JPS58179423A - 水産甲殻類の養殖設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本晃引は、ガデミ（わたりかに）をはじめ永趣甲、役類
を効率よく肥育きしめ、実画りのよい収臆をめげること
を４七とした養殖装置ｔｆに係るものである。

ガデミ嵜の甲７投類は、高級魚介墳として価格も高くて
唐要も多く、たとえば、北海」直を除く緒所の湾内に多
く産するガデミは美味で食用に珍處されているか、ＷＭ
＃を充足せんとすれば、乱獲となり天然資源の個＃＆を
招く懸念があったのである。

このような車影を回避するため各魚介類にあっては、そ
れぞれの習性又は環境に虐した養殖が行なわれ、いわゆ
る載ｊｌｌｉ業として多くの火線をＦげている。

しかし、魚類と異なって甲１８類は、Ｉ２ｙ、艮に槌っ
て何回か脱皮しなければならないが、脱皮直後は軟質体
が露出しているから、仲１…に襲われ食べられてしまう
共食いが激しく、生存率が低くて採算に合う伏動での養
ＷＡは企業的に困維であったのである。従って、習性に
起因する共食いを鱒け、利益を生ずる友けの生存率を億
保するには個体別に隔離してｌ１１１育する以外に有効
な方法はないというのが定説になっている。

一方、ＩＩＩ！Ｉｉを企業的に行なうには高密度に養育
しなければならず、上記のように個体別の隔＃ＩＩを必
要とする養殖はこの点からみても打開策が釆められてい
たのである。

さらに、個体別に隔離して簀會するときは狂米手段によ
る限り、個体別に投餌しなければならず、又投餌も個体
別に回状する等、すべて人手に依存して１日に２〜５回
もこれを反復するのでは労務費も嵩み、又手作業が＝’
Ｊ能なように、養育に用いる水槽も角型で手の届く範囲
の中で長さも２．５部程度となされており、養殖が採算
に合うようにするには水槽を多数にしなければならず、
設備投資が莫大とならざるを得なかったのである。

零発＃！Ａは所かる現況に鑑がみなされたもので、扶食
いの習性があって個体別の養育が有利なガザミ等の甲殻
類を、採算ベースに合う大型ｌＩ殖となしｔＪ４る設備
を提案ぜんとするもので、甲殻類等の５Ｉ或生物を個体
別に収容できる刺１ｆ室が多数順列してなる＠Ｗ４を、
各＠前室への養成生物の出入りが自在な状粗で養成槽中
に唖然と配設し、槽上には投ｖ４装置を設けると共に、
水中の飼育４鮮とその上部の投ｇ装置とのいずれか又は
両者が適宜回幼し、互に相対位置を変えつり万逼なく給
餌を行なって、夕留りよく成長体を収得することができ
る黄ＨＡ設備の提供を目的としている。

以下、本発明の養殖設備の１実施例を図面に基づき説明
する。

ＩＩ成生物の８！７１期のものが得易く、それらの養育
に適した水質の用水が導入し易く、さらに給餌に最適な
調料が入手し易い地域を選んで、養成槽＠を設置する。

この餐或槽禰は、第１図又は第２図に示すように水乎上
嫌とした環状の＃壁（１）を備え、中央に回って順次深
くなった漏斗形の槽底部（りとしてあり、伐餌又Ｆｉｓ
成生物の代謝老廃物が中央部に移行し０部より排水と共
に抜取ることができる構成とする。

環状の＃壁＋ｌ上面には、軸心が黄生槽濶の中心を指向
する受支ローラ１６１　ｔａｌ）を配設し、これらの受
支ローラ１＠ｌ　ｔ＠）に回前自在に支保させて、環状
の槽壁（１）上面とはｙ同形のリングギヤ１６１を載置
し、槽壁（１）に外接し次基台＋９１上には駆＃（ｉ　
ｔａｌを設置しこれに連結した駆動ピニオン４１をリン
グギヤｆｉ＋と噛合い係合させて、躯＃＃（岨の運転に
よりリングギヤ（６）が槽壁（１）上向にて回前するよ
うにする。

一方、槽底５（２）中心には、上記のどとく投餌又は代
謝老廃物等や排水の引抜管ｔｎを導通させると共に、引
抜管１０を支障しないように設けたビボクトに軸支させ
て中心支柱叫を立設する。

ついで、中心文住瀾のＥ端部とリングギ−″ｒ（−）と
の闇には、ｔ４’ｌｆ４翔を懸吊し養成債Ａに張込んだ
用水の水面ｔａｌ下に占位させるための壜懸垂寥袴棒１
４１．４１を適宜零敗、放射状に架は渡し、その下方に
は杢１’ｋｌ　ｉｌ＋に没して上部及び下部の４収付枠
ｔｌＱ　ｔｌｌｌを取付け、水Ｉｊ　；ｘｉ上にある竜
懸垂支持俸＋４）　１４＋は注水パイプを併設又は兼用
させて注水をｌｆ能とし、また、下部の４取付枠、１１
＞は通気パイプを併設又は兼用：！ぜて用水中への送気
をＯｆ壱としている。

そして、同心円状にＩ［叡設けられた、上下の罎収吋棒
山）１１）の中間部域には、第３図に示すように各、・
ｉ　ｐ付伜に係止させた天恵で飼育１」坤を多般収付Ｖ
す、さらに、下部の１■を枠１１弓トらはスクレーパ支
持揮Ｊ４を介して槽底部２）を帰途するスクレーパＪｕ
ｌを重役する。

また、槽壁Ｈ１に外接しリングギＪｒ１６１よりも高い
任意の個所からは、中心支柱叫に向ってプリッジＪ７１
を架設し、回転可能な中心支柱頭の頂端面にてスラスト
ベアリングを介して仁れを叉承し、グリッジαηの上面
には第１図又Ｆｉ第２図に示すように自前投餌＠　１１
１　Ｊｌｌを設ける。これらの自前投餌機−一は、同心
円状に配設した各飼育毫群嗜の真上に設置し、単位時間
当りの投餌量はその直下を通過する綱育毫ｔｎ群の線速
度に比例して、中心支柱−寄りからリングギヤ（−）寄
りに向って＠番゛増大し、中心部であると外周部である
とを問わず自動投餌機す６１１の直下を通過する飼育篭
（１鴫に対して均分された給餌ができるように１投餌機
構を予め＃１設定する。

上部及び下部の罎駅付枠、ｕＨＫ挾持される飼育篭ｔｅ
ａは、第３図に示すように各喝収付枠山１．１１！に係
合して装庸又は離脱が容易であり、第４図に示す側面図
のととく槽底附近より水面附近に向って飼育室（財）が
層賑しており、＊成生物の成長に従い、又隣室の養成生
物に向って攻撃をしかけることがないように、鉄脚若し
くは般脚を通すことがない程の開孔部とし九耐食性材質
の網磐で各側板、天板又は各底板を形成し、側板と底板
とで限定する鋭角部（は各ＦｉｉＫ添って安息パッド−
□□□を取付ける、＊成生物−が甲殻類のうちガザミの
ように常に砂にもぐり込んでいる習性のあるものけ露顕
を嫌って、各飼育室ケリ中においても安１枚バンド＠ｅ
ｆｉＫて１ｉｉＩｆされる韓息ｆｓｌｌＩｌに人って命
を鏑すから、各飼育室し蜀には砂底を設ける必要がなく
、砂底交換の労力が省けると共に、網底としたために残
餌又は代謝老廃物等が飼育室＠０底根上（で蓄積するこ
とになく、−前室ケ幻を層獣してなる訓育４ｄ乃の環境
水質を常に良好に保つことができるのは本発明の有利な
点である。飼育４１＝４の形急に第４図（、）に示すよ
うに傾斜姿勢にＩＭｌｉＥ＠ｌ）を層１櫨したもののほ
かに、同じ＜（ｂ）に示すように飼育室クリをジグザグ
に層線したものとなしてもよい。（ａ）のような傾斜姿
勢の場合には安息パッドによる４息部−の前向網を開閉
するようにすれは幼１期のものの収容又Ｖｉ成長体の取
出し等が便利であり、又、（ｂ）のようなジグザグ姿勢
のものは￥烏、パッド瞥轍が限定する鋭角の頂膚を貫く
１ＩＩｌｉ＋を回転軸として、両安息パッド＠−による
棲息部−が１１！回転妨して部分脱離するようにすれば
、この棲息部−に身を臘していたガザミ等の甲殻類はそ
のまま外部へ取出されることになり、至便な手段である
。

このように、用水を張込んｆｅｌｌ成櫂中に多欲の飼育
篭を一定間隔で配列分布せしめ、それらの上部ｒＫ−設
けた自助投餌機との相対的な位りＩｌ取りを順次変化さ
ゼて、万逼なく均一に給Ｉｇ！をロエ船とする構成の本
発明餐殖設備の実際使用にあたっては、たとえば、養成
生物が個体別に飼育される飼育篭が一定間隔で並んでい
る上を自動投ｇ機が旋回しつつ通過する途次に１睨いは
自助投餌機の下方を飼育篭群が旋回しつつ通過する途次
に、一定量の給餌が行なわれて養成生物はバランスのと
れた摂餌となり順調に成育する。

また、安息パッド部以外は網目となった飼育篭は、その
開自白を透して給餌が飼育室内へ円滑に到達する上、水
もよく流通して環境水質が良好に保つことができ、さら
に残餌又は代紺老廃物は槽底へ自然に落下して、好適な
飼育条件を保全できる。

槽底へ落下した残餌は、僧中心部へ向って傾斜した４底
部と４ｔＬ付枠に連接してｌ１するスクレーパにより４
Ｗ底部中心に果められ、その部分にて開［Ｊする引抜ｆ
により排水又は循場川水と共に槽外へ導き出され、残餌
のうち良質部分は再使用に供することができる。

次に、本発明のｌ実施例装置による実用化試験例を不す
〇 養成槽の内径′に２ｏＩＩＩＸ爽効深さを１．５ｍとし
用水け７００ｋＺ張込み、リングギヤにより回転駆動さ
れて飼育ａｍが上方に架設されたブリッジに配設された
目前投ｇ機よりｌ／！ｒｖＩｒされる型糾とする。養成
生物はガデミで、個体別に入れる各Ｓ前室の大きさＶｉ
２’Ｑ　ｔｘ　Ｘ　２５αＸ２０礪　とし、飼育室が２
０室集って飼育４を形成し、養成槽中には５０４〜６１
４個の４牧を輔吊し、養ｒｆｔＸ育政は１００８０〜１
２２８０匹でろり次。

この１１殖設備に１４Ｆ期の幼ガニを櫨殖し、飼料とし
て魚肉を主体くアサリ貝肉とアミ等を混用して給餌した
。同じ投餌総量であるなれば、投餌回数を多くすること
はガデミの成！ｋＫ好結果をもたらすことは知られてい
るが、本発明の養殖設備は、ＩＩ成槽の上聞に自動投餌
機を備え九ブリッジを架設し、癩懸垂支持棒及び篭取付
枠を介して鋼育篭鮮が１時間に１周する割で回転させ、
同時に中心寄り、外周寄りを問わず個体別に均等な割当
量となるように投餌猷を設定しつつ連続的に投餌を継続
すると、養成生物は臘１４機会の傾度が高くなって効率
的な成長速度が得られた。当初のｌ今期の幼ガニｒ′ｉ
養殖日＆１１Ｏ日程度で全甲申１７ｃｍ　、体重３００
　ｇ平均の１４弁期の或ガニとなり、しかも、それらが
高い歩［すで収得されたのである。

以上述べた実施例では、自動投餌機が固定したブリッジ
ｈＫ装備されていたが他の実施例として、＠育４群を円
形又は方形のＩＩＩ成槽内に定置し、ブリッジを回動又
は往復運動させて０妨投餌を行なうこともできる。又、
別の実施例としては、養成槽中で飼育４群を旋回させ石
と共にその上部にて自動投餌機を装備し九グリッジも回
動させることもできる。

ブリッジが固定した実施例の場合には、注水パイプ詑び
に通気パイプはブリッジに併設して中６支柱部分に配管
し、たとえば、スイベルジヨイントを介して中心支柱に
導き入れ、”を水パイプを検相し青しくはそれを併設す
る４Ｍ判支持棒並びに通気パイプを着用し若しくはそれ
全併設する禰収付枠へ送り込み、ｆ７ｔ、ブリッジが回
１）する実施例の場合には養成槽中に配管し、用水中に
噴出させ濾１又は注水を行なうこともでさる。

まｚｔ、プリクジが回動する実施例では、自ｗＩｂ投餌
機ビこよる投１１１Ｆをコンスタントに行なうため、プ
リツジーヒに＠１十のリプーグホノパを併設し、それを
介して自動投餌機に１１科を供給することが望゛ましい
。

木尾１１の水産甲殻類の養殖設備によるときｔま、共食
いによる歩留りの低水準、猪、し状酷の金ｔ＋ｉｉｆ等
の習性ｔりも念らされる在来手段の＋：ｌＩ　、、１点
かずぺて解消さｎ１効率的な＊　’Ａ　ｋ　ＩＩＪ犯と
して企業性も高めることができて産業Ｅの利用１・Ｊ：
、？よ著大であり、本発明の＃旨に従うものであれば具
体的な実施は上記の実施の緒例に限定されることはなく
、それらから導かれるＩ成用、応用又はに形はすべて本
発明の技術的範囲に損金されるものであることはいうま
でもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の平面図、第２図は第１図の
■−■視断開断面説明図３図Ｖｉ第１図の瓜−■視断向
、Ｊ＆明図、第４図（１）及び（号は飼育層の形状を例
示する図である。 （１）・・・槽壁　　　　　（２）・・・槽底部（３）
・・・水面　　　　　（４）・・・４＠垂支持棒（５１
・・・リングギヤ　　叫・・・中心支柱１１Ｌ！・・・
４Ｉ収付枠　　　１１ｆｉ−・・祠倉舗（１四・・・ス
クレーバ　　ｖ場・・・引抜管ｊＩ・・・自嘗Ｉ投叫模
　　υη・・・ブリッジ園・・・餐成槽　　　　シ０・
・・飼育室（至）・°・網　　　　　　（２）・・・女
息バンド（至）・・・養成生物　　　−・・・猿息部特
許出願人　　人＃ｌ　場　　　旧

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、Ｉｆ部へ向って勾配を付けた槽底を有する養成槽に
   は用水を張込んで、その水面下に、複歇の個体別飼育室
   よりなる飼育篭を多欲浸漬して設置し、ＩＩ成成上上部
   はブリッジを架設してその上１ｆｆｉＫ自前投餌機を装
   備し、ＩＩｆＩｔ槽中の飼育適鮮とグリッジ々が、いず
   れか一方の又は双方の連動により相対的な位置占めを連
   続的に変化できるＷ成とし九ことを特徴とする水産甲殻
   類の養殖設備。 ２、特許請求の範囲第１項記載の剥育毫において、側板
   と天板又Ｆｉ側板と底板との接合する２面間の角度が片
   方が鋭角で他方が鈍角である飼育室を、複数個層重した
   構造のものとし次水産甲殻類のＩＩ幀設備。 ３、特許請求の範囲第１項記載の飼育４において、その
   全体を耐食性に冨む材質で、内部に収容される養成生物
   の鉄脚又はηｋＩｐのような身体の１都が挿通できない
   開き目の網体にて形成した水産甲殻類のｌＩｌ！ｒ１設
   儂。 ４、特許請求の範囲第１積記械の飼育室において、側板
   と底板とのなす鋭角部の各面連接線に膚って、それぞれ
   安息パッドを収付けて養成生物の牌烏１部を形成し良木
   に中殻類の養殖設備。 ５、特許請求の範囲第４項記載の飼育室において、緋、
   ＠部の対同側曲に開閉部をダけるか又は鋭角部の／６［
   ［ｌ連接嶽を軸として両安息バンドよりｔｚ６＠息部が
   外側へ転切して該都が開閉可能となる構造とじ九ことを
   特徴とする水産甲殻類の養殖設備。