JPS58165743A - 精製タマリンドガムの製造法 - Google Patents
精製タマリンドガムの製造法Info
- Publication number
- JPS58165743A JPS58165743A JP57047116A JP4711682A JPS58165743A JP S58165743 A JPS58165743 A JP S58165743A JP 57047116 A JP57047116 A JP 57047116A JP 4711682 A JP4711682 A JP 4711682A JP S58165743 A JPS58165743 A JP S58165743A
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- JP
- Japan
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- tamarind gum
- water
- soluble
- separated
- recovered
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は熱帯地方に産する豆科植物タマリンダスインデ
ィカ（Ｔａｍａｒｉｎ市＋ｓ １ｎｄｉｃａ ＬＩｙｚ
）の種子から得られる粗タマリンドガム粉末より工業的
に安価でしかも品質の優れた精製タマリンドガムの製造
方法に関するものである。
ィカ（Ｔａｍａｒｉｎ市＋ｓ １ｎｄｉｃａ ＬＩｙｚ
）の種子から得られる粗タマリンドガム粉末より工業的
に安価でしかも品質の優れた精製タマリンドガムの製造
方法に関するものである。
タマリンドガムは、上記タマリンダス インディカの種
子の主成分であり、王と１７で、グルコース、キシロー
ス、ガラクトースからなる天然多糖類であり、近年その
特徴ある物件を利用した用途開発が進み１食品のゲル什
剤、増粘剤および安定剤として需要が増加しているもの
である。
子の主成分であり、王と１７で、グルコース、キシロー
ス、ガラクトースからなる天然多糖類であり、近年その
特徴ある物件を利用した用途開発が進み１食品のゲル什
剤、増粘剤および安定剤として需要が増加しているもの
である。
タマリンドカムの製造方法については、従来いくつかの
報告があるが、いずれもタマリンダスインディカの種子
の粉末を熱水抽出し、抽出液に水溶性４＝ｒ機清媒を加
え、ガムを沈澱させるか、あるいは抽出液に中性硫酸塩
を加えてガムを塩析させる等の方法がとしれている。こ
のように、多糖類を＃解する方法においては、その後残
渣を除去する際に、＃の粘度が尚く１分離がきわめて困
難となるため、比較的低粘度で抽出を行わざるを得ない
。そのため、大量の溶媒あるいは塩を必要とし、−ｆ：
のコストあるいは１回収コストが莫大となり、工業的に
適用できるような効率的な製造方法とは言い難い。
報告があるが、いずれもタマリンダスインディカの種子
の粉末を熱水抽出し、抽出液に水溶性４＝ｒ機清媒を加
え、ガムを沈澱させるか、あるいは抽出液に中性硫酸塩
を加えてガムを塩析させる等の方法がとしれている。こ
のように、多糖類を＃解する方法においては、その後残
渣を除去する際に、＃の粘度が尚く１分離がきわめて困
難となるため、比較的低粘度で抽出を行わざるを得ない
。そのため、大量の溶媒あるいは塩を必要とし、−ｆ：
のコストあるいは１回収コストが莫大となり、工業的に
適用できるような効率的な製造方法とは言い難い。
本発明者らは、クマリンダス インディカの種子中に含
丑ｎる多糖類以外の成分で、タマリンドガムの物性に影
響を与えるものが、主として蛋白仙および脂肪である事
に看目し、これを該微粉末から選択的に可溶化させる方
法について鋭意研究を改ねた結果、工業的に安価に、し
かも品質的に１憂ｎた）ｒ′Ｉ！製タマリ／ドガムを製
造する方法を見い出すに至ったものである。
丑ｎる多糖類以外の成分で、タマリンドガムの物性に影
響を与えるものが、主として蛋白仙および脂肪である事
に看目し、これを該微粉末から選択的に可溶化させる方
法について鋭意研究を改ねた結果、工業的に安価に、し
かも品質的に１憂ｎた）ｒ′Ｉ！製タマリ／ドガムを製
造する方法を見い出すに至ったものである。
すなわち１本発明は、タマリンダス インディカ種子の
粉末を水あるいは、水溶性有機溶媒と水の混合溶液にケ
ン７蜀し、タマリンドガムが溶解しない温度範囲におい
て蛋白分解酵素および脂肪分解酵素を作用させ、該粉末
から蛋白質および脂肪を選択的に可溶イヒすると同時に
、水浴性の不純物も可溶化し、これを除去して、土層性
残渣として残ったタマリンドガムを回収する。次いで、
１ｌｊＩ収されたタマリンドガム残渣を可溶化する事
なく。
粉末を水あるいは、水溶性有機溶媒と水の混合溶液にケ
ン７蜀し、タマリンドガムが溶解しない温度範囲におい
て蛋白分解酵素および脂肪分解酵素を作用させ、該粉末
から蛋白質および脂肪を選択的に可溶イヒすると同時に
、水浴性の不純物も可溶化し、これを除去して、土層性
残渣として残ったタマリンドガムを回収する。次いで、
１ｌｊＩ収されたタマリンドガム残渣を可溶化する事
なく。
乾燥する事からなる精製タマリンドガムの製造法がほと
んど上昇せず、タマリンドガムからなる残渣をきわめて
容易に分離回収できる事。（２）不純物のみを選択的に
しかも酵素的に１余去するため、多糖類のロスがきわめ
て少なく、従来法に比べ大幅な収率向上が可能となった
。（８）加熱処理しないため、多糖類の分解、変性が起
こらない。という特 、徴を有し、従来法で
は考えられなかった画期的なりマリンドガムの製造方法
である。酵素の使用は少量で十分な効果があるうえ、酵
素は反応液から限外洒過膜により回収し、再使用する事
が可能であり、酵素のコストはきわめて低いものとなる
。
んど上昇せず、タマリンドガムからなる残渣をきわめて
容易に分離回収できる事。（２）不純物のみを選択的に
しかも酵素的に１余去するため、多糖類のロスがきわめ
て少なく、従来法に比べ大幅な収率向上が可能となった
。（８）加熱処理しないため、多糖類の分解、変性が起
こらない。という特 、徴を有し、従来法で
は考えられなかった画期的なりマリンドガムの製造方法
である。酵素の使用は少量で十分な効果があるうえ、酵
素は反応液から限外洒過膜により回収し、再使用する事
が可能であり、酵素のコストはきわめて低いものとなる
。
す、下更に本発明の方法について詳細に説明する。
タマリンダス インディカの種子の微粉末を濃度０．５
〜２０％となるよう、好ましくは１〜ＩＯ％になるよう
に水捷たは、水溶性有機溶媒と水の混合液にケン濁し、
ｐＨ２〜１８の範囲において。
〜２０％となるよう、好ましくは１〜ＩＯ％になるよう
に水捷たは、水溶性有機溶媒と水の混合液にケン濁し、
ｐＨ２〜１８の範囲において。
タマリンドガムが溶解しない温度範囲、好ましくは２０
〜６０℃において酵素反応を行わせる。該酵素反応に使
用する酵素としては、蛋白分解酵素″として、動物、植
物、＃生物由来の酸性プロテアーゼ、中性グロテアーゼ
、アルカリグロチアーゼ。
〜６０℃において酵素反応を行わせる。該酵素反応に使
用する酵素としては、蛋白分解酵素″として、動物、植
物、＃生物由来の酸性プロテアーゼ、中性グロテアーゼ
、アルカリグロチアーゼ。
が使用される。また、脂肪分解酵素として、動物。
微生物由来のリパーゼが使用される。
酵素反応後、タマリンドガムを含む残渣は、遠心分離機
あるいは、濾過機あるいは自然沈降により分１ｉ１１＃
回収し、必要ならば再び水にケン濁し、同様の方法で分
離回収する。次に、これを乾燥する事により目的の熱水
可溶性タマリンドガムが得られるが、乾燥方法としては
、熱風乾燥、噴霧乾燥。
あるいは、濾過機あるいは自然沈降により分１ｉ１１＃
回収し、必要ならば再び水にケン濁し、同様の方法で分
離回収する。次に、これを乾燥する事により目的の熱水
可溶性タマリンドガムが得られるが、乾燥方法としては
、熱風乾燥、噴霧乾燥。
ドラム式乾燥２等が使用できる。
一方、酵素処理後分離回収したタマリンドガムを１％〜
２０％の濃度に水にケン濁し、これを６０°Ｃ以上、好
ましくは、６０“ｃ−１２０°Ｃに加熱する事によりタ
マリンドガムを溶解し、これを噴霧乾燥、ドラムドライ
等の乾燥方法で乾燥する事により、冷水可溶性タマリン
ドガムが得られる。
２０％の濃度に水にケン濁し、これを６０°Ｃ以上、好
ましくは、６０“ｃ−１２０°Ｃに加熱する事によりタ
マリンドガムを溶解し、これを噴霧乾燥、ドラムドライ
等の乾燥方法で乾燥する事により、冷水可溶性タマリン
ドガムが得られる。
以下に実施例により２本発明を説明するが２本発明は、
これらに何ら限定されるものではない。
これらに何ら限定されるものではない。
実施例 ｌ
タマリンダス インディカの粉末（８０メツシユ）ｌＯ
Ｋｔを１００ｔの水にケン濁し、これに。
Ｋｔを１００ｔの水にケン濁し、これに。
プロナーゼ（科研化学■） ヲ１００ ｐｐｍ 、
ＩＩパーゼ「サイケン」５０（■大阪細菌研究所）を１
１００ｐｐ添加し、４０“Ｃで１０ｈｒゆるやかに攪拌
しつつ反応させた後、真空ＦｊＭ機にて残渣を分離回収
した。これを５０１の冷水にケン濁し、再び真空濾過機
にて残渣を回収し７．これを熱風乾燥機にて乾燥し、粗
粉砕機にかけて、熱水可溶性槽製タマリントガム７、２
Ｋｑを得た。製品の蛋白含量は１．０係、１１１↑肋
含計は１．０％であった。
ＩＩパーゼ「サイケン」５０（■大阪細菌研究所）を１
１００ｐｐ添加し、４０“Ｃで１０ｈｒゆるやかに攪拌
しつつ反応させた後、真空ＦｊＭ機にて残渣を分離回収
した。これを５０１の冷水にケン濁し、再び真空濾過機
にて残渣を回収し７．これを熱風乾燥機にて乾燥し、粗
粉砕機にかけて、熱水可溶性槽製タマリントガム７、２
Ｋｑを得た。製品の蛋白含量は１．０係、１１１↑肋
含計は１．０％であった。
実施例 ２
タマリンダス インディカの粉末（１００メツシユ）ｌ
ＯＫｇを４０％のメタノール水溶液１００ｔにケン濁し
、これに、プロナーゼ（科研化学■）を２０ （ｌ ｐ
ｐｍ 、 リパーゼ「サイケン」５０（■犬阪細醒研
究所）を２００ ｐｐｍ添加し、５０°Ｃで１６ ｈｒ
ゆるやかに攪拌しつつ反応させた後、シャープレス遠心
分離機により、残渣を分離回収し、こｎを再び１００ｔ
の冷水にクン濁し、同じくシャ？ 一プレス遠心分離機により残渣を分離回収した。
ＯＫｇを４０％のメタノール水溶液１００ｔにケン濁し
、これに、プロナーゼ（科研化学■）を２０ （ｌ ｐ
ｐｍ 、 リパーゼ「サイケン」５０（■犬阪細醒研
究所）を２００ ｐｐｍ添加し、５０°Ｃで１６ ｈｒ
ゆるやかに攪拌しつつ反応させた後、シャープレス遠心
分離機により、残渣を分離回収し、こｎを再び１００ｔ
の冷水にクン濁し、同じくシャ？ 一プレス遠心分離機により残渣を分離回収した。
こｎを］００ｔの水にケン濁した後連続加熱装置にて９
０°Ｃに加熱し１次いで噴霧乾燥機にて乾燥し、冷水可
溶性精製タマリンドガム７、２ Ｋｆを得た。
０°Ｃに加熱し１次いで噴霧乾燥機にて乾燥し、冷水可
溶性精製タマリンドガム７、２ Ｋｆを得た。
製品の蛋白含′ｊＢ′０，５％、脂肪含量０．７％であ
った。
った。
一方、プロテアーゼ処理後、タマリンドガムから成る残
渣を分離除去した上澄１００ｔを、１ｏｔに減圧濃縮し
た後、こ扛にメタノール２０７を加え１発生した沈澱物
を分離回収し、真空乾燥する事により、冷水可溶性タマ
リンドガム５００ｖを得た。この冷水可溶性タマリンド
ガムの蛋白含量は０．８％、脂肪含量は０．８％であっ
た。
渣を分離除去した上澄１００ｔを、１ｏｔに減圧濃縮し
た後、こ扛にメタノール２０７を加え１発生した沈澱物
を分離回収し、真空乾燥する事により、冷水可溶性タマ
リンドガム５００ｖを得た。この冷水可溶性タマリンド
ガムの蛋白含量は０．８％、脂肪含量は０．８％であっ
た。
特許出願人 株式会社 興人
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１） タマリンド種子の粉末を水、または、アルコ
ール氷溶液にケン濁し、これに蛋白質分解酵素および脂
肪分解酵素を加え、粗粉末中に含有される蛋白質および
脂肪を分解可溶化させる事を特徴とする精製タマリンド
ガムの製造法。 （２）酵素反応後、タマリンドガムを含む残渣を分離回
収し、これを溶解する事なしに、乾燥し熱水可溶性タマ
リンドガムを得ることを特徴とする特許請求の範囲第１
項の精製タマリンドガムの製造法。 （８）酵究反応後、タマリンドガムを含む残渣を分離除
去した溶液に、水浴性の／ｌＥｆ機溶媒全溶媒、多糖類
を沈澱させる事により冷水可溶性タマリンドガムを回収
する事を特徴とする特許請求の範囲ｌ５ｇ１項のｆｆ製
タマリンドガムの製造法。 （４）酵素反応後、タマリンドガムを含む残渣を分離回
収し、これを一旦加熱溶解した後、乾燥し冷水可溶性タ
マリンドガムを得る事を特徴とする特許請求の範囲第１
項の精製タマリンドガムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57047116A JPS58165743A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 精製タマリンドガムの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57047116A JPS58165743A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 精製タマリンドガムの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58165743A true JPS58165743A (ja) | 1983-09-30 |
| JPS645041B2 JPS645041B2 (ja) | 1989-01-27 |
Family
ID=12766194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57047116A Granted JPS58165743A (ja) | 1982-03-26 | 1982-03-26 | 精製タマリンドガムの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58165743A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6422901A (en) * | 1987-07-16 | 1989-01-25 | Shikibo Ltd | Production of polysaccharide from tamarind seed |
| JPH01266101A (ja) * | 1988-04-19 | 1989-10-24 | Minezaki Shokai:Kk | タマリンド種子原末の精製法 |
| CN1034278C (zh) * | 1994-06-08 | 1997-03-19 | 王荣先 | 罗望子胶的制备方法 |
| JP2011246413A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | α―グリコシダーゼ阻害剤 |
| JP2015078213A (ja) * | 2014-12-04 | 2015-04-23 | 三菱レイヨン株式会社 | α−グリコシダーゼ阻害剤 |
-
1982
- 1982-03-26 JP JP57047116A patent/JPS58165743A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6422901A (en) * | 1987-07-16 | 1989-01-25 | Shikibo Ltd | Production of polysaccharide from tamarind seed |
| JPH0240682B2 (ja) * | 1987-07-16 | 1990-09-12 | Shikibo Ltd | |
| JPH01266101A (ja) * | 1988-04-19 | 1989-10-24 | Minezaki Shokai:Kk | タマリンド種子原末の精製法 |
| CN1034278C (zh) * | 1994-06-08 | 1997-03-19 | 王荣先 | 罗望子胶的制备方法 |
| JP2011246413A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | α―グリコシダーゼ阻害剤 |
| JP2015078213A (ja) * | 2014-12-04 | 2015-04-23 | 三菱レイヨン株式会社 | α−グリコシダーゼ阻害剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS645041B2 (ja) | 1989-01-27 |
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