JPS58168860A - 空気調和機の三方弁取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空気調和機の三方弁取付装置に関するもので
ある。

従来、セパレート型の空気調和機における室外機は、第
１図および第２図に示すように室外機本体１の相対する
前後面にそれぞれ吹出口１１Ｌおよび吸込口１ｂを設け
、また内部にこの吹出口１＆。

吸込口１ｂと連通した通風路１Ｃを形成している。

そしてその通風路１Ｃの上流側から熱交換器２゜モータ
３．ファン４．エアガイグー６．高°低圧冷媒ガス用三
方弁６．７およびそれらの取付台８が配設され、また前
面の吹出口１１Ｌには金ｉｉ？！１９が取付けられてい
る。まだ図中左側には防音板１０によって隔てられた圧
縮機１１が配置され、各種制御を行う電源板（図示せず
）もこの部分に取付けられている。

ところでこの種空気調和機は、近年の高性能。

小型化にともない非常にコンバク）４設計となっており
、特に床下などに設置する埋込型空気調和機の室外機は
、その据付スペースが限られていることから小型化が要
求されている。したがって熱交換器２．モータ３．ファ
ン４．工］アガイダ−６等は許容される最もせまいスペ
ース内に配設されており、三方弁６．７およびその取付
台１ｏにおいてもそれらを設置するに十分なスペースが
とられていないのが実情である。

かかる構造において、従来の三方弁取付台８は第３図に
示すように、取付面８ａが室外機本体１の下面と水平で
かつ高・低圧ガス用三方弁６．７がぶつかり合うことが
ないよう若干の段差６丁をつけ、また前後に多少ずらせ
てせまいスペースを有効に生かすよう構成されている。

しかしながらこのような構造では、三方弁６゜７がファ
ン４と接近しているため、三方弁６．７と鋼管の接続あ
るいは取外し作業がやりづらく、また冷媒封入作業など
のように、圧縮機１１およびファン４を回転させながら
三方弁６．７を操作する作業においては、作業者が誤っ
てファン４によって指を傷つけるなどの危険がともない
、操作性および安全性において必ずしも満足されるもの
ではなく、三方弁６．７の取扱い操作に関しては慎重に
行う必要があった。

本発明は、上記従来の空気調和機にみられる欠点を除去
するもので、簡単な構成でありながらスペースを拡げる
ことなしに三方弁の操作作業空間を広め、三方弁取り扱
い時における操作性および安全性の向上をはかるもので
ある。

以下、本発明をその一実施例を示す添付図面の第４図〜
第７図を参考に説明する。ここで、従来と同一のものに
ついては同一の番号を付して説明を省略する。

同図において、１２は高圧側三方弁６の取付台、１３は
低圧側三方弁７の取付台で、これらは第６図、第７図に
示すように室外機本体１の底面１ｄからファン４側へ上
方に向って所定角度傾斜した取付面１２ａ　、　１３ａ
を有しており、その取付面１２＆、１３ａには、固定ね
じ１４が貫通する穴１６および裏面に溶接されたナツト
１６がそれぞれ設けられている。さらに前記取付台１２
の先端には引廻し電線（図示せず）を固定するバンド−
７が設けられている。また取付台１３の後方下部には高
圧冷媒配管１８などが引廻される凹部１９が設けられて
いる。そしてこれら両数付台１２．１３は溶接々どの適
宜手段により室外機本体１の底面１ｄに、取付台１２が
圧縮機１１より遠く、まだ取付台１３が圧縮機１１に近
くなるように取付けられている。２０は前記ファン４の
近傍に設けられた保護金網である。

一ヒ記構成において、高圧側三方弁６．低圧側三方弁７
は、各取付台１２．１３の取付面１２ａ。

１３ａへ固定ねじ１４とナツト１６の締結によって取付
けられる。そして高圧冷媒配管１Ｂ、低圧冷媒配管２１
が各三方弁６．７に接続される。その結果、各三方弁６
．７は室外機本体１の底面１ｄから前方へ傾いた状態で
取付けられる。

したがって、各三方弁６．７における開閉操作にともな
う工具の回動範囲は、かなりファン４から遠ざかり、そ
の周辺に作業に支障をきたす遮弊物も力＜力る。これに
より、冷媒封入作業などがきわめて容易に行え、しかも
安全性が増す。また高圧冷媒配管１８は、取付台１３の
凹部１９へ収納されるため、室外機本体１の奥行寸法を
大きくすることもない。また高圧冷媒配管１８より太い
曲げ加工の困難な低圧冷媒配管２１は、三方弁７の取付
けに際して曲げ加工を要しないため、組立作業性が良好
とガる。さらにファン４の近傍に保護金網２ｏを設けて
いるため、保守・点検作業時の安全性がより向上できる
。

上記実施例よ如明らかなように、本発明における空気調
和機の三方弁取付装置は、空気調和機本体の相対する面
に、吸込口と吹出口を形成し、また内部に前記吸込口と
吹出口に連通ずる通風路を形成して、この通風路内に送
風機および熱交換器を配設し、前記送風機の下流側に、
前記空気調和機本体の底面より送風機側へ上方に向って
傾斜した取付面を有する取付台を設け、この取付台の取
付面に、冷凍サイクルを形成する三方弁を取付けたもの
で、限られたスペース内において三方弁をその上方先端
が送風機から遠ざかるよう取付けるため、保守点検時に
おける冷媒封入作業のように工具を用いる際でも、その
周辺空間を広く確保でき、作業性を良好にしかつ安全性
の向上がはかれ、しかも空気調和機本体を大型化するこ
ともない々ど、種々の利点を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図はそれぞれ従来例における埋込型空気調
和機の室外機ぎ面断面図および一部切欠き正面図、第３
図は同空気調和機における三方弁と取付台の分解斜視図
、第４図および第６図はそ　　第れぞれ本発明の一実施
例における三方弁の取付装置を具備した空気調和機の平
面断面図および一部切欠き正面図、第６図は同空気調和
機における高圧側三方弁と取付台の分解斜視図、第７図
は同低圧側三方弁と取付台の分解斜視図である。 １・・・・・・室外機本体、２・・・・・・熱交換器、
４・・・・・・ファン、６・・・・・・高圧側三方弁、
７・・・・・・低圧側三方弁、１２．１３・・・・・・
取付台、１２＆、１３１Ｌ・・・・・・取付代理人の氏
名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２図 ６８

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 空気調和機本体の相対する面に、吸込口と吹出口を形成
   し、また内部に前記吸込口と吹出口に連通ずる通風路を
   形成して、この通風路内に送風機および熱交換器を配設
   し、前記送風機の下流側に。 前記空気調和機本体の底面より送風機側へ上方に向って
   傾斜した取付面を有する取付台を設け、この取付台の取
   付面に、冷凍サイクルを形成する三方弁を取付けた空気
   調和機の三方弁取付装置。