JPS5816978B2 - 箱形構造物の組立て方法及びその装置 - Google Patents
箱形構造物の組立て方法及びその装置Info
- Publication number
- JPS5816978B2 JPS5816978B2 JP53053367A JP5336778A JPS5816978B2 JP S5816978 B2 JPS5816978 B2 JP S5816978B2 JP 53053367 A JP53053367 A JP 53053367A JP 5336778 A JP5336778 A JP 5336778A JP S5816978 B2 JPS5816978 B2 JP S5816978B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support part
- conveyor
- support
- sides
- joining operation
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は住宅ユニット、貨物輸送用コンテナー等の箱形
構造物の組立て方法に関する。
構造物の組立て方法に関する。
箱形構造物を組立てる場合、頂面部材、底面部及び側面
部材の各部材を夫々あらかじめ炸裂し、底面部材の両側
縁に夫々側面部材の下側縁を接合して立設し、立設され
た双方の側面部材の上側縁に頂部部材の両側縁を接合す
るといった方法をとろうとすると、接合の作業は、底面
部材の両側即ち三箇所に分かれて行われることになる。
部材の各部材を夫々あらかじめ炸裂し、底面部材の両側
縁に夫々側面部材の下側縁を接合して立設し、立設され
た双方の側面部材の上側縁に頂部部材の両側縁を接合す
るといった方法をとろうとすると、接合の作業は、底面
部材の両側即ち三箇所に分かれて行われることになる。
箱形構造物が大型のものであればそれだけ、又工業生産
するのであればそれだけ生産は機械力に頼り又装置も大
損りとなるが、前述のように接合の作業が三箇所に分か
れて行われるのであれば、夫々について側面部材の供給
と接合のための装置、人員が必要となる。
するのであればそれだけ生産は機械力に頼り又装置も大
損りとなるが、前述のように接合の作業が三箇所に分か
れて行われるのであれば、夫々について側面部材の供給
と接合のための装置、人員が必要となる。
又先に組立てた箱形構造物に引続いてこれとは大きさの
異なる箱形構造物を組立てようとすると、底面部材の大
きさに合せて接合作業の場所が移動し、そのため側面部
材の供給径路の変更や接合装置の移動が必要となる。
異なる箱形構造物を組立てようとすると、底面部材の大
きさに合せて接合作業の場所が移動し、そのため側面部
材の供給径路の変更や接合装置の移動が必要となる。
さらに又、接合に際しては、部材双互の角度と位置を正
確に揃えるための治具を設置する事が望ましいが、接合
の作業場所が移動するのであれば、との治具の場所もそ
の都度正確に設置しなおす必要も生じる。
確に揃えるための治具を設置する事が望ましいが、接合
の作業場所が移動するのであれば、との治具の場所もそ
の都度正確に設置しなおす必要も生じる。
本発明はこれらの難点を解消し、箱形構造物の工業生産
の合理化をはかろうとしてなされたものであって、その
要旨は、 1、箱形構造物の頂面、底面及び一対の側面の夫夫を形
成するための頂面部材、底面部材及び側面部材をあらか
じめパネルもしくは骨組として作製し、頂面部材と底面
部材の夫々において相対向する一対の側縁の一方を夫々
前側縁、他方を夫々後側縁として、これら前側縁と前側
縁、後側縁と後側線とが夫々相対向するように頂面部材
と底面部材とを上下に所定の間隔をおいて支持し、まず
双方の前側縁と第1の側面部材の上下の側縁とを夫々接
合し、しかる後これら接合した部材を前側縁が移送前面
となる方向へかつ後側縁が第1の7側面部材を接合した
場所を通過するまで移送し、第1の側面部材を接合した
場所もしくはそれに近接する場所で、双方の後側縁と第
2の側面部材の上下の側縁とを夫々接合することを特徴
とする箱形構造物の組立て方法。
の合理化をはかろうとしてなされたものであって、その
要旨は、 1、箱形構造物の頂面、底面及び一対の側面の夫夫を形
成するための頂面部材、底面部材及び側面部材をあらか
じめパネルもしくは骨組として作製し、頂面部材と底面
部材の夫々において相対向する一対の側縁の一方を夫々
前側縁、他方を夫々後側縁として、これら前側縁と前側
縁、後側縁と後側線とが夫々相対向するように頂面部材
と底面部材とを上下に所定の間隔をおいて支持し、まず
双方の前側縁と第1の側面部材の上下の側縁とを夫々接
合し、しかる後これら接合した部材を前側縁が移送前面
となる方向へかつ後側縁が第1の7側面部材を接合した
場所を通過するまで移送し、第1の側面部材を接合した
場所もしくはそれに近接する場所で、双方の後側縁と第
2の側面部材の上下の側縁とを夫々接合することを特徴
とする箱形構造物の組立て方法。
2、接合操作場所を挾んで設けられた第1支持部と第2
支持部、前記第1支持部と第2支持部の配置方向に対し
て交叉する方向に接合操作場所を挾んで定められた三箇
所の待機場所のうちの一方の待機場所と接合操作場所と
の間を往復移動可能に設けられた側面部材の支持部及び
前記三箇所の待機場所のうちの他方の待機場所から接合
操作場所へ前記側面部材の支持部と交互に入れ換わるよ
うに往復移動可能に設けられた中継コンベヤーとを備え
、前記第1支持部は、上下に所定の間隔をおいて相対向
して設けられた一対のコンベヤーと、これらのコンベヤ
ーに載置される頂面部材と底面部材を所定位置に夫々固
定するものとしてこれらのコンベヤーの夫々の両脇に設
けられた位置固定装置を備えており前記第2支持部は前
記第1支持部における下側のコンベヤーに載置面の高さ
を揃えて設けられたコンベヤーと、頂面部材と底面部材
を所定位置に固定するものとしてこのコンベヤーの両脇
に前記第1支持部の各位置固定装置に対応して夫々高さ
を揃えて設けられた各位置固定装置とを備えており、前
記側面部材の支持部は架台の両側に夫々進退腕を介して
設けられた受部へ側面部材を起立せしめて着脱自在に固
定しかつ進退腕によって前記架台の両側に側面部材を押
出すようになされており、前記中継コンベヤーはその載
置面の高さを前記第1支持部における下側のコンベヤー
に揃えられていることを特徴とする箱形構造物の組立て
装置。
支持部、前記第1支持部と第2支持部の配置方向に対し
て交叉する方向に接合操作場所を挾んで定められた三箇
所の待機場所のうちの一方の待機場所と接合操作場所と
の間を往復移動可能に設けられた側面部材の支持部及び
前記三箇所の待機場所のうちの他方の待機場所から接合
操作場所へ前記側面部材の支持部と交互に入れ換わるよ
うに往復移動可能に設けられた中継コンベヤーとを備え
、前記第1支持部は、上下に所定の間隔をおいて相対向
して設けられた一対のコンベヤーと、これらのコンベヤ
ーに載置される頂面部材と底面部材を所定位置に夫々固
定するものとしてこれらのコンベヤーの夫々の両脇に設
けられた位置固定装置を備えており前記第2支持部は前
記第1支持部における下側のコンベヤーに載置面の高さ
を揃えて設けられたコンベヤーと、頂面部材と底面部材
を所定位置に固定するものとしてこのコンベヤーの両脇
に前記第1支持部の各位置固定装置に対応して夫々高さ
を揃えて設けられた各位置固定装置とを備えており、前
記側面部材の支持部は架台の両側に夫々進退腕を介して
設けられた受部へ側面部材を起立せしめて着脱自在に固
定しかつ進退腕によって前記架台の両側に側面部材を押
出すようになされており、前記中継コンベヤーはその載
置面の高さを前記第1支持部における下側のコンベヤー
に揃えられていることを特徴とする箱形構造物の組立て
装置。
3、接合操作場所を挾んで設けられた第1支持部と第2
支持部、前記第1支持部と第2支持部の配置方向に対し
て交叉する方向に接合操作場所を挾んで定められた三箇
所の待機場所のうちの一方の待機場所と接合操作場所と
の間を往復移動可能に設けられた側面部材の支持部、前
記三箇所の待機場所のうちの他方の待機場所から接合操
作場所へ前記側面部材の支持部と交互に入れ換わるよう
に往復移動可能に設けられた中継コンベヤー及び中継コ
ンベヤーから第2支持部に至る間で頂面部材を支える垂
下防止部とを備え、前記第1支持部は、上下に所定の間
隔をおいて相対向して設けられた一対のコンベヤーと、
これらのコンベヤーに載置される頂面部材と底面部材を
所定位置に夫々固定するものとしてこれらのコンベヤー
の夫々の両脇に設けられた位置固定装置を備えており、
前記第2支持部は前記第1支持部における下側のコンベ
ヤーに載置面の高さを揃えて設けられたコンベヤーと、
頂面部材と底面部材を所定位置に固定するものとしてこ
のコンベヤーの両脇に前記第1支持部の各位置固定装置
に対応して夫々高さを揃えて設けられた各位置固定装置
とを備えており、前記側面部材の支持部は架台の両側に
夫々進退腕を介して設けられた受部へ側面部材を起立せ
しめて着脱自在に固定しかつ進退腕によって前記架台の
両側に側面部材を押出すようになされており、前記中継
コンベヤーはその載置面の高さを前記第1支持部におけ
る下側のコンベヤーに揃えられており、前記垂下防止部
は前記接合操作場所の上方から第2支持部のコンベヤー
の上方にかけて設けられた軌道と、この軌道に吊下げら
れて移動する吊下腕と、その下端に設けられた杷持部と
71)らなっていることを特徴とする箱形構造物の組立
て装置。
支持部、前記第1支持部と第2支持部の配置方向に対し
て交叉する方向に接合操作場所を挾んで定められた三箇
所の待機場所のうちの一方の待機場所と接合操作場所と
の間を往復移動可能に設けられた側面部材の支持部、前
記三箇所の待機場所のうちの他方の待機場所から接合操
作場所へ前記側面部材の支持部と交互に入れ換わるよう
に往復移動可能に設けられた中継コンベヤー及び中継コ
ンベヤーから第2支持部に至る間で頂面部材を支える垂
下防止部とを備え、前記第1支持部は、上下に所定の間
隔をおいて相対向して設けられた一対のコンベヤーと、
これらのコンベヤーに載置される頂面部材と底面部材を
所定位置に夫々固定するものとしてこれらのコンベヤー
の夫々の両脇に設けられた位置固定装置を備えており、
前記第2支持部は前記第1支持部における下側のコンベ
ヤーに載置面の高さを揃えて設けられたコンベヤーと、
頂面部材と底面部材を所定位置に固定するものとしてこ
のコンベヤーの両脇に前記第1支持部の各位置固定装置
に対応して夫々高さを揃えて設けられた各位置固定装置
とを備えており、前記側面部材の支持部は架台の両側に
夫々進退腕を介して設けられた受部へ側面部材を起立せ
しめて着脱自在に固定しかつ進退腕によって前記架台の
両側に側面部材を押出すようになされており、前記中継
コンベヤーはその載置面の高さを前記第1支持部におけ
る下側のコンベヤーに揃えられており、前記垂下防止部
は前記接合操作場所の上方から第2支持部のコンベヤー
の上方にかけて設けられた軌道と、この軌道に吊下げら
れて移動する吊下腕と、その下端に設けられた杷持部と
71)らなっていることを特徴とする箱形構造物の組立
て装置。
4、接合操作場所を挾んで設けられた第1支持部と第2
支持部、前記第4支持部と第2支持部の配置方向に対し
て交叉する方向に接合操作場所を挾んで定められた三箇
所の待機場所のうちの・一方の待機場所と接合操作場所
との間を往復移動可能に設けられた側面部材の支持部、
前記二箇所の待機場所のうちの他方の待機場所から接合
操作場所へ前記側面部材の支持部と交互に入れ換わるよ
うに往復移動可能に設けられた中継コンベヤー及び中継
コンベヤーから第2支持部に至る間で頂面部材を支える
垂下防止部とを備え、前記第1支持部は、上下に所定の
間隔をおいて相対向して設けられた一対のコンベヤーと
これらのコンベヤーに載置される頂面部材と底面部材を
所定位置に夫々固定するものとしてこれらのコンベヤー
の夫々の両脇に設けられた位置固定装置を備えており、
前記第2支持部は前記第1支持部における下側のコンベ
ヤーに載置面の高さを揃えて設けられたコンベヤーと、
頂面部材と底面部材を所定位置に固定するものとしてこ
のコンベヤーの両脇に前記第1支持部の各位置固定装置
に対応して夫々高さを揃えて設けられた各位置固定装置
とを備えており、前記側面部材の支持部は架台の両側に
夫々進退腕を介して設けられた受部へ側面部材を起立せ
しめて着脱自在に固定しかつ進退腕によって前記架台の
両側に側面部材を押出すようになされており、前記中継
コンベヤーはその載置面の高さを前記第1支持部におけ
る下側のコンベヤーに揃えられており、前記垂下防止部
は、中継コンベヤーの直上の両側と第2支持部のコンベ
ヤーの後部の直上の両側に夫々設けられており、各垂下
防止部は載置部と支持腕を備え、載置部はその高さを第
1支持部の上側のコンベヤーの載置面に揃えられて支持
腕によって水平方向に回動可能となされており、かつこ
れら垂下防止部のうち中継コンベヤーの直上の両側に設
けられた垂下防止部については、中継コンベヤーと一体
的に前記接合操作場所と待機場所との間を往復移動する
ようになされていることを特徴とする箱形構造物の組立
て装置。
支持部、前記第4支持部と第2支持部の配置方向に対し
て交叉する方向に接合操作場所を挾んで定められた三箇
所の待機場所のうちの・一方の待機場所と接合操作場所
との間を往復移動可能に設けられた側面部材の支持部、
前記二箇所の待機場所のうちの他方の待機場所から接合
操作場所へ前記側面部材の支持部と交互に入れ換わるよ
うに往復移動可能に設けられた中継コンベヤー及び中継
コンベヤーから第2支持部に至る間で頂面部材を支える
垂下防止部とを備え、前記第1支持部は、上下に所定の
間隔をおいて相対向して設けられた一対のコンベヤーと
これらのコンベヤーに載置される頂面部材と底面部材を
所定位置に夫々固定するものとしてこれらのコンベヤー
の夫々の両脇に設けられた位置固定装置を備えており、
前記第2支持部は前記第1支持部における下側のコンベ
ヤーに載置面の高さを揃えて設けられたコンベヤーと、
頂面部材と底面部材を所定位置に固定するものとしてこ
のコンベヤーの両脇に前記第1支持部の各位置固定装置
に対応して夫々高さを揃えて設けられた各位置固定装置
とを備えており、前記側面部材の支持部は架台の両側に
夫々進退腕を介して設けられた受部へ側面部材を起立せ
しめて着脱自在に固定しかつ進退腕によって前記架台の
両側に側面部材を押出すようになされており、前記中継
コンベヤーはその載置面の高さを前記第1支持部におけ
る下側のコンベヤーに揃えられており、前記垂下防止部
は、中継コンベヤーの直上の両側と第2支持部のコンベ
ヤーの後部の直上の両側に夫々設けられており、各垂下
防止部は載置部と支持腕を備え、載置部はその高さを第
1支持部の上側のコンベヤーの載置面に揃えられて支持
腕によって水平方向に回動可能となされており、かつこ
れら垂下防止部のうち中継コンベヤーの直上の両側に設
けられた垂下防止部については、中継コンベヤーと一体
的に前記接合操作場所と待機場所との間を往復移動する
ようになされていることを特徴とする箱形構造物の組立
て装置。
に存する。
次に本発明を図面を参照しながら説明する。
第1図は箱形構造物に組立てられる各面部材の−1)!
Jを示す。
Jを示す。
図において1は頂面部材であって、平行に相対向して配
された軽量C形鋼の梁材1111の間に小梁材12,1
2・・・が架は渡され接合されて組立てられた骨組から
なる。
された軽量C形鋼の梁材1111の間に小梁材12,1
2・・・が架は渡され接合されて組立てられた骨組から
なる。
2は底面部材であり、これも軽量C形鋼の梁材21.2
1の間に小梁材22,22・・・が架は渡され接合され
て組立てられた骨組からなる。
1の間に小梁材22,22・・・が架は渡され接合され
て組立てられた骨組からなる。
3,3は側面部材であり、夫々は平行に相対向して配さ
れた角形鋼管の柱材31,310上下端間に夫々軽量C
形鋼の梁材32,32が溶接されて組立てられた枠状の
骨組からなる。
れた角形鋼管の柱材31,310上下端間に夫々軽量C
形鋼の梁材32,32が溶接されて組立てられた枠状の
骨組からなる。
なお33,33・・・は継手部で、短尺の溝形状部材か
らなり、側面部材3,3の裏面の四隅に夫々溶接されて
突設されている。
らなり、側面部材3,3の裏面の四隅に夫々溶接されて
突設されている。
頂面部材1と底面部材2とは上下に相対向せしめられ、
これらの両側縁において、側面部材3゜3が、その継手
部33,33・・・全夫々各梁材11゜11.21,2
1の端部でその軽量C形鋼の溝に挿入した状態に当接さ
れ、互に溶接接合されて箱形構造物となされる。
これらの両側縁において、側面部材3゜3が、その継手
部33,33・・・全夫々各梁材11゜11.21,2
1の端部でその軽量C形鋼の溝に挿入した状態に当接さ
れ、互に溶接接合されて箱形構造物となされる。
この例では頂面部材1、底面部材2、側面部材3,3の
各部材はいずれも骨組として作製されており、これらに
よって組立てられた箱形構造物は、各部材の梁材と柱材
とが直方体の稜部に沿って配され互に接合された立体的
□な枠A骨組となっている。
各部材はいずれも骨組として作製されており、これらに
よって組立てられた箱形構造物は、各部材の梁材と柱材
とが直方体の稜部に沿って配され互に接合された立体的
□な枠A骨組となっている。
なお継手部33、33・・・を設けることは、各面部材
の接合の位置合せを正確なものとじ父方の伝達に無理の
ない接合とする上で好結果が得られる。
の接合の位置合せを正確なものとじ父方の伝達に無理の
ない接合とする上で好結果が得られる。
この箱形構造物は、用途に応じさらに各部材の梁材と柱
材との間に面材が取付けられる。
材との間に面材が取付けられる。
例えばこの箱形構造物が住宅ユニットになされる場合即
ち箱形構造物の複数個を前後左右あるいは上下に接合し
て住宅を構成させる場合の当該箱形構造物であるが、こ
の場合には、住宅のどの部分を構成するかに応じて、頂
面部材1には天井材や屋根材が、底面部材2には床材が
取り付けられ、又側面部材3,3や梁材11,21、柱
材31によって囲まれる面部には必要に応じ外壁材が取
付けられあるいは取付けられず開口されたものとされる
。
ち箱形構造物の複数個を前後左右あるいは上下に接合し
て住宅を構成させる場合の当該箱形構造物であるが、こ
の場合には、住宅のどの部分を構成するかに応じて、頂
面部材1には天井材や屋根材が、底面部材2には床材が
取り付けられ、又側面部材3,3や梁材11,21、柱
材31によって囲まれる面部には必要に応じ外壁材が取
付けられあるいは取付けられず開口されたものとされる
。
頂面部材1、底面部材2、側面部材3の各部材について
は、前述のような骨組の状態のものにとどまらず、あら
力)しめパネルとして作製されていてもよい。
は、前述のような骨組の状態のものにとどまらず、あら
力)しめパネルとして作製されていてもよい。
このパネルとしては前述の骨Miに面材が取付けられあ
るいはコンクリートが打込まれたぜのでもよく、又前述
の立体的な枠状骨組を形成する之めの骨組は特別には持
たないが、各自が耐力壁構造体となっているパネルでも
よい。
るいはコンクリートが打込まれたぜのでもよく、又前述
の立体的な枠状骨組を形成する之めの骨組は特別には持
たないが、各自が耐力壁構造体となっているパネルでも
よい。
第2図乃至第5図は本発明箱形構造物の組立て方法の実
施において用いられる装置の一例を示す。
施において用いられる装置の一例を示す。
この組立て装置は図中矢印Aで示す組立工程路の進行方
向に沿って順に配置された次の各部からなる。
向に沿って順に配置された次の各部からなる。
4は頂面部材の搬入部であり、頂面部材1を組立工程路
に受入れるコンベヤー41、このコンベヤー41を所定
の高さまで持ち上げる昇降機42及ヒコンベヤー43を
備えている。
に受入れるコンベヤー41、このコンベヤー41を所定
の高さまで持ち上げる昇降機42及ヒコンベヤー43を
備えている。
コンベヤー43は、持ち上げられたコンベヤー41に高
さを揃えこれに隣接して設けられている。
さを揃えこれに隣接して設けられている。
5は底面部材2の搬入部であって、コンベヤー51.5
2,53を備えている。
2,53を備えている。
コンベヤー53はコンベヤー43の直下に設けられてお
り、刀)つコンベヤー53の載置面からコンベヤー43
の載置面までの高さは側面部材3の高さに合せて定めら
れている。
り、刀)つコンベヤー53の載置面からコンベヤー43
の載置面までの高さは側面部材3の高さに合せて定めら
れている。
コンベヤー51はコンベヤー53の脇にこれと平行に設
けられている。
けられている。
コンベヤー52は、コンベヤー51及び53に対しその
走行方向を交叉して設けられており、又その載置面がコ
ンベヤー51及び53に対し若干昇降するようになって
いる。
走行方向を交叉して設けられており、又その載置面がコ
ンベヤー51及び53に対し若干昇降するようになって
いる。
6は第1支持部であり、頂面部材1のためのコンベヤー
61と底面部材2のためのコンベヤー62とを備えてい
る。
61と底面部材2のためのコンベヤー62とを備えてい
る。
コンベヤー61はコンベヤー43に隣接し、その載置面
の高さを揃え、又コンベヤー62はコンベヤー53に隣
接し、その載置面の高さを揃えて、夫々設けられ、互に
上下に相対向している。
の高さを揃え、又コンベヤー62はコンベヤー53に隣
接し、その載置面の高さを揃えて、夫々設けられ、互に
上下に相対向している。
従ってコンベヤー61と62の載置面間の高さは側面部
材3の高さに合せられている。
材3の高さに合せられている。
なお、コンベヤー61は、側面部材3の高さが変更され
た場合に備え、昇降可能の構造とし載置面の高さを適宜
調節できるようになされてもよい。
た場合に備え、昇降可能の構造とし載置面の高さを適宜
調節できるようになされてもよい。
63は頂面部材の定位置固定装置であり、コンベヤー6
1の両脇に夫々に設けられている。
1の両脇に夫々に設けられている。
又64は底面部材の定位置固定装置であり、コンベヤー
62の両脇に夫々設けられている。
62の両脇に夫々設けられている。
これらの固定装置63.64は、コンベヤー61もしく
は62によって移送される頂面部材1もしくは底面部材
2が所定の位置に到達すると検出装置例えば光電管装置
やリミットスイッチで確認し、それによってコンベヤー
61,62の走行を停止さぜ又例えばシリンダー装置や
電磁気力の作動で頂面部材1もしくは底面部材2をその
所定の位置に固定しあるいはこれらが移送されるときは
待避して障害とならないようになっている。
は62によって移送される頂面部材1もしくは底面部材
2が所定の位置に到達すると検出装置例えば光電管装置
やリミットスイッチで確認し、それによってコンベヤー
61,62の走行を停止さぜ又例えばシリンダー装置や
電磁気力の作動で頂面部材1もしくは底面部材2をその
所定の位置に固定しあるいはこれらが移送されるときは
待避して障害とならないようになっている。
なお、検出装置については、第4図に示すように、コン
ベヤー61及び62における後部に夫々受部65,66
を設け、これを頂面部材1、底面部材2が通過する際は
その障害とならないように待避し、通過した後で組立工
程路に突出すものとしておき、一旦通り過ぎた頂面部材
1、底面部材2が、コンベヤー61.62の逆走により
、後側縁14,24で受部65,66に当接し、所定の
位置ぎめがなされるようになっていてもよい。
ベヤー61及び62における後部に夫々受部65,66
を設け、これを頂面部材1、底面部材2が通過する際は
その障害とならないように待避し、通過した後で組立工
程路に突出すものとしておき、一旦通り過ぎた頂面部材
1、底面部材2が、コンベヤー61.62の逆走により
、後側縁14,24で受部65,66に当接し、所定の
位置ぎめがなされるようになっていてもよい。
7は側面部材3の支持部である。
11はその架台であり1台車72の上に設置され、この
台車72の走行により支持部1はコンベヤー61゜62
に隣り合う前方に定められた接合操作場所Bとその脇の
待機場所Cとの間を往復移動するようになされている。
台車72の走行により支持部1はコンベヤー61゜62
に隣り合う前方に定められた接合操作場所Bとその脇の
待機場所Cとの間を往復移動するようになされている。
架台71にはその両側に夫々進退腕73,73に介して
受部74,74が設けられている。
受部74,74が設けられている。
受部74は枠状体をなしており、第5図に示すようにそ
の下部には上下動可能の下端支え部741が、又両側に
は夫々受部74の受面に沿う方向へ押圧力を与えるよう
にした側面押え部742及び受部74の受面に向けて押
圧力を与えるようにした面部押え部143が設けられて
おり。
の下部には上下動可能の下端支え部741が、又両側に
は夫々受部74の受面に沿う方向へ押圧力を与えるよう
にした側面押え部742及び受部74の受面に向けて押
圧力を与えるようにした面部押え部143が設けられて
おり。
側面部材3は、受部74における上下方向の位置ぎめが
下端支え部741により又、左右方向の位置ぎめが側面
押え部742によって行われかつ受部74への固定が面
部押え部143によって行われ、又進退腕73によって
組立工程路に沿う方向に押出されるようになっている。
下端支え部741により又、左右方向の位置ぎめが側面
押え部742によって行われかつ受部74への固定が面
部押え部143によって行われ、又進退腕73によって
組立工程路に沿う方向に押出されるようになっている。
なおこれらの作動は例えばシリンダー装置によって行わ
れる。
れる。
又架台71には頂面部材1(底面部材2)と側面部材3
との接合装置75例えば溶接装置やニューマテイクレン
チが備えられている。
との接合装置75例えば溶接装置やニューマテイクレン
チが備えられている。
8.8は側面部材の搬入部であり、側面部材の支持部7
の待機場所Cの両側に設けられている。
の待機場所Cの両側に設けられている。
この搬入装置8はコンベヤー81と起立装置82とを備
えており、起立装置32は、その一方の端縁側821を
軸とし他方の端縁側822を外縁として待機場所Cに待
機する支持部7に向けて回動することによってコンベヤ
ー81に載置されている側面部材3をその下側力)ら押
し上げて起立させると共に支持装置7に移し換えるよう
になっている。
えており、起立装置32は、その一方の端縁側821を
軸とし他方の端縁側822を外縁として待機場所Cに待
機する支持部7に向けて回動することによってコンベヤ
ー81に載置されている側面部材3をその下側力)ら押
し上げて起立させると共に支持装置7に移し換えるよう
になっている。
9は中継コンベヤーであって、台車72の上に支持装置
7と隣り合せに設けられていて、接合操作場所Bへ支持
装置7と交互に入れ換わるように、接合操作場所Bとそ
の脇の待機場所りとの間を往復移動するようになきれて
おり、又その載置面の高さは支持部6におけるコンベヤ
ー62に揃えられている。
7と隣り合せに設けられていて、接合操作場所Bへ支持
装置7と交互に入れ換わるように、接合操作場所Bとそ
の脇の待機場所りとの間を往復移動するようになきれて
おり、又その載置面の高さは支持部6におけるコンベヤ
ー62に揃えられている。
中継コンベヤー9は第1支持部6から次の第2支持部に
中継するためのものである。
中継するためのものである。
10は第2支持部であり、底面部材2を載置するコンベ
ヤー101、頂面部材1の定位置固定装置102及び底
面部材2の定位置固定装置103を備えている。
ヤー101、頂面部材1の定位置固定装置102及び底
面部材2の定位置固定装置103を備えている。
コンベヤー101はその載置面の高さを中継コンベヤー
9に揃えられ、接合操作場所Bの前方に隣り合って設け
られている。
9に揃えられ、接合操作場所Bの前方に隣り合って設け
られている。
定位置固定装置102及び103は第1支持部6におけ
る定位置固定装置63及び64の場合と同様にして設け
られている。
る定位置固定装置63及び64の場合と同様にして設け
られている。
20は垂下防止部であって、中継コンベヤー9から第2
支持部10に至る間で頂面部材1を支えるためのもので
あり、接合操作場所Bの上方からコンベヤー101の上
方にかけて設けられた軌道201、この軌道に吊下げら
れて移動する吊下腕202及びその下端に設けられた把
持部203からなっている。
支持部10に至る間で頂面部材1を支えるためのもので
あり、接合操作場所Bの上方からコンベヤー101の上
方にかけて設けられた軌道201、この軌道に吊下げら
れて移動する吊下腕202及びその下端に設けられた把
持部203からなっている。
把持部203は中継コンベヤー9を経由してコンベヤー
101へ底面部材2と共に移送される頂面部材1をその
両側から支持しあるいは又頂面部材1の移送の障害とな
らないように頂面部材1の両側から遠ざかって待避する
ようになっている。
101へ底面部材2と共に移送される頂面部材1をその
両側から支持しあるいは又頂面部材1の移送の障害とな
らないように頂面部材1の両側から遠ざかって待避する
ようになっている。
この垂下防止部20は、特に頂面部材1の長さが犬であ
る場合、設けておくことが好ましい。
る場合、設けておくことが好ましい。
30は搬出コンベヤーであり、コンベヤー101の前方
に隣り合って設けられている。
に隣り合って設けられている。
次に本発明箱形構造物の組立て方法について、前述の装
置にそって説明する。
置にそって説明する。
まずストックヤードから頂面部材1と底面部材2が夫々
運び出され、頂面部材1はコンベヤー41ごと昇降機4
2で所定の高さまで持ち上げられ、コンベヤー41から
コンベヤー43に移し換えられる。
運び出され、頂面部材1はコンベヤー41ごと昇降機4
2で所定の高さまで持ち上げられ、コンベヤー41から
コンベヤー43に移し換えられる。
底面部材2はコンベヤー51に受は入れられた後コンベ
ヤー52の載置面を上昇させる事によりコンベヤー52
に移し換工られ、コンベヤー52の走行でコンベヤー5
3の上方に運ばれ、次いでコンベヤー52を下降させる
事によりコンベヤー53に移し換えられる。
ヤー52の載置面を上昇させる事によりコンベヤー52
に移し換工られ、コンベヤー52の走行でコンベヤー5
3の上方に運ばれ、次いでコンベヤー52を下降させる
事によりコンベヤー53に移し換えられる。
このようにしてコンベヤー43及び53に載置された頂
面部材1及び底面部材2は、ここで一旦待機されあるい
は直ちに次の第」の支持部6に移し換えられる。
面部材1及び底面部材2は、ここで一旦待機されあるい
は直ちに次の第」の支持部6に移し換えられる。
第1の支持部6において、頂面部材1と底面部材2とは
、コンベヤー61及び62によって夫々移送され所定位
置に達すると、検出装置によってとらえられ、各コンベ
ヤー61及び62が停止し、固定装置63,64が作動
してその位置で固定される。
、コンベヤー61及び62によって夫々移送され所定位
置に達すると、検出装置によってとらえられ、各コンベ
ヤー61及び62が停止し、固定装置63,64が作動
してその位置で固定される。
このことにより頂面部材1と底面部材2は。これらの前
側縁13と前側縁23、後側縁14と後側縁24とが夫
々相対向され、たつコンベヤー61と62の載置面間の
高さで定められる所定の間隔即ち側面部材3の高さに合
わされた間隔をおいて上下に支持される。
側縁13と前側縁23、後側縁14と後側縁24とが夫
々相対向され、たつコンベヤー61と62の載置面間の
高さで定められる所定の間隔即ち側面部材3の高さに合
わされた間隔をおいて上下に支持される。
一方、側面部材3,3は、ストックヤードからコンベヤ
ー8,8を経由して搬入され、起立装置82.82によ
って起立させられると共に、待機場所Cにおける支持部
1に移し換えられる。
ー8,8を経由して搬入され、起立装置82.82によ
って起立させられると共に、待機場所Cにおける支持部
1に移し換えられる。
次いで支持部7が接合操作場所Bに走行し、この場所B
において、進退腕73を作動して一方の側面部材3af
fi前述のようにして支持されている頂面部材1の前側
縁13と底面部材2の前側縁23に向けて押し出す。
において、進退腕73を作動して一方の側面部材3af
fi前述のようにして支持されている頂面部材1の前側
縁13と底面部材2の前側縁23に向けて押し出す。
側面部材3aは、その各継手部33.33・・・が各前
側縁13,23において梁材の溝に挿入され、溶接装置
75によって接合される。
側縁13,23において梁材の溝に挿入され、溶接装置
75によって接合される。
即ちこのようにして上下に所定の間隔をおいて支持した
頂面部材1及び底面部材2の夫々の前側縁13,23と
側面部材3aの上下の側縁とを接合する。
頂面部材1及び底面部材2の夫々の前側縁13,23と
側面部材3aの上下の側縁とを接合する。
この接合が完了すると、側面部材3に対する側面押え部
132、面部押え部133、頂面部材1と底面部材2に
対する固定装置63及び64を夫夫解放し、支持部1の
受部14を後退させ、支持部7をその待機場所Cに移し
、これと交替して接合操作場所Bには中継コンベヤー9
を移す。
132、面部押え部133、頂面部材1と底面部材2に
対する固定装置63及び64を夫夫解放し、支持部1の
受部14を後退させ、支持部7をその待機場所Cに移し
、これと交替して接合操作場所Bには中継コンベヤー9
を移す。
次いで第1支持部6におけるコンベヤー61゜62及び
中継コンベヤー9を走行させ、前述のようにして接合し
た各部材を第2支持部10に移送する。
中継コンベヤー9を走行させ、前述のようにして接合し
た各部材を第2支持部10に移送する。
第2支持部10に移し換える過程で、垂下防止部102
における把持部103を作動させ、頂面部材1を支持し
、その後側縁14の垂下を防止する。
における把持部103を作動させ、頂面部材1を支持し
、その後側縁14の垂下を防止する。
第2支持部10において、頂面部材1と底面部材2とは
定位置に達すると、第1支持部6の場合と同様にして固
定装置103,104が作動してその位置で固定される
。
定位置に達すると、第1支持部6の場合と同様にして固
定装置103,104が作動してその位置で固定される
。
再び支持部1が待機場所C7)=ら移動し、接合操作場
所Bの中継コンベヤー9と交替し、支持部7における側
面部材3bが、側面部材3aの場合と同様にして、但し
今度は頂面部材1の後側縁14と底面部材2の後側縁に
接合される。
所Bの中継コンベヤー9と交替し、支持部7における側
面部材3bが、側面部材3aの場合と同様にして、但し
今度は頂面部材1の後側縁14と底面部材2の後側縁に
接合される。
即ち夫々の前側縁13,23で側面部材3aと接合され
た頂面部材1及び底面部材2はこれらの前側縁13,2
3が移送前面となる方向へかつ後側縁14,24が第1
の側面部材3aを接合した場所である接合操作場所Bを
通後するまで移送し、この側面部材3ak接合した場所
もしくはそれに近接する場所である接合操作場所Bで双
方の後側縁14,24と第2の側面部材3bの上下の側
縁とを夫々接合する。
た頂面部材1及び底面部材2はこれらの前側縁13,2
3が移送前面となる方向へかつ後側縁14,24が第1
の側面部材3aを接合した場所である接合操作場所Bを
通後するまで移送し、この側面部材3ak接合した場所
もしくはそれに近接する場所である接合操作場所Bで双
方の後側縁14,24と第2の側面部材3bの上下の側
縁とを夫々接合する。
この接合が完了すると垂下防止部102の杷持部は頂面
部材1の支持から解放され、頂面部材1の両側から遠ざ
けられ、その状態で軌道に沿って逆走し元の位置へ復帰
する。
部材1の支持から解放され、頂面部材1の両側から遠ざ
けられ、その状態で軌道に沿って逆走し元の位置へ復帰
する。
又中継コンベヤー9も支持部7と交替すべく待機場所り
へ復帰する。
へ復帰する。
なお側面部材3bが接合される際にはこれと平行して後
続の新たな頂面部材1.底面部材2が第1支持部6で支
持され、これらの前側縁13゜23に側面部材3aが接
合される。
続の新たな頂面部材1.底面部材2が第1支持部6で支
持され、これらの前側縁13゜23に側面部材3aが接
合される。
このようにして順次各工程を経て複数の箱形構造物は次
々に組立てられ、搬出コンベヤー20によって次々に搬
出される。
々に組立てられ、搬出コンベヤー20によって次々に搬
出される。
第6図及び第1図は、本発明箱形構造物の組立装置にお
ける垂下防止部の別の一例を示す。
ける垂下防止部の別の一例を示す。
この垂下防止部40、40・・・は中継コンベヤー9の
直上の両側と、第2支持部10のコンベヤー101の後
部の直上の両側に夫々設けられている。
直上の両側と、第2支持部10のコンベヤー101の後
部の直上の両側に夫々設けられている。
各垂下防止部40は、ローラからなる載置部401とそ
の支持腕402とを備えている。
の支持腕402とを備えている。
載置部401は頂面部材1を下側から支えるべくコンベ
ヤー61の載置面に高さを揃えて設けられており、支持
腕402は支脚403に軸着されて支脚403を軸とし
て回動可能となっている。
ヤー61の載置面に高さを揃えて設けられており、支持
腕402は支脚403に軸着されて支脚403を軸とし
て回動可能となっている。
なお中継コンベヤー9の直上に設けられた垂下防止部4
0.40・・・についてはその支脚403が台車12に
取り付けられていて、中継コンベヤー9と(に接合操・
作場所Bと待機場所りとの間を往復移動するようになっ
ている。
0.40・・・についてはその支脚403が台車12に
取り付けられていて、中継コンベヤー9と(に接合操・
作場所Bと待機場所りとの間を往復移動するようになっ
ている。
404,405・・・はガイドであって、箱形構造物の
半完成品である頂面部材1と底面部材2と側面部材3a
との接合されたものが移送される際の蛇行を防止するた
めのものであり、夫々支脚403に取り付けられている
。
半完成品である頂面部材1と底面部材2と側面部材3a
との接合されたものが移送される際の蛇行を防止するた
めのものであり、夫々支脚403に取り付けられている
。
しかしてこれらの垂下防止部40,40・・・について
も前述の垂下防止部20の場合と同様であって、半完成
品の箱形構造物を第1支持部6から中継コンベヤー9を
経由して第2支持部10に移送させる際、頂面部材1を
下側から支えその垂下を防止する。
も前述の垂下防止部20の場合と同様であって、半完成
品の箱形構造物を第1支持部6から中継コンベヤー9を
経由して第2支持部10に移送させる際、頂面部材1を
下側から支えその垂下を防止する。
即ち、第1支持部6において頂面部材1の前側縁13と
底面部材2の前側縁23に側面部材3aが接合された後
、これらの部材が中継コンベヤー9に移されると、まず
側面部材3aが載置部401に当接し、その押圧作用で
載置部401は回動して押し退けられる。
底面部材2の前側縁23に側面部材3aが接合された後
、これらの部材が中継コンベヤー9に移されると、まず
側面部材3aが載置部401に当接し、その押圧作用で
載置部401は回動して押し退けられる。
そして側面部材3aが通過してその押圧作用が解除され
ると、載置部401は元の位置に復帰し今度は頂面部材
1を下側から支えるのである。
ると、載置部401は元の位置に復帰し今度は頂面部材
1を下側から支えるのである。
以上述べた通り本発明においては、頂面部材と底面部材
とを上下に所定の間隔をおいて支持し。
とを上下に所定の間隔をおいて支持し。
まず双方の前側縁と第1の側面部材の上下の側縁とを夫
々接合し、しかる後これら接合した部材を前側縁が移送
前面となる方向へ力)つ後側縁が第1の側面部材を接合
した場所を通過する寸で移送し、第1の側面部材を接合
した場所もしくはそれに近接する場所で双方の後側縁と
第2の側面部材の上下の側縁とを夫々接合するのである
から、接合作業の場所が一箇所に集中することになり、
接合装置、側面部材の供給装置1作業員等について分散
や移動を避けることができる。
々接合し、しかる後これら接合した部材を前側縁が移送
前面となる方向へ力)つ後側縁が第1の側面部材を接合
した場所を通過する寸で移送し、第1の側面部材を接合
した場所もしくはそれに近接する場所で双方の後側縁と
第2の側面部材の上下の側縁とを夫々接合するのである
から、接合作業の場所が一箇所に集中することになり、
接合装置、側面部材の供給装置1作業員等について分散
や移動を避けることができる。
又接合作業の場所が頂面部材もしくは底面部材の長さに
関りなく常に定位置に定められているから、頂面部材と
底面部材の長さに変更があっても、それに応じて位置ぎ
めの装置をそのつど移動させる事も要さない。
関りなく常に定位置に定められているから、頂面部材と
底面部材の長さに変更があっても、それに応じて位置ぎ
めの装置をそのつど移動させる事も要さない。
従って流れ作業方式による連続組立工程において、組立
作業を中断させることなく、先行のものに引続いて大き
さの異なる箱形構造物を組立てる事が可能となる。
作業を中断させることなく、先行のものに引続いて大き
さの異なる箱形構造物を組立てる事が可能となる。
このように本発明の組立方法及びその装置は箱形構造物
の多品種大量生産に極めて適したものとなっている。
の多品種大量生産に極めて適したものとなっている。
第1図は本発明における箱形構造物の一例を示す斜視図
である。 第2図は本発明箱形構造物の組立装置の一汐すを示す平
面図、第3図は同じく正面図である。 第4図は本発明箱形構造物の組立装置における第1支持
部の−flJを示す平面図、第5図は同じく側面部材の
支持部の一汐lを示す正面図である。 第6図は本発明箱形構造物の組立装置における垂下防止
部の−fUを示す平面図、第7図は同じく側面図である
。 1:頂面部材、2:底面部材、11,21:梁材、12
,22:小梁材、13.23:前側縁、14、24 :
後側縁、3:側面部材(3a:第1の側面部材、3b:
第2の側面部材)、31:柱材、32:梁材、33:継
手部、4:頂面部材の搬入部、41,43:コンベヤー
、42:昇降機。 5:底面部材の搬入部、51,52,53:コンベヤー
、6:第1支持部、61,62:コンベヤー、63、6
4 :定位置固定装置、65、66 :受部、7:側面
部材の支持部、11:架台、72:台車、73:進退腕
、74:受部、741:下端支え部、142:側面押え
部、743二面部押え部、15:接合装置、8:側面部
材の搬入部、81:コンベヤー、32:起立装置、82
1゜822:端縁、9:中継コンベヤー、、io:第2
支持部、101:コンベヤー、102,103:定位置
固定装置、20:垂下防止部、201:軌道、202:
吊下腕、203:杷持部、40:垂下防止部、401
:載置部、402:支持腕、403:支脚11404、
405 ニガイド、30:搬出コンベヤー、A:組立工
程路の進行方向、B:接合操作場所、C,D:待機場所
。
である。 第2図は本発明箱形構造物の組立装置の一汐すを示す平
面図、第3図は同じく正面図である。 第4図は本発明箱形構造物の組立装置における第1支持
部の−flJを示す平面図、第5図は同じく側面部材の
支持部の一汐lを示す正面図である。 第6図は本発明箱形構造物の組立装置における垂下防止
部の−fUを示す平面図、第7図は同じく側面図である
。 1:頂面部材、2:底面部材、11,21:梁材、12
,22:小梁材、13.23:前側縁、14、24 :
後側縁、3:側面部材(3a:第1の側面部材、3b:
第2の側面部材)、31:柱材、32:梁材、33:継
手部、4:頂面部材の搬入部、41,43:コンベヤー
、42:昇降機。 5:底面部材の搬入部、51,52,53:コンベヤー
、6:第1支持部、61,62:コンベヤー、63、6
4 :定位置固定装置、65、66 :受部、7:側面
部材の支持部、11:架台、72:台車、73:進退腕
、74:受部、741:下端支え部、142:側面押え
部、743二面部押え部、15:接合装置、8:側面部
材の搬入部、81:コンベヤー、32:起立装置、82
1゜822:端縁、9:中継コンベヤー、、io:第2
支持部、101:コンベヤー、102,103:定位置
固定装置、20:垂下防止部、201:軌道、202:
吊下腕、203:杷持部、40:垂下防止部、401
:載置部、402:支持腕、403:支脚11404、
405 ニガイド、30:搬出コンベヤー、A:組立工
程路の進行方向、B:接合操作場所、C,D:待機場所
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 箱形構造物の頂面、底面及び一対の側面の夫夫を形
成するための頂面部材、底面部材及び側面部材をあらか
じめパネルもしくは骨組として作製し、頂面部材と底面
部材の夫々において相対向する一対の側縁の一方を夫々
前側縁、他方を夫々後側縁として、これら前側縁と前側
縁、後側縁と後側縁とが夫々相対向するように頂面部材
と底面部材とを上下に所定の間隔をおいて支持し、まず
双方の前側縁と第1の側面部材の上下の側縁とを夫夫接
合し、しかる後これら接合した部材を前側縁が移送前面
となる方向へかつ後側縁が第1の側面部材を接合した場
所を通過するまで移送し、第1の側面部材を接合した場
所もしくはそれに近接する場所で、双方の後側縁と第2
の側面部材の上下の側縁とを夫々接合することを特徴と
する箱形構造物の組立て方法。 2 接合操作場所を挾んで設けられた第1支持部と第2
支持部、前記第1支持部と第2支持部の配置方向に対し
て交叉する方向に接合操作場所を挾んで定められた三箇
所の待機場所のうちの一方の待機場所と接合操作場所と
の間を往復移動可能に設けられた側面部材の支持部及び
前記三箇所の待機場所のうちの他方の待機場所力・ら接
合操作場所へ前記側面部材の支持部と交互に入れ換わる
ように往復移動可能に設けられた中継コンベヤーとを備
え、前記第1支持部は、上下に所定の間隔をおいて相対
向して設けられた一対のコンベヤーと、これらのコンベ
ヤーに載置される頂面部材と底面部材を所定位置に夫々
固定するものとしてこれらのコンベヤーの夫々の両脇に
設けられた位置固定装置を備えており、前記第2支持部
は前記第1支持部における下側のコンベヤーに載置面の
高さを揃えて設けられたコンベヤーと、頂面部材と底面
部材を所定位置に固定するものとしてこのコンベヤーの
両脇に前記第1支持部の各位置固定装置に対応して夫々
高さを揃れて設けられた各位置固定装置とを備えており
、前記側面部材の支持部は架台の両側に夫々進退腕を介
して設けられた受部へ側面部材全起立せしめて着脱自在
に固定しかつ進退腕によって前記架台の両側に側面部材
を押出すようになされており、前記中継コンベヤーはそ
の載置面の高さを前記第1支持部における下側のコンベ
ヤーに揃えられていることを特徴とする箱形構造物の組
立て装置。 3 接合操作場所を挾んで設けられた第1支持部と第2
支持部、前記第1支持部と第2支持部の配置方向に対し
て交叉する方向に接合操作場所を挾んで定められた三箇
所の待機場所のうちの一方の待機場所と接合操作場所と
の間を往復移動可能に;設けられた側面部材の支持部、
前記三箇所の待機場所のうちの他方の待機場所から接合
操作場所へ前記側面部材の支持部と交互に入れ換わるよ
うに往復移動可能に設けられた中継コンベヤー及び中継
コンベヤーから第2支持部に至る間で頂面部材を支える
垂下防止部とを備え、前記第1支持部は、上下に所定の
間隔をおいて相対向して設けられた一対のコンベヤーと
、これらのコンベヤーに載置される頂面部材と底面部材
を所定位置に夫々固定するものとしてこれらのコンベヤ
ーの夫々の両脇に設けられた位置固定装置を備えており
、前記第2支持部は前記第1支持部における下側のコン
ベヤーに載置面の高さを捕えて設けられたコンベヤーと
、頂部部材と底面部材を所定位置に固定するものとして
このコンベヤーの両脇に前記第1支持部の各位置固定装
置に対応して夫々高さを揃えて設けられた各位置固定装
置とを備えており、前記側面部材の支持部は架台の両側
に夫々進退腕を介して設けられた受部へ側面部材を起立
せしめて着脱自在に固定しかつ進退腕によって前記架台
の両側に側面部材を押出すようになされており、前記中
継コンベヤーはその載置面の高さを前記第1支持部にお
ける下側のコンベヤーに揃えられており、前記垂下防止
部は前記接合操作場所の上方から第2支持部のコンベヤ
ーの上方にかけて設けられた軌道と、この軌道に吊下げ
られて移動する吊下腕と、その下端に設けられた把持部
とからなっていることを特徴とする箱形構造物の組立て
装置。 4 接合操作場所を挾んで設けられた第1支持部と第2
支持部、前記第1支持部と第2支持部の配置方向に対し
て交叉する方向に接合操作場所を挾んで定められた三箇
所の待機場所のうちの一方の待機場所と接合操作場所と
の間を往復移動可能に設けられた側面部材の支持部、前
記三箇所の待機場所のうちの他方の待機場断力)ら接合
操作場所へ前記側面部材の支持部と交互に入れ換わるよ
うに往復移動可能に設けられた中継コンベヤー及び中継
コンベヤー刀・ら第2支持部に至る間で頂面部材を支え
る垂下防止部とを備え、前記第1支持部は、上下に所定
の間隔をおいて相対向して設けられた一対のコンベヤー
と、これらのコンベヤーに載置される頂面部材と底面部
材を所定位置に夫々固定スルモのとしてこれらのコンベ
ヤーの夫々の両脇に設けられた位置固定装置を備えてお
り、前記第2支持部は前記第1支持部における下側のコ
ンベヤーに載置面の高さを揃えて設けられたコンベヤー
と、頂面部材と底面部材を所定位置に固定するものとし
てこのコンベヤーの両脇に前記第1支持部の各位置固定
装置に対応して夫々高さを揃えて設けられた各位置固定
装置とを備えており、前記側面部材の支持部は架台の両
側に夫々進退腕を介して設けらnた受部へ側面部材を起
立ぜしめて着脱自在に固定しかつ進退腕によって前記架
台の両側に側面部材を押出すようになされており、前記
中継コンベヤーはその載置面の高さを前記第1支持部に
おける下側のコンベヤーに揃えられており。 前記垂下防止部は、中継コンベヤーの直上の両側と第2
支持部のコンベヤーの後部の直上の両側に夫々設けられ
ており、各垂下防止部は、載置部と支持腕を備え、載置
部ばその高さを第1支持部の上側のコンベヤーの載置面
に揃えられて支持腕によって水平方向に回動可能となさ
れており、力、つこれら垂下防止部のうち中継コンベヤ
ーの直上の両側に設けられた垂下防止部については、中
継コンベヤーと一体的に前記接合操作場所と待機場所と
の間を往復移動するようになされていることを特徴とす
る箱形構造物の組立て装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53053367A JPS5816978B2 (ja) | 1978-05-04 | 1978-05-04 | 箱形構造物の組立て方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53053367A JPS5816978B2 (ja) | 1978-05-04 | 1978-05-04 | 箱形構造物の組立て方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54145077A JPS54145077A (en) | 1979-11-12 |
JPS5816978B2 true JPS5816978B2 (ja) | 1983-04-04 |
Family
ID=12940835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53053367A Expired JPS5816978B2 (ja) | 1978-05-04 | 1978-05-04 | 箱形構造物の組立て方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816978B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0428927U (ja) * | 1990-06-26 | 1992-03-09 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5052808A (ja) * | 1973-09-07 | 1975-05-10 |
-
1978
- 1978-05-04 JP JP53053367A patent/JPS5816978B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5052808A (ja) * | 1973-09-07 | 1975-05-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54145077A (en) | 1979-11-12 |
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