JPS58166052A - 軸方向断面形状を可変としたグラビア圧力ロ−ル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軸方向断面形状を可変としたグラビア圧力ロー
ルに関し、特に可動支持面、とりわけ円柱状支持面と接
触させて使用する場合においてこれらの支持面に対し所
与の大きさの一様な圧力分布を確実に及ぼすためのグラ
ビア圧力ロールに関する。

本発明は特に圧力ロールの死荷重および圧力ロールと支
持面の接触面の作用により概して接触が不完全になりが
ちな比較的長い圧力ロールに適用することにより所期の
効果を達成し得るものである。このような長い圧力ロー
ルにおいては、従来、接触線沿いの圧力が一様でなく、
複雑な法則によって圧、力ｐ−ルの中間部付近の接触圧
が最も低くなる傾向があり、この最低圧力を所与の大き
さにまで高めるには該最低圧力よりや−大きいロールの
ジャケット線沿いの平均圧力に相応する圧力をロールに
加えなければならなかった。

本発明はジャケット接触線が支持面の変形に応じてこれ
と同じ形状を取り得るとともに該ジャケット接触線をこ
れに沿って該支持面とロールとの間に加わる荷重に無関
係とした圧力ロールを提供することを目的とするもので
あり、本発明のこの目的は軸方向断面形状を可変とした
圧力ロールにおいて、円筒形ジャケットと、該円筒形ジ
ャケットの両端壁部をそれぞれ回転可能に受支する軸部
および該ジャケット内において該軸部の間に該軸部と一
体に結合して配設された。中心部を有する各軸アセンシ
リと、該ジャケット内において該心細ア七ンゾリに取付
けられていて該ジャケット側壁にたわみカを伝達するた
めのアクチュエータ手段とよりなる圧力ロールにより達
成される。該アクチュエータ手段はたとえば２つのピボ
ットの回わりに旋回可能でそれぞれ該ピボットのより軸
方向反対向きに伸びる２本のレバーと、該ジャケットの
内壁面に当接させて該レバーにそれぞれ回動可能に嵌込
んだラジアル玉軸受けと、該各レバーに対し軸方向に直
角な力を外向きに及ぼすようそれぞれ配゛設されたピス
トン−シリンダユニットとで構成することができ、該ピ
ストン−シリンダユニットはたとえば油圧等によって作
動させることができる。

以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ詳細に
説明する。

図は本発明の圧力ロールの一実施例の縦断面図で、１は
圧゛カロール全体を示し、２は該圧力ロールの円筒形ジ
ャケットである。該円筒形ジャケット２の内側には各軸
アセンブリ３が配設され、該各軸アセンプリ３はジャケ
ットの両端より外方に突出するシャーナル４を含す軸部
および該軸部の間にこれと一体に結合された中心部５を
有する。

該ジャケット２の両端部は該ジャケットに一体状に固定
されその内壁面７に密着された環状体６により閉じられ
ている。該各項状体６の外面側には四部８が形成され、
該凹部の底部には貫通孔９が該底部と直角な方向に形成
されており、該貫通孔９には該ジャーナル４が半径方向
間隙を置いて回転可能に挿入されているとともに、該凹
部８の内側にはさらに内輪を該ジャーナル４の外面に接
触させてラジアル玉軸受１０が嵌込まれており、これに
よって該ジャケット２は該各軸アセンブリ３に対し回転
可能に支持されている。該各軸部のジャーナル４の外側
の端部はジャケット２より外方に突出してそれぞれ圧力
ロール１の支持部を形成する一方、該ジャーナル４の内
側の端部はそれぞれジャケット２の内方へ貫入して該心
細アセノブ９３０箱状構造体を成す中心部５の各端壁１
２に形成された穴１１に嵌込まれることにより該ジャー
ナル４を該中心部５の箱状構造体に一体状に固定してい
る。

該箱状構造体は上記各端壁１２の他該端壁１２と直角か
つ該ジャケット２の軸線と平行に配設された後壁１３を
有し、さらに該両端壁間には該端壁１２および該後壁１
３に直角に軸方向リゾ１４が張設され該端壁および後壁
に一体状に固定されている。

該中心部５の箱状構造体内部には該後壁１３を底部とす
る２本の圧媒作動式ピストン−シリンダユニット１５が
配設されており、該各ピストンーシリンダユニット１５
の土壁部からはこれを直角方向に貫通するピストンロッ
ド１６が突出しており、該ピストンロッド１６の内端に
はピストン１７が固定されている。該各ピストン１７は
該後壁１３に形成された穴１８を介してシリンダチェン
バに供給される圧媒Ｐの作用により各ピストン−シリン
ダユニット内を変位する。該各ピストンーシリンダユニ
ット１５は該各ジャーナル４の内端近傍において該ジャ
ケット２の軸線方向にほぼ直角に配設されている。

該軸方向リプ１４には上記２本のピストン−シリンダユ
ニット１５の中心部付近において該後壁１３と反対側の
該リゾの自由縁部よりジャケットに向けて半径方向に突
出するリップ部１９が備えられている。

該リップ部１９には該各軸アセンブリ３と直角な方向に
２つのピボット２０が該各軸アセンブリの中点に鏡対称
をなす位置に固定され、該各ピボット２０には該各軸了
センプリとほぼ平行に配設されたレバー２１の一端部が
それぞれ旋回可能に取付けられており、該レバー２１の
他端部はそれぞれ対応するピストンロッド１６の先端に
ほぼ直角に当接している。

該各レバー２１はほぼ円形の横断面を有しそれぞれラジ
アル玉軸受の内輪中に固定状に嵌込まれている。該ラジ
アル玉軸受２２の外輪＆まそれぞれレバー２１を介して
ピストンロッド１６より及ぼされる作用によりジャケッ
ト２の内壁面７に対し押付けられている。

本実施例の圧力ロールにおいてジャケット２に所与の反
りを与えるにはピストン−シリンダユニット１５内に圧
媒を導、大して、、ピストンロッド１６を外方に変位さ
せればよい。

この圧媒はジャーナル４中に配設された圧媒チューブ（
図示せず）を通じて直接穴１８よりピストン−シリンダ
ユニット１５に供給することもできれば、ジャケット２
と環状体６により囲まれるチェンバ全体に圧媒を供給し
て加圧するようにすることも可能である。

該ピストン−シリンダユニット１５中の圧力の増加はこ
れに相応するピストンロッド１６の外方変位およびレバ
ー２１の外方旋回を生じさせるが、レバー２１の外方旋
回にはジャケット２による弾性抗力および各軸アセンブ
リ３による非弾性抗力が作用する。該レバー２１の外方
旋回によって各ラジアル玉軸受２２が外方に押出される
結果、ジャケット２の中心部には外向きのたわみが生じ
、これと共に各軸アセンブリ３も若干反対向きにたわむ
。

上記説明より、ピストン−シリンダユニット１５中の圧
力を増加させることによってジャケット２に所与の外向
きたわみを与えることができ、このたわみ量が印加され
た圧力に比例するものであり、この圧力を解除すると同
時にジャケット２がその弾性によって直ちに元の形状に
復帰するということは明らかであろう。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例の圧力ロールの縦断面図を示す。 １：圧力ロール、２：ジャケット、３：心軸アセンブリ
、４：ジャーナル、５：中−６部、１５：ピストン−シ
リンダユニット、２０　：ヒボツ）、２１ニレバー、２
２ニラシアル玉軸受。 特許出願人 コンポキンフイ　グラフイチソシエテーレスポンサビリ
タ・リミタータ 代理人 市　　　川　　　理　　　吉

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （υ　軸方向断面形状を可変とした圧力ロールにおいて
   、円筒形ジャケットと、該円筒形ジャケットの両端壁部
   をそれぞれ回転可能に受支する軸部および該ジャケット
   内において該軸部の間に該軸部と一体に結合して配設さ
   れた中心部より成る各軸アセンブリと、該ジャケット内
   において該各軸アセンブリに取付けられていて該ジャケ
   ット側壁にたわみ力を伝達するためのアクチュエータ手
   段とより成ることを特徴とする圧力ロール。 （２）　　該アクチュエータ手段が２つのピボットの回
   わりに旋回可能でそれぞれ該ピボットより軸方向反対向
   きに伸びる２本のレバーと、外輪を該ジャケットの内壁
   面に当接させて内輪を該各レバーに回動可能に嵌込んだ
   ラジアル玉軸受と、該各レバーに対し軸方向にほぼ直角
   な外向きの力を及ばずようそれぞれ配設されたピストン
   −シリンダユニットとよりなることを特徴とする特許 に記載の圧力ロール。 （８）　　該アクチュエータ手段の該ピストン−シリン
   ダユニットを空気または油等の圧媒により作動させるこ
   とを特徴とする前記特許請求の範囲第１項または第２項
   に記載のいずれか１項の圧力ロール。 （４）　前記各々のレバーの押圧部材は、圧液によって
   作用されるシリンダピストンユニットよりなっており、
   各々のシリンダはジャケットに対して半径方向に着座さ
   れ、かつ各々のピストンはレバーに対して略直角に配置
   されることを特徴とする特許請求の範囲第１項または第
   ２項に記載の圧力ロール０