JPS5817034B2 - 凹凸模様付き化粧体の製造方法 - Google Patents

凹凸模様付き化粧体の製造方法

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JPS5817034B2
JPS5817034B2 JP7049080A JP7049080A JPS5817034B2 JP S5817034 B2 JPS5817034 B2 JP S5817034B2 JP 7049080 A JP7049080 A JP 7049080A JP 7049080 A JP7049080 A JP 7049080A JP S5817034 B2 JPS5817034 B2 JP S5817034B2
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JP
Japan
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adhesive film
base material
decorative sheet
heat
adhesive
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Expired
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JP7049080A
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English (en)
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JPS56166011A (en
Inventor
「よし」治 森川
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SORITSUDO KK
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SORITSUDO KK
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 : 本発明は、予めそれ自体に木目導管模様、その他の
凹凸模様を付けるための凹凸加工(圧印加工、エンボス
加工、その他類似の加工)を施して用いるには適さない
化粧用シート、すなわち、薄くて破れ易いために凹凸加
工を施すことが不可能か、困難である化粧用ソート、或
いは凹凸加工を施せたとしても軟弱であるために他の材
料表面へ抑圧接着しようとするときにはその凹凸が圧潰
され易い化粧用シートを基材に接着してなる化粧体にし
て、当該化粧体における化粧用シートが凹凸模様を有し
ている化粧体の製造方法に関する。
従来、例えは薄葉紙、薄い装飾用紙等に木目模様の如き
模様を施した、或は斯かる模様を施していない薄い化粧
用シートを基材(例えば木板)に接着してなる化粧体が
あった。
斯かる従来化粧体は、その化粧用シートに凹凸を付され
ていないため、これが接着される基材表面が平担に近い
ときには、接着された化粧用シート表面も平担となり、
単調で風合の悪いものしか得られなかった。
この問題を解決するため斯かる化粧用シートに予め木目
導管模様等の凹凸を付けようとしても、該シートが薄く
て破れ易いため凹凸加工が困難であり、また、たとえ凹
凸模様を付けたとしても該凹凸模様はシートの基材への
接着時に圧潰され、或はこの圧潰を避けようとすればシ
ートの凹部裏面が基材表面から浮上り気味となって接着
不十分となることは明白である。
本発明の目的は、予めそれ自体に凹凸加工を施して用い
るには適さない化粧用シートが基材に接着され、当該化
粧用シートが損われることなく凹凸模様を有しており、
且つ基材に確実に接着されている化粧体の簡便な製造方
法を提供することにある。
本発明のこの目的は、予めそれ自体に凹凸加工を施して
用いるには適さない化粧用シートを熱接着性膜を介して
基材上に載置し、前記熱接着性膜を熱接着可能温度に加
熱しつつ前記化粧用シートを所定凹凸面を有する押圧部
材で前記基材へ押圧して前記化粧用シート及び熱接着性
膜に所定凹凸を形成し、そのあと前記熱接着性膜を冷却
して前記化粧用シートに前記凹凸を維持せしめると共に
該化粧用シートを前記基材に接着することを特徴とする
化粧体の製造方法により達成される。
上記基材及び化粧用シートの材質は、該シートを熱接着
性膜を介して基材へ接着するに必要な上記押圧力及び加
熱温度に耐えるものであれば足りる。
例えば基材として、木板、金属板、石コ・クボード等を
、化粧用シートとして例えば紙、特に薄葉紙を挙げるこ
とができる。
上記熱接着性膜は、ポリアミド系、ポリ・フレタン系、
ポリエステル系、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合
体)系、又はポリオレフィン系の熱接着性接着剤から得
られる。
斯かる接着剤が使用される場合には、化粧用シートの基
材への押圧力は、シートと基材との十分な接着を得ると
共に、熱接着性膜及びシートに所定の凹凸付けを行うた
;めに、略2〜10kg/cit、より好ましくは5〜
10kg/cIrLが適切であり、接着前の上記膜の厚
さは、加熱押圧時における基材及びシート間からの接着
剤流出防止のため、略30〜150μ、より好ましくは
略50〜100μが適当である。
なお、必要に応じ上記以外の熱接着性接着剤を使用する
ことも可能であり、該接着剤の種類及び/又は化粧用シ
ートの種類、厚さ等に応じて、上記押圧力及び上記熱接
着性膜厚をそれぞれ上記の範囲外のものとすることがで
きる。
・ 上記熱接着性膜は、前記基材及び前記化粧用シート
とは独立したシートの形態で提供されるものでよく、或
は予め前記化粧用シートの裏面に熱接着性接着剤をコー
ティングして得られたものでもよく、或は予め前記基材
の表面に熱接着性接着剤をコーティングして得られたも
のでもよい。
前記熱接着性膜を熱接着可能温度へ円滑に加熱できるよ
うに、基材と化粧用シートとの接着前に、基材、化粧用
シート及び熱接着性膜のうち少くとも1つを適宜予熱し
ておくことが望ましい。
そし・て前記熱接着性膜の熱接着可能温度への最終的加
熱は、該膜を介して基材上に載置された化粧用シートの
上から加熱ロール又は加熱板を当接し、或は熱風を吹付
ける等して行われる。
このとき、基材側からも必要に応じ適宜加熱することは
差しつ、かえない。
前記押圧部材は、例えば所定凹凸模様を表周面に有する
プレスロールや所定凹凸模様を有するプレス板でよい。
このプレスロール、プレス板が、上記加熱ロール、加熱
板を兼ねる構造のものであ)つでもよい。
前記押圧部材による抑圧処理が終ったあとの、前記熱接
着性膜の冷却は、冷風の吹付け、冷却ロール又は冷却板
の当接等により適宜性われる。
以下、本発明化粧体の一例と、これを製造する本発明方
法の一実施態様とを図面に基き説明する。
第1図において、化粧体10は、化粧用シート1、基材
2及び熱接着性膜3とを備えている。
シート1は、表面11に木目印刷を施こした薄葉紙(3
0〜5097 m )シートである。
基材2はベニヤ板であり、熱接着性膜3は、ポリオレフ
ィン系接着剤からなり、シート1を基材2に接着してお
り、シート1との接着面31は木目導管様の凹凸を有し
、シート1は該凹凸に倣って凹凸模様を有している。
この化粧体10は次の如くして得られている。
所定寸法に裁断されたベニヤ板2をコンベアライン9に
て加工ステージョン91へ移送し、その途中で予熱装置
4にて少くとも板2の表面21を予熱しておく。
他方、予め熱接着性膜3を化粧紙シート1の裏面12に
厚さ略80μで形成してなるシート1−3を、その膜3
が板2に当接されるヨウにステーション91へ移送し、
その途中テ予熱装置5にて予熱しておく。
ステーション91に達したシート1−3と基材2とを、
シート1−3上の加熱ロール6と基材2下の受台92と
の間に挟着して、膜3をその融点乃至融点付近の温度ま
で最終加熱する。
そのあと直ちに、所定凹凸模様を有するプレスロール7
にて5〜6 ky/eraの圧力下でシート1−3を基
材2に押圧する。
すると膜3により化粧用シート1が基材2に接着される
と共に、シート1及び膜3にはロール7の凹凸に倣って
凹凸が形成される。
このとき、シート1は熱せられて柔軟になった膜3に支
持されながら凹凸付けされるので破損するようなことは
ない。
その後、膜3はシート1を介して該凹凸模様をつぶさな
いように冷却ロール8にて冷却され、その結果該凹凸模
様が、その状態に確保された化粧体10が得られる。
しかもこの化粧体はその化粧用シート1が凹凸を有する
にも拘らず、全体がしっかりと基材2に接着されている
かくの如く本発明によれば、予めそれ自体に凹凸加工を
施して用いるには適さない化粧用シートが基材に接着さ
れ、当該化粧用シートが伺ら損われることなく凹凸模様
を有し、且つ基材に確実に接着されている化粧体の簡便
な製造法が提供される。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明化粧体の一例と、これを製造する本発明
方法の一実施態様とを説明するためのもので、第1図は
化粧体の一部拡大断面図、第2図は化粧体製遣方法の概
略説面図である。 1・・・・・・化粧用シート、2・・・・−・基材(ベ
ニヤ板)、3−・・・・・熱接着性膜、6・・・・・・
加熱ロール、7・・・・・・プレスロール(押圧部材)
8・・・・・・冷却ロール、10・・・・・・化粧体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予めそれ自体に凹凸加工を施して用いるには適さな
    い化粧用シートを熱接着膜を介して基材上に載置し、前
    記熱接着性膜を熱接着可能温度に加熱しつつ前記化粧用
    シートを所定凹凸面を有する押圧部材で前記基材へ押圧
    して前記化粧用シート及び熱接着性膜に所定凹凸を形成
    し、そのあと前記熱接着性膜を冷却して前記化粧用シー
    トに前記凹凸を維持せしめると共に該化粧用シートを前
    記基材に接着することを特徴とする凹凸模様付き化粧体
    の製造方法。 2 前記化粧用シートが、予めそれ自体に凹凸加工を施
    して用いるには適さない薄い化粧紙シートである特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 3 前記熱接着性膜が、ポリアミド系接着剤、ポリ・フ
    レタン系接着剤、ポリエステル系接着剤、E−VA系接
    接接着剤ポリオレフィン系接着剤からなる群から選ばれ
    た少くとも1種の熱接着性接着剤からなる特許請求の範
    囲第1項又は第2項記載の方法。 4 前記押圧部材の押圧力が略2〜10kg/crtt
    、である特許請求の範囲第3項記載の方法。 5 前記基材への前記化粧用シートの接着前における前
    記熱接着性膜の厚さが、略30〜150μである特許請
    求の範囲第4項記載の方法。 6 前記基材への前記化粧用シートの接着前における前
    記熱接着性膜は、独立したシートの形態である特許請求
    の範囲第1項から第5項のいずれかンに記載の方法。 7 前記熱接着性膜が、予め前記化粧用シートの裏面に
    熱接着性接着剤をコーティングして得られている特許請
    求の範囲第1項から第5項のいずれかに記載の方法。 18 前記熱接着性膜が、予め前記基材の表面に熱接着
    性接着剤をコーティングして得られている特許請求の範
    囲第1項から第5項のいずれかに記載の方法。 9 前記熱接着性膜の熱接着可能温度への加熱のン一部
    が、前記化粧用シート、前記基材及び前記熱接着性膜の
    少くとも1つの予熱によって得られている特許請求の範
    囲第1項から第8項のいずれかに記載の方法。 10 前記熱接着性膜の熱接着可能温度への最終加i
    熱が、前記熱接着性膜を介して前記基材上へ載置した前
    記化粧シートの上から行われる特許請求の範囲第1項か
    ら第9項のいずれかに記載の方法。 11 前記押圧部材が、所定凹凸模様を表周面に有す
    るプレスロールである特許請求の範囲第1項かンら第1
    0項のいずれかに記載の方法。 12 前記押圧部材が、所定凹凸模様を有するプレス
    板である特許請求の範囲第1項から第10項のいずれか
    に記載の方法。
JP7049080A 1980-05-26 1980-05-26 凹凸模様付き化粧体の製造方法 Expired JPS5817034B2 (ja)

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KR1019800003072A KR840000006B1 (ko) 1980-05-26 1980-08-01 요철무늬 부착 화장체의 제조방법

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JPS56166011A JPS56166011A (en) 1981-12-19
JPS5817034B2 true JPS5817034B2 (ja) 1983-04-04

Family

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KR100768253B1 (ko) * 2007-01-24 2007-10-17 이기봉 요철형태의 장식무늬를 갖는 벽지형 장식판재

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Publication number Publication date
KR830003304A (ko) 1983-06-18
JPS56166011A (en) 1981-12-19
KR840000006B1 (ko) 1984-01-25

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