JPS5817639B2 - 液体取出装置 - Google Patents

液体取出装置

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JPS5817639B2
JPS5817639B2 JP13359078A JP13359078A JPS5817639B2 JP S5817639 B2 JPS5817639 B2 JP S5817639B2 JP 13359078 A JP13359078 A JP 13359078A JP 13359078 A JP13359078 A JP 13359078A JP S5817639 B2 JPS5817639 B2 JP S5817639B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solvent
tank
pipe
water
washing
Prior art date
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Expired
Application number
JP13359078A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54123264A (en
Inventor
初田剛一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPS54123264A publication Critical patent/JPS54123264A/ja
Publication of JPS5817639B2 publication Critical patent/JPS5817639B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タンクからパイプを通して液体を取出すもの
に於て、液体の表面に浮いた水をパイプ内に吸込まない
ようにしたものである。
ドライクリーナに使用されている溶剤は比較的こ高価で
あるために、同一の溶剤を何度も使用するのが普通であ
る。
しかしながら何度も使用していると、衣類に含まれてい
た水分が溶剤中に溶は込み、それで再度洗濯すると洗濯
物に悪影響を与える。
従って溶剤と水とを分離する必要があるが、J溶剤をタ
ンク内に入れておくと水分は溶剤の表面に浮いて分離す
るので、このタンクから溶剤を取出す時に、上層に浮い
た水分を吸込まないようにすればよい。
本発明は下層の溶剤のみを取出せるようにしたもので、
第1図は本発明装置を使用したドライクリーナの溶剤回
路図である。
即ち1は溶剤を収容する第1タンク、2は該タンク内の
溶剤を汲上げるポンプ、3は汲上げられた溶剤から不純
物を濾過するためのフィルタ、4は洗濯槽で、前記フィ
ルタを通過して来た溶剤をこの洗濯槽4内に入れて洗濯
を行うものである。
5はボタントラップで。前記洗濯槽4内の溶剤を前記第
1タンク1に戻す時に、洗濯中にちぎれた釦等をここで
濾過するものである。
6は蒸留器で、洗濯が終って前記第1タンク1内に一旦
戻された溶剤を、この蒸留器6内に入れて蒸留するので
ある。
1回の洗濯時間は普通30分程度であるので、この蒸留
器6は、略30分で第1タンク1内の溶剤を全て蒸留で
きる程度の能力をもっていることが好ましい。
7は溶剤を収容する第2タンクで、コンデンサ8と水分
離器9との間に接続されており、洗濯1回分の溶剤が入
るだけの大きさを有している。
この第2タンクγ内には垂直仕切板10が設けられてお
り、左右2室lL12に区画されているが、この2室は
上下両端で互に連通ずるように、前記仕切板10の縦寸
法は第2タンクTの縦方向長さよりも短くなっている。
而して前記一方の室12の上端には、前記コンデンサ8
から流れてくる溶剤の流入口13が開口しており、その
下側には上下両端を開口し且つ上端の開口径を小さくし
た水分離管14を設けて、該管内にパイプ15の一端を
開口している。
このパイプ15はバルブ16を介して他端側を前記洗濯
槽4に接続すると共に、前記バルブ16の手前側を分岐
しており、この分岐パイプ17はバルブ18を介して前
記第1タンク1に接続している。
一方前記第2タンクγの他方の室11には、垂直仕切板
10の上端と同一高さ若しくは、それよりもやや高い位
置に開口した溢水管19を設けており、該溢水管の下端
側を前記水分離器9に接続している。
而してこの水分離器9内にも垂直な仕切板20が設けら
れ、一方の室21側にこ前記溢水管19が接続されると
共に、この室の側面に水抜き管22が接続され、他方の
室23の側面に流出パイプ24の一端を接続して他端側
を前記分岐パイプ1γに接続している。
25は乾燥空気循環通路で、該通路内には加熱器26と
凝縮器27と送風機28とが設けられており、洗濯終了
後、加熱器26で熱せられた空気を洗濯槽4内に吹込ん
で衣類から溶剤を蒸発させ。
凝縮器27で液化して、これを前記第2クンクI内に導
くようにしている。
以上の構成に於て洗濯順序について述べる。
1回目の洗濯をする時には、バルブ29.30を開いて
第1クンク1内の溶剤をフィルタ3を通して洗濯槽4内
に入れる。
洗濯終了後、バルブ29゜31を開いて洗濯槽4の溶剤
を一旦前記第1タンク1内に戻し1次でバルブ29.3
2を開いてポンプ2を運転し、前記第1タンク1内の溶
剤を蒸留器6に入れる。
その後バルブ16を開いてあらかじめ第2タンクγ内に
入っていた溶剤を洗濯槽4内に入れ、このきれいな溶剤
で2回目の洗濯を行う。
なお第2タンク1には溢水管19が設けられているので
、溶剤の上に浮いた水分Aはこの溢水管19から流出し
、溶剤B中にはほとんど水分が含まれていないが、若干
含まれている水分も7本分離管14の存在によって洗濯
槽4側へ流出することはない。
即ちバルブ16を開いて第2タンク7内の溶剤を流出さ
せると、該タンク内の液位は除々に下がっていき、水分
離管14の上端に達するが、この水分離管の上端は細く
なっているので、溶剤の上に浮いた水分は、はとんど水
分離管14の中には入らず、外側に排除される。
更に液位が低下してパイプ15の開口端Cまでくると。
ここで溶剤の流出は止まる。
(第2図口参照)而して前記水分離管14の下端りはパ
イプの開口端Cよりも下側にあるので、この水分離管1
4の外側にある水分は内側に入り込まず、従って水分は
パイプ15内に吸込まれることがない。
勿論溶剤の上に浮いている水が多くなると、その一部が
水分離器14内に入り込んでしまうが、大部分の水は溢
水管19から流出してしまっているのでそれ程の水は残
っていない。
水分離管14内に入り込む水分Aを少くするために、こ
の水分離管の上端開口径は実施例のように小さくするの
が望ましいが、第2クンク7の内径に比較して水分離管
14の内径が小さいために、この水分離管の上端開口部
を敢えて縮径しなくとも実用上差支えはない。
2回目の洗濯を行っている間に、前記蒸留器6内の溶剤
を加熱して蒸溜が行われる。
蒸溜器内で蒸発した溶剤は、コンデンサ8で液化されて
第2タンクγ内に入る。
蒸溜が進むにつれてこの第2タンク内の液位が上昇して
いくが、溢水管19の上端に達するまでにかなりの時間
がかかるので、この間に溶剤と水分とが大略分離し、溶
剤の上に浮いた水分から優先的に溢水管19を通って水
分離器9に流れる。
而して第2タンクI内で溶剤と水分とがあらかじめ分離
されているので、水分離器9が比較的小さくさも、この
水分離器9内で溶剤と水分とが完全に分離され、水分の
みが水抜管22から外部へ排出されて、溶剤は第1クン
ク1に戻される。
洗濯時間は通常30分程度であり。蒸留器6は、この洗
濯時間内に蒸溜が終る程度の容量になっているので、洗
濯が終を頃に蒸溜も終了し、第2り〉′りγ内に再生し
た溶剤が貯えられる。
この溶剤の上面に浮いた水分は溢水管19から流れ出る
ので、この第2タンクγに貯えられる溶剤にはほとんど
水分を含んでいない。
2回目の洗濯が終了したら、バルブ31,29を開いて
洗濯槽4内の溶剤を第1タンク1に戻し1次の洗濯に備
える。
・ なお溶剤中に多量の不純物が含まれていると。
蒸溜中に泡立ちを生じてふきこぼれることがある。
従来のドライクリーナでこのような現象が起きると、泡
が水分離器を通して溶剤タンク内に入り、全ての溶剤を
乳化してしまって後処理に多大の手・間を要していたが
1本発明ではこのようなふきこぼれ現象を生じた時には
、バルブ18を開いて第2タンクγ内の溶剤を抜いてこ
のタンク内を空にし、該タンクでふきこぼれ液を受ける
ことができるので一部の溶剤が乳化するだけですみ、後
処理;が容易である。
第3図は第2タンク7の他の実施例を示しており、傾斜
面33を設けて上側を細くシ、溶剤の上側に浮いた水A
があまり広がらないようにして。
この水が溢水管19から流出し易いようにしている。
以上の如く本発明は、タンク内に上下両端を開口した水
分離管14を設け、該水分離管内にパイプ15の吸込口
を開口しているので、このパイプには液体の上面に浮い
た水はほとんど吸込まれず。
溶剤から水を分離する必要のあるドライクリーナ等に使
用して効果の犬なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を備えたドライクリーナの溶剤回路
図、第2図イ2口は夫々異なった液位に於けるタンクの
縦断面図、第3図はタンクの他の実施例である。 T・・・・・・タンク、15・・・・・・パイプ、14
・・・・・・水分離管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 タンク内の液体をパイプを介して外部に取出1すも
    のに於て、前記タンク内に上下両端を開口した水分離管
    を設け、該水分離管内に前記パイプの吸込口を開口して
    、このパイプ内に、前記液体と分離して上層に浮いた水
    を実質的に吸込まないようにしてなる液体取出装置。 22 水分離管の内径よりも上端
    開口径を小さくしてなる特許請求の範囲第1項記載の液
    体取出装置。 3 前記タンクをドライクリーナの溶剤回路中に組込ん
    でなる特許請求の範囲第1項記載の液体取出装置。 2
JP13359078A 1978-10-27 1978-10-27 液体取出装置 Expired JPS5817639B2 (ja)

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JP3221678A Division JPS6043156B2 (ja) 1978-03-17 1978-03-17 ドライクリ−ナ

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JPS54123264A JPS54123264A (en) 1979-09-25
JPS5817639B2 true JPS5817639B2 (ja) 1983-04-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59201251A (ja) * 1983-04-27 1984-11-14 Arupain Kk テ−プ・デツキにおける選曲回路装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0634793Y2 (ja) * 1987-08-14 1994-09-14 三菱重工業株式会社 タンク内水分の除去装置

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JPS59201251A (ja) * 1983-04-27 1984-11-14 Arupain Kk テ−プ・デツキにおける選曲回路装置

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JPS54123264A (en) 1979-09-25

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