JPS5816928A - シ−トアジヤスタ−のロツク機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シートアジャスターのロック機構ニ関するも
のである。

従来のシートアジャスターのロック機構としては、第１
図の図（イ）、仲）、（ハ）に図示する如く、シート（
図示せず）に取付けられるアッパーレールａと車体側に
固定されるロアレールｇとの間にローラｌ及びボールｋ
を介在させてアッパーレールａが摺動し得るように構成
され、かつロアレールｇの側面に適宜間隔毎に任意所要
数穿ｖきれたロック孔り内に操作レバーＣの一端部を嵌
入することによシアツバ−レールａの摺動をロックする
。そして、前記操作レバーＣを含むロック機構は、アッ
パーレールａの上面に溶接されたブラケットｂと操作レ
バーＣに溶接されたシャツ）　（ｌとを組付け、このシ
ャツ）ｄにコイルスプリングｅを？付けて、操作レバー
Ｃを回動可能とし、前記コイルスプリングｅの一端をシ
ャツ）ｄに設けた切込みｆに入れて、この切込みｆを圧
潰してコイルスプリグｅの脱落を防止していた。しかし
ながら、かかる機構によれば、特にブラケン）ｂをアッ
パーレールａの上面に溶接すると共に、操作レバーＣと
シャフトｄとを溶接しなければならず、加え°てコイル
スプリングｅをシャフトｄに装着後に切込みｆを圧潰す
るなど、部品点数も多く、組立が困難で、多くの工数を
必要とし、高価である。

本発明は、上記の如き諸点を改善して、部品点数と組付
工数とを低減すると共に、軽量化及び小型化となるシー
トアジャスターのロック機構を提供することを目的とす
る。

以下、図面を参照して、本発明の実施の一例について説
明する。

図において、１はシート（図示していない）に取付けら
れるアッパーレール、５は車体側に固定されるロアレー
ルを示し、そのロアレール５上をローラ及びボール（い
ずれも図示していない）を介して、従来のものと同様に
、アッパーレール１が摺動し得るように構成されている
。５ａはロアレール５の側面に適宜間隔毎に任意所要数
穿設され・たロック孔であシ、６は車体取付用ボルトで
ある。

前記アッパーレール１の上面には、一対の対向した切起
し片１ａ　、　ｌｂを立設し、これら切起し片１ｄ、ｌ
ｂの各々に貫通孔１ｆが穿設されている。なお、これら
切起し片１ａ　、　ｌｂＯ間は透孔１ｈが形成される。

また、アッパーレール１の上面に於いて、長袖とを２個
所設ケ、このストッパー１にがロアレール５の上面側に
突設した２個所の突縁５ｂのいずれかに当接することに
よシ、アッパーレール】のスライド中量を規制している
。前記切起し片１ａ　、　ｌｂの部位で操作レバー２が
回動自在に取イ＼ｊけられている。１ｅは後述のロック
片２ｃが入シ込む切欠き部である。

前記操作レバー２は、その一端部に指等の引掛部２ｆと
成すと共に、他端部に一対の対向した折曲部２ａ　、　
２ｂとを設け、かつ中間部位には前記ロアレール５のロ
ック孔５ａに嵌入するロック片２Ｃを垂下して設けてい
る。なお、前記折曲部２ａ　、　２ｂの各々に貫通孔２
Ｃが穿設されている。また、折曲部２ａ。

２ｂとの間隔中を前記アッパーレール１の切起し片ｌａ
　、　ｌｂとの間隔中よシ若干小ならしめて、第４図に
図示する如く、折曲部２ａ　、　２ｂが切起し片１　ａ
　、　ｌｂの内側に配役できるようにしている。さらに
、折曲部２ａ　、　２ｂの各々に突片２ｐを延設させ、
との突片２ｐ　カ操作レバー２の回動に際してアッパー
レール１の上面に当接することによυ回動範囲を規制す
る。操作レバー２の前記折曲部２ａ　、　２ｂとアッパ
ーレール１の前記切起し片１ａ　、　ｌｂとの貫通孔２
ｅ、Ｉｆにシャフト３を挿通することによシ、操作レバ
ー２がアッパーレール１の上面に於いて回動可能になら
しめている。

前記シャフト３は、その両端に於いて抜は止め部３ａ　
、　３ｂを形成して、前記貫通孔２ｅ　、　Ｉｆよシの
抜けを防止している。さらに、前記折曲部２ａ　、　２
ｂとの間にコイルスプリング４を配設して、このコイル
スプリング４に前記シャフト３を挿通している。

なお、このコイルスプリング４の一端延出を操作レバー
２の上面に、他端延出をアッパーレール１の上面に各々
係止させることによシ、操作レバー２の前記ロック片２
ｃをロアレール５の前記ロック孔５ａに嵌入するよう付
勢させている。

次に、上記の構成よシなるシートアジャスターの組付け
について説明する。

まず、アッパーレール１とロアレール５とを組合せた後
に、アッパーレール１の上向にスライド量を規制するス
トッパー】Ｃを折曲し、次に、第５図にて図示する如く
、アッパー１／−ル１の切起し片１ａ　、　ｌｂに操作
レバー２の折曲部２ｔｈ　！　２　ｂを矢印Ｒ方向よシ
合わせ、これらの貫通孔１ｆと２ｅとにシャフト３を矢
印Ｓ方向よシ挿通する。また、同時に、折曲部２ａ　、
　２ｂとの間に矢印Ｔ方向よシ配設したコイルスプリン
グ４も併せて挿通する。なお、シャフト３の一端３ａは
挿通ずる以前に前もって圧潰しており、神道後、他端を
圧潰して貫通孔Ｉｆ、２ｅからの抜けを防止する。この
ように組付けられるために、従来のように、まずアッパ
ーレールａにブラケットｂを溶接して、そのブラケット
ｂに操作レバーＣを取付け、しかる後に操作レバーＣを
持上げた状態、即ちロックしない状態でロアレールｇを
組付けるのと比較して、上記の如く、アッパーレール１
とロアレール５とを組句けた後にアッパーレール１の上
面にて操作レバー２を取付けることができるので、溶接
工程もなく、ブラケットｂの部品も不要となり、組付は
工数及び部品点数の低減とな９、かつシャフト３も短か
くするととができて小型化、軽量化が計れるものである
。

上述の如く、本発明のシートアジャスターのロック機構
は、任意所要数のロック孔を穿設したロアレールと、そ
のロアレールに対し摺動可能に組付けたアッパーレール
と、操作レバーとを備え、前記アッパーレールの上面に
一対の対向した切起し部を立設し、前記操作レバーには
一対の対向した折曲部と前記ロック孔に係脱し得るロッ
ク部を設け、前記切起し部と折曲部とに穿設した貫通孔
にシャフトを挿通して前記操作レバーをアッパーレール
の上面にて回動可能に取付けるとともに、前記シャフト
にスプリングを巻装して前記ロック部をロック孔に嵌入
するように付勢させたことを特徴とするものであるから
、溶接工程やブラケットの削減によシ組付は工数及び部
品点数の低減となシ、かつ組付は容易であシ、加えて小
型化、軽量化となるなど種々の顕著な効果を奏するもの
である。

なお、図示の実施例はその他にも更に一層の作用効果を
奏するものであるが、当然のことながら本発明はこの実
施例にのみ限定畑れるものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例であシ、図（イ）は平面図、図（ロ）及
び図（ハ）は各々図（イ）の矢印入方向での側面図と■
−■線断面図である。第２図乃至第５図は本発明の実施
例を示し、第２図は平面図、第３図及び第４図は各々第
２図でのｌ−Ｈ線断面図及び■−■線断面図であシ、第
５図は分解斜視図である。 １・・・アッパーレール、ｌａ、ｌｂ・・・切起し片、
２・・・操作レバー、２ａ、２ｂ・・・折曲部、２Ｃ・
・・ロック部、３・・・シャフト、４・・・スフリング
、５・・・ロアレール。 特許出願人　　市光工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 任意所要数のロック孔を穿設したロアレールと、そのロ
   アレールに対し摺動可能に組付けたアッパーレールと、
   操作レバーとを備え、前記アッパーレールの上面に一対
   の対向した切起し部を立設し、前記操作レバーには一対
   の対向した折曲部と前記ロック孔に係脱し得るロック部
   を設け、前記切起し部と折曲部とに穿設した貫通孔にシ
   ャフトを挿通して前記操作レバーをアッパーレールの上
   面にて回動可能に取付けるとともに、前記シャフトに、
   スプリングを巻装して前記ロック部をロック孔に嵌入す
   るように付勢させたことを特徴とするシートアジャスタ
   ーのロック機構。