JPS5817182A - 中空ペン用インキ - Google Patents

中空ペン用インキ

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Publication number
JPS5817182A
JPS5817182A JP10622782A JP10622782A JPS5817182A JP S5817182 A JPS5817182 A JP S5817182A JP 10622782 A JP10622782 A JP 10622782A JP 10622782 A JP10622782 A JP 10622782A JP S5817182 A JPS5817182 A JP S5817182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
water
pen
hollow
soluble
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10622782A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Sawada
沢田 佳克
Yoichi Tanaka
洋一 田中
Manabu Sawada
学 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Artience Co Ltd
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd, Toyo Ink SC Holdings Co Ltd, Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP10622782A priority Critical patent/JPS5817182A/ja
Publication of JPS5817182A publication Critical patent/JPS5817182A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は中空ペン用のインキとしてそのペンノズルを空
気中に長時間放置した場合においても安定した描画を得
ることが可能なインキに関するものである。
中空ペンは現在設計、製図、デザインその他事両用とし
て広く使用されているが、これらのインキとして従来中
空ペン用として市販されているインキを使用した場合、
インキの乾燥が早く、ペンを空気中に放置した場合短時
間にペンノズルがつまり、インキが流出しないといった
欠点があったが、これらは手作業のため使用方法を工夫
しながらこういった欠点を克服してきた。しかしながら
コンピューターの普及とともに、コンピューターと接続
して従来の目的あるいは新しい目的としてアウトプット
されたデータを中空ペンにより表示させる等、自動化さ
れた作業に中空ペンを応用しようとするこζが試みられ
てきたが、ここに従来使用されている中空ペン用インキ
を使用すると、連続に描画しているときはインキの流動
は良好であるが、−たんペンノズルを放置すると短時間
でペンノズルの先端にインキっまりな生じ、次に描画し
ようとしても画線ががすれたりインキがペンノズルから
流出しない等゛問題が生じる。そのためこのような目的
を満足させるためには、中空ペン用インキとしているい
ろな面でインキとして安定性が要求され、たとえば次の
ような事柄を満たすことが必要である。
■インキのペンノズルからの流動がよく描画時に画線の
かすれ、ポタリき等がな〜)こと。
■ペンノズルを長時間空気中に放置した場合ペンノズル
先端でのインキの乾燥がなくペンノズルをつまらせない
こと。すなわち、ペンの連続及び不連続な作業が可能な
事。
0紙上でのインキのにじみ等がなく明瞭な画線が得られ
ること。
が挙げられる。
また、従来ノズルづまり防止を目的としたインキとして
、インキジェット用インキが開発され数多くの特許も出
願されているが、これらインキジェット用インキを中空
ペン用インキとして応用しても、満足されるペンノズル
づまり防止等の結果を得ることはできない。このことは
インキジェットとして一般的に使用されているノズル径
が20〜100μであり、かつ印字時に空気圧等のエネ
ルギーを与えることによる印字システムに適用されるイ
ンキジェット用インキと、本発明の目的としている通常
01■以上のペンノズル径を有し、かつ描画時に外部か
らのエネルギーを与えられることなく、インキとしての
自然の流動により描画を行なう中空ペン用インキとは異
なることによる。
また更にインキジェット用インキの特性を保ったままで
現状のインキ濃度をさらに増加させることは困難であり
、Jことえば従来の中空ペン用インキと比較して同等も
しくはそれ以上のインキ濃度を得ることはできない。
本発明は以上のような欠点を克服すべく成されたもので
、°中空ペン用の安定した描画かつ不連続な使用にもペ
ンノズルづまりを生じることなく使用可能なインキを提
供するものである。
本発明のインキはインキとしての安定性を考慮し、染料
の分散によるインキを用いず、染料の溶媒への溶解によ
り得られる溶解性インキを用(・ることを特徴とする。
またペンノズルを垂直に立てて放置するとき、すなわち
静的な状態におけるインキの安定性において、その表面
張力が小さt・とインキがペンノズルから流出しやすい
ことから、インキとしてその表面張力が大きい水を主成
分とする水溶性インキとすることをも特徴とする。ここ
で使用される水溶性染料は一般式fI)で表わされ(式
中Xは水素原子、)・ロゲン原子、メチル基、エチル基
、メトキシ基もしくはエトキシ基を示す。)が使用され
、この種の具体的染料としては、Water  Bla
ck  $100L、1200L、#181、$186
(以上オリエント化学工業製)があり、これらの水溶性
染料は1種もしくは2種以上を本インキ組成物に対して
05〜140重量ノ(−セント添加される。また(1)
で表わされるポリアゾ系直接染料より成る水溶性インキ
は、従来より知られている水溶性染料より成る水溶性イ
ンキと比較し耐水性が著しく良好であり、両者のインキ
による描画物を乾燥後水中に入れ放置した場合、付着し
ていた染料の溶出度に明白な差が生じ、(,1)により
インキ使用の描画物の濃度変化がきわめて少ないことが
確かめられた。
次に染料及び水塊外にノズルづまり防止のために添加さ
れる溶媒としては、水との相溶性が太き(20〜25℃
において)で40dyn/cML以上のものが適してい
る。もしその表面張力が4odyn/cm以下の溶媒を
添加した場合は、その添加量が少量においても紙上に描
画したとき、にじみやすく明瞭な画線が得られない。具
体的にはたとえばエチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、グリセリン等が好ま
しくこれから選ばれる1種あるいは2種以上の混合溶媒
であってもよい、また以上の水、染料、溶媒から成るペ
ンノズルづまり防止のインキを使用し、中空ペンノズル
を下に向けて垂直に立てて設置した場合、インキ自身の
表面張力が低くなると放置中ペンノズルからインキが流
出しやすくなり、インキボテ等により描画時に画線の明
瞭さが得られにくくなる。一般的に水溶液に対して有機
溶媒を添加するとその表面張力は低下する傾向、にある
このためインキとしての表面張力低下を許容範囲におさ
えるためにインキ全量に対して添加される前記溶媒量は
、28〜40重量パーセントが好ましい。また必要に応
じて染料溶解剤としてN−メチルピロリドン及び防腐剤
としてジオキシン(6−アセトキシ−2,4−ジメチル
−m−ジオキサン)、ソジウムオマジン(ラジウム−2
−ピリシネチオール−1−オキサイド)等が添加される
次に実施例に基づき説明する。
実施例1 中空ペン用インキ組成物(以下の組成の部は重量部を示
す) 水溶性直接染料(Water  Black  #2D
D−L)14部 グリセリン(表面張力64.5 d Y n/cm%蒸
気圧(0,011+11Hi(20℃))  30部イ
オン交換水           56部上記組成物を
洗浄した攪拌槽に仕込み充分攪拌混合して得られたイン
キを、ペンノズル径がそれぞれ0,13.0.18.0
.25,0.35.0.50,0.70、tO■を有す
る中空ペンにそれぞれ注入し、インキのノズルからの流
出を確かめた後、空気中にペンノズルを垂直に下に向は
設置し1日放置後紙上で描画を試みたところ、インキの
かすれ及びポタリき等がなく良好な画線を得ることがで
きた。このとき上質紙、コート紙、アート紙、ケント紙
等の紙に対してにじみがなく明瞭な画線を得ることがで
きた。次に得られた描画物を水中に浸漬したところ、染
料の溶出は全く見られず耐水性が良好なことが確認され
た。
また耐光性テストとして得られた描画物に対しキセノン
アークウェザ−メーターによりランプ強度2.8X10
’ジユーy/cr/lhr、雰囲気温度48℃、サンプ
ル表面温度63℃で200時間照射したところ全く変化
は見られなかった。
実施例2 実施例1のインキ組成においてグリセリン組成3a部を
グリセリフ28部及び染料溶解剤としてNメチルピロリ
ドン(表面張力a1dyn/cm(25℃))を2部に
置きかえた組成による中空ペン用インキを作成し実施例
1と同様の実験を試みたところ実施例1と同等の結果が
得られた。
比較例を 実施例1のインキ組成においてグリセリン組成30部を
グリセリン28部及びヘキシレングリコール(表面張力
27dyn%m 、蒸気圧0.02ftllH1(20
℃))2部に置きかえた組成による中空ペン用インキを
作成し実施例1と同様の実験を試みたところ種々の紙質
に対して画線のにじみが激しく明瞭な画線を得ることが
できなかった。
実施例3゜ 中空ペン用インキ組成物 水溶性染料(Water  Black 41200−
L)13部 トリエチレングリコール(表面張力 45.2dyn/m、蒸気圧(0,01wHp(20℃
))35部 イオン交換水         519部ソジウムオマ
ジン        01部上記組成物を洗浄した攪拌
槽に仕込み充分攪拌混合して得られたインキにより実施
例tと同様のテストを試みたところ実施例1と同様の結
果が得られた。
比較例2゜ 中空ペン用インキ組成物 水溶性染料(Water’ Black  llh[]
o−L)12部 エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート(表
面張力 31. s d y n7m、蒸気圧2 wm
 Hff(20℃))         40部イオン
交換水          48部上記組成物を洗浄し
た攪拌槽に仕込み充分攪拌混合して得られたインキによ
り実施例、1と同様の実験を試みたところペンノズルo
、sosw+以下の細いペンノズルの中空ペンに対し1
日放置した後ではペンノズル先端にインキづまりが生じ
良好な描画物を得ることができなかった。
比較例3 中空ペン用インキ組成物 水溶性染料(C,I、 Direct  Blue  
1)0.5部 エチレングリコール(表面張力 46.49 d y 
n/cFrL、蒸気圧0.o 5mH1%(20℃))
   45部イオン交換水          545
部上記組成物を洗浄した攪拌槽に仕込み充分攪拌混合し
て得られたインキにより実施例1と同様の実験を試みた
ところ種々の紙質に対して画線のにじみが発生し明瞭な
画線を得ることができなかった。
特許出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (式中Xは水素原子、ハロゲン原子、メチル基、エチル
    基、メトキシ基、もしくはエトキシ基を示す。) で表わされる水溶性直接染料の1種もしくは2種以上と
    、水、及びその表面張力が40dyn/crn(20〜
    25℃において)以上かつ水蒸気圧がoltmHf(2
    o〜25℃において)以下の1種もしくは2種以上の溶
    媒から成り、かつ該水溶性染料及び溶媒量がインキ全量
    に対しそれぞれ05〜140重量%及び28〜40重量
    %であることを特徴とする中空ペン用インキ。
JP10622782A 1982-06-22 1982-06-22 中空ペン用インキ Pending JPS5817182A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10622782A JPS5817182A (ja) 1982-06-22 1982-06-22 中空ペン用インキ

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JP10622782A JPS5817182A (ja) 1982-06-22 1982-06-22 中空ペン用インキ

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3366479A Division JPS55125174A (en) 1979-03-22 1979-03-22 Ink for hollow pen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5817182A true JPS5817182A (ja) 1983-02-01

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ID=14428241

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JP10622782A Pending JPS5817182A (ja) 1982-06-22 1982-06-22 中空ペン用インキ

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