からの対流作用で保炎効
果は低下せず、02が15%位になるまではブローオフ
しないのである。
さらに主炎は各ブロックごとに分けられ、これらは数個
のスリット炎孔に1個の割合で保炎炎孔をもっているか
ら二次空気が主炎すの外炎に対する接触が良好となり燃
焼性が著しく向上するものである。
なお、本考案では単位炎孔1を極細のスリット状にして
(例えば幅0.4〜0.45mm)かつ各スリットのピ
ッチを小さくしてスリットの総数を増したので全体の有
効炎孔面積が大となりバーナとしての炎孔負荷が低くな
り従ってバックにも強く、かつ燃焼性もよくなったので
ある。
この考案は以上説明したように、バーナスリットを数個
のスリット炎孔と1個の保炎炎孔を組とするものを適宜
組合せて複数個のブロックに分割し、該ブロックごとに
エツジ板を設けたという簡単な構造で、例えば13Aガ
スでリフト現象が始まる限界である02が18%位まで
は良好な燃焼を接続し、ブローオフの限界を15%位ま
で下げることができるから酸欠による主炎のリフト、お
よびブローオフ等による不完全燃焼等の弊害をなくすこ
とができ、またバック性の強い6Cガス等に対しても耐
バック性を持たせることができる。
さらに高発熱量のガスに対しても完全燃焼させ、燃焼速
度の異なるガス種に対しても安全に使用し得るユニバー
サル性を有する耐酸欠バーナを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第2図は正
面図、第3図は要部の斜視図、第4図は第2図のX−X
断面図、第5図は同Y−Y断面図である。 1・・・・・・スリット炎孔、2・・・・・・保炎孔、
3・・・・・・エツジ板、4・・・・・・バーナ本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連続したスリット炎孔を有するバーナーにおいて、複数
    個のスリット炎孔1ごとに1個の保炎炎7L2を設けて
    組とし、連続する適宜数の組を両端が保炎炎孔となるよ
    う組合せてブロワ2とし各ブロックの両側下端外方にバ
    ーナ側壁に略直角なエツジ板3を設けたことを特徴とす
    るユニバーサル耐酸欠バーナ。
JP1977178750U 1977-12-27 1977-12-27 ユニバ−サル耐酸欠バ−ナ Expired JPS5818020Y2 (ja)

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JPS54100232U JPS54100232U (ja) 1979-07-14
JPS5818020Y2 true JPS5818020Y2 (ja) 1983-04-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015117855A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 リンナイ株式会社 加熱調理器の燃焼装置

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JPS5952116A (ja) * 1983-08-01 1984-03-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガスバ−ナ

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