JPS5817144A - 耐衝撃性樹脂組成物 - Google Patents
耐衝撃性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS5817144A JPS5817144A JP11569381A JP11569381A JPS5817144A JP S5817144 A JPS5817144 A JP S5817144A JP 11569381 A JP11569381 A JP 11569381A JP 11569381 A JP11569381 A JP 11569381A JP S5817144 A JPS5817144 A JP S5817144A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubbery polymer
- copolymer
- weight
- average particle
- vinyl monomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、耐衝撃性に優れかつ表面光沢の良好な樹脂組
成物に関する0 メチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ブロ
ムスチレン等の芳香族、ビニル単量体及び芳香族ビニル
単量体と共重合可能な単量体、例えばアクリロニトリル
、メタクリルニトリル等のシアン化ビニ′ル単量体、メ
チルアクリレート、メチルメタクリレート等のアクリル
酸またはメタアクリル酸エステル類、無水マレイン酸等
の不飽和酸無水物等をポリン゛タジエン、スチビン−ブ
タジェン共重合体(SDR)、エチレン−プロピレン−
ジエン共重合体(EPDM)f。
成物に関する0 メチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ブロ
ムスチレン等の芳香族、ビニル単量体及び芳香族ビニル
単量体と共重合可能な単量体、例えばアクリロニトリル
、メタクリルニトリル等のシアン化ビニ′ル単量体、メ
チルアクリレート、メチルメタクリレート等のアクリル
酸またはメタアクリル酸エステル類、無水マレイン酸等
の不飽和酸無水物等をポリン゛タジエン、スチビン−ブ
タジェン共重合体(SDR)、エチレン−プロピレン−
ジエン共重合体(EPDM)f。
のゴム質重合体にグラフト共重合させて得られる共重合
体はABS樹脂と通称され、優れた耐衝撃性及び成形加
工性を示すことから、電気冷蔵庫の内箱、ポータプルラ
ジオ、テレビ等のケ−ス等に広く使用へれぞいる。
体はABS樹脂と通称され、優れた耐衝撃性及び成形加
工性を示すことから、電気冷蔵庫の内箱、ポータプルラ
ジオ、テレビ等のケ−ス等に広く使用へれぞいる。
この場合、ABS樹脂は、優れた耐衝撃性を示すととも
に、外観が優れていることが要求される。
に、外観が優れていることが要求される。
一般に、ABS樹脂に含まれるゴム質重合体の粒径を小
さくすると、表面光沢が良好となり、フローマークと称
される成形加工の際に生じる成形品の肌あれが減少する
が耐衝撃性が劣化する0 また、大粒径のゴム粒子を含有するABS樹脂は、乳化
重合法では原料ゴムラテックスの粒径肥大工程に長、時
間を要し非能率であるので、塊状−懸濁重合法で製造さ
れるが、塊状−懸濁重合法ではゴム質重合体を芳香族ビ
ニル単量体等に大量に溶解させると溶液の粘度が高くな
り重合操作が困難となるので得られたABS樹脂中のゴ
ム質重合体の含有量を、20重量%以上にすることは困
難である0 そのため、一般にゴム質重合体の含有量が高く粒径の小
さい乳化重合法によるABS樹脂と、ゴム質重合体の含
有量が低く、粒径の大きい塊状−懸濁重合法によるAB
S樹脂を配合して用いられることが多い。
さくすると、表面光沢が良好となり、フローマークと称
される成形加工の際に生じる成形品の肌あれが減少する
が耐衝撃性が劣化する0 また、大粒径のゴム粒子を含有するABS樹脂は、乳化
重合法では原料ゴムラテックスの粒径肥大工程に長、時
間を要し非能率であるので、塊状−懸濁重合法で製造さ
れるが、塊状−懸濁重合法ではゴム質重合体を芳香族ビ
ニル単量体等に大量に溶解させると溶液の粘度が高くな
り重合操作が困難となるので得られたABS樹脂中のゴ
ム質重合体の含有量を、20重量%以上にすることは困
難である0 そのため、一般にゴム質重合体の含有量が高く粒径の小
さい乳化重合法によるABS樹脂と、ゴム質重合体の含
有量が低く、粒径の大きい塊状−懸濁重合法によるAB
S樹脂を配合して用いられることが多い。
この場合、既に説明した通せ表面光沢等を改善するには
、乳化重合法によるABS樹脂の量を多くするのが良い
が一方耐衝撃性が劣化する。
、乳化重合法によるABS樹脂の量を多くするのが良い
が一方耐衝撃性が劣化する。
これらの問題点を解決するために、液状ポリシロキサン
、いわゆるシリコンオイルを添加することが特開昭36
−34194を号公報に開示されているが、同公報記載
の発明は、ペンタエリスリトール・テトラ・ステアレー
トなど特定の添加剤を併用することを要件としており、
また、液状ポリシロキサン添加による効果を発揮できる
ゴム質重合体の粒径分布等については開示されていない
。
、いわゆるシリコンオイルを添加することが特開昭36
−34194を号公報に開示されているが、同公報記載
の発明は、ペンタエリスリトール・テトラ・ステアレー
トなど特定の添加剤を併用することを要件としており、
また、液状ポリシロキサン添加による効果を発揮できる
ゴム質重合体の粒径分布等については開示されていない
。
本発明者等は、耐衝撃性に優れ、かつ表面光沢の優れた
ABS樹脂を得ることを目的として鋭意研究を重ねた結
果、特定の比率で大粒径及び小粒径ゴム粒子を含有する
ABS樹脂に液状ポリシロキサンを添加することにより
著るしい相乗効果が発揮されることを見出し本発明に到
達したものである。
ABS樹脂を得ることを目的として鋭意研究を重ねた結
果、特定の比率で大粒径及び小粒径ゴム粒子を含有する
ABS樹脂に液状ポリシロキサンを添加することにより
著るしい相乗効果が発揮されることを見出し本発明に到
達したものである。
すなわち、本発明の上記の目的は、ゴム質重合体に芳香
族ビニル単量体及び該芳香族ビニル単量体と共重合可能
なビニル単量体をグラフト共重合させてゴム質重合体を
得られた共重合体中に数平均粒径がo、ti −o、r
μmとなるように分散させ、た共重合体(蜀、ならびに
ゴム質重合体に芳香族ビニル単量体が該芳香族ピーニル
単量体と共重合可能なビニル単量体をグラフト共重合さ
せて、ゴム質重合体を得られた共重合体中に数平均粒径
が0.7〜0.3μmとなるように分散させ中に含まれ
る数平均粒径がO,U〜O1rμmであるゴム質重合体
の含有量が組成物に対して0.3〜!重量%、また全ゴ
ム質重春休の含有量が!〜4tO重量−となるように配
合しかつ25℃における粘度が7センチストークス(C
,S、)以上io”c、s、以下である液状ポリシロキ
サンを0.0/〜0.!重量%配合してなる組成物によ
り達せられる。
族ビニル単量体及び該芳香族ビニル単量体と共重合可能
なビニル単量体をグラフト共重合させてゴム質重合体を
得られた共重合体中に数平均粒径がo、ti −o、r
μmとなるように分散させ、た共重合体(蜀、ならびに
ゴム質重合体に芳香族ビニル単量体が該芳香族ピーニル
単量体と共重合可能なビニル単量体をグラフト共重合さ
せて、ゴム質重合体を得られた共重合体中に数平均粒径
が0.7〜0.3μmとなるように分散させ中に含まれ
る数平均粒径がO,U〜O1rμmであるゴム質重合体
の含有量が組成物に対して0.3〜!重量%、また全ゴ
ム質重春休の含有量が!〜4tO重量−となるように配
合しかつ25℃における粘度が7センチストークス(C
,S、)以上io”c、s、以下である液状ポリシロキ
サンを0.0/〜0.!重量%配合してなる組成物によ
り達せられる。
共重合体(A)に含まれるゴム質重合体の数平均粒径は
O,a〜o、rμmであることが必要であるOo、rμ
mを越えたも゛ので菖れば1.得られた組成物を用いて
製造した成形品の表面状態が不良となり、また、o、4
tμm未満であれば、耐衝撃性を向上させる゛ことはで
きない。共重合体(A)は、乳化重合法により製造して
もよいが既に説明した通り塊状または塊状−懸濁重合法
によって製造する方がよ′り能率的である。この場合、
ゴム粒径は転相の際の攪拌強度、ゴム質重合体と連続相
を構成する共重合体(例えばスチレン−アクリロニトリ
ル共重合体)との粘度差、グラフト率等を制御してゴム
粒径がo、rμmを越えないようにする必要がある。
O,a〜o、rμmであることが必要であるOo、rμ
mを越えたも゛ので菖れば1.得られた組成物を用いて
製造した成形品の表面状態が不良となり、また、o、4
tμm未満であれば、耐衝撃性を向上させる゛ことはで
きない。共重合体(A)は、乳化重合法により製造して
もよいが既に説明した通り塊状または塊状−懸濁重合法
によって製造する方がよ′り能率的である。この場合、
ゴム粒径は転相の際の攪拌強度、ゴム質重合体と連続相
を構成する共重合体(例えばスチレン−アクリロニトリ
ル共重合体)との粘度差、グラフト率等を制御してゴム
粒径がo、rμmを越えないようにする必要がある。
また、共重合体(A)は、共重合体(A)に含まれるゴ
ム粒子すなわち数平均粒径がO,a〜θ、J′μmとな
るように分散したゴム質重合体が全組成物中に0.3−
1重量%含有されるように配合するのが好ましい。かか
るゴム質重合体の量がO,S重量−未満であれば耐衝撃
性が向上せず、また5重量−を越えると表面光沢が劣化
しフローマークが発生しやすくなるので好ましくない。
ム粒子すなわち数平均粒径がO,a〜θ、J′μmとな
るように分散したゴム質重合体が全組成物中に0.3−
1重量%含有されるように配合するのが好ましい。かか
るゴム質重合体の量がO,S重量−未満であれば耐衝撃
性が向上せず、また5重量−を越えると表面光沢が劣化
しフローマークが発生しやすくなるので好ましくない。
また、共重合体(A)のみでは、十分な耐衝撃性を得る
だけのゴム質重合体含有量を得ることは困難であり、さ
らに前述の通り成形品の外観が劣化するので共重合体(
A)の添加は必要最小限とし、ゴム質重合体の含有量を
所望の値にするには共重合体(功、すなわち、分散した
ゴム質重合体の数平均粒径が0./ −0,3μmであ
る共重合体(B)を配合することが必要である。共重合
体(B)は乳化重合法により製造することができ、この
場合ゴム質重合体の含有量を3Q〜60重量%と大きく
できるので好ましい。本発明に係る組成物中に含まれる
全ゴム質重合体の量は!〜aO重量−であることが必要
であ、・す、好ましくは10〜SO重量−の範囲である
。全ゴム質重合体の含有量が5重量%未満であると耐衝
撃性が劣化し、μO重量−を越えると溶融状態での流動
性が低下するので成形物の外観が劣化して好ましにない
。また、共重合体(B)に含まれるゴム質重合体が組成
物全量の少なくとも1重量−含有していることが好まし
い。また、共重合体(B)それに伴なって外観の劣化を
起しやすく、また0、3μmを越えれば同様に外観の劣
化を起しやすく、また乳化重合法により製造するのが困
難であるので好ましくない。
だけのゴム質重合体含有量を得ることは困難であり、さ
らに前述の通り成形品の外観が劣化するので共重合体(
A)の添加は必要最小限とし、ゴム質重合体の含有量を
所望の値にするには共重合体(功、すなわち、分散した
ゴム質重合体の数平均粒径が0./ −0,3μmであ
る共重合体(B)を配合することが必要である。共重合
体(B)は乳化重合法により製造することができ、この
場合ゴム質重合体の含有量を3Q〜60重量%と大きく
できるので好ましい。本発明に係る組成物中に含まれる
全ゴム質重合体の量は!〜aO重量−であることが必要
であ、・す、好ましくは10〜SO重量−の範囲である
。全ゴム質重合体の含有量が5重量%未満であると耐衝
撃性が劣化し、μO重量−を越えると溶融状態での流動
性が低下するので成形物の外観が劣化して好ましにない
。また、共重合体(B)に含まれるゴム質重合体が組成
物全量の少なくとも1重量−含有していることが好まし
い。また、共重合体(B)それに伴なって外観の劣化を
起しやすく、また0、3μmを越えれば同様に外観の劣
化を起しやすく、また乳化重合法により製造するのが困
難であるので好ましくない。
1、
なお、ゴム質重合体の含有量を調節するために、必要に
応じて芳香族ビニル単量体及びこれと共重合可能なビニ
ル単量体の共重合体(以下「共重合体(C)」という。
応じて芳香族ビニル単量体及びこれと共重合可能なビニ
ル単量体の共重合体(以下「共重合体(C)」という。
)例えばスチレン−アクリロニトリル共重合体を配合す
るのが好ましい0 液状ポリシロキサンとしては、コj℃での粘度が、/
O,S、〜1o6c、阻のものが好ましく、粘度がこの
範囲をはずれると十分な効果が発揮できない。
るのが好ましい0 液状ポリシロキサンとしては、コj℃での粘度が、/
O,S、〜1o6c、阻のものが好ましく、粘度がこの
範囲をはずれると十分な効果が発揮できない。
本発明に用いられるポリシロキサンの具体例としてはポ
リジメチルシロ・キサン、ポリフエニ、4戸 ルメチルシロキサンが適当であるか、他−ポリメチルエ
チルシロキサン、ポリジエチルシロキサン等でもよい。
リジメチルシロ・キサン、ポリフエニ、4戸 ルメチルシロキサンが適当であるか、他−ポリメチルエ
チルシロキサン、ポリジエチルシロキサン等でもよい。
ポリシロキサン類の添加量は0.O/〜O,S重量嘩が
適当である。0.07重量俤未満では耐衝撃性を十分゛
に向上させることができない場合がある。また、0.6
重量%を越えるときは特に不都合はないが、添加量が多
くなることは不経済である。
適当である。0.07重量俤未満では耐衝撃性を十分゛
に向上させることができない場合がある。また、0.6
重量%を越えるときは特に不都合はないが、添加量が多
くなることは不経済である。
本発明に係る組成物には、液状ポリシロキサン以外に必
要に応じて安定剤、潤滑剤等の助剤を添加してもよい。
要に応じて安定剤、潤滑剤等の助剤を添加してもよい。
本発明に係る組成物は、ABS樹脂に含有されるゴム質
重合体の粒径分布を最適な範囲に選択することにより特
定の助剤を添加することなく液状ポリシロキサンの添加
効果を向上させることができる。したがって大・粒径の
ゴム質重合体を多量に配合する必要がないので、表面光
沢が良好で70−マークの完本発明を実施例及び比較例
に基づいてさらに具体的に説明する。
重合体の粒径分布を最適な範囲に選択することにより特
定の助剤を添加することなく液状ポリシロキサンの添加
効果を向上させることができる。したがって大・粒径の
ゴム質重合体を多量に配合する必要がないので、表面光
沢が良好で70−マークの完本発明を実施例及び比較例
に基づいてさらに具体的に説明する。
実施例1
ゴム質重合体としてポリブタジェン(旭化成■製ジエン
3j)を用いスチレンとアクリロニトリルをグラフト共
重合させて数平均ゴム粒径0.62μm1ポリブタジ工
ン/ダ重量%、スチレン60重量%、アクリロニトリル
、26重量−のABS樹hi <共重合体(A)に相当
)を塊状−懸濁重合法により製造した。この共重合体7
3重量部に、乳化重合法により製造したゴム質重合体と
してポリブタジェンを35重量%含有し、その数平均粒
径がo、isμmであり、これにスチレン60重量%及
びアクリロニトリ、ル16重量−からなるABS樹脂(
共重合体(11に相当)を57重量部、As樹脂(スチ
レン7j重量−アクリロニトリル、26チ比粘度(D
yt F o、i重量饅溶液)0.07j、・0−共重
合体(C)に相当)34j重量部及びポリジメチルシロ
キサン(J j’cI/Cおける粘度j0000.B、
)0.O6重量部を配合して全ポリブタジェン含有量、
20重量%数平均粒径0.1コμmのポリブタジェン2
./重量−であるABS樹脂組成物を得た。
3j)を用いスチレンとアクリロニトリルをグラフト共
重合させて数平均ゴム粒径0.62μm1ポリブタジ工
ン/ダ重量%、スチレン60重量%、アクリロニトリル
、26重量−のABS樹hi <共重合体(A)に相当
)を塊状−懸濁重合法により製造した。この共重合体7
3重量部に、乳化重合法により製造したゴム質重合体と
してポリブタジェンを35重量%含有し、その数平均粒
径がo、isμmであり、これにスチレン60重量%及
びアクリロニトリ、ル16重量−からなるABS樹脂(
共重合体(11に相当)を57重量部、As樹脂(スチ
レン7j重量−アクリロニトリル、26チ比粘度(D
yt F o、i重量饅溶液)0.07j、・0−共重
合体(C)に相当)34j重量部及びポリジメチルシロ
キサン(J j’cI/Cおける粘度j0000.B、
)0.O6重量部を配合して全ポリブタジェン含有量、
20重量%数平均粒径0.1コμmのポリブタジェン2
./重量−であるABS樹脂組成物を得た。
面光沢(測定法後記)はり6、フローマークは全く目立
たなかった。
たなかった。
なお、表面光沢測定のために、一端にゲートを有し厚さ
が3.7 mから2.7mに階段状に変化する幅7jw
m長さ/10−の試験片を7オンスの射出成形機を用い
成形温度2.30℃、金型温度グO℃の条件で成形した
。この試験片の表面光沢をJより−Zt7≠/の方法に
より測定した。
が3.7 mから2.7mに階段状に変化する幅7jw
m長さ/10−の試験片を7オンスの射出成形機を用い
成形温度2.30℃、金型温度グO℃の条件で成形した
。この試験片の表面光沢をJより−Zt7≠/の方法に
より測定した。
比較例/
ポリジメチルシロキサンの添加を行なわなか、つた以外
は実施例1と同様にしてABS組成物を製造した。表面
光沢及びフローマークについては実施例/と同じ結果が
得られたが、アイゾツト衝撃強度は73Kg・cm/c
mに低下した。
は実施例1と同様にしてABS組成物を製造した。表面
光沢及びフローマークについては実施例/と同じ結果が
得られたが、アイゾツト衝撃強度は73Kg・cm/c
mに低下した。
比較側御
実施例1で用いた共重合体(A)に相当するABS樹脂
を≠3重量部、同じく共重合体(功に相当するABS樹
脂4to重量部及び共重合体(0)に相当するAs樹脂
を77重量部を配合し、液状ポリシロキサンの添加を行
なわなかった。得られた組成物のアイゾツト衝撃強度は
32Krm/an、表面光沢はtり、フシ−マークは著
るしかった。
を≠3重量部、同じく共重合体(功に相当するABS樹
脂4to重量部及び共重合体(0)に相当するAs樹脂
を77重量部を配合し、液状ポリシロキサンの添加を行
なわなかった。得られた組成物のアイゾツト衝撃強度は
32Krm/an、表面光沢はtり、フシ−マークは著
るしかった。
実施例コ
共重合体(A)に相当するABS樹脂としてポリブタジ
ェン(旭化成■製ジエン3j)を/<1!重量%含有し
、分散したポリブタジェンの数平均粒径はO0弘7μm
であり、かつ、メチレフ40重AB8樹脂組成物を得た
。
ェン(旭化成■製ジエン3j)を/<1!重量%含有し
、分散したポリブタジェンの数平均粒径はO0弘7μm
であり、かつ、メチレフ40重AB8樹脂組成物を得た
。
得られた組成物のアイゾツト衝撃強度は3t〜・t*
/cm、表面光沢はり7、フローマークは全く観察され
なかった。
/cm、表面光沢はり7、フローマークは全く観察され
なかった。
実施例3
共重合体(A)に相当するABS樹脂としてポリブタジ
ェンの数平均粒径を0.73μmであるものを用いた点
以外は実施例1と同様にしてABS樹脂の組成物を製造
した0この組成物のアイゾツト衝撃強度はグコKfm/
cmz表面光沢はり3、またフローマークは殆ど目立た
なかった。
ェンの数平均粒径を0.73μmであるものを用いた点
以外は実施例1と同様にしてABS樹脂の組成物を製造
した0この組成物のアイゾツト衝撃強度はグコKfm/
cmz表面光沢はり3、またフローマークは殆ど目立た
なかった。
比較例3
共重合体(A)に相当するABS樹脂としてポリブタジ
ェンの数平均粒径が八〇?μmであるものを用い、かつ
ポリシロキサンを添加しなかった点以外は実施例/と同
様にしてABS樹脂組成物を製造した。アイゾツト衝撃
強度はりOKfcm/cm。
ェンの数平均粒径が八〇?μmであるものを用い、かつ
ポリシロキサンを添加しなかった点以外は実施例/と同
様にしてABS樹脂組成物を製造した。アイゾツト衝撃
強度はりOKfcm/cm。
表面光沢は6j、またフローマークは著るしイ目立った
。
。
比較例ヶ
実施例/で用いた共重合体(]19に相当すjABs樹
脂j樹脂量7重量部合体(C)に相−当するAs樹脂を
グ3重量部、ポリジメチルシロキサンO,OS重量部を
配合した。得られた組成物のアイゾツト衝撃強度はts
%α/の、表面光沢りj1フロ実施例≠ 、 ポリジメチルシロキサンの粘度及び添加量を第1表
に示す通ね変化させたこと以外は実施例1と同様にして
組成物を製造した。
脂j樹脂量7重量部合体(C)に相−当するAs樹脂を
グ3重量部、ポリジメチルシロキサンO,OS重量部を
配合した。得られた組成物のアイゾツト衝撃強度はts
%α/の、表面光沢りj1フロ実施例≠ 、 ポリジメチルシロキサンの粘度及び添加量を第1表
に示す通ね変化させたこと以外は実施例1と同様にして
組成物を製造した。
第1表
フローマークは全ての実験例について全く観察されなか
った。
った。
手 続 補 正 書(自発)
昭和57年3月a日
特許庁長官 島 1)春 樹 殿
/ 事件の表示 昭和st年特許願第1istり3号
λ 発明の名称 耐衝撃性樹脂組成物3 補正1にす
る者 事件との関係 特許出願人 名 称 (toll)三菱モンサント化成株式会社グ
代理人〒100 東京都千代田区丸の内二丁目s 9.2号j 補正の対
象 明細書の発明の詳細な説明の欄2 補正の内容 (1) 明細書8R1o頁第1行目と第2行目の間に
た成形品に金属メッキを施した場合、熱冷サイクル試験
(約−3θ℃と約r’o℃の低温及び高温を繰シ返し与
えて、メッキ層の状態を検査する試験、)によっても、
樹脂層のクラック、メッキ層のふくれ(b1ister
ing′)、等が殆ど生じない。また、メッキ層のピー
リング(引きはがし)強度も大である。」 (2)明細書第10頁第3行目と第v行目の間に次の文
章を挿入する。
λ 発明の名称 耐衝撃性樹脂組成物3 補正1にす
る者 事件との関係 特許出願人 名 称 (toll)三菱モンサント化成株式会社グ
代理人〒100 東京都千代田区丸の内二丁目s 9.2号j 補正の対
象 明細書の発明の詳細な説明の欄2 補正の内容 (1) 明細書8R1o頁第1行目と第2行目の間に
た成形品に金属メッキを施した場合、熱冷サイクル試験
(約−3θ℃と約r’o℃の低温及び高温を繰シ返し与
えて、メッキ層の状態を検査する試験、)によっても、
樹脂層のクラック、メッキ層のふくれ(b1ister
ing′)、等が殆ど生じない。また、メッキ層のピー
リング(引きはがし)強度も大である。」 (2)明細書第10頁第3行目と第v行目の間に次の文
章を挿入する。
状の、射出成形法により作成した試料をエツチングした
後化学メッキ及び電気メッキにより銅をIOpm、続い
1てニッケルをIOpm、最上層にクロムを0.2μm
キ性能を判定した。
後化学メッキ及び電気メッキにより銅をIOpm、続い
1てニッケルをIOpm、最上層にクロムを0.2μm
キ性能を判定した。
ピーリング強度は引張り試験機を用いて測定した。
熱冷サイクル試験は−JO’Cコ時fi、20′℃o、
s時間、go′c一時間、J O′Co、5時間・をl
サイクルとしてjサイクル行なった。」(3)明細書i
i頁第1り行目と第is行目の間に次の文章を挿入する
。
s時間、go′c一時間、J O′Co、5時間・をl
サイクルとしてjサイクル行なった。」(3)明細書i
i頁第1り行目と第is行目の間に次の文章を挿入する
。
「また、この組成物から作った成形品にメッキを施して
得られたもののメッキ性能は次の通りである。熱冷サイ
クル試験ではクラック及びふくれはともに観察されなか
った。メッキ層のピーリング強度はi、s H(λjI
IIII巾)であった。」 (4) 明細書第11頁末行の後に次の文章を挿入す
る。
得られたもののメッキ性能は次の通りである。熱冷サイ
クル試験ではクラック及びふくれはともに観察されなか
った。メッキ層のピーリング強度はi、s H(λjI
IIII巾)であった。」 (4) 明細書第11頁末行の後に次の文章を挿入す
る。
[メッキ性能は次の通りであった。熱冷サイクル試験で
クラックは少し発生した。またふくれは、かなり多く発
生した。ピーリング強度は八Jkg(2j■巾)であっ
た。」(5)明細書第1コ頁第1り行目と第、20行目
の間に次の文章を挿入する。
クラックは少し発生した。またふくれは、かなり多く発
生した。ピーリング強度は八Jkg(2j■巾)であっ
た。」(5)明細書第1コ頁第1り行目と第、20行目
の間に次の文章を挿入する。
[メッキ性能は次の通りであった。熱冷サイクル試験で
は、クランク及びふくれはともに観察されなかった。ピ
ーリング強度はλ、j#コj■巾)であった。」 (6)明細書第13頁第6行目と第7行目の間に次の文
章を挿入する。
は、クランク及びふくれはともに観察されなかった。ピ
ーリング強度はλ、j#コj■巾)であった。」 (6)明細書第13頁第6行目と第7行目の間に次の文
章を挿入する。
□「この組成物のメツ“中性能は次の通りであった。熱
冷サイクル試験でクラック、ふくれはともに観察されな
かった。またピーリング強度はコ、3Jcf(2jwm
巾)であった。」(7)明細書第13頁第144行目と
第1j行目の間に次の文章を挿入する。
冷サイクル試験でクラック、ふくれはともに観察されな
かった。またピーリング強度はコ、3Jcf(2jwm
巾)であった。」(7)明細書第13頁第144行目と
第1j行目の間に次の文章を挿入する。
「どの組成物のメッキ性能は次の通りであった。熱冷サ
イクル試験でクラックは少し発生した。また、ふくれは
中程度であった。ピーリング強度は八−弘kf (2j
m巾)であった。」以 上
イクル試験でクラックは少し発生した。また、ふくれは
中程度であった。ピーリング強度は八−弘kf (2j
m巾)であった。」以 上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 °ゴム質重合体に芳香族ビニル単量体及び該芳香族ビニ
ル単量体と共重合可能なビニル単量体をグラフト共重合
させてゴム質重合体を得られた共重合体中に数平均粒径
がO,a〜O8rμmとなるように分散させた共重合体
(A)、ならびにゴム質重合体に芳香族ビニル゛単量体
及び該芳香族ビニル単量体と共重合可能なビニル単量体
をグラフト共重合させてゴム質重合体を得ちれた共重合
体中に数平均粒径が0.、/−0,3μmとなるように
分散させた共重合体(B)を配合して゛なる耐衝撃1;
b′い 性樹脂組成物・・・て、上記共重合体(A)及び(日を
該組成物中に含まれる数平均粒径がO1μ〜O8rμm
であるゴム質重合体の含有量が組成物に対してθ、5−
5M盆*、また全ゴム質重合体の含有量が6−’IO重
量%となるように配合しか子7 つ25℃における粘度がlセン争ストークス以ロキサン
を0.0 /〜O0j重量饅配重量てなることを特徴と
する組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11569381A JPS5817144A (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 耐衝撃性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11569381A JPS5817144A (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 耐衝撃性樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5817144A true JPS5817144A (ja) | 1983-02-01 |
Family
ID=14668899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11569381A Pending JPS5817144A (ja) | 1981-07-23 | 1981-07-23 | 耐衝撃性樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5817144A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59232138A (ja) * | 1983-06-15 | 1984-12-26 | Mitsubishi Monsanto Chem Co | 耐熱性耐衝撃性樹脂組成物 |
JPS6481839A (en) * | 1987-09-25 | 1989-03-28 | Showa Denko Kk | Resin composition |
JPH01138252A (ja) * | 1987-11-25 | 1989-05-31 | Showa Denko Kk | 樹脂組成物 |
US5955540A (en) * | 1994-02-22 | 1999-09-21 | The Dow Chemical Company | Process for the preparation of multimodal ABS polymers |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4952853A (ja) * | 1972-09-19 | 1974-05-22 | ||
JPS4974239A (ja) * | 1972-11-18 | 1974-07-17 | ||
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JPS553494A (en) * | 1978-06-23 | 1980-01-11 | Bayer Ag | Abs polymer having high notchhshock strength |
-
1981
- 1981-07-23 JP JP11569381A patent/JPS5817144A/ja active Pending
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