JPS58170608A - サスペンシヨンブツシユの製作方法 - Google Patents
サスペンシヨンブツシユの製作方法Info
- Publication number
- JPS58170608A JPS58170608A JP5436682A JP5436682A JPS58170608A JP S58170608 A JPS58170608 A JP S58170608A JP 5436682 A JP5436682 A JP 5436682A JP 5436682 A JP5436682 A JP 5436682A JP S58170608 A JPS58170608 A JP S58170608A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bushing
- suspension
- cylindrical
- fluid
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/14—Units of the bushing type, i.e. loaded predominantly radially
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はサスペンションブツシュの製作方法に係り、特
に組立乃至は組付作業性が改善された、を産の容易な、
車両用サスペンションブツシュの製作方法に関するもの
である。
に組立乃至は組付作業性が改善された、を産の容易な、
車両用サスペンションブツシュの製作方法に関するもの
である。
従来より、自動車等の車体に対して差動装置や車輪等を
懸架するために、各種のアーム、ロッド。
懸架するために、各種のアーム、ロッド。
リンクなどの懸架部材が各種方向に揺動可能に取り付け
られており、そして該懸架部材の両端の枢着部には、一
般にそれぞれ振動の緩和などを目的としてサスペンショ
ンブツシュが組み込ま九ているのである。
られており、そして該懸架部材の両端の枢着部には、一
般にそれぞれ振動の緩和などを目的としてサスペンショ
ンブツシュが組み込ま九ているのである。
ところで、かかるサヌペンションプッシュトシては、一
般に、車両懸架のために所定の枢軸が嵌挿せしめられる
内筒金具とこれと同心的に配置される外筒金具との間に
円環状のブムスリーブが介挿せしめられた構造を有し、
該ブムスリーブの変形によって振動を減衰せしめるよう
になっているが、こ肛を改良したものとして特公昭４８
−８６１５１号公報、特公昭５２−１６５５４号公報な
どに複合ブツシュが明らかにされている。
般に、車両懸架のために所定の枢軸が嵌挿せしめられる
内筒金具とこれと同心的に配置される外筒金具との間に
円環状のブムスリーブが介挿せしめられた構造を有し、
該ブムスリーブの変形によって振動を減衰せしめるよう
になっているが、こ肛を改良したものとして特公昭４８
−８６１５１号公報、特公昭５２−１６５５４号公報な
どに複合ブツシュが明らかにされている。
すなわち、かかる複合ブツシュは、内筒金具と外筒金具
との間に介挿されたゴムスリーブの表面に複数の凹所を
設け、該凹所と外筒金具内壁との間に形成さｎるポケッ
ト部に所定の流体を充填せしめると共に、それらポケッ
ト部がオリフィスを通じて連通せしめられた構造を有し
、加振振動時において、一方のポケット部内に充填され
た流体が１該オリフイスを通じて他方のポケット部内に
流通する際に発生する抵抗によって良好な減衰が行なわ
汎るようになっている。
との間に介挿されたゴムスリーブの表面に複数の凹所を
設け、該凹所と外筒金具内壁との間に形成さｎるポケッ
ト部に所定の流体を充填せしめると共に、それらポケッ
ト部がオリフィスを通じて連通せしめられた構造を有し
、加振振動時において、一方のポケット部内に充填され
た流体が１該オリフイスを通じて他方のポケット部内に
流通する際に発生する抵抗によって良好な減衰が行なわ
汎るようになっている。
而して、かかる構成の公知の複合ブツシュにあっては、
外筒金具に対してゴムスリーブが圧入され、ポケット部
が形成されることとなるため、ゴムスリーブが変形する
ことによってポケット部カ変形ｌ〜、その形状が不安定
となる問題や、圧入操作の後に、外筒金具とゴムスリー
ブとの間ヲシールする九めの後接着（二次加硫）工程が
どうしても必要となり、これが生産性、コストなどに悪
影響上も念らすという重大な問題が内在しているのであ
る。
外筒金具に対してゴムスリーブが圧入され、ポケット部
が形成されることとなるため、ゴムスリーブが変形する
ことによってポケット部カ変形ｌ〜、その形状が不安定
となる問題や、圧入操作の後に、外筒金具とゴムスリー
ブとの間ヲシールする九めの後接着（二次加硫）工程が
どうしても必要となり、これが生産性、コストなどに悪
影響上も念らすという重大な問題が内在しているのであ
る。
加えて、外筒金具とゴムスリーブとの間が後接着される
ために、各ポケット部への流体の充填が著しく困難とな
るのであり、例えば特公昭４８−８６１５１号公報にお
いては、その第８図に示される如く、一方の注射針で流
体を注入する一方、他方の注射針でポケット部内の空気
を取り出すようにした充填手法が明らかにさｎているが
、このような注射針による流体充填手法では、ゴムに傷
を付けるようになることは勿論、その充填操作が極めて
面倒で、ブツシュ組立乃至は組付作業性を著しく低下せ
しめ、また量産性においても問題があったのである。
ために、各ポケット部への流体の充填が著しく困難とな
るのであり、例えば特公昭４８−８６１５１号公報にお
いては、その第８図に示される如く、一方の注射針で流
体を注入する一方、他方の注射針でポケット部内の空気
を取り出すようにした充填手法が明らかにさｎているが
、このような注射針による流体充填手法では、ゴムに傷
を付けるようになることは勿論、その充填操作が極めて
面倒で、ブツシュ組立乃至は組付作業性を著しく低下せ
しめ、また量産性においても問題があったのである。
ここにおいて、本発明は、かかる事情に鑑みて為された
ものであって、その主たる目的とするところは、流体媒
体を利用した、高減衰特性を有するサスペンションブツ
シュ（複合ブツシュ）ニオいてその減衰特性の改良を図
る一方、その組立乃至は組付作業性を改善せしめ、量産
性に優れた車両ナヌペンションプッシュの優れた製作方
法全提供することにある。
ものであって、その主たる目的とするところは、流体媒
体を利用した、高減衰特性を有するサスペンションブツ
シュ（複合ブツシュ）ニオいてその減衰特性の改良を図
る一方、その組立乃至は組付作業性を改善せしめ、量産
性に優れた車両ナヌペンションプッシュの優れた製作方
法全提供することにある。
そして、これらの目的を達成するため、本発明（Ｃあっ
ては、（ａ）内側から外側に筒状の内側金具、円環状の
弾性部材及び筒状の剛性部材が相接して同心的に位置せ
しめられ、且つ少なくとも該’ｉ’１１１９’部材と該
剛性部材との間が加硫接着されると共に、該剛性部材の
筒壁を貫通して弾性部材に至る凹所の複数が別個に設け
ら肛、更にそれら複数の凹所が所定の連通路を介して連
通せしめられたブツシュ単体を作製する工程と、（＋）
）ｉブツシュ単１４・を、所定の非圧縮性流体中におい
て、筒状の外ＩＩＩ ＜ｋ部内に圧入せしめ、該ブツシ
ュ単体に設けられている前記凹所と該外側金具の内壁と
によ−）て画成されるそれぞれ別個のポケット部内に該
ｒ＃、 ｌ＋を封入せしめる工程とを、含むことを特命
とするものである。
ては、（ａ）内側から外側に筒状の内側金具、円環状の
弾性部材及び筒状の剛性部材が相接して同心的に位置せ
しめられ、且つ少なくとも該’ｉ’１１１９’部材と該
剛性部材との間が加硫接着されると共に、該剛性部材の
筒壁を貫通して弾性部材に至る凹所の複数が別個に設け
ら肛、更にそれら複数の凹所が所定の連通路を介して連
通せしめられたブツシュ単体を作製する工程と、（＋）
）ｉブツシュ単１４・を、所定の非圧縮性流体中におい
て、筒状の外ＩＩＩ ＜ｋ部内に圧入せしめ、該ブツシ
ュ単体に設けられている前記凹所と該外側金具の内壁と
によ−）て画成されるそれぞれ別個のポケット部内に該
ｒ＃、 ｌ＋を封入せしめる工程とを、含むことを特命
とするものである。
ｆｆｆ（Ｑて、かかろサスペンションプッシュノ裂作方
法にあっては、凹所を有する所定の弾性部材の外周面に
剛性部材を固着、例えば加硫接着せしめた状態において
、これを外側金具に対して挿入（圧入）せしめればよく
、またシールも該剛性部材と外側金具内壁面との間で効
果的に為され得るので、従来の如き弾性部材と外側金具
との後接着の工程が全く不要となり、以てその製作工程
の著しい短縮を図り得るのであり、また非圧縮性流体中
において外側金具に対する剛性部材の圧入が可能となる
ために、ポケット部への該流体の充填が該圧入操作と同
時は為され得て、特別の流体充填（注入）操作を採用す
る必要が全くなくなり、これによってブツシュの組立乃
至は組付作業性が著しく改善され、その旨産も可能とな
ったのである。
法にあっては、凹所を有する所定の弾性部材の外周面に
剛性部材を固着、例えば加硫接着せしめた状態において
、これを外側金具に対して挿入（圧入）せしめればよく
、またシールも該剛性部材と外側金具内壁面との間で効
果的に為され得るので、従来の如き弾性部材と外側金具
との後接着の工程が全く不要となり、以てその製作工程
の著しい短縮を図り得るのであり、また非圧縮性流体中
において外側金具に対する剛性部材の圧入が可能となる
ために、ポケット部への該流体の充填が該圧入操作と同
時は為され得て、特別の流体充填（注入）操作を採用す
る必要が全くなくなり、これによってブツシュの組立乃
至は組付作業性が著しく改善され、その旨産も可能とな
ったのである。
さらに、加硫成形によって剛性部材と一体化さｆ″した
弾性部材が該剛性部材を介して外側金具に圧入されるも
のであるため、該弾性部材の変形が少なく、そｎ故ポケ
ット部（流体充満部）の形状が一定となる効果を奏する
他、外側金具と剛性部材との間に確実な密接部が形成さ
れるため、ボケット部の容積を大きく取り得る利点もあ
り、更には弾１生部材のバネ特性を変えることなく受圧
面積を大きく採ることが出来るために、ポケット部に充
満さｎた流体の洩れに対するシール効果も向上せしめ得
るのである。
弾性部材が該剛性部材を介して外側金具に圧入されるも
のであるため、該弾性部材の変形が少なく、そｎ故ポケ
ット部（流体充満部）の形状が一定となる効果を奏する
他、外側金具と剛性部材との間に確実な密接部が形成さ
れるため、ボケット部の容積を大きく取り得る利点もあ
り、更には弾１生部材のバネ特性を変えることなく受圧
面積を大きく採ることが出来るために、ポケット部に充
満さｎた流体の洩れに対するシール効果も向上せしめ得
るのである。
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発
明に係るサヌペンションプッシュの製作方法の一実施例
を図面を参照しつつ詳細に説明する。
明に係るサヌペンションプッシュの製作方法の一実施例
を図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、第１図、第２図に示されるブツシュ単体１００作
製工程から説明に入るが、該ブツシュ単回 不１０は、金属製筒状の内筒金具１２と濁じく筒状の剛
性部材である金属または樹脂型の円筒体１６とを所定の
金型内に同心的にセットして、その間隙内に弾性部材と
しての円環状のゴムスリーブ１４を加硫接着によシ同時
加硫成形せしめることにより、一般に作製さ九ることと
なる。
製工程から説明に入るが、該ブツシュ単回 不１０は、金属製筒状の内筒金具１２と濁じく筒状の剛
性部材である金属または樹脂型の円筒体１６とを所定の
金型内に同心的にセットして、その間隙内に弾性部材と
しての円環状のゴムスリーブ１４を加硫接着によシ同時
加硫成形せしめることにより、一般に作製さ九ることと
なる。
なお、ゴムスリーブ１４には、その外周面の対応する位
置において周方向に延びる対称的な二つの凹所１８．１
８が前述の加硫成形時に形成せしめられ、そしてこの加
硫成形と同時に若しくはその後にかかる二つの凹所１８
，１８を連通ずるフ゛ムヌリーブ１４内の連通孔２０が
形成されることとなるのである。また、円筒体１６には
、あらかじめ、前記凹所１８に対応する位置でそれより
はやや大きな形状に二つの窓２２．２２が明けら九でお
り、この窓２２によって凹所１８が外方に開口するよう
にされている。更にま九、窓２２に近接した円筒体１６
の外周面には、リング状の複数の突条２４が一体的に形
成されている。
置において周方向に延びる対称的な二つの凹所１８．１
８が前述の加硫成形時に形成せしめられ、そしてこの加
硫成形と同時に若しくはその後にかかる二つの凹所１８
，１８を連通ずるフ゛ムヌリーブ１４内の連通孔２０が
形成されることとなるのである。また、円筒体１６には
、あらかじめ、前記凹所１８に対応する位置でそれより
はやや大きな形状に二つの窓２２．２２が明けら九でお
り、この窓２２によって凹所１８が外方に開口するよう
にされている。更にま九、窓２２に近接した円筒体１６
の外周面には、リング状の複数の突条２４が一体的に形
成されている。
また、前述の内筒金具１２と円筒体１６との同時加硫成
形の代りに、ゴムスリーブ１４を円筒体１６に加硫接着
した後、これに内筒金具１２を属人することによってブ
ツシュ単体１０を作製し、ゴムスリーブ１４に対して予
備圧縮を加えるようにすることも可能である。
形の代りに、ゴムスリーブ１４を円筒体１６に加硫接着
した後、これに内筒金具１２を属人することによってブ
ツシュ単体１０を作製し、ゴムスリーブ１４に対して予
備圧縮を加えるようにすることも可能である。
このようにして、ブツシュ単体１０を製作した後、水、
ホリアルキレングリコール、シリコーン油または低分子
敵軍合体などの所定の非圧縮性流体２６を満たしたケー
ス２８内において、サヌベンションアーム（懸架部材）
３０の両端部に設けられた筒状のアームアイ（外側金具
）８２を２個のアームアイ固定治具８４上に据え付け、
アームアイ８２上に前記ブツシュ単体１０を同心的にそ
れぞれ載せた後、上方より円筒体押え治具８６を介して
プレス８８等にてこ扛らに圧力を加えるのである。
ホリアルキレングリコール、シリコーン油または低分子
敵軍合体などの所定の非圧縮性流体２６を満たしたケー
ス２８内において、サヌベンションアーム（懸架部材）
３０の両端部に設けられた筒状のアームアイ（外側金具
）８２を２個のアームアイ固定治具８４上に据え付け、
アームアイ８２上に前記ブツシュ単体１０を同心的にそ
れぞれ載せた後、上方より円筒体押え治具８６を介して
プレス８８等にてこ扛らに圧力を加えるのである。
かくして、ブツシュ単体１０はそれぞれのアームアイ３
２に対して圧入されると共に、該ブツシュ単体１０に設
けら汎でいる凹所１８とアームアイ３２の内壁とによっ
て画成されるそれぞれ別個のポケット部４０内に非圧縮
性流体２６が充填さ汎ることとなり、これによって第４
図、第５図に示される構造のサヌペンションプッシュカ
完成されるのである。
２に対して圧入されると共に、該ブツシュ単体１０に設
けら汎でいる凹所１８とアームアイ３２の内壁とによっ
て画成されるそれぞれ別個のポケット部４０内に非圧縮
性流体２６が充填さ汎ることとなり、これによって第４
図、第５図に示される構造のサヌペンションプッシュカ
完成されるのである。
なお、ブツシュ単体１０をアームアイ８２に圧入する前
に、二つのポケット部４０．４０を連通するプムヌリー
プ１４内の連通孔２０に予め該流体２６を満たしておき
、前記圧入時における連通（Ｌ２０内の空気の排除に支
障のないようにすることが望ましい。
に、二つのポケット部４０．４０を連通するプムヌリー
プ１４内の連通孔２０に予め該流体２６を満たしておき
、前記圧入時における連通（Ｌ２０内の空気の排除に支
障のないようにすることが望ましい。
また、ブツシュ単体１０の外周の円筒体１６とアームア
イ３２との間には、適当な圧入代力；もたさｎている。
イ３２との間には、適当な圧入代力；もたさｎている。
従って、その圧入時には前記ボケ゛ノド部４０への流体
２６の充填操作が極めて簡単且つ容易に行なわれ得るの
であり、それ故従来のタロき注射針などによる流体注入
操作が必要でないため、ブツシュ組立乃至は組付作業性
カニ著しく改善され、その址産化も容易となったのであ
り、捷た注射針によるゴムスリーブ１４に傷カ一つく等
の問題も全く解消され゛るに至ったのである。
２６の充填操作が極めて簡単且つ容易に行なわれ得るの
であり、それ故従来のタロき注射針などによる流体注入
操作が必要でないため、ブツシュ組立乃至は組付作業性
カニ著しく改善され、その址産化も容易となったのであ
り、捷た注射針によるゴムスリーブ１４に傷カ一つく等
の問題も全く解消され゛るに至ったのである。
また、例示のブツシュ単体１０にあっては、日三人せし
められた円筒体１６の外周面のリンク゛状突条２４部分
とアームアイ８２内壁面との間でより強固な接触が効果
的に保持されるので、４ζケ・ソト部４０に収容された
流体２６がそれらの間隙を通じて外部に洩れ出すような
ことも殆んどなく、しかも剛性のある円筒体１６の圧入
によってアームアイ３２との間に確実な密接部が形成さ
れるために、ポケット部４０の容積を大きくし得る牙；
４点７５；あり、はつゴムスリーブ１４のバネ特性を変
えることなく受圧面積を大きく採り得て、シール性も効
果的に向上せしめ得るのである。
められた円筒体１６の外周面のリンク゛状突条２４部分
とアームアイ８２内壁面との間でより強固な接触が効果
的に保持されるので、４ζケ・ソト部４０に収容された
流体２６がそれらの間隙を通じて外部に洩れ出すような
ことも殆んどなく、しかも剛性のある円筒体１６の圧入
によってアームアイ３２との間に確実な密接部が形成さ
れるために、ポケット部４０の容積を大きくし得る牙；
４点７５；あり、はつゴムスリーブ１４のバネ特性を変
えることなく受圧面積を大きく採り得て、シール性も効
果的に向上せしめ得るのである。
さらに、円筒体１６の介在により、ゴムスリーブ１４と
アームアイ８２との間の後接着工程が全く不要となり、
これによってブツシュ製作工程の簡略化が達成された他
、圧入に際してのゴムスリーブ１４の変形が抑制され、
以てポケット部４０の形状が一定となる効果もあり、ま
た変形による連通孔２０の孔径の変化乃至は閉塞の問題
も効果的（Ｃ緩和されるに至ったのである。
アームアイ８２との間の後接着工程が全く不要となり、
これによってブツシュ製作工程の簡略化が達成された他
、圧入に際してのゴムスリーブ１４の変形が抑制され、
以てポケット部４０の形状が一定となる効果もあり、ま
た変形による連通孔２０の孔径の変化乃至は閉塞の問題
も効果的（Ｃ緩和されるに至ったのである。
そして、かかる方法により製作されたサヌペンションプ
ッシュにあっては、従来から公知の複合ブツシュと同様
に、加振振動時において、一方のポケット部４０内に収
容されている流体２６が連通孔２０を通じて他方のポケ
ット部４０に移動する際に該連通孔２０にて生じる流動
抵抗により、効果的な減衰を生ぜしめることとなるので
ある。
ッシュにあっては、従来から公知の複合ブツシュと同様
に、加振振動時において、一方のポケット部４０内に収
容されている流体２６が連通孔２０を通じて他方のポケ
ット部４０に移動する際に該連通孔２０にて生じる流動
抵抗により、効果的な減衰を生ぜしめることとなるので
ある。
即ち、ゴムスリーブ１４を形成するゴム材料の如何に拘
らず、ブツシュの緩衝特性として好ましい減衰効果を奏
するのである。
らず、ブツシュの緩衝特性として好ましい減衰効果を奏
するのである。
なお、上述の実施例においては、サスペンションアーム
８０のアームアイ８２に対してブツシュ単体１０を圧入
する例を述べたのであるが、本発明は何等これに限定さ
れるものではなく、一般には筒状の外側金具内にブツシ
ュ単体全圧入せしめれば足り、例えば所定の外側金具内
にブツシュ単体を圧入し、これを懸架部材に組み付ける
ようにすることも出来るのである。また、前記ポケット
部４０内に封入された流体２６が洩ｎるのを防止する念
めのシール手段として、円筒体１６とアームアイ８２と
の間に適当な圧入代を設け、更にその効果を高めるため
に円筒体１６の外周面に複数のリング状突起２４を設け
て、より強固な密接部を形成したのであるが、かくの如
く円筒体１６の外周面に突条２４を設ける代りに前記外
側金具内面に突条を設けることも可能であり、またシー
ルゴムを介挿する等、その他の各種のシール手段も適用
することができる。
８０のアームアイ８２に対してブツシュ単体１０を圧入
する例を述べたのであるが、本発明は何等これに限定さ
れるものではなく、一般には筒状の外側金具内にブツシ
ュ単体全圧入せしめれば足り、例えば所定の外側金具内
にブツシュ単体を圧入し、これを懸架部材に組み付ける
ようにすることも出来るのである。また、前記ポケット
部４０内に封入された流体２６が洩ｎるのを防止する念
めのシール手段として、円筒体１６とアームアイ８２と
の間に適当な圧入代を設け、更にその効果を高めるため
に円筒体１６の外周面に複数のリング状突起２４を設け
て、より強固な密接部を形成したのであるが、かくの如
く円筒体１６の外周面に突条２４を設ける代りに前記外
側金具内面に突条を設けることも可能であり、またシー
ルゴムを介挿する等、その他の各種のシール手段も適用
することができる。
その他、本発明には、その趣旨を逸脱しない限りにおい
て当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正等を加え
ることが可能である。
て当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正等を加え
ることが可能である。
第１図は本発明手法に従って得られるサヌペンションプ
ッシュの主構成体たるブツシュ単体の断面図であり、第
２図は第１図におけるト」断面図である。第３図はサス
ペンションアームアイに対するブツシュ単体の圧入工程
を示す装置の断面図であり、第４図は第８図においてサ
スペンションアームアイに対して圧入された結果得ら詐
たブツシュの一例を示す断面図であシ、第５図はその左
側１ｍ図である。 １０：プッシュ単体 １２：内筒金具１４：ゴムス
リーブ（弾性部材） １６：円筒体（剛性部材） １８：凹所２０：連通孔
２６：非圧縮性流体３０：サスペンション
アーム（懸架部材）８２：アームアイ（外側金具） ４０：ポケット部
ッシュの主構成体たるブツシュ単体の断面図であり、第
２図は第１図におけるト」断面図である。第３図はサス
ペンションアームアイに対するブツシュ単体の圧入工程
を示す装置の断面図であり、第４図は第８図においてサ
スペンションアームアイに対して圧入された結果得ら詐
たブツシュの一例を示す断面図であシ、第５図はその左
側１ｍ図である。 １０：プッシュ単体 １２：内筒金具１４：ゴムス
リーブ（弾性部材） １６：円筒体（剛性部材） １８：凹所２０：連通孔
２６：非圧縮性流体３０：サスペンション
アーム（懸架部材）８２：アームアイ（外側金具） ４０：ポケット部
Claims (2)
- （１）内側から外側に筒状の内側金具、円環状の弾性部
材及び筒状の剛性部材が相接して同心的に位置せしめら
れ、且つ少なくとも該弾性部材と該剛性部材との間が加
硫接着されると共に、該剛性部材の筒壁を貫通して弾性
部材に至る凹所の複数が別個に設けられ、更にそれら複
数の凹所が所定の連通路を介して連通せしめられたブツ
シュ単体を作製する工程と、 該ブツシュ単体を、所定の非圧縮性流体中において、筒
状の外側金具内に圧入せしめ、該ブツシュ単体に設けら
れている前記凹所と該外側金具の内壁とによって画成さ
ｎるそ肛ぞれ別個のポケット部内に該流体を封入せしめ
る工程とを、 含ｒｒことを特徴とするサスペンションブツシュの製作
方法。 - （２）前記外側金具が、車両懸架装置における懸架部材
の端部に固着さｎた筒状部材である特許請求の範囲第１
項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5436682A JPS58170608A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | サスペンシヨンブツシユの製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5436682A JPS58170608A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | サスペンシヨンブツシユの製作方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58170608A true JPS58170608A (ja) | 1983-10-07 |
Family
ID=12968650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5436682A Pending JPS58170608A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | サスペンシヨンブツシユの製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58170608A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0641954A1 (en) * | 1993-09-02 | 1995-03-08 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Rubber vibration isolator with bracket and method of manufacturing the same |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56164242A (en) * | 1980-05-16 | 1981-12-17 | Bridgestone Corp | Elastic bush and manufacture thereof |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP5436682A patent/JPS58170608A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56164242A (en) * | 1980-05-16 | 1981-12-17 | Bridgestone Corp | Elastic bush and manufacture thereof |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0641954A1 (en) * | 1993-09-02 | 1995-03-08 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Rubber vibration isolator with bracket and method of manufacturing the same |
| US5769380A (en) * | 1993-09-02 | 1998-06-23 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Rubber vibration isolator with bracket and method of manufacturing the same |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0406835B1 (en) | Method of manufacturing fluid-filled elastic mount having pressure-receiving and equilibrium chambers | |
| US4822010A (en) | Fluid filled resilient bushing | |
| JPH0226098B2 (ja) | ||
| JPS6049147A (ja) | 流体入りブッシュ | |
| JPS58203242A (ja) | サスペンシヨンブツシユ並びにその製造法 | |
| KR101736774B1 (ko) | 하이드로 부싱 | |
| US5145155A (en) | Method of manufacturing fluid-filled elastic mount having fluid injection hole for filling pressure-receiving and equilibrium chambers | |
| JPS58170608A (ja) | サスペンシヨンブツシユの製作方法 | |
| JPS58170609A (ja) | サスペンシヨンブツシユ構造 | |
| JPS633763B2 (ja) | ||
| JP2007147065A (ja) | 液封入式防振装置 | |
| JP2007085376A (ja) | 液体封入式筒型マウント | |
| JPS629039A (ja) | サスペンシヨンブツシユ | |
| JPS58170611A (ja) | サスペンシヨンブツシユ構造 | |
| JPS6110138A (ja) | 流体入りブツシユ | |
| JPH0323777B2 (ja) | ||
| JPS6217440A (ja) | 流体入り防振支持装置 | |
| JP4131396B2 (ja) | 液体封入式筒型防振装置 | |
| JPS60166509A (ja) | 車両懸架装置用アツパサポ−ト | |
| JP3492411B2 (ja) | 液体封入ブッシュ | |
| JPS59164427A (ja) | 流体入りブツシユ構造 | |
| JP2003278823A (ja) | 液封式筒形マウントの製造方法及び液封式筒形マウント | |
| JPS62118135A (ja) | 流体封入式ブツシユ組立体 | |
| JPH0131797Y2 (ja) | ||
| JPS63176842A (ja) | 流体入り防振支持装置 |