JPS58166141A - デイスクブレ−キ用シ−ル装置 - Google Patents
デイスクブレ−キ用シ−ル装置Info
- Publication number
- JPS58166141A JPS58166141A JP58036792A JP3679283A JPS58166141A JP S58166141 A JPS58166141 A JP S58166141A JP 58036792 A JP58036792 A JP 58036792A JP 3679283 A JP3679283 A JP 3679283A JP S58166141 A JPS58166141 A JP S58166141A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- seal
- groove
- retraction
- sealing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/22—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
- F16D55/224—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/14—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position
- F16D65/16—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake
- F16D65/18—Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake adapted for drawing members together, e.g. for disc brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2121/00—Type of actuator operation force
- F16D2121/02—Fluid pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2127/00—Auxiliary mechanisms
- F16D2127/02—Release mechanisms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ディスクブレーキ用シール装置に関するもの
である。
である。
本発明は、特にディスクブレーキ用の後退シール装置、
即ちキャリパがピストンを受容する孔を具え、上記孔が
、その装着状態においてキャリパ及びピストンに密封的
に係合する後退用シールを装入する溝を具えてなる装置
の改良に関するものである。
即ちキャリパがピストンを受容する孔を具え、上記孔が
、その装着状態においてキャリパ及びピストンに密封的
に係合する後退用シールを装入する溝を具えてなる装置
の改良に関するものである。
米国特許第3,915,461号において、キャリパの
溝内に装入される方形の弾性部材をノ具えたディスクブ
レーキの後退用シール装置が開示されている。この装置
では、制動中に、後退用シールが軸線方向に変形して溝
の前方壁に係合する。この結果、ブレーキ適用の繰り返
しによって、後退用シールが、その半径方向内方の前端
縁でかみこみによる損傷をうけることがsb、後退用シ
ールのピストン後退機能に悪影響な及はす惧れがある。
溝内に装入される方形の弾性部材をノ具えたディスクブ
レーキの後退用シール装置が開示されている。この装置
では、制動中に、後退用シールが軸線方向に変形して溝
の前方壁に係合する。この結果、ブレーキ適用の繰り返
しによって、後退用シールが、その半径方向内方の前端
縁でかみこみによる損傷をうけることがsb、後退用シ
ールのピストン後退機能に悪影響な及はす惧れがある。
制動中に、ディスクブレーキや圧力室に生起された流体
圧力が後退用シールに作用して、同シールをピストンに
対し強く圧接係合させると共に、溝の半径方向内方、か
つ軸線方向外方の隅部に対して押圧する。後退用シール
は、キャリパの孔の壁面とピストンとの間の隙間にもぐ
シ込もうとし、両者に挾まれる。繰返して行なわれるブ
レーキ適用の結果、後退用シールの半径方向内方で、か
つ軸線方向前方の部分が摩耗し、又は噛み切られる。
圧力が後退用シールに作用して、同シールをピストンに
対し強く圧接係合させると共に、溝の半径方向内方、か
つ軸線方向外方の隅部に対して押圧する。後退用シール
は、キャリパの孔の壁面とピストンとの間の隙間にもぐ
シ込もうとし、両者に挾まれる。繰返して行なわれるブ
レーキ適用の結果、後退用シールの半径方向内方で、か
つ軸線方向前方の部分が摩耗し、又は噛み切られる。
又、後退用シールの半径方向内方の面とピストンとの間
の均等な把持係合が、制動終了時にピストンをキャリパ
の孔内に確実に後退させるために必要であると信じられ
ている。現用されて込る幾つかの後退用シールは、最初
はピストンを十分に後退させる。しかしながら、車両の
使用が約−年にも達すると、後退用シールとピストンと
の間の保合が最早均等性を失なう程に摩耗し又は噛み切
られてしまう。この結果、後退が不十分になり、制動終
了時に、ピストンが内方摩擦パッドとロータ又はディス
クとの間の分離を妨げて、所謂ディスクブレーキのひき
づりが起ることになる。
の均等な把持係合が、制動終了時にピストンをキャリパ
の孔内に確実に後退させるために必要であると信じられ
ている。現用されて込る幾つかの後退用シールは、最初
はピストンを十分に後退させる。しかしながら、車両の
使用が約−年にも達すると、後退用シールとピストンと
の間の保合が最早均等性を失なう程に摩耗し又は噛み切
られてしまう。この結果、後退が不十分になり、制動終
了時に、ピストンが内方摩擦パッドとロータ又はディス
クとの間の分離を妨げて、所謂ディスクブレーキのひき
づりが起ることになる。
本発明に係るディス)ブレーキ用シー−V装置は、ピス
トンを収容するキャリパの孔内に後退用シールを受容す
る溝が設けられ、上記後退用シールが装着状態で上記キ
ャリパ及びピストンに密封的に係合するように構成され
たものにおいて、上記後作 適用シールが、その自由状態で、上記溝の多方面より大
径の外周面と、ピストンの外周面に実質的に等しい直径
の内周面とを具、t、かつ上記溝が、制動時におけるピ
ストンの移動方向に対して実質的に直角に延びた第1部
分と溝の内径部分から上記ピストン移動方向に対して第
1の角度をなして延在した第2部分とからなる前方面を
包含し、更に上記後退用シールが上記前方面と対面する
前方壁を有し、同前方壁が上記第2部分と対向しかつ上
記ピストン移動方向に対して上記第1角度と実質的に等
しい第2の角度をなしている内方部分を含み、上記ピス
トンが孔内に収容されたとき上記後退用シールが溝内で
変形して、上記内方部分と上記第2部分との協働により
空間が限界され、同空間は、制動中に上記後退用シール
が同空間内に入シ込む変形を許容して制動終了時にピス
トンを孔内に押し戻すような弾性的復帰力を生起させる
ように構成されたことを特徴とするものである。
トンを収容するキャリパの孔内に後退用シールを受容す
る溝が設けられ、上記後退用シールが装着状態で上記キ
ャリパ及びピストンに密封的に係合するように構成され
たものにおいて、上記後作 適用シールが、その自由状態で、上記溝の多方面より大
径の外周面と、ピストンの外周面に実質的に等しい直径
の内周面とを具、t、かつ上記溝が、制動時におけるピ
ストンの移動方向に対して実質的に直角に延びた第1部
分と溝の内径部分から上記ピストン移動方向に対して第
1の角度をなして延在した第2部分とからなる前方面を
包含し、更に上記後退用シールが上記前方面と対面する
前方壁を有し、同前方壁が上記第2部分と対向しかつ上
記ピストン移動方向に対して上記第1角度と実質的に等
しい第2の角度をなしている内方部分を含み、上記ピス
トンが孔内に収容されたとき上記後退用シールが溝内で
変形して、上記内方部分と上記第2部分との協働により
空間が限界され、同空間は、制動中に上記後退用シール
が同空間内に入シ込む変形を許容して制動終了時にピス
トンを孔内に押し戻すような弾性的復帰力を生起させる
ように構成されたことを特徴とするものである。
本発明の利点は、後退用シールのピストンとの係合部分
が、溝の壁面との間に空間を残置していて、前方壁の半
径方向内方の端縁のかみ込みが実質的に防止されること
である。
が、溝の壁面との間に空間を残置していて、前方壁の半
径方向内方の端縁のかみ込みが実質的に防止されること
である。
以下、本考案の実施例を添付図面について詳細に説明す
る。
る。
ディスクブレーキ10は、ピン装置16のような適宜の
手段によって、ディスク14に対し可動的に装架された
キャリパ12を包含している。キャリパ12は一対の摩
擦パッド18及び20と協働し、制動時にこれらパッド
をディスク14に係合させて、ディスクの回転を減速す
る。又キャリパ12は開口24から端壁26に到る孔2
2を具えている。ピストン28が上記孔22内に嵌装さ
れ、開口24から摩擦パッド18の背面に向って延在し
ている。ピストン28は、キャリパの端壁26と協働し
て圧力室30を限界し、同圧力室は、ブレーキ適用中、
図示しないマスターシリンダのような流体圧力発生装置
からの流体圧力を受容する。
手段によって、ディスク14に対し可動的に装架された
キャリパ12を包含している。キャリパ12は一対の摩
擦パッド18及び20と協働し、制動時にこれらパッド
をディスク14に係合させて、ディスクの回転を減速す
る。又キャリパ12は開口24から端壁26に到る孔2
2を具えている。ピストン28が上記孔22内に嵌装さ
れ、開口24から摩擦パッド18の背面に向って延在し
ている。ピストン28は、キャリパの端壁26と協働し
て圧力室30を限界し、同圧力室は、ブレーキ適用中、
図示しないマスターシリンダのような流体圧力発生装置
からの流体圧力を受容する。
上記圧力室30を外界からシールすると共に、制動終了
時にピストン28を後退させるために、開口24に近接
する孔22の壁面に形成された溝34内に、後退用シー
ル32が配設されている。
時にピストン28を後退させるために、開口24に近接
する孔22の壁面に形成された溝34内に、後退用シー
ル32が配設されている。
防塵用ブーツ36が、ピストン28の端部と孔nの壁面
との間に装架され、ピストン28と孔22の壁面との間
の摺動面に粉塵が侵入することを防止している。第2図
において、溝34は、前方面42と後方面44とを連結
する底面即ち外方面40を含んでいる。前方面42は、
傾斜した隅部46と、ピストン28の移動方向に直角に
延びた第1部分48と、孔22から端#152に向って
延びた第2部分50を含んでいる。上記端縁52は、第
1部分48と第5部分50とが交わって形成され、又第
2部分50は孔22.の壁面に対して角度A(図示の場
合は約600)をなしている。一方、後方面44は、傾
斜した隅部54と、傾斜した第1部分56と、孔22の
壁面に接続する傾斜した端縁58とを包含している。前
方面42は、後方面44と協働して溝34の軸線方向に
関する寸度を限定し、その寸度は半径方向寸度方から内
方忙向って漸次増加するようになって込る。第2図にお
いて、後退用シール32は、その取付前の自由状態忙お
いて溝34と重畳して示されている。後退用シール32
は、その自由状態で溝34の・半径方向の寸度よシ大き
い半径方向寸度を有する外周面60を具えて−る。又後
退用シール32は外方部分66と内方部分68とからな
る前方壁64を有する。
との間に装架され、ピストン28と孔22の壁面との間
の摺動面に粉塵が侵入することを防止している。第2図
において、溝34は、前方面42と後方面44とを連結
する底面即ち外方面40を含んでいる。前方面42は、
傾斜した隅部46と、ピストン28の移動方向に直角に
延びた第1部分48と、孔22から端#152に向って
延びた第2部分50を含んでいる。上記端縁52は、第
1部分48と第5部分50とが交わって形成され、又第
2部分50は孔22.の壁面に対して角度A(図示の場
合は約600)をなしている。一方、後方面44は、傾
斜した隅部54と、傾斜した第1部分56と、孔22の
壁面に接続する傾斜した端縁58とを包含している。前
方面42は、後方面44と協働して溝34の軸線方向に
関する寸度を限定し、その寸度は半径方向寸度方から内
方忙向って漸次増加するようになって込る。第2図にお
いて、後退用シール32は、その取付前の自由状態忙お
いて溝34と重畳して示されている。後退用シール32
は、その自由状態で溝34の・半径方向の寸度よシ大き
い半径方向寸度を有する外周面60を具えて−る。又後
退用シール32は外方部分66と内方部分68とからな
る前方壁64を有する。
外方部分66は、ピストンの移動方向に対して直角に延
び、内方部分68は孔22の壁面と角度Bをなしている
。更に後退用シール32は、前方壁64と同様な後方壁
70を具えておシ、従って前後返転が可能で、溝34内
tの取付けを簡単に行なうことができる。
び、内方部分68は孔22の壁面と角度Bをなしている
。更に後退用シール32は、前方壁64と同様な後方壁
70を具えておシ、従って前後返転が可能で、溝34内
tの取付けを簡単に行なうことができる。
内方部分68は、第2部分50と協働して三角形の空間
72を限界し、同三角形の角Aは実質的に角Bと等しい
。後方壁70は、後方面44と協働して室73を限界す
る。
72を限界し、同三角形の角Aは実質的に角Bと等しい
。後方壁70は、後方面44と協働して室73を限界す
る。
後退用シールが溝34内に装入されたとき、同シールの
内周面62が変形してピストン28と干渉嵌合する。第
3図に示すように、内方部分68と外方部分66との間
の端縁74は、実質的に端縁52と整合している。後方
壁70は底面40の傾斜に応じて反時計方向に回転せし
められる。
内周面62が変形してピストン28と干渉嵌合する。第
3図に示すように、内方部分68と外方部分66との間
の端縁74は、実質的に端縁52と整合している。後方
壁70は底面40の傾斜に応じて反時計方向に回転せし
められる。
ピストン28が孔22内に装入されるとき、後退用シー
ル32は溝34内に保持されるために更に変形される。
ル32は溝34内に保持されるために更に変形される。
空間72の断面積即ち容積は減少するが、内方部分68
はなお空間72を限界するように第2部分50と協働す
る。特に内方部分68は、上記角Bよシや\大き1角C
をなす。角Cは第2部分50に向って開き、角Aは内方
部分68に向って開いている。後退用シール32は、半
径方向外方の部分から半径方向内方の部分に向って実質
的に減少する軸線方向の寸度を有しておシ、制動中に、
流体圧力が圧力室30に伝達され、ピストン28が右方
に押圧される。第5図に示すように、圧力室30内の流
体圧力は、孔22とピストン28との間の半径方向の隙
間を経て室73にも連通ずる。室73内の流体圧力が後
方壁70に作用して、後退用シール32の内周面62に
隣接する半径方向内方部分がピストン28と共に移動し
て右方に撓むように同シールを変形させる。
はなお空間72を限界するように第2部分50と協働す
る。特に内方部分68は、上記角Bよシや\大き1角C
をなす。角Cは第2部分50に向って開き、角Aは内方
部分68に向って開いている。後退用シール32は、半
径方向外方の部分から半径方向内方の部分に向って実質
的に減少する軸線方向の寸度を有しておシ、制動中に、
流体圧力が圧力室30に伝達され、ピストン28が右方
に押圧される。第5図に示すように、圧力室30内の流
体圧力は、孔22とピストン28との間の半径方向の隙
間を経て室73にも連通ずる。室73内の流体圧力が後
方壁70に作用して、後退用シール32の内周面62に
隣接する半径方向内方部分がピストン28と共に移動し
て右方に撓むように同シールを変形させる。
圧力室30に流体圧力が連通される以前の空間72の大
きさは第4図に示されてお、す、制動中は、後退用シー
ル32が前方壁64の方向に変形してこの空間内に入シ
込むが、半径方向内方端縁80の部分で小さくなった空
間72が残る。後退用シール32は第2部分50に対し
て抑圧係合せしめられ、ピストン28の移動方向に対し
て上記第2部分50がなす角度によって、同後退シール
はピストン28に対し強く保合するように変形せしめら
れる。後退用シール32の前方壁64と上記半径方向内
方端縁80との間に空間が残るので、同シールが端縁8
0部分で、かみ込まれたシ、摩耗することがない。従っ
て、後退用シール32の内周面は、ピストン28に対し
て実質的に均等に係合する。
きさは第4図に示されてお、す、制動中は、後退用シー
ル32が前方壁64の方向に変形してこの空間内に入シ
込むが、半径方向内方端縁80の部分で小さくなった空
間72が残る。後退用シール32は第2部分50に対し
て抑圧係合せしめられ、ピストン28の移動方向に対し
て上記第2部分50がなす角度によって、同後退シール
はピストン28に対し強く保合するように変形せしめら
れる。後退用シール32の前方壁64と上記半径方向内
方端縁80との間に空間が残るので、同シールが端縁8
0部分で、かみ込まれたシ、摩耗することがない。従っ
て、後退用シール32の内周面は、ピストン28に対し
て実質的に均等に係合する。
制動が終了したとき、圧力室30及び室73内の流体圧
力が釈放され、変形した後退用シールが、第4図に示さ
れているように、それ自体の弾性によって圧縮された形
状に復帰する。後退用シールが、上記圧縮状態に戻る時
に、その内周面62が左方に移動し、内周面62とピス
トン28との間の保合により、ピストン28が左方に移
動して、第4図の位置を占める。
力が釈放され、変形した後退用シールが、第4図に示さ
れているように、それ自体の弾性によって圧縮された形
状に復帰する。後退用シールが、上記圧縮状態に戻る時
に、その内周面62が左方に移動し、内周面62とピス
トン28との間の保合により、ピストン28が左方に移
動して、第4図の位置を占める。
第1図は本発明に係るシール装置を具備したディスクブ
レーキの側断面図、第2図は第1図において点線で囲ん
だ部分の拡大図であって、自由状態における後退用シー
ルが重畳して示されている。 第3図は、キャリパの溝内に装入された後退用シールの
ピストンが嵌装される以前における状態を示した第2図
同様の図面、第4図は第1図の点線で囲んだ部分の拡大
図、第5図はブレーキ適用時における後退用シールの状
態を示す第4図同様の図面である。 1011・ディスクブレーキ、12−・ギヤ1ツノ(,
2211・孔、28・Φピストン、30@・圧力室、3
2・・後退用シール、34・・溝。
レーキの側断面図、第2図は第1図において点線で囲ん
だ部分の拡大図であって、自由状態における後退用シー
ルが重畳して示されている。 第3図は、キャリパの溝内に装入された後退用シールの
ピストンが嵌装される以前における状態を示した第2図
同様の図面、第4図は第1図の点線で囲んだ部分の拡大
図、第5図はブレーキ適用時における後退用シールの状
態を示す第4図同様の図面である。 1011・ディスクブレーキ、12−・ギヤ1ツノ(,
2211・孔、28・Φピストン、30@・圧力室、3
2・・後退用シール、34・・溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ピストンを収容するキャリノくの孔内に後退用シー
ル(至)を受容する溝(ロ)が設けられ、上記後退用シ
ールが装着状態で上記キャリノ<及びピストンに密封的
に係合するように構成されたものにおhて、上記後退用
シール(2)が、その自由状態で、溝(至)の外方面働
よシ大径の外周面一と、ピストン(至)の外周面に実質
的に等しい直径の内周面一とを具え、かつ上記溝(ロ)
が、制動時におけるピストンの移動方向に対して実質的
に直角に延びた第1部分(財)と溝の内径部分から上記
ピストン移動方向に対して第1の鳴囚をなして延在した
に2部分−とからなる前方面(財)会を包含し、更に上
記後退用シール(至)が上記前方歯動と対面する前方壁
−を有し、同前方壁が上記第2蔀分曽と対向しかつ上記
ピストン移動方向に対して上記第1角囚と実質的に等し
い第2の角IBIをなしている内方部分−を含み、上記
ピストン(至)が孔内に収容されたとき上記後退用シー
ル(至)が溝(ロ)内5で変形して、上記内方部分−と
上記第2部分−との協働により空間四が限界され、同空
間(2)は、制動中に上記後退用シール(至)が同空間
内に入り込む変形を許容して制動終了時にピストン(至
)を孔内に押し戻すような弾性的復帰力を生起させるよ
うに構成されたことを特徴とするディスクブレーキ用シ
ール装置。 2、上記空間(2)が、ピストン翰の軸線を含む平面内
で実質的に三角形をなしていることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のディスクブレーキ用シール装置。 3、上記後退用シール(2)が、制動中、軸線方向に移
動して上記空間(2)内に入シ込むように変形し、同空
間(2)は、上記変形した後退用シール(至)を受容し
たとき上記内方部分−と上記第2部分−とが全面的には
係合しないような充分な大きさを有することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のディスクブレーキ用シー
ル装置。 4、上記後退用シール(イ)が、上記前方壁−と実質的
に同一形状の後方壁(至)を有し、上記溝■内に前後可
逆的に装入し得るように構成されていることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のディスクブレーキ用シー
ル装置。 5、上記第2部分曽及び内方部分−が、各々端縁(52
、74)から半径方向内方に延びており、これら端縁(
52、74)は、上記後退用シール(2)が溝■内に装
入され、かつピストン(至)に係合したとき、実質的に
互に一致するように構成されていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のディスクブレーキ用シール装
置。 6、上記後退用シール(2)は、その半径方向外方の軸
線方向における寸度が、上記溝■の半径方向外方の軸線
方向に関する軸線方向の寸度と大体等しく、また同後退
用シール(至)は、半径方向内方に行くにつれて実質的
に軸線方向の寸度が漸減するように形成され、一方、上
記溝は、半径方向内方に行くにつれて実質的に軸線方向
の寸度が漸増するように形成され、この結果後退用シー
ル(至)の軸線方向最小寸度部分(財)がピストン(ハ
)と係合して、同最小寸度部分−が溝−〇軸線方向最大
寸度部分で軸線方向に移動するように構成されたことを
特徴とする特許請求の範囲第5項記載のディスクブレー
キ用シール装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US355999 | 1982-03-08 | ||
US06/355,999 US4387901A (en) | 1982-03-08 | 1982-03-08 | Retraction seal for a disc brake with anti-nibbling feature |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58166141A true JPS58166141A (ja) | 1983-10-01 |
Family
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