JPS58173102A - エ−テル化サイクロデキストリンの単離精製法 - Google Patents
エ−テル化サイクロデキストリンの単離精製法Info
- Publication number
- JPS58173102A JPS58173102A JP5608382A JP5608382A JPS58173102A JP S58173102 A JPS58173102 A JP S58173102A JP 5608382 A JP5608382 A JP 5608382A JP 5608382 A JP5608382 A JP 5608382A JP S58173102 A JPS58173102 A JP S58173102A
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- Japan
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- cyclodextrin
- etherified
- sulfate
- etherified cyclodextrin
- purification
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエチルサイクロデキストリン、エチルサイクロ
デキストリンなどのエーテル化サイクロデキストリンの
単離精製法に関する。更に詳細には、本発明はジアルキ
ル硫酸とサイクロデキストリンとを反応せしめてエーテ
ル化サイタロデキストリンを生成せしめ、このエーテル
化サイクロデキストリンを単離精製するに際し、過剰の
ジアルキル硫酸をアルカリ性化合物によって分解せしめ
て、安定性に優れ、かつ純度の高いエーテル化すイクロ
デキストンを単離精製する方法に関する。
デキストリンなどのエーテル化サイクロデキストリンの
単離精製法に関する。更に詳細には、本発明はジアルキ
ル硫酸とサイクロデキストリンとを反応せしめてエーテ
ル化サイタロデキストリンを生成せしめ、このエーテル
化サイクロデキストリンを単離精製するに際し、過剰の
ジアルキル硫酸をアルカリ性化合物によって分解せしめ
て、安定性に優れ、かつ純度の高いエーテル化すイクロ
デキストンを単離精製する方法に関する。
メチルサイクロデキストリン、エチルサイクロデキスト
リンなどのいわゆるエーテル化サイクロデキストリンは
、ステロイドホルモンなどの薬物を包接せしめるととk
よって、薬物の溶解性を高めるため、医薬品への用途が
近年注目されている。:(特開昭51−4914号公報
)。
リンなどのいわゆるエーテル化サイクロデキストリンは
、ステロイドホルモンなどの薬物を包接せしめるととk
よって、薬物の溶解性を高めるため、医薬品への用途が
近年注目されている。:(特開昭51−4914号公報
)。
かかるエーテル化サイクロデキストリンの製造法として
、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどを
溶媒とし、酸化バリウムの存在下にジメチル硫酸とサイ
クロデキストリンとを反応させて、メチルサイクロデキ
ストリンを製造する方法などが知られている(テトラヘ
ドロン(T@trah@dron )、24,803(
1968))。そして該エチルサイクロデキストリンの
単離精製は、通常、石油エーテルを如えたクロロホルム
、熱水等を用〜・て、再結晶する方法が採用されている
。
、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどを
溶媒とし、酸化バリウムの存在下にジメチル硫酸とサイ
クロデキストリンとを反応させて、メチルサイクロデキ
ストリンを製造する方法などが知られている(テトラヘ
ドロン(T@trah@dron )、24,803(
1968))。そして該エチルサイクロデキストリンの
単離精製は、通常、石油エーテルを如えたクロロホルム
、熱水等を用〜・て、再結晶する方法が採用されている
。
しかしながら、このような単離精製においては、得られ
るメチルサイクロデキストリン中にジメチル硫酸が多少
残存しており、かかるジエチル硫酸が分解して硫酸に変
換されやすく、メチルサイクーデキス) 11ンは酸に
弱くこのためメチルサイクロデキストリンの安定性が著
しくれないという難点がある。
るメチルサイクロデキストリン中にジメチル硫酸が多少
残存しており、かかるジエチル硫酸が分解して硫酸に変
換されやすく、メチルサイクーデキス) 11ンは酸に
弱くこのためメチルサイクロデキストリンの安定性が著
しくれないという難点がある。
そこで、本発明者は、ジアルキル硫酸とサイクロデキス
トリンとを反応せしめてエーテル化サイクーデキストリ
ンを生成せしめ、このエーテル化サイクロデキストリン
を単離精製するに際し、ジアルキル硫酸が除かれて安定
性において優れ、純度の高いエーテル化サイクロデキス
トリンを単離精製し得る方法を見出すべく鋭意研究した
結果、単#精製するに際し、過剰のジアルキル硫酸をア
ルカリ性化合物によって分解することKよって、ジアル
キル硫酸が除かれた安定性に優れ、かつ純度の高いエー
テル化サイクロデキストリンが得られることを見出し本
発明に到達したものである。
トリンとを反応せしめてエーテル化サイクーデキストリ
ンを生成せしめ、このエーテル化サイクロデキストリン
を単離精製するに際し、ジアルキル硫酸が除かれて安定
性において優れ、純度の高いエーテル化サイクロデキス
トリンを単離精製し得る方法を見出すべく鋭意研究した
結果、単#精製するに際し、過剰のジアルキル硫酸をア
ルカリ性化合物によって分解することKよって、ジアル
キル硫酸が除かれた安定性に優れ、かつ純度の高いエー
テル化サイクロデキストリンが得られることを見出し本
発明に到達したものである。
しかして、本発明はジアルキル硫酸とサイクロデキスト
リンと3反応せしめてエーテル化サイクロデキストリン
を生成せしめ、紋エーテル化サイクーデキストリンを単
離精製するに*L、過剰のジアルキル硫酸をアルカリ性
化合物によって分解せしめて単離精製することを4!1
1とするる;−チル化サイクロデキストリンの単離精製
法である。
リンと3反応せしめてエーテル化サイクロデキストリン
を生成せしめ、紋エーテル化サイクーデキストリンを単
離精製するに*L、過剰のジアルキル硫酸をアルカリ性
化合物によって分解せしめて単離精製することを4!1
1とするる;−チル化サイクロデキストリンの単離精製
法である。
本発明において単離精製の対象とする化合物はニーチル
化サイクロデキストリンであり、かつU−−チル化サイ
クロデキストリンは、ジアルキル硫酸とサイクロデキス
)llンとを反応せしめて得られるエーテル化サイクロ
デキストリンである。
化サイクロデキストリンであり、かつU−−チル化サイ
クロデキストリンは、ジアルキル硫酸とサイクロデキス
)llンとを反応せしめて得られるエーテル化サイクロ
デキストリンである。
エーテル化サイクロデキストリンとしては例えば、2,
6−ジー0−メチル−α−サイクロテキストリン、2,
6−ジーO−メチル−r−サイクロデキストリンなどの
メチルサイクロデキストリン;2.6−ジー〇−エチル
−α−サイク1デキストリン、2.6−ジー0−エチル
−β−サイクロデキストリン、2,6−ジー0−エチル
−r−サイクーデキストリンなどのエチルサイクロデキ
ストリン;216−ジー0−プロピル−β−サイクロデ
キストリンなどのプロピルサイクロデキストリンなどが
好ましいものとして例示される。
6−ジー0−メチル−α−サイクロテキストリン、2,
6−ジーO−メチル−r−サイクロデキストリンなどの
メチルサイクロデキストリン;2.6−ジー〇−エチル
−α−サイク1デキストリン、2.6−ジー0−エチル
−β−サイクロデキストリン、2,6−ジー0−エチル
−r−サイクーデキストリンなどのエチルサイクロデキ
ストリン;216−ジー0−プロピル−β−サイクロデ
キストリンなどのプロピルサイクロデキストリンなどが
好ましいものとして例示される。
かかるエーテル化サイクロデキストリンはジアルキル硫
酸とサイクーデキストリンとを反応せしめて得られるも
のである。ジアルキル硫酸としては、例えばジメチル硫
酸、ジエチル硫酸。
酸とサイクーデキストリンとを反応せしめて得られるも
のである。ジアルキル硫酸としては、例えばジメチル硫
酸、ジエチル硫酸。
ジブ2ピル硫峻などが好ましく挙げられ、サイクロデキ
ストリンとしてはσ−サイクロデキストリン、β−サイ
クロデキストリン、r−サイクロデキストリンなどが挙
げられ、これらのなかでも−一すイクpデキストリンが
特に好ましい。ジアルキル硫酸とサイクロデキストリン
との反応は、通常よく用いられる公知の反応であり、か
かる反応としては、例えば酸化バリウム。
ストリンとしてはσ−サイクロデキストリン、β−サイ
クロデキストリン、r−サイクロデキストリンなどが挙
げられ、これらのなかでも−一すイクpデキストリンが
特に好ましい。ジアルキル硫酸とサイクロデキストリン
との反応は、通常よく用いられる公知の反応であり、か
かる反応としては、例えば酸化バリウム。
あるいは水酸化バリウムと識化バリウムの存在下に、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの溶媒
中で攪拌して行なわれる(テトラヘドロン(〒atra
h*むon)、24,5O3(19611)、バイオオ
ルガニツクケミスイリ−(BLo*rg亀IIII@
Ch@m%5irys、121゜(197り)。
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどの溶媒
中で攪拌して行なわれる(テトラヘドロン(〒atra
h*むon)、24,5O3(19611)、バイオオ
ルガニツクケミスイリ−(BLo*rg亀IIII@
Ch@m%5irys、121゜(197り)。
本発明においては、かくして生成されるエーテル化サイ
クロデキストリンが単離精製の対象となり、かかる化合
物の単11I精製に際しては、本発明にあっては過剰の
ジアルキル硫酸をアルカリ性化合物によって分解せしめ
てその単離精製が行なわれる。
クロデキストリンが単離精製の対象となり、かかる化合
物の単11I精製に際しては、本発明にあっては過剰の
ジアルキル硫酸をアルカリ性化合物によって分解せしめ
てその単離精製が行なわれる。
ここで用いられるアルカリ性化合物としては、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸水素
ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウムなどのアルカリ金剛の水酸化物1重炭酸塩又は
炭m堪;アンモニア、メチルアミン、エチルアミンなど
のアミン化合物などが挙げられ、なかでも水−化ナトリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムなどのアル
カリ金属の水酸化物1重炭酸i又は炭酸塩が好ましい。
トリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸水素
ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウムなどのアルカリ金剛の水酸化物1重炭酸塩又は
炭m堪;アンモニア、メチルアミン、エチルアミンなど
のアミン化合物などが挙げられ、なかでも水−化ナトリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムなどのアル
カリ金属の水酸化物1重炭酸i又は炭酸塩が好ましい。
アルカリ性化合物の使用量は1、反、応に用いた11
ジアルキル硫酸の量にもよるが、サイクロデキストリン
に対して、通常、0.1〜30当量の範囲である。
に対して、通常、0.1〜30当量の範囲である。
かかるアルカリ性化合物拠よって過剰のジアルキル硫酸
を分解するKは、以下の如き方法が採用される。
を分解するKは、以下の如き方法が採用される。
すなわち、前記した如く、ジアルキル硫酸とサイクロデ
キストリンとを、崎化バリウム、あるいは酸化バリウム
及び水酸化バリウムの存在下に反応せしめた後、得られ
る反応液を、クロロホルム、:)クロルメタンなどのS
t忙あげ、反応において副生するバリウム塩等の固型物
を除去し、かくして得られる溶液に前記のアルカリ性化
合物の所定量を加えるか、あるいはアルカリ性化合物の
水溶液を所定量を加え、θ℃〜40℃の温度範囲で2〜
24時間、攪拌するととKよって好適に行なわれる。
キストリンとを、崎化バリウム、あるいは酸化バリウム
及び水酸化バリウムの存在下に反応せしめた後、得られ
る反応液を、クロロホルム、:)クロルメタンなどのS
t忙あげ、反応において副生するバリウム塩等の固型物
を除去し、かくして得られる溶液に前記のアルカリ性化
合物の所定量を加えるか、あるいはアルカリ性化合物の
水溶液を所定量を加え、θ℃〜40℃の温度範囲で2〜
24時間、攪拌するととKよって好適に行なわれる。
あるいは他の方法として、前記した方法によって得られ
たエーテル化すイクロデキス)IJンを水、有機溶媒又
は水と有機溶媒との混合溶媒に溶解し次いで前記のアル
カリ性化合物をそのまま又は溶液として所定量加えて、
前記の反応条件で、混在するジアルキル硫酸を分解・除
去することKよっても行なわれる。
たエーテル化すイクロデキス)IJンを水、有機溶媒又
は水と有機溶媒との混合溶媒に溶解し次いで前記のアル
カリ性化合物をそのまま又は溶液として所定量加えて、
前記の反応条件で、混在するジアルキル硫酸を分解・除
去することKよっても行なわれる。
かくして過剰のジアルキル硫酸をアルカリ性化合物によ
って分解せしめた後、反応液を、その市ま、あるいは塩
酸などの階柱化合物で中和したUK水で洗浄し、次いで
飽和食塩水などで洗浄、賛酸ナトリウムなどで乾燥し濃
縮し5た後K、ジアルキル硫酸を含まない安宇性杷優れ
たエーテル化サイクロデキストリンが得られる。
って分解せしめた後、反応液を、その市ま、あるいは塩
酸などの階柱化合物で中和したUK水で洗浄し、次いで
飽和食塩水などで洗浄、賛酸ナトリウムなどで乾燥し濃
縮し5た後K、ジアルキル硫酸を含まない安宇性杷優れ
たエーテル化サイクロデキストリンが得られる。
かかるエーテル化サイクロデキストリンは必要に応じて
、クロロホルム、クロルホルム−石油エーテル、あるい
は熱水等によって再結晶に付される。
、クロロホルム、クロルホルム−石油エーテル、あるい
は熱水等によって再結晶に付される。
以Fの如く、エーテル化サイクロデキストリンを単11
精製するKIllPL、過剰のジアルキル硫酸をアルカ
リ性化合物によって分解することによって、ジアルキル
硫酸が除かれたエーテル化サイクロデキストリンが得ら
れる。
精製するKIllPL、過剰のジアルキル硫酸をアルカ
リ性化合物によって分解することによって、ジアルキル
硫酸が除かれたエーテル化サイクロデキストリンが得ら
れる。
かくして鱗離精製されたエーテル化サイクロデキストリ
ンはジアルキル硫酸を含まないため極めて化学的に安定
であり、長時間保存に耐えるものであり、医薬品等の用
途に極めて好適である。
ンはジアルキル硫酸を含まないため極めて化学的に安定
であり、長時間保存に耐えるものであり、医薬品等の用
途に極めて好適である。
以下本発明な爽流側により更に詳細に説明する。
参考例1
バリウムオキシド(Bad) 41.6 tと水酸化バ
リウム(BJOI()曾8 H@ O) 611,5
fをジメチルホルム7ミド(100sd)混液に加え、
次いでβ−サイクロデキストリン(25f)を加えて水
冷下20分攪拌し、この混合物にジメチル硫酸(10G
−)をゆっくり滴下・攪拌した。2時間後室温にし、−
夜攪拌した。
リウム(BJOI()曾8 H@ O) 611,5
fをジメチルホルム7ミド(100sd)混液に加え、
次いでβ−サイクロデキストリン(25f)を加えて水
冷下20分攪拌し、この混合物にジメチル硫酸(10G
−)をゆっくり滴下・攪拌した。2時間後室温にし、−
夜攪拌した。
反応液をクロロホルム(800aff)中にあけ、析出
物をF別し、有機層を水(500mg)で3回次いで飽
和食塩水(300mg)で洗浄し、芒硝で乾燥し、溶媒
を留去した。残留物に少量のり99ホルムを加え、次い
でガーヘキサンを加えると結晶が析出した。このものを
りI:jpホルム−ヘキサンで充分洗浄すると26.7
t (収率:91チ)の2.6−ジー0−メチル−β
−サイクロデキストリンが得らtまた。
物をF別し、有機層を水(500mg)で3回次いで飽
和食塩水(300mg)で洗浄し、芒硝で乾燥し、溶媒
を留去した。残留物に少量のり99ホルムを加え、次い
でガーヘキサンを加えると結晶が析出した。このものを
りI:jpホルム−ヘキサンで充分洗浄すると26.7
t (収率:91チ)の2.6−ジー0−メチル−β
−サイクロデキストリンが得らtまた。
実施例1
参考例1と同一の方法で、β−サイクロデキストリンと
ジメチル2喰とを反応せしめ、−夜攪拌した反応混合物
なりpI:Iホルム(800d)Kあけ析出物を戸別し
、有栖ノーにや和重曹水(S O−)を加え室温中−夜
攪した5有機−を分取し、次いで飽和食塩水(3osg
)で洗浄後、芒硝で乾燥し、溶媒を留去した。りρpホ
ルムーヘキサンより結晶化し、27.1 f (91%
)の2,6−ジ−メチル−サイクロデキストリンが得
られた。
ジメチル2喰とを反応せしめ、−夜攪拌した反応混合物
なりpI:Iホルム(800d)Kあけ析出物を戸別し
、有栖ノーにや和重曹水(S O−)を加え室温中−夜
攪した5有機−を分取し、次いで飽和食塩水(3osg
)で洗浄後、芒硝で乾燥し、溶媒を留去した。りρpホ
ルムーヘキサンより結晶化し、27.1 f (91%
)の2,6−ジ−メチル−サイクロデキストリンが得
られた。
実施例2
参考例1で得られた2、6−ジー0−メチル−β−サイ
クロデキストリンの結晶7.Ofをメチレンクルリド−
(100sd)に溶かし、この溶液K IN−苛性ソー
ダ(10m) を加え一夜攪拌した。有機層を分取し
、水洗、乾燥徒、溶媒を留去し、クーロホルム−石油エ
ーテルより結晶化し、6.8Fの2,6−ジー〇−メチ
ル−β−サイクロデキストリンを得た。
クロデキストリンの結晶7.Ofをメチレンクルリド−
(100sd)に溶かし、この溶液K IN−苛性ソー
ダ(10m) を加え一夜攪拌した。有機層を分取し
、水洗、乾燥徒、溶媒を留去し、クーロホルム−石油エ
ーテルより結晶化し、6.8Fの2,6−ジー〇−メチ
ル−β−サイクロデキストリンを得た。
実施例1
〔熱安定性試験〕
上配参考例1および実施例1,2で得たれた2、6−ジ
ー0−メチル−β−サイクロデキストリンの0.1fを
ガラス製容器に入れ、80℃で72時間加熱し、色の変
化及び〔α〕。の値の変化を調べた。結果は第1表に示
した通りである。
ー0−メチル−β−サイクロデキストリンの0.1fを
ガラス製容器に入れ、80℃で72時間加熱し、色の変
化及び〔α〕。の値の変化を調べた。結果は第1表に示
した通りである。
第 1 表
(CtX )’oの測定はC穐GI、を中c = o、
s s、温520℃で実施した。) 表から明らかなように本発明の単離精製によって得られ
る2、6−ジー0−メチル−β−サイクロデキストリン
は長時間加熱しても角の変化及び〔α〕ゎの値の変化が
起きず化学的に極めて安定である。
s s、温520℃で実施した。) 表から明らかなように本発明の単離精製によって得られ
る2、6−ジー0−メチル−β−サイクロデキストリン
は長時間加熱しても角の変化及び〔α〕ゎの値の変化が
起きず化学的に極めて安定である。
実施例(
上記実施例1と同様にして、2.6−0−ジメチル−a
−サイクロデキストリンを精製して得た。このものの物
性値は次のとおりであった。
−サイクロデキストリンを精製して得た。このものの物
性値は次のとおりであった。
m・P、 267゜
(α)、+130’(CH(、re )得られた2、6
−0−ジメチル−aサイクロデキストリンは、加熱処理
(80℃、72時間)によってもその物性値に変化を、
示さなかった。
−0−ジメチル−aサイクロデキストリンは、加熱処理
(80℃、72時間)によってもその物性値に変化を、
示さなかった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l ジアルキル硫酸とサイクロデキストリンを反応せし
めてエーテル化サイクロデキストリンを生成せしめ、該
エーテル化サイクロデキストリンを単離精製するに際し
、過剰のジアルキル硫酸をアルカリ性化合物によって分
解せしめて単離精製することを特徴とするエーテル化サ
イクロデキストリンの単離精製法。 2 アルカリ性化合物が、アルカリ金属の水ジ化物9重
炭酸壌又は脚酸塩である特許請求の範囲第1項記載のエ
ーテル化サイクロデキストリンの単離精製法。 3 ジアルキル硫酸がジメチル硫酸、ジエチル−酸又は
ジブ−ピル硫酸である特許請求の範囲第1項又は第2項
1載のエーテル化サイクロデキストリンの単離精製法。 4 サイクロデキストリンがβ−サイクロデキストリン
である特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項記
載のエーテル化すイクロデキス)IJンの単離端#法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5608382A JPS58173102A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | エ−テル化サイクロデキストリンの単離精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5608382A JPS58173102A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | エ−テル化サイクロデキストリンの単離精製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58173102A true JPS58173102A (ja) | 1983-10-12 |
JPH0124401B2 JPH0124401B2 (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=13017187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5608382A Granted JPS58173102A (ja) | 1982-04-06 | 1982-04-06 | エ−テル化サイクロデキストリンの単離精製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58173102A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4542211A (en) * | 1983-03-11 | 1985-09-17 | Consortium Fur Elektrochemische Industrie Gmbh | Process for the manufacture of heptakis-[2,6-di-O-methyl]-beta-cyclodextrin |
JPS61275301A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-12-05 | ジヤンセン・フア−マシユ−チカ・ナ−ムロ−ゼ・フエンノ−トシヤツプ | r−シクロデキストリン誘導体 |
US4638058A (en) * | 1983-12-17 | 1987-01-20 | Hoechst Aktiengesellschaft | Ethers of beta-cyclodextrin and a process for their preparation |
US4840679A (en) * | 1987-07-08 | 1989-06-20 | American Maize-Products Company | Purification and separation of branched beta-cyclodextrins |
CN112062877A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-12-11 | 北京博诺安科科技有限公司 | 一种甲基化-β-环糊精及其制备、表征方法和应用 |
-
1982
- 1982-04-06 JP JP5608382A patent/JPS58173102A/ja active Granted
Non-Patent Citations (4)
Title |
---|
CARBOHYDRATE RESEARCH=1979 * |
JOURNAL OF AMERICAN SOCIETY=1963 * |
KAGAKU NO ZITEN 2HAN=1964 * |
THE MERCK INDEX=1976 * |
Cited By (6)
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JPS61275301A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-12-05 | ジヤンセン・フア−マシユ−チカ・ナ−ムロ−ゼ・フエンノ−トシヤツプ | r−シクロデキストリン誘導体 |
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CN112062877A (zh) * | 2020-06-09 | 2020-12-11 | 北京博诺安科科技有限公司 | 一种甲基化-β-环糊精及其制备、表征方法和应用 |
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JPH0124401B2 (ja) | 1989-05-11 |
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